みんなの議会

中頓別町議会 平成26年第1回定例会 2014年3月9日

農産物の地産地消について

2014年3月9日、中頓別町議会の一般質問で、柳澤雅宏議員が「農産物の地産地消について」質問し、町長 野邑智雄、産業建設課主幹 平中敏志が答弁しました。

質問者
柳澤雅宏 議員
答弁者
町長 野邑智雄、産業建設課主幹 平中敏志

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 柳澤雅宏

受け付け番号2、7番、柳澤です。それでは、まず1点目、農産物の地産地消についてお伺いいたします。給食等での農産物の地産地消について、平成26年度はどの程度のボリュームで行われるのか、また農産物を提供していただく生産者は確保されているのかお伺いいたします。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

柳澤議員の農産物の地産地消について、産業建設課の平中主幹に答弁をいたさせます。

答弁 産業建設課主幹 平中敏志(産業建設課主幹は2014年3月まで)

それでは、私のほうからご答弁させていただきます。給食などへの農産物の地産地消を図るため、中頓別町地域内農産物生産と給食を結ぶプロジェクトを関係機関と連携し進めておりますが、本プロジェクトにつきましては平成26年度が5カ年計画の最終年となります。本プロジェクトでは町内産完熟堆肥の施用と減農薬による農産物を栽培しておりますが、主体的に農産物の生産を担っていただいているのは天北厚生園の多機能型事業所DOであります。26年度では、本プロジェクトの栽培技術によるバレイショ、タマネギ、ニンジンの作付面積を大幅にふやし、生産量の見込みを昨年より6倍から16倍程度とする計画が立てられております。このことから、例年2日間実施しています中頓別野菜の日以外でも、保管状況に問題がなければ10月から12月ごろまで各給食施設での利用が可能と思われますので、関係機関と協議を行い、利用の拡大を進めていく考え方をしております。さらに、各種イベントでの使用など、町内での利用拡大を図るための協議検討も進めていく予定であります。また、本プロジェクトの技術を活用して試験的に農産物を栽培する方も町内に数戸存在しておりますが、27年度以降についても多機能型事業所DOが担い手となり、地産地消の取り組みを継続していくこととしております。

質問 7番 柳澤雅宏

プロジェクトの5カ年の計画の最終年、過去4年やってきて、最終年でようやくこの程度に広がったのかなという感じがまずします。それで、端的にお聞きしますけれども、本年度の予算でこのプロジェクトに補助金という形で10万円計上されておりますが、この用途についてどういうふうにこの補助金が使われるのかお聞きします。それと、2点目なのですが、平中主幹のほうから推進協議会の構成メンバーをいただきました。それで、役員と活動メンバーがいるのですけれども、活動メンバーの方々を見ますと全部で18名いるのですが、町職員がそのうち5名、普及センターが7名、それから宗谷振興局が2名、ほかはといいますと農協の営農部長と天北厚生園の3名、これだけのメンバーに補助金というのはどういう使われ方をするのかなとまず思ったので、これはみんな関係機関ですよね。それで、普及センターが中心となってやっておられるということは昨年の質問でも聞きましたが、一般生産者がゼロなのです。それで、本年度もかなり、今まで2回しかやっていないのを10月から12月まで延ばすと、これは一つの発展としては評価できるのですけれども、利用の拡大を図っていくといいながらも、これからもDOに担い手としてやっていただく。そうしたら、現段階で天北厚生園以外はもういないでしょう。それで、去年もこの質問をしたとき、町長は私が申し上げたときに、農家をやめた方々、まだ年齢も若いので元気なので、そういう方々につくっていただくということも考えていくという答弁があったはずなのです。それで、何で生産者がゼロなのか。総合計画でも有機栽培や低農薬による畑作の就農に対する支援を実施して地産地消を図る、こう書いてある。計画の最終年でありながら一般生産者がゼロだというのは、私はボリュームに限界が出てしまうと思う。それで、ここにも、答弁にも試験的に農産物を栽培する方も町内に数戸存在しておりますと、どうしてこういう方々を使わないの、使うという気持ちにならないの。まず、生産者がゼロ、その点について。あと、今回もバレイショ、タマネギ、ニンジンの作付をふやす。ほかのものって出てこないですよね。これは、天北厚生園頼みだから、天北厚生園の生産する限界というものがありますから、それでほかのものが出てこないのかなという感じがするのです。それで、野菜の場合には極めて貯蔵が可能なものと一般的に貯蔵がそう長く続かないものとありますよね。可能なものとしては、ここにある芋だとかタマネギ、ニンジン、大根、これは割と貯蔵が可能。それから、余り貯蔵ができない葉物、キャベツですとか白菜ですとか、こういうものも、たとえ貯蔵がきかなくても生産できて使える間は給食として地物を提供していくべきだというふうに思います。そういう点では、ある程度大きくつくっていける貯蔵が可能なものをつくる場所と、割と貯蔵がきかないけれども、一定期間提供できる場所、生産者、そういうものを割り振りしてつくっていただくような工夫が私は必要なのだと思うので、一般生産者をどのように活用するのか、していく気があるのかどうかお聞きします。それが2点目です。それから、3点目、プロジェクトについては26年で最終年ということですけれども、その後、割と普及センターが中心となっているのかなという気がするので、去年もお話ししたのですけれども、一生懸命やってくれる方がいなくなるとその事業というのはぱさっとなる傾向があるのです。せっかくここまで、ことしもある程度のボリュームを広げるのであれば、今後どういうふうに発展させていくのか。このプロジェクトは解散するのか。私は、発展的解散ならいいのだけれども、その後何もありませんという話にはならないと思うので、その3点について再度お聞きします。

