みんなの議会

小樽市議会 平成14年第4回定例会 2002年12月9日

(1)市長の政治姿勢について/(2)平成15年度予算編成について/(3)石狩開発の今後の対策について/(4)坂の街おたる冬プランについて/(5)陳情82号関連について/(6)福祉問題について/(7)教育関係について

2002年12月9日、小樽市議会の一般質問で、武井義恵議員が「市長の政治姿勢について」「平成15年度予算編成について」「石狩開発の今後の対策について」「坂の街おたる冬プランについて」「陳情82号関連について」「福祉問題について」「教育関係について」について質問し、市長 山田勝麿、教育長 石田昌敏が答弁しました。

質問者
武井義恵 議員
答弁者
市長 山田勝麿、教育長 石田昌敏

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 23番 武井義恵

平成14年、締めくくりとなる第4回定例会に当たり、民主党・市民連合を代表して質問をいたします。まず、山田市長の政治姿勢についてお尋ねいたします。昨年4月に小泉政権発足以来、各種の景気指標は悪化の一途をたどりながら平成15年を迎えようといたしております。株価は、バブル崩壊以来の最安値を更新し、とうとう19年ぶりの低水準となり、さらには、企業倒産は2万件を、自己破産は16万件を超えるに至りました。いずれも過去最悪の状態であります。その一方では、国債は増え続け、健康保険法改悪などで国民の負担も 1.5兆円増大する結果となりました。したがって、国民の将来への不安は増幅するばかりであります。このことは、市民生活のみならず、地方自治体においても、行財政運営は死活をさまようところにまで厳しさを増している現状にあります。このような状況の中で、山田市長は、このたび2期目に挑戦する決意を表明されました。市民は、ほっと胸をなでおろしていることと思います。山田市長は、新谷前市長の後を受け継いだ政策課題の解決に死力を尽くしてまいりました。具体的には、少子高齢化対策や市長への手紙並びに出前講座の開催など、市民に開かれた市政に真っ向から取り組んでこられました。このことに対し、民主党・市民連合は、心から敬意を表するものであります。現在、開会中の経済国会と言われる臨時国会の実態や、今まで述べてきた情勢から考えた場合、このたびの臨時国会は小泉不況国会と呼んだ方がふさわしいと我が党は思うのであります。なぜなら、地方自治体を取り巻く環境は、今後ますます厳しさを増すことの予想はかたくないからであります。かような国政の影響を受け、小樽市においても、財政状況は危機的であり、これまで経験したことのない難しい局面を迎えることは必至であります。山田市長は、平成14年第1回定例会に当たっての施政方針演説の中で、このような苦しい時代こそ、足元をしっかり見据え、個性を発揮しながら、豊かさやゆとりのある地域社会を創造しなければならないと決意を述べておられますが、まことに心強い限りであります。そこで、幾つか質問させていただきますが、豊かさやゆとりある地域社会の創造とは、どのような社会を想像されておられるのか、具体的にお示しください。次に、深刻な人口減に歯止めをかける政策は、小樽市のみならず、北海道全体の課題でもあります。市長は、若者定住政策やふれあいパスなど、このまちに住んでよかったと思われる諸政策を実施してまいりましたが、いまだ人口減には歯止めがかかるまでに至っておりません。市長は、今後、人口減対策としての妙薬をお持ちでしょうか。お持ちでございましたなら、お教え願いたいと存じます。さらに、向こう3か年間で 150億円もの財源不足が本市において予測されるとすれば、全国の 3,288の地方公共団体の中で第1号の赤字再建団体になるのではと、危機感を抱いている一人であります。このことは、来春の市長選挙で山田市長以外のどなたが立起しても、この財政難を避けて通るわけにはまいりません。市長は、2期目立起に当たって、この財政難対策にどのように対応するお考えか、お聞かせください。、また、市長は、これまで、行財政改革の推進策として行革推進本部や財政健全化緊急対策会議を立ち上げ思い切った改革を断行して経費の削減に努力されてまいりましたが、このことは、逆に消費経済への影響や税収減などにも影響を及ぼす結果となるのではと思われますが、いかがでしょうか。目先の政策としてはよいとしても、将来に向けての影響を考えたときに、必ずしもよい政策とは言えないのではと危ぐをするものですが、いかがでしょうか。このたび提案されました職員、特別職などの賃下げ対策も同様のことが言えるのではと思いますので、ご感想のほどをお伺いいたします。次に、中国の主要港湾都市との姉妹都市の提携についてご提起申し上げますので、市長のご見解をお伺いいたします。小樽市は、現在、ナホトカ及びダニーデンとの姉妹都市の提携をいたしており、友好を深めてまいりました。いずれの都市も、港湾都市として貿易が取り持つえにしと心得ております。小樽市は、今年9月18日に、約40年ぶりに中国航路が復活いたしました。その小樽-中国定期コンテナ航路開設の祝賀会を、経済界、市民団体並びに議会関係者 154名のご出席の下で 「コンテナ航路が小樽と中国主要、都市とを結びます」を合い言葉で盛大に挙行されました。このことは、一時的な祝賀会ではなく、小樽市民がこぞって喜び合ったことを意味するものと思います。今年は、日本と中国との国交正常化30周年であり、小樽市制80周年の節目の年でもあります。また、国内総生産で見ると、日本は米国に次いで世界第2位であり、中国も第6位の大国であります。世界貿易機関加入を果たした中国と日本との昨年の貿易総額は、約 890億ドルに上りました。