中札内村議会 令和3年12月定例会 2021年12月14日
研修室の利活用について
2021年12月14日、中札内村議会の一般質問で、黒田和弘議員が「研修室の利活用について」質問し、村長 森田匡彦が答弁しました。
- 質問者
- 黒田和弘 議員
- 答弁者
- 村長 森田匡彦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 黒田和弘
それでは、質問をさせていただきます。事前に通告してあります項目でございますが、中札内交流の杜研修室、いわゆる旧教室のことでありますけれども、研修室の利活用について伺いたいと思います。内容でありますが、この施設は、道立中札内高等学校が平成20年3月、長年の歴史に幕を下ろし閉校となり、翌年の平成21年4月にスポーツ・文化交流の拠点施設、中札内交流の杜として生まれ変わり、指定管理者に株式会社ユービックとなってスタートいたしました。主な施設は、サッカー場・体育館・研修室などがあります。2階の研修室7教室は、一定の利用はされておりますが、3階の6教室は、全く利活用されていない状況であります。コロナ禍の影響により、近年働く環境が変わってきておりますので、この際、3階の6教室をサテライトオフィス・リモートワーク・テレワークスペースなどに有効に利活用してもらうよう働きかけるとともに、公募すべきと考えます。なお、利用するためには、補修・改修が必要でありますので、希望する事業者などと負担についても十分協議をしていく必要があるというふうに思います。十勝帯広空港から10分、帯広から30分、中札内インターから1分と恵まれたところにあり、実現されれば関係人口の拡大と経済活性化につながりますので、総力を挙げて積極的に取組むべき課題であると思いますが、村長は、次の点も含めてどのように考えるか伺いたいというふうに思います。一つは、庁内担当する課。二つ目としては、公募開始する時期であります。以上、よろしくお願いいたします。
答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)
中札内交流の杜研修室の利活用についてですが、交流の杜3階研修室は、スポーツや文化・芸術をはじめ、幅広い用途で利用していただくことを目的として、長期間の利用を原則とするとともに、平成30年4月から、利用料についても1カ月単位の料金設定に改めております。現在は、9室のうち3室の利用があり、現行の利用条件の中で活用していただいております。交流の杜は、サッカー場・体育館などスポーツの環境を充実する取組みを指定管理者とともに行ってきており、ここ2年はコロナ禍による休館や事業の中止等の影響は受けたものの、全般的には着実に利用者を伸ばしてきております。サテライトオフィスなどに利用するためには、ご質問いただいたとおり、補修・改修が必要となってきます。3階における設備状況では、トイレ、内装、電気、暖房、ネット環境などの整備が必要で、宿泊者、一般利用者との接触を避けるための通用口も新たに必要となり、セキュリティの課題も出てくると想定されております。新型コロナウイルス感染症の拡大を契機に、企業の意識や新たな働き方に対する変容がみられるようになり、地方でのサテライトオフィスの開設やテレワークを活用した地方への移住、滞在の動きが増加しております。こうした機会を捉え、地域経済の活性化と関係人口の拡大を図るため、村では、村内の宿泊施設を活用したワーケーションの推進にあたり、10月から「中札内村ワーケーション実証費用助成事業」を行っており、これまで東京に本社を持つ金融証券会社1社が農村休暇村フェーリエンドルフを活用し、ワーケーションを行っております。利用した企業及び受け入れを行った農村休暇村を運営する「株式会社そら」に交流の杜を含む公共施設でのサテライトオフィス等の可能性について、聞き取りを行いました。業務内容等にもよりますが、公共施設の開館時間等にとらわれず、24時間、365日、企業側の都合で利用できる体制が必要ではないかというご意見をいただいたところであります。交流の杜の開館時間は、原則8時から22時までとなっておりますので、仮に交流の杜を活用いただくことになった場合は、24時間利用できるよう3階に直接、出入りできる通用口を設ける、あるいは深夜帯でも出入りできる警備体制にするなどの改修や整備が必要になってくると考えているところであります。さらに、公共施設をサテライトオフィスとして利用していただく場合は、村内または近隣に従業員が住む住宅も必要になってきます。このようなことから、中札内交流の杜の施設については、サテライトオフィス等での利活用とはせず、これまで通り、教育委員会がスポーツ、文化及びアートのアトリエを含む創作活動の拠点として、積極的にPRし利用促進を図ってまいります。サテライトオフィス等については、総務課を窓口に産業課とも連携しながら、民間事業者の取組みを支援するなど企業誘致も含めて取組みを進めてまいります。
再質問 3番 黒田和弘
