中札内村議会 平成28年3月定例会 2016年3月11日
広域連携の推進について
2016年3月11日、中札内村議会の一般質問で、森田匡彦議員が「広域連携の推進について」質問し、村長 田村光義が答弁しました。
- 質問者
- 森田匡彦 議員
- 答弁者
- 村長 田村光義
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 森田匡彦
次に、3項目目の質問に移らせていただきます。広域連携の推進についてです。子どもを産む世代の人口が既に確定し、人口再生産力の拡大には長い時間を要することから、今後数十年は日本全体の人口減少が継続するのは避けられません。また、生産年齢人口の減少による税収減により、多くの地方自治体で財政運営が厳しさを増すことも予想されます。特色あるまちづくりを目指すつもりが、少ないパイを奪い合う自治体間の体力消耗戦に終始しては明るい展望を見出せません。人口減少下の限られた財源で、いかに地域に活力を与えるか。大変難しい課題といえます。経営学者により約20年前に提唱された概念に「コーペティション」という言葉があります。「連携」を意味する「コーポレーション」と、「競争」を意味する「コンペティション」を組み合わせた造語です。市場をつくり出すときには協力し、市場ができ上がってからは競争する。そういう考えで、これは地方自治体間の関係にあってもこの概念は通用するとの研究報告もなされています。業務の効率化という目的のみならず「稼げる地域」を目指す、ある意味で攻撃的な広域連携の推進です。本村においても、更別村との指導主事の共同設置などの広域連携事業が進められているところですが、次のような視点で攻めの取組みを検討されてはいかがでしょうか。見解を伺います。一つ、ふるさと納税の広域連携。南十勝による首都圏での合同PR、ふるさと納税の合同PR及び返礼品のセット提供。一つの例として、中札内村と大樹町のそれぞれに同時納税した人へボリュームアップした海と山の幸のセット商品の用意など。二つ目、観光における広域連携。南十勝の道の駅間による相互の特産品販売及びPRコーナー設置。南十勝版観光パンフレットの作成及び合同バスツアーの開催など。よろしくお願いいたします。
答弁 村長 田村光義(村長は2017年6月まで)
広域連携の推進についですが、1点目のふるさと納税の広域連携についてですが、ふるさと納税の本来の趣旨は、出身地や応援したい自治体に寄付をするものですが、豪華な返礼品などで自治体間競争が進んできています。本村は、国の指導にもあるように、過度な返礼品競争には加わらず、村で生産された安全・安心な農産物の提供と地域の魅力を伝える情報発信をメインに行ってきました。広域連携による首都圏合同PRは、寄付者の約半数が首都圏在住者といわれており、より効果的な取組みとするため、十勝定住自立圏構想や企業立地活動のため首都圏キャンペーンなどを行っている十勝地域産業活性化協議会などの場に提案してみたいと考えております。次に、返礼品のセット提供については、お互いの不足を補いより魅力を高めようとするものと考えますが、町村による考え方やふるさと納税の申し込みから返礼品発送の手法が異なっていることもあり、これまで圏域の活性化を図る目的で活動しております「南十勝夢街道推進協議会」の検討テーマとして提起してまいりたいと考えております。2点目の観光における広域連携についてですが、南十勝の道の駅間における相互の特産品販売につきましては、それぞれの町村が「わがまちの道の駅」にお越しいただくための戦略として、販売している特産品もあると認識しております。バスツアーは、過去に「南十勝を巡るバスツアー」をはじめ、南十勝が連携したバスツアーを開催しておりましたが、時間的な問題などから中止した経過があります。また、南十勝版観光パンフレットは、南十勝夢街道プロジェクト推進協議会及び南十勝5町村観光協会の連携により平成24年度に作成し、25年度より活用しております。ご提案いただきました広域連携につきましては、これまでの経緯もあることから、十勝観光連盟南部ブロック会議の担当者レベルでの具体的検討を提起してまいりたいと考えております。
質問 2番 森田匡彦
ふるさと納税と観光の広域連携について、提案させていただいまして、ただいまの答弁、各種の広域的組織に話題提供というか、検討の訴状に載せたいということで、そういった取組みを進めるというようなそのご答弁、非常に前向きに受け止めていただいているということで、本当にありがたく思っております。実はこれは、今回、特にまずふるさと納税についてなのですけれども、このふるさと納税の合同PRであったり、返礼品のセットであったりということ。これはあくまでも返礼品競争に打ち勝つための実は提案ではなかったわけです。この南十勝ということに焦点絞って今回提案させていただいたのですけれども、実は今回の答弁で期待していたキーワードが抜けている部分がありまして、今、村長も当然ご存じだと思うのですけれども、大樹町のロケット発射場、この誘致に向けて、非常に動きが活発化しております。これ、2月23日に、構想研究会が、十勝49団体の参加する期成会になって、これから取組みが進められていくというふうになっております。これは、そういった期成会が、十勝全体でやればいいのかというとそうではないと思うのですね。中札内村のこの道の駅、なにせ入り込みが70万人超す十勝一の入り込みを誇る観光施設です。であれば、これは本当に、十勝全体の期成会任せではなくて、中札内村として、この情報発信能力、入り込み客数、これ活かしたPR、中札内も売り込む、一緒に大樹町も売り込む、そして、さらには南十勝全体も売り込むという戦略を、我が村が積極的に打ち出す責任があるのではないかというふうに考えているところです。そういった意味でのこのふるさと納税のPR、いろいろ考え方も違うでしょうし、手法あるいと思うのですけれども、それほど難しいものだとは実は思っていないのですね。本当にシステム的にはそんなに難しい話でなくて、本当にこれがすぐ予算かけずに取り組める。これどんな効果あるかわかりませんけれども、これもやっぱり、費用かけずに打ち出して、もしかすると何らかの効果が期待できる。そういったアイデアではないかなというふうに思っているのですけれども、これはこれからのテーマとして、広域的にそちらにのせるということなのですけれども、もっと積極的にスピーディーに動いてもらいたいなというふうに思っているところです。お考え聞かせていただけますでしょうか。
