小樽市議会 平成28年第2回定例会 2016年6月14日
市長の政治姿勢について
2016年6月14日、小樽市議会の一般質問で、高野さくら議員が「市長の政治姿勢について」質問し、市長 森井秀明、副市長 上林猛、医療保険部長 小山秀昭、教育長 林秀樹、建設部長 相庭孝昭が答弁しました。
- 質問者
- 高野さくら 議員
- 答弁者
- 市長 森井秀明、副市長 上林猛、医療保険部長 小山秀昭、教育長 林秀樹、建設部長 相庭孝昭
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 高野さくら
5項目めの質問に移ります。市長の政治姿勢について質問いたします。最初に、憲法改正の動きについてです。憲法は、国民が主体となって権利、自由を守るために国家権力を制限するという最高法規です。日本国憲法のように人権保障のために憲法によって権力を制限する立憲主義が近代の法治国家のあり方ですが、今、安倍晋三内閣は、立憲主義を破壊し、国民の権利や自由を保障する憲法を大きく変えようとしています。日本国憲法を変えようとすることについて市長はどう思いますか。自民党の日本国憲法改正草案では、9条は全面的に書き換えられ、戦争の根拠規定になっています。「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」という規定を削除し、改憲案9条2項では、国防軍の創設が明記され、国防軍の国際活動、機密保持、裁判所、領土保全義務まで盛り込まれました。NHKが5月2日に発表した「憲法に関する意識調査」では、憲法改正について「改正する必要はないと思う」が昨年の約 25 パーセントから約 31 パーセントに増加し、「改正する必要はないと思う」の理由として最も多いのは「戦争放棄を定めた憲法9条を守りたいから」で、約 70 パーセントでした。朝日新聞デジタルによると、朝日新聞社が3月から4月に実施した世論調査でも、憲法を「変える必要はない」が昨年3月調査の 48 パーセントから 55 パーセントに増加し、「変える必要がある」は、昨年の 43 パーセントから 37 パーセントに減少しました。憲法9条についてはより鮮明で、「変えない方がよい」が昨年の 63 パーセントから 68 パーセントに増加し、「変える方がよい」は 27 パーセントでした。昨年9月には、多くの憲法学者が憲法違反と指摘する安全保障関連法制が成立しましたが、安保法制の反対を求める国民の声が大きく広がり、6月1日付けで日本共産党が把握しているだけでも小樽市内で安保法制反対署名が約2万筆に上っています。9条を守りたいという市民の声について市長はどう思いますか。次に、市政運営について伺います。森井市長が就任してから1年が経過しました。副市長人事が決まらなくて、決まったと思ったら、その数か月後には総務部長が空席となる事態になっています。日本共産党は、カジノ誘致の撤回、子供の医療費の助成拡大、駅舎バリアフリー化の前進など、幾つかの課題で評価をしています。しかし、市長の市政運営においての問題は、一言で言えば民主的運営に欠けるということです。(「そうだ」と呼ぶ者あり)(「そうだ、よく言った」と呼ぶ者あり)昨年の第3回定例会の日本共産党の代表質問で、市長は、参与の問題も含め、「第2回定例会に至る人事問題で拙速に物事を進めてしまったとお考えでしょうか」と聞いたところ、市長は、「性急ではないかとの御心配をいただいておりますことには、私としても今後の市政運営に当たり、心にとめておきたいと思っております」と答弁しました。この答弁を受け、続く第4回定例会の代表質問では「市政を執行するに当たっては、しっかり本来とるべき手段で事を行うことが必要です」と述べて、「市長において新たな提案をするときに、拙速すぎる判断をしているという意識はお持ちか」と質問し、市長は「所管部におきましても十分に検討を重ねた上で提案しておりますので、全てが拙速であるという認識はございません」と答弁しました。また、昨年の第3回定例会での副市長の人事案件については、市長一人で考えるのではなく、幹部職員と相談して決めてほしいと提案し、討論では、市政においても、批判の声に耳を傾け、真摯に向き合わない市政運営を続けていると市民の信頼を失うことを指摘しました。主権者である市民の声を第一にする市政運営と市役所庁内での合意形成への努力を呼びかけました。このように、日本共産党として議会を通じ、又は機会があり市長と懇談できたときも含め、民主的に進めることを提案してきました。市長は、このような日本共産党の指摘に対して、どのような認識を持ち、対応してきたのでしょうか。今年の人事異動では、1年で異動するなどの事例が生まれています。管理職がたった1年で異動すると市政に影響が出ることは容易に想像ができます。また、新しい事業に取り組んでいる課では、市民から苦情も出ています。