当別町議会 令和8年第1回定例会 2026年3月11日
(1)フェーズフリー防災を念頭においた災害対策の推進/(2)ICT教育推進における成果と課題
2026年3月11日、当別町議会の一般質問で、角田広佑議員が「フェーズフリー防災を念頭においた災害対策の推進」「ICT教育推進における成果と課題」について質問し、町長 後藤正洋、教育長 三澤吏佐子、総務部長 長谷川明、教育部長 山田雅俊が答弁しました。
- 質問者
- 角田広佑 議員
- 答弁者
- 町長 後藤正洋、教育長 三澤吏佐子、総務部長 長谷川明、教育部長 山田雅俊
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 角田広佑
角田でございます。議長の許可をいただきましたので、一般質問を始めさせていただきたいと思います。今年に入って非常にスポーツが盛んなこの3月まででありまして、ミラノ・コルティナオリンピックではメダルが最多を獲得した。そして、現在パラリンピックも開催されているほか、WBCでは日本が好調を博している状況で、なかなか見逃せない状況ではあるかなと思っております。今日オリンピックに出場された道銀フォルティウスのメンバーが当別町にいらっしゃっているということで伺っております。私もぜひお目にかかりたかったのですけれども、そういうわけにはいきませんので、職責を全うさせていただきたいと思いますので、どうぞ闊達なご答弁よろしくお願いいたします。それでは、通告に従いまして、今日は大項目2点、まず一般質問の1回目始めさせていただきたいと思います。1つ目は、フェーズフリー防災を念頭に置いた災害対策の推進について質問させていただきます。さきに町長も触れていらっしゃいましたが、本日は東日本大震災発生から15年を迎えました。改めましてこの場で被災に遭われた方々に哀悼の意を表したいと思います。被災地での復興は、進んでいる状況ではあるとはいえ、まだまだ道半ばのところでもあります。特に福島第一原発の帰宅困難区域は、少しずつ解除されてはいるものの、いまだに7市町村の一部においては避難指示が継続しており、完全な解除にはまだまだ時間がかかるところであります。また、2024年に発生した能登半島地震ではこれまでの災害対策や福祉、救援のセオリーを根本から見直す契機となりました。特に一本道の寸断による物流の遮断は、代替の迂回ルートが確立できなかった結果、物資や資機材の輸送に多大な時間を要しました。また、過疎地域における人員不足や通信インフラ障害における情報の錯綜なども重なり、結果災害復旧が長期化いたしました。この結果、災害時だけの特別な対応では住民を守ることができないという現実を突きつけました。そして、平常時のサービスを災害時にも使え、住民がいつもの行動の延長で対応できるというフェーズフリー防災の考え方が国、自治体、民間の間で再評価され、見直しが進んでいます。くしくも今日の北海道新聞の朝刊にその記事が掲載されているところでもございます。フェーズフリー防災とは、備えない防災とも呼ばれています。従来の防災の非常時のため特別なものを備蓄するという発想からふだん使っている物、サービスがそのまま災害時にも役立つようにすることを重視しています。つまり防災を特別な行動にせず、誰でも無理なく続けられ、災害時の心理的、物理的負担を減らすものとして注目をされています。その特徴を挙げますと、ふだんの生活で便利に使えることが前提としながらも災害時にそのまま使える機能を持ち、防災用品を買って保管するという認識ではなく、日常品を災害時でも使えるという発想となります。ここで提出させていただいた資料1でございますが、こちらがフェーズフリーの一例を示したものとなっております。例えば飲料やレトルト食品や水を少し多めに買い置きをする。ローリングストック、これは一般的に知られているところだと思いますが、明かり、暖房において電気を使用しないキャンプ用ランタンやカセットコンロ、だるまストーブなどを常備しておく。アウトドア用の寝袋、マット、スニーカーなどを備えていくといったところが挙げられます。これは、北海道では胆振東部地震においてその役割を発揮したということで、この点は評価をされているところであります。そのほか炊き出しのかまどに運用できるベンチは、ふだん公園のベンチとして使用でき、災害時にはこんろとなり、それを外したベンチもそのまま使用できるものとなっていて、これも設置している自治体だんだん増えている状況であります。また、胆振東部地震においてブラックアウトの際に家の前でバーベキューを行い、冷蔵庫の食材を使用し、食事を取った事例は記憶に新しいところでもあります。