小樽市議会 平成16年第4回定例会 2004年12月8日
(1)市長の政治姿勢について/(2)財政問題について/(3)自然災害について/(4)議案第4号について/(5)使用料の改定について/(6)民間委託(移譲)について/(7)増加するフリーター、ニートについて/(8)小樽警察署交通白書から/(9)子ども議会の開催に向けて1 0教育問題
2004年12月8日、小樽市議会の一般質問で、佐々木勝利議員が「市長の政治姿勢について」「財政問題について」「自然災害について」「議案第4号について」「使用料の改定について」「民間委託(移譲)について」「増加するフリーター、ニートについて」「小樽警察署交通白書から」「子ども議会の開催に向けて1 0教育問題」について質問し、市長 山田勝麿、教育長 菊譲が答弁しました。
- 質問者
- 佐々木勝利 議員
- 答弁者
- 市長 山田勝麿、教育長 菊譲
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 18番 佐々木勝利
平成16年第4回定例会に当たり、民主党・市民連合を代表し、この1年間を振り返り、点検・検証する観点で質問いたします。まず、質問に入る前に、今年のたび重なる台風の被害に遭われた方々に、そして今なお厳しい環境にあって、復旧のために頑張っている新潟県中越地震の被害に遭われた皆様に、激励と心からのお見舞いを申し上げます。さて、今日は12月8日、63年前のこの日、日本海軍はハワイ真珠湾基地を空爆し、太平洋戦争開戦の日で。 、 、 。 、す けっきょく日本は敗れ そして現在につながる戦後が始まる そういうことになった日であります 今このことをしっかり知る人はどのぐらいいるのでしょうか。平和で豊かな日本であり続けるためには、他の国々との信頼関係を深めなければ成り立たないと思います。今日はそんな歴史に学ぶ大切さをともに分かち合いたいと思う次第であります。まず初めに、市長の政治姿勢について何点かお伺いします。来年2005年は、戦後60年の節目の年であり、戦火のやまぬイラクでは、今も治安は回復するどころかますます悪化し、多くの犠牲者が増え続けている、本当に心が痛む思いが続きます。今、自衛隊のイラク派遣延長が議論になっておりますが、大事なことはこの1年間でどれだけの税金を費やして、どれだけの人道支援ができたのか、その実態をきちんと総括する必要があると思います。赤字財政の中で、国民に痛みを強いながら、膨大な派遣費を使ってささやかな支援活動しかできないのなら、復興支援の名に値しないのではないか、また、命を守るのになぜ大義が必要なのか、この指摘については私もそのとおりだと考えます。そんな中にあって 新聞の読者の声の中に こんな若者の意見があったのが印象に残っています 若者は、 、 。「平和問題に無関心だと言われるが、原因は平和教育の内容にあるのではないか。なぜ戦争が悪いのか、憲法第9条をどう思うか、自衛隊の海外派遣は許されるのかという質問には答えられない、答えられないから無。 」 。関心だと思われる 平和教育とはなぜ戦争が悪なのかを自分の頭で考えさせるものだと思う と述べている改めて考えさせられる問題と受け止めました。だれもが否定しない世界平和を求める大人の責任において、平和問題への認識が高まるように、これからも発信を続けていかなければならないと考えています。そこで伺いますが、世界平和を願う市長の平和観についてお聞かせください。次に、市長の基本姿勢についてです。平成 16年第 4回定 例 会 本 会議 録今年の第1回定例会において、市長から次の3点について説明がありました。一つ目は、市民の皆さんの声を大切にした開かれた市政運営の推進。二つ目に、市民の皆さんが安心して暮らせるまちづくりの推進。そして三つ目に、財政の健全化を早急に進め、バランスのとれた施策の推進とあります。そこで伺いますが、1点目は、市長への手紙について、その内容と対応についてお知らせください。、 、 。2点目は 安心して暮らせるまちづくりの具体的な施策をどのように推進してきたのか お示しください3点目は、政策課題について、これは中間点検を含めてというか、押さえてというふうに解釈してください。その後の事後評価を行ってください。次は、財政問題です。いろいろ出ております。観点が違う部分もありますので、続けさせてもらいます。初めに 平成16年度予算について 4月から11月までの予算執行状況を踏まえて 諸収入として19億421万、 、 、円の財源手当を計上した赤字予算の現状と決算見込みについて、説明してください。また、16年度予算と市民生活の関係です。予算編成において、市民サービスに深くかかわるものに触れました。その結果、具体的に市民生活はどう変わったのか、説明願います。次に、財政健全化を達成するため、さまざまな事業の見直しを続けていますが、市民サービスにかかわりの深い助成、助成金と言い直してもいいでしょう、についてお示しください。一般的なもの、特に小樽独自のものについてお示しください。また、そのことの市民周知のために、助成金やサービス内容を一つのものにまとめた、いわゆる市民便利帳みたいなものを作成し、周知を図るという方法をとってみてはいかがでしょうか。次に、三位一体改革と市の財政についてです。国と地方税財政、制度を見直す三位一体改革の全体像が決まったと報道されております。義務教育費の国庫負担金は 2005年度に暫定措置として4,250億円を削減 同額の特例交付金 この特例交付金は地方が自由、 、 、に使える一般財源として配分される、しかし、特例がつきますから、暫定的ということになるのでしょう。次に 公共事業は 補助金6,000億円を2006年度までに交付金化させる 社会保障は 国民健康保険の国庫、 、 。 、負担7,000億円程度を削減し、税源移譲をして都道府県負担にする。地方交付税、税源移譲については、2006年度に実施する国からの地方への税源移譲は国税である所得税を3兆円減税し、同時に地方税の個人住民税を3兆円増税するしくみが検討されている又は想定されていると受け止めました。このことで、全国知事会としても各知事の評価は分かれるところとなりました。そして、多くの知事が住民に理解を求める努力が足りなかったことも反省点として挙げていることが特徴ではないでしょうか。