小樽市議会 令和4年第2回定例会 2022年6月15日
(1)災害訓練等について/(2)救急搬送等について/(3)消防団員対策について/(4)新型コロナウイルス感染症等について/(5)育児介護休業法等について/(6)青少年の育成等について
2022年6月15日、小樽市議会の一般質問で、山田雅敏議員が「災害訓練等について」「救急搬送等について」「消防団員対策について」「新型コロナウイルス感染症等について」「育児介護休業法等について」「青少年の育成等について」について質問し、市長 迫俊哉、産業港湾部長 渡部一博が答弁しました。
- 質問者
- 山田雅敏 議員
- 答弁者
- 市長 迫俊哉、産業港湾部長 渡部一博
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 23番 山田雅敏
それでは、一般質問を行います。令和4年4月に、内閣府の避難所におけるトイレの確保・管理ガイドラインが改定され、公表されました。最初にこの避難所におけるトイレの確保・管理のガイドラインの内容をお聞かせください。次に、共同通信社が4月から5月にかけて行った調査で、自治体の大規模災害に使えるトイレについて、道府県庁所在地の市と政令指定都市の約4割の市で不足すると考えているとのことです。足りると見込んでいる自治体でも、家庭での災害用トイレの備えを促していると聞きます。では、避難所への簡易トイレの常備について必要と思うが見解を求めます。さらに、災害時の準備として忘れがちなトイレ環境について、NPO法人日本トイレ研究所では、断水や配水管の破損があると、水洗トイレが流せなくなる。停電でマンションの上階に水をくみ上げられない状況もある。ふだん使いができないトイレでは、食事や水分補給を控えて、エコノミークラス症候群のリスクもあると聞きます。災害時、家庭における備蓄品では、最低3日分を用意するのが望ましいとされ、また、国の自治体向けのガイドラインでは、1人1日当たり5回分が目安とされています。そこでお聞きしますが、使用済み携帯トイレの回収方法について、他市・本市の状況をお聞かせください。次に、昨年、東京消防庁が導入したトイレカーが、火災現場や災害出動で活躍したと聞きます。昨年1年間で40件以上の現場に駆けつけ、署員の後方支援を行い、最近では各自治体で災害に備えた移動式のトイレを配備する動きが広がっていると聞きます。東日本大震災をきっかけに、組織された一般社団法人助けあいジャパンでは、全国の自治体にトイレトレーラーを分け隔てなく派遣し合うことを目的に常備するよう呼びかけていて、これまで全国の15自治体が導入してこのプロジェクトにも参加。この後、7自治体も導入予定と聞きます。そこでお聞きしますが、本市では災害時のトイレ設置は民間事業者と提携していると聞きますが、状況をお聞かせください。また、現状本市ではトイレカーまでは必要ではないと思いますが、災害時のトイレ環境対策に関する時-129-代の流れについてお考えをお聞かせください。次に、平成30年の北海道胆振東部地震による大規模停電で、道内で大きな被害が出たことは記憶に新しいことと思います。そのための備えとして各自治体では、庁舎用の非常用発電設備設置が進められていると聞きます。総務省北海道管区行政評価局が道内自治体の非常用発電設備の状況を調べたところ、約8割が庁舎内に設置しているものの、そのうちの8割の自治体では操作訓練をしていないとの結果が公表されました。総務省が示した業務継続計画の策定状況では、北海道と道内全179市町村が策定済みで、災害時に優先する業務を定めていると聞きます。そこでお聞きしますが、操作訓練をしない理由として、停電時に自動で起動するので必要ないというものが多く、地震が起きたとき給油のために一時停止をする方法が分からなかったり、燃料の維持管理をしていない自治体が多くあったと聞きます。本市では本庁舎と教育委員会に設置されていると聞いていますが、どのような体制で行うのかお聞かせください。次に、燃料供給で災害時協定を結んでいる自治体では163団体と聞いています。今回の調査では、ガソリンスタントに行列ができて優先的に給油できなかったり、店舗が停電のため給油できなかったりした事例が示されましたが、燃料販売事業者と手順の確認、訓練は行っていますか、現状をお聞かせください。