みんなの議会

中札内村議会 令和3年3月定例会 2021年3月8日

今後の村政について

2021年3月8日、中札内村議会の一般質問で、黒田和弘議員が「今後の村政について」質問し、村長 森田匡彦が答弁しました。

質問者
黒田和弘 議員
答弁者
村長 森田匡彦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 黒田和弘

それでは、質問をさせていただきます。項目でありますが、今後の村政について、伺いたいと思います。内容でありますが、森田村長は、平成29年6月に村政を担ってから、今月で3年9カ月になり、任期まで残り3カ月余りとなりました。その間、公約を反映した第6期中札内村まちづくり計画後期基本計画の策定をはじめ、健康づくりのための七色献立プロジェクトの推進・多目的運動施設の整備・グランドピアノ(イタリア製の銘器ファツィオリ)購入など、文化芸術の振興・新役場庁舎の建設・消防庁舎の増築改修・防災対策の充実・村長の提唱で実現された日本で最も美しい村連合統一の環境美化活動ビューティフルデイの創設・ふるさと応援寄附金は、昨年度7億1,000万円余で、経費を除いた2億5,000万円余を基金への積立による自主財源の増・北海道家庭医療学センターによる今年4月開設の村医療体制の拡充・常盤集積場の新設・高齢者民間バス運賃助成・高齢者安全運転サポート補助金の創設等々、数多くの事業を積極的に推進してきたことは多くの方が認めており、高く評価しているところであります。また、村ホームページの村長室へようこそで、自らが毎日村の動きと話題等について掲載され、また、村長のコラムを、村のホームページ・毎月の村広報においても掲載されており、私は今までにない素晴らしい発信力であり、努力されていると思っております。村長は、日本で最も美しい村をまちづくりの基本とし、健康な村の実現、文化の香りあふれる村の実現に向けた取組み、さらには、村民の幸せを第一に現場に足を運び、村民の声を聞く、村民第一主義を基本に、「ともに支え合う共生の村」、「活気にあふれ成長する村」、「未来へ前進する希望の村」を目指しており、村の将来に向かってさらに前進させるため、着実に取組んでおられ、私も期待をしているところであります。村長としての任期が残り3カ月余りとなることから、次の点について質問したいというふうに思います。一つ目として、公約の進捗状況とそれに対する自己評価であります。二つ目として、6月村長の改選期を迎えるにあたって、再度村政を担う考えがあるかどうかであります。以上の2点について、村長に伺いたいと思います。

答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)