30年前の80倍に拡大している一衣帯水の隣国であります。このような隣国に着目した市長は、自らポートセールスを行って誘致されたコンテナ航路だと伺っております。また、新日本海フェリーの敦賀航路廃止直後であっただけに、市長も万感の思いが去来しておられることとお察ししているのであります。したがって、その中国の寄港地である大連、青島、上海などの中国を代表する港湾都市との中から姉妹都市を提携し、環日本海の新しい時代を築くことは、市制80周年記念の節目の年にふさわしい発想だと思いますが、市長のご見解をお伺いたします。次に、平成15年度予算編成方針についてお尋ねいたします。小坂助役は、去る10月30日付けの庁通達第4号で平成15年度予算編成方針を通達され、その中で、現下の地方財政は、地方税収入、地方交付税の原資となる国税収入の大幅な減少等により、収支不足と借入金残高が増大するなど極めて厳しい状況に直面していると地方財政の現状を分析しております。その上、国と地方の役割分担に応じた事務事業及び税財源の配分が地方分権改革推進会議で審議されており、地方分権に向けての大きな流れは確実に進行していると現状認識を示されておられます。しかし、責任のみ押しつけて財政の伴わない地方分権との悪評のささやきも聞こえてくるのも事実であります。市長も、助役と同様に、国と地方の役割分担に応じた税財源の配分に向かって審議が流れていると素直にお考えになっておられますでしょうか。まず、ご所見をお伺いいたします。次に、概算要求基準において、国、地方を通じた行政のスリム化を実現する観点から、地方においても国の方針と歩調を合わせつつ歳出の徹底的な見直しを図り、地方公共団体には今まで以上に平成15年度の行財政改革が求められているとも述べられております。このことは、平成14年度までの行政改革で見た場合、例えば人員削減ですが、退職者の不補充など直接に血の出ない改革を断行してまいりました。しかし、本年度は、歳出を徹底して見直すためには、手段を選ばず、真赤な血が流れることもいとわないとのことでしょうか、お考えをお示しください。また、本市においては、依然として厳しい経済・雇用情勢から、歳入では、平成13年度に減収へ転じた市税は平成14年度も更に減収が見込まれることに加え、国の構造改革に伴い地方交付税の伸びが期待できないことから、一般財源の確保は極めて厳しい状況にあると2か年の経過を述べられた後、特に平成15年の収支不足額45億円の解消は緊急かつ当面する課題であり、従来どおりの手法での予算編成は困難であるとも述べておられます。さらには、歳入歳出のバランスを考えると、厳しい予算枠を設定せざるをえないとまで述べており、この言葉には重大な決意の一端をうかがわせるようにも聞こえてくるのであります。、したがって、これらに対する具体的な手法としては、職員、特別職などの給与、報酬の削減にとどまらず他の手段、例えば公共料金の値上げとか扶助費の切捨て、ごみの有料化などを考えているのではないでしょうか。従来どおりの手法ではできない手法を具体的にお示しください。次に、財政健全化緊急対策会議において、健全化に向けた取組を鋭意進めており、近く具体的な方針を決定するとしておりますが、いつごろまでに方針を明らかにするお考えなのか、ご答弁願います。また、ごみ焼却炉のダイオキシン排出基準が今月1日より大幅に強化されることに伴い、地方自治体の一般廃棄物処理において小型炉から大型炉への転換が全国的に急速な進展を見せていることが、環境省のまとめで11月21日までにわかりました。北しりべし広域連合も、当初計画では80トン級の3炉計画でありましたが、6市町村で1日に排出される可燃ごみが 196トンと推定されたことから、技術等検討委員会より 100トン級2基への大型化に計画変更されたと伺っておりますが、北しりべし広域連合の母体の長である市長として、その理由と財政効果をお示しください。次に、第三セクターである石狩開発の今後の対策についてお尋ねいたします。石狩開発は、昭和39年に、民間企業として資本金2億円をもって設立された第三セクター会社ですが、約650億円の負債を抱え、10月31日に民事再生手続に入り、さらに、11月8日に債権者説明会を開き、再生計画策定案が平成15年1月27日に向けて本格的に動き出しました。しかし、債権放棄額などをめぐって道と金融機関との考え方に大きなかい離があるため、1月27日の提出期限の先送りを地裁に申し出るケースがあるとも報じられております。予断は許されない事態に至っております。これまで石狩開発が分譲した実績は、全体で60%に相当する 729社に上っております。そのうち、操業して。いる企業は 571社に及んでおるのであります。また、小樽市域での実績は44%の分譲実績と伺っておりますしかし、平成12年、13年の2か年で、石狩湾新港地区には立地条件のよさなどから7社も企業の進出が出ているのであります。このような情勢の中で、再生されることを願いながら、今後、最悪の事態に陥った場合、既誘致企業への流通及び工業団地へのサービス提供はどこが担うのでしょうか、お聞かせください。我が党としては、分譲した44%の実績を持つ誘致企業に対しては、当初、石狩開発が示したサービスの提供。については、何としても、市が責任を持っても、手を尽くすべきだと思いますが、ご見解をお示しください次に、坂の街おたる冬プランについてお尋ねいたします。平成元年3月に策定された新総合計画の施策大綱の中に冬のまちづくりが掲げられ、その施策の具体化に向けて平成元年11月に産・学・官・民の有識者17名から成るおたる冬のまちづくり研究会が設置され、平成3年3月に坂の街おたる冬プランが報告書として市に提出されているのであります。