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中頓別町議会 平成20年第3回定例会 2008年9月24日

教育行政について

2008年9月24日、中頓別町議会の一般質問で、柳澤雅宏議員が「教育行政について」質問し、町長 野邑智雄、教育長職務代行者 石川篤が答弁しました。

質問者
柳澤雅宏 議員
答弁者
町長 野邑智雄、教育長職務代行者 石川篤

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 柳澤雅宏

私は、教育行政について質問をさせていただきます。9月2日の臨時会に先立ち、教育委員会は道教委からの指導、助言文書を議会に送り、文科省と十分相談するように求められました。ですが、これは執行機関である行政委員会として、議事機関である議会の権限や意思決定過程に干渉する越権行為になると考えます。この文書は、教育委員会の意思でつくられたものなのかどうかをお伺いしたいと思います。また、このたびの条例及び附帯決議を遵守し、今後とも教育行政を進めていかれるのか、その点についてもお伺いしたいと思います。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

柳澤さんの教育行政について、石川教育長職務代行者に答弁をいたさせます。

答弁 教育長職務代行者 石川篤

お答えいたします。文書そのものは、教育委員会の意思で作成したものでありますが、ご指摘にあります議会の権限や意思決定に干渉するような意図は全くなく、あくまでも道教委からの指導、助言に基づき、提案を予定している議員さんに対する要望として提出したものとしてご理解をいただきたいと思います。また、条例及び附帯決議につきましては、十分検討の上、進めたいと考えております。以上であります。

質問 6番 柳澤雅宏

意図は全くなかったというのは、非公式ながらこの文書を議会に出されたとき、石川次長にその内容等を聞いて、意図はないのですよという話は、非公式ではありましたが、お聞きいたしました。意図がないというのは、我々も、ああ、そうなのかということで十分理解はできるのですが、言うまでもなく、議会というものは自治法の第96条に議決事件として、普通地方公共団体の議会は、次に掲げる事件を議決しなければならない。その1項として、条例を設け、または改廃すること。このことを十分ご理解いただけたでしょうかということを私はお聞きしたい。意図がなかったのはいいです。ただ、ここにもありますように、要望しますということは今の申し上げた96条に干渉することになるのではないですかと、私はそう思います。その点について、出された側として、意図はなかったのだけれども、そのことについてどう理解されたのか。その点について、そう思っていないのか、意図はないけれども、そう触れることではないというふうに思われているのか。その点について、どう認識されているかをお伺いしたい。それから、条例は22日に公布されましたので、あとは附帯決議について十分検討の上進めたいということは、これもとりようによってはいろいろとれるのです、この答弁では。附帯決議そのものをどう思うかを検討するのか、附帯決議に対してどう対応することができるのか、対応すべく検討するのか。とりようによっては、どういうふうにでもとれるので、その点をもう一度お聞きしたいというふうに思います。

答弁 教育長職務代行者 石川篤

1点目の関係でありますけれども、文言等も含め、議員さんの提案権、また議会の権限なども含めて、勉強不足でありましたので、今後このようなことがないようにいたしたいと考えております。2点目ですが、附帯決議の関係でありますけれども、検討の上進めるという答えでありますが、附帯決議につきましては、町の財政ですとかを十分勘案して、常勤か非常勤かを教育委員会が選択するという内容でありますので、当然教育委員会議の中で町の財政状況すべてはわからないにしても、今置かれているような立場ですとか、常勤がよろしいのか非常勤にするべきなのかということは、十分委員さんの中で協議をしていただきたいと考えております。以上です。

