小樽市議会 平成20年第1回定例会 2008年3月4日
(1)財政問題について/(2)道路特定財源制度について/(3)山田市政3期目のマニフェストについて/(4)少子化対策について/(5)環境、エネルギーについて/(6)子どもの健康権について/(7)学校給食の安全について
2008年3月4日、小樽市議会の一般質問で、佐々木勝利議員が「財政問題について」「道路特定財源制度について」「山田市政3期目のマニフェストについて」「少子化対策について」「環境、エネルギーについて」「子どもの健康権について」「学校給食の安全について」について質問し、市長 山田勝麿、教育長 菊譲、福祉部長 中町悌四郎、小樽病院事務局長 小軽米文仁が答弁しました。
- 質問者
- 佐々木勝利 議員
- 答弁者
- 市長 山田勝麿、教育長 菊譲、福祉部長 中町悌四郎、小樽病院事務局長 小軽米文仁
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 19番 佐々木勝利
第1回定例会に当たり、民主党・市民連合を代表して質問いたします。初めに、財政問題について伺います。市民にわかりやすい本市の台所事情となる観点で何点か質問します。平成19年度予算は収支均衡予算を編成しスタートしましたが、とりわけ普通交付税約3億3,500万円の減少が大きく影響し、今定例会補正後の予算上の実質赤字額は、平成18年度の赤字額約11億8,400万円を約2億6,000万円上回る約14億4,500万円になることのことです。それで、この決算見込みとその分析について、まずお伺いします。次に、平成19年度から3年間で公的資金の繰上償還を行い、高金利の地方債及び公債費の負担を軽減する制度が導入されたとのことですが、その制度の内容及び効果額についてお示しください。次に、平成19年度の決算見込みを踏まえて、平成20年度の予算編成は、さらなる職員手当の削減をすることなど、市長は非常に苦慮されたと思います。市長の今回の予算編成の考え方についてお伺いいたします。次に、昨年6月に成立した、いわゆる地方公共団体財政健全化法の早期健全化基準や財政再生基準が昨年12月28日に公表されました。そこで市長の提案説明の中で、平成18年度決算で試算すると連結実質赤字比率が早期健全化基準を超えているとのことでありますが、実質赤字比率や連結実質赤字比率など四つの財政指標は、平成20年度決算から適用されることとなっております。そこで伺いますが、平成20年度の予算編成でこのことを十分念頭に置いて予算編成したものと思いますが、平成20年度の予算では、この指標がどのような状況にあるのか、また基準を超えているとしたら、その対策を含めてお示しください。なお、先ほど追加提案されました平成19年度補正予算、除雪額1億円が、この数値に影響があるとすれば、それを含めてお答えください。この項の最後に、財政健全化計画を昨年3月に策定されましたが、市長提案の中で、今年度の普通交付税約3億3,500万円の予算割れの影響が大きい、また平成20年度予算においても市税収入が前年度予算と比較して3億7,540万円の減収とのことでありますが、累積赤字額を抱え非常に厳しい財政状況の中、歳入のこうした大きな減収は健全化計画に大きな影響を与えるものと考えます。そこで伺いますが、この財政健全化計画の見直しは、平成20年度予算編成を踏まえて行うとのことでしたが、具体的にいつごろ示される予定なのか、手順、手続を含めてお聞かせください。次に、道路特定財源の問題についてです。国土交通省所管の公益法人が作成したずさんな報告書に約1億円も支払われたということがわかるなど、道路特定財源の無駄遣いの実態が明らかになり、また官僚の天下りとも結びつき、特定財源の仕組みそのものが利権の温床になっていることなどが、今国会の中で次々と明らかになってきました。そもそも道路特定財源制度は、道路が未整備で緊急に道路をつくるために緊急措置として昭和29年に創設されて以来54年も継続されてきました。また、暫定税率は道路整備をさらに加速するために昭和49年に設けられて以来34年も継続されてきました。地方においては、生活道路を中心に道路整備は今でも非常に重要なものの一つと考えております。しかし、今、社会保障や教育などの重要性も飛躍的に増大をして、地域においてはそのニーズに応じた政策判断を行うことが強く求められるようになっています。また、社会経済の変化の観点からも、地方分権国家の樹立の観点からも、道路以外への歳出を認めない道路特定財源の制度は問題です。民主党は、道路特定財源制度は廃止して、一般財源として、今、地方が必要としている地方の自主財源として、その使い道を地方が自発的に判断できるようにすべきと考えています。また、暫定税率については、道路整備のためという約束で基準税率に上乗せして国民に負担してもらっているものであり、一般財源化に当たっては、当然廃止すべきものだと考えます。具体的に暫定税率の廃止によって、地方の税収は約9,000億円減少しますが、今まで地方が望んでいた国の直轄事業の地方負担金、いわゆる上納金制度を廃止して、この9,000億円について地方が使い道を自由に判断できる資金に振り替えます。また、国から地方の補助金、交付金についても、これまでの水準を維持する。地方においては自動車は生活に不可欠であり、住民の負担も都市よりはるかに多額となっているのが現実です。