みんなの議会

中頓別町議会 平成26年第2回定例会 2014年6月18日

してピンネシリ温泉の運営について

2014年6月18日、中頓別町議会の一般質問で、柳澤雅宏議員が「してピンネシリ温泉の運営について」質問し、町長 野邑智雄、まちづくり推進課長 遠藤義一が答弁しました。

質問者
柳澤雅宏 議員
答弁者
町長 野邑智雄、まちづくり推進課長 遠藤義一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 柳澤雅宏

7番、柳澤です。まず、1点目としてピンネシリ温泉の運営についてお聞きいたします。中頓別観光開発株式会社の株主総会が5月29日に開催され、代表取締役が町長から別の株主に交代しましたが、出資株の半分を占める町として今後ピンネシリ温泉の運営にどのようにかかわっていくのか伺いたい。また、このことは2期連続赤字の経営責任の転嫁ではないかというふうに思いますが、いかがですか。さらに、2期連続赤字であることから、現指定管理者がふさわしいのかどうか見直すべきと思いますが、いかがですか。以上をお伺いします。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

柳澤議員のピンネシリ温泉の運営について、私が社長でありましたから私からお答えをいたしますけれども、ピンネシリ温泉の運営に関しましては、今後は町から出している取締役を通してピンネシリ温泉の目的である町民の健康増進、保養施設として、または町外の人たちの宿泊施設として健全な運営が図られるよう全面的な協力をしてまいりたい、このように思います。また、代表取締役の退任に関しましては、以前から私が代表取締役を引き受けても日常的に会社に出向き、経営の中身を確認することができない状況であり、数年前より退任したいとの意向を取締役会で申し上げておりまして、決して経営責任を新たな代表取締役に転嫁するとの考え方ではないということでご理解をいただきたいなと、このように思います。また、現在の指定管理者との契約は平成27年までであり、指定管理者を見直すべきかどうかは次期指定管理者の決定に当たり検討すべきものと考えております。また、現段階で町側から会社運営の赤字を理由にして契約を解除することはできないものと、このように考えているところでございます。

質問 7番 柳澤雅宏

これは事前に調べればよかったのかもしれませんが、ちょっとお聞きしたいのですが、公有財産台帳で24年度の決算で町の持ち株が505万円になっているのです。それで、この間いただいた資料、株主名簿を見たのですけれども、100株しかないので、1株がどうなったのか、株の異動があったのかどうかをまずお聞きしたいと思います。それから、指定管理者との契約を解除することができないという答弁がありましたけれども、指定管理者はあくまで指定であって、私は契約ではないと思うのです。契約だとするなら、入札が行われたり見積もり合わせが行われなければならないと思うので、この点は私は違うのではないかなと思うので、その点についてお聞きしたいと思います。それから、健全な運営が図られるように全面的な協力をするということなのですが、今回の役員名簿を見て、町側からはまちづくり推進課長の遠藤課長が取締役として入ってはおりますが、能力がないという意味ではないですけれども、立場としてどこまでピンネシリ温泉運営にかかわっていけるかというのが、まちづくり推進課長も常時温泉にいるわけではないので、温泉側の社長の考えを町長に伝える、町長からそれなりの意見や考えを聞いて、また温泉の社長に伝えるというような連絡的な要素しか私はできないのではないかなというふうに思うのです。その点で町側が本当に運営にしっかりかかわっていけるのかどうか、まず私は疑問に思います。それと、代表取締役あるいは支配人、それぞれ人間性に特に問題があるわけではないのですけれども、今回も先ほどの本多さんの説明、あるいは会社の総会資料等で、集客に努力するとか、経費をより一層削減していきます。これは毎年言われていることでしょう。常に集客に努力します。あるいは、お客さんのニーズに応えるように工夫していきます。だけれども、毎年どうなのだ、どうなのだという批判が出ますよね。場合によっては、スリッパが出ていないと言ったら、電話がかかって、我々が行く前にスリッパを用意してあったり、先ほどもいろいろ、食べ物が焦げているだとか、掃除が行き届かないだとか。結局私は、そこの中で本当にしっかり管理をしている人がいないから、こういうことになるのだと思うのです。そこで、例えばですよ、社長ですから、社長は責任あります。だけれども、実際ノウハウをどこまで持っているか。支配人がどこまでノウハウを持っているか。根本的にノウハウを持っていない方が社長になったり支配人になっても、その場でしっかり取り仕切る人がいなかったら、うまく努力してよくなりなさいというほうが私は無理だと思う。先ほどからいろいろ話を聞くけれども、やっぱりお客さんの批判が物すごくある。二度と行かない、そういうお客さんをもう一度取り戻すというのは大変な努力が私は要ると思うのです。それで、町長も答えられたように、町長が日常的に会社に顔を出すということは、これは困難なことだと思います。当然だと思います。ならば、後の質問にもありますが、副町長を置いて、代表取締役にして、そしてしっかり見れる役場のOBでもいいです。あるいは職員を派遣する。職員を派遣すると人件費の問題があるので、無理かと思うのですけれども、役場のOBですとある程度安く雇うこともできるのかなと思うので、そういう方を置いて実務をしっかり取り仕切らせるということをしないと、私は無理なのではないかなというふうに思います。それから、現状では半分以上出資をしている町が実質的には離れてしまうのかなと、だから資本は出しているけれども、経営とは離れてしまう、資本と経営が分離した状態になるのかなというふうに思いますので、この点について再度お聞きしたいというふうに思います。それから、指定管理者といいながら、現状は第三セクターそのままだなという気がするのです。それで、指定管理者というと一つの会社ですよね、それが2期連続の資本減少、赤字を出している。それでも、なお指定管理者として引き受けているわけです。通常の会社ではあり得ないでしょう、2期も赤字になっているところをまだ続けるなんて。通常はやっぱり撤退していってしまうでしょう、とてもではないけれどもやっていけないということで。だから、それがまだ今回も観光開発株式会社として引き受けている。この点について、会社の内部としてこのことをどう捉えているのかお聞きしたいというふうに思います。まだちょっとあるのですが、聞いているほうもどこまで聞いたかわからなくなるので、とりあえずこの点についてお答え願います。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