質問 6番 柳澤雅宏

最初のほうは、十分に理解されたのかなというふうに思いますので、執行機関の責務、役割、それから我々議会としての議決機関の責務、役割というものは、お互いに尊重し合いながら、お互い理解を求めながら我々議会も進めていきたいというふうに思いますし、行政側も十分その点配慮してお互いにやっていくようにしていきたいというふうに思います。附帯決議に関してですが、まず1点目は教育長を人格、識見、経歴等を配慮して自律的に選任してくださいということで、ここまで言うのは失礼ではないかという議員さんの意見もありました。ただ、今地方分権推進委員会あるいは文科省の中央教育審議会でも、教育委員会というものがいわゆる形骸化していると、それから組織疲労を起こしているということで、大変この教育行政が議論になっています。当町において、私も過去、ここ1年間の教育委員会の会議録を見せていただきましたけれども、あたかも活性化されているというふうには私は受け取れなかった。当町においても、やっぱり組織の形骸化、それから組織疲労を起こしているところは多分にあるというふうに私は感じておりました。そういう点で、もう一度教育行政のあり方というものを教育委員さん、あるいは今度選任されるであろう教育長、教育委員長、そこら辺がリーダーシップをとって、しっかりやっぱりこれからの教育行政をもう一度考え直してもらいたい。そういう願いを込めて、私はこの決議文を入れたつもりです。そういう観点に立って、今後対応していかれようと思っているのか、そこを私はお聞きしたい。それから、2点目は、町財政並びに教育行政の実態を見きわめて常勤か非常勤かを判断してほしいと。これも今の当町の財政というものを十分判断してくれと。ですから、金がないから、そうしたら教育に金をかけないのか、そういう問題ではありません。そういうことを私は言っているつもりもないので。お金はないのだよと。先ほども言われたように、実質公債費比率は28.8いっているわけでしょう。それで、町長は何とか22年まで、先ほどそれを25切りたい。それは、思いとしては、もう大変な思いだと思うし、そのことを私も支持しますが、必ずしも保障されるものはどこにもない。だから、24年を22年というふうに頑張るのだという町長の意気込みは大変なものがあろうというふうに私は思いますが、そこら辺を十分やっぱり教育委員会も考えていただきたいというふうに思って、この決議文を入れたつもりです。ですから、その点を教育委員会側としてはどう判断されるのか。それで、先ほど星川さんの質問にもありましたけれども、教育行政に対する人件費削減をされるのかという質問をされたときに、それは教育委員会で決めることなので、なかなか今この場では答えられない。そういうお話がありましたけれども、やっぱり行政委員会の総合調整権を町長は持っているわけですから、おおよそご相談されるときに、こうしてほしいと、その点についてどうだろうという意見の聞き方を私はされるのだと思うのです。当然ながら、町長の思いというのは私は教育委員会で思いを伝えて、その上で検討してくださいというふうに私はなると思うので、最終的に町長としたらこうしますよとは言えないかもしれないけれども、思いとしては教育行政の中で人件費を削っていきたいのだという思いがあるのかどうか、その点ちょっと町長にお伺いしたい。それから最後に、今回の質問について職務代行者がお答えになっておりますけれども、ただいま教育長がおられないので、それはいたし方ないことなのかなというふうに私は思いますが、さきの9月2日の臨時会においては、教育長もおられて、教育委員長も出席されて、教育長代行も来られておりました。今回は、教育長もおられないので、本来ならば代行ではなくて、教育委員長さんでも出席されて答弁されるのが筋だというふうに私は思います。代行が今答えられておりましたけれども、これは教育委員長さんの言葉だと、答弁だというふうにとらえて、私は当然そうだろうというふうに思いますが、そういうふうにとらえてよろしいのか。4点になりますけれども、お答え願います。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

まず、教育委員会の人件費の関係について、私からお答えをさせていただきますけれども、教育委員会も来年の3月で定年を迎える職員がおりますから、そういう面では補充をしませんから、当然教育費の人件費は減るということは間違いないだろうと思います。ただ、内容からいきまして、どれをこう指すのかということは別にして、教育委員会についても今の仕事の量等は私が把握しているわけではありませんので、こういうぐあいにしなさい、ああいうぐあいにしなさいと、こういうような指導等はできませんけれども、しかしながら仕事のなくなる分野にあっては、当然そこの職員については補充をしないよと。または、町長部局で一緒にできるような部分については協力しながらやっていって、教育委員会の業務についても補てんをしていくよと、こういうようなことは可能だろうと思います。しかしながら、今後新しい教育体制が整った中でどのようにやっていくのが一番効率的で効果的なのかと、そういう議論もしてもらう必要性はあるのかなと私は思います。そういう意味では、今現在こうする、ああするとは言えませんし、またこうしてほしい、ああしてほしいということもなかなか言いにくいところがあります。今の新しい体制ができ上がった中で十分教育行政が向上する、または教育水準が上がっていくと、こういうようなことであれば、その時点で新たにこういう方法ができないかということの相談ということは可能でなかろうかなと思います。そういう意味では、端的に申し上げますと、今すぐ新しい教育委員会の体制ができ上がった中でこういうぐあいにしてほしいという申し入れをすることはなかなか難しいだろうと。時間が必要になってくると私は思います。

答弁 教育長職務代行者 石川篤

まず、組織が形骸化しているということでありますが、法の改正等もありまして、教育委員会自体の責任も明確にしていくというか、責任が持たされたということもあります。こういうこともありまして、各委員さんも委員長自身ももっと勉強していかなくてはならないということもおっしゃっておられます。そういうことで、さらに研さんを積んで教育委員会体制をやっていきたいということを申しておりますので、ご理解をいただきたいと思います。それから、財政的な判断は、平成17年から中長期行財政運営計画をやっていることは当然ご存じでありますので、先ほども申し上げましたとおり、附帯決議にのっとりまして、そういう議論は行っていくという考えであります。それから、委員長の考えがどうなのかということでありますが、はっきり委員長、こうですねということは私は聞いておりませんけれども、恐らくは考え方は一緒ではなかろうかと思います。以上であります。

質問 6番 柳澤雅宏

町長が今申されたこと、それから職務代行者が申されたこと、おおよそ教育委員長さんも同じであろうということでありますので、今後とも教育行政が活性化されますように頑張っていただきたいし、我々も大いにそのことに関しては協力をしていきたいというふうに思っております。以上で私の質問を終わります。

出典:中頓別町議会 平成20年第3回定例会 2008年9月24日 議事録 PDF(25ページ) 間違いを知らせる