中札内村議会 平成28年6月定例会 2016年6月14日
熊本地震を教訓にした本村の防災施策について
2016年6月14日、中札内村議会の一般質問で、黒田和弘議員が「熊本地震を教訓にした本村の防災施策について」質問し、村長 田村光義、総務課長 阿部雅行、副村長 火山敏光、教育次長 高桑浩、教育長 上松丈夫が答弁しました。
- 質問者
- 黒田和弘 議員
- 答弁者
- 村長 田村光義、総務課長 阿部雅行、副村長 火山敏光、教育次長 高桑浩、教育長 上松丈夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 黒田和弘
それでは、事前に通告してあります熊本地震を教訓にした本村の防災施策について、質問をいたします。質問の内容に入る前でございますが、熊本地震において亡くなられた方々に心からお悔やみ申し上げるとともに、被災された皆さまにお見舞いを申し上げます。また、1日も早い復興を心から願いたいと思います。それでは、質問の内容を申し上げます。熊本地震は、気象庁の震度階級最大の震度7が4月14日夜と16日未明の2回あり、以来、ちょうど今日で2カ月になりますが、昨日は震度4、あるいはまた一昨日は震度5弱ですか、皆さんも報道でわかっていると思いますけども、震度1以上が1,700回以上発生しております。この地震は、熊本・大分を中心とする断層帯で起きている群発地震です。その人的被害も、死者49名、行方不明者1名のほか、負傷者の数は重傷者345名を含めて1,663名に達しています。子どもたちに対する精神的衝撃も大きく、日常的になった地震の脅威で、現在もストレスを感じる小中学生の数は600名を超え、特に、小学生は4人に一人という調査結果が出ています。また、建物被害のうち、住宅だけでも一部破損を含めると13万棟を超えています。倒壊または倒壊の危険があり、避難所で生活している人は、今なお7,000名を超えているという未曽有の地震であります。十勝平野の中央に位置する本村も、大地震の被害を受ける可能性が十分あると考えられます。十勝沖太平洋沿岸は海溝型地震発生場所であり、周期的に大規模地震が発生しております。また、十勝平野の中央には足寄から幕別町忠類に至るまで、多くの断層帯が南北に連なり、地震の発生しやすい構造になっていて、十勝平野断層帯と呼ばれる内陸型地震を起こす地形で、本村はその断層帯中央の脇に位置し、マグニチュード8程度の巨大地震が起きると想定されており、いつ起こるかわからないその大地震などは未然に防ぐことはできませんので、熊本地震を教訓に、日ごろからの備えを万全にして、被害を最小限に食い止めることが必要であり、さらなる防災施策が今の村政に強く求められている事だと思います。そこで、次の3点について村長に伺います。1、主要な村有建物耐震化の現状と目標、非構造部材の耐震性含む。全部で21施設ですが、役場庁舎・農村環境改善センター・老人保健福祉センター・村民体育館・上札内交流館・中札内小学校・上札内小学校・中札内中学校・学校給食共同調理場・消防庁舎・南札内浄水場・中札内浄化センター・村立診療所・文化創造センター・上札内保育所・きらきら保育園・児童館・交流の杜・中島農業センター・村営住宅・教員住宅の21施設であります。2番目として、民間住宅耐震化の現状と耐震診断・耐震改修に対する助成の上乗せ。3として、村地域防災計画の見直し。以上、お伺いいたします。
答弁 村長 田村光義(村長は2017年6月まで)
熊本地震を教訓にした本村の防災施策についてでありますが、1点目の主要な村有建物耐震化の現状と目標、非構造部材耐震性含むについてですが、平成20年度に作成した中札内村耐震改修促進計画に基づき、耐震診断を行い、多くの村民が利用する施設を優先に耐震改修を実施しております。ご質問の21施設については、役場庁舎と南札内浄水場を除き、現行の耐震基準に適合している建物か、もしくは耐震改修を実施しており、今年度は村民体育館の改修工事を行います。防災の拠点となる役場庁舎の耐震改修については、庁舎改築計画があることから実施せず、緊急の場合は防災無線設備のある改善センターを拠点とし、機能を移すことを想定して、行政事務の基幹である電子化された各種データのバックアップなども改善センターで行っております。非構造部材耐震化については、学校施設における耐震化の調査を実施し、体育館の照明器具の耐震化や、上札内交流館においても講堂の照明器具など一部耐震化を行っておりますが、すべての施設は実施しておりませんので、村民の安全を確保するため、今後調査を行い、必要に応じて改修を行ってまいります。2点目の民間住宅耐震化の現状と耐震診断・耐震改修に対する助成の上乗せについてでありますが、平成20年12月に、国交付金・道費補助・村補助を財源として、木造住宅耐震診断補助金交付要綱、木造住宅耐震改修補助金交付要綱を制定しておりますが、今日まで相談や制度利用は皆無となっております。助成制度の上乗せについては、自らの命と財産は自らが守るという基本原則に立ちながら、災害弱者を支える自助・共助・公助の災害時応急体制の構築、住宅安全性向上などの啓発や相談機能の充実、行政区や地域住民と連携した災害を想定した体制づくりなど、防災対策の強化が必要と認識しておりますが、助成制度上乗せは考えておりません。3点目の村地域防災計画の見直しについてですが、現在の防災計画は平成23年に発生した東日本大震災によって、国の防災基本計画の改正や北海道の地域防災計画の改正を受け、平成26年度に見直ししたものです。その後、熊本地震や広島土砂災害、関東・東北集中豪雨など近年の大きな災害があり、関係法令の改正や道の計画の修正がありますので、本村においても必要に応じて見直しする考えでおります。
再質問 3番 黒田和弘
それでは、再質問をさせていただきます。今回、熊本地震を教訓にしたということで、テレビ報道でも盛んに謳われていましたし、先ほど申し上げた通り、昨日、一昨日ですか、まだ地震が続いているということで、遠い熊本という感じがするのですが、熊本も決して我々のところは起きることがなかったという理解のもとであれだけの未曽有の地震が起きているということで、私も村民が考えると同じように、九州だから関係ないということでなくて、うちに来た場合にどうするかということを、執行者あるいは我々も含めて、本当に真剣に捉える時期でないかと、こういうことで案件として出させていただきました。それで、1番目の主要な村有建物耐震化の現状と目標ということで、村有の建物、まだまだこのほかにたくさんあるわけですが、私が特に21施設ということでここに細かく列記したのは、それぞれ村民が利用する関係の深いと思われる施設をかなり長く書きましたので、ちょっと答弁書では曖昧で、はっきりわからないところがありますので、一つひとつ整理をさせていただきたいなというふうに思います。この答弁書からいくと、役場庁舎は後にしまして、南札内浄水場はしていないということなのですが、これは診断もしていなくてよくわかりませんよという、そういうことなのでしょうか。
答弁 村長 田村光義(村長は2017年6月まで)
