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小樽市議会 平成27年第2回定例会 2015年6月22日

経済に関連して

2015年6月22日、小樽市議会の一般質問で、山田雅敏議員が「経済に関連して」について質問し、市長 森井秀明が答弁しました。

質問者
山田雅敏 議員
答弁者
市長 森井秀明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 23番 山田雅敏

経済対策についてお聞きいたします。北海道財務局からの聞き取りでは、平成26年度補正予算で「現下の経済情勢等を踏まえた生活者・事業者への支援」「地方が直面する構造的課題等への実効ある取組を通じた地方の活性化」「災害復旧・復興加速化など災害・危機等への対応」、これらで3兆5,289億円、地方交付税交付金の増、その他追加財政需要が、それぞれ9,538億円、4,463億円と、財源は税収、税外収入、前年度余剰金等で確保されたと聞いております。また、政府の新年度予算は、経済再生と財政再建の両立を実現する予算と聞きました。本市にかかわる地方創生関連の予算措置では、まち・ひと・しごと創生総合戦略の中で「地方にしごとをつくり、安心して働けるようにする」1,744億円、「地方への新しいひとの流れをつくる」644億円、「若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる」1,096億円、「時代に合った地域をつくり、安心なくらしを守るとともに、地域と地域を連携する」3,741億円などが措置され、この計画実行のための経費も計上されていると聞きます。そこで、お聞きします。市民生活の向上のため、これら予算を獲得し、施策の実現に向け、実行されるよう期待するものです。今後予定される経済関連の施策について、市長のお考えをお聞かせください。次に、観光振興についてお聞きいたします。市長の所信の中で、観光客誘致促進については、おもてなしの体制整備と体験観光の情報発信など、施策を吟味する時間がなく、参与からの御助言もなかったのかと御心配申し上げます。そこで、お聞きいたします。本市は、平成18年度に小樽市観光基本計画を策定、平成20年10月2日に観光都市宣言を行いました。その間、観光入り込み客数は1,000万人に迫る勢いでしたが、次第に減少に転じ、最近では700万人で推移していると聞きます。本年3月に本市や小樽商工会議所を交えた観光戦略会議が「小樽観光戦略構想」を策定、この中で小樽観光の課題や方向性など、五者懇談会事務局会議で協議し、本市の役割についても考えを示したとお聞きします。最初に、この五者懇談会事務局の構成メンバーや設立経緯をお聞かせの上、小樽観光戦略構想が示された後、この構想を本市ではどのような位置づけと捉えているのか、また、平成27年度で終わる観光基本計画や総合計画とのかかわり、方向性をお聞かせください。次に、観光基本計画の中で、積極的な情報発信についてお聞きいたします。今回、2年に1回の4回目となる小樽ショートフィルムセッションは、賞品は少額ながら、企業の協賛もあり、数多くの作品が寄せられていると聞きます。内・外国人への小樽観光推進の最も有効なツールとして認識しております。私も開催を楽しみにしている一人です。そこで、お聞きいたします。ますます注目されている小樽フィルムコミッションとジャパン・フィルムコミッションとの連携事業やホームページの利用状況及び会員の増減をお聞かせください。