これを受けて、市の内部に設置された関係部局から成る坂の街おたる冬プラン策定委員会と具体的な検討が重ねられて、おおむね10か年を目途とする総合的な雪対策計画として策定されたのが坂の街おたる冬プランであり、昨年がその10年目に当たることから、既に、本市の冬プランは、研究も含めて、すべて完了していると思いますので、以下、何点かお尋ねいたします。まず、この冬プランでは、路側に積み上げられた雪によって歩道幅員が狭あい化し、歩行者の擦れ違いも難しくなり、また、坂道では路面の凍結によって歩行の維持と歩行者交通の安全性や快適性の確保を図る必要があると、ここでは目標が定められております。このことは、幸2丁目と長橋4丁目の境に位置する市道塩谷線の歩道なども、この坂の街おたる冬プランは示唆しているようにも思われるのであります。したがって、ロードパトロールに当たっては、歩行困難な歩道への砂の散布の必要性や市道への雪出しなどにも目を向けるよう、監視強化に向けての指導方が必要かと思われますので、お考えのほどをお聞かせください。また、同プランでは、雪や寒さに配慮したまちづくりの目標として、小樽市のまち並みは幅の狭い道路や坂道が多く、除雪車の進入が不可能な急坂がある。したがって、小樽市の雪問題は、除雪の徹底だけで解決することは難しいとし、そのため、市内の地形やまち並みをじゅうぶんに調査、把握し、除排雪の容易な都市形態や、除雪や積雪があっても都市機能が低下しない耐雪型の都市に向けて長期的な視点で取り組む必要があるとまで述べております。この冬のまちづくりの方向を読んでみますと、これは梅ヶ枝山手線などはこの項に適合した内容の道路であると思います。この10年間でどのように検討し、調査の把握をして、住民の不利益を解消する対策を講じたのか、お答えください。次に、雪捨て場対策についてお尋ねいたします。市の行った除排雪に関する住民のアンケート調査によりますと、雪捨て場に困っていると答えた人が実に61.1%にも及んでおります。そこで、提案ですが、雪捨て場ステーションを設けてはいかがでしょうか。これは、小樽市が空き地を選出、指定し、満杯になったところから、市民の連絡により排雪車が取り去る方法で快適な冬を過ごすという手法をご提起申し上げますので、ご検討できるかどうか、お答えください。もしこの手法にお答えできない場合、市民のアンケートにどう対処しようと考えておられるか、お答えください。除雪は、市民と行政が手をつなぎ合うところから始めなければならないと思うのであります。特に、住宅地域での雪捨て場の確保について、ステーション方式の採用を強く要望いたします。また、冬プランでは、作業系による除雪手法を確立するために、モデル坂道を設定し、市としての坂道の除雪や路面管理手法の開発を行うことを提案すると書いてあります。この10か年間に、モデル坂道を設定して研究されたことがあったのでしょうか、もし設定していなければ、梅ヶ枝山手線などが最適だと思いますが、いかがですか、お答えください。さらに、下水処理水や海水を利用した流雪溝構想はどうなったのでしょうか。検討地域は、沿岸域に近い都市部とされておりますが、今までの経過も含め、お示しください。また、同プランでは、雪に強い公共交通としてバス停の防寒化の必要性を述べておりますが、将来展望も含めて、構想をご教示願います。さらに、高齢者の交通安全意識の高揚のため、独居老人などへの夜光反射材などを配布するとして、平成8年から13年度まで 161万円の事業費を見積もっておりましたが、この実績をお答え願います。次に、梅ヶ枝山手線の陳情第82号関連についてお尋ねいたします。私どもの任期もあと5か月弱となりました。したがって、この陳情第82号の命も当然5か月となるわけでありますが、しかし、市民はそこで毎日暮らしていることを見逃してはならないと思います。このような視点に立って、以下、何点か質問いたします。去る10月30日に、消防署は、10月1日間の決算委員会などで私の質問にこたえたのでしょうか、梅ヶ枝山手線にて消防訓練を行っていただきました。本当にご苦労さまでした。私も現地で、状況見聞をさせていただきましましたが、お二人の消防士がホースを肩にあえぎながら登ってきたお姿を拝見して感じたことは、もしも冬期間で、その上、車も登らないような、除排雪が行き届いていなかった場合や滑る道路であったときに、果。たしてこの訓練のときのような作業ができるのだろうか思ったとき、背を冷たいものが流れたのであります雪のないときの訓練でよかったなと思いました。その一方では、火災は時を選ばないことを忘れてはならないとも感じました。なお、積雪時や悪天候時を想定した場合、このたびの訓練でよかったと思うのかどうか、今後の対策も含め、お答えください。また、このたびの訓練と日時などについては、土木部と相談された上でなされたのでしょうか、お答えください。次は、水道局です。下水道にあっては、狭い道路を、冬期間、有効に住民が使用できる対策として、いち早く下水マンホールに断熱材を設置していただき、地域住民は大変喜んでおります。地域住民に成り代わり、敏速なご配慮に対し感謝申し上げます。しかし、環境部は、土木部とも相談して冬季対策を講ずるとの委員会での答弁でしたが、いかなる検討をし、いかなる対策ができたのか、まだわかりません。少なくとも議会の委員会で答弁した約束は守っていただかないと市長も困るのではないでしょうか。市長は、相談の結果をお聞きしておられるのでしょうか。お聞きしているならば、その相談内容と結果をお聞かせください。今、この地域住民が他の地へと転居いたしておりますが、特に最近では、小樽市から買い取った額に自己負担で整備した資金なども考慮した額にて不動産業者に売出しをしていらっしゃいますが、なかなか売れません。