みんなの議会

中頓別町議会 平成18年第2回定例会 2006年6月19日

移住定住事業等)の取り組みについて

2006年6月19日、中頓別町議会の一般質問で、石井雄一議員が「移住定住事業等)の取り組みについて」質問し、町長 野邑智雄、総務課参事 小林生吉が答弁しました。

質問者
石井雄一 議員
答弁者
町長 野邑智雄、総務課参事 小林生吉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 石井雄一

それでは、2点目の方の質問に入りたいというふうに思います。ふるさと回帰(定年帰農、移住定住事業等)の取り組みについて。(1)、敏音知地区で進めているお試し暮らし(JTB関連)のその後の進捗状況をお伺いいたします。そして、2点目、先般の常任委員会の所管事務調査でさまざまな協議会、それからNPO法人、それから民間企業との連携、さらにはホームページに空き家、空き地情報を掲載するとのことでございましたけれども、多分いろんな取り組み、いろんなところと情報交換をしているのだろうと思います。そんな中で、他町村と、これは全国的といいますか、当然全道も含めて、ほとんどの町村が定住促進とかそういったことで団塊の世代を対象にした事業に取り組んでいるのかなというふうに思います。そういった中で、他町村との差別化のために本町としては何を強調するのかということが、この辺が大事かなというふうに思うのです。その辺をお伺いいたしたいというふうに思います。

答弁 町長 野邑智雄(町長は2015年3月まで)

ふるさと回帰(定年帰農、移住定住事業等)の取り組みについて、小林参事に答弁をいたさせます。

答弁 総務課参事 小林生吉(総務課参事は2008年3月まで)

それでは、私の方からご回答申し上げます。体験移住事業につきましては、株式会社ジェイティービーが企画しているお試し暮らしに北海道の他の5市町とともに参加する方向で、町が中核となった実行委員会を組織して実施する方向で準備を進めております。現在パンフレット作成、体験メニューづくり、体験用住宅の整備などが進んでおり、6月中には全国に情報が発信される予定になっております。2点目でありますけれども、全国的な広告宣伝力を持った株式会社ジェイティービーとの連携やNPO法人ふるさと回帰支援センターが開催するふるさと回帰フェアへの参加というものも全国的には限られた市町村だけの取り組みということでありますので、こういった面での差別化と申しましょうか、取り組みとして力をかけてやっていきたいということがあります。この中で課題となるのは、移住を希望している人たちに対してこの町の魅力をどう伝えていくかということになろうかと思いますが、基本はその地域にある資源を生かすことと地域としての誠意や熱意が重要な要素になるというふうに考えています。地域住民が主体となって、ここにしかない暮らしのよさや人のすばらしさ、さらにしっかりとした受け入れ態勢を強調して取り組んでいきたいというふうに考えております。

質問 7番 石井雄一

1点目のJTBとの関連とかいろんなことで取り組んでいることについてでございますけれども、これも先般北海道新聞でしたか、札幌の隣の当別町もお試し暮らしで住宅か何かを4戸ぐらいあれしてやるというようなことの新聞記事が出ていました。それで、やっぱりその辺で一番大事になってくるのは、同じような取り組みをしているものですから、答弁の中にもあります体験メニューなのだろうなというふうに私は思うのです。これは、先ほど参事も言っていますように、中頓別らしさといいますか、一流の、中頓別づくりの基本方針に基づいた、そういった関係でいきたいのだろうなというふうに思うのです。そういったことで、それをどういうふうな中身で具体的に取り組もうとしているのか、その体験メニューがあればそれをお知らせいただきたいというふうに思います。それから、2点目、私は質問の中にも最初に言ったのですけれども、差別化という言葉が適当かどうかはわからないのですけれども、他の市町村と違いがあることが何か引きつけるというか、魅力につながるのかなというふうに思うのです。だから、そのためのことをどういうふうにつくっていくのか、中頓らしさも含めて。同じようなことを言ってしまうのですけれども、そこで地域にある資源を生かすということが答弁の中であるのですけれども、地域の中にどんなものが資源としてあるのかということをしっかりつかまえていないと、これは利用できないのかなと思うのです。その辺の認識をどういった、これがこの地域の資源だという、そういったものを具体的にあればお示し願いたいのと、それからここにしかない暮らしのよさと人のすばらしさということであれば、この言葉は非常に言葉的にはいい言葉だとは思うのですけれども、受け入れ態勢もこの中に含まれると思うのですけれども、中頓別町全体で定住、移住を受け入れるという、そういう気持ちを地域住民一体となって持つようにならないとなかなか難しいのかなというふうに思うものですから、その辺も含めて、この辺の浸透させるための努力をどういうふうにしていくのか、その辺もお伺いしたいと思います。

答弁 総務課参事 小林生吉(総務課参事は2008年3月まで)