今、答弁をいただきました。再質問させていただきますが、言ってみれば、私も考えているとおりの答弁内容なのです。それで、なんであの質問をしたかというと、こういう現状のままずっと進むのであれば、何ら発展、進展もないという、こんなことから、かなり研修室を、今書いてありますとおり、平成30年からですか、利用拡大ということで、そういう料金設定もしながらきておるのですが、かなり応募も少ないということと、実際に利用している人たちもたまに来て利用するぐらいと、こういうことなのですね。それで、書いてあるとおり、実際にやるとすれば、答弁にあるように、非常にお金もかかると、こういうことも私も理解をいたしております。よりまして、とにかく好条件のところに一応の利用施設についてはあるわけですから、そういったことで、広く公募をとりあえずして、公募をしないと始まりませんから、公募をする中でそれぞれの会社の希望というのかな、そう簡単ではないと思いますけども、あるのかないのかわからないけれども、公募をする中で展開すべきだというふうに思うのです。その中で、会社の希望や何かもいろいろあると思うのですけども、一切希望する会社については、費用は出さないけども、整った施設であれば借りてということであれば、費用については全部持つのですけど、これについては、非常な額になるわけですね。というふうな思いがあるものですから、多くの会社が来る中には、ぜひ費用負担をしてでもいいから来たいという会社を求めたいという気持ちがあるというふうに思うのですよ。だからやっぱり、広く公募をする中で、そういった会社と十分協議をする中で道を開いていくべくでないのかと、こんなことで質問をさせていただいたのです。それで、答弁内容聞くと、簡単に言うと、利活用とはせずという、こんなことで打ち切りの形が出たのですけども、再度、この気持ちを外してもらって、とりあえず公募をする中で、どういう会社が一体どれぐらいの規模の会社があるのかということで、やっぱり単年度、1、2年でなくて、やっぱり5年、10年という角度で門を広げて、必要性があるというふうに思うのですけども、その辺の柔軟な考え方については全くないのかどうか。その辺をとりあえずお聞きをしたいというふうに思います。
答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)
黒田議員からご質問いただいたとおり、交流の杜については、非常にさまざまな面で好条件が揃っている立地にございます。ただ、ハード的な面では、やはりなかなか企業がオフィスとして使うには非常に使いづらい面があるという現状が、今回のテレワークの実証試験でわかったというところであります。ただ、今実際に民間事業者がやっているテレワーク事業、非常に好調の流れでありまして、こちらの方はしっかり村として支援していきたいなと思うのですけれども、ただ、交流の杜の活用については、料金、自由に長期間使えるのだよということも含めて、PRの面では正直まだまだ努力不足だったなというふうに反省しているところであります。そういった面で、企業誘致ということの目的ではなくて、交流の杜という場所が非常に恵まれた場所にあって、さまざまな用途でお使いいただけますと、このようなPRは、今の現状でいろいろ使いづらい面はあるけれども、その中であっても使ってみたいという方が検討できるようなやっぱり情報発信をしっかりやっぱりやっていかなければいけないなというふうに思っております。そういった面では、あそこで企業が入るのを絶対だめということではなくて、まずはしっかり、今は創作拠点として使われているケースが何件かありますので、そちらの方の趣旨を中心としながら、交流の杜の存在についてしっかり知っていただく。そういったことにちょっと力を入れていきたいなというような答弁でした。なので、頑なに企業誘致、テレワークであったりサテライトオフィスであったり、これには使えませんよということを言っているわけではないですよね。あのような状況でも使いたいというところがあれば、それは全然使っていただいてかまいませんし、そういった面で、もっと交流の杜がいろいろな用途で使えるということを知っていただく。このPRを徹底的にやってまいりたいなというふうに思っております。
再質問 3番 黒田和弘
率直に申し上げますと、いわゆる社会教育活動というのかな、そんなことで3階の3室については、今も利用の、3室についてはあるのですけども、それで、言ってみれば、今村長が言うように、この際、コロナ禍におけるいろんなオフィスの在り方なんかがあるわけですが、私も実質の状況よくわかりませんけども、そんな意味で非常に道が開ける部分がありますので、ぜひ、そういう場所提供というかな、あるよということで、まず、広くかなり積極的に公募をすべきだというふうに思うのです。だから、そういった意味で公募する開始時期だとかということで質問しているわけですけども、この公募すべきだということで、これPRの方法ですよね。それで、村長は全くしないよということでないということですから、私なりに公募が必要だということを考えれば、ホームページ、あるいはまた、新聞広告、それから、ふるさと会を通じていろんな人から情報を得るとか、あるいはまた、うちにも地域おこし協力隊、いろんな会社から来ておられますよね。そういう人を通じて、会社を通じた中で情報を集める。そういう中で、ひとつ、私どもは負担をしてもいいから、ぜひ活用させてくれという話題が一つ二つ、私は期待をしたいのです。そうすることによって、基本的な関係人口の増だとか、経済の活性化につながるというふうに思うのですけれども、そんな意味での公募の方法はどうなのでしょうか。答弁をいただきたいというふうに思います。
答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)