また、市の担当者の毎年の訓練、人事異動や退職による業務引継ぎについてどのようにお考えかお示しください。次に、消防救急搬送についてお聞きします。全国では119番で駆けつけた救急隊員が心肺停止の患者の蘇生処置を家族らに断られるケースが相次いでいると聞きます。消防法で救急隊は心肺蘇生等を実施し、医療機関へ搬送しなければならない任務であると規定されています。総務省の心肺蘇生を拒否された調査では、何らかの対応がある消防本部は、全体の46%を定め、そのうち心肺蘇生の未実施や中止を認めているのは30%と聞きます。また、心肺蘇生の未実施については、法的な規定がないと聞きます。この心肺蘇生拒否について「救急隊が責任を問われるおそれもあるのでは」という声もあり、ある現場の声では、隊員から「救急を使命だと思っているので心肺蘇生拒否には戸惑う。」別の消防本部では「家族で考えが違うこともあり、本人の意思を確認するのは難しい。」「対応に地域で差があるのはおかしい」などの声があると聞きます。そこで、消防庁では統一方針の策定を検討していましたが、令和元年、実施している状況を正確に把握できない、不十分として策定を見送ったと聞きます。心肺蘇生の未実施に絡む事例の全国的な統計はありませんが、西日本新聞社の調査では、九州地区では年間約1万2,000件ある心肺停止の搬送人数に当てはめると、心肺蘇生拒否は全体の3%程度と推測されます。では、昨年の本市における救急搬送で心肺停止の患者数と心肺蘇生未実施があれば、お聞かせください。また、本市で家族等から心肺蘇生を拒否された場合の対応方法がある場合の内容をお聞かせください。次に関連して、以前、消防団員の処遇や総数について、いろいろお聞きいたしました。令和3年版消防白書で消防団員は80万4,877人、入団3万4,553名、退団4万8,154名と聞いています。特に重点的に取り組んだ女性団員、学生団員、機能別団員については増加傾向で、消防団員数は横ばいの状況と聞きます。最初に、全国では機能別の団員が増えていると聞きますが、本市の消防団員の定数と直近の現在員数、並びに女性団員、学生団員、機能別団員数をお聞かせください。令和3年版消防白書の中では、退団者が入団者を上回り、年代別では、50歳代から60歳代以上の割合が伸び、20歳代、30歳代の割合が減少してきていると聞きます。本市の年代別の状況についてお聞かせください。次に、令和2年12月15日付消防庁長官からの消防団員確保についてお聞きいたします。従来、消防団員は地域の消防防災体制の中核的役割を果たす存在だが、近年、消防団員数が著しく減少-130-し、あと数年で80万人を割り込むことが予想される。そこで重点策をまとめた事項について取組を紹介しています。「1 すべての消防団に女性消防団員の所属」「2 学生消防団員活動認証制度」「3 消防団協力事業所表示制度の導入」「4 休団制度の活用」「5 60歳未満の定年齢の引上げ、定年の導入制度の撤廃について」を述べています。最初に、多様な人材の確保から、事業所、団体等、公務員等、消防職員OB、消防団員OBなどの在籍状況を分かる範囲でお聞かせください。次に、社会環境の変化等に伴う退団等への対応からお聞きいたします。退団への対応として、何か工夫していることはありますか、お聞かせください。次に、基本団員を中心とした消防団員の確保等からお聞きいたします。基本団員の計画的な確保と質の向上、大規模災害団員の導入等について本市の状況をお聞かせください。次に、自主防災組織との連携や外国人の消防団への加入、防災ボランティアの加入促進、少年消防クラブへの加入促進が挙げられていますが、本市の状況をお聞かせください。この項最後に、地域防災力自己診断カルテというものが出されています。これを基に勧誘を行うよう促していますが、本市ではこのカルテを利用・活用していますか、お聞かせください。次に、新型コロナウイルス感染症に関連してお聞きいたします。新型コロナウイルス感染症が初めて報告されてから約3年経過、この間感染のピークが6度となり、現在に至っています。最初に、4回目のワクチン接種についてお聞きいたします。18歳から60歳未満の基礎疾患のある重症化リスクの高い人の接種の遅れを懸念しています。本市の対応をお聞かせください。次に、コロナ感染予防対策の一つであるマスクについてお聞きいたします。