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小樽市議会 平成30年第2回定例会 2018年6月12日

ふれあいパスと地域公共交通について

2018年6月12日、小樽市議会の一般質問で、斉藤陽一良議員が「ふれあいパスと地域公共交通について」質問し、市長 森井秀明が答弁しました。

質問者
斉藤陽一良 議員
答弁者
市長 森井秀明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 11番 斉藤陽一良

次に、ふれあいパスと地域公共交通について伺います。まず、ふれあいパス事業費として、本年度当初予算に、昨年度当初と比較して 4,350 万円増の2億 350万円が計上されましたが、このように増額となった理由と直近までの執行率をお示しください。あわせて、昨年度末未締結のまま市負担分の支払いを行い、市長みずから減給の理由にも挙げている、小樽市契約規則違反が明らかとなった協定書について、平成 30 年度分にかかわるバス事業者との協議の経緯と内容について、お示しください。この問題をここまで大きくした原因は、平成 29 年 11 月 29 日付の樽ま推第 210 号で市も認めているように、平成 28 年8月 23 日のトップ会談の折、バス事業者側から、ふれあいパス事業者負担解消について求められていたにもかかわらず、森井さんが 29 年第2回定例会代表質問への答弁において、言及そのものがなかった趣旨の発言をし、さらに平成 29 年1月 19 日のトップ会談でも、法定協議会が進まない理由は、協議会での決定事項を、経営としてはやりたくない案件であっても受け入れるという中央バスの同意、確約の返答がないからであるという趣旨の発言を行ったことにあります。いかに言いわけをしようとも、このような一方的で強硬な発言は、どこかの評論家の意見ならともかく、交渉事の一方の当事者として、しかもそのトップの発言として、なし得るものではありません。森井さんは、これらについて現時点でどのように考えているのか、真摯な反省の弁をお示しください。さらに、貴社との意思疎通が図れるよう、できるだけ早い時期にお会いし、私の真意を伝えたいと述べ、当時から現在に至るまで意思疎通がなく、現時点でもないと考えておられるのか。さらに、その後、意思疎通のためにどのような努力をされてきたのか、また今後どのような努力をされるおつもりなのか、お示しください。ふれあいパス事業については、現在1乗車当たり利用者が 120 円、残りの 100 円については、全額市の負担、すなわち小樽市民が全体で負担する形になっています。バス事業者には、現在でもバスの運行そのものはもちろん、回数券の販売や車内での利用者対応、集計事務なども行っていただいています。市のトップの不始末が招いた結果であることを考えると、今さらバス事業者に改めて負担を求めて理解を得ることは、現時点では不可能と言っても過言ではないと考えます。逆に言えば、それほどまでに取り返しのつかない失敗を、森井さんはやってしまったということになります。それにしても、厳しい市財政を考えれば、市の単費事業において、これだけの負担を放置することは許されません。したがって、利用者へのサービス内容を安易に切り下げることなく、財政上の負担を極力削減する方法について、徹底的に検討すべきと考えます。低廉な経費で運用可能な乗車カードシステムなど最新のIT技術などを活用して導入できないか、早急に情報収集に努める必要があると考えますが、見解を求めます。また、もし現在検討中のものがあれば、その内容についても含めてお示しください。

答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)

ただいま、ふれあいパスと地域公共交通について御質問がありました。初めに、ふれあいパス事業費の今年度の当初予算が、昨年度当初予算と比較して増額となった理由につきましては、昨年度はバス乗車料金の一部をバス事業者にも御負担いただくことで当初予算を計上しておりましたが、今年度はバス事業者の負担分を本市で負担することにしたためであります。また、平成 30 年5月末までの予算執行率につきましては、予算額2億 350 万に対する執行額は 1,663万 4,820 円であり、執行率は 8.17%となっております。次に、ふれあいパス事業の今年度の協定書締結に係る協議の経緯と内容につきましては、昨年 12 月6日、北海道中央バス株式会社小樽事業部へ、平成 30 年度についても現在と同様の制度内容での事業協力をお願いし、本年1月 16 日に協定書案をお示ししたところであります。その後、協定書の内容については、2月2日に社内で内諾を得た旨の連絡を受けました。また、ジェイ・アール北海道バス株式会社につきましては、1月 30 日に案をお示しし、同日社内決裁する旨の連絡を受けました。なお、協定書につきましては、両者ともに本年4月1日付で締結をしております。次に、私のバス事業者に対する発言の現時点の考え方につきましては、平成 29 年1月 19 日のトップ会談の際に、私が申し上げたことについて真意が伝わらず認識の違いが生じていることは、大変残念に思っているところであります。バス事業者との信頼関係は、今後の本市のまちづくりを考える上で、公共交通は大変重要なものであり、本市と交通事業者がそれぞれの役割や責務において連携をしなければならないことから、これからも協力、連携を密にし、持続可能な公共交通の確保に向け取り組んでまいりたいと考えております。次に、意思疎通につきましては、バス事業者の前社長には、平成 29 年1月のトップ会談以降、面会はかなわず、私の真意を直接お伝えできなかったことは、大変残念に感じております。これまで前社長に対しましては、できるだけ早い時期にお会いしたい旨を文書等にてお伝えしたところであり、私といたしましても、意思疎通に向け努力をしてきたところでございます。今後につきましては、先日の新聞報道において、株主総会後に次期社長が就任するとの記事が掲載されており、私の真意をお伝えしたい気持ちは変わっておりませんので、できるだけ早い時期にお会いできるよう努めてまいりたいと考えております。次に、乗車カードシステム導入可否などの情報収集することへの見解と現在の検討内容につきましては、他市の導入事例の調査や事業者及びICカードの委託業者からの情報収集は必要であると認識をしており、これまでも行っておりますが、引き続き調査や情報収集をしてまいります。また、現在バス事業者、鉄道事業者及び委託業者と、現在使われているICカードを活用した場合の交付や精算方法などの課題について、協議、検討をしております。

出典:小樽市議会 平成30年第2回定例会 2018年6月12日 議事録 PDF(71ページ) 間違いを知らせる