そこで伺いますが、地方の間でも都道府県、市町村でさまざまに評価が分かれていると思いますが、その要因はどこにあり、このように評価が分かれていることに対して、どういう見解をお持ちですか、聞かせてください。また、この三位一体の改革が身近な問題として、国民や市民にとらえられていないのではないかという感があります。世論形成に向けた取組が必要と考えます。年末の国の予算編成に向けて、地方六団体はどのように取り組んでいくのか、市長が承知している範囲でけっこうですから、お答えください。私は、かねがねこの地方分権問題を語るときに、次のようなことを考えております。地方分権とかけて何と解く。UFOと解く。その心は。話には聞くけれども、本当に実体は見たことがない。まさしくこの三位一体改革は似て非なるものではないのかな、こういうふうに思います。平成 16年第 4回定 例 会 本 会議 録そういうことで、私のこのとらえ方ですけれども、地方分権はあくまでも手段であって、目的ではないと思います。目的は、そこに住む人たちが暮らしに安心を、そして生活に豊かさが実感できる、そういうことだというふうに考えております。次に、17年度予算編成についてです。さきの15年度決算の特別委員会で、市長は次のように述べていました。15年度決算を踏まえて、これからの市政運営は財政の基本原則であります「入るをはかって出ずるを制す」入るものをきちんと押さえた中で歳出を組んでいく、そういう原点に立ち返っていく必要があるのではないか。しかし現状としては、理屈はわかっていてもなかなかそうはいかない。したがって16年度予算に見るように、19億円の赤字予算を計上しなければ、市民サービスを提供できない問題があると考えている。社会保障費が右肩上がりに伸びていきます。これは義務的経費ですから、削るというわけにはいきません。その中で市税収入をどう確保していくか。市税収入の確保のためには地場産業の振興や地域経済の活性化を図って、その中で税収を確保していくという、基本になる収入の確保が大事だと力説しておりました。もう一方で、歳出におきましても、これか、あれかもなかなか難しい状況、したがって16年度予算に見られるように、一定の受益者負担をいただきながら、収支のバランスをどう図っていくかということになると考える。いずれにしてもたいへん厳しい状況ですので、職場の皆さんの知恵、そしてまた議会の議員の皆さんの知恵、そして市民の知恵をかりながら、今後バランスのとれた財政運営、そして総合的な小樽市発展のための政策をどう構築していくのかということが課題であると受け止めていますと、こういうふうに述べていました。そこで伺いますが、平成17年度予算編成の方針とその編成作業について説明をお願いします。次に、自然災害についてです。初めに、台風18号災害のまとめと今後の対策について伺います。報告があった中に、そのほかに特に被害について適用される制度について、その内容と実績を示してください。また、災害に遭ったときの手続など、市民周知の方法なども一定の考え方を持つ必要があるのではないかというふうに思いますので、その辺について考え方をお示しください。また、今回の風台風を教訓としてのマニュアル(避難対策、体制など)を作成して市民周知を図る必要があると思いますが、その考え方を示してください。次に、新潟県中越地震災害について伺います。新潟県中越地震の被災地はもうまもなく極寒の季節を迎えることになりますが なおまだ6,800人を超える人々が避難生活を送る そして道路や住宅の復旧のさなかに、 、迎える雪と寒さへの懸念、長期化する避難生活での疲労、再出発への不安、学校の授業が再開されたとはいえ、子どもたちの心のケアの問題、高齢者の医療対策など、まだまだ多くの課題や取組があると思います。そこで伺いますが、直近の現状をどのように把握していますか、お知らせください。また、各方面に求められている支援にはどのようなものがありますか、お示しください。ここに新しい地震情報についての次のようなことがあります。日本海沿岸部に大地震が起きないまま、岩盤にひずみがたまり続けていると見られている空白地域が、新潟県中越地震周辺も含めて5か所あることが研究でわかったという部分です。これは地震予知連絡会長、大竹政和東北大教授が明らかにしたものです。その一つが1940年、マグニチュード7.5の積丹半島沖の地震と、1993年、マグニチュード7.8の北海道南西沖地震の間とされている。将来、大地震が起きる可能性がある。時期は予測できないが、地震の規模を示すマグニチュードは最大で7クラスが想定されているというものです。ちょうど小樽もこの間に入ってくるという予想がつきます。この機会に、地震対策に本格的に取り組む必要があると考えます。そこで伺いますが、平成 16年第 4回定 例 会 本 会議 録まず市の地震対策の現状はどうなっていますか、お示しください。また、防災計画の見直しはいつまでに、どのように進めていきますか。そして、新潟県中越地震に学び、地域防災力をどのように高めていくのかも教えてください。次に、議案第4号小樽市交通災害共済条例を廃止する条例案についてであります。何点か伺います。この制度については、昭和43年から被災者救済援助のために設けられ、その中で特に子どもたちを交通事故から守る観点から、昭和51年から小学1年生のみで始められ、平成2年からは小学生全学年を公費負担にして取り組まれてきたものと承知しています。そこで伺いますが、まずはこの制度の現状について詳細にお示しください。次に、廃止の理由の主なものとして、他都市の状況、公的役割の低下などを挙げていますが、制度の趣旨から見るとやや妥当性に欠けるのではないかと思います。この点についてお答えください。この項の最後に、特に小学生公費負担の問題は、今、子どもたちに安全な環境をつくるというそういう取、 。 、組がされていますけれども まだふじゅうぶんな状態にあると思います 子どもたちの安全を守るためにも何とか何らかの方法で残せないものか、お考えを聞かせてください。次に、使用料の改定について何点か伺います。今回、20年ぶりに全面的な改定をし、すべての使用料について、料金体系や額、減免制度を見直し、必要なものについて改定するとしました。そこで伺いますが、1点目、それぞれの施設を点検した中での利用状況について、特徴的なものを教えてください。