中札内村議会 平成28年9月定例会 2016年9月16日
地域イベントに対する行政の姿勢ということについて
2016年9月16日、中札内村議会の一般質問で、森田匡彦議員が「地域イベントに対する行政の姿勢ということについて」質問し、村長 田村光義、総務課長 阿部雅行が答弁しました。
- 質問者
- 森田匡彦 議員
- 答弁者
- 村長 田村光義、総務課長 阿部雅行
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 森田匡彦
それでは、次の質問に移らせていただきます。二つ目は、地域イベントに対する行政の姿勢ということについて、質問させていただきます。観光スポットや特産品のPRなど経済効果を狙ったもの、コミュニティの醸成などまちづくりの視点から取組むもの、まちの新たな魅力づくりを図るものなど、多彩な趣旨の地域イベントが各地で開催されております。本村においても官、民、そして住民それぞれの主導するイベントが四季を彩り、住民生活に潤いを与え、さまざまな波及効果を生み出しております。今年度は、地域創生加速化交付金を活用した「中札内花咲くコンサート」や、本村の食のPRなどを目的とする「道の駅マルシェ」が初開催されたところです。これらのイベントに対し、行政として開催意義を的確に捉え、地域活性化につなげるべく事業の費用対効果の向上に努めることは、地方創生の視点からも欠かせない姿勢です。また、主催事業の成功に尽力することのみならず、本村のブランディングに資する民間主催事業についてもしっかり情報を共有し、適切にかかわりを持つことが重要だと考えます。そして、本村は2017年9月に開村70周年を迎えます。今後10年は、人口減少の進行、人工知能やロボットの進化による労働改革、教育制度改革などが見込まれ、社会的価値観が大変動するパラダイムシフトの時期と言えます。記念すべき節目に、本村の目指すべき方向性を明確に発信する必要はないでしょうか。以上の観点から、次の3点を伺います。一つ、「花咲くコンサート」の来場者に対し「中札内村」をどのようにPRしたか。来場数目標と実績、村内外構成比を踏まえ、その開催効果をどのような分析しているか。二つ目、十勝有数のサイクルイベントに成長しつつある「十勝中札内グルメフォンド」に対する評価と本村の連動の状況、および今後の関わり方は。三つ目、中札内村開村70周年の節目をどのように位置付けているか。記念事業実施の考えは。
答弁 村長 田村光義(村長は2017年6月まで)
地域イベントに対する行政の姿勢についてですが、1点目の「花咲くコンサート」についてでありますが、このコンサートは、帯広市と中札内村が民間企業や他組織と連携した新たな広域連携事業として開催したものです。コンサートのPRでは、中札内村の自然環境・農村景観をイメージ化し、「中札内花咲くコンサート」と位置付け、管内市町村でのポスター掲示、帯広市内企業へのポスター・チラシの配布、札幌・旭川・釧路・小樽をはじめ道内主要都市における民間店舗でのチケット販売やポスター掲示などこれまでにない幅広い地域で手厚くPRに取組んでまいりました。また、ツアーを企画いただいたラジオ局では1日に何回も「中札内花咲くコンサート」の紹介が流れ、十勝観光連盟のホームページや、連携したジンギスカン会議のソーシャルネットサービス、さらに新聞広告など、一定期間、集中的に「中札内」をPRできたものと考えております。当日は、先着500名の方に「えだまめ」をプレゼントして村の特産品を味わっていただいております。コンサート運営にあたっては、村に足を運んでいただいたお客様に気持ち良く過ごしていただけるよう、問い合わせの電話対応から当日の誘導や受け付けなど、実行委員が一丸となって歓迎の気持ちを伝える「おもてなし」の努力を行ってまいりました。当日の入場者数は目標としていた3,000人の約9割の2,688人で、会場までのアクセスや客席のスペースなどから適当な来場者であり、問い合わせや当日の車のナンバーから十勝管外からも多くの方が訪れたものと思われます。村内外の構成比の詳細は把握しておりませんが、同日に開催されたイベントとの連携、翌日に行われる大きなイベントも控え、道外・札幌圏などから多くの人が訪れ、十勝全体が元気になるイベントを村で開催できたことは、新しい交流人口の拡大につながってきたことと考えております。また、コンサート終了後は道の駅も大いににぎわったと報告を受けており、経済効果を含めて、農村景観の美しい、食の魅力のある中札内村を発信できたものと思っております。2点目の「中札内グルメフォンド」についてでありますが、中札内村を拠点に長距離のサイクリングが行なわれ、十勝の農村風景を楽しみながらコースを走り、各エイドステーション(休憩所)では地場産品を使ったグルメを味わうなど、地域の活性化にもつながるイベントと評価し、村観光協会とともに後援を行い、エイドステーションの設置やボランティア募集の周知など協力してきております。