人事権は市長にありますが、今回の人事異動に当たって、所管部の意見はどのように聞いたのでしょうか。また、事業の継続性、新しい事業の取組に影響がないと考えたのでしょうか。総務部長が不在となっておりますが、この間、任命できなかった理由をお答えください。昨年の5月 28 日に行われた管理職人事異動に関しての市長記者レクチャー記録を拝見すると、記者の「市長は、前の会見でも市政の現状や諸課題を把握するのに時間がかかっていると言っていましたが、これだけ多くの職員を替えて、市政への混乱などの影響は懸念されないのでしょうか」との質問に対し、市長は、「職員の皆さんはそれぞれ大変優秀だと思っています。人事ですから必ずしも万全ということではありませんので、混乱等については多少は起きるかもしれませんが、お話しされるほどの心配はない」と述べられ、職員は優秀と評価しています。市長が職員を優秀だと思っているのであれば、総務部長は庁内から出すべきではないでしょうか。議会と政策は違い、まちづくりの方向性が違い、意見が対立することはあり得ることです。市長は、従来と異なる方法で市政を執行しようとしているかもしれません。しかし、議会で意見が出される問題の多くで、所管部で慎重な議論の上に出されているのか、市職員の納得が得られているのか疑問に思うことがあります。(「そのとおりだ」と呼ぶ者あり)市職員からの信頼をかち得ていると考えるのか。考えているとしたら、その事例を示していただき、信頼がないと考えているのなら、どのようにして信頼関係を築いていくのか、お考えをお答えください。地方公務員法では第 30 条で「すべて職員は、全体の奉仕者として公共の利益のため勤務し、且つ、職務の遂行に当つては全力を挙げてこれに専念しなければならない。」とあるように、市職員は全体の奉仕者であり、市長の奉仕者となってはなりません。(発言する者あり)これが政治資金規正法違反事件の教訓であります。市長がさまざまな改革を進めていきたいのであれば、市長の言いなりになる職員や市長の顔色をうかがう職員をつくるのではなく、意見を交わし合う職場づくり、文字どおり市民の役に立つところである市役所が必要です。(「そうだ」と呼ぶ者あり)そのために市長の果たす役割が大きいことは言うまでもありません。1年目は、ドリームビーチ、参与、除雪体制や貸出ダンプなどで十分な検討や議論がなく、市長の強い思いで進められてきた1年だったと思います。(「同感です」と呼ぶ者あり)2年目を担うに当たり、十分な議論と市職員の納得を基本にし、民主的な運営を望みます。見解をお示しください。以上、再質問を留保し、質問を終わります。(拍手)(「よく言った」と呼ぶ者あり)
答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)
ただいま、私の政治姿勢について御質問がありました。初めに、憲法改正の動きについてですが、まず、安倍内閣が憲法を変えようとしていることにつきましては、日本国憲法は日本国民のための憲法でありますことから、改正することの是非も含めてどうあるべきかを国民全体でしっかり考え、議論することが重要であるものと認識しております。この件につきましては、国政の場において、国民全体の意思がしっかり反映されるよう時間をかけて慎重かつ十分に検討、審議していただきたいと考えております。次に、憲法9条を守りたいという市民の声に対する見解につきましては、市民の皆様の貴重な御意見であり、尊重すべき思いであるものと受け止めております。今後とも引き続き、市民の皆様からさまざまな御意見を聞かせていただき、市民、ひいては国民全体における憲法9条に対する議論がより一層深められることを願っているところであります。次に、市政運営についてですが、まず、日本共産党の指摘に対する認識等につきましては、私の市政運営に対して御指摘や御提案をいただけることは大変ありがたいことであり、現在も心にとどめているところであります。今後とも、よりよい市政運営と市政の発展のために、市民の声を大切にすることはもちろん、議会の中で、皆様と十分な政策議論を行った上で協力を得られるよう努めてまいりたいと考えております。(発言する者あり)次に、このたびの人事異動に当たっての各部からの意見聴取の方法につきましては、従前どおり事前に各部から内申書などの書面により希望が出されております。また、今年度の異動から管理職の内申につきましては、従前の昇任用、異動用の様式に、新たに留任用の様式を追加し、医師を除く次長職及び課長職全てについて、その評価が各部から提出される取扱いに改めたところです。これらの書面のほか、各部長等に対しましては、必要に応じ直接聞き取りなども行ってございます。異動による事業の継続性、新しい事業の取組への影響につきましては、私は、この2度の人事異動に当たりましては、職員が能力を発揮できる環境を整えることを念頭に適材適所の配置に努めたところでありますし、また、業務の執行は、組織的な取組として行われるものでありますので、人事異動が事業の継続性などに影響を及ぼすことはないものと考えております。