二つは診断もしていないというそういう意味です。
再質問 3番 黒田和弘
それでは、南札内浄水場は診断していないということですから、いいのか悪いのかちょっとわからないのですけども、診断した結果、耐震化をしなければならないということになれば、いつごろ計画しているのか。診断は具体的にいつぐらいの目標に考えておられるのか、まずその辺を教えていただきたいと思います。
答弁 村長 田村光義(村長は2017年6月まで)
当時、細かく携わったわけではないものですから少し記憶が曖昧だったら申しわけないのですが、診断の時に南札内の浄水場については、将来どうするかということが課題になっていました。いわゆる水道企業団の一本化、今も同じことの検討を続けているのですけれども、そういったことで、その方向が見定まったときに、例えば耐震としてやっていくのかどうなのかということが論議されるという記憶でございますので、今、あの水道施設をどこまで引っ張るのかということが大きなうちの課題でございますので、結論は出ていませんし、年度を決めて、ここでどうするこうするということは今決めていないという状況でございます。
再質問 3番 黒田和弘
言っていることはわかるのですが、冒頭言ったように、地震はいつ来るかわからないということで、私も想定はしたくはないのですけれども、ごく最近2、3年のうちですか、どうするかということでないような気もしますので、とりあえず診断をして、本当に大丈夫な施設なのかどうかということは、進める側としては、やっぱり確認しておく責任があるのではないのかなというふうに思うのですが、その辺はどうお考えなのでしょうか。
答弁 村長 田村光義(村長は2017年6月まで)
はっきり申し上げられないのは、更別との共同の施設なものですから、そこと水の問題、基本的な水の問題をどうしていくのかということを、今協議中です。基本的に水道企業団の水ができたときには、将来一本化ということで水量を決めながらやってきていることなものですから。ただ、南札内の施設については、今言ったように、更別さんと共同で負担をしながらやっていて、その辺の協議が必要ということなものですから。診断すること自体はやぶさかではないのかもしれませんが、診断後、年度から言えば、点数として低ければ、次どうするかということもやっぱり腹に置いてというか、思ってやることと考えているので、もう少し時間が必要かなと思います。今おっしゃったように、明日起きるとか、そういうことで論議してしまうと、それはもう全部の建物がそういうことになるのかもしれませんけども、そのような状況もご理解いただければというふうに思います。
再質問 3番 黒田和弘
明日というのはちょっと極端な言い方ですけども、ここの施設一つ取っても、地震が起きなければいいけれども、例えば起きたらあの施設から水が来ないという緊急事態になるわけですから。近くにそういう判断を出せるとすれば、村民としては、なるほどな、そこまでは、危険としてあるけども、待とうではないかという判断になりますが、2、3年後なのか5年後なのか7年後なのかわからない状態で、その辺がはっきりしたときにということになると、本当に地震が来たらどうなのかということを一般村民としては感じることだと思うのですよね。ですから、診断については多額の費用がかかるわけではないわけですから、そこら辺の診断をする中で、改修するとすればどのぐらいかかるのか。あるいはまた、時期的にいって、今やることなのか、もう1年2年やめた状態であそこの施設を廃止するのかというそういった緊迫感を持った村政というのかな、執行が私は求められるのでないかという気がするのですが、そこら辺の細かい考え方をお伺いしたいと思います。
答弁 村長 田村光義(村長は2017年6月まで)
おっしゃっていることがわからないという意味ではなくて、南札内浄水場の特定のところで言うと、そういう状況にあるということも片方で理解いただかないと、論議はかみ合わないのですね。今そこだけを言っておられていますから。では、それを守れば全部いいのかという論議ではなくて、もう少し大きく、進んでいないものもありますし、庁舎の問題はまだやっておられませんけども、庁舎にも当然職員がおりますし、こういう議会をやっているとき、あるいは村民の方が来られているとき、非常に心配があるのですね。それで一つひとつ、どうするのだという論議でやり取りをして答えが出る状況では、私としては今ないということを申し上げて、浄水場の問題は、では何年後なのだと今詰められるかと言われると、そういったことで協議はしていますから。しかも、建物として存続がはっきりしているのであれば、その優先はあと付けるだけなのですけども、そういうことも含めてちょっと論議をいただければというふうに思います。
再質問 3番 黒田和弘
村長言われるのも非常によくわかるのですが、大切な施設なのでね。そういう見通し、早い時期に結論が出るのであれば我慢しようではないのかということなのだけど、それが何年後かわからないものですから、その間については、診断の費用はあまりかからないと思いますので、その辺をはっきりしておくべきではないのかということでございますので、そこら辺も内部的に検討をしていただければなというふうに思います。それとあと、謳われていない村営住宅、あるいはまた、教員住宅関係、ここら辺は特に答弁書に載ってございませんが、この文章からいくと、それらもすべて適合されているという解釈でよろしいのでしょうか。
答弁 総務課長 阿部雅行(総務課長は2018年3月まで)
公営住宅、教員住宅につきましては、平成18年に現地調査を行いまして、問題なしということとなっております。
再質問 3番 黒田和弘
それではお聞きをいたします。村営住宅は公営住宅ですけれども、調べますと総体で310戸あるのですが、早くは昭和38年から建てているのですね。教員住宅は昭和45年から建てていると。それから、地域振興住宅については昭和49年度から建てているということです。一般的に、私も専門家ではないからわからないのですが、昭和56年以前については旧耐震で建てていると。それから、昭和57年からの建物については新基準ということで、端的に言うと、建築基準法で震度6強ですか、震度7でも耐えられる、倒れない構造でということが謳われておるのですが、そこら辺の関係についてもどう捉えたらいいのか、教えていただきたいというふうに思います。
答弁 副村長 火山敏光(副村長は2017年6月まで)
少し私の方から補足させていただきますけども、公営住宅は構造がいろいろありまして、木造の場合と、例えば、セラミックブロックだとか、通常のブロック構造だとかによっていろいろ違います。ただ、ご承知の通り、今ストック改善とかでそれぞれ手を付けていますので、その中で、状況をある程度把握できるものでございます。ただ、うちの公営住宅は基本的に木造のものというのは新しい木造の2階建てとか、地域振興住宅とか一部ありますけども、古いものはほとんど木造ではなく、木造は新しいもので、先ほど出ておりました昭和56年以降の建物ですから。一般的に、どれだけの地震にでは耐えられるかという問題は別にして、一般の住宅で平屋ですので、今のところは、一定の基準の中にあるというふうな理解はしております。ただ、必要に応じて、その居住性だとかそういう改善をやる中で、住宅の状況というのはそれぞれ違う場合もありますから、それは必要があれば強度を高めるとか、そういうことは必要だというふうに思っています。