ちょっと2点目のところとも重なっていくかもしれませんが、移住を希望されている方たちの動きとして、随分いろんなところを回って何カ所も回って、最後に移住する先を決めていると。4月、5月にかけて何人かの、よその地域も含めて移住されている方たちのお話を聞いております。遠くは長万部町とか黒松内とかなどのお話も、実際に行って伺ったりもしてきております。そういう面では、たくさん事前に調べて幾つもの中から選ぶというような動き方をしているかなという印象があります。そういう中で中頓別に、1カ月になるのか2週間になるのかわかりませんが、そういうふうに来ていただいたときにそこでどんな生活をして体験をしていただけるかということが非常に重要だということになろうかと思います。その中では、同じ長期であってもリゾート型というか、アウトドアの体験をいろいろできるというのもあるのかもしれませんけれども、より生活に密着したふだん着の生活を経験していただくということが非常に重要だというふうに考えております。そういう面では、その地域に協力をお願いして、ふだんどおりの食事であったり行事であったり、そういうものに参加していただきながら、その地域の個性とか暮らし方みたいなことを味わってもらうということが大事なのではないかというふうに思っております。それと、2点目の中で他との違いをどのようにつくっていくかということ、これは先ほど申し上げた長万部などは、お話を聞くとNPO法人が無農薬の農場を持って、そこをみんなで一緒につくろうというような取り組みから移住者を招き入れるというような手法をとっていまして、そこに行ってNPOの方たちのお話を伺ってきました。驚くほど大変な苦労をされてNPOの方たちが頑張っていました。同じようなことがこの地域でできるのかどうかということになると、なかなか難しいところもあろうかと思いますけれども、そういう本物志向というか、そういうことがやはり大事なのかなというふうに思っています。そういう面では、余り奇をてらわずに、先ほど言ったようにふだん着のままの生活体験ということが何より重要ではないかということを基本に据えていきたいと。その中でほかにないものをつくり上げるということについては、なかなか難しいところもありますけれども、少しそういった取り組みを重ねていく中から積み上げていくべきではないかというような考え方でいきたいというふうに考えております。それと、受け入れ態勢について、少し今立ち上がりに時間をかけさせていただいているのは、当初予定していた事業規模から、道の補助金なども使って少し事業内容を豊富にしていこうというようなことで考えているのにちょっと時間を要しております。その中では、実行委員会のような体制をつくって進めていこうということで、月内に関係機関との協議を終わらせていきたいというふうに今準備しているところです。ただ、その段階では、今すぐできることを取り組めるような比較的動きやすい実行委員会というのをイメージしています。ただ、将来につきましては、議員がご質問されましたような町全体としての受け入れ態勢というようなことをきちんとつくっていく必要があるだろうということで、年度内にはそういう体制整備もやっていきたいということであります。それに関連いたしまして、この秋には移住、定住の関係の研修会も予定をしております。この夏どのような反応があるかちょっとわかりませんけれども、一定期間このお試し暮らしなどを実際にやってみて、その辺の反省も踏まえて研修会の中で将来の方向性とかあり方というようなことも考えていけるようにしていきたいというふうに考えております。

質問 7番 石井雄一

やっぱりなかなか大変だとは思います。それで、自分も思うのですけれども、大変だからこそやりがいがあったり、取り組む姿勢も気持ちも入るということにならないとまずいなというふうに思うのです。みんな見ていたと、参事も見ていたと思うのですけれども、道新でずっと連載で定住についての書き込みがありました。その中で二、三、参考になるかどうかわからないのですけれども、市町村が取り組むときに大事なことということで二、三あったのですけれども、やっぱり1番は私が最初に言ったように差別化するためのこの町の特徴とか特色とか、そういったことをきちっと持たないと、さっき参事も長万部のお話ししていました。だから、それをつくるために何でやるかということなのです。だから、それは民間の力も必要でしょうし、それから役場とかみんな力を合わせることがやっぱり大事なのだろうなというふうに思うのです。そのためにみんな力を合わせること、協力は惜しまないと思いますので、そういったことを仕掛ける。それから、黒子に徹するべきだというふうにも書いてありました。だから、ちょっと大変な中にまたさらに大変になるでしょうけれども、そういった段取りといいますか、そういう仕掛けをすることが非常に大事かなと。動かないものを動かすのですから、簡単ではないと思います。だから、そういった努力を惜しまないようにしてほしいのと、それから情報を提供するときに一つだけある情報の提供の仕方ではなくて、ただインターネットに載せればいいとか、そういったことでなくて、もう少し工夫した情報提供の仕方とか、そういったこともされた方がいいというようなことが書いてございました。そういったことを参考にしていただきながら、これからぜひとも何とか定着していけるように努力していただきたいなというふうに思って、私の質問を終わりたいと思います。

出典:中頓別町議会 平成18年第2回定例会 2006年6月19日 議事録 PDF(38ページ) 間違いを知らせる