次に、この間、総務部長を任命できなかった理由につきましては、現在まで内部、外部に縛られることなく幅広く人選を行ってきているところであり、また、北海道に対しましても職員派遣の要請をさせていただいている経過もありますことから、最終的なところまでは、まだ絞りきれていないというのが現状であります。(発言する者あり)次に、総務部長は庁内から選任すべきとの御意見につきましては、私は、職員は優秀だと思っておりますので、ただいま申し上げましたとおり、内部からの選任も含めて検討しているところであります。(発言する者あり)次に、職員との信頼関係につきましては、就任からこれまでの1年間、職員とは政策議論などを通じ対話を重ねてきているところであり、職員は日々、市政運営に邁進しており、支障なく業務は進められているものと感じております。私自身、職員の頑張りを評価しているところでありますが、より円滑な行政運営を進めるためにも、今後、一層職員との対話の機会を増やし、私の政策に対する考え方を浸透させるとともに、さらなる信頼関係の構築を図ってまいりたいと考えております。次に、2年目に向けた行政運営につきましては、ただいま申し上げましたとおり、より円滑な行政運営を進めるためには、今後、一層職員との対話の機会を増やし、私の政策に対する考え方を浸透させることが必要と考えております。このことを日々念頭に置き、力強いリーダーシップを発揮しながら、職員と一丸となって、今後とも行政運営に努めてまいりたいと考えております。(「議長、7番」と呼ぶ者あり)
再質問 7番 高野さくら
再質問に入る前に答弁漏れがございます。新市営室内水泳プールについて、私は、市長はいつまでに市営室内水泳プールをつくりたいと思っていますかと、市長の思いをお聞かせくださいと伺いましたけれども、市長は、私といたしましても一日も早くと述べて小樽市の考えを述べたものです。改めて、市長はいつまでにつくりたいと思っているのかしっかりお答えください。次に、ふれあいパスについて、私は、いつまでにアンケートの内容、結論を出すのでしょうかと伺いましたが、いつまでに結論を出すというはっきりとしたお答えがございませんでした。周産期医療についても、周産期医療の再開に向けて、これまでの取組をどう分析しているのかという質問に対して、これまでの経過は述べていたのですけれども、経過ではなく小樽市の分析をしっかりお答えいただきたいと思います。
答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)
3点、答弁漏れがあったということだったかと思います。1点目がプールのお話だったかと思いますけれども、私は、先ほどの答弁の中で私自身のお気持ちは伝えたと思っております。私としては一日も早く建設をしたいと思っている、この気持ちはお伝えしました。ただ、現状では具体的な時期をお示しする段階に至っていないので、そこまでお話ができなかったというところでございますので、私は聞かれたことについて答弁をさせていただいたと思っております。(発言する者あり)それと2点目、ふれあいパスのアンケートについて、いつまでに結論を出すのかということについて答弁漏れだということでよろしいでしょうか。これにつきましても、今、鋭意整理している最中でございます。それが整理され次第、そのアンケートを出す時期が決まって、それに伴い集計する時期が決まってきますので、まだその日程が、申しわけありませんが決まっておりませんので、先ほどのように答弁をさせていただいたというのが2点目でございます。(「結局決めておかないと、いつまでもやることになるでしょう」と呼ぶ者あり)(「何で安斎さんが」と呼ぶ者あり)(発言する者あり)周産期。(「周産期」と呼ぶ者あり)(「政策議論なんかできないじゃないですか、こんなことやってたら」 と呼ぶ者あり)周産期医療におきましては、この1年間、病院局長が中心となって、医育大学や北海道も含めた関係機関からさまざまなお話をいただいていて、現在、情報収集してきたところでございますので、これからそれを基に北後志の協議会の中で、改めてその分析をするとともに、協会病院側からの分析の下における課題解決であったり、又は施設改修等も含めてお話をいただいて、これからそれを具体的に取り組んでいくということでございますので、先ほど答弁させていただいた内容でお伝えをさせていただいたところでございます。(発言する者あり)(「議長、7番」と呼ぶ者あり)
再質問 7番 高野さくら