この点も、暫定税率廃止により地方における世帯当たりの負担を軽減させ、都市と地方の格差を是正することができます。今、燃料価格の高騰が他のさまざまな物価上昇の要因となっており、ますます厳しさを増している国民生活を見るとき、暫定税率の廃止により燃料価格を少しでも引き下げ、これ以上の物価上昇を抑えるようにすることも重要ではないでしょうか。ガソリンや軽油の減税により税収は減収となりますが、燃料の引下げで運送業界をはじめとした物流部門や農林水産業などを中心とした経済効果は大きいと思います。小樽も例外ではないと思います。また、自動車ユーザーの可処分所得も増えることになります。国や自治体より民間や住民の方がお金の有効な使い方を知っているのではないでしょうか。地域経済にはプラスになり、今の経済情勢では効果的経済対策にもなります。民主党は、道路特定財源の一般財源化、暫定税率廃止を基本とした道路特定財源制度の改革案を示し、国民に理解と協力を求めていきます。税金についての国民の大きな関心と、よく知る機会となってきました。そこで伺いますが、この問題に対する市長の受け止めと見解をお聞かせください。次に、2007年の市長選において市民に提示したマニフェストについてです。当選したらこれからの4年間になって実現するもの、今何をしなければならないかを明らかにしたもので、5項目にわたって絞って示したマニフェストです。市民との約束、契約に当たるものです。常に点検し、情報公開し、公約実現に向けて努力していくものと考えます。そこで、マニフェストの内容に触れて順次伺ってまいります。初めに、マニフェスト1で「スリムな市役所・財政健全化で市民サービスの維持」を挙げ、「財政再建は最優先課題です。市長就任から8年、400人の人員削除、職員や市長の給与カット、市営の24施設を民間委託にするなど行政改革を進めましたが、これからも市役所改革を続行します」。そして、「今後の取り組み」として、「今後4年間でさらに180人の人員の削減」「職員10パーセント、市長25パーセント以上の給与削減」「部や課の再編でスリムな市役所」「19年度から単年度収支を黒字に転換し、累積赤字を解消」「安定した財政基盤をつくり、『ふれあいパス』など現在の市民サービスは守ります」としています。そこで伺います。現時点での取組状況についてお示しください。この問題は、理解と協力なくしてはできる問題ではないと思っております。次に、マニフェスト2「地域経済と中心市街地の活性化」を取り上げ、「中心市街地に賑わい(にぎわい)を取り戻す施策」として、「商店街が独自に取り組む『にぎわいづくり事業』への支援」「旧丸井今井小樽店の再活用に積極的に取り組みます」「まちなか居住や中心市街地の活性化を促進する『中心市街地活性化基本計画』を策定」、そして「『小樽らしさ』を生かした地域経済・観光の振興」として、「小樽産品のブランド力を高め、東アジアなど海外市場を開拓し、地場産業の活性化」「地元企業の技術開発支援や企業誘致を推進し、地域経済の振興と雇用の拡大」「『全国779市魅力度ランキング親しみ度1位、観光意欲度5位、総合7位』この地域ブランド力を活かした宿泊滞在型観光を推進し、経済波及効果を高めます」「小樽の歴史遺産を守り『旧手宮線跡』の活用を市民みんなで考え、手宮・北運河地域の再生に取り組みます」としています。そこで伺います。まちの活性化なくして小樽の発展は望めないと思います。成果は上がっていますか、お聞かせください。次に、マニフェスト3で「市民の健康といのちを守る新市立病院の建設」について取り上げ、「新病院建設は、平成11年に公募委員5名を含む『市立病院新築検討懇話会』で検討をはじめ、議会では37回の特別委員会を開いてきました。市民の健康といのちを守るため、赤字を出さない効率的な病院経営のために新病院の建設は必要です」と訴えております。そして、市民から寄せられた声にも触れて「ベッド数・診療科目など、もっと小さな病院であってよいのでは」との質問では、「現在、両病院のベッド数は868床ですが、新病院の基本設計では468床としています。なお、ベッド数は病棟編成や医療環境の状況により減少することもあります」「17年度の平均入院患者は538人、手術件数は1,870件にのぼっています」「新病院では、脳神経や心臓血管外科、放射線治療を診療の柱としますが、合併症の患者さんは複数の診療科での治療が必要です。また、17年度は1,366人の救急患者を受け入れており、総合的な診療機能が必要です」と答えています。また、「新病院を建設して小樽市の財政は大丈夫なの」との質問には、「二つの病院があると、検査や管理部門、医療機器の購入など二重の経費がかかりますが、統合で大幅な経費縮減が図れます」「地域医療を守る公立病院は、病院収入だけで運営することは難しく、今でも皆さんの税金から毎年5~6億円を投入しています。新病院建設には多額の資金を必要としますが、統合により効率的な病院運営が可能となり、税金の投入は大幅に縮小できます」と答えています。そして、「現地での建替えやリニューアルの声がありますが」という問いかけについて、「現在の病院は敷地が7,400平方メートルしかありません。必要なベッド数や駐車場スペースの確保は困難です」「病院は、入院・外来・手術・検査・給食・電気・ボイラーなど各部署が連携して成り立っています。