みんなの議会

中札内村議会 平成28年12月定例会 2016年12月16日

大きく二つの項目について

2016年12月16日、中札内村議会の一般質問で、森田匡彦議員が「大きく二つの項目について」質問し、教育長 上松丈夫、福祉課長 髙島啓至、教育次長 高桑浩、村長 田村光義が答弁しました。

質問者
森田匡彦 議員
答弁者
教育長 上松丈夫、福祉課長 髙島啓至、教育次長 高桑浩、村長 田村光義

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 森田匡彦

それでは通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。大きく二つの項目について質問いたします。まず一つ目についてです。生き抜く力の育成と学力向上への取組みということで質問させていただきます。全国学力・学習状況調査をもとに行われたお茶の水女子大学の研究によると、保護者の年収と子どもの学力には明確な相関関係が示されています。年収が増えるごとに正答率は上がり、年収200万円未満世帯と年収1,200万円から1,500万円未満世帯の正答率には、実に20ポイントもの差が生じています。また、OECDの国際学力テストPISAの最新結果が過日公表されたところですが、近年、日本は学力中位層と上位層が減るとともに、学力下位層は増える傾向が続いています。保護者の年収と学力の相関関係を踏まえると、拡大しつつある経済格差が子どもの教育環境に深刻な影を落としているものと推察されます。塾などの学校外教育投資の面で生じる差も一つの側面ではありますが、最大の要因は保護者が子どもの教育に向き合うゆとりを持てなくなりつつある点にあると考えます。景気低迷による可処分所得の減少と労働者の4割を占めつつある非正規雇用の増大は負のスパイラルを描き、専業主婦のいる家庭が減り続けて共働きの家庭が1,000万世帯を大きく上回る現状からは、物理的にも精神的にも子どもの学習環境を整えることへの余裕を失いつつある保護者の姿が垣間見えます。しかし、この問題は出口の見えないトンネルではないと私は考えております。前述したお茶の水女子大学の調査では、年収と学力の相関関係を示す一方で、「親が言わなくても子どもは自分から勉強する」家庭では年収とは無関係に学力が高いとの結果も出ています。勉強を習慣化させることの重要性を端的に示すものであり、地道に努力する継続力とそれにより育まれる自尊感情は、社会をたくましく生き抜く上で必要不可欠な力にほかなりません。景気の回復、雇用環境の改善、教育の個人負担の軽減などの社会経済背景の改善については、地方行政ができることは限られています。しかし、勉強の習慣化、この一点に絞るのであれば多様なアプローチが可能であり、特に子どもたちの放課後などを有意義なものとするためには、教育委員会のみならず、組織横断的な視点が今後ますます重要となります。平成26年度に「放課後子ども総合プラン」を策定した国も、一億総活躍社会の実現と地方創生の推進に向けて、このような取組みを積極的に支援する姿勢を打ち出しております。追い風が吹いている状況です。以上の観点から、本村の子どもたちの学力の現状と生き抜く力の育成強化へいかに取組むかについて、次の点に関する所見を伺います。1、2016年度全国学力・学習状況調査の結果について。本村の結果についてということです。2、確かな学力の育成の現状と、一層の学力向上に向けた今後の方向性。3、放課後児童クラブでの学習支援の強化もしくは放課後子ども教室の開設など、学習習慣定着に向けて新たに取組むこと。4、外部人材を活用した土曜日の教育支援活動を実施すること。5、地方創生の柱であると私は考えておりますが、教育の充実を推進するため、一貫的かつ包括的に子育てを支援するための新部局構築を検討することについて。以上、よろしくお願いいたします。

答弁 教育長 上松丈夫(教育長は2018年3月まで)

生き抜く力の育成と学力向上への取組みについてでありますが、16年度全国学力・学習状況調査の結果について、数値は公表していませんので、言葉で表しますと、中札内村では小学校、中学校ともすべての科目で全国平均を上回っており、北海道内でも上位に位置しているのではないかと見ています。学力・体力向上サポート委員会で分析と公表内容の検討を行っているところで、1月下旬には結果の概要をわかりやすく公表する準備をしているところであります。確かな学力の育成の現状と、一層の学力向上に向けた今後の方向性については、これまで、確かな学力向上のため、家庭・学校・教育委員会が連携して、さまざまな取組みを行ってきました。近年では、更別村と連携した指導主事の共同設置、組織的な学校運営、各学校への支援員の配置、教職員の研修機会の増加、継続した授業改善、学力・体力向上サポート委員会の設置、共育の日事業、PTA活動の高まり、家庭学習定着化の取組み、学校施設・設備の整備などを取組んでおり、成果を上げていると実感しているところであります。今後、これらの成果があると感じている取組みを継続するとともに、共育の日事業についてはコミュニティ・スクールに発展的に移行し、地域の皆さんに支援していただきながら、さらに子どもたちの学力向上や生き抜く力を育てていきたいと考えています。また、平成30年度からの道徳の教科化や平成32年度からの英語教育改革に対応できるよう、取組みを始めようとしているところであります。放課後児童クラブでの学習支援の強化もしくは放課後子ども教室の開設など、学習習慣定着に向けて新たに取組むことについては、放課後児童クラブの設置目的は、保護者の就労、疾病等の理由により、昼間家庭において保護者の適切な保護及び育成を受けることができない児童に対し、生活指導を行い、児童の健全な育成を図ることを目的としています。国からは、全国で約30万人分の放課後児童クラブの新設、小学校の空き教室を活用した「一体型の放課後児童クラブ」や「放課後子ども教室」の実施を目標達成のための方策として示されてはいますが、本村の放課後児童クラブにおいては、子どもたちが自らの判断で行う「小学校の宿題」「予習・復習」「読書」の時間が定着しており、これまでと方法を大きく変えることなく、自主性を大切にしたいという想いがあります。ご質問の、放課後子ども教室は、コミュニティ・スクールの事業として、学校を使ってボランティアの支援で実施している自治体もありますので、本村でも、学習支援の強化のため、保護者や学校、関係機関のご意見を聴きながら検討したいと考えています。外部人材を活用した土曜日の教育支援活動を実施することについては、土曜授業として実施している事例があります。学校教育で土曜日に授業を行うことについては、保護者の中でも意見が分かれるところでありますので、まず、コミュニティ・スクールを導入し、平成32年度からの外国語教育改革なども見据えて、時間をかけて検討、論議していく必要があると考えております。地方創生の柱である教育の充実を推進するため、一貫的かつ包括的に子育てを支援するための新部局構築の検討については、子育て支援を包括的に組織することで、効果が発揮できる可能性はありますが、教育が入ることについては他部局、機関との新たな連携が必要となり、そのための会議等の時間と労力が必要になってくることなど、小規模自治体では、組織を細分化することが非効率、高コストになることが懸念されます。本村では、これまで簡素で効率的な行政運営を行うための機構改革を行ってきており、子育てを支援する課等を設置する必要があるとは感じていません。