私の答えられる部分は私が答えますし、答えられない部分は担当課長にお答えをさせます。まず、1点目の505万円の関係でありますけれども、町が予算計上して出資をした資本金は500万円であります。そして、その後、昔山口商店にいた山口虎雄さんが亡くなって、奥さんが歌登へ転居をいたしまして、その奥さんから私の持っていた株については町に寄附しますと、そういうことで505万円になったと、こういうことでご理解をいただければなと私は思います。契約の関係については担当課長が後ほどお答えをいたしますけれども、まちづくり推進課長のかかわりは、今柳澤議員が質問した中身のとおりでありまして、取締役として出て、取締役の中でいろいろ決められて、会社が対応できない部分については町のほうで対応できるかどうかと私のほうに相談に来ると思います。それは、当然だと思います。そして、その結果、対応できるものは対応していくと、対応できないようなものについては十分協議というか、内部で協議をした中で、また議会と相談をするだとか、そういう部分につながっていくのかなと思います。また、資本と経営の関係でありますけれども、大変難しい問題で、一時的にもしも経営の中で資金が足りない場合については資本金を一時活用すると、こういう部分もあって、言えば商法で言う株式会社の資本金があるのかなと思います。ただ、今回みたいな2期連続の赤字でこれを利用して収支のバランスをとるというのは基本的には好ましい状況ではないだろうと、このように思います。しかしながら、今現在三セクでありますから、もしも三セクが赤字分を負担して、そうして赤字分を解決するとしたら、半分は町が持つ、50%をちょっと上回りますから半分ちょっとですね。または、株主の方々がその残りを負担してもらって、会社が解散をするかどうかと、こういうようなことに尽きるのかなと思います。しかしながら、この会社、観光開発株式会社、第三セクターで設立した当時は恐らく株主の人たちに迷惑をかけないからと、そういうことで株主になってもらった人たちがほとんどでないかと、私はそんなような気がいたします。これはあくまで私の主観でありますけれども、そういうことからすると株主の方々に赤字補填をお願いをするということはなかなか難しいのかなと、このように思います。そういう意味で、恐らく株主になった人もそういうような話を聞いた中で、町が大株主だから心配ないだろうと、そういうような考え方のもとに株主になっていただいた人たちがほとんどでなかろうかなと、このように思いますから、そういう面で経営と資本と分離をして独立でいくということはなかなか難しい。それと、もう一点は、第三セクターの運営方法というのは今の総務省でもかなり注意をしているところであります。町のほうにも毎年第三セクターの経営状況ということで、銀行から資金を借りて赤字補填をしているのでないかという調査が毎年あります。そういう中で、中頓別町としては今のところは赤字分を銀行から借り入れをしているような状況ではありませんから、そういう面では健全な運営の一つの企業と、こう押さえていますけれども、中身については資本金を流用していると、こういうようなことであります。また、先ほど観光開発株式会社の内容についてどうなのかと、こういうような質問もありましたけれども、これを町長がお答えするというのは適切ではないだろうと、このように思いますから、後ほど、23日かな、役員会があるといいますから、その中でお話をさせていただくと、こういうことでご理解をいただければなと、このように思います。