答弁 産業建設課主幹 平中敏志(産業建設課主幹は2014年3月まで)

まず、協議会に出している補助金の関係で10万円をことし計上しておりますが、これにつきましての予算の使用の仕方なのですけれども、この給食プロジェクトで使われている野菜、農産物の生産はどういう形で生産されているのか、今減農薬ですとか、町内の完熟堆肥を使っているという話もさせていただきましたが、具体的にこういう栽培方法だということをもっとPRしたいということを考えておりまして、町内向けの町民向けのPR用の予算としても使う予定でおりますし、あと町内での地産地消を進めていくときに今後どのように進めていくかということも含めて研修ですとか、講師を招いての研修会というか、そういうものも一応計画をしているという状況であります。2点目ですが、一般消費者が活動メンバーの中には入っていないということなのですが、あくまでも協議会をどういうふうに進めていくかという中での協議会としてのメンバー構成でありまして、具体的に一般生産者の方は次年度やってくださるという話が2名ほど出ているようなのですけれども、そういう方をメンバーに入れるということではなくて、外部メンバーという形でそういう方には入っていただいて、この協議会の活動メンバーの中では4つの分科会というか、4つに分けてそれぞれ活動しているわけなのですけれども、その中の一つの生産加工テーブルという中でそういう外部メンバーの方に入っていただいて、協力していただきながら進めているということであります。基本的には天北厚生園のほう、多機能型事業所DOさんのほうで主体的に進めていっていただきたいというところでは変わらないという状況であります。とりあえずバレイショ、タマネギ、ニンジンということで現在進めておりますが、これにつきましてはあくまでも減農薬なり化学肥料は使わないという中で安全、安心なものを提供していくという考え方の中で、中頓別町で生産されるもので実際に使っていける、生産していけるというものに絞った形の中で今進めているという状況になります。この3つについては、ある程度の生産技術が確立できたということで協議会の中では確認しておりますので、その部分については今後も継続して引き継いでいっていただきたいというふうに考えているところであります。最後、3点目の平成26年度以降はどうなるのかということでございますが、私どもも26年度で終了するので、はい、これで終わりというふうな考え方をしているわけではありません。ただ、協議会の中で、今後これ以降どういう形の中で地産地消、給食プロジェクトの考え方、進め方をどういう継承の仕方で次の体制を進めていくのかというのは今後この1年間の中で協議をしながら進めていきたいというふうに考えておりますので、ご理解いただければなというふうに思います。以上です。

質問 7番 柳澤雅宏

10万円も、天北厚生園のこれらの種代というか、そういうものに使われるのかなと思ったら、PRですとか研修会ですとか、PRも結構ですし、研修会を開くことも結構なのだけれども、5年の計画の4年が過ぎて、研修会するなとは言わないけれども、研修会というのは出発時点の話でしょう、これからも新たな技術や何かで研修することはいいけれども。それで、天北厚生園頼みなのが何でそうなるかというと、一般のさっき言った酪農をやめた方々の奥さん方に協力を願う、どうせならそっち側にPRしてほしいと私は思うのだ。酪農を離れたので、時間的にはすごくそういうものに余裕を持って対応できる人は町内に結構私はいると思う。それで、これは聞いた話なので、本当かどうかちょっとわからないのですけれども、芋をつくっていただけますかとある農家の奥さんに話したら、種芋どうするのと言ったら、自分で買ってくださいと言われたのですという話がありました。本当かどうかはわかりません。ただ、今回の予算もそういうものには全然組まれていない。天北厚生園にも、やっぱり種代がかかるでしょう、研究費がかかるでしょう、それを持ちますということをやっていかないとこれは広がっていかない。私は、もっとこれを本格的にやろうと思うのなら、生産する方々にお金を提供していかないと、それで芋なら芋を何俵つくってください、大根なら大根を何本つくってください、そういうふうにしていかなかったら絶対裾野は広がらない。そういう意味で、もっともっと、今も2名の方がいると言うけれども、つくってもらうがための働きかけをする。それから、当然そういう方々にはお金を使っていく、そういう考え方を持って今後対応していただけるかどうかお聞きします。

