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小樽市議会 平成22年第2回定例会 2010年6月9日

(1)児童館を含むコミュニティセンターの整備・充実の必要性と応急的な対応の可能性について/(2)共同募金着服問題について/(3)放課後子ども教室の本市における実施の可能性について

2010年6月9日、小樽市議会の一般質問で、斉藤陽一良議員が「児童館を含むコミュニティセンターの整備・充実の必要性と応急的な対応の可能性について」「共同募金着服問題について」「放課後子ども教室の本市における実施の可能性について」について質問し、市長 山田勝麿、教育長 菊譲、総務部長 山﨑範夫が答弁しました。

質問者
斉藤陽一良 議員
答弁者
市長 山田勝麿、教育長 菊譲、総務部長 山﨑範夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 10番 斉藤陽一良

一般質問を行います。まず、児童館を含むコミュニティセンターの新設などの整備、充実の必要性と、応急的な対応の可能性についてお伺いいたします。本市における児童館を含むコミュニティセンターの整備は、極めて立ち遅れた状況にあります。平成11年に竣工したいなきたコミュニティセンターの整備以来、市財政の窮迫もあって、全く手がつけられていないのが現状であります。東南部地区の地域住民からは、町会、自治会、子供会、長寿会など、地域コミュニティ活動の拠点となる施設の不足とその必要性を訴え、早期建設を求める陳情も提出されており、また、議会議論においても、次に建設をするとすれば東南部地区、場所としては国道5号沿いの朝里十字街の市有地との考え方が示されております。前の総合計画である「市民と歩む21世紀プラン」には、その現実性はともかく、中部地区などにおけるコミュニティセンターの整備が文言として明確にうたわれていたわけですが、現行の第6次総合計画においては、基本計画のⅣ市政運営の「3つの基本姿勢」の中で、「1参加・協働によるまちづくりの推進」の(2)として、地域コミュニティの強化を図るための活動や交流の拠点となるコミュニティ施設の充実が挙げられているにすぎず、各地区における建設・整備の方向性が明確ではありません。まず、第6次総合計画のもとでの児童館を含むコミュニティセンターの新設などの整備・充実施策の位置づけと、特に東南部地区におけるその必要性の認識についてお示しください。次に、現在、もとより本来の姿ではないとしても、市財政もやっと改善の兆しを見せているわけでございますが、市立病院の統合新築、学校耐震化、公営住宅の長寿命化、市民プールの建設など、大きな財政的手当て、財源面での工夫を必要とする市政運営上の課題は山積しております。児童館を含むコミュニティセンターの整備については、その市民生活の質を高めるという今日の行政に期待されている役割から見て、決して等閑に付することは許されない問題であります。今こそ、その財政的な見通しや事業手法などについて具体的な検討を行うべき時期に来ているのではないかと考えます。PFIなど、民間の知恵や力も取り入れた事業手法なども含めた可能性についても御見解をお示しください。以上の点を考慮した上で、実現までのプロセス、おおよその年数など、お示しいただける限りで見通しをお聞かせください。その際、東南部地区のコミュニティセンターと一体のものとして構想されていたこともある小樽市消防署朝里出張所が、本年2月1日、同コミュニティセンターの建設場所として想定をされている土地の一部に先行して竣工いたしました。これ自体は地域の悲願が実ったものであり、地域の安全・安心にとってまことに喜ばしい限りでありますが、1点、確認をしておきたい点は、将来的に同土地にコミュニティセンターを建設する場合に、土地利用の面から大きな制約を受けるようなことにはならないかということについて、現時点での御見解をお示しください。次に、東南部地区の児童館を含むコミュニティセンターの必要性、活動拠点の不足の深刻さ、その利用度の高さや緊急性にかんがみ、地域内の民間既存施設の活用など、応急的な対応の可能性について伺います。その必要性については、市も認識をされており、将来的には建設される希望は持てるにしても、実際に竣工に至るまでには相当長期にわたることが予想をされる場合に、現実の地域活動は日々行われ、しかも、活動の意欲も意識も高い住民が多く存在し、その活動の場の不足が深刻な問題となっていることに対応して、地域内で遊休化している民間の既存施設などについて、本格的なコミュニティセンター建設までの間、その施設を市が借り受けて活用をするなどの方法でコミュニティセンターや児童館などの機能を応急的に代替させる施設を設けることは考えられないのか。そのような活用の可能性を参加・協働のまちづくりという立場から積極的に検討をしていただきたいと思いますが、御所見をお示しください。次に、共同募金の着服問題についてお伺いをいたします。昨年発覚した北海道共同募金会小樽市支会の事務局主任を務めていた小樽市社会福祉協議会の元女性職員が、2008年度分の寄附金と事務費400万円を着服した問題で、最近の新聞によりますと、2007年度以前にも729万円を着服していたことが同支会の調べでわかったとの報道がありました。まず、この問題について、小樽市として把握している着服そのものの事実経過と被害金額及び動機、原因、北海道共同募金会に対する弁済の有無と金額、さらに、関係機関の対応などについてできるだけ詳しくお示しください。一般的に、社会福祉協議会は、民間団体ではあっても、社会福祉法に規定され、各行政区分単位に設立されており、各地方自治体の行政と密接な関係にあるため、従来から、その性格については半官半民、公私共同などと表現されてきました。そこで、具体的に、社会福祉法人小樽市社会福祉協議会と小樽市との間の交付金、補助金の額などの財政面、出向などの形で派遣されている職員の人数や部署、職種など人事面、業務委託契約や指定管理者などの業務連携の面について、その関係の主なものをお示しください。