従来、屋内・屋外を問わず、マスクをつけて感染予防に気をつけていたが、世界的な流れで着装する国が少なくなってきていると感じています。5月20日、厚生労働省では、このマスク着装について基準をまとめ公表いたしました。内容は、人との距離が2メートル以上あれば屋内でも屋外でも多くの場合は外せるとしました。また、屋内で会話をするときには、着用を推奨するものの、十分に換気をするなどをすれば外すことも可能だと聞きます。また、保育所に通う2歳以上の未就学児について、着用を一律的に求めない方針に戻すと方針を示しました。そこでお聞きしますが、本市ではマスク着装についての見解と、市職員への周知、市民から見た職員の率先した対応についてどのように考えているのかお聞かせください。次に、このたび送付された保存版ワクチン接種の御案内について、読ませていただきました。市民の目に留まりやすく、とてもよくできている冊子と考えます。ただ、欲を言えば、もっと早い時期にこのような情報を市民に知らせてほしかったと考えます。今回の冊子発行で努力した部分や、工夫した内容についてお聞かせください。次に、育児・介護休業法についてお聞きいたします。昨年の道内男性の育休取得率は10.2%で、前年と比較して倍増になりましたが、市民にはまだまだこの制度についての誤解があると聞きます。代表的な例を挙げると、例の1「うちの会社には育児・介護休業制度はないよと言われる。」これに対して、基本的に働き手が申し出れば、会社は拒否できないとこの法律で決まっています。例の2「大企業の社員だけが取れる。」これに対して、企業の規模に関係なく育児・介護休業を取得できる。例の3「働いていないのに給料が出るのはおかしい。」これに対して、基本は無給。代わりに国の雇用保険から育児・休業給付金が支払われる。例の4「契約社員は取得できない。」これに対して、雇用契約期間が定まっている場合で-131-も、特定の条件を満たせば取得できるという市民からの声です。北海道では男性の育児休業について広く認知してもらうように育休取得促進プロジェクトという取組をしていると聞きます。理由は北海道内のほうが全国と比べて男性の育児休業取得率が極めて低いためと聞きます。この取組の内容や本市でできることはありませんか、お聞かせください。次に、市民周知の観点からお聞きします。市民の間では、誤解や認知されないことが多いと聞きます。4月1日より、企業は申出のあった労働者に対して個別の周知制度や、取得意思の確認が義務化されています。また、10月1日より施行予定の事項は、出生時の男性の育児休業の創設。育児休業が2回に分けて取得可能。休業の申出が2週間前までになり、さらに令和5年4月1日より、従業員が1,000人を超える企業は男性の育児休業取得率の公表が義務化になると聞きます。では、このような制度の改正点の市民周知について、どのように考えているのかお聞かせください。質問の最後に、青少年育成についてお聞きいたします。小樽市地域子供会育成連絡協議会という団体があります。令和元年に50周年を迎え、市内の町内会が一つになって子供たちの自主性や社会見学を通して、知見を深めています。しかし、昨今の少子化と役員の高齢化で突然、この団体の解散が発表されましたが、あまりにも突然のことで町内会関係者からは解散・存続の意思が定まらず、妥協案として2年間存続、このとき1ブロックは解散いたしました。道内ではこのような任意の団体が各町内会と青少年育成に取り組むことは珍しいと聞きます。そこでお聞きしますが、他の自治体では市町村の保健福祉、医療や学校教育分野が担当を担っていると聞きます。この団体では、少年の船、下の句かるたなど、今まで行ってきましたが、本市との関わりで予算や認識についてお聞かせください。次に、今月の広報おたるでは、青少年課が窓口となって6月25日からジュニアリーダー研修を開催すると聞いています。また、北前船子どもフェリー使節団実行委員会が使節団25名程度を募集、負担金は小学生3万円、随行員6万円と聞き、まさに地域子供会育成連絡協議会との事業の内容に沿っていると私は考えております。では、この二つの事業の内容と、この事業の予算についてお聞かせください。次に、本市では少年を取り巻く様々な課題がある中、知恵を絞って取り組んでいると思います。今後、本市の未来を担う子供たちについて、どのような青少年育成の取組を考え、実行していくのかお聞かせください。再質問を留保し、質問を終わります。(拍手)