答弁 産業建設課主幹 平中敏志(産業建設課主幹は2014年3月まで)

一般の方についても農家をリタイアされた方に広めていきたいということでは、基本的にはそういう考え方は持っています。その中で連携をしていこうというところはあるのですけれども、基本的には中心となるのは多機能型事業所DOさんがその中心となって栽培されている農家さんと連携をしながら、地産地消というか、町内での活用を進めていくという方向に持っていきたいというふうに考えています。先ほど資材の話をしませんでしたが、これまでも資材費として予算を使って提供してきているということはありますので、具体的な中身は今ちょっとあれなのですけれども、そういうところにももちろん使っていく予算ではあるということでご理解いただきたいというふうに思います。以上です。

質問 7番 柳澤雅宏

DOを中心にしてやるということは現時点ではわかりますけれども、余りDO頼みにならないで、地域全体で地産地消に取り組んでいくのだという方向にぜひ持っていっていただきたいというふうに思います。続いて、6次産業化の推進についてお聞きします。6次産業化の推進については、第7期総合計画の前期実施計画で平成26年度から検討会とあります。ですが、前期5年以内にそれ以上の計画は現在のところはありません。この事業で具体的に事業実施に入るのはいつごろを想定しているのかお聞きいたします。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

6次産業化の推進について、平中主幹に答弁をいたさせます。

答弁 産業建設課主幹 平中敏志(産業建設課主幹は2014年3月まで)

私のほうからご答弁申し上げます。牛乳など地域資源を活用した6次産業化の推進につきましては、平成25年度において検討会を設置しておりますが、牛乳を使用するための許可などの難しさなどにより、検討が進んでいないのが実態であります。地域内で最も生産されている牛乳を地域でどのように活用し、魅力のあるまちづくりをどう進めるのかという観点から、町内での乳製品の消費動向や乳製品開発に伴う消費者ニーズの把握及び必要な生乳処理量と加工施設の規模など、時間をかけて検討するべきものと考えておりまして、現時点では事業内容や実施スケジュールなどについて具体的な内容を提示できる状況にはないというのが現状であります。今後も関係機関との連携を図りながら、検討会の中でより具体的な協議を行っていくという考え方でいるということであります。

