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小樽市議会 平成30年第2回定例会 2018年6月12日

除排雪について

2018年6月12日、小樽市議会の一般質問で、斉藤陽一良議員が「除排雪について」質問し、市長 森井秀明が答弁しました。

質問者
斉藤陽一良 議員
答弁者
市長 森井秀明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 11番 斉藤陽一良

次に、除排雪について伺います。我が党は、本年第1回定例会の会期中、自民党及び当時の民進党とともに、森井さん宛てに平成 29年度除雪に関する要望書を提出しました。これは第1回定例会における議会議論を踏まえて、いわば見るに見かねてといったものでありました。事実を確認すれば、本年2月2日、3日、中央バスは、JR小樽駅前発着の山手中通線を午前8時 55 分発から午後3時 35 分発までのそれぞれ全7便を、結局両日とも運休せざるを得ない状況に追い込まれました。報道によれば、原因は入船公園と小樽市役所の周辺の市道の幅が雪山で狭くなり、対向車とすれ違うことができなくなり、安全な運行ができないと判断されたためということでありますが、市として原因も含め、この事実について間違いはありませんか。さほどの大雪でもないにもかかわらず、2年連続で、しかも同じ路線で公共交通に支障を来す不手際は、許されるものではありません。見解を求めます。また、森井さんは、よりにもよってこれまでの慣例を破って、破るのも、よいほうに破るなら結構ですが、わざわざ排雪箇所の市の意思決定を行う会議に出席し、各ステーションからの排雪協議に迅速な対応を行わず、むしろタイミングをおくらせ現場の足を引っ張る形となり、市民からは雪山が高く、見通しがきかなく危険、道幅が狭くなって車が交差できない、通学路の歩道が確保できないなどの苦情が、それこそ大雪でもないのに異常に多く寄せられることになりました。これらは、既に平成 27 年度から鳴り物入りで始まった、いわゆる森井さんの公約の一丁目一番地とやらで、除雪出動基準を第2種路線、15 センチメートルから 10 センチメートルに下げたことの結果であります。議会からは、既にその当時から除雪出動回数をふやしても、排雪をしなければ雪山を大きくするだけで、かえって道路状態は悪くなるとの声が上がっています。一昨年、昨年は、まれに見る小雪で救われた部分が大きかったのですが、ことしはまさにその結果が失敗として現実にあらわれたということになると考えます。ここまで明らかに自分の失敗が目に見えているにもかかわらず、森井さんは臆面もなく議会答弁や記者会見などで、市長みずからの市長就任以前に比べて、現状の除排雪は改善されているかのごとくうそぶく始末です。まず、排雪箇所の市の意思決定を行う会議の議事録を作成し、原則全面公開すべきです。平成 29 年2月9日の市道住吉線における排雪中止問題でも問題になったところですが、地域総合除雪は市と共同企業体との業務委託契約であり、現場作業員に指示・監督する権限は、受託側の業務主任にあります。委託側である市の権限を有する者が、現場の作業員に対して直接指示等を行えば、労働者派遣法上の偽装請負の疑義を生じることは明らかです。したがって、委託側の市の業務担当者が、受託側の業務主任との間で行う協議の内容にかかわる排雪箇所の市の意思決定を行う会議の議事は、契約の履行、不履行にかかわる極めて重要な事項が含まれており、全てガラス張りで公にされるべきものであります。内容の透明性が確保されなければならないと考えます。偽装請負の問題を別にしても、森井さんのように市長の権力をかさに着て、現場の作業を混乱させるような横暴を許さないためにも、議事録の作成と公開は最低限必要と考えます。現時点で正確な議事録は作成されているのか、お答えください。作成されていないとすれば、なぜか、その理由をお示しください。さらに、それを特別な場合を除き全面的に公開するかどうか、もし公開しない、あるいはできないとすれば、その理由についてもお示しください。次に、排雪量について伺います。累計降雪量は、平成 27 年が 495 センチメートル、28 年が 501 センチメートルで、これは過去5年間の平均 580 センチメートルと比べても、かなり少ないほうでした。29 年は 564 センチメートルとやや平均に近づきました。そもそも予算編成時点での排雪量約 34 万立方メートルについては、議会から見積もりが低過ぎるという指摘もありました。排雪量は、結果として何万立方メートルになったのか、また予算編成時点の見積もりは、現時点でも適正だったと考えているのか、見解を求めます。除排雪については、その各種の基準や具体的な作業の手順、方法について、昨年度の問題点は十分に検証されなければなりません。本年度の除排雪予算は、当然その上で編成されるべきであります。昨年度の検証について早急に示されるべきと考えますが、いつまでに示せるのかお示しください。ただし、各種の基準、作業手順などの見直しについては、時間をかけてしっかりした議会議論を経て決定すべきであり、30 年度においては、拙速に基準、手順や制度の改変は行うべきではないと考えますが、見解をお示しください。

答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)

ただいま、除排雪について御質問がありました。まず、中央バス山手中通線の運休原因につきましては、入船公園と小樽市役所周辺の道路幅が雪山により狭くなり、バスの走行に必要な幅員が確保されていないとバス事業者が判断し、運休に至ったものであります。次に、2年連続で同じ路線で公共交通に支障を来したことにつきましては、バス事業者の皆様には大変御不便をおかけし、申しわけなく思っております。今後はさらなる情報共有を図る中でバス事業者の現場の声も確認しながら、路線バスの運行に支障とならないようしっかり除排雪を行ってまいりたいと考えております。(「当たり前の話だよ」と呼ぶ者あり)次に、排雪箇所の市の意思決定を行う会議の議事録の作成につきましては、私としては、きめ細やかな除排雪に取り組むことを公約として市長に就任していることから、本部員と共通理解を図るために会議に出席することはありますが、この会議の趣旨は、あくまで共通理解を図ることが目的であるため、議事録は作成をしておりません。次に、議事録の公開につきましては、除雪対策本部の会議では、排雪作業の実施について市側の意思決定をしておりますが、その内容を公開した場合、排雪予定路線や時期が明確となり、付近沿線からの雪出しなどにより交通に支障を来すおそれや、気象状況等による予定の変更もあることから、会議の内容を公開することは難しいものと考えております。(「市民を信用してないのかよ」と呼ぶ者あり)次に、昨年度の排雪量につきましては、約 40 万立方メートルであります。また、平成 29 年第3回定例会に計上した補正予算時の想定排雪量約 34 万立方メートルにつきましては、限られた財源の中で効率的な除排雪を行うために必要と思われる排雪量であり、例年の通年ベースの予算時の想定排雪量と比較してもほぼ同量であることからも、適正であったものと考えております。(「足りないって言ってんだよ、市民は」と呼ぶ者あり)しかしながら、昨年度は気象状況などにより、さらなる排雪が必要になったことから、結果として想定量を超えたものであります。次に、昨年度の除排雪に関する検証につきましては、現在、今定例会中に報告することができるよう、早急に検証作業を進めているところであります。次に、本年度の除排雪に関する制度等につきましては、現在進めている検証結果を見定めた後、必要があれば新たな取り組みや制度の改善等について検討してまいりたいと考えておりますが、制度等の変更を行う際には、議会に報告をさせていただき、審議をお願いしてまいりたいと考えております。

出典:小樽市議会 平成30年第2回定例会 2018年6月12日 議事録 PDF(73ページ) 間違いを知らせる