白老町議会 令和6年定例会6月会議 2024年6月19日
計画に掲げた各種項目の進捗状況について
2024年6月19日、白老町議会の一般質問で、飛島宣親議員が「計画に掲げた各種項目の進捗状況について」質問し、町長 大塩英男、総務課長 鈴木徳子、学校教育課長 冨川英孝、政策推進課長 太田誠が答弁しました。
- 質問者
- 飛島宣親 議員
- 答弁者
- 町長 大塩英男、総務課長 鈴木徳子、学校教育課長 冨川英孝、政策推進課長 太田誠
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 飛島宣親
5番、会派しん、飛島宣親です。通告に従いまして、町長に対し3項目11点の質問をいたします。1.白老町の防災・減災について。(1)、防災計画について。①、計画に掲げた各種項目の進捗状況について伺います。②、計画と乖離はないか、あるとすればその要因は何か伺います。③、今後、計画を見直す考えはあるか伺います。④、大規模停電等、災害時における牧場での水の確保、水産加工場の冷凍庫の電源確保等の対策をどう考えているか、またその対策を計画に盛り込む考えはあるか伺います。(2)、防災訓練について。①、今年度の防災訓練の内容をどのように考えているか伺います。②、今年1月1日に発生した能登半島地震やこれまでの自然災害を教訓に、いつ何どき発生するか分からない災害を想定した大規模な防災訓練を実施する考えはあるか伺います。③、一時避難所の環境整備をどのように捉えているか伺います。④、災害対策には、自助・共助(近所)・公助の考え方があり、一時避難は共助であるご近所の助け合いがとても重要なことと考えます。そこで、地域の自主防災組織の設立状況や課題をどう捉えているか伺います。(3)、減災対策について。①、地震・津波・大雨・地滑り・暴風・火山噴火・大雪などの減災対策の取組をどのように考えているか伺います。②、津波等の災害発生時には、JR室蘭本線の横断が支障になると考えるが、踏切のない線路を横断することは可能か伺います。③、災害対策本部となる役場庁舎は大災害時に機能するのか伺います。
答弁 町長 大塩英男
1項目めの「防災計画」についてであります。1点目の「計画に掲げた各種項目の進捗状況」、2点目の「計画の乖離とその要因」、3点目の「計画を見直す考え」、4点目の「大規模災害時の牧場や水産加工場などの事業者への対策を計画に示す考え」についてでありますが、関連がありますので、一括してお答えします。白老町地域防災計画は、災害対策基本法第42条の規定に基づき、住民の生命、財産を災害から守るための対策を総合的に定めているものであります。また、災害対応における町の最上位計画であり、業務の大綱であることから、進捗状況を管理する計画や具体的施策を示す計画ではないものです。本計画の見直しにつきましては、上位計画である「北海道地域防災計画」の改正や気象警報基準の変更などが行われた場合に、見直しを図っております。2項目めの「防災訓練」についてであります。1点目の「今年度の防災訓練内容」及び2点目の「大規模な防災訓練の実施予定」についてでありますが、関連がありますので、一括してお答えします。防災訓練につきましては、自然災害からの避難や避難所での運営方法など、自助・公助部分の向上を図るため、毎年、訓練を実施しており、本年は8月31日に全町一斉津波避難訓練と社台地区において、避難所開設訓練を実施する予定です。さらに、能登半島地震なども踏まえ、厳冬期災害を想定した体験型の防災訓練を、令和7年1月に実施する予定でおります。また、防災訓練は、平成30年から各地区持ち回りで訓練を実施しており、今年度の社台地区で一巡となりますので、来年度は、地区での訓練は行わず、全町で大規模な防災訓練を計画しております。3点目の「一時避難所の環境整備」についてでありますが、災害からの一時避難に関しては、洪水や津波などの災害が切迫し、住民の生命を緊急的に守るための「指定緊急避難場所」と、その後、生活するための「指定避難所」があります。特に津波災害の「指定緊急避難場所」につきましては、緊急性が高く、避難に時間を要する地域も存在していることから、避難の場所や施設の整備が課題であると捉えております。