再質問 3番 黒田和弘
村民も一番関心あるところですよね、村営住宅や教員住宅は。本当に村の住宅は大丈夫なのかということなのですが、そうすると、題目として熊本地震を教訓にしたということですから、本村にそういう程度の地震が来た場合に備えるためということなのですが、再度確認いたしますけども、村営住宅、教員住宅については大丈夫だという、調査の結果大丈夫だという判断でよろしいですか。再確認をいたします。
答弁 副村長 火山敏光(副村長は2017年6月まで)
私は大丈夫とか良いとか、悪いとかは言っていません。熊本の地震の基準がはっきりここでわかりませんので。どのレベルだったら大丈夫かとか、そこまで今技術的にきちっと把握をしておりません。熊本地震のデータも、どういう構造のところでどういうふうに起きたかもわかっておりませんので。ただ、一般的な住宅の安全性が保たれているか保たれていないか、その観点で言うと、住宅としては一定の基準にあるということでございます。
再質問 3番 黒田和弘
熊本と同じ地震ということになれば、これから夏にかけて専門部会もいろいろ、今の建築基準法でいいのかどうかも含めて研究していくということですから、そこまでは要求しないですけども、私の言う一般住宅については、昭和56年以前は旧耐震と、昭和57年以降は新耐震だと。それで大丈夫ですといったときに、村営住宅、教員住宅も大丈夫だという答弁があったのですが、そういう考え方で大丈夫ですとかと、こういうことで聞いておりますので、お答えをしていただきたいというふうに思います。
答弁 副村長 火山敏光(副村長は2017年6月まで)
熊本のことを除いて、今の基準で言えば、それは構造上の問題がなければ大丈夫だと。今の状態では、その大丈夫の度合いの言い方というのは、どこまで大丈夫だということは別にして、基準上では、大至急、耐震化だとか構造変更をしなければならないような状態にはないというふうに把握をしております。
再質問 3番 黒田和弘
それでは、答弁として、住んでおられる村営住宅、教員住宅については、当面、57年以降、新耐震基準並みに整えられている住宅なので、安心して住めるよと、こういう解釈でいいということですよね。それで、さっき言ったのはストック改善計画、村営住宅、村公営住宅等長寿命化計画のことを言っておられると思うのですが、私も見ると、そこら辺の耐震化の関係については特に謳われていないのですね。特にそれらを調査して、耐震化ができていない場合については、こういう改修をやるよという内容になっていないものですから、あえて今この辺を聞いたところです。それでは、役場庁舎の関係ですが、基金も2億円積んでおるわけなのですけども、一般的に言われることは、まちづくり計画だとかに検討検討ということがあちこち出てくるのですね。検討するのはいいのですけども、振り返ってみますと、昭和43年の9月30日に完成したこの庁舎なのです。築48年ですよ。新聞にも出ていましたよね。この熊本で5市町村庁舎が崩れているということで出たことだとか、幕別の庁舎については、うちよりも新しいわけですが、震度6強以上で倒壊する恐れがあるとして、免震装置付きのものを手っ取り早くやっていますよね。うちの庁舎も、そういうことで必要だということでとりあえず2億円積んだのですがね。これ、検討検討っていってしまえば、すぐ10年来ますよね。ですから、私がここで取り上げたのは、検討することは非常にいいのですが、3年も5年も検討検討といったらいつ造るのだということになりますし、やっぱり防災の拠点です。改善センターも補完的にあるからいいのでないのかという回答もされていますけども、私はやっぱり、目標の年次ですか、5年後に造りたいとか7年後に造りたいというものを打ち出して、村民にそれなりの理解をしてもらう話をすれば、やはり納得してもらえるのだと思うのですね。ですから、新聞に出ているような熊本の5市町村みたいな無残な形でなくて、それらを教訓として、きちっと目標年次を立てて進めていくことが私は村民も望んでいることでないのかなと思いますし、執行者もやっぱり責任を持って、そういう形で進めるべきでないのかなというふうに思うのですが、そこら辺の考え方について、答弁をいただきたいと思います。
答弁 村長 田村光義(村長は2017年6月まで)
庁舎の前に、先ほども全般的なお話で少し触れさせていただきました。この時期に黒田議員から熊本の例を含めた防災の質問いただいたことは、考え方を言わせていただく機会になり、何かをやるときは執行方針とか言えるのですけども、それで私も、あっちこっち行って申しわけないですけど、感想も含めてお話させていただきたいと思います。庁舎が壊れたり、耐震をやっていた避難所である体育館が使えない話もありました。そこへ復旧が進んでいったときに、いわゆる子どもたちが勉強する場が確保できない等々を見たら、東日本大震災後に見直しをしたのですけども、地震の種類が直下型で、先ほど言われた、ここらもその辺に活断層が走っていると考えると、国も制度的に、56年の話もありましたが、建物のいわゆる耐震の話も、本当にこれでいいのかどうなのか。それと、後ほど質問をいただいている中に含まれている、いわゆる一般の方の耐震のことと、その助成の話も含めて、数字で言うと1満度あればいいというようなそんなことが根底から崩れているのではないかというのがまず直感として思っています。公共施設を一つずつ耐震診断して、必要と思われる優先順位、特に村民の方が多く利用される順番ということではないですけども、そういった出入りするところで、今年は体育館の耐震化で、一応大きなものとしては、財政と横並びで見て、頑張ってやってきているという自負はあったのですけども、今言いましたように、熊本のことが起きて、では、耐震化をしてそれで本当に大丈夫なのかと、私たちも耐震はやったけど使えないことが起きるのではないかということの不安を非常に持っています。庁舎の話のところに行きましたから、庁舎についても、先立つもが今は、はっきりわかりませんけど、積んでいる基金額の4倍ぐらいかかるのかなと。何の検討もしていないので非常に荒い数字なのですけども。そういった財政のことも検討しながら、今後の財政運営を考えると、2億円まで積んだからどんどん積めるという状況ではないということも含めて、やはり大きなことなものですから、一つ横に置きながら考えて、基金の話のなかでも若干質問受けましたが、そういうことで明確には言えない状況で進んできていました。ただ、今、ご質問、意見にある通り、そういうことにはならないなということで、これはピッチを上げなければと思います。芽室町が庁舎を建てると管内で一番古いということになるのかな、多分そうなると思います。