診療を続け一部を壊しながら建替えることは不可能です」「小樽病院の最も古い棟は築52年が経過しています。耐震化など考えた場合、リニューアルは現実的ではありません」ときっちりと答えています。そこで伺います。医療環境を含め、当時の状況とは変わってきています。そこで、医療、医師確保の問題を含め、現段階での認識と今後の見通しについてお聞かせください。次に、マニフェスト4「子育て支援と子どもの安全・安心確保」として「子育て支援では」、「4年間で保育所定員を75人拡大し、待機児を解消しました。また、親と子が気軽につどい、育児相談などができる『つどいの広場(朝里)』『あそびの広場(銭函)』町内会館での『げんきがまちにやってくる』を開設し、産業会館では『杜のつどい』との協働で『杜ひろランド』を始めました。19年度は『休日保育』の実施、小樽公園内に2か年で『子どもの国ゾーン』を整備するなど子育て環境の充実を進めます」としています。そして、「子どもの安全を守るために」、「19年度の冬にむけ、スクールバスの導入を拡大します。また、教育環境整備のため、通学時の安全対策に配慮した学校の適正配置を校舎の耐震化と一体的に進めます」としています。そこでお伺いします。どの問題も、保護者、住民との十分な話合いが必要となる問題です。取組の状況についてお知らせください。この項最後のマニフェスト5「公開・参加・協働の市政運営」を進めるとしております問題です。「地域と市役所をつなぐ市職員による『町会活動支援員制度』を創設します」「市政への市民参加を促進する『自治基本条例』策定に取り組みます」「市が行う事務事業を評価し、その結果を市民に公表する『行政評価システム』を構築します」「将来のまちづくりの方向を示す『新・小樽市総合計画』を市民とともに策定します」としています。どれも政策決定にかかわる重要な事項と考えます。現時点での進ちょく状況、取組状況についてお伺いします。次に、小樽の少子化対策についてです。まず、国の年間出生数は1973年以来減少傾向が続き、2005年の合計特殊出生率は1.26と過去最低を更新し、これまで最低だった2003年、2004年を0.03ポイント下回っています。長期的人口を維持できる水準、人口置換水準の2.07よりかなり低いのが現状です。2004年10月1日現在のゼロ歳から4歳までの人口が、総人口の13.9パーセントであるのに対し、65歳以上の人口は19.5となっており、高齢化率は加速度的に進んでいます。そこで伺います。小樽の少子化、高齢化の現状について、分析を含めてお示しください。少子高齢化は、労働人口の減少、地域社会の活力の低下、社会・経済の影響のみならず、社会の持続可能性が脅かされます。少子化の原因として結婚に関する意識の変化にあわせ、性別役割分業を前提とした働き方や核家族化、都市化への進行などにより、子育て負担が増大していること、子供の教育に大きな経済負担が伴うことなどが挙げられています。そこでお伺いします。小樽でのこの点についての調査、分析したものがあればお示しください。少子高齢化対策として、1994年のエンゼルプラン、1999年の新エンゼルプラン、2003年の少子化対策プラスワンなどの施策が講じられたにもかかわらず少子化に歯止めがかからず、2003年7月に少子化社会対策基本法、次世代育成支援対策推進法が策定されました。国には行動計画の策定指針を示すことが義務づけられ、2005年3月までにすべての自治体は地域行動計画の策定をすることが義務づけられました。300人以上の企業には事業計画の策定が求められております。この法律の内容は、これまでの仕事と子育ての両立支援に加えて、男性の働き方の見直し、専業主婦家庭を含めたすべての家庭の子育て支援などを含んだものとなっています。そこでお伺いします。小樽の行動計画の進行管理はどうなっていますか。これまでの少子化対策の効果が上がらない原因として、抜本的な対策を講じるだけの予算措置が行われなかったことが大きく取り上げられています。また、勤務条件を改善してワーク・ライフ・バランスを図り、経済、教育格差を是正すること、妊娠・出産・育児がリスクとなる社会から、男女がともに仕事と家庭を両立できるジェンダーフリーの視点で社会全体で見直すことを通して、安心して子育てができる社会にすることが不可欠であると考えられます。そこで伺います。今後、実効性のある少子化対策をどのように進めるつもりか、お示しください。次に、環境・エネルギー問題についてです。政府は、エネルギー基本法において、エネルギー政策に原子力発電を法的に位置づけ、現在、稼働中の原発を利用したプルサーマル発電を進めようとしています。しかし、ヨーロッパなど世界各国のエネルギー政策は、既に脱原発の方向にあります。日本政府のみ原発を増設してプルトニウム利用などの核燃料リサイクル計画を行うことは、安全のみならず、技術的、経済的にも現段階では無謀な施策と考えます。また、日本のプルトニウム利用政策は、物理面での安全性、核兵器への転用の懸念など、東アジアの平和、環境に不安要因を拡大するものとなりはしないか。2004年8月に起こった福井県美浜原発の事故は、原発史上最悪の事故となり、改めて原子力事業の安全意識の欠如と管理体制の不備を露呈し、JCO事故が生かされていなかったことが明らかになりました。安全神話が崩壊した今こそ、脱原発に向けたエネルギー政策の転換が図られなければならないと考えます。