2点目、また、それらのうち、利用状況が低調な施設について、利用向上を図る手だてとしてどのような考えを持っているのか、お聞かせください。、 、 、3点目 市民会館のように利用促進を図るための方法の一つとしてとられた いわゆる優遇措置についてじゅうぶん他の施設を点検し、さらに拡大を図るべきと考えますが、この点についての市長の見解を伺います。次に、民間委託、移譲について伺います。公立施設運営、いわゆる公設民営の制度ができました。この制度を生かすには、公平性と公開性を最優先にすべき、また、その手だてがとられたのか、利用者である住民の意見を聞いて、適切な判断が必要と。また、団体の選び方が重要であり、効率化や収益ばかりが優先されて、住民サービスが低下することがないの。 、 、 、か また 選考委員会には公募委員を必ず加えることというふうになっており 選考過程を透明にすることそして指定後の実績を正しく評価するしくみが必要と考えられています。このたびの小樽病院給食業務の委託、中央保育所の民間移譲については、直接この制度に当たるとは思いませんが、運営に当たってはじゅうぶん考慮しなければならない点もあると思いますので、そこで伺います。1点目、17年度に予定している小樽病院給食業務の民間委託について、これまでの経過と現状を説明してください。2点目、中央保育所の民間移譲について、これも同じく、これまでの経過と状況について説明願います。次に、増加するフリーター、ニートについてです。フリーターは217万人、ニートとはちょっと横文字に直すと、Not in Employment,Education or Trainingと、こう言うそうでありますけれども、N・E・E・Tの頭文字をとってニートと、これは流行語になって平成 16年第 4回定 例 会 本 会議 録くるような、要するに若者の無業者と言われている、叫ばれている、そういう労働環境、いわゆる働く意欲のない若者というふうに押さえて、これが52万人、これが9月に発表された2004年度版労働経済白書に分析結果が出ていました。このような若年層の実態を明らかにしているという中で、景気は回復基調を持続していると言われるが 雇用失業者は大きく改善していない とりわけ25歳未満の失業率は 男女計で9.4パーセ、 。 、、 、 、ントと高水準で推移しているという分析 企業が採用を抑制したり 即戦力指向を強めていることなどから特に若年層の就職が難しくなっている。その結果、パートやアルバイトなどで働くフリーターになったり、いわゆるニート、無業者になったりしていると分析しております。アルバイトなどを繰り返しながら、定職につかないフリーターの増加が話題になっておりますが、ニートが問題なのは労働市場にすら出てこないので、より深刻であると考えます。リストラが結果的に若年層にツケ、若年従業員の約半数は病気になる、仕事の負担を若年社員にしわ寄せをする。団塊の世代の大量退職が始まる2007年度問題が今、指摘されております。構造的な労働力不足を今まさに迎えようとしております。国際競争が激化する中で、付加価値の高い製品づくりを持続するとすれば、若者が安心して働き続けることができる労働環境を整備することが、今何よりも大事と考え、フリーターやニートの増大が大きな社会問題とならないような若年層の労働環境の改善が急がれると思います。そこで、小樽の現状について伺います。一つ目は、若者の雇用情勢をどのように把握しているか、お知らせください。二つ目に、若者の雇用環境改善のためにどのような努力や取組がなされているのか、示してください。次に、交通白書、小樽警察署から出ております。その中から何点か質問します。この白書は、平成15年度の小樽市内における交通事故などの実態を取りまとめ、広く市民の皆様に理解していただき、本年の交通事故を1件でも減少させるために作成されたものです。その中で、こう記されておりました。小樽の交通規制の問題が取り上げられていて、一つは小樽市内、交通信号機新設数は4件。二つ目に、歩車分離式信号機及び簡易型待ち時間表示機の新設が1件あったと。そして、あんしん歩行エリアが1件あったとなっておりました。そこで伺いますが、一つ目、新設に至る経過と効果について、掌握している部分についてお知らせください。二つ目は、あんしん歩行エリアの目的と今後の取組について教えてください。三つ目に、こういう観点から、小樽市の総合、いわゆる安心・安全マップの作成が必要と思い、取り組むことができないか、その考え方についてお知らせください。次に、子ども議会の開催であります。市制70周年に子ども議会を取り組んだ実績があります。その前にもあります。今、開かれた議会、子どもたちも市政運営に参加、そしてまちづくりに意見反映する機会をつくる必要が今あると考えております。そこで伺います。来年開催に向けて、子ども議会開催の準備会を立ち上げる考えはいかがでしょうか。次に、教育問題について伺います。初めに、教育基本法と子どもの権利条約についてです。子どもと教育をめぐる状況は、依然として厳しい。 、 、 、ものがあります 子どもが引き起こす衝撃的な事件が社会問題になり 児童虐待が急増し あるいはいじめ不登校、学力低下など、学校や教育をめぐる問題も継続しております。このような状況に対して、改革ばやりであり、数多くのプランが策定され、現場はそれへの対応で四苦八苦している状況であります。とりわけ平成 16年第 4回定 例 会 本 会議 録大競争時代を勝ち抜くためのスーパーエリートの養成とそれに落ちこぼれさせられた大多数の者や社会の対策という点を中心にした全体的でかつ急速な教育改革路線は、教育現場に多くの戸惑いと混乱をもたらしています。それはまた、少子化時代の生き残り競争なども活用しながら、上からの学校間競争、地域間競争の激化という事態を生み出しているのではないでしょうか。そこで、この点についての教育長の現状認識について伺います。次に、教育基本法と憲法の問題です。教育基本法は憲法の理想の実現、そのことは根本において教育の力にまつまでもなく、また、その期待にこたえるもの、特に教育の目的は「人格の完成をめざし、平和的な国家及び社会の形成者として、真理と正義を愛し、個人の価値をたっとび、勤労と責任を重んじ、自主的精神に充ちた 以下中略しますが 国民の育成であるとしています しかし 今やイラクへの自衛隊派遣まです」、 、 。 