そんなことでは、村民の方は不安だと思いますし、逃げとして改善センターの話もちょっとさせていただきましたけども、いずれにしても、この建物がずっと存続する建物ではないということも踏まえて、少し時間をいただいて、財政の方も、庁舎の基金ばかりでなくて、貯めた他の基金も利用しながら早めるということも、皆さんの合意が得られれば可能だと思いますので、実際の検討に入るということになれば、議会の皆さんもどういう取扱いになるかは別として、是非、一緒にこの問題を協議していただければというふうに思います。戻りますけど、助成については、今日の新聞ご覧になったかどうかちょっとわかりませが、北海道が熊本に現地調査に入った資料をもって、北海道が市町村に対して、状況だとか制度だとか考え方について、専門的なことになるのだろうと思うのですけども、道内で説明会が行われ、十勝は8月にやるようなこういう情報が入りました。いわゆる住宅の助成も、国本体においての今の制度が本当にいいのかどうなのか、私としても非常に疑問のあるところなので、総体的にそのことを、道が決めるわけではありませんから、道がやっていく中で、いろんな声が全国から出て、いわゆる今の基準の問題をどうしていくのかということも含めて、少し国においても整備がされるべきことだなということがありますし、そこで不足なものについては要請活動をまずやって、それで決まってきたときに、村としてどういう対応が残されているのかということを検討するというこで、申しわけありません、庁舎のことだけ聞かれたのですけど、この一連の流れで思っていましたので、少しちょっとお話させていただきました。
再質問 3番 黒田和弘
村長も細々話していましたけども、それは先ほど言いました通り、テレビ報道ではそういう新基準でやっているけども、結構被害が出たところもあると。その原因については、いろいろと専門家で調査をして、夏ごろまでに調査結果を出したいということですから、近々に出るのですね。それで、この庁舎の関係ですね。財政、本当に大変です。ですので、こういう問題も出たので、私は逆に村長応援する気持ちで特に話しているつもりですけどもね。大変だからこそ、こういう事態なので、防災の拠点となる役場について、熊本のあのような庁舎の状況にならないように、大変だから検討検討ではなくて、その2億円を積んでいって、何年ごろにはやりたいということをやっぱり村の執行者として、1年前に言ったことを今年はっきりさせれということでなくても、そういう話題が出てから2年も3年もなるわけですから。大変だからこそ、村民に理解をしてもらうために、あと5年後なのか、7年後なのかということはわかりませんけども、内部的にいろいろ検討して打ち出すべきだというふうに思うのですよね。先ほども言った通り、庁舎は築48年になるのです。あと2年経てば50年ですよ。熊本の庁舎の記事もいろいろ読みましたけども、うちみたいような言い方なのですね。財政が大変なのだ、学校を先にやらなければならない、どうのこうのと言っているうちに潰れてしまったという各市・町の状態なのです。だからこそ、やっぱりここできちっと目標年次を明確にする中で、庁舎の関係については前に進むべきだというふうに思いますが、その目標年次について、検討でもいいですから、少し前向きな答弁をいただきたいのですが。
答弁 村長 田村光義(村長は2017年6月まで)
大変現実的なバックアップのお声いただきました。あまりにも唐突なものですから、ここでははっきり申し上げられませんけども、当然ご意見のことはくみ取れますが、できるだけなだらかに財政というのはやらなければいけないものですし、他のこともあるものですから、私としても議会の場ではっきり申し上げられないところがあるのですけども、そういったご意見をいただきましたので、少し時間をいただいて、当然、予算時期だとか、総合計画等々の見直しもありますから、そういった中でも繰り上げてやるべきというご意見ですので、十分検討して、今年度中のどこかでは、できるできないは財政のこともありますので、目途ぐらいについては固めていきたいというふうに思います。黒田議員おっしゃられるように、村民の理解を得て、安心感も含めて、いつごろやることで効果が大きいとすれば、決断をしたいなと思います。
再質問 3番 黒田和弘
段々意見が同じになってきたなというふうに思うのですけども、多くの村民もやっぱり、本当にうちの庁舎は大丈夫なのかと。大丈夫ではないとすればどうなのよと、検討検討ではわからないだろうと。多額の費用はいるけども、役場については何年後に建てるというものを、今の段階で表明することが、村民も理解しやすいし、執行もしやすくなるというふうに思いますので、ぜひお願いをしたいというふうに思います。それでは、続いて、非構造部材耐震化の関係です。この答弁書にもいろいろ書いてありますけども、これは教育委員会に聞いた方がいいのかな。端的に申し上げますと、学校施設関係の調査を実施したということなのですけども、全て実施したのかどうか確認をしたいというふうに思います。
答弁 教育次長 高桑浩(教育次長は2018年3月まで)
昨年度、調査しましたのは、屋内体育館のバスケットボールゴールと同じく照明について調査を行っております。
再質問 3番 黒田和弘
そうしたら、一部ということですね。新聞報道で私もわかってきたのですけども、学校施設の点検調査は、報道によりますと15市町村が点検を全て終了とされているのですが、今の答弁の通り、本村については全て実施をしていないので、この数に入っていないと、こういうことだというふうに理解するのですが、それでよろしいのかどうか、確認をしたいというふうに思います。
答弁 教育次長 高桑浩(教育次長は2018年3月まで)
他の市町村のことについては承知していませんけれども、中札内村の小中学校3校については、先ほど申し上げましたように、学校施設全ての調査を行ったものではなくて、屋内体育館のバスケットゴールと照明のみを調査したということですので、それ以外については調査を行っていません。
再質問 3番 黒田和弘
それでは、これも非構造部材ということで、本体とは別に、地震が起きると天井材、あるいは外壁、内壁、窓、ガラス、照明、棚などの設備が崩れないようにということなのですが、一部の施設をやったということなのですけど、調査してみないことには安全なのかどうかわからないと思うので、これらの調査については、今後どういうふうに考えておられるのか、お伺いいたします。
答弁 教育次長 高桑浩(教育次長は2018年3月まで)
文部科学省から平成27年の3月に、非構造部材の耐震化ガイドブックの改訂版が出されておりますので、これに基づいて、学校及び学校設置者であります教育委員会として、例えば、3年に1回などという最低限定期的な点検を行っていきたいと考えております。
再質問 3番 黒田和弘
3年後に行っていきたいというのは、3年後に全て調査点検を終えるというそういうことでしょうか。今の答弁ですと3年ごとにやっているということですから、今、一部しか終えていないということだから、3年後に全て安全かどうかの確認を実施するというこういうことなのでしょうか。