あわせて、本年度のショートフィルムセッションの計画や目標、賞品の総額などお聞かせください。行く行くは国際観光プロモーションの展開や充実が考えられます。小樽に対する郷土愛の向上とともに、歴史や文化、良好な景観の維持を行うべきと考えます。市長の見解をお聞かせください。平成27年度一般会計補正予算、海水浴場開設経費についてお聞きいたします。今回、この議案を先議とした理由についてお聞かせください。時間的な理由で議案を早く通し、開設に向け行動を起こしたいと焦ってはいませんか。根拠など市長の認識をお聞かせください。また、先議を用いるときの議会とのかかわりについての認識もお聞かせください。昨年12月、有識者でつくる小樽市コンプライアンス委員会は、市街化調整区域にある海水浴場おたるドリームビーチの海の家と関連施設37棟が、建築基準法上必要な1年ごとの撤去を11年間も行っていないことが判明し、違法状態の是正を求めました。本年2月17日、前市長は、建築基準法に違反して長年建ったままになっている問題では、3月末までの撤去を求め、期限が過ぎた場合、今年の海水浴シーズンで新たに海の家の仮設建築物の許可申請が出されても許可はしない。また、撤去期限の延長要請があっても応じない考えを表明いたしました。さらに、6月、この海の家の経営者が無許可で国有地にプレハブを建てていたと聞きます。最初に、海の家の設置基準について、石狩浜海水浴場など道内の海水浴場では毎年海の家を解体しており、神奈川県逗子市においては、海の家は毎年撤去を行い、費用や手間暇がかかるのは当然のことと聞いています。これまで11年間の許可の状況をお聞かせの上、建築基準法の位置づけや許可期間をお答えください。次に、議案を提出した経緯について緊急避難的措置とお聞きいたしました。ですが、小樽市民が多く利用しているとは認識できませんでした。そこで、お聞きいたします。おたるドリームビーチの小樽市民の利用状況について、利用者や利用時間など、市の認識をお聞かせの上、庁内で協議を重ね、今夏は市が海水浴場を開設するに至った経緯をお聞かせください。また、市で海水浴場を開設する必要性について、組合で開設できないから市で開設する根拠として、1、海水浴客が見込まれる、2、安全の確保、3、海岸の環境保全を挙げられております。この海水浴場では、近年、多くの若者が集まり、騒音や飲酒、深夜までの営業による風紀の乱れがあり、近隣住民に迷惑をかけていたと聞きます。ひいてはあのような悲惨な事故が起こってしまいました。このような状況について、市長の認識や見解をお聞かせください。次に、予算についてお伺いいたします。1、現場運営管理費276万2,000円、2、救護監視業務管理費491万4,000円、3、施設設置費408万6,000円、4、その他113万8,000円、それぞれ1、人員配置や組織配置、2、監視員の選任方法、3、施設設置について入札委託方法などとなっております。6月8日は趣旨とおおよその予算が示され、6月10日には経費の内訳が示されました。設置する海水浴場にかかわる本市の人員やごみ収集など、行政コストや追加予算など予想し、心配しています。その懸念はないのか、お答えください。この項最後に、前市長はこの問題では、違法状態が是正されないなら許可しないという毅然とした態度で臨んでいました。5月20日、森井市長は、北海道新聞の取材の中で、おたるドリームビーチの海の家について、違法状態にあることを是正することが第一だと述べられています。百歩譲ったとしても、市営の海水浴場運営は断念することが市長としての責務と考えます。お答えください。