ドイツは2030年までに原発を廃止する、ベルギー、スウェーデンなども脱原発を進めています。日本においても脱原発社会の実現を目指し、省エネルギーの推進とともにエネルギー政策の転換に向けて太陽、風力、バイオマスなどの再生可能な自然エネルギーの開発と普及について研究を積極的に進めるべきと考えます。また、グローバルな環境問題であります大気中の炭酸ガス濃度の増大、地球温暖化、オゾン層の破壊、酸性雨による森林の減少、砂漠化、海洋汚染、大気汚染、水質汚濁、廃棄物問題、そしてそれらさまざまな環境破壊が原因と思われる異常気象による被害、さらに戦争による環境破壊など、私たちは多くの環境問題に直面しています。その原因は、私たちの消費生活に責任の一端があることも真しに受け止めなければならないと考えます。このような状況の中、循環型社会形成推進基本法が施行され、ライフスタイルの見直しをはじめ、地方分権、規制改革、国と自治体・行政と民間との役割や責任分担の見直し、市場経済と環境の調和など具体的な環境政策を求める論議が行われています。これらの課題を社会システムとして具体化し、定着させていく取組が必要となっています。そこで伺います、小樽市の地球温暖化に対する取組について現状をお示しください。また、次の点で提言しますが、市教委の受け止めと取組についてお聞かせください。一つ、京都議定書が発効されたことを受け、「学校ソーラーシステムなど再生可能なエネルギー利用」をエネルギー教育の一つとして進めること。また、災害時に学校が待機・避難所となることからも、学校施設に再生可能なエネルギーを活用する取組を推進すること。二つ目、「学校ビオトープ(野生生物の生息空間)」などの自然環境を確立するための実践を進めること。三つ目、「農業・森林・水産」の現状理解とそれらにおける体験学習の推進を図ること。四つ目、きれいな水の確保、合成洗剤の追放などの学習実践の場を設置すること。五つ目、ごみ問題、リサイクルの推進、有害物質の追放など学習、実践の場を設置すること。六つ目、学校での積極的な省エネ教育を推進すること。次に、子供の健康について。子供を取り巻く環境(自然・社会・家庭・学校)の変化に伴い、不登校、学校嫌い、人間関係の希薄さ、いじめ、自殺、薬物乱用、性の逸脱行為、ストレス、アレルギー疾患、食の問題など子供をめぐる状況は社会問題と言われるまでになってきています。これらの対策としてさまざまな試みがなされていますが、対症療法的なことが多く、解決のための方策が見えていないまま今日を迎えています。社会全体の問題として早急な対応が迫られています。子供の健康問題をとらえるときには、障害や病気を持つ子供たちをも丸ごと受け止められる視点に立っていく必要があると考えます。学校教育の中では、子供たちの健康問題について、保健教育と保健管理の面から対策が図られてきました。保健学習では、近年まで健康のとらえをWHOがいう「病気がないこと」を基本にしてきました。そのため、社会全体の中に現在も「病気は悪」「障害はないほうがよい」という考え方が深く浸透しています。さらに2003年に施行された健康増進法では、健康を国民の責務として位置づけられていることから、その傾向が強くなっています。子供たちの「健康観」をより豊かなものにするためにも、教育環境や社会のありさまなどを問い直す必要があり、そのための保健教育の場として、さまざまな視点から見直し、充実していく必要があると考えます。2004年4月、「児童虐待防止に関する法律」が一部改正となり、学校の教員は早期発見と通告が義務づけられましたが、虐待で保護される子供が増え続け、2005年度の相談や保護した件数は全国で3万4,400件にも上ります。多くの子供たちは身近な大人から虐待を受け、人権を侵害され、命も危ぶまれている状況にあります。虐待を家族の問題だけにせず、子供を取り巻く社会問題としてとらえ、社会に広く発信していく必要があります。特に学校が子供虐待の早期発見の場として、以前にも増して期待されています。そこでお伺いします。この問題における小樽市の取組についてお示しください。最後に、学校給食問題についてです。先月2月6日、新光共同調理場の学校給食献立の食材の一部に異常があると気づき、受配校24校、単独校6校の給食供給を急きょ中止することにしましたが、小学校6校、中学校2校の186名の児童が同献立を食べた後だったこと、食べた児童の体調不良の児童に確認したところ、張碓小学校の児童22名が腹痛、下痢などの症状があったこと、また、19校で59名の教員が食して3校5名に同様の症状があったことが明らかになりました。そこでまとめて伺います。一つ目、今回の学校給食献立の一部中止と、食して体調不良を訴えた児童、教員が出たことについて、今回の問題の所在はどこにあったと考えているのか。二つ目、小樽のO-157食中毒被害の教訓が生かされていたのかどうか。三つ目、危機管理体制は十分整備されているのかどうか。四つ目、安心・安全な学校給食に向けて、今後どのような対策を講じていくのか、お聞かせください。再質問を留保して終わります。(拍手)
答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)