再質問 2番 森田匡彦

それでは、先ほどいただいた答弁をもとに、引き続き再質問を続けさせていただきます。答弁の中で、学力調査、小学校・中学校ともに全国平均を上回っていると。そして北海道内でも上位に位置しているということなのですけれども、非公式の情報では、本当に全国トップレベル、秋田県、福井県の成長率をも上回っているというような話も、実は非公式に私の耳にも聞こえているのですけれども、やはりそこまで具体的に言うことというのは難しいのでしょうか。その辺についての確認です。

答弁 教育長 上松丈夫(教育長は2018年3月まで)

学力の公表については、いろんな論議がある中で、数値については公表しないと。道教委はしてほしいという意向はあるのですけども、各市町村段階においてはかなり温度差があるものだから、それを出すことによって、競争意識が高まるとかそういう心配があってなかなか出ていないのですね。それで、今回十勝においてもまだ公表されていません。全く。だから、それぞれの町で、傾向だとか数値は出ているのですけども、それについては、今の段階ではっきりとどうですということは言えないけども、我々仕事していますから、どのレベルにあるのかなということは絶えずいろんな情報、裏情報といったら申しわけないけども、入れながら、それぞれの市町村には全部聞き取れません。やっぱり全然出さないところもありますから。そんなとこで、そういう中でもっているときに、やっぱり、半分以上かな、ちょっと比較してみると、かなりトップレベルに高いと、管内ではですね。そういうことが位置付けられていると。もう一つ裏付けられるのは、北海道の調査部がありまして、学力テストに対する報告書というのがあるのですけども、各管内一つずつその実践事例を出すのですけども、十勝では中札内が一つだけ選ばれて、そういう効果もあるという形で発表されて、これは公になっていますから発表してもいいと思うのですけども、そんな傾向でありますので、森田議員が指摘のように、数値的にどうだと、今の時点ではっきりと比較して1番だとか2番だとかはちょっと言えません。ただ、私の感想としては、いろんなところと比較しながら、上にいるだろうなというふうに自覚しているところであります。

再質問 2番 森田匡彦

現段階ではなかなか公表が難しいということで理解をしました。ただ、非常に高いレベルにあるだろうという観測は非常によく伝わって、教育委員会をはじめ、教育関係、子育て関係の方々のご努力が本当に実を結んで今の結果になっているのだというふうに受け止めております。その中で、特に私気になるのは、全体として見ると非常に高いレベルになると。ただ、今本当に、最初の質問のときにも触れたのですけれども、学力の二極化というのが今広がっていると。中札内についてはこのような課題は見受けられないのでしょうか。

答弁 教育長 上松丈夫(教育長は2018年3月まで)

定かでないのですけど、3年4年ぐらい前は、うちの村も二極化でした。頑張る子は頑張る子で山があって、その下ちょっと中間なくて、後ろにまたちょっとした山があると。今回の、今年の16年度の結果見ると、その小さい山がほとんど前の方に来ている状況ですね。だから、教育委員会としては、まず、何年か前のこの山を何とかしなければという取組みをしたのですね。そしたら各学校の努力だとか、それから、指摘されている家庭学習、宿題の徹底だとか、そういうことをしながら、それから放課後残して学習するとか、そんなことを繰り返し繰り返し日常的な教育活動を展開する中で、その山が本当に右の方に寄って来て、今二極化はありません。特にまた別な言い方すると、中学校の国語のBでは、31人中8人が満点なのですよ。そういう状況もあるので。それにほかの子どもたちも近づいて、山が前の方に来ていると。だから、中札内としては、小学校もそうですけども、非常に高いレベルで今年はあるなということが言えると思います。