、る国になろうとしているし、平和主義による国際協調をうたった憲法第9条の改悪も平然と言われるようになっている。そんな状況の中で、数多くの人たちは自分の力では世の中を変えることはできないというあきらめといらだちの中で生きているのではないかと思います。その中で、憲法の理念を実現するためのすなわち教育基本法が理念とした教育を目指すために、今、何をし、何を変えなければならないのか、何に依拠すべきだろうか、そのかぎは子どもの権利条約にあると思います。教育基本法の考え方は、子どもの権利条約の考え方を内包しているものだというふうに思います。子どもの権利条約は、子どもは権利の享有主体であるのみならず、行使主体であると認めています。それは、子どもそのものが独立した人格として尊厳性を持つからであります。同時に、子どもの全面的な発達には、子どもの権利保障が不可欠であるという立場に立っているという面、そのため保護される権利のみならず、意見表明、参加権利、市民的権利など、一人の人間として成長していく上で必要なさまざまな権利が保障されているということであります。行き詰まった社会をつくっていく、変えていくためには、子どもの力が必要と考えます。子どもの権利条約は子どもの権利を保障し、子どもに対し、社会における役割とパートナーシップを保障するという考え方をとっています。このことについて教育長の見解を求めます。次に、教育環境整備について伺います。1点目、学校耐震度調査の予算がつけられています。その実施状況はどうなっていますか。また、今後の取組について説明してください。二つ目に、学校施設整備の充実に向けた予算づけを含めて具体的に示してください。三つ目に、通学路の整備、いわゆる安全確保について、その取組について具体的に説明してください。この項の最後に、学校の教育活動の充実について、具体的に取り組んでいる事例を示してください。教育基本法第10条教育行政に こう書かれています 教育行政は この自覚のもとに 教育の目的を遂行、 。「 、 、するために必要な諸条件の整備確立を目標として行われなければならない」とあります。市教委は、子どもたちにとって最善の方策を考える、とるように要望して、終わります。以上、再質問を留保して、私の質問を終わります (拍手)。
答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)
佐々木勝利議員のご質問にお答えいたします。平成 16年第 4回定 例 会 本 会議 録最初に、平和観でございますけれども、何と言いましても、命の尊さ、平和であることの大切さを次の世代に引き継いでいくことが大切であると考えております。本市では、昭和57年6月28日、議会において、核兵器廃絶平和都市宣言が決議され、以来、市といたしましては平和に対する認識、思想の普及を図るため、毎年さまざまな平和事業を実施しております。今後とも市民の方々の平和への認識が高まるよう、継続して平和事業を実施してまいりたいと考えております。次に 市長への手紙の今年度の内容とその対応でありますけれども 11月末までに132通が寄せられており、 、ます これは昨年同期の170通に比べ 38通の減少となっております この132通の手紙に含まれていた162件。 、 。の項目の内訳としましては、ごみ処理や交通安全など、生活環境に関するものが50件で31パーセントと一番多く、次いで高齢者福祉などの市民福祉に関するものが37件で23パーセントとなっております。これらの市、 、 、 、長への手紙は 私がすべて目を通した上で 必要なものは関係各部に指示を与え 匿名のものなどを除いて原則としてすべての手紙に私から返事をお送りしております。今後も市長への手紙などにより、市民の皆さんの声を大切にしながら、開かれた市政運営に努めてまいりたいと考えております。次に、まちづくりの施策の推進でありますが、市民が安心して暮らせるまちづくりを推進するに当たっては、何よりも総合計画「市民と歩む 21世紀プラン」の着実な推進が第一との考えから、第3次実施計画に基づき、財源の効率的な運用とともに、事務事業の見直しなどを図りながら、個々の事業を進めてまいりました。具体的な施策としては、例えば「はぐくみ 文化・創造プラン」では、放課後児童クラブの増設や開設時間の延長 ふれあい 福祉・安心プラン では 公立保育所の定員枠の拡大や延長保育の実施など子育、「 」 、て支援、また、高齢者対策として高齢者への介護サービスの拡充などを実施してきたところであります。しかし、一方では現在進められている事業もあることから、現時点では市政運営全体の評価を下す段階には至っていないと考えており、実施計画の点検の中で総括的に評価をしてまいりたいと考えております。なお、評価に当たりましては、現在の事務事業評価の在り方を再検討しなければならないものと考えております。、 、 、次に 財政問題について何点かお尋ねがありましたけれども まず平成16年度の決算見込みでありますがまだ年度半ばであり、法人市民税など不確定要素もありますが、景気の低迷の影響で、個人所得の減や、納税義務者の減、収入率の低下による減収が危ぐされ、税収の予算額確保は厳しい状況にあると認識しております。また、地方交付税のうち、普通交付税の減収分は、地方消費税交付金の増額で相殺される見込みでありますけれども、特別交付税は例年になく大規模な災害が各地で発生しており、減収が予想されます。平成16年度予算の執行については、厳しい財政状況を踏まえ、年度当初から危機意識を持って経費節減に努めるよう通知をし、財政健全化債の導入や遊休資産の売却などの財源確保にも努めていますが、19億円という大きな赤字を解消するのはたいへん難しい状況にあると認識しております。次に、財政健全化の取組による市民生活への影響でありますけれども、平成16年度に向けた見直しで、ふれあいパスの有料化、各種見舞金の再編、保育料や上下水道の減免率の改定、医療助成制度の見直しなど、多くの市民の皆様にご負担をお願いすることとなりましたが、財政再建団体転落も危ぐされるたいへん厳しい財政状況の中で、これまでどおりにサービスを続けていくことが困難な状況から、道内他都市並みの水準まで見直しを行ったものであり、おおむねご理解をいただいているものと考えておりますが、市民生活がどう変わったかということでありますけれども、これはなかなか把握することが困難でありますけれども、数字的に把握しているものは、ふれあいパスによる乗車率が前年度比で35パーセント程度下がっているという数字がございます。