今、プールのこともそうなのですけれども、私は、いつまでに結論を出すのかということを聞いていたので、それがやはり具体的にいつまでにこういうふうにしていきたいというはっきりしたお答えがなかったので、すごく残念だなと思いました。小樽駅前にプールがあったときは、約 16 団体が利用して、年間約5万人の人が利用されていました。現在、駅前のプールがなくなって高島のプールに通っている方もおります。障害を持っている方 1,300人、70 歳以上 1,800 人、小・中学生 4,000 人、そのほかの一般の人を合わせると年間約2万 2,000 人の人が高島のプールを利用されておりますけれども、高島のプールにはスロープがないので、車椅子の方を抱きかかえてプールのところまで連れていく。また、一人で脱衣できない方は、脱衣所でマットを敷いて、その上で着替えをしたりするのだけれども、脱衣所がすごく狭いため、ほかの利用者が、着替えをしている上をまたいでいくというような状況であります。また、交通便でも以前よりかなり不便であって、工事もたびたび入って使用ができないこともよくあると聞いています。今年 11 月下旬から来年2月下旬まで、耐震化のために天井部分の工事が入り、約4か月使用できなくなる予定です。利用されている方の中には、プールに通って足を鍛えている人もいて、この工事でプールが利用できない4か月の間に車椅子になってしまうのではないかと心配の声も聞いています。小樽市室内水泳プールの存続を求める会の方が今月の7日にも各会派を周り、一刻も早く建設を求め要請に来ておりました。やはりその背景には、前市長が議会で、私はプールをつくらないとは言っていないと、こういうことを答弁していましたけれども、結局つくらなかったということがありました。それで、市長も公約にプールの建設を掲げて、新しい市長にかわって、市長公約でもあるから今度こそプールが建設されるのではないかと、そういう期待も大きかった反面、今の答弁でも全く進捗状況が見えないので、やはり本当に実際、プールは建設されないのではないかという、そういう市民の声があり、不安に思っている、こういうことです。昨日の自民党の代表質問に対する副市長の答弁で、民有地複合施設、財源なども検討して前向きに進んでいると思う、公共施設管理計画を 28 年度中に作成するけれども、大分絞り込んでいると感じているという答弁がありました。このように前向きに進み、絞り込んでいると言っているのであれば、もう今年度中に建設計画を示せるのではないでしょうか、お答えください。あと、国保について、市内に住む 65 歳以上の夫婦で、夫の年金がなく、妻の年金も月5万円を切り、70 歳を過ぎても働いているけれども、年収の1割以上になる月々3万 8,650 円の保険料の支払が本当に大変で、もう支払いできるものではないと、こういうことも聞いています。国保特別会計の平成 27 年度決算における一般会計からの法定外繰入額は、1人当たり旭川市で1万4,558 円、帯広市で 8,271 円の予定になっております。小樽市は、1人当たり 54 円になっています。保険料が高くて払えない人が資格証明書を交付されている、こういう実態を見れば、他都市のように一般会計からの繰入れを行って、被保険者の影響を少なくするのが自治体の役割ではないでしょうか。再度お答えください。また、実際に国保料が上がって、今年2倍近く上がる方もいます。安倍内閣が消費税5パーセントから8パーセントに引き上げするときに、消費税分を社会保障に回すと言っておりましたので、もっと国に対しても国庫支出金の引上げを要求するべきではないでしょうか。お答えください。ふれあいパスについて、本当ははっきりいつまでにという答弁をいただきたかったのです。このふれあいパスという制度自体、市民が運動してかち得たものです。最初に署名と請願が議会に出されたのが1977 年、今から 41 年前で、その後も実現のために市民から小樽でも敬老パス、こういう制度をつくってほしいという声や陳情、また、署名も2万 4,000 筆以上が集まりました。そして議会に請願書が初めて出されてから、もう 20 年以上たってやっと実現し、これがふれあいパスになっているわけです。実際にふれあいパスが実現になったときは、「老壮大学に楽しんで通っていたけれども、バス代が大変だった。これからは安心して通える」など、本当に喜びの声が多く寄せられていたと聞いています。昨年、市長は、老人クラブの方から利用制限をしないでほしいという声を聞き、どのように受け止めているのでしょうか。また、今年、市が利用制限を取りやめたことに対して、ふれあいパスをよく利用している方からよかったと聞いていましたけれども、市長が常々言っている暮らす人には優しい、市民幸福度の高いまちを実現するのであれば、利用制限することなく、高齢者にとって幸せな施策を行うべきではないでしょうか、お答えください。あと、回数券の購入場所について、先ほどバスの車内中等々ありましたけれども、実際にバスの車内では購入しにくいという声もよく聞いております。特に混雑しているときには、周りの方に嫌な顔をされたりすることもあり買いにくいため、現金で乗車する人もいると聞いています。