再質問 2番 森田匡彦

ちょっとその二極化が本村については見られないというのは、ちょっと正直そこまで良い結果になっているとは私も想像していなかったので、今後ちょっと追及する手が少し緩んでしまうような感じがするのですけど、二極化あるものだと思って想定して質問ちょっと考えてきたものですから。本当に素晴らしいことですね。実は先日、中学校で村民参観日というのがあって、私、保護者として行ったのですけれども、本当に子どもたちの挨拶が素晴らしかったのですね。誰とあっても元気にこんにちはと言えるあの姿勢を見て、非常に、いわゆる日々の生活習慣も非常に高いレベルになっている。だからこそ学力も上がっているのだろうなということを改めて私も再認識したのですけれども、とは言え、これについては、今の学校の教員の方々ももしかしたら素晴らしいのかもしれないです。これも持続的にやっぱり、教育長も以前からそのような話されていますので、当然考えを持たれていると思うのですけれども、やはり、その都度その都度、人事異動で浮き沈みをできるだけ少なくする体制というのは必要だと考えております。その中で、私、今回提案させていただきましたのが、放課後児童クラブでの学習支援であったり、子ども教室の開設であったりということなのですけれども、答弁では、放課後児童クラブ、学童保育というふうにも今短く言わせていただきますけれども、学童保育については自主性に任せてやりたいと。私も実際、学童保育見させていただいたのですけれども、本当にきちんと子どもたち自ら宿題なんかやっている姿を見て安心したのですけれども、これもやっぱり浮き沈みがあってはいけないというか、やはり学童保育としてもしっかりその辺をフォローする。もしくは学童保育で十分できないのであれば、やはり放課後子ども教室ということで、これは教育委員会の方が主導してやる。いずれかの検討を、時間をかけるというよりは、早期に検討すべきではないかなというふうに考えているところなのですけども、この辺具体的に年次目標とかそういったものを設定される何かの議題として挙がってきていますでしょうか。コミュニティ・スクール、今、設置しようと思って動き出していると思うのですけれども、これコミュニティ・スクールというのはあくまでも地域と学校が協同する一つの窓口というか、本当に入口の段階のシステムなのですね。実際に地域の教育力活かすためには、やはりそのシステムプラス何か柱になるような事業が必要だと思うのですけれども、何かそういった学力向上に向けたその具体的なプランというのは、何か今持たれていますか。

答弁 教育長 上松丈夫(教育長は2018年3月まで)

正直具体的なプランありません。そのものの考え方なのですけども、先ほど、児童クラブはさっき目的が私述べたとおりでありますけども、教室というのは、やっぱりどっちかといったら教育畑で教育委員会が担当するのですけども、私が旭川の校長のときに、10年前ですけども、旭川市教委と論議したことがあります。そういうクラブ置きますか、あるいは教室にしますかという。私は教室を選びました。子どもたちが放課後、学校に残って、そして指導を受けるというか活動するという。特に教育的な、宿題も含めた活動をするということをやりました。ただ、それには私条件付けたのですけども、やはり指導者が必要だと。単なる一人担当者がいればいいという話ではないので、退職した校長を張り付けてもらいました。そういうことで、もしやるとすれば、全体的な、人事も含めて、そういう構想の中で組み立てていかなければ、ただつくりました、適当に担当者を配置しましたでは済まない問題です。効果を上げるためには。その辺まで論議していかないと、なかなか効果の上がる取組みにはなっていかないというふうに思っていますので。全くやらないということは、今否定する気はないのですけども、今のところ、子どもたちは忙しすぎます。はっきり言って。ご存じのように、お子さんおられるからおわかりだと思うけども、学校でもって一生懸命取組んでいる状況だ。放課後は中学校は部活動、それから少年団活動、小学校あります。塾行っている子もいます。そんなことで、24時間しかない時間の中で、子どもたちが忙しすぎるという今評価がありますね。どうコンパクトにまとめながら、子どもたちの自主性を尊重しながら時間をつくっていくかということを我々大人考えなければならないというふうに思っていますので。今は精一杯だと思っています。そういう中で、クラブを充実するという点には私も賛成ですから、そこをどうするかというのは今後の課題ではあるかと思います。確かにそうだと思いますね。そこら辺を吟味しながらも、やっぱり限られた時間の中で、子どもたちが自主的に、宿題を家に帰ってやるとか、それからクラブでやるとか、いろんな選択肢があると思うし、そんなことは子どもたちの自主性に任せながら、やっぱり私たちは、子どもたちの知・徳・体のバランスを考えた育成をしなければならないと。知だけではないのですね。だからやっぱりスポーツ少年団活動とか、子ども会だとか、そういう活動に子どもたちが地域に参加することによって、いろんな社会性だとかいろんなもの養えると思っていますから。そういうことも総合的に物考えていかなければいけないのかなと。知の部分だけ考えると、いろいろ取組み方はあるのですけども、限られた時間の中で、やっぱり大人はその辺のバランスも含めて考えてあげないと、子どもたちのいわゆる負担になっていくだろうと。これが非常に難しいところですけども、我々はそこをしっかり考えながら、知だけでない、徳、心の問題。子どもたち、今は中学校も小学生も非常に心伸びています。しかし課題は何かというと、うちの課題はないけど、コミュニケーション能力です。ここをやっぱりうちの村の小学校も中学校も課題だと思っていますから、素直で礼儀正しくて、一生懸命さあるから素晴らしいと思うのですけども、その社会性というか、コミュニケーション能力をどう付けてやるかということが、いわゆる社会教育のやっている国際交流にしても、川越との交流にしても、一部分の子どもであるけども、そういう活動を通しながら、やっぱり子どもたちに力を付けていきたい。知・徳・体のバランスをしっかり考えた取組をやっぱりしていかなければならないというふうに思っているところです。教員の人事の話来てますけども、いわゆる私が学力がこういう高くなってきたという一つの背景の一つですよ。全部とは言いません。やっぱり教員の人事です。そういう子どもとしっかり向き合える、授業がしっかり組み立てられる、学級づくりがしっかりできる、子どもの対応でもって、子ども悩みだとかそういうものに相談乗ってあげられるようなそういう形の先生を持ってきているつもりです。何年もかかります、一遍に替えるわけにはいきませんので。徐々に徐々にそういうことをしながら、いわゆる今の先生方の状態があります。そんなことで、これは絶えず、先生方は6年経てば基本的に異動していきますし、管理職も代わってきますので、絶えずそういう意識の中で、そういう先生方をできるだけ配置していくということは継続してやっていきたいなというふうに思っているところです。