また、役場の自動販売機もそうですが、災害が発生した場合に無料で供給できる機能を備えており、そちらもその一つとされております。フェーズフリー防災が目指す社会は、日常の行動がそのまま防災になる、特別な準備をしなくても災害に強い、生活の質を落とさず安全性を高める社会の実現です。常日頃から備えるという肩に力を入れた心構えではなく、何があっても安心な状況であること、それがフェーズフリー防災の考え方となります。この考え方は、特に災害が少ない地域に適用されるとされており、我が当別町も大規模災害はそんなに多くはありませんから、その点が重要であると認識するところでもあります。そこで、町長にお伺いいたします。1つ目、日常と非常時、つまり災害時の境目をなくし、ふだん使っている物やサービスをそのまま災害時にも活用する備えない防災、フェーズフリー防災という考え方について町において推進するお考えがあるかお伺いをいたします。2つ目、一般家庭における備蓄ではローリングストックによるフェーズフリーが推進方法の一つとされますが、町、つまり公的責任としての備蓄においてもその考え方が有効であると考えます。町長のお考えをお伺いいたします。次に、町のICT教育における成果と課題についてお伺いをいたします。ここで先にお断りをしておきます。私自体ICT教育非常に推奨というか、私は評価をしている立場でありますので、いろいろと課題もある中でお伝えしますが、そういったところが前提としてお話をさせていただきます。まず、前提としてGIGAスクール構想について一度整理をします。GIGAスクール構想とは、文部科学省が提唱し、1人1台の端末と高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備することで多様な子どもたちを誰一人取り残すことなく公正に個別最適化され、資質、能力が一層確実に育成できる教育環境を実現することであります。町では、現在GIGAスクール構想を基に1人1台端末タブレットを用いたICT教育を小学校1年生から推進をしております。ICT教育の利活用やAIドリルの活用促進、支援員の配置などの活動は、令和7年度当別町教育推進計画の学習指導にも明記されているところであります。そのほか教育のICT化については、令和5年度よりICT環境整備として電子黒板の整備やネットモラル講演授業の実施などを行っているほか、西当別小学校のパソコン教室の仕様変更、プロジェクター設置などの施策を行っております。一方で、ICT教育においては問題点と課題も明るみになっているところです。少し整理しますと、1つ目、端末使用における教員間の格差といったITのリテラシーやICT支援員の質的、量的な不均衡などの問題、②、端末の破損、紛失、端末更新の費用負担等の問題、③、端末のセキュリティーやSNS利用によるトラブル、これは無断撮影やそれの投稿、拡散などの問題などやカンニングの高度化、メモアプリを使用するだとかスクリーンショットの使用など、そういったものの問題、4番目、授業中のながら使用、授業中にユーチューブを見たり、サイトの閲覧、ゲームやチャットなどを使用するなどといった問題、そして5つ目、視力低下、姿勢悪化、睡眠不足といった健康面の問題、そういった課題が指摘をされているところであります。これを踏まえまして、今回私は町内外の方対象にGIGAスクール構想に関するアンケート調査行っております。資料3は、そのうちの数的な結果グラフ化したものであります。ちょっと要点かいつまんでですが、何点か説明をしたいと思います。総回答数23件ありました。まず、問いの4番、ICT教育の満足度については約半数が大変満足もしくはやや満足しているという結果でした。次に、問いの5番、裏面です。問いの5番、ICT環境整備の中で満足していることについては、電子黒板の設置、AIドリル、ミライシードの導入において満足しているとの結果が得られています。他方、Qの7番、現在感じている課題や懸念点というところにおいては、視力低下、姿勢悪化、睡眠不足といった健康面が最多、町内でも6件を占めており、次いでデバイスの破損、紛失や端末修理等の問題が5件、紙を使用し、手書きをより増やしたいといった意見がありました。また、町内では多くありませんが、端末のセキュリティーや授業中にサイトやユーチューブなどを閲覧するながら使用について課題を感じるという結果もありました。続いて、問いの9番、11番においては、1人1台端末の導入時期については、町内外で意見が分かれまして、町内では最適と感じている方が多く、逆に町外、道外の方では早いと感じている結果が見られ、これに関しては地域性や環境、それから取組の差異によって答えが反映しているものだなというふうに認識をしているところであります。そういう興味深い結果も得られております。