「十勝中札内グルメフォンド」は、中札内農村休暇村フェーリエンドルフが中心となり、この企画に賛同する村内の事業所などがメンバーとして加わる実行委員会を組織し、民間主導による自立したイベントに成長していると考えております。今後の関わりとしては、運営主体の主体性を尊重しつつ、これまで行ってきたエイドステーションの協力やホームページなどでの紹介、来村した選手の応援など側面的に盛り上げて支援していく考えであります。3点目の「開村70周年」についてでありますが、開村記念日の考え方ですが、平成9年の開村50周年を機に、式典は10年ごとの節目毎に行うこととし、村表彰条例に基づく表彰を開村記念日に合わせて行っております。来年度は、開村70周年を迎えますので何らかの式典を実施する考えであり、先人の偉業を称え、敬意を表すとともに、村づくり、地域づくりの思いを村民一人ひとりが共有できる1日になるように進めてまいりたいと考えております。なお、式典については開村60周年に実施した開拓時代の映画鑑賞と同様に、10年の節目として、適度な内容を考えてまいります。ご質問の目指すべき方向性などについては、低迷が続く社会経済や少子高齢化など、本村を取り巻く社会情勢が変化していくなか、村民が将来にわたって住み続けたいと思う、魅力あるまちにしていくため、村の魅力を常に発信する考えであり、これまでまちづくりの基本としている「まちづくり計画」や、人口減少対策や地方創生を進める「まち・ひと・しごと総合戦略」において示しているように、子育て環境・産業・観光・教育など中札内村のブランドイメージの発信を行い、まちづくりの方向性を住民と共有し、今後も協働のまちづくりを進めてまいります。
再質問 2番 森田匡彦
それではまず、花咲くコンサートに関連して再質問いたします。今回、花咲くコンサート、ただいま実績報告ありました。目標の3,000人の約9割ということで、非常にすばらしい結果だったのかなというふうに思っております。私も実際、イベントの方、コンサート拝聴させていただきまして、非常に私も良かったなと思っておりますし、私の知人も何人か、本当に良いコンサートだったねというふうに高い評価をしていただいております。その数、実際それだけの数は来ていただいたのですけれども、確かにそのコンサート、PRする段階で、中札内村については広告ということでいろいろPR図れたものだというふうに評価しているのですけれども、実際に来ていただいてから、道の駅等が混んでいた、随分賑わい見せていたということなのですけれども、やはりこのイベント開催するからには、幅広く経済効果が得られるようなイベントにすべきだというふうに考えております。道の駅が賑わうのは当然ありがたい話なのですけれども、村内には本当にいろいろな飲食関係、さまざまな事業所がございます。そういった情報が、コンサート来ていただいた方に認識していただいていたのか。要するに、チケット購入していただいた方に観光資料を渡すというようなそういった手法は取られていたのかどうか、確認させてください。
答弁 総務課長 阿部雅行(総務課長は2018年3月まで)
コンサート兼チケットの発券ですけども、発券につきましては、各店舗で購入する、もしくはうちの問い合わせから、うちからチケットを送るという形取っておりまして、チケット以外は送付してございません。チケットのみの発送をしております。
再質問 2番 森田匡彦
これはそういった何か観光資料を渡すというようなアイデアは出てこなかったのでしょうか。当然、例えば村外から来られる方は、事前に情報がないとやっぱりなかなかそういうところに足を運べないのではないかと思うのです。例えば、そのコンサートに行く前にどこで昼を取ろうかといったときに、事前に、もうチケット購入された方には渡せるし、そして郵送する場合にも同封することはできるはずなのですが、そういった検討というのは全然されなかったのでしょうかね。
答弁 総務課長 阿部雅行(総務課長は2018年3月まで)
今回は1回目の開催でして、その後、いろんな最後の実行委員会等あって、簡単な総括等もございました。その中で、午後1時からの開催なので、確かに今議員おっしゃったとおり、昼食の関係がございます。そういうことにつきましては、情報の発信ある程度必要ですので、チケットに明記する、もしくは券に書くとか、限られたスペースですけども、必要最低限な情報は載せていった方がいいだろうという意見がございました。その中の一つとして、昼食の情報もございます。
再質問 2番 森田匡彦