再質問 2番 森田匡彦

先ほどの教育長の答弁で、知だけではだめだと。徳と体も大切だという。私もまったくそのとおりだと思うのですけれども、しかし、ここで非常に難しいのが、徳と体、これを伸ばすというのは、なかなかいわゆる行政としてそこの部分を伸ばしていく。それは伸ばす必要がないという意味ではなくて、取組みとしては非常に難しい取組みだというふうに私は認識しています。私が今回、学力、学力というふうにしつこく言っているのは、実はこちらの調査の結果なのですけれども、学力と体力にはまず相関関係があると。教育長は十分ご存じだと思うのですけれども、学力が高ければ体力も高いというような結果が出ているのですね。なので、であれば、要するに、これはあれもこれも伸ばすというのは、正直言って欲張り過ぎると。徳についても、当然社会教育的な面で伸ばしていく努力は行政として絶対に必要ですけれども、この部分は外側からやれることというのは非常に限られています。これは本当に家庭であったり地域の力だったりの協力が必要なのですけれども、なので、我々としては、やはりここは学力、要するに学力を伸ばすためには地道な継続力、毎日の学習、宿題をやる、もしくは宿題プラスアルファの勉強を続ける。この継続力を養うというこの1点に絞って取組むというのが結果的には体力の向上にもつながりますし、もしくは、本当に将来社会に出て大人になってから生き抜く力。私、社会で生き抜く力で一番重要なのはこの継続力、苦しいことを最後までやり続けること、やり抜けることが一番重要だと思うのですね。これが大人できないからこそ、生活習慣病というのが非常に蔓延していて、中札内村も非常に悪い状況にある結果になっているわけですから。ここは僕は教育長と考え方が違って、いろんな総合的に伸ばすということは行政として言わなければいけないですけれども、やはり中枢に絞ってやるべきは知の部分、学力の向上だと。これが全てにおいて通じる、生活習慣から何から通じるというものだというふうに考えているのですね。だから、私としてはしっかり学力に的を絞って取組みを充実させて、そこをどういう施策打つのかというのをしっかり検討していかなければいけないというふうに考えております。それについて、ちょっとこれは考え方の違いなので答弁難しければ結構です。それで、引き続き、質問をさせていただきます。ただ、教育長、教員の人事で一生懸命努力されております。それでも十分にいかない面は出てくるとは思うのですよね。となると、やはりそこで重要になってくるのは、やはり放課後にどう子どもたちが過ごすのか。きちんと学校で習ったことを咀嚼して自分の物にできるのかというのが重要になる。だからこそ、放課後、学童保育であったり、放課後子ども教室みたいなシステムがやっぱり体制としては必要であろう、絶対に必要になってくると、今の社会情勢からすると、そのように考えております。なので、拙速に進める必要はないと思うのですけれども、これはやるのだと、それを進めるのだというきちんと目標を掲げて、コミュニティ・スクールセットでやっていくべき事項ではないかなというふうに考えるのですが、いかがでしょうか。

答弁 教育長 上松丈夫(教育長は2018年3月まで)