再質問 7番 柳澤雅宏

すごく再質問がしづらいというか、でも、はい、わかりましたということにもならないのだ。6次産業化については、今回、前年度もそうですけれども、執行方針にもうたわれている。それから、総合計画では最重要課題の一つに挙げてありますよね。それで、仕方ないかなとは思いながらも、昨年1年間準備会をやっていたわけでしょう。私は、準備会に何で1年もかかるのだろうと思いました。ようやく検討会、来年も前期実施計画を見たら検討会になっているのだ。いつまで検討するのかなというのがまず1点。それで、具体的には何を検討するのかなと。最重点課題の6次産業化には、中頓別牛乳を製造するというブランドづくりの可能性、それから生産者と消費者を結びつける交流を進めていく、牛乳の乳製品化を実現する、ここまで書いてある。そうすると、これに向かっていくだけのことでしょう。今答弁でもあったけれども、許可等の難しさ、何にもまだ手をつけていないのに何の許可を今難しいと思っているの。今一つの方向性が示されて、それを具体的に実施するためにはこういう許可が要る、こういう許可が要る、それが今難しいというのならわかる。何をどうするか方向性も決めないうちから、許可の難しさなんていうのは今から心配することではないと思う。それで、これも予算の話になるのですけれども、ことしの予算が2万円なのだ。2万円で何するの、そこに本気で取り組んでいくのだという姿勢が見えない。だから、方向性を出すのなら、今言ったようなところで具体的にどういうものをつくっていくかという方向性を検討していかなければ、これは具体的にはなっていかない。それで、これから方向性がたとえ出されたとしても、施設をどうするか、それから運営母体をどうするか、それから保健所等の認可をどうするか、それらを含めて予算をどうするか、これらのほうが検討するのは大変でしょう。それで、総合計画はもう3年目に入って、ことしも検討ですと言っていたら、実際いつになってこれが動き出すのか。少なくとも総合計画でこれを上げた以上、10年間で軌道に乗って初めて評価されるものだと私は思います。少なくとも、軌道には乗らなくても軌道になりつつあると、10年後ですよ、終わるときには。6次産業をいろいろ見てみますと、黒字化するのに4.1年かかると言われています。いろんなものがあるから。それで、酪農の場合は、乳製品、アイスクリームという利益率の高いものを生産することによって1.8年で黒字化するのでないかと言われています。こういう年数を考えていくと、早く方向性を出して具体的に取り組んでいかないと私は物にならないと思う。何でそうなのだろうと思うのですけれども、ことしも2万円でしょう、もう少しお金をかける。さっきのプロジェクトもそうですけれども、もう少しお金をかける気にならなかったら。それと、委員会の構成メンバー、これも中頓別町の特徴でいろんな組織から出しています。何をやるのでもそうなのだけれども、まちおこし協会だとか、それから体験交流施設だとか、社会福祉法人だとか、農協、普及センター、商工会、ここの中に6次産業に関する専門家はいますか。お金をかけること、それから人材をそろえること、特に専門家をここの中に入れていくこと、これがないと私はこれは進んでいかないと思うのですけれども、その点についてお聞きいたします。

答弁 産業建設課主幹 平中敏志(産業建設課主幹は2014年3月まで)

まず、検討会のほうなのですけれども、25年度につきましては準備会を1回と検討会1回開催という形でありまして、なかなか具体的な検討がなされていないというのが現状でございます。なぜ具体的でないのかというところ、飲用乳で進めるのか、加工を進めていくのかというところもありますし、町内で消費されるのが給食関係含めてどのぐらいの量があるのかということも今調べている最中でございますが、その辺を含めて、牛乳を使ってどういうものを進めていくのかということで当然許可なり施設なりも変わってくるということで、まずどういうものを進めていくのかということを考えていかなければならないというところで、まだその段階での検討ということでなっているという状況にあります。予算的なものにつきまして、今年度2万円の計上をさせていただいていますが、管内や近郊で行われている施設等の視察を検討しているということでございます。協議会の構成員につきましては、準備会の中で総合開発委員さんの意向等を踏まえて協議会の構成メンバーを選ばせていただいたところですが、具体的にそこに専門的な知識を持っているという方は正直今のところはいないということにはなりますけれども、専門的な知識を持った方を講師に招くだとか、そういうことはこれからこの検討会の中で検討していきたいというところになっているという状況にあります。

再質問 7番 柳澤雅宏

もう質問ではないのですけれども、飲用乳でいくのか加工でいくのかというところで今足踏みしているということなのだけれども、当初は第6期総合計画でもおいしい牛乳のある町というのがあって、私は第6期を決めるときも、そのおいしい牛乳飲めますかという質問をしたのです。何とか飲めるように6期でつくっていきたい。6期が終わった時点では、何も手をつけられていなかった。それで、第7期でまた出てきた。だから、飲用乳が主と考えているのなら、そこをまず可能性がどれだけあるかを探っていかないと、飲用乳がいいか、加工がいいかなんていったら、これは結論は私は出ないと思います。それで、専門家といっても、本当の専門家でなくても、猿払村も飲用乳を出しましたよね、それから浜頓別町でも、ぶんちゃんの里でその場なら飲用乳を飲ますことができる。こうやってかかわってきている人たちもいるので、かかわってきた人たちの話を聞くということも重要だと。それから、普及させるのなら、飲用がどれぐらいこの町内にあるかを調べるのではなくて、飲用牛乳を地元でつくってみんなに飲んでもらう。そのためにつくるのでしょう。これぐらいの消費があるから、これぐらいの対応できるようなものではなくて、地元でつくったのだから、ぜひ町民の皆さん、飲んでください、学校の給食で子供たちに、地元の牛乳ですよ、どうぞ飲んでください。裾野を広げるためにこれをつくっていくのだというふうに私は思っているので、このことも質問しても答えは出てこないと思うので、そのことに期待して質問を終了いたします。

出典:中頓別町議会 平成26年第1回定例会 2014年3月9日 議事録 PDF(21ページ) 間違いを知らせる