一般論としては、小樽市社会福祉協議会の業務については、社会福祉法により、北海道社会福祉協議会の指導・監督を受けることとされておりますが、行政との密接な関係から考えて、小樽市社会福祉協議会の適正な運営と業務の遂行について、小樽市として、その財政面、人事面、業務面のすべてにわたって適切な注意を払うことは市民に対する責務であると考えますが、この点に対する御見解を求めます。また、今回の問題について、市は、これまで、どのように対応し、市民に対してどのような説明をされてきたのか、お示しください。共同募金については、社会福祉協議会とは別法人である共同募金会が都道府県ごとに設けられており、募金活動を行っておりますが、その事務局は社会福祉協議会の職員が兼務しており、小樽においても、北海道共同募金会小樽市支会の事務局は、今回、不祥事を起こした小樽市社会福祉協議会の職員が長期にわたって担当していたとされております。市民の浄財である寄附金を着服することは、募金として寄せられた市民の善意を踏みにじるもので、許されざる行為であり、刑事告発を含めた個人に対する責任の追及はもちろんでありますが、それを許してしまった原因を究明し、共同募金会、社会福祉協議会、ひいては小樽市のそれぞれについてその責任の所在を明らかにし、再発防止のための対策をとることが求められています。まず、今回の問題に対する小樽市の責任について、どのように考えられているのか、お伺いいたします。次に、北海道共同募金会小樽市支会としては、再発防止に向けてどのような対策を講じ、業務の改善を行ったのか、小樽市がかかわるべき改善点はないのかなどについてお示しください。そのほか、共同募金の事務局を兼務する社会福祉協議会では、各種の福祉貸付け、助成金の取扱い、介護・福祉サービスの提供など、共同募金以外にも金銭にかかわる業務が多いことから、小樽市社会福祉協議会としてすべての分野における業務の内部チェック体制の確立と会計監査の厳格化などが望まれますが、さらに、小樽市としても、より積極的に具体的な改善策について社会福祉協議会との意見交換の場を設けるなどのお考えはないのか、御見解をお示しください。最後に、放課後子ども教室の本市における実施の可能性についてお伺いいたします。去る4月、私ども公明党小樽市議会議員団は、会派として、佐賀県唐津市の放課後子ども教室推進事業について行政視察をさせていただき、特に、全国の教室の中から、第1回放課後子ども教室推進表彰教室に選ばれた鏡子ども教室の活動について、実際に指導に携わっておられるボランティアの方、コーディネーターとして活動を企画されたり、人材の発掘などに活躍されている方、さらに、それぞれの教室に場を提供されている公民館の館長をされている元小学校長の方などから、直接、御苦労されている点や成功のポイントについて伺うことができました。唐津市では、各小学校区に公立公民館があり、そこを中心に28か所の放課後子ども教室を開催、平成21年度の経費の決算見込額は1,721万7,000円、財源は国、県、市が3分の1ずつの負担で、延べ開催回数は1,667回、参加した子供は3万34人、延べ実施日数は1,313日となっています。鏡子ども教室は、地域主導による実行委員会形式で実施されており、読み聞かせのお話し教室や佐賀大学の教授が競技かるたを指導するかるた教室、謡や茶道などの伝統文化に触れるものなど、特色ある内容が工夫されております。下地として、長年培われてきた公民館活動があり、地域の社会教育関係団体や地域住民の方々が協力して、地域で子供を育てようという強い信念の下、そのネットワークの中から地域に潜在的にある教育力として、いろいろな分野で講師や指導者として活動していただけるボランティアの方を次々と発掘できているということが成功のポイントとなっていると感じました。本市では、現在、放課後子ども教室は実施されておりません。その理由として、従来の議論の中では、240日という実施日数が確保できないこと、放課後児童クラブとの一体化が難しいこと、そして、コーディネーターや安全管理員、アドバイザーなどのボランティアの方の確保が現状でも厳しいことなどが挙げられています。まず考えなければならないことは、国が放課後子ども教室を打ち出すきっかけとなった子供にかかわる重大事件の続発や、青少年の問題行動の深刻化、地域や家庭の教育力の低下などは、首都圏や近畿圏の大都市部で顕著に見られる現象であって、本市のような地方都市においては、地域の教育力は比較的健在であるから必ずしも国の施策に沿う必要はないという議論であります。このこと自体の正否の判断はおくとして、この論法では、本市において実施できがたいとされているさきの三つの理由がたとえ改善されたとしても、本市において放課後子ども教室を実施する理由はないことになってしまいます。もう一つの考え方は、本市においては、確かに地域の潜在的な教育力は大都市圏などに比べて健在であるにしても、その力を引き出して目に見える形にまとめ上げる仕組みとして、すなわち地域の人材を活用し、地域での教育力をより高める方策として、できるならば放課後子ども教室のような取組を検討していくという方向であります。教育長は、いずれの方向を考えておられるのか、御所見を伺います。今回、唐津市の先進的な事例を学ばせていただき、国から当初示された240日実施というハードルはかなり弾力的であり、放課後児童クラブとの一体化という点についても、ある程度の連携をとっていくことでクリアできる可能性もあることがわかりました。問題は、熱意を持って地域の子供たちを育てていこうという人材をどのようにして発掘し、まとめ上げていくかであります。その点で、本市において平成16年から実施されている地域子ども教室は、当初、国の委託事業としてスタートしたものの、現在は本市独自の取組として市内すべての学校で実施されており、事業名称はともかく、内容的には、全国的に見てもいわゆる放課後子ども教室に匹敵するものであると考えます。したがって、本市においては、現行の地域子ども教室にかかわる多くのボランティアの方々の人材の輪を少しでも拡大、充実していくことにより、将来的にこれが放課後子ども教室に移行できることを目指すべきと考えますが、教育長の見解を求めます。以上、再質問を留保して、質問を終わります。(拍手)