ちょっと見解が違うかなというところが正直いってありますよね。私はやっぱり総合力だというか、生き抜く力、国では生きる力と主に言っているのですけども、これはやっぱり知・徳・体のバランスだと思います。知の部分もちろん否定はしないし、そこ頑張っているのですけども。例えば、徳の部分を上げても、この学力を上げるのに、子どもたちが学校に行きたいな、友だちと会いたいな、授業が楽しいな、こういうこの思いがやっぱり子どもたちの中に、心の中に芽生えて、学ぶ意欲につながっていくと思っているのですよ。それが宿題をやるとか、そこに意志が働く、自主的な。そこをやっぱり大事、これはやっぱり心の問題です。森田議員が言うように、いわゆる持続力というか、継続力というのは私も同じように大事だと思いますよね。そういうこと、だから、関連しているのです、みんな。さっき相関関係にあると言いましたけども、体もそうですね。やっぱり朝食食べて来ない子は、やっぱり学校行ったら集中できませんものね、授業。うちは、中札内の場合は100%朝食食べて来ます。これは全国に比べても本当に高いです。これは私は本当にありがたいと思っています。保護者の皆さん、それだけ努力されているな。もちろんその中に働く子どもたちの意志がそこでしっかりと働いているからこそそういうことができると思うのですね。大人がいくら言ったって子どもが言うこと聞かなければ、何の方向性も出ないわけであります。その辺が学校と、それから子どもと、保護者が三位一体となって、同じ方向に向いて取組むことこそがやっぱり大事だと思うのですね。先ほど言ったように、確かに学力大事ですから、そこは今やっているのですけども、やっぱり徳の部分も体の部分も一緒にやっていかないと、私は総合的なこの学力としての上がりはないというふうに思っていますね。そんなことで、クラブのあり方は、ちょっと私の管轄と違うので、一概にやるやらないということはここで私は言えません。ただやっぱり、そういうことが必要になってくれば、そこでまた、どんな形でやるかということを論議しながら進めていく必要はあるのかなと思います。そのときの人員配置の問題もありますよね。人です、どういう人をそこに、指導者なり担当者として配置するかという問題も出てくるかもしれません。その辺の論議は、今後やっぱり必要に応じてはあるのかなと思っています。先ほど言ったように、やっぱり子どもたちは忙しいですから、そういうところでちょっと心を緩めるという時間があってもいいのかな。友だちと遊びの中でコミュニケーションを図る力を、社会性を培う力をそこでやるのもそのクラブの一つの目的ではあるのかなと思ったりしています。何でもかんでもそこで学習学習、そこで追い詰めるということがいいかどうかというのは、ちょっとそれは今後論議いるところだと私は思っていますので、一概に今の段階でこうするああするということはなかなか言えないところです。課題としては押さえたいと思います。

再質問 2番 森田匡彦

僕の言っている学力というのはあくまでも学校の授業が聞いていてわかって理解できるというような、基本的にはそこに持っているということをちょっとまず理解いただきたいと思います。というのは、私、いろんな、子育て世帯ですから、子どもを育てる親御さんとちょっと会話することもあるのですけれども、ある小学校低学年のお子さんをお持ちの、そこ、母子家庭のお母さんなのですが、お子さんが算数全然わかっていなかったということがわかった。本当に可哀そうなことをしたというようなことをつぶやかれたのですね。中学生でも、今受験生になっているお子さん、いろいろ今、受験生でやるテスト、定期的にあると思うのですけれども、数学のテストで、本当に四角1の括弧1ぐらいしかわからない。5点10点しか取れていないというお子さんの様子を見るにつけ、そういう子たち、どんなつらい思いで学校に行っていたのだろう。本当に僕、心から可哀そうなことしていたのだろうなというふうに思うのですね。だけど、すべてのお子さんを救済すべきなのですけれども、やはりそういった面では、どうしても子どもも忙しいですけど学校の先生も忙しいと思います。なので、やはり学校でやっぱり見切れない面、そして、今、社会情勢的にもお母さん、お父さんも見切れない状況も出てきていると。となると、やはりそこは行政がしっかり手を差し伸べる必要がある。それで、先ほど、小学校低学年のお子さんの算数わからないに対して、これは地元の話です。なので、そういったお子さんが一人でもいなくて、本当に学校、義務教育9年間、高校も含めると12年間ですか、やっぱり行っていて、授業がわかるというのは最低限、学校生活する上での、学校生活が楽しいと思える上での最低条件でないかなと思うのですよね。100点取れなくてもいいのです。ただ、わかって、6割以上は取れるとか、この辺がちょっと難しいところですけど、要するに勉強がわからなかったら学校楽しいということはならないと思いますので、そういった今後、やっぱりそういった親御さんが学習状況見られなくなってくる世帯が増えていくだろうということは想像できますので、早め早めにやっぱりそういった準備を検討進めていくべきだということで、これは一応要望ということでお話させていただきます。そして、これ、先ほど学童保育についてと放課後子ども教室ですか、それについてはちょっと管轄が違うということで、まだこれはお話は具体的には教育委員会と担当部局、保健福祉課の方ではされていないのですかね。私、3月の議会で、学童保育の充実については実は提案させていただきまして、そのときも、やるというまでの答弁ではなかったのですけれども、保健福祉課長の答弁で、いいものであれば採用に向けて研究したいという答弁いただいて、教育長からも、関係者がともに地域で子どもを育てる論議に努力したいということで答弁いただいています。私、実はコミュニティ・スクール導入に向けて、この両者の話し合いというのは当然一度はされていて然るべき、3月の答弁を受けてですよ、されて然るべきだと思っているのですけれども、その状況というのはいかがだったのでしょうか。一度でもそれをどうしようかという議論、俎上に載ったことがあったのでしょうか。これは学童保育について質問したので、では、保健福祉課の方でしょうかね。

答弁 福祉課長 髙島啓至(福祉課長は2020年3月まで)

学童保育で新しい形を取り入れるのに研究していきたいというお答えを確かにさせていただいた記憶はあります。その後、実際に、先ほど教育長の答弁でもありましたとおり、やっぱり子どもたちにとっては、その押しつけ押しつけがよろしくないなという感じも個人的には受けておりまして、ただ、その形を学童に持っていくのはちょっといかがかなということでは考えていました。学童では学習のほかにも、やはり上下関係ありますので、6年生が小さい子の面倒を見るとかって、そういう学校ではなかなかできない取組みもできているのかなというふうに認識しております。コミュニティ・スクールの話ですけども、実を言いますと、委員会と私たちの部局の中では細かい話まではさせていただいていません。この後、保育園ですとかそういった絡みもありますので、総合的に話は進めていきたいなというふうに考えています。