ちょっと繰り返しになるかもしれませんが、交流の杜については、さまざまな面でサテライトオフィス、オフィスの場所としては非常に使いづらい場所となっております。そういった状況があって、企業の皆さんに来てくださいという公募というのはなかなか難しい。中札内村として大切なのは、中札内村でビジネスをやりたいという人、中札内村で仕事をしてみたいという人に来ていただくことが目的だというふうに思っています。そういった意味でいくと、今、民間事業者の方がやっていただいている事業は軌道に乗り始めています。そういった面では、一つの目的は達成できているわけで、あともう一つ、切り分けなければいけないのは、交流の杜の利活用をしっかりやっていかなくてはいけないという視点を大切にしたいなというふうに思っております。なので、今、黒田議員からご提案ありました、いわゆるサテライトオフィスとして公募するということでは、なかなかこれは難しいかなというふうに正直思っております。できないということではないのですけれども、そうではなくて、今現在は正直言うと、交流の杜が長期的ないろいろ活動ができる場所としての認知がされていないというところが一番の課題でありますので、まずはそこをしっかりクリアしたい。企業誘致、サテライトオフィス、テレワークということについては、今もう村内では動き始まっています。これについては、そういった面では、新たにテコ入れしなければいけないというか、今ある流れをしっかりそれはフォローする。もう一つ、繰り返しになりますけれども、交流の杜は利活用する。良い場所にあるのだから、あの場所がこういう使い方ができますよという紹介をしっかりしていく。その中で、そういった条件でも使ってみたい企業があれば、そういったご相談も受けますし、文化的な創作活動をやりたいということであれば、当然そういった貸し出しもしたいと思いますし、そこをちょっと少し線引きしながら取組みしていきたい。線引きというか、交流の杜をテレワークの拠点にという考えでいくと、どうしても視野が狭くなりますので、それぞれ並行しながらというか、それぞれの持ち味というのをうまく活用しながら進めていきたいなというふうに思っています。テレワークについては、村内では今、ムーブメントとしてはありますので、それはしっかり育てていきたいなというふうに考えてございます。
再質問 3番 黒田和弘
村長の言っていることも非常にわかるのです。ただ、ここで一歩を踏み出さないと、例えば、交流の杜については、やっぱりサテライトオフィス、その他のテレワークスペースとかいろいろあるのですけども、そこで難しいと言ってしまえば、やっぱり取組みをしないで、ほかに行ってしまうわけですから。まず、未知の世界ですから、私は積極的に、さっき言った公募方法を取りながら、窓口を開いて、いい情報等があれば、お互いマッチすることがあれば道も開けるという、そういう私は期待をしているのですね。それで、村長の方から、利活用については、それについては難しい、ダメだよということになってしまえば、この質問については終わってしまうのですけども、ぜひ、そういう展望を持って、道が開けないのかという再々質問になるのですけども、そういう考え方については、再度無理なのでしょうかね。私は、先のことよくわからないですけども、とりあえず道を開いて広くやっぱり、日本国じゅうのいろんな人たちの需要というのかな、どれぐらいあるのかなということを、まずやっぱり求めるべきでないのかというふうに私は考えるのですけども、村長の考えは、再度どうなのでしょうかね。お答えをいただきたいというふうに思います。
答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)
ちょっと繰り返しになります。交流の杜の普及活動については、徹底的にやってまいります。ただ、テレワーク、ようするにビジネスを主目的とした利活用という考えはないということです。ビジネスとして利活用していただいても良いというスタンスです。なので、今は交流の杜という存在が、スポーツ関係では随分認知度あります。ただ、それ以外の施設については認知度がほとんどないのです。なので、黒田議員からご質問いただいたような状況になっているのだと思います。なので、私としては、交流の杜にはそういった機能があるのだよということを、長期的に滞在してさまざまな活動ができる場でもあるのですよということをしっかりPRしたいなというふうに考えております。その中でビジネスの動きが出てきたら、それは当然お支えしますし、ということなのです。ビジネスとして利用しないということを申し上げているのではなくて、まずは交流の杜という施設を、機能を全国に知らしめる。ここの主眼を置いて、まずは一歩を踏み出させていただきたいというような、そういった答弁であります。黒田議員のお気持ちを全く受け止めていないということではないということをご理解いただきたいなというふうに思います。
再質問 3番 黒田和弘
本当に村長の気持ちも十分にわかるのです。そんなことを含めて、それでは全くダメだよということでもないことですから、村長の言われることも含めて、こういうサテライトオフィスも含めたようなことで考えていることもあるよということで、やっぱり全国にPRするというか、公募の中に入れてほしいと思うのですね。そのためにはやっぱり公募しないと、全国の人がよくわからないものですから、そういう展開をしてもらいたいというふうに思います。まだ言いたいこともたくさんあるのですが、とりあえず、このことについては非常に難しい課題であるというふうに私も思っております。単年の、2年や3年で解決するべき問題ではないと思いますので、長期、いわゆる10年ぐらいに渡って行動しなければ解決はしていかないと思うのです。それで、このことについてやっぱり、現状の維持のままでいきますと、村の発展はないのですから、何らかの努力活動しなければならないというふうに思いますので、全面的に村長も否定されているわけではないですから、私の意見も踏まえて、ぜひ、交流人口の増、あるいはまた、経済活動の活性化に向けて、ぜひ、庁内あげて努力をしてもらいたいなというふうに思います。私の質問は以上であります。