平成 16年第 4回定 例 会 本 会議 録次に、市民サービスにかかわりの深い助成金でありますけれども、市民に直接助成する施策としては、一、 。般的なものは障害者 老人などの医療費助成や生活保護などの国や道の制度に基づく各種扶助費がありますまた、市独自のものとしては、個人に対し直接助成するものとしては、若年者定住促進家賃補助金があり、町内会など、地域住民で構成する団体に対するものとしては、総連合町会補助金、街路灯設置費・維持費補助金、町内会館等建設助成金、私道整備助成金があります。また、市民便利帳についてのご提言でありますが、これら市民サービスをまとめたものとしましては、現在、市のホームページに掲載しているほか、冊子としましては各分野別のガイドブックがあり、それらをまとめたものとして 市民生活ガイドブック を作成しております 今後 市民生活ガイドブック について「 」 。 、「 」は、よりわかりやすく改訂し、ホームページへの掲載も工夫して、市民の活用しやすいものとしていきたいと考えております。次に、三位一体改革の全体像についてでありますが、まず都道府県知事と市町村長の評価が分かれている理由でありますけれども、今回の政府与党案では、意見の分かれていた義務教育費国庫負担金と地方が対象外としていた国民健康保険に対する負担金であり、どちらも都道府県に対するもので、その影響が大きいことから、厳しい評価をする知事もいるものと推測しております。一方、市町村では、影響する具体的な項目や額が判断できない状況の中で、都道府県と比べ影響が小さいこと、また、心配された交付税の削減において、一時財務大臣が言及していた大幅な削減が当面見送られた点を評価している方もいるものと感じております。次に、世論形成に向けた取組でありますけれども、6月4日に骨太の方針2004が決定されて以降、各種の報道がされておりますが 中には 国と地方の問題で自分の生活は変わらない とか 省庁間の縄張争いの、 「 」 、「問題 だとか よくわからない と こういうような認識を持っている方もいるものと感じております し」 、「 」 、 。かし、平成16年度に三位一体改革の影響で、本市が多額の財源不足になり、厳しい予算編成となったことから、多くの市民の皆様はその重要性を認識しているものと考えております。11月26日の政府・与党案が示さ、「 」 、 、れたことで 三位一体は決着済み との雰囲気がありますが 地方六団体は年末の国の予算編成に向けて国と地方との協議の状況など、機会あるごとにメッセージを出し、国民にPRをしていく考えであると聞いております。次に、平成17年度予算の編成方針と編成作業でありますけれども、10月29日付けで財政健全化が本市の最優先課題であることを念頭に置いて、各部の予算編成機能をじゅうぶん発揮し予算編成に当たるよう、予算編成方針を通知したところであります。既に、所管部で具体的な予算編成作業に入っておりますが、15年度決算などを踏まえて、各部に予算要求額を指示するなど、経費削減を目指しておりますし、今議会でもご議論いただく使用料改定や職員給与の独自削減など、財政健全化の取組も着実に進め、財源不足の圧縮に努める所存であります。16年度決算の赤字解消が困難な状況にあることも含めて、たいへん厳しい予算編成になるものと考えております。次に、自然災害について何点かお尋ねがありましたけれども、最初に台風18号災害のまとめについてでありますけれども、被害について適用された主な制度でありますけれども、税や国民健康保険料などの減免関係では、現在、国民健康保険料及び国民年金保険料の減免該当が9件で、減免額129万2,430円、家屋被害に対する固定資産税等の減免該当者は375件で 減免額378万7,562円となっております また り災見舞金につ、 。 、いては67件で、47万円を支給したほか、傷い見舞金を今後5件程度支出する予定であります。このほか、母平成 16年第 4回定 例 会 本 会議 録子寡婦世帯を対象とした住宅資金の貸付金について1件の決定があったほか、介護保険料の減免決定は8件で 減免額22万4,000円となっております また 被害について適用される制度・手続についての市民周知で、 。 、ありますけれども、広報おたるをはじめ、市のホームページ、報道機関などによってお知らせをしてまいりましたが、今後とも災害時には各種制度等を効果的に周知できるよう検討していきたいと考えております。次に、今後の対策についてでありますけれども、現在、庁内において今回の風台風被害を教訓として検証的な部分も含め、地域防災計画の点検を行っているところであります。災害が発生した場合の初動体制をはじめ、被災された方々の安全を確保するため、いち早く避難体制の充実等について早急にマニュアルづくりを行い、出前講座や広報おたるあるいはFMおたるなど、さまざまな機会や媒体を利用して、市民周知を図ってまいりたいと考えております。次に、新潟県中越地震災害についてのお尋ねでありますけれども、県の災害対策本部の12月6日午前9時現在発表の情報によりますと まず人的被害では 死者40人 重軽傷者2,989人となっており また 住家被、 、 、 、 、害では、全壊が2,710棟、大規模半壊や半壊が9,180棟となっております。次に、避難状況ですが、ピーク時には約10万3,000人ほどの方が体育館などの避難所等で生活しておりましたが 一部地域を除き 避難勧告や、 、避難指示が解除されたことから 現在の避難者は約3,500人と聞いております 一方 電気 水道等のライフ、 。 、 、ラインもおおむね復旧してきたほか、冬に向かって焦点となっておりました仮設住宅の入居も始まり、建設中のものも今月中旬には完成の見込みと報道されております。次に、新潟県中越地震災害についての支援でありますが、小樽市に求められている支援でありますが、北海道を通じ、幾つかの支援要請がありましたが、先月1日と2日の2日間、被災住宅の危険度調査に当たる応急危険度判定士として、建築技術職員2名を被災地に派遣をいたしました。