答弁 教育次長 高桑浩(教育次長は2018年3月まで)

コミュニティ・スクールの検討に当たりまして、福祉課との協議は行っておりません。まず、どういう組織にするかというところをこれまで論議をしてきまして、緩やかに立ち上げて、徐々にやれることからやっていこうというそういった姿勢でおりますので、これから、ではコミュニティ・スクールで具体的にどのような活動、取組みをやっていくかということは、今回、間もなく委嘱しようとしますコミュニティ・スクールの委員の皆さんのご意見もいただいた上で、具体的なその活動計画なりをつくっていこうということでございますので。その中には、先ほど教育長の最初の答弁にもありましたように、放課後子ども教室のようなことについても当然議論していってみたいという課題の一つではあると思っております。

再質問 2番 森田匡彦

ちょっと全然話し合い、これはもう保健福祉課からでも教育委員会からでもどちらからでもいいので、本来声掛けがあって然るべきだったのでないかなというふうに思うのですね。今回の私の一般質問に向けて、答弁つくる段階で、国が今、いわゆる子育ての厚労省の事業と、教育の方の部門とで、どこまで本当に連携できているのかはわかりませんけれども、表向きは連携して、そこに予算を、今回、いわゆる地域と学校の協同という意味では68億円もの予算、平成28年に付けているのですね。平成29年度はさらに、これは概算要求ですけど10億円プラスして予算要求しているわけですが、68億円もの予算を付けてこれを取組み進めようとしている。そして、そういう状況の中で、3月に私が質問したことがまるで議論されていないというのが、正直言うと、せっかく平成27年度に総合教育会議といって首長が参画するそういった話ができたわけですから、その会議で、過去3回、今年度に至っては1回会議されていると思うのですけれども、例えば、その場に子育て担当部局の職員をオブザーバーで参加させるだとか、そういったそこまでの配慮というのは、今のこの時代、なければおかしいのでないか、厳しい言い方しますけど、そこまでやっぱり視野を広く持って取組むべきでないかというふうに考えるのですが、これ総合教育会議については、これは担当は村長部局になるのですよね。これは村長はどのようにお考えですか。

答弁 村長 田村光義(村長は2017年6月まで)

責任としては私なのですけども、この間の経過でも申し上げたとおり、なかなかストンと、ではどちらがということがないものですから。掛けるべき案件については、委員会にかなり全面的にお願いをして、その中から私も入りながら全体の意見交換という形で、この後、またすぐ予定もしているのですけども、そんな程度なものですから、ここのいわゆる国の動きの問題だとかということがまだテーブルには乗っていなくて、私も知識なくて申しわけないなと思って今ちょっと聞いておりました。ただ、この場でもそういった意見、先ほどもちょっと次長の方で触れた、教育長も答弁しているような案件がこの場で出ていますから、私としてもやはり、皆さんからの、ここばかりでなくて、そういった地域に出ていることも含めて、あれば、出していくことがこの総合教育会議が充実していくことだなというこんな思いで今聞いていましたというのは大変失礼なのですけども、感じましたので、この後、このことをどうするこうするは私の中でまだ整理が付いておりませんので方向は申し上げられませんけど、そういった取扱いをすべきだなということだけお答えしたいと思います。

再質問 2番 森田匡彦

そういった国が予算を付けて、市町村3分の1の負担でそういった取組みができるというような体制、以前からなっているのかもしれないですけど、なっております。本村、ご案内のとおり、過疎債が使えない、財政的には非常にほかの町村と比べたら厳しい状況の中で、知恵を凝らして取組まなければいけない自治体であります。であれば、そういった国の制度を貪欲にやはり調べて、使えるものはどうやって使うかという、もっとそこら辺、もっと貪欲さが欲しいというか、横の連携をもっとスピードアップしてつながってほしいですし、そういった面でやはり、今の段階ではちょっと、学力調査、非常に良い結果も出ている、子どもたちの状況も良いという中で、残念だなという、このまま本当に良い状態が続けるためには、もっとやはりそういった制度をうまく活かすような方策も考えながら、いろんな方法を検討していただけたらなというふうに思います。特に、土曜日の教育支援ですか、これについても、全部村内で賄おうとすると、ボランティアで賄おうとするとなかなか大変な面もあると思うのですよね。なので、せっかく十勝には帯広畜産大学という素晴らしい大学あるわけですから、そこの連携をも模索する。実際全国には、福岡県等ではそういった取組み進めているところもございます。福岡県ではなかったら失礼いたします。全国でそういった近場にある大学の学生さんたちをうまく使って、学力向上、異世代交流も進めているような取組みもありますので、ぜひ先行事例、しっかり研究して、やはり使えるものは使うという貪欲さを持って事業を進めていただきたいなというふうに思います。本当に、これは拙速な取組みはいけませんけれども、時間を掛けてもいられないのですよね。コミュニティ・スクールスタートして、先ほど教育次長の方から答弁ありましたけれども、緩やかにとは言いつつも、あまり緩やかすぎると、まだこの村民の中でコミュニティ・スクールと学校評議員会との違いもよくわかっていない方もたくさんいらっしゃるのではないかと思うのですよね。要するに、だから、やはり具体的な活動ですね、いわゆる実像の部分を見せないと、やはり村民、もしくは対外的なアピール度からいっても少ないというふうに、なかなかこのまま浸透しないまま終わってしまうのが非常に残念ですので、ぜひ何か実働的なものも、三つも四つも必要ないです。まずは一つ、そこを取組んでみるという、年度を決めてやってみようではないかという議論をぜひ進めていただきたいなというふうに考えるところですが、いかがでしょうか。