答弁 教育次長 高桑浩(教育次長は2018年3月まで)
3年後に行うということではなくて、6カ月以上3年までの間で定期的に行うという考え方で、最長でも3年に1回は定期的に定期点検を行っていきたいという考え方です。必要に応じて、建築士などの有資格者に見ていただくこともあるかもしれません。
再質問 3番 黒田和弘
何かわかりづらい答弁なのですが、私は難しいこと言っているわけでなくて、教室、体育館、その他いろいろ、いつ地震が起こるかわからない状況で、大切な子どもたちを各学校で預かって教育していますよね。ですから、今聞くと、一部についてはそういうことで調査したけども、後はわからないという答弁のように聞こえますけども、あと1年後なのか2年後なのか、3年後までにきちっと調査をして、異常があるとすれば、その耐震化についてはいついつまで改修をやると、こういう答弁をきちんといただかないと、村民は大切なお子さんを教育委員会に預けているわけですから、執行する側もきちっとしてもらわないと困るのではないですか。その辺をわかるような答弁をお願いしたいというふうに思います。
答弁 教育次長 高桑浩(教育次長は2018年3月まで)
非構造部材の屋内体育館の一部の施設以外の耐震性の点検につきましては、現段階ではまだ具体的に、やらないということではないのですけれども、計画を持っていないので、今後検討したいと思います。それ以外の、定期的に目視できるですとか、あるいは触診できるものにつきましては、職員が定期的に行っていきたいということでございます。
再質問 3番 黒田和弘
検討して何年か後にというこういうことですが、私もちょっとしつこくなってきましたけども、村民も聞いていてボヤっとしてわからないので、整備すべきだという趣旨については今述べましたけども、やはりここで、診断の関係については膨大な経費かかることではないので、何年後までに調査するというそういうことを。1年間ぐらいあれば、そう数も多くないですから、やる気があれば実施できるというふうに思いますので、明解な答弁をいただきたいというふうに思います。
答弁 教育次長 高桑浩(教育次長は2018年3月まで)
学校について、教育委員会としては今のところいつやるかという具体的な計画ないということですので、今後はその公共施設も含めた中で村と協議をしていくしかないかなと考えております。
再質問 3番 黒田和弘
かなり強く質問しているつもりですけども、具体的な回答が明らかではないのですけどもね。さっきも言ったように、15市町村が点検を全て終了している。学校施設の耐震性については、10町村全て耐震性があり大丈夫だよとなっている。ここまで新聞報道されて、中札内村は載っていないのです。とすれば、今、高桑次長が言ったことで、本当に村民は理解できるのでしょうかね。教育長、その辺どう考えるのでしょうか。
答弁 教育長 上松丈夫(教育長は2018年3月まで)
このことについては、お金のこともありますし、それから、黒田議員が今何を具体的に、その調査項目というのを把握しているのか、私はわからないところがあるのですけども、それを先に教えてもらえませんか。
再質問 3番 黒田和弘
私が言っていることがわからないという、こんなことでしょうけども、私も専門家ではないですからよくわからないのですけども、報道されましたよね、十勝毎日新聞で。それで、こういった天井だとか照明だとか窓ガラスだとか棚だとかって、そういうものを非構造部材というのですけども、本体でなくてそういうものは地震が来たときに落ちてくるから危ないですよと。これについては、今次長が言うように、文科省から平成22年、あるいは改訂版として平成27年に文科省からガイドブックがきて、うちの教育委員会もやっているわけでしょう。どういう調査を行うのですかって教育長が私に聞かれているということは全然興味もない、知識もないということですから、ここではっきり言いますけども、私は新聞に出た状態で、中札内自体が調査、耐震性ありということで出ていない、名前が中札内と載っていない。これはかなりの住民は知っていると思いますよ。と言ったときに、教育委員会の責任者として、こうこうこうだと明確な答弁をいただかないと、子どもを安心して学校に預けられないのではないですか。
答弁 教育長 上松丈夫(教育長は2018年3月まで)
本当に黒田議員そうやって思っているのでしょうか。安心して預けられないと。私は日ごろの仕事の中で、耐震のいろいろ詳しいことがあるかもしれないけども、子どもの安全確保に十分気を使いながら、日常の学校まわりもしながら点検して、安心して子どもたちが学べる雰囲気を前向きにやっているつもりです。ここは理解してほしいなと思います。新聞出ている出ていないは別にしても、そういう形で絶えず学校のチェックというものをしながら進めているというのが現状です。今一部でこういうふうにして、照明器具だとかはやりましたけども、まだまだ安全が確保されないところがあれば、これはもう日常的に対応していきたいと思っていますよ。それでもそうやって、全く確保されていないと言うのでしょうか。
再質問 3番 黒田和弘
私は全般的なことを言っているのでなくて、今、非構造部材の耐震性のことを捉えて言っているのですよ。ほかのものまで、本当に安全性を見ているどうのこうのって、それは当然、教育委員会として当たり前のことなのですけども、その耐震性を得るために調査をしていないとすれば、いつまでするのですかと。そして、天井なり照明なり落ちてこないか、問題あるものについては、いつごろ改修をやるのですよということぐらいはやっぱり答弁をいただかないと、保護者としては本当に心配ですよね。教育長の言うように、それはやっているからいいのですよと言ったって、調査をやっていないわけだから。ですから、言っているのは、そう莫大なお金かかるわけではないから、学校施設もそんなにたくさんあるわけではないですから、いついつまで調査をやりたい。もし耐震性がないとすれば、それらについては速やかにで改修も考えたいと、こぐらいの答弁をされるのかなというふうに期待を申し上げて言っているのですが、新聞に出た通り、何回も言いますけども、かなりの町村が両方とも完結しているというのに、本村においてはまだこういう論議ですから。本当に緊迫感がないというか、もっと具体的な答弁いただかないと困るというふうに思うのですが。
答弁 教育次長 高桑浩(教育次長は2018年3月まで)
昭和56年の建築基準法の改正以後に建てられた建物について、非構造部材の調査が必要なのかどうかについては調べたいと思います。3校については全て昭和56年の建築基準法改正後に建てられた建物、あるいは、それ以前に建てられたものについては耐震改修を終えていますので、先ほど、バスケットゴール、照明については新たな基準ができたので、非構造部材の耐震調査を行いましたけれども、それ以外の壁ですとか天井、あるいは窓については、調査が必要なのかどうかを含めて検討したいと思います。
再質問 3番 黒田和弘