佐々木議員の御質問にお答えいたします。まず、平成19年度決算見込みでありますけれども、歳入におきましては、普通交付税額が予算に比較しまして3億3,500万円の減額となったことに加えまして、市税におきましても法人市民税やたばこ税などにおいて減収が見込まれます。一方、歳出におきましては、本日、除雪費の補正予算を追加提案させていただきましたが、いずれにいたしましても、不用額を含め現時点では不確定な要素が多くありますので、残された期間、引き続き歳入の確保等に努めながら、単年度収支の均衡に向け努力をしてまいりたいと考えております。次に、公的資金の繰上償還についてでありますけれども、まず制度の概要でありますが、地方公共団体の公債費負担の軽減を図ることを目的として、徹底した行財政改革に取り組む団体を対象に、5パーセント以上の金利の公的資金の繰上償還を補償金免除で認めるもので、あわせて必要に応じて銀行などからの資金による借換債を認めるというものであります。次に、効果額でありますけれども、平成19年度からの3か年分について借換債の利率を現行の民間資金程度と仮定しますと、一定の条件で試算しますが、一般会計では約2億3,300万円、住宅事業会計では約500万円、水道事業会計では約11億8,200万円、下水道事業会計では約7億7,000万円となり、総額で約21億9,000万円の効果を見込んでおります。次に、平成20年度の予算編成の考え方でありますが、現状におきましては申し上げるまでもなく財政再建が最優先の課題でありますので、基本的な姿勢として収支均衡予算を編成することを第一としながらも、現状の市民サービスを可能な限り維持することを念頭に置いて編成作業を行ったところであります。また、昨年6月に施行されたいわゆる地方公共団体の財政健全化法は、平成20年度決算から適用されることとなっており、本市の場合、平成18年度決算で試算いたしますと連結実質赤字比率が早期健全化基準を超えておりますので、特別会計や企業会計の収支が全体に与える影響なども考慮しながら作業に当たったところであります。次に、財政健全化法に基づく各指標についての状況でありますが、先ほど提案しました補正予算を考慮した平成20年度の当初予算ベースでの試算では、連結実質赤字比率が18.0パーセントとなっており、早期健全化の基準をクリアしておりませんので、今後の予算執行に当たりましても、このことを常に念頭に置いて収支改善に努めながら、財政健全化法が適用される平成20年度決算時点においては、何としてもクリアしなければならないと考えております。次に、財政健全化計画の見直しの時期でありますが、現在、平成20年度予算を踏まえ、平成24年度において一般会計の累積赤字を解消するという目標を堅持しながら、計画上の収支の見直しを行っておりますので、調整のでき次第示したいと考えております。次に、道路特定財源の問題でありますけれども、現在、地方六団体では道路特定財源については十分な議論を行っていくべきであるが、国民の経済活動や地方自治体の新年度予算編成等への混乱を回避する意味からも、まずは現行暫定税率の維持を求めております。また、北海道市長会では、道路特定財源について平成20年度以降も一般財源化することなく、現行の税率水準を維持し、必要な道路整備の財源を確保することを要望しております。私といたしましても、地方六団体並びに北海道市長会と同様の認識を持って対応しているところであります。次に、昨年4月の市長選挙における私のマニフェストについての御質問でありますけれども、初めにマニフェスト1の「スリムな市役所・財政健全化で市民サービスの維持」についてでありますが、まず職員の削減につきましては、さきにお示ししております4月からの部の再編を伴う組織・機構の大幅な見直しにより組織のスリム化を図るとともに、オタモイ給食調理場の民間委託、真栄保育所の民間移譲などにより4年間で180名の職員削減目標の達成に向け、計画どおり進ちょくしているものと考えております。また、総人件費の抑制や長年の懸案であった市有施設内での通勤用車両の駐車有料化による新たな歳入確保など、マニフェストに掲げた項目をはじめ、さまざまな取組を進めてきましたが、今後ともこれまでの市民サービスを維持することを念頭に置きながら、引き続き、財政再建に向けた努力をしてまいりたいと考えております。次に、マニフェストの2「地域経済と中心市街地の活性化」についてでありますけれども、まず中心市街地ににぎわいを取り戻す施策といたしましては、にぎわう商店街づくり支援事業を創設し、また旧丸井今井小樽店の再活用については、施設を管理する小樽開発株式会社が現在も懸命に出店交渉を行っており、市も連携して関係者に要請を続けているところであります。中心市街地活性化基本計画の策定については、昨年2月に設立した小樽市中心市街地活性化協議会において、本市が策定した素案に対し意見を伺っており、今後、市民に意見を求めて基本計画を取りまとめ、できるだけ早い時期に内閣府に認定申請を提出する予定であります。次に、小樽らしさを生かした地域経済・観光の振興については、市内企業を中心に産学官が連携して組織する東アジア・マーケットリサーチ事業実行委員会が、今回で3回目となる台湾での商談会を本年1月に開催し、地場産品の販路拡大に向けた取組を積極的に進めております。企業誘致におきましても、石狩湾新港小樽市域で昨年4月から12月までの間に5社が操業開始しており、その投資総額は約40億円に達しております。