答弁 市長 迫俊哉
山田議員の御質問にお答えいたします。初めに、災害訓練等について御質問がありました。まず、防災トイレについてですが、本年4月に改定された内閣府のガイドラインに追記された概要につきましては、下水道管路が被災した場合に備え、マンホールトイレの整備に併せた下水道施設の耐震化や、避難所施設における合併処理浄化槽の設置が災害時のトイレ対策の一つとして考えられるとされたものです。次に、本市の指定避難所への簡易トイレの常備につきましては、既に各避難所にそれぞれ段ボール製の簡易トイレ組立式5台と、排便時等に必要な収納袋、凝固剤を併せて配備しており、予備として簡易トイ-132-レ組立式計30台と、同様の収納袋等の備蓄もしているところであります。しかし、実際の使用に当たっての課題もあると認識をしており、今後も運用方法の検討を進める必要があるものと考えております。次に、使用済み携帯トイレの回収方法につきましては、平成30年の北海道胆振東部地震の際、札幌市の例で避難所となった小学校では、通常のごみと携帯トイレごみを分別して回収をしたと聞いております。本市においては、これまで避難所で災害時に水洗トイレが使用できず、避難者が携帯トイレを使用した事例はありませんが、避難所で携帯トイレを使用した場合は、通常のごみと使用済みの携帯トイレごみを分別し、市がごみ集積場から回収をし、処理施設に運搬することを想定しております。また、家庭で携帯トイレを使用した場合も、通常のごみと使用済みの携帯トイレごみを別の袋に分け、燃やすごみとして同様の取扱いを考えております。次に、災害時のトイレ設置に関する民間事業者との提携につきましては、本市は仮設トイレの調達について、1社と災害協定を締結しているところであります。このほか市内4社からも、災害時には仮設トイレを提供いただけることとなっており、現時点で最大107台の仮設トイレを配備することが可能となっております。さらにこの台数でも不足する場合は、北海道が一般社団法人北海道環境整備事業協同組合等と協定を締結しておりますので、北海道を通じてあっせんを要請いたしたいと考えております。次に、災害時のトイレ環境につきましては、近年の大規模災害の発生により、長期間の避難生活におけるトイレに関する課題が浮き彫りとなっており、衛生環境の悪化により、トイレの使用を控えるようなことが起きると市民への健康被害を引き起こすおそれがあるため、様々な観点から災害時の備えを検討する必要があるものと考えております。次に、非常用発電設備についてですが、まず、災害時の非常用発電設備の操作や人員配置等の体制につきましては、災害対策本部の設置後において、本庁舎は総務部を中心とした庁舎の状況確認を行う総務部の総務人事班が、教育委員会庁舎は教育部の職員から構成される文教対策部の施設班がそれぞれの役割を担うこととなります。このため、平時においてもこれらの部署で非常用発電設備の定期的な指導確認を行うとともに、燃料の維持管理等の準備対応を行っております。次に、燃料販売事業者との災害時の対応手順等につきましては、具体的な訓練の実施までには至っておりませんが、例年、協定締結先の小樽地方石油業協同組合と燃料の供給体制や手順について、確認をしているところであります。また、市担当者の訓練、人事異動等による業務引継ぎにつきましては、これまでも担当部署において、適切に行っているものであります。次に、救急搬送について御質問がありました。まず、昨年度の本市の救急搬送における心肺停止の患者数につきましては169人で、全ての心肺停止患者に心肺蘇生を行っております。次に、家族等から心肺蘇生を拒否された場合の対応方法につきましては、本市では御家族等から拒否された場合であっても速やかに心肺蘇生等を行い、医療機関へ搬送することとしております。なお、心肺蘇生を希望しない旨の、傷病者の意思表示を書面などにより確認できた場合は、主治医などの指示により、心肺蘇生を中止することがあります。次に、消防団員対策について御質問がありました。まず、消防団員の条例定数につきましては、基本団員は464人、機能別団員は50人で、合わせて514人であります。本年6月1日現在の団員数につきましては、324人であり、そのうち女性団員は60人、機能別団員は8人であり、学生団員はおりません。