これは私の理解ですが、今、56年以前のものであれば、その天井のものは落ちる可能性があるけども、今言うように、57年以降の新耐震基準では落ちないから調べてなくてもいいということではないような気がするのですね。現実に、例えば、文化創造センターにおいても、57年以降に建てているのだけども、十勝沖の地震ですか、ホールのところから落ちたという経過等ありますよね。ですから、それとは関係なしに、非構造部材については危ないので、昭和56年、57年にかかわらず調査をしなさいというのが、この報道ですし、現実もそうなのかなというふうに思うのですけども、どうなのでしょうかね、その辺は。
答弁 教育次長 高桑浩(教育次長は2018年3月まで)
私はわかりませんので、そうなのかどうなのかを専門の建築士などに確認をしたいと思います。
再質問 3番 黒田和弘
そういうことで、文科省からも改訂版が来ているということですから、その辺も詳しく中身を読んでいれば書かれているのかなというふうに思うのですけどね。その辺わからないということで、検討したいということですから、それはそれでいいのですけども、検討するだけでなくて、昭和57年以後に建てた学校施設だというふうに思うのですが、もし調査対象ということになれば、速やかに調査をするなり、改修を進めていく考え方に立つことが村民の期待することでないのかなというふうに思いますので私は強く言っているのですが、その点1点だけ確認をさせてください。
答弁 教育次長 高桑浩(教育次長は2018年3月まで)
まずは、調査が必要なのかどうかを確認しまして、仮に調査が必要だということであれば、学校に限らず、教育委員会としては、体育館ですとか文化創造センター、あるいは交流の杜、交流館、各種施設ありますので、それらについて、村と相談しながら、必要であれば調査をしていくべきだと考えております。
再々質問 3番 黒田和弘
それでは、午前中に引き続き、再々質問になりますが、続けさせていただきたいなと思います。教育委員会の施設について、午前中後半、大分やり取りしたのですが、いずれにしても、調査の仕方というのかな、その辺がまだわかっていないというこんな答弁もいただきましたので、ぜひ、その辺の学習をしてもらって、早急にまず調査をしていただきたいというふうに思います。私が言っているのは難しいことでなくて、子どもたちの安全が第一だと、こういうことで、文科省も学校施設とこういうことで捉えているわけですから、その意図に沿って調査して、問題があれば、早急に改修の方向ですべきだと、このように理解しているものですから、その辺を行ったり来たり、ちょっとわからない答弁だったので確認をさせていただきました。こういうことなので、ぜひ、細かく調べて、そういう方向で進めていただきたいというふうに思います。それと、非構造部材の耐震化の関係ですが、もう一つは、大切な避難所施設ですか。これについては、被害に遭うと住民の方はそこに集まるわけですけども、そういった意味で、非常にそういう調査、あるいは問題があれば改修が必要だと、このことは東日本だとか熊本でも、多々そういうものがあるから、そういうものが必要だという報道もされているわけですけども、そこら辺の調査、改修についての考え方について、避難所についてのお答えをいただきたいというふうに思います。
答弁 村長 田村光義(村長は2017年6月まで)
学校の部門で、直接、文科省から降りた部分でやりとりがありましたので、答弁では、はっきりしないところもありますけども、当然学校施設ということや避難所を想定して、文科省の基準のハードルが高いものですから。今やり取りがありましたそのことも含めて、特に今これがクローズアップされてきているものですから、今回の体育館等で言えば、天井も触るなどの点検をして、今年改修する分については入っているようですけども、それ以外、耐震としては満足していても、そこまではチェックしていないのが現状だと思います。その調査の方法が私も明確でないのですが、当然施設を管理しているところが目視で怪しいぞとか、例えば、揺れ後にそういう点検をするということもあるのかなというふうに思いますので。特に公共施設については、課長が聞いておりますので、もう一度改めてやってはくれると思いますけど、そのことで不安があったり、やり方等も後ほど点検して、どういうことをやるべきかというのをきちんと把握して、ご意見のように、特に避難所についてはそんなことでは困りますので、点検をしたいと、こういうふうに思います。
再々質問 3番 黒田和弘
今、村長言われるようなことで、住民もこういう話を聞くと、本当に最低限、学校施設、あるいは避難施設ですか、それについては上から落ちるものがないのだろうかというようなことで考えるもので、私は言っているのですが、ぜひそういう理解の仕方で、今後、執行していただきたいなというふうに思います。それでは、時間も大分経ってきましたけども、2番目の民間住宅耐震化の現状と耐震改修に対する助成の上乗せの回答をいただきました。少し抜けているところがあるのですが、民間住宅の現状がどういう状況なのか。私も計画書を拝見しているのですけども、そこでは想定したり、27年度の目標ということで謳っているのですけども、その辺の現状についてお答えをいただきたいというふうに思います。
答弁 村長 田村光義(村長は2017年6月まで)
同じ計画を、多分見ておられるかと思います。この時点で、民間の診断等目標も増えています。ただ、先ほど答弁させていただいた通り、実効性という意味では、要項等はつくりましたし、広報等にもPRはしましたけど、結果として問い合せがないということで、当たり前ですが、ここで書いてある目標には一歩も進んでいないという現状が改めて出ましたし、先ほど、全体として申し上げたように、今の基準がどうなのかということも含めて、大まかに答弁しましたので、今時点でやらないということを含んでいただきたいと思いますが、その前に、まず診断を受けてもらうことが先で、随分十勝毎日新聞にもこのシリーズが載っていて、他の市町村も似たり寄ったりなのかなというような感じを受けていますし、熊本地震前に計画がつくられていたということで、間違いなく診断要望の件数は増えると思います。ああいうシリーズで取り上げられて、先ほど言いましたように、おおもとをもう少しきちんと整理をして、どこまでやるべきなのか、どうすれば一番いいのか、どういう工法があるのか、診断をどう受けてもらうのか、この全部が課題だと思っています。したがって、現時点で助成が4分の1ですか、上限があって、高負担になるということも背景にあるようですから、そういうことを総合的に検討させていただくべきという意味で、そういう回答をさせていただいています。それと、実態の話がありましたが、このことだけで、仮に防災の立場としてやるとしても、固定資産の台帳見るわけにはいかないものですから、これはザックリと言っておきたと思いますが、今時点でどれだけあるのかということは、この質問をいただいたから、単純に台帳を見て拾い上げましたからどうですかというようなことも現時点ではできないので、この辺も研究課題かなと思っています。
再々質問 3番 黒田和弘