また、バスの車内以外では、小樽バスターミナル、真栄営業所、色内営業所の3か所でしか回数券を買うことができません。特に中心部以外に住んでいる方は、中心部まで出てこなければ回数券を買えないという状況であります。特定の場所でしか回数券を買うことができない状況で、利用しやすいと、こういうことが言えるのでしょうか。お答えください。また、中央バスの朝里車庫や手宮バスターミナルで回数券を買いたいと求める人もいると聞いています。特にこの小樽市ふれあいパス利用状況調査結果を見ても、購入冊数が 12 冊以上、赤岩、塩谷の北西部地域、朝里、桜町などの東部地域の方は特に買いにくいため、お金があるときに中心部に出てきてまとめ買いをしている方も多いと、こういうことも聞いています。中央バスの車庫に回数券を置いていただくことや郵便局、店舗に置いてもらうことなど、もう少し回数券の購入場所を増やせないのかお答えください。あと、待機児童について、やはり正規職員を増やさなければ、保育士の担い手は確保できないと考えます。再度お答えください。あと、保育士就労支援補助金について、就業してから3か月のあいだに、エプロン等を購入した際に領収書を保管して申請すると、一度だけ補助金を受け取ることができるということなのですけれども、やはり就労支援というのであれば、補助対象期間は就業してから3か月間ではなく、せめて1年とかに期間を延ばすべきでありますし、それにやはり就労支援というのであれば先に補助金を支払うべきだと思うのです。(「それ違う、3か月就労するっていう期限だけなんじゃないの」と呼ぶ者あり)市外の方は、市内の人より 10 万円上乗せして 20 万円を補助上限にしたりしていますけれども、やはり引っ越したりするときはお金がかかるわけですよね。やはりお金がある人でないと、こういう支援も受けられないということになりますので、再度お答えをお願いします。あと、周産期医療について、昨日の自民党、公明党の代表質問の答弁でもありましたけれども、やはり答弁を聞いていますと、協会病院の返答待ち、なぜか何か受け身の答弁に感じられます。(「そうだ」と呼ぶ者あり)現在、もう市内1か所しか子供を産めるところがない。本当に命にかかわる問題ですから、昨日の千葉議員の代表質問でもありましたが、9月から医師がいなくなったら妊婦健診もできなくなるかもしれないということは、本当に極めて重大な問題だと思います。協会病院の返事を待っているという受け身ではなく、小樽市として姿勢を示すべきではありませんか。再度答弁をお願いします。中央・山手地区の中学校統合について質問しますが、そもそも西陵中学校は、地域住民から西陵中学校を残してほしいという陳情が議会に提出され、市民から存続を求められてきた中学校でもあります。このように住民が求めているのに、なぜ統合を進めようとするのでしょうか。西陵中学校のスポーツの部活には、野球、男子・女子バスケットボール、バレーボール、バドミントン、男子・女子陸上、サッカー、また、松ヶ枝中学校には、サッカー、男子・女子バドミントン、バレーボール、野球があります。西陵中学校の部活では、土日を含め毎日行われています。特に、野球部では、週2回から3回の朝練もしているそうです。松ヶ枝中学校も土日を含めて毎日行われているそうですけれども、これだけ部活動があるのに、西陵中学校と松ヶ枝中学校を統合して今の商業高校の場所になれば、グラウンドは校舎から 320 メートルも離れていて、けもの道で使えるような状況ではなかったわけです、実際、見に行きましたから。それで、先ほど教育長の話では、現地視察も今後しないということでしたけれども、実際上ってみると、本当にけもの道なのです。救急車も通らないような、車も通らないような、道路幅も狭いわけですし、そういうところを使って統合して、これだけの部活をグラウンドで行うということは現実的に不可能ではないかと思いますが、お答えください。住宅の耐震化ですけれども、熊本県益城町では 2,304 棟が全壊するなど本当に被害が出ました。家に住めない方が出て、愛知県では、地震被害軽減対策として建築物の耐震化を促し、平成 32 年度までには住宅の耐震化を 95 パーセントにする目標で市町村と協力し、無料耐震診断の実施や耐震改修費補助制度の取組をしております。そして、最大 90 万円の補助金を出しています。先ほどの答弁では、やはり小樽では地震とかも起きていないから住民の意識が低いのではないかと、耐震診断件数が少ないのはそういうこともあるのではないかというお話もありましたけれども、私は、やはり周知されていないということも大きいのではないかと思うのです。広報おたるでは年1回だけですし、ホームページに記載されているといっても、インターネット環境が整っていてホームページをしっかり検索できる人ならいいですけれども、検索できない人にはわからないわけです。