また、被災地の社会福祉施設等への介護職員派遣要請については、保健師1名を派遣可能として、現在、北海道に登録をしております。次に、市の地震対策の現状でありますけれども、市では平成5年の南西沖地震や平成7年の阪神淡路大震災を機に、初動活動体制や情報連絡体制、避難誘導などの地震・津波対策を地域防災計画に盛り込み、町会などでの避難訓練をはじめ、避難所開設訓練や避難所における食糧の備蓄などを実施してきたところであります。次に、地域防災計画の見直しでありますけれども、市では現在、台風18号災害に伴い、各部で災害時の分担業務を行った結果についての総括と、それに関する地域防災計画の点検、整理を行っているところであります。今後につきましては、年度内には内容を整理し、防災会議に諮っていきたいと考えております。次に、地域防災力をどう高めていくかということでありますけれども、災害の規模が大きく、被害が広範囲にわたりますと、地域ごとの自主防災体制がたいへん重要となってまいります。これまでも町会などの自主防災訓練への参加や出前講座などを通し、地域との連携を図ってまいりましたが、今後は全市的な自主防災体制の確立を目指し、地域における防災訓練や防災組織形成のマニュアルなどを示すなど、関係団体に対し、積極的な働きかけを行っていきたいと考えております。次に、小樽市交通災害共済事業の廃止の問題で何点か質問がありましたが、初めに制度の現状でありますが、この制度は昭和40年代における全国的な交通死亡事故の増加が社会問題化し、国を挙げての対策が進められ、本市でも昭和43年4月に交通災害による被害者や遺族の経済的な救済を目的としてスタートし、今日まで37年間実施してきたものであります この間 加入者では昭和59年度まで増加を続け 6万7,000人 加。 、 、 、入率38パーセントでピークとなりましたが 以降減少を続け 平成16年11月末現在では2万7,521人 加入率、 、 、平成 16年第 4回定 例 会 本 会議 録18.9パーセントとなっております。また、見舞金の支給状況では、昭和58年度で200件、59年度で194件、金額では両年度とも1,399万5,000円を支出したのが最高で ここ数年では70件から80件前後 金額では約370万、 、円から510万円を支出しております ちなみに 昨年度の見舞金支出は75件で512万6,000円と ピーク時に比。 、 、べて約3分の1となっております。市費の負担でありますが、小学生の保険料の負担分として、昭和51年度から小学1年生分を、平成2年度からは小学生全員分を負担することとし、平成2年度では小学生1万1,231人、金額で533万5,000円の負担をピークとし、平成16年11月末現在では6,572人、314万7,000円の負担となっております。このほかに特別会計の赤字補てん分として、一般会計からの繰入金の金額は平成7年度の1,085万円をピークに、ここ5年間では72万3,000円から234万9,000円の範囲で繰入れが行われております。次に、廃止の理由でありますけれども、発足当時は国による保険制度への規制が強かったこともあり、民間保険のメニュー等がじゅうぶんでなかったことから、本共済制度の持つ意義も大きく、市民の加入もしばらくは増加を続けました。しかし、近年、保険制度の大幅な規制緩和や自由化が進み、民間保険では交通共済のみでなく、一般傷病をも含めた総合的で多様な内容の保険ができましたし、また、本共済と同程度の掛金による保険もあることなど、市民の選択肢も増えてきたほか、少子化による低年齢層の減少などから、本事業への加入者は現在ピーク時の約半分となっております。また、車の自賠責保険の補償額について見ますと、昭和43年当時は最高で300万円であったものが、現在は3,000万円となっており、実際に交通事故に遭われた場合には相当の補償額が見込まれることから、本事業が果たす役割と必要性が相対的に低下しており、発足当初の使命は終えたものと判断したものであります。次に、小学生の公費負担分だけ残せないかというご質問でありますけれども、小学生の事故に対する見舞金制度につきましては、本事業のほかに、各家庭においても相当数加入している民間保険やPTA単位で任意に加入している安全互助会の障害見舞金制度などがあります。また、教育委員会では、日本スポーツ振興センターと災害共済給付契約を結んで、登下校を含む学校の管理下における児童・生徒の事故を救済する制度に加入しており その掛金は1人当たり年額840円ですが 市内小中学校全生徒の分については 全額市費、 、 、負担となっております。共済制度はより多くの人が加入することによって成り立っている事業であることから、小学生のみの制度として残すことは困難であると思っております。次に、使用料の改定について何点かお尋ねがありました。まず、各施設における利用状況の特徴的なものでありますけれども、平成15年度実績で申し上げますと、博物館については小中学生の利用が全体の約4分の1を占め、文教施設の中では際立って多くなっております。また、銭函パークゴルフ場では、市民以外の方の利用が約2分の1となっており、室内水泳プールでは高齢者の方々の利用が多く、全体の約4分の1となっております。そのほか、市民会館は市民センターに比べて利用率が低く、このたびの改定に当たり、利用促進を図る観点から、中規模利用料金の設定や閑散期割引制度を設けることとしたほか、市内の文化団体のリハーサル利用について減免したいと考えております。各種施設は快適な日常生活を支えるために重要な役割を担っており、多くの市民の皆様に利用されることが望ましいものと考えており、そのためにも博物館など文教施設においては、環境整備や展示の工夫、きめ細かな情報提供など、さまざまな取組も必要であると考えており、今後とも利用促進に努めてまいりたいと考えております。次に、市立小樽病院給食業務の民間委託にかかわる経過と現状でありますけれども、本年6月に病院内に病院給食業者選定委員会を設置し、内科医師を委員長に、病院内各部門からの委員10名により、10月までに5回の委員会を開催し、道内に支社・支店等を有し、医療関連サービスマーク制度の認定を受けた8業者か平成 16年第 4回定 例 会 本 会議 録ら提案書を提出していただき、また、プレゼンテーションを実施して、総合的に検討いたしました。