中頓別町議会 平成21年第4回定例会 2009年12月13日
中頓別づくり推進事業について
2009年12月13日、中頓別町議会の一般質問で、柳澤雅宏議員が「中頓別づくり推進事業について」質問し、町長 野邑智雄、まちづくり推進課長 小林生吉が答弁しました。
- 質問者
- 柳澤雅宏 議員
- 答弁者
- 町長 野邑智雄、まちづくり推進課長 小林生吉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 柳澤雅宏
それでは、3点目について移りたいと思います。3点目は、一流の、中頓別づくり推進事業についてお伺いします。監査委員から一流の、中頓別づくり推進事業についての定期監査結果が報告されました。補助金が支出された地域ふれあい子どもキャンプ事業では実行委員会のメンバーがだれも参加していないほか、職員の公務出張扱い、事業実績報告書を町職員みずからが作成していたことなど補助事業としての適格性を指摘されております。指摘を受けた6項目についてどのように対処するのか、また町長はこの事業に対しどのような根拠で補助金を支出されたのかお伺いします。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
一流の、中頓別づくり推進事業について、私から答弁をさせていただきます。今回の補助金の交付に当たっては、審査委員会の審査結果を受けて承認をいたしました。監査委員からの指摘事項については、担当課に対し早急に対応するとともに、経過と事業関係を調査するよう報告を指示しております。なお、審査委員会の審査委員でありますけれども、総務課長と総務課参事、教育次長、保健福祉課長、産業建設課長の5名であります。
質問 6番 柳澤雅宏
審査委員会の審査結果を受けて承認したというのは、それは私もわかります、要綱にも書いてあるので。それはわかるのですが、町長がこの事業が妥当だと思って承認したのかどうかということをお聞きしたいわけです。特にこの事業が重要性、緊急性が本当にあるのか、そこら辺をどう判断されたのか。審査委員会が審査したとはいえ、これを最後支出する責任者は町長でありますから、そういう最高責任者として判断されたその根拠についてお聞きしたいということであります。それから、今事実関係を調査して報告するように指示を出しているというのですが、この監査委員さんが監査報告を出したのが11月の11日ですよね。それで、きょうは12月13日、もう1カ月過ぎているわけですよね。それで、これはそんなに時間をかけて調査しなければわからないようなことですか。そこが私はちょっと、もうこれはすぐ二、三日で結果は出るだろうと。それで、7月の27日に実施して、10月の23日に報告、間3カ月ありますよね。それで、これ担当課長、それ何も思わなかったのかなと。あるいは、この報告書が出たときにこれはおかしいと担当した方が思わなかったのかな、何で調査なんていうことをしなければならないようなことなのだろう。それで、やっぱりきわめつけは、この問題が定期監査、これをやらなければ表に出なかったのかいということです。これを見て、これはおかしいよということで自助浄化というか、みずからこれはもうだめだと、適正でないという判断をどうしてされなかったのかなと。その点が私は疑問が持たれる。実行委員会というのは何。実行するための委員会でしょう。その人がだれも参加しない実行委員会ってあり得るの。こういうことだって報告書見たら、担当課長これはおかしいのではないかと気づきませんか。そして、それに対して実行する人がいないからと役場職員が公務でこれについていくの。そしたら、これから町民が何か企画したら、私ちょっと都合つかないので、行ってくれますかと言ったら町みんな対応するの、これ。だから、そこら辺どうして自助浄化できなかったのか、その点をまずお聞きしたい。それと、私はこれはやっぱりまずかったと思う。ならば、補助金の4万円、それから町職員3名が公務扱いで出された旅費の8万4,360円、これは早急に返還させるべきだと思います。そのことについて何でそんなに時間がかかるのか、どうして自助浄化ができなかったのか、それから早急に補助金、それから公務扱いとしたものは返還させるべきだと思いますが、以上3点についてお聞きします。
答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)