それを裏づけるかのように導入時期、Q11です。導入時期については、町内においては小学校1年生からの導入が適切であるが多数を占め、次いで2年生、3年生、小学校低学年の頃からもう既に導入するほうがよいという意見がありました。次に、資料4、ちょっと読みにくい資料で申し訳ないのですが、この資料は日本におけるICT教育の成果について示しており、これはOECD生徒の学習到達度調査、以降PISAと略しますが、このPISAの2022年の結果を取りまとめたものであります。これによると、日本は2018年調査と比較して科学的リテラシー、数字的リテラシー、読解力ともに加盟国中の1位または2位ということで、3つ全てにおいて前回調査を上回った結果、つまりこれは成果があったということで結果が出ております。しかしながら、OECD加盟国平均ですが、実はこれが世界的に見ると軒並み低下を、下降しているところになります。この裏側の資料4の参考③と書かれているPISA2022年調査の国際比較ということで、ちょっとこちらで説明したいのですが、この中で注目すべきはスイス、オランダ、イギリスといったヨーロッパ諸国が実は2018年調査と比較して軒並みランクダウンしているところです。このうちフィンランドという国は、2000年の調査でフィンランドの子どもの読解力は世界1位で、2003年、数字的応用力、2006年からは科学的応用力も2位、1位などと高い順位を示しておりました。ところが、2022年調査には3分野の順位がそれぞれ14位、20位、9位、軒並み下がっているという結果が出ております。読売新聞の記事によりますと、フィンランドのある市ではパソコンを使った授業が週に20時間を超えることもあると。子ども集中力が低下し、短気になるといったことがその頃のフィンランド全体で問題化し、デジタルに偏った教育への懸念が高まったとされています。市は、23年末、中学生と保護者、教職員計2,000人へのアンケート調査を行い、その結果7割が紙の教科書を望み、教員の8割が外国語などの授業で紙を使いたいと回答、中学の物理や化学でも紙を復活させる動きがあったとのことです。そのほかPISA2022で3分野とも1位のシンガポールでは、心身が未発達の子どもに悪影響が及ぶことを懸念し、小学生にはデジタル端末を配らないことを23年に決定をいたしました。また、韓国では政府がAIを登載したデジタル教科書の配付を始めましたが、教育庁の調査では保護者の7割がデジタル依存に陥ることを懸念し、5割が教師と生徒のコミュニケーションを促進するものではないと否定的だったとのことです。国内、さらに海外の情勢を踏まえると、我が町においても評価と分析を行い、今後の方向性について都度精査をし、必要があれば対策ないし方針転換もすることが必要でないかというところも指摘するところであります。ちょっと長くなりましたが、以上を踏まえまして5点質問させていただきます。1つ目、令和2年より開始したGIGAスクール構想では1人1台端末によるICT教育が推進されましたが、これにより児童生徒にはどのような成果があったかお答えください。2つ目、一方で担当教員の能力による指導内容の差異、児童生徒の健康問題、端末の紛失や破損といった課題が見いだされました。現在把握している物理的な課題を伺いたいと思います。3つ目、加えてSNSによるトラブルやセキュリティー、授業中のながら使用などといった課題もあります。児童生徒について把握しているネット社会特有の問題について町の把握している状況お聞かせください。4つ目、1人1台端末を配付する時期については適切とお考えでしょうか、お答えください。5つ目、昨今の欧米諸国において紙の教科書を使用し、手書きでの教育への回帰を検討する国が増えてきております。今後の町におけるICT教育の方針をどのようにお考えでしょうか、お答えください。以上、1回目の質問となります。ご答弁のほどよろしくお願いいたします。
答弁 町長 後藤正洋
角田議員の一般質問にお答えをさせていただきます。初めに、フェーズフリー防災に対する私の考えについて申し上げますが、ふだん使用している食料品や日用品などを災害時にもそのまま活用するいわゆるフェーズフリー防災の考え方は、町民の皆様が無理なく備えを進めることができる点において重要な取組であると認識をしております。町では、これまでも防災マップの掲載や各種防災事業を通じて食料品のローリングストックの考え方やふだんから食べ慣れ、使い慣れているものを災害時にも活用するというフェーズフリー防災の考え方について周知を行ってきたところであり、今後もさらに推進していく考えであります。また、町の備蓄におけるローリングストックによるフェーズフリーの考え方につきましても、消費期限が設定されている備蓄品についてはローリングストック方式による管理を実施しており、期限が1年以内となったものは各種イベント等を通じて参加者に配付をし、その使用分は適宜補充する運用体制を取っております。さらに、期限切れとなった飲料水につきましてはトイレ利用など生活用水として転用し、資源の有効利用を図っております。このような運用により備蓄品を常に適切な状態で確保するとともに、効果的に利活用しているものと認識をいたしております。以上、角田議員の一般質問に対する私からの答弁といたします。