その結果、2業者を最終候補として決定しましたので、来年1月中旬に2業者による見積り合せをして、委託業者を決定する予定であります。次に、中央保育所の移譲についてでありますけれども、さきの第3回定例会厚生常任委員会で、社会福祉法人小樽四ツ葉学園への移譲計画を報告し、今議会に関係議案を提案しているところであります。中央保育、 、 、所は昭和57年の開設当初から 管理運営を四ツ葉学園に委託しており 指定管理者の導入とは異なりますが移譲に当たっては利用者の理解が必要と考え、10月19日に保護者説明会を開催いたしました。移譲後においても、配置保育士など保育所運営に変更がないこと、認可保育所としての公平性は引き続き保障されることから、利用者の理解は得られたものと考えております。また、法人評議員会においても移譲についての了解を得ており、今議会での議決後、再度、保護者説明会を開催するとともに、国庫・道補助金に係る財産処分申請、法人との財産譲与契約など、必要な手続を進め、17年度当初より移譲したいと考えております。次に、増加するフリーター、ニートでありますけれども、北海道及びハローワーク小樽管内では推計されておりませんので、その数を把握することは難しい状況にあります。しかしながら、全国的な傾向から、若年者の実態を踏まえれば、本市においてもフリーターやニートと言われる若者が存在しているものと思っております。また、小樽の若者の雇用状況につきましては、ハローワーク小樽管内における新規高卒者の就職率によれば 平成16年3月卒は97.6パーセントで 前年比0.9ポイント低くなっており 平成17年3月卒の就、 、 、職者内定率は平成16年10月末現在では29.0パーセントで 前年同期比0.4ポイント高くなっているものの 求、 、人数では65人の減で、11.6パーセント減少となっております。さらに、年齢別の有効求人倍率では、30歳から39歳で0.54、40歳から49歳で0.51、20歳から29歳で0.45となっているなど、厳しい経済環境の中で、地元企業の雇用吸収力の低下により、求人数も減少しておりますが、特に企業側が即戦力の人材を求める傾向が強くあるなど、若年者にとって厳しい雇用状況にあるものと認識しております。次に、雇用環境改善への取組でありますけれども、フリーター、ニートが増加している問題も含め、これからの地域社会を維持するためには、若者の流出を防止し、地元定着を図ることが重要であり、そのためには若年者の就労の場の確保が欠かせないものと認識しております。市といたしましては、労働実態調査や企業に対する雇用アンケート調査などを通じ、市内企業の雇用環境の把握に努めるとともに、若年労働者の就職促進に向け、労働環境の改善やミスマッチの解消などを各企業の皆さんにお願いしております。また、今年度、国から小樽まち育て運営協議会が委託を受けたプラス事業において、経営者、教師、生徒の座談会を開催し、企業が求める人材、教師の就職指導への取組、生徒の就職に向けた意識など、ともに共通認識の醸成に向けた取組も進めております。若年者を取り巻く雇用環境は厳しい状況にありますが、今後は新規学卒者の就職追跡調査の実施や市雇用相談総合窓口の若年者への利用促進の周知など、関係機関と連携を図りながら雇用環境の改善に向けた取組を進めてまいりたいと考えております。次に、小樽警察署発行の交通白書に関連してのお尋ねでありますけれども、初めに信号機などの新設に至る経過と効果でありますが、平成15年度に新設となった信号機4機については、いずれも付近の住民や事業所などから陳情や請願、要望書の提出が小樽市にあり、小樽警察署を経由して北海道公安委員会へ申請を上げ、公安委員会が現地確認した上で設置の決定をしたものであります。その効果でありますが、4か所のうち2か所は押しボタン式の横断歩道用信号機の新設により、住民が安全に道路を横断することができるようになったこと。また、残る2か所は車両用交通信号機であり、交差点への進入や右折がスムーズにできるよ平成 16年第 4回定 例 会 本 会議 録うになったことが挙げられます。また、歩車分離信号機についてですが、平成14年のメルヘン交差点に続いて、平成15年度に稲穂1丁目サンモール商店街入口交差点に、市内では2番目の歩車分離信号機が設置されました。効果は、歩行者は車に気をとられることなく安全に交差点を横断でき、左折・右折の車両は歩行者に遮られずにスムーズに通過することができるようになっております。しかし、一方で、車両の信号待ち時間が長くなることにより、交通渋滞を招くという指摘もされております。次に あんしん歩行エリア の目的と取組でありますが あんしん歩行エリア は交通死傷事故の抑制を、「 」 、「 」図るため、道路管理者と公安委員会が連携して、信号機の整備や交差点改良などの交通安全対策を集中的に実施する市中心部の126ヘクタールの区域を指定したものであります 本市の あんしん歩行エリア 内の取。 「 」組としては、国道5号、中央通、臨港線については、電線類の地中化及び歩道のバリアフリー化などを完了しており、現在、市道の歩道を整備中であります。今後とも各管理者同士の意見や情報を密にしながら、連携した取組を行ってまいりたいと考えております。次に、市内の道路、歩道や街路灯、交通安全などに関する全体的な「安心・安全マップ」の作成についてのご提案でありますけれども、庁内関係部で構成しております道路整備会議において検討させたいと思っております。次に、子ども議会の開催でありますけれども、平成4年度に市制70周年記念事業の一環として、子ども議、 。 、会を開催し 各小学校の児童代表から子どもの視点での市政への意見や要望などの提案がありました また議場を活用することで、議会のしくみについても理解を深めてもらったものと思います。私も日ごろから、未来を担う子どもたちの柔軟で斬新な発想は小樽のまちづくりには大切であると考えており これまでも 子、 「どもフォーラム や おたる子ども会議 さらには小中学校での 市長と語る会 などを開催し 多くの子」 「 」、 「 」 、どもたちからいただいた意見を市政に反映させてまいりました。今後も引き続き子どもたちからの意見反映の機会増大に努める中で、その手法の一つとして子ども議会も含め検討してまいりたいと考えております。( 議長」と呼ぶ者あり)「