12月1日から、ここの方は当初の半額で売り出しておられると伺っておりますが、まだ売れていないと伺っております。このようにして、小樽市が開発して売った条件に偽りがあったため、買い取った市民はせっかくの財産を大きく失うことになっているのであります。この責任は、だれが負うのでしょうか。例えば、生活環境面からだけ見ても、市町村は、一般廃棄物を、生活環境の保全上、支障が生じないうちに収集し、これを運搬し及び処分しなくてはならないと定められている廃棄物の処理及び清掃に関する法律第6条第2項に反することに、結果としてなったことに憂いている一人ですが、一日も早く市民が安心して暮らせるように努力してほしいことを申し添えて、この項の質問を終わります。次に、福祉関連についてお尋ねいたします。最初に、小樽市の市立・私立保育所に関連して、本定例会に 8,190万 8,000円の補正が提案されております。今、市内では共稼ぎの世帯が増えております。それに伴い、小樽市も1歳児未満の保育に努力されて、昨年の4月から、認可保育所のうち16か所で実施している実態であります。しかし、1か所ごとの1歳児までの保育定員が不足いたしており、それに反して2歳児以上の保育定員に余裕がある状況にあります。市民としては、子どもの送り迎えのため、1歳児までと2歳児以上の子どもを一緒に預けたいのです。しかし、2歳児以上の入所が定員割れしていても、1歳児までの定員が不足のため預けられない実態にあり、待機児が増えているのであります。小樽市としては、保育所への需要の高まりから入所を希望される方が増えておるため、一部においては待機していただく場合があります。市として、今後定員を超える一定限度の受入れの拡充に努め、待機者の解消を図りますと広報おたるにも宣伝いたしております。しかし、ただいま申し上げましたように、1歳児までと2歳児以上の定員のバランスを図った待機児解消策に向けたご努力をお願いするものであります。、このことは、全国的に見ても、今年の4月現在で2万 5,447人、道内では 363人の空き待ちでありますがそのうち2歳児までの低年齢児が全体の66%を占めていることが明らかになっております。したがって、低年。齢児の待機児が小樽市だけでないことを考えると、政策上に問題があるようにも思いますが、いかがですか定員そのものの内容を見直すときに至っているように思うのですが、いかがでしょうか、ご所見をお伺いいたします。次に、老人問題についてお尋ねいたします。厚生労働省が、今年10月末に介護保険サービスを行う事業者の経営実態について調査した結果を公表し、それによると、特別養護老人ホームなどの施設や老人保健施設及び療養型医療施設はそれぞれ黒字でしたが、在宅サービスが柱である居宅介護支援や訪問介護は赤字ということが明らかになりましたけれども、本市の場合はいかがでしょうか。承知している範囲で結構ですから、お答えください。また、道内の病院に半年以上入院している65歳以上の高齢者のうち、48.4%の人は、入院治療の必要がなかったのですが、在宅介護が困難だ、通院が不可能だ、転出できる老人施設がないなどを理由としたいわゆる社会的入院であることが道の状況調査で明らかになりました。、本年4月の医療保険制度改悪で、入院が 180日を超えると、病状に応じた14項目の除外規定があるものの医療費の最大15%がこれまでの自己負担に上乗せられることになり、10月からは実際に負担増になっております。本市では、社会的入院の実態はどのようになっているか、お尋ねいたします。また、本年4月に改定される65歳以上の介護保険料は、全国平均では、現行の月額 2,911円から 330円、すなわち11.3%アップされて 3,241円になることが厚生労働省の調査でわかりました。小樽市も、この改正に伴い、現行の 3,090円から 4,200円ないし 4,400円に、すなわち35.9%ないし42.4%程度値上げする見通しとい。うことですが、全国平均で11.3%がなぜ小樽市では40%もの値上がりになるのでしょうか、お答えくださいさらに、保険料を引き上げられる保険者は全体の80%弱に上り、保険料の地域格差は現行の 2.7倍から 7.8倍に広がるとのことですが、小樽市の保険料と全国平均の地域間格差はいかようになっておりますか。そして、北海道34市のうち、どのくらいの位置になるのか、お示しください。次に、特養ホーム入所待ちの実態についてお尋ねいたします。道内の特別養護老人ホームの入所待機者が合計で1万 5,000人に上ることが、今年8月、介護保険制度導入後、初の道のまとめで明らかになりました。これは、制度導入前の 2.5倍以上に増えており、特養ホームへの入所が大変厳しくなっている実態を示したものと思いますが、介護保険料を40%以上値上げをする予定の小樽市の実情はいかがですか、お答えください。最後になりましたが、教育委員会に、加配問題と、それに伴う校長及び教頭らに対する処分問題についてお尋ねいたします。そもそもこの問題は、平成5年1月27日に道教委と北教組が交わした確認文書第1項に対する道教委の回答、「定員の加配はその学校における教職員定数の改善に資するもの」という文言が目的外運用を容認すると受け取られ、混乱を招いたものであり、教育現場に一方的に責任を問うものではないと私は思うのであります。そこで、順次、質問いたします。まず、以前に示された平成14年3月20日付けの文部科学省の平成13年度の小樽市における指導方法工夫改善定数の取扱いに関しお尋ねいたします。この指導書によると、小樽市内の小中学校に加配された20人中19人分の定数を減ずることにより、当該19人分の義務教育費国庫負担金を減額することとありますが、どのように処理されたのでしょうか、まずお答えください。