なので、やはり積極的に周知するのにネット環境が整っているとか、そういううんぬんよりも、例えば回覧板にお知らせを回すですとか、公共施設にポスターを張って、こういう無料診断を行っていますよですとか、そういう周知も必要だと思いますが、いかがでしょうか。また、地震対策は、耐震補強が最も効果的とされています。しかし、やはり経済的な理由で大がかりな耐震改修ができない場合に、家屋が倒壊しても一定の空間を確保することで命を守る装置として耐震シェルターというのがあります。知多市など、ほかの自治体でも耐震シェルターの整備費補助事業をしているところもあるので、ぜひ本市もこういう補助事業を行うべきではないでしょうか。(「ちょっと新しい質問しすぎなんじゃないですか」と呼ぶ者あり)(「静かに」と呼ぶ者あり)土砂災害の危険対策工事についても、工事のために国や道に積極的に相談して、ぜひ進めていっていただきたいと思います。
答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)
高野議員の再質問にお答えいたします。私から答弁したこと以外に関しましては、それぞれ担当から答弁をいたしますので、よろしくお願いいたします。私からは、まず、ふれあいパスのことについて答弁させていただきます。制限しないでほしいという声についてどう思っているのかという御指摘があったかと思います。私としても、そのような声を耳にしておりますので、先ほども答弁させていただきましたけれども、限られた財源の中で将来的にしっかり継続できる制度にしていかなければならないというふうに思っておりますので、その方々の声も受け止めながら制度設計を行ってまいりたいと考えております。また、総合戦略の将来都市像「訪れる人を魅了し、暮らす人には優しい、市民幸福度の高いまち」、この取組についても、ふれあいパスがもし制限されれば、その都市像には見合わないのではないかというお話であったかと思います。私も、この将来都市像に向けて、やはりしっかり取り組んでいかなければならないと思っておりますし、そのうちの大切な制度の一つだというふうに思っておりますので、その方々にとって喜んでいただける制度となるように、これからアンケート調査等を鑑み、来年度に向けて、その制度が形になるように取り組んでいきたいというふうに思っております。また、バス車内で買うのは不便というお話、さらには、買う場所がほかにないだろうかというお話、特に西部地域や東部地域からは買いづらいという御指摘があったかと思います。現行においては、バス車内とかターミナル等でしか販売ができておりません。現行においては、中央バスに販売を委ねて行っていただいているものですから、ほかの場所を検討できるのかについては、先ほども答弁させていただいたように、まず、バス事業者の方々と打合せをして、その上でその可能性については検討していきたいと思っております。それと、待機児童について、正規職員のお話もあったかと思いますけれども、これについては、先ほども答弁させていただきましたが、平成 29 年度に市立保育所の児童の入所定員を改める予定でございます。それに向けて、その必要な人員を検討することになると思っておりますので、その推移を見て、また、現行における待機児童等の状況も見て考えていきたいと思っております。それと、このたび補正予算に上げさせていただいている保育士就労支援補助金について、もっと長く続けるべきではないかという御視点だったかと思います。このたび上げさせていただいた予算に御可決いただきましたら、このたび補助金制度を行いますので、その状況における結果というか評価をきちんと見て、そして補助金の効果があるということが見込まれるようであれば、また来年度も含めて可能性を考えていきたいと思っております。それと、周産期医療のことについて、受け身ばかりではないかという御指摘でありますが、先ほども御紹介させていただいておりますけれども、今までもずっと懇談会等を開いて、市としても医育大学であったり、北海道を含めた関係機関には何度もアプローチをさせていただいております。また、このたびは協会病院を小樽市のみならず北後志全体で支えていくようにということで、後志管内の方々や後志総合振興局等にも御協力を依頼し、このような環境を整えているところでございます。協会病院としても、このような行政全体のバックアップや市民の皆様が応援している、その姿勢が医局や多くの関係者の方々に、この地において産婦人科医の皆様を受け入れたい、来ていただきたいという思いにつながるというお話も聞いておりますので、私としては、決して受け身で取り組んでいるとは思っておりません。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 副市長 上林猛(副市長は2017年9月まで)