今後の村政についてということでご質問いただきました。1点目の公約の進捗状況と自己評価についてですが、私が村政執行の重責を担わせていただいてから、この間、まちづくりの柱となる「日本で最も美しく・健康で・文化的な村」を推進し、「ともに支え合う共生の村」、「活気にあふれ成長する村」、「未来へ前進する希望の村」を政治公約として、第6期中札内村まちづくり後期計画や第2期中札内村まち・ひと・しごと創生総合戦略に盛り込み、実現に向けて最善を尽くしてまいりました。私の政治公約の進捗は、公約として掲げた32項目中、31項目が実施済み、またはその一部に着手しており、検討中が1項目となっております。「村民第一、現場主義」を基本姿勢とし、「まちづくりトーク」の毎年の開催、各行政区の行事や各種団体のイベント等にはできるだけ足を運び、村民との対話を心掛け、まちづくりの課題を共有しながら村政に反映してまいりました。また、村民との情報共有や村のブランド向上につながる情報発信をいかに推進するかを重視し、組織内での意識の浸透を図ってまいりました。自らも公式フェイスブックの開設や、村広報紙でのコラムの掲載などで情報の共有と発信に努めてまいりました。「ともに支え合う共生の村」では、福祉灯油の支給拡大、ピロリ菌検査への助成、高齢者に対するバス運賃助成、常盤集積場設置による草花等のごみの無料化、防災体制の充実などを実現し、特に診療所の後継医師対策は、持続的な地域医療体制の構築を目指して取組んでいるところであります。「活気にあふれ成長する村」では、来年度予定している道の駅改修による観光面での新たな魅力の向上、移住者への奨励金の拡充、元気な畑づくり事業などの農業支援策の拡充などを進め、特に地場産品の情報発信強化では、ふるさと応援寄附金の増額によって、全国へ本村の優良な農畜産物や加工品等のPRに寄与することができました。「未来へ前進する希望の村」では、高校生の通学費用や下宿費用の助成、中学生への英語検定料の助成など、次代を担う若者への支援を行ってまいりました。生まれ育ったふるさと中札内村の明るい未来と、ここに暮らす人たちの幸せを追求し、福祉の充実、定住対策や関係人口創出の推進、農業振興、観光振興などに微力ながら貢献できたのではないかと受け止めております。新型コロナウイルス感染症への対応をはじめ、さまざまな課題に数多く直面してまいりましたが、ここまで歩んでこられたのは、村民の皆さま、議会議員の皆さま、そして役場の仲間たちの多大な支えがあったからであり、この場を借りて心から感謝を申し上げます。この4年間を通して再認識したのが、先輩各位が積み重ね、磨き上げてこられた中札内村の持つ資源の素晴らしさであります。私が村長に就任したとき、本村の素晴らしいまちづくりの土壌は、70年の歳月をかけて肥沃な大地となり、そこにまかれた生命力あふれる種が力強く芽を出し始めていました。私の役目は、この大地への栄養を絶やさず、苗を大切に育てることであると自覚いたしました。まかれた種は「美しい村」・「健康な村」・「文化的な村」の三つの苗となって、今しっかり根を張りつつあります。村民の皆さまのお許しが得られるならば、中札内村の豊かなまちづくりの大地のお世話役として、引き続きこの身をささげたいと考えるに至りました。芽吹いた苗木たちを大切に育て、大きく枝葉を広げて雨風から村民を優しく守る大木となるよう、全力を尽くしたいと決意を新たにしております。まずは残りの任期について、新型コロナウイルスへの対応や庁舎移転後の円滑な業務移行など眼前の課題にしっかりと取組み、対処してまいる所存でありますので、引き続きご協力とご指導のほど、よろしく申し上げまして、答弁とさせていただきます。

質問 3番 黒田和弘

ただいま、森田村長から、2期目も村長として村政を担いたいと、大変力強い表明がありました。村長には、多くの村民の方々から支援を得て、今後とも村発展のため、ぜひ先頭に立って頑張っていただきたい。そんなエールを私からも送りたいというふうに思います。まず、自主財源増のふるさと納税であります。村長は、平成29年に就任以来、ふるさと納税の推進に特に力を入れられ、寄附額が大幅に伸びております。地場資源の多角的活用と発掘・捻出により、返礼品を増やした効果が表れた結果だと思います。ふるさと納税は、平成29年度、2,000万円が、平成30年度は5,400万円、令和元年度はその13倍の、先ほど申し上げた7億1,000万円となり、今年度も同額程度となる見込みのようであります。これは応援をいただいた全国の多くの皆さんのおかげだというふうに思っております。大変ありがたいことであり、感謝するとともに、その取組みと実績に高く評価をしたいというふうに思います。本村みたいな小規模な自治体は、特に自主財源の確保が必要であり重要であります。自主財源は、村税、使用料、寄附金など自分で確保できるお金でありますが、自主財源が多いほど行政活動の自主性、安定性が高くなります。ふるさと納税の活用によって、さまざまな施策、事業に取組みがされているのも確かであります。また、新規出店や事業拡大を検討する事業者を応援し、企業誘致につなげていくためのふるさと納税クラウドファンディングの補助事業にも取組んでいくと報告されており、さらなる推進をしていただきたいというふうに思っております。次に、先ほどの村長の答弁では、村民第一主義を基本に、ともに支え合う共生の村をはじめ、三つの村づくりを目指した公約の展開は、この4年間でほぼ順調に推移することができたということで評価しており、そのことは多くの村民が認めるところだと思っておりますが、村民みんなでつくった中札内村まちづくり計画においては、現在進行中、あるいは、今後、実行・計画しなければならない施策・事業が数多くあるものと思っております。これは村長にとってまだ道半ばではないかと私も思っているところであります。2期目の村政を目指すにあたり、森田村長は中札内村の将来をどのように考え進めようとしているのかわかりましたが、先ほどの答弁以外にもさらなる考え方、思いがあれば、再度お聞きをしたいというふうに思います。急な質問となりますが、よろしくお願いを申し上げます。