次に、平成14年度の指導方法工夫改善定数については、小樽市内の小中学校で実施することとして申請した18人分の定数については、文部科学省では措置しないとあり、追加加配は認められなかったようですが、もし措置が全く認められなかった場合、児童・生徒への教育上のしわ寄せはないのかどうか。また、どのような手だてをとられたのか、お伺いいたします。今回の処分内容を見れば、意図的な処分行政が先行し、教育現場に責任を押しつけたかのように思われてなりません。この問題の根底は、慢性的な教員不足が原因のように思われます。学校5日制や総合的な学習、絶対評価等、矢つぎばやに繰り出される改革の名に教育現場が翻ろうされ、後手後手に回ったと指摘する声もあります。現場の実態をどのように認識しておられるか、ご見解をお示しください。市内の42校の小中学校長の半数が懲戒処分という異例な事態に対し、処分の不当さを訴える市民からの意見が強い一方で、父母の間には不透明な学校運営の批判や不信感が根強いこともうかがえるのですが、これに市教委はどうこたえ、父母への信頼回復にどう努めようとして考えておられるのか、教育長のご所見をお伺いたします。次に、今年4月からゆとりを目指して導入された学校完全週5日制についてお尋ねいたします。完全学校週5日制はゆとりを目指すはずでありましたが、教育改革が1年足らずで全国から次のような悪評が聞こえてまいります。土曜授業がなくなった分、平日の1日が重くなった、6時間授業の日が従来2回であったものが3回になった、学力低下の不安が募り塾に通う日が多くなった、数学や英語などで宿題のプリントや小テストが多くなった、ノートの提出が増えた、したがって、疲労感が募り土曜日は寝てしまう等の、ゆとり教育を目指したはずの一連の教育改革の過程で懸念されていた矛盾が、切実な児童・生徒の訴えとなって現実化しております。市教委としては、小樽市の実態も含め、これらの声にどうこたえようとしておられるか、お聞かせください。次に、小中学校教員の市町村の任命権について、教育委員会の考え方をお尋ねいたします。文部科学省の調査によると、市町村が給与を 100%負担して常勤教員を自前で増員している教員が全国で800人強いる実態がわかりました。このような状況に対し、今後、児童・生徒の個性や能力に応じたきめ細かな教育を目指し、財政負担を犠牲にしても少人数指導を志向する市町村が予想されることから、文部科学省は、2004年度より市町村に教員任命権を与えるための関連法案を来年の臨時国会に提出するとのことですが、市教委はこの措置を歓迎するのかどうか、考え方を示してください。これに対して、予算もどうするのかなども含めてお答えしていただきたいと思います。以上、再質問を留保して、私の質問を終わります (拍手)。

答弁 市長 山田勝麿(市長は2011年3月まで)

武井議員のご質問にお答えいたします。初めに、政治姿勢に関連して何点かご質問がありました。、まず、豊かさやゆとりのある地域社会の創造についてでありますが、今日、少子高齢化社会を迎える中で、20世紀の日本が追い求めた豊かな経済国家は、その目的が達成されたかに見えましたが、21世紀を迎えた今多くの課題を抱えていることにも気づきました。私が、第1回定例会で申し上げたかったことは、今こそ生活者の視点でまちづくりを考えるときであり、これまでの慣例や大都市のまちづくりをまねることなく、小樽としての特徴を生かし、小さな地域社会であっても、ここに住む一人一人が真に安心して心豊かに暮らせるまちと思えるような、そんな地域社会を創造していきたいとの思いからであります。次に、人口減対策でありますが、これまでいろいろな場において検討を行い、さまざまな角度からの人口対策を進めてまいりましたが、毎年、人口が減少している状況にあります。我が国の人口は、ここ数年でピークを迎え、その後、減少していく中で、当市の人口減に歯止めをかける特効薬を見いだすのはなかなか困難な状況でありますが、今後とも、雇用機会の創出や労働環境の充実、若者が楽しめるまちづくり、住宅対策、また、子どもを産み育てやすい条件整備など、幅広い施策を総合的に推進していくことが必要と考えております。次に、今後の財政対策でありますが、先日の財務省の発表では、今年度の国の税収不足は約2兆 5,400億円で、平成15年度の税収も厳しいとの見方が示されております。一方、地方税におきましても、今年度約1兆5,000億円の減収が見込まれておりますし、地方交付税の見直しなども勘案しますと、財政状況は更に深刻さを増すものと予想されます。厳しい財政状況の下、限られた財源の中で必要な行政サービスの提供を継続するためには、あらゆる無駄を省き、民間でできるものは民間にシフトするなど、事務事業や組織の見直しを行い、行政全体のスリム化を図ることが必要と考えております。地方行政は財政的な基盤の上に成り立つものですから、財政健全化は当面する最大の課題と位置づけて取り組んでまいりたいと考えております。次に、経費の削減が消費経済や税収に影響を及ぼすとのご指摘でありますが、報酬や職員給与費などの削減も含めまして、歳出の削減は税収や消費経済などへの影響はあるものと考えますけれども、地方自治体の場合は、国と違い、赤字の補てんの財源を起債に求めることができませんので、歳入である市税、交付税などが減少すれば、それに見合った歳出を削減していかざるをえないものと考えております。しかし、ただやみくもに削減ということではなく、効率的な行政運営を目指し、まず組織の見直し、民間への委託などにより削減可能なものから平成15年度の予算に反映させてまいりますが、事務事業の見直しに際しましては、事業の緊急性、重要性、効果、受益と負担など総合的に判断をし、実施時期も含めて方向性を出してまいりたいと考えております。