答弁 教育長 三澤吏佐子
それでは、角田議員の一般質問にお答えをいたします。初めに、1人1台端末による効果についてでありますが、児童生徒一人一人の理解度やペースに合わせた個別最適な学びが実現するとともに、端末を活用した意見交換により協働的な学びが深まっていると思います。また、日常的な端末活用を通じてデジタル社会を生き抜くための情報活用能力も着実に育まれております。さらに、不登校児童生徒へのオンライン授業や外国籍児童生徒への言語支援など多様な子どもたちへの支援においても端末が大きな役割を果たしております。次に、現在把握している物理的な課題についてのご質問でありますが、導入当初から端末の破損や指導内容の差異といったことを想定した上で導入を進めてまいりました。予備端末を一定数確保し、破損時に学びを止めないことや端末を学習道具の一つとして大切に扱う使うこと自体を教育の一環として指導するなどの対応を行っております。また、教職員向けのICT活用研修や町として統一した1人1台端末活用目標を定め、個人としてではなく学校全体で組織的にICTを活用した授業づくりを推進してまいりました。なお、児童生徒の健康問題については、端末の導入以前より社会全体として問題視されていることであり、健康を守るための自己管理を含めたICT教育を進めているところです。次に、ネット社会特有の問題についてでありますが、本町では現在SNSによるトラブルや授業中の不適切な端末使用、セキュリティーに関わる問題等は大きく表面化しておりませんが、未然防止と早期解決に向け、家庭の協力を得ながら学校と教育委員会が連携して継続的に対策に取り組んでおります。次に、端末配付時期と今後のICT教育の方針についてですが、本町ではどちらも国のGIGAスクール構想に基づき進めており、今年度実施している1人1台端末の更新は全児童生徒分を対象に行っております。また、ICTはあくまでも学びの質を高めるための道具であり、紙とデジタルの特性をそれぞれ生かした教育が重要と考え、発達段階に応じた町独自のICT活用目標を定め、計画的な活用を進めております。以上、角田議員の一般質問に対する答弁といたします。
質問 1番 角田広佑
ご答弁ありがとうございました。ちょっと何点か、時間もあれですが、再質問させていただきます。まず、1つ目、フェーズフリー防災の1つ目の質問に対する再質問でございます。以前令和5年決算審査特別委員会の中で櫻井町議が配付された水に保管場所の臭いが移って飲めないといった事例があるという質問をしておりまして、それに対して町では悪臭のある場所には保管しないようにしており、万一ついた場合を想定し、配慮して備蓄しているという答弁がありました。これについて2025年に岐阜の企業サイトにてこのような記事があったので、ちょっと紹介したいと思います。未開封でも保存状態が悪いと外装及び容器にカビが発生する事例があると。また、高温多湿の倉庫、段ボール保管、通気性の悪い備蓄室などは特に危険であり、また段ボール保管は湿気を吸うため、カビの温床になるともされていると。保存年数が長くなると容器劣化や微細な変質が起こり、外気との接触でカビが侵入する可能性もあるという指摘をされているところであります。先ほど町長も使用期限に基づいてローリングストックをして、備蓄のものについては都度更改して、そしてさらに水については生活用水に使うということでご答弁いただきましたが、いわゆるこの今保存の状態についてやはりこういったところの部分もちょっと観点考えながら、ローリングストックの期間、そういったものの間隔もある程度短くするなどして、長期備蓄に備えるだけではなくて短期間で消費できるような備蓄計画にするというところを推進してはいかがなのかなと思うのですが、その辺について、町長、お考えをお伺いしたいと思います。
質問 1番 角田広佑
1です。(1)番。
質問 1番 角田広佑
町のほうですから2ですね。では、2でいいです。お願いします。
答弁 総務部長 長谷川明