4点目の「自主防災組織の設立状況や課題」についてでありますが、今年度の各町内会で組織する自主防災組織の設置率につきましては、74団体、73.3%となっております。町としても、自主防災組織は、少子高齢化などの影響により、町内会の活動が縮小傾向となっていることが課題と捉えており、昨年度から自主防災組織の防災訓練や資機材整備などの活動に対して助成事業を実施し、地域防災力の向上に努めております。3項目めの「減災対策」についてであります。1点目の「各種災害における減災対策の取組」についてでありますが、本町における自然災害は、地震や津波、大雨による河川氾濫、それに伴う土砂災害や樽前山の火山噴火など多くの災害が想定されております。また、近年の激甚化、頻発化している災害への備えとして、防災訓練や、一日防災学校の実施、防災マスター会による地域への啓発活動など、自助・共助部分の強化に努めております。さらに、今年度からは、より早い情報の発信と避難体制の強化を図るため、防災行政無線の更新を実施し、減災対策に取り組んでまいります。2点目の「津波災害発生時の線路横断」についてでありますが、踏切以外の線路横断の考え方について、管理しているJR北海道と具体的な経路を協議の上、合意形成した場合に限り、線路横断が可能となっております。3点目の「大災害時の役場庁舎機能」についてでありますが、役場庁舎につきましては、「白老町地域防災計画」に基づき、震度6弱以上の地震の発生、大津波警報発表時、その他、自然災害などで庁舎が被災した場合には、高台にある白老小学校を代替庁舎とし、庁舎機能の維持や災害対策本部設置により、災害対応を図ってまいります。
質問 5番 飛島宣親
5番、飛島です。私も1点目から3点目まで関連性がございますので、一括して質問させていただきます。4点目に関しまして、大規模停電等の牧場や水産加工場などの電源確保の質問は、気になってはいましたが、そういった計画ではないことは理解いたしましたので、割愛させていただきます。1点目から3点目の質問についてです。東日本大震災において、自助、共助、共助は最近では近所と言っているところもあるようですが、自助、共助、公助がうまくかみ合わないと大規模広域災害後の災害対策がうまく働かないことが強く認識されております。このようなことから、平成26年4月から災害対策基本法では新たに地区災害計画制度が創設され、施行されております。白老町では地域防災計画は整備されているのは認識しておりますが、地区防災計画については整備されていないと聞いております。それについて必要と思いますが、お伺いします。
答弁 総務課長 鈴木徳子
地区防災計画制度についてのご質問かと思います。平成26年に災害対策基本法の改正によりまして、地域防災計画と併せて地区防災計画制度という考え方が導入されました。ただ、地区防災計画制度の計画の考え方の性質なのですけれども、これは地区の居住者等が地区防災計画の素案を作成して、市町村の地域防災計画に地区防災計画を定めるように計画提案ということができるようになりまして、受けた市町村はそれを地域防災計画の中に定めることが必要だと、防災会議というものを開きますが、その中で必要だと定めたときには規定として地域防災計画の中で地区防災計画という考え方を定めるというところがありますので、市町村がつくるというよりは関連、町民であったり、関係する団体であったり、そのような方たちから発せられてできる計画だという認識でおります。
質問 5番 飛島宣親
5番、飛島です。本当に災害が起こったときに白老町の各地区での指定緊急避難所や指定避難所に避難するルートなどの住民がスムーズに避難できる避難計画が必要だと思っております。それについて町の考えをお伺いします。
答弁 総務課長 鈴木徳子