観光振興では、昨年4月に観光協会が観光誘致促進協議会を統合し、より積極的な観光プロモーション活動を展開しており、また昨年8月には小樽観光プロジェクト推進会議が発足し、小樽の知名度を生かした宿泊滞在型観光の推進に向けた具体的な施策について検討を重ねております。また、旧手宮線跡の活用と手宮・北運河地域の再生につきましては、跡地全体の有効活用と地域の魅力向上や活性化策を検討するため、本年2月に地元市民や学生、関係団体等で構成する活用懇話会を設置し、議論を始めているところであります。以上のとおり、この分野におきましては、関係する市民や団体等の協力をいただきながら、それぞれの施策を実施し、これまで一定の成果が上がったものと考えておりますが、今後とも本市の経済状況を把握しながら、地域経済の元気づくりと中心市街地の活性化に向けた取組を着実に進めてまいりたいと思っております。次に、マニフェスト3の市立小樽病院についてでありますけれども、両病院の施設設備の老朽化、狭あい化や2か所に分かれていることの非効率性などから、統合新築が必要であるとの認識については変わりありませんが、平成19年度に入り収支状況が昨年6月に示した不良債務解消計画における目標に届かず、また一般会計においても地方交付税が見込みを大きく下回ったなど大変厳しい財政状況にあること、また昨年末に総務省からは公立病院改革ガイドラインが示される予定となったことなど、状況は大きく変わってまいりました。そのため、病院事業の収支や国の地方財政対策などを見極めて、今後の事業を進めていくことが必要であると判断し、予定をしておりました土地購入を平成20年度に変更し、基本設計業務を一時中断したところであります。また、医師確保につきましては、現在、両病院合わせて47名となっておりますが、依然として不安定な状況でありますので、基本設計の一時中断などの影響も危ぐされますが、当面、現在の体制を維持できるよう最大限努力しているところであります。次に、今後の見通しでありますけれども、平成20年度に策定する改革プランの中では、再編・ネットワーク化について有識者の意見もいただきながら、今後の市立病院のあり方や役割について協議を行いますので、新病院についても、その内容を踏まえて進めていく必要があるものと考えております。また、不良債務解消に向けて計画を確実に履行していく必要がありますが、一般会計の状況も大変厳しく、病院事業会計の収支が解消計画を下回った場合に、一般会計で支えることは困難な状況でありますので、平成20年度も医師や看護師の確保や診療報酬の改定など不確定な要素がありますが、経営改善に全力で取り組みまして、早い時期に方向性を出してまいりたいと考えております。次に、マニフェスト4の「子育て支援と子どもの安全・安心確保」について、平成19年度の取組状況でありますけれども、休日保育については昨年8月から市内中央部にある中央保育所で実施し、今年2月末現在の登録児童数は30名で、これまでの延べ利用児童数は213名となっております。また、小樽公園内の子どもの国ゾーンの整備状況につきましては、平成19年度に空の遊びの回廊や大地の遊びの回廊の冒険をテーマにした児童用大型遊具や迷路などの整備を行い、昨年10月5日から一部供用開始をしております。なお、平成20年度は幼児用遊具、多目的広場、野外学級施設などの整備を予定しております。次に、スクールバスの導入でありますけれども、これまで桃内地区でスクールバスを運行しておりましたが、平成19年10月からは長橋小学校と銭函小学校においてスクールバスの運行を開始するとともに、従前から行っていた冬期間のバス通学費の2分の1助成を通年の全額助成 に拡大したところであります。次に、学校適正配置と校舎の耐震化でありますけれども、昨年の、小樽市立学校の規模・配置の在り方検討委員会からの最終答申を踏まえ、現在、教育委員会で適正配置についての計画を策定中でありますので、この計画との整合性を図りながら校舎などの耐震化を進めてまいりたいと考えております。次に、マニフェスト5に掲げた事業の進ちょく状況でありますけれども、初めに町会活動支援員制度につきましては、平成19年10月1日に制度をスタートさせ、当初要請のありました37町会に対し支援員を配置しましたが、現在153町会中49町会に配置しております。次に、自治基本条例についてでありますが、新たな総合計画策定のための地区別・団体別懇談会開催時に、市民の皆さんに条例の性格などの情報提供をさせていただいたところであります。自治基本条例は、行政のみでつくるのではなく、広く市民や団体との話合いの中で制定するものと考えておりますので、今後、時間をかけて議論を進めてまいりたいと考えております。次に、行政評価システムでありますけれども、昨年21世紀プラン第3次実施計画に定めた421の事業を対象に事務事業評価を試行的に実施し、評価システムの構築に向けた検討を進めております。次に、新しい総合計画の策定でありますけれども、平成20年度の策定に向け現在、基本構想の素案について庁内組織による検討を進めており、その原案として総合計画審議会に諮問し、議論していただくこととしております。次に、少子化対策についての御質問でありますけれども、まず本市の少子化と高齢化の現状でありますが、平成17年国勢調査の年齢3区分別人口で見ますと、総人口に占めるゼロ歳から14歳までの年少人口の割合は10.6パーセント、65歳以上の老年人口は27.4パーセントとなっておりまして、前回の平成12年の調査と比較して年少人口が13.3パーセント減少し、老年人口が10.6パーセント増加しております。