これは、簡単な情報ではなくて、本当にしっかりした情報をやっぱり渡すべきではないかなというふうに思うのですね。これは初回だということで、とにかく今回はやはり集客の方にやっぱり視点がちょっと行き過ぎていたのかなというふうに想像しますが、これぜひ、数年度開催する希望を持たれているということですので、来年度、そんな簡単な情報ではなくて、とにかく観光資料というのは一緒に渡せるわけなので、ぜひ、一緒にお渡しいただいて、経済効果より出るような行動につなげていただきたいというふうに思っております。それと、また私からのちょっと提案なのですけれども、このイベントを開催する。そして、中札内村のさまざまな飲食店だとか、豆腐をつくっているところもありますし、ソフトクリームやら何やらのいろいろ提供されている施設がございます。例えば、そういったところと事前にきちんと連携を取って、例えば、そのチケットを持ってきたお客様には、例えば100円なり50円なりの割引サービスをしてもらうとか、そのチケット持っていれば、プラスアルファのサービスが得られる。そういったその付加価値を付けることで、さらに村内の経済活性化にもつながると思うのですが、こういった提案については、要するにイベントをさらに有機的に活用するということですね。経済効果をより高めるような方策を考えてはどうかというふうに思うのですが、いかがでしょうか。
答弁 村長 田村光義(村長は2017年6月まで)
一つひとつというよりも、初めてこれだけ大きな、券を買っていただいて来ていただくイベントを開催しました。今まで創造センターの中では取組んでいただきましたけども。実際には今言われるようなことが当然展開していくべきだと思いましたけども、今回は、どれだけ売れるものなのかというところから心配も含めてスタートしましたし、やってみていろんなことが出ると思いますし、今言っていただいた、できるだけ長く滞在して使っていただける、そういうことを第2段階、あるいはそこでできなければ第3段階でまた仕掛けるだとか、こういったところについては、今、直接村という形でご提案もいただいていますけど、この辺が、ちょっと横行きますけど観光協会当たりが、実行委員会という意味ではなくて、そういった下地、慣らしをやっていただいて、協力できるところは集めるだとか、パンフのあり方も提案いただいて、配るということですから、今あるものをどんどん配られて投げられるのはちょっと残念なこともありますし、チケットでは限りあるとすれば、入られたときか、来られたとき、売っていただくときに置けるようなものがいいのではないかとか、いろんな角度の検討がありますので、先ほど、森田議員おっしゃられたように、継続する今スタンスでおりますので、そういったもので大きなお金も動いておりますので、できるだけそのことが地域の経済に寄与するような形というのは必要だというふうに私も考えておりますので、今どれをやるというお答えは出ませんけども、十分その辺を2回目に向けて実行委員会あるいは先ほど言いましたように観光協会でもそういう観光と食と兼ね合わせたような形で動いてもらえるとありがたいと思っていますので、そういったところにも並べかけをしながら、充実した形で方向性出していきたいと、こういうふうに思います。
再質問 2番 森田匡彦
そうですね、観光協会と連動ということで、今田村村長からご答弁ありましたけども、これ、お話なかった僕から言わなくてはいけないなと思っていたのでありがたいと思います。要するに、やはりきちんと観光の専門家たちですね、もしくは民間の視点をやはりこういったイベントでは、やはり行政には行政の優れた視点があるでしょうし、やはりそこにない視点というのは当然あるわけですね。なので、ぜひ、せっかく観光協会が機能強化していただいたわけですし、そこを軸にして、本当にブレーンとして使って、より良いイベントを、これからまた来年度以降、つくり上げていただきたいなというふうに思っております。本当にその外部の視点をいかに使うかというのがこれから本当に行政には求められているというふうに思っております。それと、パンフレットについてなのですけれども、これはもう捨てられることを考えていたらパンフレットって使えないのですね。どういうふうに設置しても捨てる人は捨てていきます。もらってどこかで捨てるので、そうではなくて、捨てる捨てられないということはまず度外視して、渡って、その渡ったものがどう使われるかということがやっぱり最重要の視点であります。なので、やはり中札内村に来ていただく前に中札内の基礎情報を見てもらって、どう行動するかの誘導を少しでも図ると。そういった視点でぜひ観光パンフレットは使っていただきたいなというふうに思っております。それでは次、中札内グルメフォンドについても質問させていただきます。こちら、先ほどの答弁で、中札内村としては運営主体の主体性を尊重しつつということで、これからも側面支援をしていくということなのですけれども、こちらのイベントなのですけれども、本当に開催ごとに参加者数が増えております。初年度は200人余りです。去年は800人にまでなっておりますね。