次に、本市の消防団員の年代別の状況につきましては、消防団員数324人のうち、50歳代と60歳代を合わせた団員は160人で、全体の約50%であり、5年前と比較してその割合は増加しております。20歳代と30歳-133-代を合わせた団員は71人で全体の約22%であり、こちらは5年前と比較してその割合は減少をしております。次に、消防団員の職業別在籍状況につきましては、事業所・団体等として、消防団協力事業所である14団体に28人、公務員等は6人、消防職員OBは1人、自営業・会社員等は289人であり、消防団員OBはおりません。次に、消防団員の退団への対応につきましては、これまで本業が多忙などの理由により消防団活動の継続が難しい場合には、退団を余儀なくされておりましたが、令和2年に小樽市消防団条例を一部改正し、機能別団員制度や、休団制度を設けたことにより退団することなく、消防団活動を継続できる環境を整えたところであります。次に、基本団員の計画的な確保等につきましては、各分団を通じて市民の皆さんに勧誘を行っているほか、市のホームページやFMおたる、さらには消防本部が行う行事において募集を行い、基本団員を含む消防団員の入団促進に努めているとともに、消防団員の質の向上を図るため、消防団独自で訓練や研修を行うほか、消防本部との連携訓練を通じ災害対応能力などの強化に努めているところであります。また、大規模災害団員につきましては、本市としては機能別団員の一部と考えており、その役割として大規模災害における重機等の特殊車両の操作や、通訳等の活動が期待できることから、積極的に加入促進に努めてまいりたいと考えております。次に、自主防災組織との連携や、外国人防災ボランティア、少年消防クラブへの加入促進の本市の状況につきましては、自主防災組織が行う津波避難訓練に消防団員が参加するなど、連携に努めており、また、加入促進につきましては、外国人や防災ボランティアにかかわらず、広く市民の皆さんに消防団への入団を働きかけているところであります。少年消防クラブへの加入促進は、各クラブの指導者による勧誘のほか、消防体験研修会の参加者をクラブ員以外に拡大するなど、より多くの子供たちに消防への関心を持っていただくことにより、入団促進を図っているところであります。次に、地域防災自己診断カルテの利用・活用につきましては、このカルテにある、消防団に関わる項目は、第7次小樽市総合計画、小樽市強靭化計画などの策定に当たり検討していることから、現時点では活用しておりません。次に、新型コロナウイルス感染症等について御質問がありました。まず、18歳から60歳未満で基礎疾患がある方などへの4回目ワクチン接種の対応につきましては、対象者ができるだけ早く接種を受けられるよう医師会との相談の上、接種券を4回目接種が可能となる日の1か月程度前に送付するとともに、対象者からの申告により接種券を発送するのではなく、3回目接種を受けた方全員に接種券を送付することといたしました。なお、間違い接種を防止するため、4回目接種の対象となる方の説明と不明な点はコールセンターに問合せいただいきたい旨を記載した文章を接種券に同封をいたしております。次に、国が示すマスク着用の基準につきましては、市といたしましては、マスクの着用は従来と同様に基本的な感染防止対策として重要であると考えておりますが、人との距離が確保できており、会話を行わない場合や飲食を伴わない場合には、国が示した方針のとおり屋内においても換気の下でマスクを外すことが可能であると考えております。また、本市職員のマスク着用につきましては、執務室内において、十分な人との距離が確保できず、窓口での対応時など、会話を行う場合が多いため当面は引き続き執務中の着用が必要と考えており、着用を取りやめることについては慎重な検討が必要と考えております。-134-次に、全戸配布した保存版ワクチン接種の御案内の発行に当たり、工夫した点につきましては、市民の皆さんにワクチンに関する正しい情報をお伝えをし、接種について検討をしていただくため、冊子の作成に当たっては多くの方に手に取って読んでいただき、分かりやすいと感じていただけるよう、親しみのあるキャラクターを用いながら、紙面の構成や配色、書体などに工夫を凝らし、必要な情報を掲載したところであります。次に、育児・介護休業法等について御質問がありました。