また、道内市部の構成比との比較では、年少人口は2.1ポイント下回り、老年人口は7.3ポイント上回っている状況であります。次に、少子化対策に係る調査でありますけれども、小樽市におきましては、平成16年に小樽市次世代育成支援行動計画の策定に向け、ニーズ調査を実施いたしました。これによりますと、子育ての出費がかさむこと、自分や子供が病気になったときに子供の面倒を見る人がいないこと、民間企業への子育て家庭に対する理解、配慮の啓発、促進という回答が多かったところであり、このような御意見を参考にしながら計画を策定したものであります。次に、次世代育成支援行動計画の進行管理でありますが、次世代育成支援対策推進法及び行動計画策定指針に基づき、庁内に関係部の課長職で構成しています推進会議と教育、福祉分野や子育て支援事業の関係者などで構成する推進協議会を設置し、その中で各事業の進ちょく状況を把握、点検しながら、計画の推進に努めているところであります。次に、少子化対策の推進でありますけれども、従来の子育て支援と仕事の両立支援に加え、専業主婦家庭への子育て支援、児童虐待防止や子供を犯罪等から守る取組など、より広い観点から総合的に子育てを支援するために策定した小樽市次世代育成支援行動計画の着実な推進が必要と考えております。このため、今後も市民や地域、関係団体をはじめ国、道、企業など、それぞれの役割と相互の連絡を図りながら、計画の推進に努めてまいりたいと考えております。次に、環境・エネルギー問題の取組でありますけれども、初めに小樽市における地球温暖化対策への取組でありますが、市も一事業者として化石燃料などのエネルギーを消費していることから、率先して温室効果ガスを削減するため、平成18年度に第2次小樽市温暖化対策推進実行計画を策定し、日常業務や施設管理などにおけるCO2 削減に向けた取組を進めているところであります。さらには、市民や事業者に向けましては、日常生活における具体的な温室効果ガス削減行動を紹介した「環境にやさしいエコ・アクション・プログラム」を作成し、出前講座や小中学校における総合学習の場を通じて、その普及に取り組んでおります。本年7月には温室効果ガス削減を主要議題として北海道洞爺湖サミットが開催されることから、小樽市におきましても、民間団体との共催により、6月に記念講演会や記念植樹祭の実施を予定しているところであります。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 教育長 菊譲(教育長は2011年3月まで)
佐々木議員の御質問にお答えいたします。初めに、学校施設における再生可能なエネルギーの活用と環境教育の推進などについてでありますが、学校では総合的な学習の時間において、河川の水質調査や動植物の観察などを実施しており、また学校菜園や見学旅行におけるファームステイなどにより農業体験を行うなど、体験活動を通して環境教育に取り組んでおります。さらに、社会科等においては、ごみ処理やリサイクル、水源林など生活と密接な関係のある内容について学習して、児童・生徒が身近な環境について考える機会と場を設けております。本市は、海と山に囲まれた自然の宝庫であり、学校ではこれまでもこれらの自然環境を効果的な教材として活用してまいりましたが、今後も自然環境を大切にする心の育成を含め指導の充実に努めてまいります。なお、ソーラーシステムなど施設整備に伴うものにつきましては、すぐに取り組むことは難しいのですが、地球環境に優しい取組については、将来を担う子供たちにとりましても大切なことと認識しているところであります。次に、子供自身が健康であることを強く意識し、より安全な生活を求めようとするための教育活動についてでありますが、各学校においてはスポーツや保健指導などを通して健康、安全な生活を営むために必要な資質や習慣を身につけさせたり、児童・生徒がみずから成人病などの防止に向けた食育のあり方や生命を大切にする教育などに積極的に取り組んでいく必要があります。一方、近年、不登校やいじめ、薬物乱用などの深刻な問題や人間関係による不安感やストレスなどが常態化しているとの指摘もありますことから、教育相談などにより心の健康に関する取組も大切になります。そのため、各学校では保健体育科の時間だけにとどまらず、関連の教科や道徳特別活動のほか、総合的な学習の時間を含めた教育活動の全体を通して、心身の調和を図る健康教育を一層進めていかなければなりません。本市においては、あおばとプランにより「確かな学力」「豊かな心」「健やかな体」を重点に据えてバランスのとれた教育活動の実現を目指しておりますが、とりわけ豊かな心と健やかな体の育成を関連づけた指導をすることにより、健康に対するより豊かな教育が可能になると考えております。次に、子供の虐待に対する学校の対応についてでありますが、子供に対しての虐待は、心身の成長や人格の形成上に大きな影響を与えることから、学校においては日ごろから全職員が子供たち一人一人の行動を注意深く観察しながら、家庭での虐待がないのか、その実態の把握に気を配っております。