答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)

斉藤陽一良議員の御質問にお答えいたします。初めに、コミュニティセンターの整備、充実に関しての御質問でございますが、まず、第6次総合計画におけるコミュニティセンターの新設などの施策の位置づけについてでありますが、第6次総合計画では、市が置かれている現状の財政状況などを踏まえ、当面、財政再建を図ることが喫緊の課題であることから、新規事業については選択と集中を基本に位置づけたものであります。このため、コミュニティセンターの新設や整備については具体的な方向を明記しておりませんが、人口減少や少子高齢化、核家族化など社会状況が変化する中で、地域の活力を維持するためにコミュニティ活動を支援することは重要なことと考えております。特に、東南部地区におけるコミュニティセンターについては、かねてより地域の皆さんからの声や具体的な要望も伺っており、市といたしましても、人口集積など地域の状況からも必要と考えており、既に建設のための用地を確保しているものであります。次に、コミュニティセンター整備の具体的な検討でありますが、事業手法については、これまでに、民間の資金やノウハウ等を活用するPFIによる事業の検討や試算を行いましたが、民間の事業手法では事業規模の点などから収益を確保するまでには至りませんでした。一方で、本年4月、小樽市は過疎法が適用されることになり、いわゆる過疎債の充当が可能となったことなどから、財政負担としては有利な状況も出てきておりますので、事業手法や財政的な見通しなどを含めたさまざまな検討が必要と考えております。次に、実現までのプロセスとそのおおよその年数ですけれども、プロセスとしましては、一般的には、地域の皆さんとの懇談などにより、地域の意向を把握しながら、財政状況も踏まえ、事業手法について検討した後、コミュニティセンターの規模や必要な機能、管理運営体制などについての検討が必要であると考えております。また、実現までのおおよその年数ですが、現時点で明確に申し上げることはできませんが、今後、病院の統合新築や学校の再編に係る耐震化など財政的に大きな負担のある事業が控えておりますので、財政健全化計画の進捗状況などを考慮しながら建設時期について判断していきたいと考えております。次に、消防署朝里出張所が建設されたことによる面積的な制約を受けないかとの御指摘ですが、出張所の建設により残面積は約2,415平方メートルでありますが、この出張所は、将来のコミュニティセンターの整備を前提に、施設の位置や配置、さらには車両の出入口等に配慮して建設しています。したがいまして、コミュニティセンターを整備する場合に土地の利用面から制約を受けることはないと考えており、面積的にもいなきたコミュニティセンターと同規模のものを建設することは可能と考えております。次に、コミュニティセンターの建設まで民間の遊休施設の応急的な活用ができないかということでありますけれども、仮に民間の遊休施設であっても、多額の改修費をかけて応急的な活用をすることは現実的には難しいものと考えております。次に、共同募金の着服問題についての御質問でありますが、北海道共同募金会は、社会福祉法第113条の規定に基づく社会福祉法人であり、このたびの着服問題に対し、本市が直接関与する問題ではありませんが、本年6月1日付けで名称変更された当法人の内部組織であります小樽市共同募金委員会に確認したことについてお答えいたします。まず、経過でありますが、平成21年3月31日に着服が発覚し、金額は平成20年度分の寄附金と事務費を合わせて約400万円であり、この金額については、本人も認め、返還されております。しかし、平成19年度以前の会計でも不明な点があり、小樽市共同募金委員会の内部調査では、最終的に、被害額は平成11年度から20年度まで約1,129万円となったものであります。動機、原因ということでありますが、当委員会が本人から聞いたところでは、知人の借金を肩がわりしたのが発端で、経済的に困窮したことが動機と思われますが、詳しい事実関係については今後の司直の調査を待つことになろうと言っております。