次に、中国を代表する港湾都市との姉妹都市の締結についてでありますが、定期コンテナ船が寄港する大連、青島、上海などの都市は相当大規模な都市でもあり、また、既に日本国内において姉妹都市の締結をしていることから、今後、本市と中国との定期コンテナ航路を通じた経済交流を進める中で、どのような都市が姉妹都市としてふさわしいのか、情報収集をしながら検討してまいりたいと考えております。次に、国と地方の税財源の配分でありますが、去る10月30日に出されました地方分権改革推進会議の報告におきましては、税源移譲については盛り込まれず、先送りされており、また、財務省を中心とした税源移譲には難色を示す意見が強いと聞いておりますので、補助金や地方交付税の見直しのみが先行するのではないかと危ぐを持っております。これは、全国の自治体に共通する重大な問題でありますし、地方分権を支える財政基盤の確立のためには、税源移譲は必至の課題と考えますので、引き続き、全国市長会等を通じて強く要請してまいりたいと考えております。次に、人員削減等による歳出の見直しでありますが、本年度まで、行政改革による事務事業の見直しで職員、数の削減を図るとともに、時間外手当の抑制などに努めてまいりました。また、人事院勧告につきましても本俸のマイナス2%の改定と、期末手当の0.05か月の削減について、市として国に準じて実施することにしております。平成15年度におきましては、財政健全化に向けての方策として、調整手当の削減と原則退職者不補充などにより人件費の削減を図ることとしておりますが、財政状況によっては更に厳しい削減策を検討することになろうかと思っております。次に、予算編成の手法でありますが、従来の予算編成では、各部局から予算請求見積書を提出させ、財政部においてヒアリングを行いながら取りまとめをし、査定を行い、編成してまいりました。しかし、平成15年度の財源不足が多額であることと、既に各部に事務事業の見直しを指示し、ヒアリングを行い、緊急対策会議の検討内容も各部におろしておりますので、事務事業の内容を熟知している各部の予算調整機能をより一層発揮して予算見積りを行うよう予算枠を設定したものであります。具体的な見直し内容につきましては、予算編成作業を通して方向性を出してまいりたいと考えております。次に、予算編成方針における健全化に向けた具体的な方針でありますが、財政健全化の取組は、各部に対し、事務事業全般の見直しを指示し、その内容についてヒアリングを実施し、財政健全化緊急対策会議におきまして全体的な見地からも検討を加えながら進めております。なお、実施時期も含めた中長期的な検討が必要な事項もありますので、内容が固まった時点で議会や市民の皆様にお示しをして、ご意見をいただきながら進めてまいりたいと考えております。次に、北しりべし廃棄物処理広域連合が進めている焼却処理施設についてでありますが、広域連合の当初計画では、1日 252トンであり、維持補修時の容易性から84トン3炉としておりました。今年度策定中の事業計画において、現在のごみ量から推定すると平成19年度は1日約 200トンとなり、機種選定などを審議している技術等検討委員会からは、1日80トン以上が熱効率的に最善との考えや、維持補修時もごみピット容量で対応可能なことから 100トン炉2炉が望ましいと助言を受けたものであります。この財政効果でありますが、建設費は、一般的に焼却処理量1トン当たりで計算しており、北後志地域ごみ処理広域化基本計画では、平成10年度における1トン当たり単価が 5,800万円でありましたので、減量見込みが52トンと想定されますので、これを基に計算しますと約30億円以上の減額が見込まれます。次に、石狩湾新港の小樽市域における既存誘致企業へのサービス提供でありますが、このたびの石狩開発株式会社の民事再生の申立てにより、既存立地企業から今後のサービス低下の懸念の声も出ていることから、順次、企業を巡回訪問をして情報交換や意見交換を積極的に行い、実施可能なものがあれば、適宜適切に対応し、できる限り不安を払しょくするよう努めてまいります。なお、今後とも、関係機関と連携しながら、立地企業の経済活動に支障を来すことがないように対応してまいりたいと思っております。次に、坂の街おたる冬プランについて何点かご質問がありました。坂の街おたる冬プランは、快適な冬の生活環境を創造する冬とぴあ構想を推進するため、おたる冬のまちづくり研究会からの提言を基に、総合計画との整合性を図り、冬のまちづくりの指針として平成4年度からおおむね10年をめどとして策定したものであります。まず、歩行困難な歩道への砂の散布の必要性についてでありますが、歩道のつるつる路面対策は、高齢化が進む中で緊急な課題であると認識しており、歩道の段差解消と併せて、砂散布を季節労働者が加盟する三つの組合に委託し、さらには、砂箱を増設しながら、地域住民にも砂まきの協力をお願いしているところであります。次に、市道への雪出しについてでありますが、除雪懇談会や広報など、さまざまな機会を通じて雪出し禁止の周知を図っているところでございます。いずれにいたしましても、効果的な除排雪を行うためには地域の実情を把握することが重要であり、道路パトロールを強化する中で、歩道への適切な砂散布や雪出しに対する指導も行ってまいりたいと考えております。次に、雪や寒さに配慮したまちづくりでありますが、本市における再開発事業や市営住宅等の公共施設の整備に当たり、アトリウムやがんぎ式の回廊等による快適な冬の生活環境の維持に努めております。