答弁 まちづくり推進課長 遠藤義一

観光開発株式会社との契約ではないというふうなお話、今現状は観光開発株式会社と町とは中頓別町ピンネシリ温泉の管理運営に関する協定書を締結しておりまして、この中に指定期間を設けております。これは、現段階での指定期間は平成24年4月1日から平成28年3月31日までとするというふうに規定を設けて、双方が協議をしているということであります。当然指定管理料についても第6条の中で指定管理料の額を決め、なおかつこれによらない場合については双方協議した上で確認をするというふうな規定を持って運営をお願いしているということでありますので、これを町側から、先ほどちょっと町長が言いましたけれども、一方的に会社が赤字だということを理由としてこれに対して、契約というか、協定書を破棄するということは好ましくないというふうに考えるところであります。

質問 7番 柳澤雅宏

それで、町長が答えるのは好ましくないというので、後ほどということなのだけれども、町から例えば指定を外すということはできない、やらないにしても、普通なら先ほど言ったように逆に会社のほうからもう勘弁してくださいと言うのが普通ではないですかということなのです。だから、会社の内部でどういう協議をしたかお聞きしたい。赤字、赤字となっているのに、普通の会社はそれでも私これを運営していきますと普通はならないでしょうということなのです。だから、そこを聞きたかったわけです。町のほうから打って出なさいという意味ではなくて、その点をお聞きしたかったので、役員会があったら、そこら辺をどう考えているのか、会社としてどう考えているのか、後ほど役員会が終わった後にでもお知らせいただきたいというふうに思います。それから、資本金なのですけれども、寄附を入れて505万円、そうすると町の財産として現在も505万円あることになりますよね、公有財産台帳にはそう載っているわけですから。でも、現実には価値としては37%になってしまっているわけでしょう。そうすると、63%はもう価値がないわけでしょう。要は、町の財産として500万円のうちの63%は財産の値がもうなくなっているわけでしょう。そうすると、今その505万円で置いていること自体が私はおかしいのではないかなと、町のありもしない財産をありますよと持っていることになるから。私は、これをちゃんと原資をきちっとして、それはこれから500万円に戻る可能性があるのならまだしも、現状ではやっぱり無理でしょう、下手したらもっと減るかもしれない。だから、価値のないものをそのままにしておくということも私はちょっと問題ではないかなと思うので、これはきちっと現在の価値として評価すべきだというふうに思います。それから、先ほど本多さんの答えにもあって、町長も答弁されたのですけれども、私もちょっと考えていたのです。温泉の向かいにある観光協会の管理しているもろもろの施設、観光協会に渡すのにはどうなのかというようなことで町長も答弁されて、以前からも模索しているという話でしたけれども、以前から模索しているのなら、もう結論が出てもいいのではないですかというふうに私は思うのです。何そんなに問題があるだろう。だから、全部あの辺一帯を観光開発株式会社、観光を開発するわけでしょう、そうしたらやっぱりあの辺一円を観光開発株式会社に運営させて、そして双方をマッチングしてやるのが私は一つの有効な手段だと思うのです。どうぞコテージをお使いください、食事は温泉のほうで用意します、どうぞお風呂もお入りください、そういう一体的にあそこを活用してもらえるわけでしょう。今もコテージを使って、温泉から料理をとろうと思えばとれるけれども、一回一回利用客が行って交渉するわけでしょう、温泉のほうでつくってもらえますか、いや、できませんだの、できるだの。受付に行ったら、コテージを使うときに料理はもし希望されるなら温泉のほうで用意しますと、セットでいかがですか、話は一発で決まるわけでしょう、ぜひそういう利用をさせていただきますと。オートキャンプ場だって、利用されたらどうぞ温泉にお入りください。そのときは半額の券ぐらい差し上げたっていいでしょう。やっぱりそうやって経営者が一つになればいろんな工夫ができるはずなのです。そして、工夫してもらって、温泉も利用してもらう、コテージも利用してもらう、どうぞパークゴルフも遊んでくださいというような一体感を持たせるためには、観光協会ではなくて観光開発株式会社に全部の運営をさせるというのも私は一つの方法だと思うので、現在模索されているようですけれども、できればやるのなら早いほうがいいのではないかと、そういうふうに思いますので、これは模索されているのですから、早急にやってくださいということです。それから、先ほどの指定の件なのですけれども、現実的には2期連続の赤字があって、社長が交代されて、そうすると現会社を指定したときとは条件が大きく変わっていますよね。過去にもこの指定管理者に希望された業者がおられたはずなのです。今も希望されているかどうかはわかりません。そういうことを考えたら、もう一度再指定をしてみるということも一つの方法ではないかというふうに思いますので、その点についてまたお聞きします。それから、株主名簿を見たら、現在不在の方、それからもう亡くなってしまっている方が結構おられますよね。これもそのままになっているのです。普通株式会社であり得ないでしょう。それは、やっぱり早目に相続させるとかという方法をとるとか、ここまできてしまったら、一回株主も整理する、会社も一度整理解散するということも、もう一度リニューアルするという意味でもそういうことも一つの考えとして、方法の一つとしてあるのではないかと思いますので、その点についてお聞きいたします。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