共同募金委員会としては、現在進められている当局の立件調査を待って告訴することを決定しておりますが、北海道共同募金会への弁済についてはあくまでも本人に求償することとしております。また、北海道共同募金会を中心に、監督官庁である北海道や北海道社会福祉協議会等にも、随時、必要な報告をしていると聞いております。なお、当該職員につきましては、当協議会の就業規則により、平成21年4月29日付けで懲戒解雇されております。次に、本市と社会福祉協議会との関係でありますが、まず、財政面と業務についてでありますが、社会福祉協議会は、社会福祉法第109条に基づく法人格を有する民間組織でありますが、社会福祉活動への住民参加を推進する公共性の高い事業が中心であり、運営費の多くを公的な資金で賄っております。本市の平成22年度の状況として主なものは、事務局を運営するための職員11名の人件費の一部を交付金として約3,380万円を支出しております。また、総合福祉センターの管理運営についても、指定管理者として委託料4,740万円を支出し、介護保険事業としても、中部地域包括支援センターの運営事業を3,080万円で委託しております。人事面でも、現在、福祉部から2名の事務職員を社会福祉協議会事務局長と事務局次長として派遣しており、事務局全体としては13名で運営しており、福祉資金の貸付け、福祉除雪、給食サービス、ボランティア関係や民生委員協議会などの業務を行っており、地域福祉の増進に貢献しております。次に、社会福祉協議会の運営に対する市の監視と着服問題に対する市の対応でありますが、社会福祉協議会は、財政面で市からの多くの資金を受け、多様な福祉サービスなどの業務を担っておりますので、当然、市からの監視は厳しいものでなくてはならないものと考えております。現状では、派遣している職員を中心に日常の業務進行を監督しているほか、書類による定例的な報告や個々の業務についても、市の担当者との協議を重ねながら事業が進められています。また、共同募金会の着服問題に対する市の対応や市民への説明でありますが、これは、当事者団体が行うべきものと考えておりますので、御指摘のあったことにつきましては当該団体にお伝えをいたします。次に、共同募金会の着服問題に対する本市の責任でありますが、この募金事業に、直接、市がかかわっているわけではありませんが、市から小樽市社会福祉協議会に派遣している事務局長が共同募金委員会の事務局長も兼務していることから、当該職員の管理監督責任はあるものと考え、市として、事務局長を平成21年7月23日付けで懲戒処分をいたしました。次に、小樽市共同募金委員会の再発防止や業務改善についてでありますけれども、今回の着服については、長年にわたり、1人の担当者に通帳、印鑑の管理、経理、文書収受事務等を任せていたことが大きな問題であり、事件発覚後、直ちに印鑑や通帳の管理、文書の収受事務等をそれぞれ別の職員に担当させ、相互にチェックする態勢と市、さらに、出納責任者による領収書や、現金出納時には預金口座を、その都度、検印をするほか、当委員会の会計監査についても年1回から年4回の実施に変更し、再発防止に万全を期していると伺っております。なお、社会福祉法人の運営や指導・監督については北海道が所管していますが、社会福祉協議会は、地域福祉の推進を図るため、地域福祉の担い手として、今後とも、市と連携し、各種事業を実施していくことになりますので、その実施事業の内容や組織体制などについてより一層注意を払ってまいりたいと考えております。また、社会福祉協議会におきましては、介護保険事業や各種の福祉事業を実施しておりますが、ただいまお答えしましたとおり、共同募金着服の発覚後、事務局内部の牽制体制を整え、万全を期しているほか、法人内部の監査、北海道による監査も実施されておりますので、市といたしましては、現状において具体的な改善策を意見交換する場を設ける考えはございません。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 教育長 菊譲(教育長は2011年3月まで)