まず、私からこの事業を一流の、中頓別づくり事業としての補助金の交付に認めたのかと、こういうようなご質問がありました、根拠的なものですね。根拠と言われますと、私でいけばこの要綱の第7条目に事業計画書の内容を審査委員会が審査をしたり、または関係者より意見を聴取して補助金の交付の可否を決めて、町長に意見するものとあると。私は、審査委員会で補助金を決定をするということに決まった、それをもとに認めたよと、こう言わざるを得ないのかなと思います。ちょっと無責任かもしれませんけれども、そういうようなことになります。中身について細かいことについては、担当課長に答弁をいたさせますけれども、監査委員から指摘がありまして、その後担当課長のほうに内容を調査しなさいと、こういうようなことを言っておりますから、今までの調査結果なり、またはご指摘のあった質問等について答弁をいたさせます。
答弁 まちづくり推進課長 小林生吉(まちづくり推進課長は2012年3月まで)
私から残った点等についてご説明をさせていただきたいと思います。まず最初に、この事業の補助金の使い方について問題があったと、あるという認識を持っておるということについてあらかじめ申し上げた上で、少しこの事業がどういう経過で実施されたのかという点等についてお話をさせていただきたいというふうに思います。そもそもこの地域ふれあい子どもキャンプ事業でありますけれども、これにつきましては私どものほうで所管をしておりますそうや自然学校における中頓別いいとこ探し隊という子供体験事業の中の一環として、もともと町サイドのほうであったこの事業を企画をして実施しようということになったものであったということであります。昨年度利尻富士町さんのほうから大変大勢の方がお越しいただきまして、自然学校を使っていただいております。その際からぜひ来年は今度は利尻富士町にというようなお誘いを受けていたようでありまして、この春になりまして担当から改めてこの事業の中で利尻富士町への子供たちの派遣事業を取り組みたいと、そういうことになったということであります。それで、町、教育委員会あわせて協議をして、せっかくの申し出ということもあるし、子供たちの自然体験、宿泊研修、そういう意義を考え、実施をしようということになったということであります。ただ、その中でどうしても問題になったのは、派遣に当たって生じる子供たちの経済的な負担の部分と、参加費負担の部分ということがありまして、それを何とか軽減するというようなところから一流の、中頓別づくり推進事業の補助要綱を使ってというようなことに考えるに至ったということであります。ですから、先ほども申し上げましたようにこのやり方が適切かどうかというところ問題がないという認識でやったということでは必ずしもありませんけれども、今までの派遣交流事業等においても、全く同じではありませんけれども、同じようなフレームというか、枠組みで実施してきた経緯もあったということから、今回のような形になっているということであります。それで、今回の実行委員会につきましては、今言いましたように参加していただく子供たちのために参加費用を負担していく方法として派遣に取り組んでいただく母体を考えるということになりました。その中で、児童クラブの父兄組織がありまして、そちらのほうに担当職員が出向いて相談をして、それであればその父兄組織を母体とした実行委員会という形をとってやろうということになったということであります。実行委員会の名簿の中には入っておりませんけれども、今回行った父兄のうち1名につきましてはその父母会に属するというメンバーになっています。当初は都合がつけば多くの父兄は参加しようということで話がされているというふうに聞いています。結果としては、今申し上げたように1名だけということになっておりますけれども、そういう趣旨であったということであります。ということでありまして、適切ではないかもしれませんけれども、もともと自然学校の事業として取り組もうということで取り組んだ部分でありまして、自然学校の職員についても子供たちに充実した研修を受けていただくということと安全、健康管理、そういった視点から最低限必要な職員数での派遣を考えて、この事業に至っているということであります。補助金に関しても交通費であったり、向こうでの体験活動に係る費用については補助対象にするけれども、食事に係る部分については対象外にするというような、何とか最低限のところにとどめていただいて助成をするというような考え方に立ったということであります。先ほど時間が経過しているのにまだ調査結果が出ていないということでありますけれども、私どものほうでは報告の概要についてまとめておりまして、今総務課長と教育次長のところには提出をして、中身をちょっと精査をしていただいているということでありまして、足りない点などを含めてもう少し補筆をして、最終的に町長、教育長に報告を上げさせていただくというふうに考えているところであります。
答弁 まちづくり推進課長 小林生吉(まちづくり推進課長は2012年3月まで)