町民の命を誰一人欠けることなく守るということは町にとっても重要なことだと思っております。白老町は、ご存じのとおり横に長いまちでございまして、地区地区での特徴ですとか形状ですとか様々に違うと思っております。本町におきましては、平成25年8月に津波避難地域計画というものが実は地区ごとに設定されておりました。ただ、これは令和3年に津波浸水想定区域が改正されてからはこの辺りについて見直し等は行われておりませんが、実はこの中に、社台地区であればどの経路を通るですとか、どの辺りの方たちを想定しているですとか、どこに逃げるとかというようなものは実は想定されたものというものは持ってはおりますが、ここの一番の課題はそのことを住民の方たちが知っていただけるようなことという取組を本町としても普及させるべきであったのかなというところがありますので、このような今持っている計画を今後さらに充実させていくようなことは必要かと捉えております。
質問 5番 飛島宣親
その計画、もっともっと細かいところまで計画を立ててもらえばもっと分かりやすくなると思いますので、よろしくお願いします。2項目に移ります。1点目の今年度の防災訓練の内容についてです。今年度の防災訓練の内容について、町民に対して積極的に参加を促す方法を伺います。
答弁 総務課長 鈴木徳子
周知の仕方でございます。まず、広報を使うこと、それからホームページに載せること、それからSNS、町の公式のSNSがありますので、そちらを活用するほかに、今回社台地域での防災訓練があります。地域別です。その辺りについては関係する方や社台地区の方たちに事前に一度ご説明申し上げるような機会を今予定して準備を進めているところでございます。ただ、たくさんの方たちに知っていただけるようなことということは積極的には進めていきたいと思っております。
質問 5番 飛島宣親
飛島です。小中学生や高校生も防災訓練が必要かと思いますが、どのような手法を考えているか伺います。
答弁 総務課長 鈴木徳子
今年は社台地区でしたので、学校は社台のところにはないので、子供たちが参加するということは難しいかと思いますが、昨年であれば竹浦でしたので、竹浦の小学校の避難訓練と防災訓練を併せて避難所の設営訓練、段ボールベッドを組み立てるですとかというようなことを体験するというようなことをしております。現在本町におきましては、中学校におきましては両方の中学校で一日防災学校、それから白老東高校につきましても一日防災学校を開催しておりまして、こちらで避難所の設営訓練ですとか非常食の提供の仕方ですとかDoはぐ、避難所の運営のゲームみたいなものなのですが、というのを経験するということで、これは平成30年には白老中学校だけだったのですが、今は白翔中学校、それから白老東高校と広げている状況でございます。
質問 5番 飛島宣親
飛島です。今の答弁ですけれども、小学校、中学校、高校と独自でされているのですよね。それであれば、いつ来るか分からない災害に対してそういった時間をずらして、学校の時間帯ではない時間帯とかの訓練も必要かと思うのですけれども、その辺をちょっとお願いします。
答弁 総務課長 鈴木徳子
学校は、基本的には学校がやっている時間というところで、昨年の竹浦小学校についても土曜日の防災訓練に合わせていて、学校の授業時間以外で設定して、それから学校はそれ以外でも避難訓練等は行っておりますし、保護者、PTAともどのようにお子さんを学校があるときには避難させるかということも綿密に学校とPTAが連絡を取っているとは思いますので、有事というか、災害があったときは、あればあるほど、たくさんいろいろな想定をするほうがいいかと思いますが、学校も学校のマニュアルを持ちながら対応していると思いますので、来年に向けての部分では学校も入れた中でできればいいのかなとは思います。
質問 5番 飛島宣親
飛島です。事後にやっておけばよかったと後悔するよりこれまでの震災の教訓に何度でも避難訓練すべきと考えますが、見解を伺います。
答弁 総務課長 鈴木徳子
避難訓練は、いつ何どき起こるか分からないので、実際に訓練のときと本当に災害が起きたときにそのとおりにできるかというのが一番大事なのかとは思います。今年度につきましては8月の防災訓練のほかに、1月に能登半島地震等もございましたので、冬の防災訓練というのも計画しておりまして、それが何度でもというわけにはなりませんが、あらゆる場面を想定しながら避難訓練というか防災訓練を繰り返していくことが必要かと思っております。
質問 5番 飛島宣親