まず、北海道の取組である育休取得促進プロジェクトにつきましては、民間企業等とも連携をし、育児休業に関する事例等の情報共有や男性の育児休業に関する周知啓発を行い、北海道全体で男性の育児休業取得に向けた機運の醸成を図るために令和2年度から進めているプロジェクトと認識をしております。現在は、北海道から道内自治体に対する働きかけはありませんが、今後連携や協力の要請があれば、検討してまいりたいと考えております。次に、育児・介護休業法の市民への周知につきましては、厚生労働省や地方労働局がホームページに掲載するほか、労働局では改正内容を事業主に周知するため1月から2月にかけて計4回、オンラインにより説明会を開催したと伺っております。市といたしましては、市のホームページで市民周知に協力するほか、市民からの問合せ等に対しましては、相談窓口の紹介など、適切に対応してまいりたいと考えております。次に、青少年の育成等について御質問がありました。まず、小樽市地域子供会育成連絡協議会との関わり等につきましては、本市の青少年育成の取組については、当協議会と協力・連携して取り組んでいることから、市は当協議会の事務局を担当するとともに、研修をはじめとした事業活動に対し、毎年16万円を上限として補助金を交付しております。また、当協議会は子供会相互の交流の促進や子供会リーダーの育成等の事業を50年以上にわたり積極的に行っていることから、本市の青少年育成の取組を牽引する団体であると認識をしております。次に、ジュニアリーダー研修及び北前船子どもフェリー使節団の事業内容と予算につきましては、まずジュニアリーダー研修は学校や地域活動などで活躍できるリーダーを育成することを目的として小学校5年生、6年生を対象におたる自然の村での宿泊研修等を実施し、参加者同士の交流を通じて相互理解とリーダーシップの醸成を図っており、今年度の事業費は約7万円を見込んでおります。また、北前船子どもフェリー使節団は、子供たちが日本遺産に認定をされている北前船の寄港地との交流を通じ、日本遺産への理解を深めることを目的として実行委員会が実施をするもので、令和元年度に石川県加賀市の子供たちが同事業により来樽をしております。今年度はその一連の取組として、本市の子供たちが加賀市をはじめとする北陸の北前船寄港地を訪問し、文化財の見学等を行う事業内容となっており、実行委員会の事業予算の総額は約268万円と伺っております。次に、今後の本市の青少年の育成の取組につきましては、本市では子供たちのリーダーシップの醸成につながるよう、交流を主体とした内容でリーダー研修を実施しておりますが、様々な知識や伝達力、表現力の習得を目的に令和2年度からは外部講師を招き、小樽の観光をテーマとして市内散策や意見交換、ラジオ出演を行っております。本市といたしましては、今後も将来を担う子供たちが積極的に地域のリーダーとして活躍できるよう、スポーツ、歴史、文化などの分野にも目を向け、研修内容の充実を図っていきたいと考えております。(「議長、23番」と呼ぶ者あり)
質問 23番 山田雅敏
2点だけ聞かせていただきたいと思います。-135-青少年育成について、2点お聞きいたします。最後に聞きました、この北前船子どもフェリー使節団は、今回初めてされるということで予算も聞きました。その点で、これは本市も関わっていることですから、継続事業と考えていいのか。まずそれが1点。それと予算についてお聞きしましたが268万円。これについては、本市の補助そういうものも含めて総額でこの金額ということでよろしいのでしょうか。その2点だけお聞かせください。
答弁 産業港湾部長 渡部一博(産業港湾部長は2026年3月まで)
山田議員の再質問にお答えいたします。北前船の交流事業の関係でございますけれども、1点目の継続事業かということですが、これ御答弁でもお答えしたとおり、令和元年に加賀市の子供たちが小樽に来て、それの答礼ということで今回、加賀市のほうに小樽の子供たちが行くということで聞いておりますので、継続事業では今のところ私どもでは押さえておりません。2点目の268万円の内訳ですけれども、まず参加者の負担金が大体半分ぐらいがありまして、それ以外に市からの負担金として60万円、それから実行委員会の負担金として約53万円、それらの合計が268万円という内容になってございます。