また、旧市街地においては、家屋が密集していることから、耐雪型のまちづくりは難しい状況にありますが、新市街地の開発に当たりましては、道路区域から家の壁面を後退させるなどの地区計画を定め、冬に強いまち並み形成が図られるように指導しているところであります。また、坂道対策としては、市道のこう配の調査をし、計画的なロードヒーティングの敷設や、全道に先駆けての登坂力のある6輪を備えた小型のロータリー車による除排雪の強化を図るとともに、生活道路対策として貸出しダンプ制度の充実や、融雪施設設置資金の無利子貸付制度の新設などを行ってまいりました。次に、雪捨て場ステーションの設置でありますが、市民の皆さんが雪捨て場に困っていることは認識しており、現在、私道などの雪については、貸出しダンプ制度を利用し、地域の皆さんに処理していただいているところであります。ご提言の雪捨て場ステーションの設置に当たっては、空地の確保や維持管理などの課題もありますが、町内会からの空地情報に基づき、土地所有者の了解が得られるようであれば、実施について検討してまいりたいと考えております。次に、モデル坂道でありますが、市といたしましては、平成10年度にモデル路線を設定し、置き雪による苦情を改善するために、圧雪、凍結部分を削り取らず、新雪のみを除雪する路面管理ができないか、試験を行っております。その結果、タイヤドーザーの性能上、圧雪路面に降雪した新雪のみを除雪することは難しいものとなっております。梅ヶ枝山手線につきましては、以前、ロータリー車による拡幅除雪を行っておりましたが、地域からの置き雪の苦情があり、除雪では対応できない状況でありますので、今後とも、2種での排雪を実施する中で、路面状況を見ながら砂まきなどの路面管理を行ってまいりたいと考えております。次に、流雪溝構想でありますが、平成2年にモデル路線を定め、下水や海水などを含めた具体的な検討を行いましたが、水量の確保、吐き口、地下埋設物などの問題から建設費が多大になることなど課題もあることから、流雪溝の整備を断念したものであります。しかしながら、既存の河川水を利用した小規模の流雪施設を手宮川、入船川、於古発川などに設けて市民に利用していただいているところであります。次に、バス停留所の防寒化、いわゆるバス待合所の設置でありますが、利用者からの要望を基にして、今日まで関係機関に要請を行い、その実現に努めているところであります。平成4年以降、市街地での設置は、今日まで29件の整備がされてきたほか、郊外線についても、国道拡幅工事に併せ整備が進められている状況にあります。待合所の設置については多額の費用を要するため、バス事業者は利用状況等を調査しながら、1年に一、二か所の整備が進められており、今後ともバス待合所の設置に向け、バス事業所や関係機関に要請してまいりたいと考えております。次に、高齢者交通事故防止対策の一環として実施しております独居高齢者宅訪問事業の実績についてでありますが、この事業は、平成8年度から、毎年、訪問地区を設定し、これまで、入船地区、花園地区など交通量の多い国道5号沿線を中心に、平成13年度まで計7地区 2,550戸を訪問し、独り暮らしの高齢者を対象に夜光反射材を配布しながら交通安全や事故防止の呼びかけをし、交通安全意識の高揚に努めているところであります。次に、梅ヶ枝山手線の陳情第82号に関連しての消防の訓練でありますが、このたびの訓練は、冬期間の車両進入が困難な状況を想定したものであり、北生病院側からのホースの延長は確かに時間を要することから、北手宮小学校側からのホース延長を行うなど、一定の成果があったと報告を受けております。今後の対策でありますが、できる限り消防車両の進入を可能とするため、この地域を管轄する手宮出張所に、11月から、登坂力のある常時チェーンを装着したジープタイプ4輪駆動車を配置したところであります。消防本部と土木部との協議につきましては、特に相談はしなかったものと聞いております。次に、冬期間のごみ収集でありますが、環境部としては10月9日に現地の状況を確認し、11月19日に環境部並びに土木部、消防本部の関連部局が集まり、打合せ会議を開催しております。この会議においては、冬期間の道路事情などについて協議しておりますが、結果として、それぞれの所管では厳しい状況にあることを認識したところであります。冬期間のごみ収集については、この地域に限らず、市内にはごみ収集困難地域が数多くあることから、全市的な観点で検討を進めていかなければならないものと考えておりますが、この地域については、過去の経過も踏まえながら、冬期間のごみ収集の在り方について町内会や地域住民の方々とじゅうぶん相談し、対応してまいりたいと考えております。次に、福祉問題について何点かご質問ありました。初めに、1歳児までの定員見直しについてでありますが、保育所を運営するためには、定員に見合った保育士や施設が必要であり、そのために歳児別定員に合わせた人員配置や施設規模等を決めているところであります。しかし、最近は、低年齢児の入所希望者が多く、認可保育所では、国が定めた施設の最低基準を守りながら、可能な限り入所希望に沿うよう低年齢児の受入れに努めているところであります。11月1日現在での入所状況を見ますと、ゼロ歳児は定員93人に対し 139人、1・2歳児は定員 368人に対し482人の入所と、低年齢児では定員より 160人ほど多く入所しております。歳児別定員の変更は、大幅な施設や設備の改修等が必要なため困難でありますが、今後とも可能な限り入所希望に沿えるよう努めてまいりたいと考えております。次に、本市の介護保険事業所の経営状況でありますが、市としては特に調査を実施したことはありませんけれども、13年度事業の収支状況に関しては、サービス事業者の一部からお聞きしている範囲では、特別養護老、人ホーム、老人保健施設、療養型医療施設の経営については国の調査と同様に黒字であり、訪問介護事業所居宅介護支援事業所の経営については、赤字となっている事業所もありますが、黒字の事業所も多い状況であります。