飛島です。先ほどの町長の答弁にもありましたけれども、冬にもやるということで、ぜひやってもらいたいと思います。2点目の大規模な防災訓練の実施予定についてです。先ほどの町長の答弁で来年度は大規模な災害訓練を計画しているとありましたが、大規模とは具体的な計画として自衛隊や警察、消防なども参加する訓練になるのか伺います。
答弁 総務課長 鈴木徳子
来年度の具体的な中身等についてはこれから決めてはいきますが、前回の全町一斉訓練等のときには警察ですとか自衛隊の方ですとか消防ですとか、ある程度の職員を動員をかけてやったと記憶はしておりますので、この辺りについては同様のというか、あとは実態に合わせた形での訓練の内容をこれから詰めていきたいと思っております。
質問 5番 飛島宣親
飛島です。ぜひまたよろしくお願いします。では、しらおい食育防災センターは災害時の炊き出しの施設でもあるので、最大能力分は1,300食と聞いております。調理する訓練も必要ではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
答弁 総務課長 鈴木徳子
しらおい食育防災センターは、設立というか設置当時から機能については特段変更しておりませんので、1,300食は作れると押さえた中でこれまでも災害対応については進めております。あと、平成30年の胆振東部地震のときには約900食ぐらいは稼働しているということもありますので、ある程度ここの機能の部分については確認されていると認識しております。
質問 5番 飛島宣親
もししらおい食育防災センターで炊き出しを行った場合、各避難所に配給できるのか、その辺をちょっとお伺いします。
答弁 学校教育課長 冨川英孝
しらおい食育防災センターの関係ですので、私がお答えさせていただきます。まず、しらおい食育防災センター、機能としては1,300食の調理が可能となってございます。実際に調理は今委託してございますけれども、委託先とは大規模災害時等における炊き出し業務の協力に関する協定というのも締結してございまして、災害時においては炊き出し要請を行った場合、優先して業務を行っていただくことになってございます。また、人員、物資、そういったものを確保、調達するということにもなっております。そういった中でいいますと、先ほども鈴木課長からもありましたけれども、平成30年9月6日の胆振東部地震の際には町内で実際に避難所8か所に避難されたというような状況にありますけれども、答弁が重複しますが、900食、それぞれ8か所の避難所に供給したという実績はございます。
質問 5番 飛島宣親
飛島です。それは理解できました。しらおい食育防災センターは、災害時にどのような体制で稼働するのか、また長期の対応は図れるのか、備蓄数や委託業者との体制を伺います。
答弁 学校教育課長 冨川英孝
先ほどの答弁と重複いたしますけれども、災害時においては委託先の社員も含めて対応するということになってございます。また、同じようなお話ですけれども、胆振東部地震の際につきましてはセンターの職員6名のほか、合計で33名が集まっての対応をさせていただいたというような状況になってございます。長期の対応とか、そういったことになりますけれども、地域防災計画では、まずは最初は米飯ですとかパン、あるいはインスタントという備蓄品を供給するということで、町のほうがまずはそういった対応をすることになろうかと思います。炊き出しというのは、実際には長期にわたった場合に炊き出し対応をするということで、そういった中では先ほどの委託先からの食材だとか、そういった調達もそういう協力を得ながら、あるいは町内の商工会をはじめとする締結しているところとの協力を得ながら食材を確保して、長期化に対応した炊き出しを行っていくとなってございます。
質問 5番 飛島宣親
理解できました。委託業者とは常に対策、連携強化に努めていただければと思います。それでは、3点目の一時避難所の環境整備はどのように捉えているかについてです。指定緊急避難所においても必要最小限、最低限の食料や水、トイレなどの整備が必要と考えますが、まちとしての考えを伺います。
答弁 総務課長 鈴木徳子