斉藤陽一良議員の御質問にお答えいたします。放課後子ども教室の取組の方向性についてでありますが、小樽市におきましては、平成16年度から3年間、国の委託事業として地域子ども教室推進事業を行い、事業の終わった19年度以降から、市独自の取組として、毎週土曜日に、地域のボランティアの御協力をいただきながら、小学校で地域子ども教室を行っております。現在、開設校では在籍児童の10パーセントほどが利用し、子供たちが安全で安心して過ごせる場としての役割を果たしており、ボランティアの確保などに課題はありますが、継続してこの事業に取り組んでいく必要があるものと認識しております。次に、将来的に放課後子ども教室への移行を目指すべきとの御指摘でございますけれども、放課後子ども教室の開設には、運営委員会の設置、コーディネーター、安全管理委員、学習アドバイザーなど人材の確保、また、一定の財政負担などの課題もありますが、開設日数については弾力的な取扱いも可能になってきておりますことから、今後、放課後児童クラブとの関係も含めて検討してまいります。(「議長、10番」と呼ぶ者あり)

再質問 10番 斉藤陽一良

1点だけ再質問させていただきます。コミュニティセンター実現までの応急的な対応についてでございます。先ほどの答弁は、非常に簡単で一言で終わってしまったのですが、具体的な施設の名前は控えさせていただきますけれども、現時点で、地域内でそういう遊休化した施設があるということですので、その施設の所有者に対して、市が具体的に借り受けてそれをどうこうするという交渉までは難しいかもしれないのですが、地域の市民から活用についての要望が出ているというようなことを所有者にお伝えをしていただくと。そういった可能性についても、打診をするといいますか、問い合わせをするぐらいの対応は市として可能ではないのかというふうに考えますけれども、その辺の地域の声や要望を伝えるということについてのお考えはいかがでしょうか。

答弁 総務部長 山﨑範夫(総務部長は2011年3月まで)

再質問にお答えをいたします。民間の遊休施設の関係だと思います。具体的な例を含めて担当にお話があったようで、私も聞いておりますけれども、新光・朝里地区で、そういった施設の分で先般あったお話は、相手方の事情を含めてなかなか厳しいといいますか、相手方の建設条件なり、これからの使い道の中ではなかなか難しかったというふうに報告は受けています。現実の問題として、どんな施設があって、御利用の希望とどう合致していくものかというのはちょっと難しい課題だと思うのですけれども、企画政策室で担当しておりますので、それぞれまたお話があれば伺って、私どもとしてできる範囲のことは協力をしますけれども、現実の希望として、このコミュニティセンターができるまでの代替施設ということになると、今すぐ私どもとしてできるとなると難しいのかとは思います。ただ、それぞれの御希望を聞きながら、できる範囲ではさせていただこうというふうには思います。

出典:小樽市議会 平成22年第2回定例会 2010年6月9日 議事録 PDF(123ページ) 間違いを知らせる