耐震改修促進計画ですか、平成20年の3月につくったということで、私も見せていただいたのですが、その中身について、今、具体的に村長触れられませんでしたけども、その計画できちっと位置付けしているのは、現状としては耐震化率、平成19年だと、推計値で74%ですか、平成27年の目標としては約90%にしていくよということですけども、それについては今、村長が言ったように全然満たしていないということなのかなというふうに思っています。今言ったような課題もあるのでしょうけども、そういう中札内の民間住宅の耐震性の現状もやはり把握しておく必要があるなということなので、ぜひ、その辺の現状を押さえるような努力をしていただきたいなというふうに思います。それで、答弁書で今日まで相談や制度利用は皆無だったということは、1件も制度をつくったけども利用されていないということなのですが、逆にお聞きしたいのは、どうして利用されていないのかということを聞きたいのですね。その計画からいくと、こういった民間住宅の耐震診断、耐震改修については積極的に支援していきたいというこんな計画もあるわけですから、まずそこら辺をお伺いします。
答弁 村長 田村光義(村長は2017年6月まで)
分析がないものですから、少し触れたのは、その必要性でピックアップをして、先ほどいろいろ論議して、今後の全国的な動きの中で、村として何をすべきかというときに、いわゆる喚起も含めてやろうということで、分析はしておりません。ただ、全国的なアンケートだとか、先ほど言いました新聞等々の記事を見て、そういうことが当たっているのかなと思っています。我が村においても、やはり改修となると相当の金額になるものですから、そこに踏み込めないのかなというような思いをしておりますけど、何せ問合せが1件もないものですから。例えば、問合せが来て、その後、なぜやらないのかという話を伺う機会でもあれば、少しお答えできるのですけども、全国的なそういった流れのことしか、私として今押さえていないのが現状です。
再々質問 3番 黒田和弘
分析されていないということですが、私なりに考えるのは、今、制度としてあるのは、耐震診断です。補助割合が3分の2で、補助限度額が3万円。大体診断費用については5、6万円かかるのではなかろうかという話です。問題のある部分についての改修の補助については諸々があるのですけども、補助限度額が、国・道・市町村併せて30万円ということで非常に少ないのですね。改修費については200万円以上かかるということですから、ちょっとやってみようかという金額ではないような気がするのです。これについては、帯広市の記事にも載っていたかな。あまり利用していないですよということなのだけど、その辺の理由があるのかなというふうに思うのですが。その資料の中では、ほかの町村では限度額を50万円だとか100万円だとか130万円とかに引き上げるという、そんな町村もあるのですね。限度額が大きくなると、上乗せもあるのでひとつやってみようかということにもなるでしょうし、また、この熊本地震を発端に、各町村も議会が開かれていますから、いろんな議論がこのような形で行われている最中なのかなというふうに思いますので、情勢がまた変わってくるのだろうと思うのです。だからそういった意味での上乗せの検討と併せて、実際にあるとすれば、リフォーム工事、リフォームをやったときに併せて耐震化、丈夫な改修をやりましょうという、こんなのが、この計画の中にも書いていますけども、皆無の現状だと。それについても、今後、検討をしていくのだよということで、この計画の中では捉えているわけですから、若い人たちが新築住宅に入っていれば全然関係ないことでしょうし、かなりお年寄りについては今さらそんなことはなんて考えることの人もいるでしょうし、その中間の人ですよね。そのような支援があれば、少し心配なので、ついでにやってみようかという人についてはうってつけの支援だと思いますので、ぜひ、その辺も内部的に論議される中で、前向きに検討してもらいたいなというふうに思うのですが、そこら辺の考え方について、村長の方から答弁をいただきたいと思います。
答弁 村長 田村光義(村長は2017年6月まで)
あまりにも少ないなというのがやっぱり正直なところで、アンケートや何かでもお金がかかるというのは大変で、特に古い住宅ということになれば、言い方おかしいですけど、多分年金等が収入という方も多く、それで、リフォーム兼ねてということになるとなかなか踏ん切りがつかないのが現実の問題かなというふうに思っています。本村の実態は、今手元にありませんから、そういうことも含めて、先ほども少し言いましたけど、この程度の国の制度の尻拭い的なことを村がどんどんやるというのはやはりきついのかなと正直思っていますので、その制度と流れを含めて、そしてどう考えておられるかアンケート等が取れるのであれば、そういうことを踏まえて、現状の基準としてはあるわけですので、一番最初に答えました防災計画全体の見直しの中でやっぱり出てくることだと思っています。あるいは、他の町村の話もありましたけども、見ていますとそういう種の質問がかなり出ていますので、どういうことがいいのか、それぞれの動きも見ながら、やるやらないでなくて、そういうことを踏まえて検討するということはお約束したいというふうに思います。今これを倍にするとか、うちだけが幾らにするというところまでは詰められませんので、そういうことで受け止めていただければというふうに思います。
再々質問 3番 黒田和弘
ぜひ前向きに進めていってもらいたいなというふうに思います。それでは時間もなくなってきたので、最後の村地域防災計画の見直しの関係です。私も村の地域防災計画は、一体どういうものがあるのかなということでいろいろ勉強させていただきました。概略版だとか、あるいはまた、細かい計画についてはインターネットの中に全部載っていますけども、かなりボリュームがあって、きめ細かく書いてあります。これを一つひとつやっていたら非常に時間がかかりますから言いませんけども。そこで、村地域防災計画の見直しをしなければならないのでないかと思ったことは、熊本地震はご存じの通り、まだ続いているわけですけども、2カ月という長い間ずっと続いているのですね。それと、被害が多く出たのは震度7が続けて2回来てかなりの被害が出て、総論で言う未曽有の大震災になったということで、まだ収まっていないのですね。だから、そういった地震が、冒頭も言ったように、ほかの県だからうちは関係ないでしょうということではなくて、さっきも言ったように、この十勝も身近に感じるところなのです。だから、そういったことを想定、あるいは教訓として、うちの地域防災計画の中身も果たしてそういう事態に対応できる中身になっているのかなという心配もされますので、あえてここで3番目として項目を挙げたのですが、総論として、そこら辺の考え方について伺います。
答弁 村長 田村光義(村長は2017年6月まで)