答弁 教育次長 高桑浩(教育次長は2018年3月まで)

おっしゃるとおりでありまして、まずはやってみるということが重要で、やっているものを村民の方に見ていただく。それは、教育委員会からの情報発信も必要ですし、コミュニティ・スクールとしての、例えば、通信、何とかだよりのようなもので全ての村民の方に、今こんなことをやり始めたのですよということを知っていただくことによって、それなら私たちも支援できるか、参加できるかということにもつながっていくと思うのですね。そのとおりだと思っております。

再質問 2番 森田匡彦

特に先ほどの答弁、一番最初の答弁でもありましたとおり、平成32年、2020年から英語教育が実際の小学校で勉強として入ってくる。そこで、実は、今は週1コマだったのが週2コマの授業ということになるのですけれども、語学は本当に週2回の活動でも十分でないような面があると思うのですね。というのは、先日、村議会として長野県の野沢温泉村、コミュニティ・スクールの先行事例勉強しましたけれども、そこでもやはり、小学校の段階では、一時的にはほかよりは英語力高いという状況出ているらしいのですが、中学校に行くとあっという間に並ばれてしまう。というようなことで、なかなか英語教育に力を入れているのだけれども、中学校に行ってからそこから一伸びがないというような悩みもお話されていました。私も子ども育てている実感として、やはり外国語は学校で教科として取り入れる。週1コマから2コマになるということだけでは本当に不十分だと思いますので、答弁にあるとおり、ぜひそういったことも踏まえて、いわゆる放課後、アフタースクールでいかにその辺をフォローするか。場合によってはボランティアだけではなくて、地元にある学習塾、あるいは、村外の学習塾とも手を携えてその辺をフォローするようなところまで幅広くやはり検討していただきたいなという要望をさせていただきます。これについての答弁は同じような答弁になると思いますので、ぜひ前向きに検討いただければなというふうに思います。もう1点、これで最後、新しい部局、一貫的かつ包括的に子育て教育に取組む新部局の設置の検討をということで私今回質問させていただいたのですけども、検討というのは、それをつくることによるコストアップであったり、もしくは無駄であったりということも発生しうると思って私は検討として質問させていただきました。答弁としては、設置をする必要があるとは考えていないという答弁だったのですけれども、この答弁の中、私非常に気になる部分があります。子育て支援を包括的に組織することで効果が発揮できる可能性はありますが、教育が入ることについては、他部局機関との新たな連携が必要となり、そのための会議等の時間と労力が必要になってくるとあるのですけれども、これは非常に問題のある答弁ではないでしょうか。というかほかの部局機関との新たな連携を生まないで、これからの教育子育てやっていけるのでしょうか。これについての、この答弁の真意を、教育長、言われていますか。

答弁 教育長 上松丈夫(教育長は2018年3月まで)

どこから話していいかなと思うのですけども、その新しい部局をつくるということの、あちこちで今、始めてやっています。結果聞くとうまくいっていません。なぜかというと、連携がうまく取れないからです。教育委員会の今やっている仕事と、その課をつくったときのいわゆる線引きをどこでするか。非常に難しいのです。そして、ましてやそれを大きな町でやっているのが多いです。都市部で。しかしこうこう小規模の市町村については、今、教育委員会が中心になって、学校教育、社会教育、スポーツも含めてですけども、この取組みの中で連携、教育委員会内連携して、必要のときは福祉や、それから保健や、いろんなところ連携しながらやる。これで私十分だと思っています、今のところ。もしやるとすれば、役場全体の機構改革をして、全体を見なければ進まない話です。一部分で、教育のところを中心にしながら、新しい部局つくりましょうと、そういう話にはならないのです、正直言って。だから今、学力の向上で、まだ私は満足していませんよ、これで。満足していないけども、より以上高めるためには、今ある組織、今やっている取組み、具体的には申しませんけども、そういうことをもっともっと充実することが、より、森田議員の言う学力向上も含めて、子どもたちの生きる力の育成に近づく一番の近道だと思っているから、今のところ必要ないというふうに申し上げているところであります。これは本当に森田議員、やってみたらわかります。いろんなものつくりすぎると、その連携がうまくいかないのです。一つの例挙げさせてください。生涯学習の推進という言葉あります。昔から言われています。しかし、本部長は大体村長だとか、道で言えば知事がやるのですけども、これ教育委員会とその知事部局との関係で打ち合わせ会議をかなりやらないと、道としてのいわゆる生涯学習の推進が成り立たないのです。この会議の多いことか。それで振り回されて結果何しているかというと、何も生まれてきてないです。忙しさだけが出て結果出ていないのです。こういうことを目の当たりにずっと、道教委にいてわかっているから、だから、いわゆるシンプルイズザベストですよ、私は。そう思っています。だから今あるところをもうちょっと充実して、必要なところとしっかり連携しながらやることが、この村にとっては一番いいというふうに思っているから、ああいう答え方をさせてもらいました。