まず、1点目の現在の資本金の価値の問題でありますけれども、今まだ会社があって、形からいくと505万円の資本金を町が観光開発株式会社に出していると、そういう意味でこの数字を今の資本金の残っている額の町が持っている約51%ぐらいですか、その額に見直しをするということについては、私どももはっきりいいよと、できるよと、こういうようなことにはちょっと今申し上げられませんので、関係機関に問い合わせをした中で、そういう形がとれるのかどうなのかと、そういうことでもう少し時間をいただいて勉強してみたいなと、こういうことでご理解をいただければなと思います。また、最後に質問のあった株主の名簿というか、株主の関係でありますけれども、これは私がやめるときに取締役会の皆さん方にも支配人にも、うちの担当課長にも話しましたけれども、かなり亡くなっているので、新しい人、息子さんでも何でも引き継ぐ人に名前をかえていくと。本人の承諾があれば、取締役会で承認をすれば名前はかえることができますから、定款で定められていますから、そういうようなことを早急にやりなさいと、こういうような指示をしてありますので、ことしはそれの見直しができるだろうと、こういうぐあいに思っております。それから、体制でありますけれども、私どもも、本多議員のときにお話ししましたけれども、観光協会の会長さん個人にはこういう町の考え方を持っているという話はしております。その場合については、柳澤議員とはちょっと考え方が違いますけれども、観光協会で今言った温泉施設なり自然学校なりを引き受けてもらえないかと、こういうお話を私の町長室で会長さんにだけは話してありますけれども、観光協会のほうでそれを議論されているかどうかというのはまだ確認をしていないのでわかりませんけれども、どっちへ転んでも、私も柳澤議員も考え方は同じだと思うのです。一体となった運営をやることによって効率化が図れるし、また利用する人たちにも便宜が図れると、こういうような考え方でありますから、そういう方向で観光開発株式会社がやるのか、観光協会がやるのかも含めて早急に担当課長に打ち合わせを進めるように指示をいたしたいなと、このように思います。まだありましたか。(「再指定を検討したらどうか」と呼ぶ者あり)

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

24年から指定管理を再スタートさせましたけれども、そのときに民間から1社ありました、指定管理をしたいと。たまたまそのときの金額等々については、当時の観光開発株式会社の指定管理料と比較すると350万円ぐらい高かったのかなと思いますけれども、当時1,150万円ぐらいの記憶をしておりますけれども、それで観光開発株式会社のほうに指定管理を決めた経過はあります。そういう意味で、あと2年ですか、今4年間の指定管理の期限でやっておりますから、そういうことも含めて、ただ、今こういう田舎では、指定管理を行政のほうでなくて指定管理を受けているほうがやめられるので、直営でやっているところが結構あります。天塩町もそうだと思いましたし、それから猿払村も指定管理のところはやめて、また違うところに指定管理をしたような気もいたしますけれども、こういう状況になってくると指定管理のあり方自体についても見直しをしていくということは一つの考え方でなかろうかなと思いますから、指摘を受けたことを十分踏まえて今後に生かしていきたいと、このように思います。

出典:中頓別町議会 平成26年第2回定例会 2014年6月18日 議事録 PDF(37ページ) 間違いを知らせる