ただいまの角田議員の再質問に、専門的な部分ということですので、私のほうから答弁をさせていただきます。ローリングストックの在り方ですとか、保管場所の在り方ということに対するご指摘、ご提案というようなことだと思います。以前先ほど提案されました件につきましては、ご答弁もさせていただいているところでございますが、まず保管場所に関しましては期間を見て職員が定期的に巡回もしておりますし、特に水に臭いが移るという件に関しましては適宜職員が対応して管理をしているということでご理解をいただきたいと思います。また、ローリングのその時期を短期的にするということにつきましては、ご提案としては受け止めさせていただきますが、ただいま申し上げました職員が適宜巡回をしているということで、ここらの部分のリスクというのは回避できているものというふうに今のところは考えているところでございます。
質問 1番 角田広佑
ご答弁ありがとうございます。適宜職員がしっかりとチェックをしているというところで安心いたしました。引き続きその点について、基づいたしっかりとした管理、適切な管理お願いしたいと思います。1点目の質問、大項目1の質問は以上なのですが、今日の新聞の件ですが、小清水町というところのいわゆるフェーズフリー防災に関しての複合施設のことが話題となっていました。先ほどの芳形議員の一般質問もあったのですけれども、建て替えの際に今言ったフェーズフリー防災の観点の部分、今回の小清水町ではカフェだったり、スポーツジムだったり、それとかあとコインランドリーとか、そういった多機能、いろんなものが使えるような防災施設というのを造ったというところの記事でございました。今後の町の新庁舎更新の際にそういったところの視点もぜひ念頭に入れていただきたいというところをこちらのほうでお願いを申し上げて、1つ目の質問は以上とさせていただきます。ありがとうございます。続きまして、2つ目の質問についての再質問をさせていただきます。まず、成果については確認いたしました。ありがとうございます。オンラインによって不登校や外国人の方への対応ができるという意味では、やっぱりそういった中ではデジタルならではの成果が一つあるのかなとは認識しておりまして、この点についてはデジタル社会における一つのプラスのメリットであるのかなと考えております。それで、実は今回のアンケート調査の中で自由記述欄も何点か用意しておりましたけれども、その成果においては子どもが復習や予習でも活用できるであるとか、あとは子どもが当然のように授業でプレゼンをするための資料を家で作っているというのを見て、こういうのはいいのだなというような評価がありましたということで、保護者の方からもそういったお言葉頂戴をしております。再質問ですが、2点目、いわゆる視力低下とか、そういった姿勢の悪化、健康問題に加えて、そういったところの、先ほど事前の説明にもあったように使用時間の差異、長い、短いによって健康問題というのは非常に大きい部分というのを占めると思います。例えば町として1日の端末の使用時間をこれぐらいに決めているであるとか、例えば家に持ち帰ってもこれぐらいの時間まで使いましょうみたいなルール、取決め、学校間でしているのかどうか教えてください。
答弁 教育長 三澤吏佐子
先ほども申し上げましたとおり、当別町におきましては発達段階に応じた使用の目標を定めております。そういう中に細かく記載をしながら、各学校に任せるのではなく、町全体で目標を持って使うということを心がけているところでございます。そういう中でも家庭の使用、家庭での学習に対する学習端末の使用ということだけではなくて、今の健康問題につきましてはユーチューブを携帯で長い時間見ているとか、そういうことについては学力・学習状況調査の中でも結果として出てきているところでございます。それについては非常に懸念を持っております。そのことについては、学校だけではなく家庭のご協力もとても大切だと思っておりますので、今後とも連携して取り組んでまいりたいというふうに思っております。
質問 1番 角田広佑
ご答弁ありがとうございます。そういった目標に沿って、その部分というのを町として設定をして取り組まれているということ伺いました。家庭でどれぐらいの時間を使っているかというところの部分ってなかなか難しいですし、正直私も結構町なかにいるとちっちゃい子への、未就学児にも子どもがうるさくなったらユーチューブとか見せて、それでおとなしくしてもらうという、あれもどうかなと思っていて、そういった中では親御さん、父母のそういったネットリテラシーだとか、そういったところも共に学ぶ姿勢、考え方を育んでいくというのが必要かなと思いますので、その点については、またご尽力されていると思いますが、より一層のお願いしたいと思っております。次に、5番目の部分再質問したいと思います。