この辺について私どもが最終判断をしているわけではありませんけれども、先ほど言いましたように職員については公務ということで出張命令をとって派遣をさせていただいております。そういう意味で公務としての取り扱いというのが適当というふうに考えておりますし、一流の、中頓別づくり推進事業の手続としてというか、趣旨としてこういう取り組み方に全く問題はなかったと言えなくはないかもしれませんけれども、事業の目的、趣旨、それから対象とした補助の範囲という意味では決定していただいたとおり妥当と認めていただけるのではないかというような考え方を持って今報告をさせていただいているところであります。
質問 6番 柳澤雅宏
それは、考え方の相違だと言われたらそれっきりだと思うのですけれども、私はちょっと今の説明では無理があるのでないかなと。そうや自然学校の事業としてやるのなら、それはそっち側でやればよかったのでないのと思うのだ。きちっと分けて、そしてそれに職員がつくのならそれできちっと出張派遣、出張させればいい。何でこの事業を使ってそこまでやるのだということなの。だって、これは住民が自主的にやるものに対して本来出すべき補助金でしょう。それを創造させるためにこの事業をつくったわけでしょう。それで、実行委員会があるわけでしょう。実行委員会がないのならいいよ、そうや自然学校の事業でやるのなら。だから、それならそっちでやりなさいと言っているの。だけれども、これは町民が自主的にやってもらうものに補助金を出しているわけでしょう。だから、実行委員会があるわけでしょう。では、何でその実行委員会の方が一人も参加しないの。それは5人いるうち1人ぐらい都合悪くて参加できないというのは、それは何ぼでもあり得ることだからわかります。だけれども、参加できる4人がしっかり引率して、子供たちにキャンプやらせればいいことでしょう。何で役場職員がついていくの。それがおかしいと言っているの。この事業に関しては、決算審査や何かでも利用が少ないのならもう少し使い勝手のいいようにしたらいいよというのは何回も言われているわけでしょう。それを手つけないでおいて、いわゆるしゃにむに理由づけしてこの事業をやっているようにしか思えない。だから、そうや自然学校でやるのならそっちでやるべきではなかったのですか。そうすればやっぱりこれは出張旅費なり、事業はやったのは子供たちなので、それを返させるというのは大変酷だし、このことで一番迷惑するのはその参加した子供たちですよ。子供たちは何の罪もない。私は、本来そうあるべきではないですかということで質問したので、もう一度その点についてお聞きします。
答弁 まちづくり推進課長 小林生吉(まちづくり推進課長は2012年3月まで)
今お話のありましたように、もともとそうや自然学校が取り組む事業であればそうや自然学校として取り組むと、おっしゃるとおりだというふうに思います。ある意味実際そういうふうにしているというところがありまして、先ほど言いましたように子供体験事業、中頓別いいとこ探し隊の事業の一環としてこの事業をやって、職員についてはそういう趣旨で参加をしていると、子供たちも引率しているということなのであります。それで、先ほども言いましたようにその場合、では参加していただく子供たちの参加者負担というのをどうするかというところのどういう形で負担を軽減するかというときに、先ほど来申し上げているようにそれはこの事業を使うことが適当だったかどうかというところは十分私どもだけではなくて検証していただく必要があるかと思いますけれども、結果としてこの事業を使うことになったと、使ってしまっているということであります。今後について言えば、こういうやり方ではなくて改めて実施の仕方ということについては考え直したいというふうに思います。それと、実行委員会という形をとっておりますけれども、監査委員さんのご指摘もありますけれども、実質的には参加者の負担軽減を図るための受け皿というような側面で組織したというか、町のほうから働きかけて組織をしていただいた実行委員会というような形になっているものでありまして、先ほど言いましたようにもともとはその中から参加していただけるという想定をしていたところでありますけれども、あそこに書かれているメンバーからは結果的にはだれもご参加いただいていませんけれども、もともとの母体である児童クラブ父母会からは参加もしていただいておりまして、そういう面では最初からただ受け皿だけを考えたということではないということもまたひとつご理解をいただきたいと思います。結果としては、議員言われるようにそういう結果になっておりますので、取り組み方等については十分検証し、以後については見直しを図りたいというふうに思います。
質問 6番 柳澤雅宏
3回の質問は終わったのですけれども、私は……
質問 6番 柳澤雅宏
ないですけれども、非は非としてしっかり認めるという勇気も私は持っていただきたいというふうに一言申し上げて、終わります。