私からは、新市営室内水泳プールの建築に関して答弁を申し上げます。昨日も申し上げましたが、現在、土地の問題、それから建物の形態の問題について、さまざまな議論を重ねておりまして、とりわけ土地の問題もさまざまな市の庁舎の問題もあります。それから市民会館の問題、他の公共施設の問題もそれぞれ兼ね合いがありますし、プール単独ではなくて複合施設としての検討の課題、それらを兼ね合いますと、いま少し時間をいただきたいということでございます。ただ、先ほど市長も答弁しましたとおり、市長公約もあるということもあり、一日も早く建設したいという思いもありますことから、これまで2回の検討会議を重ねながら、昨日も申し上げましたとおり、場所の問題にしても、建設形態、それから財源の問題にしても、かなり絞り込んでおりますので、時期についてはもう少しお待ちいただきたいというふうに思っております。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 医療保険部長 小山秀昭(医療保険部長は2018年2月まで)
私からは、国民健康保険について、たしか二つ質問があったと思います。一つ目は、一般会計から繰り入れて保険料を下げてはどうかという御指摘でございますが、小樽の1人当たりの医療費は道内主要 10 市の中で一番高うございます。それに比べ、保険料につきましては、主要 10 市の中で下から2番目ということになっております。そういう状況で、全員が加入者ではない税金を用いて国保料の引下げをする、これについてはなかなか難しいと考えております。もう一点、国に財源の要望をせよということでございますが、市長答弁にもありましたように、これまでも北海道市長会を通じて求めております。国民健康保険は、国民皆保険制度の最後のとりででございます。そういう中で高齢化、医療費の増、また、所得の減少などがありますので、特に低所得者の対策を含めて、これからも強く求めていきたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 教育長 林秀樹(教育長は2024年3月まで)
高野議員の再質問にお答えさせていただきます。まず、中央・山手地区の中学校の統合に関しまして、なぜ反対している統合を進めていくのかということでございますけれども、少子化に伴いまして児童・生徒の大幅な減少が続く本市にとりまして、学校規模の適正化を進め、学校活力の維持向上を図っていくとともに、子供たちの学習環境を整備していくことは、喫緊の課題であるというふうに考えてございます。このような本市をめぐる課題を踏まえ、これまで保護者や地域の皆様方などの御理解を得ながら、計画的に小・中学校の再編整備を進めてきておりまして、今後とも、これまでと同様に御理解をいただきながら進めていく必要があるものというふうに考えております。それと、もう一点でございますけれども、320 メートル離れた現在の小樽商業高校のグラウンドを使用するということに対する見解についての御質問だというふうに理解をしておりますけれども、私といたしましても、現在の商業高校のグラウンドをそのまま使用することについては課題があるものというふうに認識しております。このため、現在、さまざまな観点において検討を進めておりまして、例えば今のグラウンドを使う場合、横断歩道を横切る場合の信号機の設置でありますとか、グラウンドへ向かう道路の整備、それから更衣室や器具庫、部室や教員が滞在するための教官室等々いろいろな整備が必要になるのをはじめ、グラウンド整備について、整地に加えて排水やバックネット、そういったフェンスの整備なども検討する必要があるというふうに思っております。このほか中学校のグラウンドとして、懇談会等でいただいた御意見などを踏まえまして、より望ましいものという観点から、現在の校舎、敷地にグラウンド造成ができないかどうか、これらについても違った形、観点ではございますけれども、こういう対策ができないかも含めて検討を進めているところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 建設部長 相庭孝昭(建設部長は2017年3月まで)
高野議員の再質問にお答えいたします。耐震に関するPRが悪いのではないかということでございまして、私どもでは、御指摘のとおり広報ですとかホームページとかでいろいろ周知を図っているところでございますけれども、ほかに他市の状況を見まして何かできることがあればやりたいということで、他市の状況を少し調べてみたいと思っております。それから、耐震シェルターのお話でございますけれども、先ほど来お話がありますとおり、やはり市民の意識が低い、周知が悪いという御指摘でありますので、まずは市民の皆さんへの耐震に対する意識の醸成が必要だろうと思っておりますので、まず、そちらのほうに力を入れて、もし市民の方からこういう要望があれば、またその段階でという形になろうかと思っております。まずは、市民の皆さんに耐震診断若しくは耐震意識の醸成を図りたいと考えてございます。それから、災害防止工事の要望でございますけれども、これまでも先ほど答弁で申し上げましたとおり北海道市長会を通して予算措置等も要望しているところでございますので、これまでの要望を引き続き続けてまいりたいと考えてございます。(「議長、7番」と呼ぶ者あり)