例えば人権に配慮しながら、いつも汚れた同じ洋服を着ている、体に暴力を受けたこん跡がある、学校から家に帰りたがらないといった子供の様子に異変が見られる場合、虐待を受けている可能性がないかどうか早急に調査し、もしそうした事実があった場合には、速やかに校長から警察や子育て支援課など関係機関に連絡するなどして子供を保護するよう努めております。しかしながら、子供の虐待は学校だけでは発見、解決できるものではなく、地域や医療機関をはじめ関係機関などとの連携が必要となります。そのため、事実を発見したときには、学校、児童相談所、子育て支援課などから成るケース会議を随時開催していただき、解決に向け努力をしているところでございます。次に、学校給食について何点か御質問がありました。まず、2月6日の給食についてでありますが、発生要因と考えられる食材のマッシュルームは、製造販売業者の自主回収体制が徹底されていなかったことに加えて、納入業者である北海道学校給食会の食材の管理体制が不十分であったこと、さらには危機意識が希薄で情報提供が行われなかったことなどに要因があったものと思います。さらに、食材の異常を発見した後の対応として、調理場での検食時間を通常の給食開始時間に合わせて実施していたことや学校における短縮授業の実施といった要因も重なったため、結果として中止の連絡が一部の学校において間に合わなかったものと考えております。次に、O-157や食中毒の教訓が今回どう生かされたかということについてでありますが、これまで本市においてはO-157の発生を重く受け止め、国及び道のマニュアルを踏まえて、平成12年、独自に衛生管理マニュアルを策定し、施設整備の改善を図るなどしながら、食中毒への対応を図ってまいりました。しかしながら、今回のような食材の異変などが急きょ生じた場合には、結果として対応しきれておりませんので、マニュアルに不十分な面があったものと考えております。次に、危機管理体制の整備についてでありますが、これまでも衛生管理マニュアルを基にした対応を図ってまいりましたが、今回の事例を教訓として、学校へ緊急連絡するための初動態勢や学校及び関係機関との連絡方法、事後対応などについて、これまでの衛生管理マニュアルを補強し、管理体制の徹底を図っていく考えでございます。最後に、安心・安全な学校給食に向けた今後の対応についでてありますが、当面する対応策として調理場の検食時間の繰上げをはじめとして、調理時の食味検査や調理でき上がり時の検査の徹底及び学校での検食体制のさらなる強化を図ってまいります。また、食材の異常に対応する衛生管理マニュアルの補強や食材の選定及びチェックの強化など、引き続き学校給食課及び両調理場を中心に検討を進め、給食の安全確保をこれまで以上に図ってまいります。(「議長、19番」と呼ぶ者あり)
再質問 19番 佐々木勝利
2点再質問をします。1点目は、少子化対策のところで、なかなか成果が上がらない、そういう現状だということでさまざまな取組をするということなのですけれども、少子化対策で先進的に取り組んで成果を上げている、そういう都市の事例は掌握していますか。あれば教えてください。それから二つ目、医師確保の問題なのですけれども、結論からいうと今47名の現状だと。この現状維持のために頑張っているということなのですけれども、そういう答弁でいいのか。それで、この47名の医師が今後どうなっていくのかというあたりについてお示しできますか。その2点についてお聞きします。
答弁 福祉部長 中町悌四郎(福祉部長は2008年3月まで)
少子化対策の先進都市の事例で実態把握をしているかということなのですけれども、確かに少子化対策ということで、全国いろいろな市町村でお金に係る予算的な支援とか、さまざまな支援はあると思いますけれども、成功しているといいますか、そのような対策によって急激に少子化をクリアできるというか、それはなかなか難しい部分がいっぱいあるのではないかと思いますけれども、そういう中で成功している部分は少ないのではないかというふうには思いますけれども、そういった点では成功している都市がどこにあるかということは、ちょっと現状ではまだ把握しておりません。本当にどういうものが効果があるのかということは、これからも十分研究してみたいというふうに思っています。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 小樽病院事務局長 小軽米文仁(小樽病院事務局長は2008年3月まで)
先日も答弁いたしましたけれども、現状47名の医師の確保、従前から申し上げていますように、増員というのはこの御時世では非常に難しい状況にありまして、逆に今の47名をいかに確保していくかということに、院長も各医局に出向いてお願いしているというのが実情でございます。47名につきましては、現在、確定しているいわゆる医師の異動といいますか、補充できないいわゆる医師の退職ということで申しますと、整形外科で3月いっぱいで1名、秋で1名、それから呼吸器内科で秋で1名というふうなことになっております。ただ、これにつきましても、現状、補充については医局に出向いても非常に難しいという話を院長から聞いておりますけれども、引き続き院長が努力してまいるということでございますけれども、もう一つは診療環境の改善等にも努めて、何とか医師の確保に努力していきたいというふうに思っております。(「議長、19番」と呼ぶ者あり)
再々質問 19番 佐々木勝利
再々質問はしません。細かいところについては、予算特別委員会の方でやらせてもらいます。