去年で4回目になるのですけれども、非常に中札内村、サイクルイベントといえば中札内ということで、地元紙の報道等を見ても、その位置付けははっきり高いものだというふうにご理解いただいていると思うのですけれども、これは側面支援、運営主体の主体性を尊重するというのは当然なのですけれども、これ逆に帯広市などは、去年第4回ですね、自らエイドステーション、幸福駅や八千代牧場を入れてくれということで交渉して入って、まさに行政として積極的にかかわっているのですね。私、本当にある行政マンから言われたことなのですけれども、本当に中札内の行政がこのイベントのかかわりが非常に希薄ではないのかということで、非常に不思議に映るということなのですね。要するに、中札内、このグルメフォンドがどんどんブランディング化することで中札内村自体の知名度もアップしますし、それこそこの素晴らしい大自然をもっともっと認識していただけるというふうに思っております。それで、これまで、ちょっと先ほどの答弁では、その支援方法、ちょっと具体的にわからなかったのですけれども、例えば、中札内村後援していて、来賓として特別職がそこで祝辞を述べるとか、そういった機会というのはこれまであったのでしょうか。それ確認させてください。
答弁 村長 田村光義(村長は2017年6月まで)
私も出ましたし、私が出れないときは副村長も出て、多分3回まではご案内ございました、直接。4回目はございませんので、出ていくわけにいかないので、4回目はやっておりません。そういうことでございます。
再質問 2番 森田匡彦
そうですか、4回目はなかったのですね。これはちょっと失礼いたしました。これ、ちょっと主催者側にもちょっと確認しなくてはいけないのですけども、ぜひ、そのような形で、案内ないとこれ行くのは確かにおかしな話なのかもしれませんけれども、なかったら逆に、今年はないのでしょうかという確認ぐらいあってもよかったのかなというふうに思うのですが、それはいいです。ただ、もっと本当に中札内村がより支援にかかわっているようなスタイルを見せることで、このイベント自体の価値観というのでしょうか、要するに位置付けがもっともっと高まる。そして、さらに経済効果、いろんな参加者も増えるというようなことも考えられるわけですけれども、さらに、来年5回目を迎えるわけですけれども、もっともっとかかわりを増やしていくような考えは持たれるようなことはないのか。それについてお考え伺います。
答弁 村長 田村光義(村長は2017年6月まで)
スタートから依頼を受けて、観光協会の話も出ましたけど、それ以前は強化していませんでしたから、うちの職員が観光協会兼務して、課題となる部分を補う形で、私は、見えないですけど、十分かかわってきましたし、ご案内をいただいて、村のPRする機会も、さっき言いましたように、3回はございました。名称、中札内、拠点が中札内村ということで使っていただいて大変そういった意味で発信力もありますしありがたいなという思いでずっとおりました。ただ、4回目、来ない理由をちょっと考えたのです、来なかったものですから。大変広範囲に町村、先ほど帯広の話もありましたし、大樹ぐらいまで行かれて、広域のいわゆる位置付けがされて参加人数も多くなってということで、主催者をお話したわけではありませんが、そういった意味で少し違った形に動きつつあるのかなというこんな思いもありました。そういったことから言うと、中札内村だけがでなくて、こういった広域の民間と言えども広域なイベントに成長しているところで、うちだけがどうこうという、入るべきよりちょっと上がってきたのかなと、こんな思いもあるものですから、皆さんの意見も含めて、かかわり、こちらから提案ということはなりませんけど、その辺の協調性もちょっと必要なのかな、行政的なその協調性の必要みたいなものになってきているという感想あるものですから、今、村としてこうやるとかああやるとか要望受けているわけでもないものですから、ちょっとお答えにくいところがあります。ただ、今言いましたように、これから広域、先ほどの花咲くも含めて、何かこういう時代ですから、共同でやるそういったイベントに成長しているとすれば、どこまで拡大されるかも私もわかっておりませんけども、十勝的なイベントとなるのであれば、連携してやることなんかは私として提案できる部分かなというふうに思って今ご意見聞いておりました。
再質問 2番 森田匡彦
広域的なイベントになりつつあるとはいっても、やはり開催地は中札内村なわけです。それで、やはり今のこのイベントがどのような状況にあるのか等々、せめて担当課レベルで事務局の方と連絡を密にとって、やはり情報収集して、どのような支援がより効果的なのか、そういった判断はやっぱりもうちょっと中札内村としても積極的に、多少なりとも積極的に情報収集して判断していく。最低限情報だけは収集していくというような姿勢は持つべきではないかというふうに考えております。これについては、ちょっと4回目が案内来ていなかったということですので、それはちょっと残念な面はありますけれども、中札内村としてやはりこのイベントをきちんと位置付けて、やはり情報共有進めていただきたいなというふうに思います。