再々質問 7番 高野さくら
再々質問させていただきます。まず、プールに関して、やはり新しく検討会議を開催するといっても、次の検討会議がいつ開催されるのかもわからない状況であれば、いつまでたっても建設ができないのではないかと考えます。しっかりいつまでに建設予定地を決めるなど、具体的に期日を決めるべきではないかと考えますが、再度お答えください。あと、周産期医療のことについて、市長は受け身ではないというお話だったのですけれども、やはり周産期医療を進めるためには、小児科の医師がいなかったらできないとか、いろいろやはりハードルもあると思うのです。ですけれども、一刻も早く小樽市で子供を産める場所が必要でありますので、やはり小樽市としても周産期医療体制ができる間だけでも、例えば市立病院でリスクの少ないお産の受入れを取り扱うようにすることを考えるなど、そういうことも一緒になって考える必要があるのではないかと考えます。再度お答えをお願いします。あと、中央・山手地区の中学校について、グラウンドには今の状態ではいろいろ課題があるというお話もありました。信号機の設置とかというのはありましたが、まずは現地を見て、ぜひどういう状況になっているのか現場を把握して、本当に安全対策ができるのかを検討するべきだと思いますが、答弁をお願いいたします。
答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)
高野議員の再々質問にお答えいたします。私から答弁したこと以外につきましては、各担当から答弁していただきますので、よろしくお願いいたします。私からは1点、周産期医療の取組でございます。御指摘のように一刻も早くという思いは私も同じ思いでございます。それに向けて、今、本当に鋭意努力をしているところでございます。そして、質問の中で市立病院においてというお話もありました。病院局長を中心に市立病院の医局の方々にも協力要請等も含めて、また、これからの後志管内の周産期の体制についてもお話をいただいておりまして、それで先ほど答弁させていただいたように、一刻も早く後志管内において再開すべきという思いをあわせていただいているところでございます。そのような中でも現行においては、先ほどお話しさせていただいたように産科医師の不足において大変厳しい状況でございますから、残念ながらその分の配置においては、現在、実現ができていないというところでございます。そういう意味でも全体的に、現在、協会病院が大変厳しい状況でございますから、市立病院はもちろんですけれども、小樽市内における医療機関の皆様に御協力をいただいて、どのようなことをサポート支援していけるのか、これについては、これからも鋭意いろいろ議論していきたいというふうに思っておりますので御理解いただければと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 副市長 上林猛(副市長は2017年9月まで)
高野議員の再々質問にお答えいたします。ただいま、水泳プールについて、重ねての御質問がございました。これまでも申し上げましたとおりプールについて言えば、本当にできるだけ早く場所の問題、それから建設時期の問題についてお示しすべく鋭意努力してまいりたいと思いますので、時期については、いましばらくお待ちください。ただ、できるだけ早くという気持ちで取り組んでおりますので御理解いただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 教育長 林秀樹(教育長は2024年3月まで)
高野議員の再々質問にお答え申し上げます。現地調査もしっかり行って安全対策についても十分検討すべきであるという御質問かと思いますけれども、私も現地に行ってまいりました。それでグラウンドの状況を見させていただきまして、少し課題があるというふうに感じているところでございます。それから、教育委員会委員の現地の調査の関係ですけれども、それぞれ教育委員会委員におきまして1月と3月に行った2回の懇談会の概要でありますとか、市議会の議論などについてもその都度報告をして、グラウンドが離れていることに対しての対応策についても検討していくということで共通理解をいただいているというふうに思っております。安全対策をしっかりしながら検討していくべきだということにつきましては私も同様に感じておりますので、そのことにも十分配慮しながら検討していまいりたいと考えております。