答弁 村長 森田匡彦(村長は2025年6月まで)

ただいま、黒田議員からのご質問で、身に余る評価をいただいております。本当にこの間、先ほど申し上げましたとおり、この4年間は私は本当に少しの力しか出せず、それより支えてくださったいろいろな方々の皆さんのおかげで、この中札内村、今、非常に力強く、コロナ禍でありますけれども、力強く、今進んでいるのではないかなというふうに思っております。2期目についてさらにということではありましたけれども、新しいことを何かしようということではないのかなというふうに考えております。黒田議員もご案内のとおり、非常に世の中複雑多様化しております。人口減少と超少子高齢化が進んでおります。さらに、先ほど申し上げましたとおり、新型コロナウイルスの感染、また、超情報化の進行ということでライフスタイルが大きく変化しております。そして、この我が国日本は非常に災害多発国として、防災面で大きな課題を抱えている国であります。そのような中にあって、このまちづくりは本当にこれからますます非常に難しくて先行きが見通しづらい、そのように難しい仕事だなというふうに考えているところであります。だからこそ、我々は徹底的に情報収集に励み、アンテナを高くして情報収集に励んでいる。先を見通す力を磨いて、そして、住民目線に立った、住民のためになる施策を、成果を徹底的に追及しながら展開していかなければいけないというふうに考えております。私は、中札内村役場がこの明るい未来のために、そして、住民の幸せのために最高のパフォーマンスを発揮する。このことが何よりの福祉施策ではないかというふうに考えております。そしてそのことは、村長が変わったからといって、一つたりとも陰りがあってはいけないというふうに、そのように考えております。私の役割は、中札内村役場が、私でなくても誰がトップになっても村の未来のため、そして村民の幸せのために徹底的に仕事をする。そういった役場組織をしっかりとつくりあげる。そのことが私の役割ではないかというふうに考えております。おかげさまで、先ほど黒田議員がいろいろ事例を挙げていただきましたけれども、中札内村でさまざま今展開されている施策、成果が出ているものもたくさんあります。これは役場の職員が本当に知恵を絞って汗を流して、足で住民のもとに駆け付けて、そうやってつくりあげたものであります。中札内村役場は、今着実に明るい未来、村民のために働く組織として今なお成長し続けております。私は、この流れを弱めることなく、さらに力強くするために、徹底的に努力したい。そして、徹底的に情報収集して人脈を広げて、そして成果を追求する。そのことを先頭に立って実践できる。それがトップとして働ければなというふうに、2期目も考えております。非常に難しい時代に入っておりますけれども、素晴らしい仲間たちがおりますので、その一人ひとりの職員の力を存分に引き出して、これからも住民に信頼されて頼りにされる役場組織を構築してまいりたいというふうに考えてございます。

質問 3番 黒田和弘

ありがとうございました。今ありましたように、力強い答弁をいただきまして、その決意に大変敬意を表するところでございます。基幹産業である農業をはじめ、商工業、観光振興、そして保健・医療・福祉・介護・教育などをさらに充実させていただいて、村づくりのテーマであるみんなでつくる笑顔あふれるまちを目指して、果敢に挑戦していく必要があるというふうに思っております。20年、30年先の将来を見据えたさらなる村づくりを目指していただきたいというふうに思います。以上申し上げて、私の一般質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。

出典:中札内村議会 令和3年3月定例会 2021年3月8日 議事録 PDF(7ページ) 間違いを知らせる