指定緊急避難場所についてのご質問でありますが、指定緊急避難場所の定義としては災害が発生し、または発生するおそれがある場合に、その危険から逃れるために避難し、安全を確保する場所と定義を本町としてはしておりまして、ここはあくまでも一時的に命を守るためにそこに逃げる場所としての提供ということで、町として指定緊急避難場所ということで高台に指定をさせていただいているということでございますので、ここへ逃げる際には町民の皆様についてはご自宅にある非常持ち出し袋に多分あるであろう物を持っていただいて、ここの場所にまず命を守るために逃げていただく場所と考えていることから、そういう整備等についてはする場所ではないのかと捉えております。
質問 5番 飛島宣親
それは理解できました。ただ、やっぱり本当の災害時、着のみ着のまま、リュックサックに備品を用意していたのだけれども、もう泡食って忘れてそのまま避難したとか、そういった人もいると思うし、まだまだ周知の徹底が、自助の部分です。3日分のものをリュックサックに用意しておけとか、そういった町民に対しての理解して準備していただくようなところも町でやっていただきたいと思います。指定緊急避難場所ではまちの備蓄品が整備されているものと思いますが、どのような備蓄品なのか、またその整備状況について伺います。
答弁 総務課長 鈴木徳子
指定避難所の備蓄状況でございますが、まず全8館ある生活館と、それから白老小学校、それからいきいき4・6、コミセンとなっております。そこには大体地域の避難するであろう人数に合わせた食料ですとか、生活必需品ですとか、それ以外のものということでそろえるようになっております。これは、国や道で備蓄方針というのを持っておりまして、本町もその備蓄方針にのっとって白老町備蓄方針というものを持ちながら、必要なものを整備しております。食料については、アルファ米ですとかお水ですとかというところ、それから生活必需品であればカセットコンロ、カセットボンベ、それからランタンですとか、あと紙おむつですとか、そういうようなものを置いております。それ以外であればストーブですとか発電機ですとか、そういうようなものもそれぞれに備えております。
質問 5番 飛島宣親
ただいまストーブとか、そういった暖を取るようなものも準備してあるということでした。ただ、備蓄品の内容について、極寒対策である寒冷地仕様備品の増加や地球温暖化対策の熱中症対策物品を増やす方向や新たに整備する考えがあれば伺います。
答弁 総務課長 鈴木徳子
保温等については、例えばアルミのシートですとかというので保温するということもできます。ただ、熱中症対策のところでいけば今大型の冷風扇というのもそれぞれに備えようということで準備を進めておりますが、もう一つ関係するとすれば太陽光を使ったような、そういう発電できるものですとか、地球に優しいものですとか、そういう自然エネルギーを利用できるようなものでよりよいものがあればそういうものも導入していくことは必要かと捉えております。
質問 5番 飛島宣親
4点目の自主防災組織の設立状況や課題についてです。先ほど町長の答弁でもありましたが、町内会だけでというのは非常に厳しい状況であるというのは理解いたしました。そこで、自主防災組織への支援以外の手法は何か検討しているのか伺います。
答弁 総務課長 鈴木徳子
町内会以外のというところのご質問かと思います。今年4月から町内会以外の自主防災組織を設置している団体企業等につきましては、その資機材を準備するための補助というものを開始しております。今のところの実績としては、福祉施設が主なのですが、4団体が申請されて交付を受ける状況になっておりますが、こちらとしてやはり会社ですとか、そういうようなある程度人がたくさんいるような企業にもどんどんそういうのを申請していただいて、こちらの普及啓発も図りながら、そういう自主防災組織の町内会以外の団体も増やしていきたいと考えております。
質問 5番 飛島宣親
理解できました。3項目の減災対策について、1点目の各種災害における災害対策の取組についてです。近くの指定緊急避難場所については町民にあまり知られていない現状と捉えており、その部分を知ってもらうことが減災への第一歩と認識しておりますが、町の考えを伺います。
答弁 総務課長 鈴木徳子