実は、やはり紙がいいのではないかみたいな部分につきましては、一定数紙への回帰というところ、町のアンケート調査にも一部ありましたが、実は当初は、資料としてちょっと今日は添付していないのですが、令和6年4月17日、文科省の調査の中で……ごめんなさい、4番目です。1人1端末のほうの質問、再質問させていただきます。ちょっと時間が、すみません。令和6年4月17日の文科省のGIGAスクール構想の実現、学習者用コンピューターの最低スペック基準というところにおいて、タッチペンについて触れられております。タッチペンについては、当初当別町もなかったのですけれども、実は端末としては整備することが望ましいということでその文科省の文書には書かれておりまして、今回の更新においてはタッチペンが付されたということで伺ったおります。導入当初にタッチペンを導入しなかった理由とか経緯があれば教えてください。
答弁 教育長 三澤吏佐子
導入の経緯につきましては、教育部長のほうから答弁をさせていただきます。
答弁 教育部長 山田雅俊
ただいまのご質問にお答えします。議員がおっしゃる学習用コンピューターの最低スペックの基準というもの、これ令和6年にこのたびの更新に合わせて基準が定められたものとなっております。その基準については、当初の基準に加えてタッチペンを標準装備するという形になっておりますので、このたびの更新ではタッチペンのほうを導入しているという形になっています。したがいまして、当初の基準においては、国が定める基準に基づいておりますので、その時点ではタッチペンは含まれていないということで導入をしていないということでございます。以上です。
質問 1番 角田広佑
ありがとうございます。それ以前は、指でなぞったりだったりしていたというところだと思うのですけれども、実はこれ私今持っているペンも上にポリマーがついているタッチペン仕様なのですけれども、これも結構ピンキリで、ただ安い物だとちょっと文字を書くとかにはやっぱり適していないのです。フリックというか、こういったスライドするであるとか、タップするであるとかには適しているのですけれども、これで字を書くってなかなか難しくて、今回標準装備をされたということでしたので、今回の基準にのっとっているということで理解いたしました。ありがとうございます。それで、最後の質問になります。5番目の質問、先ほどもバランスを見てしっかりと推進をしていきたいというところで、応じた対応をしていきたいということでご答弁いただきました。この5番目の中で私が気にしているところについては、書き順であるとか、ペンの筆圧であるとか、そういったものもやはりなかなかアナログでないと何か習熟できないのではないのかなと。書き順、筆圧、そういった部分が、私もこれについてはやはりここもある程度一定の学習習熟の期間を残すべきだというふうな理解をしております。町としてもそういったところバランスを取ると言っておりましたけれども、実際にこの鉛筆書きや紙の回帰というところの議論がある中で最終的に町としては、再度もう一度お伺いしたいのですけれども、このデジタル教育といわゆるアナログのバランス、どのようにお考えか最後お聞かせください。
答弁 教育長 三澤吏佐子
ICT教育につきましては、先ほども申し上げましたように、国の大きな方針がございますので、そこに沿っていくということがまず第一の基本でございます。その中で私といたしましては、今議員もおっしゃるとおり、あくまでも端末は文房具、学習を最大限に進めていくための道具であるというふうに考えているところではあります。その中で、アナログのよさ、それからデジタルのよさ、そこを最大限発揮しながら最高の教育環境をつくっていくことが私どもの務めだというふうに考えております。先ほど来お話がございましたように、やはり手書きのよさというのは非常に大きいというふうにも思っておりますし、そういう中で育っていく情操もあるというふうに思っております。これからも両方のよさを発揮しながら当別の教育、さらにICTの教育、力を入れてまいりたいというふうに思っております。
質問 1番 角田広佑
力強いご答弁ありがとうございました。質問については以上になります。最後ですが、やはりAI、デジタルはもう今の生活上切っても切り離せない、我々もなくてはならないものになっております。子どもだけではなく社会全体、そしてお年寄りに対しての部分についても必要なツールになってきております。そういった幼少期、いわゆる小中学校からのそういった教育がより推進していくことで、当別町からも世界を代表するような人材が生まれることも期待できますので、そういったところでより一層教育の水準の向上努めていただくことをお願い申し上げまして、私からの一般質問以上といたします。ありがとうございました。