次に、社会的入院の実態でありますが、このたび道が発表した調査は、次期の介護保険事業支援計画の策定に当たり、長期入院患者の実態把握や介護保険施設の入所定員総数設定などの基礎資料として医療機関へアンケート調査を行ったものであります。その調査結果では、6か月以上の長期入院患者のうち、通院不可能、在宅療養困難、転出施設なしの割合が全道集計で48.4%、また、小樽市を含む後志管内集計で49.4%となっております。なお、本市におけるいわゆる社会的入院の実態については把握しておりません。次に、来年4月からの介護保険料が上がる要因でありますが、高齢化の進展や制度の普及などにより要介護認定者数やサービス使用者が増加してきておりますので、平成15年度から17年度までの3年間のサービス量については、平成13年度実績に対し、居宅サービスで約33%、施設サービスで約15%の利用の増加を見込んでおります。これに伴い、現行の介護保険事業計画の介護給付費と比較しますと、居宅サービスの給付費が約20%増加しますが、施設サービスでは、介護報酬単価の高い介護療養型医療施設の利用が多いことから、給付費が約46%の増となり、介護給付費全体では約39%の増となることが主な要因であります。次に、介護保険料の全道、全国との比較でありますが、本市の介護保険料の試算額は、厚生労働省の公表によりますと、全国の 2,816団体のうち、分布区分では 4,000円を超え 4,500円以下のランクに位置し、順位は108番目から 241番目の間となっております。また、道内34市との比較でありますが、各市とも公表はしておりませんので比較はできませんが、北海道の公表によりますと、道内の 205団体のうち、分布区分では 4,000円以上 5,000円未満のランクに位置し、順位は4番目から30番目の間となっております。次に、特別養護老人ホームの待機者でありますが、本年11月1日現在の待機者は、病院や施設などに入所中の方を含め 719人となっており、介護保険制度導入前の平成12年3月末の待機者 372人と比較しますと、約1.9倍強となっております。以上です。( 議長」と呼ぶ者あり)「

答弁 教育長 石田昌敏(教育長は2004年9月まで)

武井議員のご質問にお答えいたします。まず、義務教育費国庫負担金についてですが、文部科学省は、道教委との協議を通して平成13年度の指導方法の工夫改善定数として、全道に加配した 888人分のうちから、小樽市の19人分の義務教育費国庫負担金を減額して交付すると説明しております。道教委の調査報告後に市教委に対して新しい説明がありませんけれども、減額について協議が進められているものと考えております。次に、指導方法工夫改善定数についてですが、定期人事異動の内示後に定数措置しないと文部科学省の方針が示されたことから、結果として、過員を生じた小中学校8校においてTT、あるいは少人数指導の実践を行っております。当該校と市教委の間で委員会をつくるなどして学校相互の交流を深め、より効果的な少人数指導等の取組について具体的な研究を深め、事後の申請が認められるよう努めているところであります。次に、完全学校週5日制などの実施に伴う学校の実態についてですが、各学校では特色ある学校づくりを目指して新しい一歩を踏み出したところであり、試行錯誤の状況も見られます。新しい指導内容については、平成12年度から2年間かけ移行措置を行っており、市教委指導室で作成した指導資料や参考図書を活用しながら、本年4月、改めてゆとりある学習に取り組んだところであります。次に、少人数指導等が長年にわたり適切に行われていなかったことに対して、教育長としての責任を強く受け止めています。今後、教育委員会はじめ、関係学校ともども、地域、保護者などの信頼回復に努めるとともに、少人数指導等の来年度実施に向けて真しに取り組む所存であります。次に、完全学校週5日制の実施に伴う児童・生徒の実態についてですが、各学校では、指導内容の見直しに、よってよりきめ細かな教育活動が可能になったことから、繰返し指導や観察や実験、調査研究などの体験的問題解決的な学習の充実に努めております。また、学習の評価方法が5段階など相対的な評価から絶対評価に変更されたため、小テストやノートの提出、点検が多くなったこともあり、疲労感の訴えも中学校や高等学校で見られますので、変わった評価の在り方について更に教職員や保護者の理解を深めてまいりたいと考えております。最後に、市町村への教員任命権の委譲についてですが、文部科学省は、公立小中学校で、市町村が給与を全額負担すれば、都道府県の標準定数を超えて常勤教員を採用することのできる市町村費負担教職員制度を構造改革特区で先行導入する方針を定め、臨時国会に提出する特区関連法案に盛り込むことを検討していると聞いております。同制度は、新潟県三条市、埼玉県草加市などが提案しております。また、国立学校の法人化と関連して、法的に教員の任命根拠がなくなることから地方自治体の教員任命権が検討されており、その結果を注目しております。その結果により、地方自治体の財政負担の関連もありますので、検討推移を見守っておりますが、任命権の委譲に当たっては、財政措置も同様に委譲することが必要であると考えております。以上です。( 議長」と呼ぶ者あり)「

再質問 23番 武井義恵

あとは予特でもってやりたいと思いますので、再質問しません。

出典:小樽市議会 平成14年第4回定例会 2002年12月9日 議事録 PDF(80ページ) 間違いを知らせる