再質問 2番 森田匡彦

教育長のおっしゃる意味、実はよくわかっていました。なので、私もその新しい部局をつくることが必ずしもプラスにならない可能性もあるということで、実は検討してみてはどうかという提案での質問だったのですけども、実はそこで、ほかの部局ときちんと連携取れていれば安心だったのですね。ただ、先ほど、申しわけないですけども、先ほどの学童保育の関係のときには、残念ながら二部局は連携がきちっと取れていなかった。話し合いすら持たれていなかったという状況を見ると、本来であれば、こんなに小さな村の組織で、その程度の話し合い、30分でも会議持てばいいではないですかと僕なんかは本当に思うのですけど、それすらも今持てない状況であるならば、きちんとその辺の意識はやっぱり改革していただきたい。これは教育委員会だけではないですよ。役場組織全体として、こんな小さな組織なのですから。これからは本当に縦割り、国や道から見たら全然そんな縦割りの激しさはないと思うのですけれども、やはりほかの部局の仕事にもっと関心を持って、自分たちがどう協力できるかという視点、もっともっと持ってほしいのですよね。教育部局だけでは発案できなかったようなアイデアがほかの部局では生まれるかもしれない。そうすると、いわゆる横の連携をもっと進める視点を今回持っていただきたいということで、この質問実はさせていただきました。必ずしも私、新しい部局設けてほしいわけではないです。あくまでも、その意識を持たれていますかということを確認したくていろいろ質問しているのですけど、残念ながら、今のところは、それは十分には機能していないということは、一つの事例ですけどわかったので、ぜひ、この辺は、これは教育長ではなくて、改めて村長、総合教育会議のトップでもあります。そういった横の連携をもっともっと広げるような試み、これは会議を増やせということではないですけれども、スピードアップしながら横の連携を図れるような取組み進めていただいたいなというふうに考えるのですがいかがでしょうか。

答弁 村長 田村光義(村長は2017年6月まで)

今、教育委員会の特に部門との関係で具体例おっしゃいましたけども、ちょっと弁解ではないですが、コミュニティ・スクール、私も大体の動きを聞いていて、今、区長会議あるいは広報、まちづくりトークで今、教育委員会の方から説明していて、先ほど質問あったように、なかなかそれは理解も難しいなということで、他とのところまでの課題を広げる、全部一遍に広げて作業をやっているのではないなということをちょっと思っていたものですから。確かに3月にそういう答弁もしているのかもしれませんけど、その時期が来ていないものもあるのかなということだけちょっと私の感想として、まず一つ申し上げて、全体としては、縦割りと言われるその弊害、確かに場面では見られることないとは言いません。ただ、このことは私も非常に気にはなっていて、課長から細かく研修の内容を説明すれば少しわかってもらえるかと思いますが、他のやっていることの共通項ではなくても、どういうことをやっているのかというのを、職員研修としてやらせるだとか、あるいは先進地というか、もうちょっと長期なそういう取得するものをみんなに還元するだとか、その年々でやることは違いますけども、そういったことで、村の職員が全部村のことを、逆に言うと誰から聞かれても大体のことは説明できる、そういう関心を持つということは力を入れて研修やってきているつもりしていますけども、ことをグッと下げたところがどうかということは、ご意見のとおりだと思いますので、また、そういった機会を通じて、職員に喚起するなり、そういう仕組みを研修の中で取り入れるとすれば、やっていきたいということだけお答えさせていただきたいと思います。

再質問 2番 森田匡彦

ぜひ、これは本当に、今の状態本当に教育に関して言えば、非常に良い状況です。私もちょっと欲張りですので、もっともっと良い、要するに人事異動等でそれが波打つことがなるべく少ないような取組みにしていただきたいと思って、いろいろちょっとご提案だったりご要望だったり、そういったことをちょっと申し上げました。非常に一生懸命やっていただいていることは、私は本当に心から、親として感謝しておりますので、それについては本当にありがとうございます。もう一つ、最後、これは答弁いりませんけど、そういったいわゆるコミュニティ・スクールがあって、そしてそこにぶら下がるように、地域協働合校推進事業といって地域の教育力を活かした活動を進めていくということが今後のコミュニティ・スクールの一つの模型になってくると思うのですけれども、これに本当に、やはりこういった小さな村ですから、なかなかボランティアだけでは難しいという面もあるのですよね。なので、例えば、こういった組織に、前回の議会で宮部議員が質問されていましたけれども、地域おこし協力隊を活用するなど、そういったことも検討してみてはどうかなというふうに思います。というのは、全国の事例を見ますと、そういった地域協働合校推進事業をNPOが中心になってやっているところというのもあるのですね。なので、例えば、そういったNPOを地域おこし協力隊員の人が中心になって運営していただくというような、そういった方策とかも考えられますので、いろいろ多角的にうまく制度を、今用意されている制度を使って、本村の予算をなるべく節約しながらうまく回せるような取組み進めていただきたいなというふうに要望いたしまして、この質問については終わらせていただいます。次、二つ目ですね。時間も残り少なくなってきましたので、入らせていただきます。

出典:中札内村議会 平成28年12月定例会 2016年12月16日 議事録 PDF(25ページ) 間違いを知らせる