答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)

ただいま、経済対策について御質問がありました。初めに、地方創生関連の予算の獲得と今後予定される経済関連の施策についてですが、平成26年度補正予算の繰越明許事業であるプレミアム商品券事業や小樽産品商品力・販売力向上事業などを着実に実施をしながら、予算の活用について、民間事業者向けのものについては小樽商工会議所など関係機関に周知をするとともに、自治体向けのものについては庁内においても活用を検討してまいりたいと考えております。次に、観光基本計画についてですが、まず五者懇談会につきましては、小樽市内の観光にかかわる組織が情報の共有と意見交換を目的に設立されたと承知をしております。構成メンバーは、商工会議所、観光協会、物産協会、事務局としてOBM、そして小樽市と認識をしております。また、小樽観光戦略構想は、観光に係る既存の計画を検証し、官民が連携して議論を重ねた結果であると捉えており、新しい観光基本計画や総合計画の策定に当たり、参考としてまいりたいと考えております。次に、小樽ショートフィルムセッションとジャパン・フィルムコミッションとの連携事業につきましては、今年度、同コミッションが主催し、全国から映像制作会社やフィルムコミッションが集まるロケ地フェアに参加し、今後のショートフィルムセッションの運営に生かしていくことを検討をしております。ホームページへの訪問数は平成26年度で約8万6,000回、会員数は個人、法人合わせて約200名前後で推移をしております。本年度の事業としては、新たな映像制作者の育成を目的としたワークショップの実施や第4回ショートフィルムセッション上映会に向け、小樽の魅力を生かした作品を募集しており、賞品については映像制作に役立つものを検討してまいります。次に、おたるショートフィルムセッションの今後の展開や充実につきましては、小樽のまちを題材にした作品により、知られざるまち並みや景色が発掘され、国内外の観光客や映像関係者に新たな小樽の魅力が発信されるとともに、優秀な作品に小樽の文化や景観が記録されることにより、市民の郷土愛の醸成にもつながっていくものと感じております。次に、小樽ドリームビーチについてですが、まず、先議について私が議員のときの理解とその根拠につきましては、先議には法的な根拠はございませんが、緊急を要する重要な案件で最終日の議決では遅く、その事業が成立しない場合などには、これまで会期の途中での先議をお願いしてきたものと理解をしております。提出議案の議決は十分な審議をいただき、最終日の本会議に議決されることが原則であると承知しておりますが、このたびのドリームビーチの海水浴場開設経費につきましては、最終日の議決では予定している海水浴場の開設日に間に合わないことから、先議をお願いしているところであります。次に、おたるドリームビーチ海水浴場の海の家のこれまで11年間の許可の状況につきましては、平成16年度から26年度まで毎年ドリームビーチ協同組合から仮設建築物の許可申請がなされ、許可をしておりました。また、建築基準法の位置づけと許可期間につきましては、当該敷地が市街化調整区域になっていることから、建築基準法第85条第5項に基づく仮設建築物の許可が必要であり、許可期間については同項で定める1年間としておりました。次に、おたるドリームビーチの利用状況の認識につきましては、利用者数は組合からの報告によりますと平成26年度は7万人と聞いており、利用時間は午前9時から午後5時まででありますが、海の家の一部には夜間営業しているものがあると認識をしております。また、海水浴場の開設の経緯につきましては、仮に開設されなかったとしても相当数の海水浴客の来場が見込まれ、無秩序な状態になることが想定されるため、来場者の安全確保や海浜の環境保全の対策等を目的とし、緊急避難的な措置として市で海水浴場を開設することとしたものであります。次に、おたるドリームビーチの風紀の乱れにつきましては、週末や音楽イベントの開催時などには深夜まで多くの若者が集まっていることは認識をしております。市としても、未成年者の飲酒や飲酒運転の防止などに努めていかなければならないものと考えており、警察や海岸管理者である北海道など関係機関と連携を図りながら、風紀の乱れの改善に取り組んでいるところでありますが、今夏、市として海水浴場を開設しない場合には、このような関係機関との連携も困難になるものと考えており、より風紀が乱れるおそれがあると考えております。次に、予算内容につきましては、組織配置は海水浴場の現場運営管理として管理責任者、海岸管理者、清掃員、救護監視のために監視員の配置を行い、監視員の選定方法は道が定める海水浴場の管理・運営に関する指導要綱に基づいたものを選定するものであります。施設設置業務の入札、委託方法につきましては、指名競争入札により事業者を選定して、委託契約を締結したいと考えております。次に、追加予算などがかかる懸念につきましては、議案提出しております補正予算案の範囲内で海水浴場開設は可能であると考えております。次に、市営の海水浴場運営につきましては、海の家の違法状態の是正と海水浴場開設は異なる問題として捉えており、仮に海水浴場が開設されない場合には、より無秩序な状態になることが想定され、来場者の安全確保や海浜の環境保全の対策等を目的とし、緊急避難的な措置として市で海水浴場を開設する必要があると考えております。

出典:小樽市議会 平成27年第2回定例会 2015年6月22日 議事録 PDF(40ページ) 間違いを知らせる