答弁 教育長 菊譲(教育長は2011年3月まで)
佐々木勝利議員のご質問にお答えいたします。まず、教育改革についてでありますが、我が国は国際化をはじめ、少子高齢化、高度情報化、さらには環境重視型社会への移行が急速に進んでおりまして、時代の大きな転換期を迎え、教育のみならず各分野において、さまざまな改革が必要であると受け止めております。とりわけ教育の分野におきましても、これまで各審議会などでの提案に基づき、さまざまな改革が行われておりますが、いずれも今後の日本の教育に資するよう、さらには子どもたち一人一人の知・徳・体のバランスのとれた人格の形成につながるような改革で。 、 、あることを期待しているところでございます 各学校においては これらの改革の趣旨をじゅうぶん理解し心身ともに健康で、未来を担うにふさわしい人間性豊かな児童・生徒の育成に向けて、積極的に学校の改善に取り組むことが大切であると考えております。次に、児童の権利に関する条約についてでございますが、学校においては、本条約の趣旨を踏まえ、教育活動の全体を通じて、基本的人権の尊重の徹底をいっそう図っていくことが大切であるとともに、権利及び義務を正しく教えることも重要であると考えてございます。私どもは、子育てに関する啓発資料の中で、今、 、 、年度 新たに児童の権利に関する条約についても取り上げ 人権教育に関する資料などを先生方にも配布しその周知に努めているところでございますが、今後ともそれらの資料を積極的に活用しながら、各先生方に平成 16年第 4回定 例 会 本 会議 録条約の趣旨の理解を図り、教育の充実に努めるよう指導してまいりたいと考えてございます。次に、学校の耐震化優先度調査についてでございますが、建築基準法による耐震基準に適合していないと考えられる昭和56年以前に建築された小学校20校、中学校10校の計30校について、耐震性を調査する必要があり、平成16年度と平成17年度の2か年で耐震化優先度調査を行うこととしております。今年度の調査につきましては、この冬休み期間を利用し、小学校9校、中学校4校を実施いたします。来年度は残りの小学校11校、中学校6校を予定しており、現在、新年度予算計上のための作業を進めているところでございます。今後の取組についてでございますが、耐震化優先度調査の結果を踏まえまして、平成18年度から19年度に、事業の緊急度や事業の手法などの検討を進めた上で整備計画を立てていきたいと考えてございます。次に、学校施設整備についてでございますが、これまでも小樽市総合計画「市民と歩む 21世紀プラン」の第3次実施計画に掲げた菁園中学校の改築整備事業を進めてまいりましたが、今後、極めて厳しい財政状況の下、具体的に施設整備計画をお示しすることは難しいものと思っております。来年度以降につきましては、児童・生徒の安全確保などを最優先に、創意工夫しながら学校施設整備の充実に向け、いっそう努力してまいりたいと考えております。次に、通学路の安全確保の取組についてでありますが、児童・生徒の通学路の安全確保のため、小学校におきましては学級での指導を通して交通安全の指導やマナーの徹底を図るとともに、春・夏・冬休み前後にふれあいサポーターのボランティアによる通学路の巡回活動、交通指導員による誘導や、地域やPTA、市P連の会員の方々による子ども110番の活動を行っています また それぞれの学校では 児童や父母に対し。 、 、まして、通学路の安全マップを配布し、指導の徹底に努めていただいているところでございます。今後も学校における安全指導はもとより、地域の町内会、PTAや道路管理者、公安委員会など、関係機関の協力を求めて安全確保に努めてまいりたいというふうに考えてございます。最後に、教育活動の取組についてでございますが、各学校では総合的な学習の時間において、校外学習などさまざまな取組を行っているほか、運動会や球技大会、文化祭などの学校行事、自然の村での研修、音楽発表会、水泳学習やスキー学習等の活動を行っております。今後ともこれらの活動に対して経費の助成を行うなど、保護者の負担軽減を図りながら、教育活動の充実に努めてまいりたいと考えております。要望につきましては、教育の目的を遂行するため、これからも条件の整備に努めてまいりたいと考えてございます。( 議長、18番」と呼ぶ者あり)「
質問 18番 佐々木勝利
細かい点は予算特別委員会の方に回しますが、確認と、それから一つは市民生活の関係です。先ほど市長の方から、とらえづらいというか、表現しづらいというか、こういうふうに受けたのですけれども、もう一度そこのところをお願いいたします。それから、使用料の関係で、利用状況のいいところ悪いところのその状況は聞きましたけれども、市民会館の利用の促進のために、表現の仕方が優遇措置という形で私はお聞きしたのですけれども、これを点検する中で、他の施設にそういう方法が拡大できないのかというふうに私は聞いたのですけれども、聞き取りが悪いのか、もうないということなのか、そういう考えはないということなのかということを含めて、優遇措置の拡大を図ることができないかというふうに言ったのです。それから、教育委員会の方には、先ほど言っていることはわかりました。ただ、私が聞きたかったのは、平成 16年第 4回定 例 会 本 会議 録学校施設の設備の充実ということを言ったのですけれども、答えは菁園中学校のような大きな箱ものはつくれないということと、予算がないからほかの日常的な整備もこれまた立ち行かないのだというふうに受け止めるのだろうか。大きな箱ものはできないというのはわかります。大きな箱ものをつくるという意味ではなくて、日常的な学校整備の充実ということは、必要なことについては必要な手だてをしてくれるものというふうに思って聞いたのですけれども、そこを伺います。
答弁 教育長 菊譲(教育長は2011年3月まで)
再質問にお答えいたします。施設の新しいものというのは、議員のお話にありましたように、それはちょっと大変なことですが、子どもの安全面にかかわりまして、施設の補修でありますとか、修理でありますとか、それはこれまで同様、優先的に進めるという考えに変わりはございません。