計画は、東日本の大震災後に見直した話をさせていただきました。村で当然検討して入れていくものもありますし、基本的な部分については、道の防災計画とのリンクもあります。道が国を受けてという流れで、地域で謳うべきものを入れて防災計画を策定しています。今、熊本の話ありましたが、さきほども少し言いましたけど、当然として、道も本当に今の道の防災計画で市町村とリンクしてやっていることがいいのかというのが大きな論議になるのでないかなというふうに思っています。当然それを受けて、今、具体的にどこがという指摘はありませんでしたけども、そのことを踏まえてここを補強しなければいけないとか、例えば、長期避難になるときにどういう対応をしなければいけないかというのは、私も全部覚えているわけではないのですけども、そういったことは特に入れていかなければというふうに思うのですね。戻りますと、避難所となっているところが災害を何回も受けるだとか、想定していないことが、長期避難も含めて初めて出てきているのかなと、こんな感じがするものですから、いつかの時点で見直しを当然市町村もやるべきと考えます。国、道と順番に降りてくると思っていますので、そのときにまた、いろいろご意見が挙がって課題でないかという部分も当然併せてやっていく時期が来ますし、前にもこの防災計画の原案の段階で、議会の方にも説明申し上げましたし、地域も全部まわって、こういった計画の変更部分も含めて説明をしてきています。先ほど言った住宅の問題なんかも、場合によってはそういうところでご意見があれば聞かせていただいて検討するだとか、いろんな動きが私は出ると思っていますので、そのときに見直しをしたいと思います。
再々質問 3番 黒田和弘
村長が言われるようなことですと、当然今回の熊本地震の想定というのは、本当に大地震ですので、そういうものを想定はしていない分厚い地域防災計画になっていると思うのです。いろいろなものを見ると、熊本においての様々な問題が出ているのですね。今細かくは言いませんけども、こうしておくべきだ、ああしておくべきだというものがザーッと出てきているのです。そういうものを参考に、国・道から示されるものもあるのでしょうけども、村としてこれはさらに計画に入れてやっていこうというものを、内部において検討、中札内防災会議で議論する中で、最終的に防災計画ということで決まるのでしょうけども、そんな形で住民が興味を抱くようなことでの論議をする中で、ぜひ、対応できるような計画にしていっていただきたいなというふうに思います。それで、防災計画の中を見ますと、大事なのは防災上必要な教育及び広報に関する計画というがあるのですよ。こんな分厚いものですから、計画をつくっても有名無実というのですか、つくって終わりだというような感じも見受けられないわけではないのですけども、特に千島海溝に沿った周辺海域で周期的に発生する海溝型地震、あるいは十勝平野断層帯と呼ばれる内陸型を起こす地震もあるのですけども、近くに途別断層とか何だとか図面見るとたくさんあるのですね。これはやっぱり身近な地震だなということにもなりますから、そういった教育啓発が大事だと思うのです。それでなぜ地震が起きるのか、あるいはまた起きたらどうするのか勉強しながら、日ごろからその備えを万全にして被害を最小限に食い止めることが必要でだと思うものですから、そういったことを、教育広報をたどって、一つでも村民がそうなのかと納得することが必要だと思うのです。この計画にあるように、村職員が中心にならなければならないわけですから、そういった村職員への教育、あるいは住民などに対する教育広報、あるいは児童生徒等に対する教育広報ですよね。あるいは施設管理者等々が地域防災計画に載っているものですから、ぜひここら辺も、地震が起きなければいいのですけども、起きたらどうするかということを日ごろからこういった学習というのかな、この機会に話題に出しながら、みんなで勉強しておくことが必要でないのかというふうに思いますので、その必要性を私も感じますし、その辺の答弁もいただきたいのですが、さらに防災体制の強化ということで、これはまちづくり計画にも具体的に出ていますよね。一つ目には防災訓練ということをやることが強化につながります。当然、そういうことなのですが。今までは村民参加の人数ですか、ここら辺はどうなのか、まず教えていただきたいなというふうに思います。
答弁 総務課長 阿部雅行(総務課長は2018年3月まで)
防災訓練の関係についてご説明いたします。昨年、一昨年、その前に初めて村民を巻き込んだ訓練を行っています。村民を巻き込んだと言いますのは、防災組織を組織する行政区プラス全村民に声を掛けて実施しております。一昨年は悪天候により急遽中止にしたのですけども、昨年とこれまで2回開催してきておりまして、昨年はやはり1回目よりも参加数は多くなっております。おおよその人数ですけども、正確な資料持ってきていないのですけども、昨年で50人ぐらいの住民の方に参加していただいた記憶があります。
再々質問 3番 黒田和弘
今、総務課長が述べたような人数だというふうに思うのですけども、この30人、50人では一部の関係者だけで終わったということなので、できるだけ住民にも積極的に参加してもらえるような呼び掛けというのかな、結果として人数は少ない状態かもしれないですけども、やっぱりそういう積極的な姿勢をぜひ村当局に求めたいなというふうに思います。それから先ほど、中西議員からも発言がありましたけども、自主防災組織の現在の組織数は5行政区だというふうに思うのですが、全行政区に働きかける中で、こういった組織をつくる中での相互連携を取っていくことが必要なのかなというふうに思いますので、ぜひお願いをしたいというふうに思います。それから、三つ目としては、非常用の食料、物資の備蓄、防災資機器の整備、災害時応援協定による調達等々が防災体制の強化の中に出ているのですけども、現状のままではやっぱり物足りないところがあると思うのです。この辺もぜひ教訓にする中で論議を深めていただいて、100%の対応はできないでしょうけども、そういう方向に向けて、ぜひお願いをしたいなというふうに思います。いずれにしても、残り時間が少ないですから、今回の地震を教訓にして、先ほど村長からも言われましたけども、国からの防災見直しの内容が示されるというふうに思いますけども、本村としての防災計画を内部でそれぞれ検討する中で、中札内村防災会議に諮って、村民が安心して暮らせるような体制をぜひ組んでいただけるよう、お願いをしたいなというふうに思います。そのことを通じて、総括の答弁いただきたいなというふうに思います。
答弁 村長 田村光義(村長は2017年6月まで)
大きく3点かと思います。学習も当然ですし、あと、訓練の話がありました。自主防災組織と絡めて申し上げると、どんどんできている状態ではありませんけど理解いただいて検討されていますし、徐々に増えてきておりますので、まず参加していただくことが一つかなと思います。戻りますと学習も、行政区、役員レベルかどうかわかりませんけども、防災の話をしていただくということがまず備えていただくことかなというふうに思いますし、食料の備蓄では、先ほど中西議員さんからの上札内でとの話もありますし、どのレベルまでどうするのかというところの判断は非常に難しいと思いますけども、総合的に検討してまいりたいと思います。