知ってもらう取組についてのご質問だと思います。今年度、4月に入ってから防災無線を更新するに当たりまして、実はアンケートを取らせていただいております。その結果としては、実はいろいろ町が取り組んでいる内容がなかなか町民の方に知られていないということがアンケート結果から把握いたしました。特に高齢者だけではなく、日中はよそのまちに働きに行っていらっしゃるような子育て世帯の方たちも自分が一体どこへ逃げるのか、休みの日というか休日、土日のときにどこへ逃げるのかちょっと分からないというようなお答えもいただいていて、ここについてはもうちょっといろいろなことで知ってもらうような取組ということは、先ほどの地区防災計画を作るところもそういうきっかけになると思いますので、そういうような機会を使いながら普及を進めていきたいと思います。
質問 5番 飛島宣親
今の答弁である程度理解できたのですけれども、若い人は平日に仕事をします。仕事場が町外の方もいらっしゃいます。年齢構成によってはいろいろ違うのでしょうけれども、その状況においても災害情報の収集できる環境が大事だと考えております。その部分を充実させるための対策、先ほどSNSとかは聞いたのですけれども、そのほかに何かありましたら伺います。
答弁 総務課長 鈴木徳子
重ねての答弁になりますが、やはりSNS、本町の公式のアカウント、ラインがあったりしますし、防災のラインもございます。そういう辺りも含めていつでもどこの場所にいても情報を受けていただけるような仕組みということも大事だと思っておりますので、その辺りについてはやはりそういう発信できるものというか受信できるもの、素早く情報収集できるものというのは普及させていきたいと考えております。
質問 5番 飛島宣親
5番、飛島です。私も白老町防災ラインアプリを取得しておりますが、各防災情報が分かりやすく表示され、非常に親切な内容になっておりますので、大変感謝しております。そして、続きまして2点目の津波災害発生時の線路横断についてです。津波などを考えると、高齢者や障がい者は安全に渡ることができるのか不安があります。一人では困難であることから地域防災組織が機能すべきと考えておりますが、これも訓練が必要となります。そこで、訓練として踏切以外のJR室蘭本線を横断することは可能なのか伺います。
答弁 総務課長 鈴木徳子
踏切横断についてかと思います。訓練では、やはり踏切横断の訓練というのはできないということになっておりまして、町長が答弁したとおり踏切を横断することを必要とする場合については町がJRと協議をして線路を渡る場所、そこについては協議をして、その上で合意した上でということになりますが、訓練でのJRというか踏切もしくは線路横断ということについてはできないと伺っております。
質問 5番 飛島宣親
訓練としての線路横断はできないということは理解できました。線路横断などについて津波避難計画へ盛り込む必要があるのではないかとは思いますが、その辺を伺います。
答弁 総務課長 鈴木徳子
先ほどもお答えしたとおり、本町は津波避難計画を持っておりまして、それを今後さらに更新していかなくてはならないと考えておりますので、地域として一体的に考えた中で、例えば線路がそこの避難の中で必要となった場合はそのことも踏まえて計画の中には盛り込んでいくことは必要だと捉えております。
質問 5番 飛島宣親
理解できました。3点目の災害対策本部となる役場庁舎機能についてです。胆振東部地震で発生したブラックアウトの場合、災害対策本部である役場の非常電源対策を伺います。
答弁 総務課長 鈴木徳子
災害対策本部となる役場庁舎の電源の対応ですが、平成30年の胆振東部地震のときにはなかったのですが、その後役場庁舎に非常用電源の設備については設置をしておりますので、今後もしブラックアウトになった際については、役場は被災をしなければ非常用電源は確保できるということになっております。
質問 5番 飛島宣親
町の資産台帳や町民の情報があるとないとでは震災から復興までの早さが違うと聞いたことがあります。そこで、役場被災時においての住民基本台帳などの重要なデータのバックアップ体制はどのようになっているか伺います。
答弁 総務課長 鈴木徳子
本町の地域防災計画の中に白老町業務継続計画、BCPという計画がありまして、その中で重要な情報ですとかデータというのは必ず確保するとなっておりまして、今はバックアップを取れるような状況になっておりますので、電源さえ確保されるのであればそこについては問題ないと捉えております。
質問 5番 飛島宣親
災害が発生した場合、白老小学校において本部の機能を有したとしても本庁舎が被災して本来の機能が発揮できないと考えます。町では令和3年に庁舎建設の基本構想を策定しておりますが、現時点での検討状況を伺います。
答弁 政策推進課長 太田誠
令和3年3月に基本構想を策定しております。場所をどうするかですとか財源の部分、またコロナ禍の影響などもあって、様々な事情があって3年経過しているわけでございますが、年度内を目標に役場庁舎建設基本計画を策定したいと考えております。現在建設候補地、建設規模などの課題を整理しながら策定の準備を進めているところでございます。また、今年度は有識者等で組織する(仮称)庁舎建設検討懇話会の設置も予定しており、計画案に対する意見や協議を重ねてまいりたいと考えているところでございます。
答弁 総務課長 鈴木徳子
今の答弁ではなくて、先ほど私が答弁した中で誤りがあったので、訂正させていただいてもよろしいでしょうか。胆振東部地震のときには既にもう本庁には充電の設備が備わっておりまして、町民の方たちに電源を提供したということがありましたので、申し訳ありません、私の認識不足でした。訂正させてください。
質問 5番 飛島宣親
理解できました。最後に、私としては北海道胆振東部地震や能登半島地震などで不安を抱えている町民に万全な災害計画や減災対策が講じられていることを知っていただき、安心して生活していただきたいと思っております。しかし、災害はいつ何どき起こるか分かりません。災害に強いまちを実現するため、内容を濃い充実した訓練にしなければならないと思います。町民全体が確実に理解し、協力し合いながら避難ができる訓練の体制づくりにしていただきたいと思っております。最後に町長の防災、減災についての思いを聞いて、私の質問を終わります。
答弁 町長 大塩英男
白老町の防災、減災について飛島議員からご質問をいただきました。今年の元旦、日本中のみんなが本当に心を痛めた能登半島地震が発生をして、そして元旦の日に能登の地震が発生した際に町民の方から役場に電話があって、白老町で避難所を設営しないのかというようなお問合せがあったと聞いております。やはりそれだけ地震に対する町民の皆さんの不安を感じているというのをひしひしと感じて、やはり防災力の向上というのはしっかりと町として努めなければならないということで思いを新たにしたところでございます。そういった状況の中で、議員から様々に今回ご提言もいただきましたし、町といたしましても、この答弁の中でお話をさせていただきましたが、防災無線の更新事業であったりですとか、あと自主防災組織の支援事業ということで今年度はちょっとモデルチェンジをした形で事業を展開しております。やはり今は共助、近所というような言葉があるように、まずは自分の身を自分で守るというような状況の中では、胆振東部地震の経験を踏まえた中では周り近所でしっかりと助け合う、これが大切ではないかと、議員のおっしゃるとおり、私もそういった認識でございます。防災訓練のお話もございました。それで、今年度は社台地区を中心にというような状況の中で来年度は全町の防災訓練を実施するというようなことで、防災訓練というのが一つ防災力の向上には必要不可欠なものではないかと私も思っております。ただ、1つ、防災訓練については、ちょっと表現がいいか分からないのですけれども、若干マンネリ化してきているような状況もありますので、行政としても趣向を凝らしてという言い方がいいかどうか分からないのですけれども、皆さんが参加しやすい、参加してみようかなと思ってもらえるような、この防災訓練もしっかりと取組を進めていければと思っております。いずれにしましても、安全、安心なまちづくりということであれば、やはり防災力の向上ということが町民の皆さんの安心につながると私は思っておりますので、引き続き防災力の向上については取組を進めてまいりたいと考えております。