答弁 村長 田村光義(村長は2017年6月まで)
その辺に視点があったというふうにはちょっと考えないで、答弁書きましたので、ちょっと。確かに大変大きな動きを見せて、北海道の動きから、十勝も先ほど、ご質問の中にありましたように、期成会に衣変えて、特に南の地域として、今までも、実は南もそれなりの応分の、他と違う負担をしながら、この航空基地誘致については動きを見せているので、もう一つのくくりは、きちんと分かれているわけではありませんが、かかわりを持ってきておりますので、今そういうことも併せて、中札内がリーダーシップを取ってということでした。ご意見、そうなればいいなということも含めて思いはありますけれども、例えば、それをキーワードとして道の駅って考えたときには、大樹町にも道の駅はありますし、いわゆる宇宙の方の展示をされているところもあるものですから、そのものを、では中札内にどれだけ、例えば、そういうものがなければ、PRもなかなかできないとすれば、どの辺で折り合いつくのかなというのは、話してみなければわからない話ですから。機会を、全体の会議もあるようですけども、トップとしてどういうように考えるかということも必要かなというふうに思いますので、公式ということではありませんけども、意見交換してみたい件だなということで、ご意見として受け止めさせていただきます。その中のもう一つとしては、そういった連携の中のふるさと納税の返礼品の話がございました。具体的な、例えばという話もいただきましたけども、この辺は、非常にやっぱり自分のところの産品を、提携しているところがないとは、調べると何かあるようなのですけども、では、今、言っていただいたところを想定、例えばしたら、どちらかというと、中のものと海のもの、ふるさと納税が今グーッと伸びているのは、海のもののようです。今まで、大きな市で取組まなかったところも取組んで、全体、額も上がったということはありますけど、そういった中で、では、うちの持っている産品とうまく連帯して相乗効果が出るものが何なのかということも、これ非常に、それぞれ想定の大樹町さんも、例えば、そういった加工品を、うちが持っているようなものを持っている場合もあります。例えば、例出して申しわけないですけど、チーズも力入れてやっているだとか、そういった同じ土俵になってお互いにないなというものが、どういうもの探れるのかも、これもちょっと大きな課題ではないかというふうに思います。それなら自分のところ出すはというのが、このふるさと納税のいわゆる、地域地域で考えるのはそこの商品も拡大に結びついて、それぞれ、庁内、村内でお金がまわるということも非常に大事なことなものですから。ちょっと、そういった意味では、じゃないのかと言ったら、ほかのところも探したり、いろんな、特に南ということで提案あったものですから、ちょっとそんな気もします。ただ、ゼロではないなというふうに、こんな思いもしますし、各種会議も、南のくくり、いろんな角度でありますので、場合によってはそういう話も、後の観光とも関係あるのですけども、特に町村長で集まる開発やら振興局も絡んだ中での全体の連携会議というのもあるのですけども、帯広、幕別も入るのかな。そういった地域の会議もあるものですから、次の問題も含めて、少し整理をして、例えばの話として挙げることも、少し整理して、可能だなとか、そういう感触があれば、下の会議から挙がってくるようであれば、そういった会議でもやってみたいなと、こういうふうに思います。
質問 2番 森田匡彦
海の幸、山の幸、どういった折り合いがつくのかという話なのですけれども、これはもう本当に大樹町だけで、自分のふるさと納税、返礼品をPRする。中札内村が中札内村だけのその特産品、返礼品をPRする。これはそれぞれ別々にやるよりも、別々にやるのも当然あるのです。そして、これは中札内大樹だけではなくて、更別大樹、広尾大樹、忠類大樹、もしかすると、南十勝以外の全十勝に広げてもいいのかもしれないですけれども、とにかく、大樹のロケット発射場の誘致が実現すると、大変な経済効果、流動人口の獲得につながる大事業、本当に十勝ドリームなわけですから、これは本当に、チャンス、何かPRにつながると思えるものは、あらゆることに挑戦していくべきだというふうに考えております。今の村長の答弁、やらないという答弁ではなかったので、これ、積極的にスピーディーに、どんどんリーダーシップ取って、提案していただきたいなというふうに思っております。あと、この高規格道路、広尾までの延伸決まりました。これは10年後ですけれども、豊似まで開通するのが。そうなると観光客の流れも、非常にどうなるかわからない面もあります。なので、せっかく観光協会、今回新たに体制強化するわけですから、その機能を活かして、存分に地域振興策に打ち込んでいただきたいなというふうに考えております。
答弁 村長 田村光義(村長は2017年6月まで)
それでは、特に観光の関係は、先ほどの会議でも、私は、道の要望等も絡めてという発言と、十勝全体の道東道の関係でも発言、何度もさせていただきました。ただ、総論、まだこういうことでいうと、やはり道路が付くことがきっかけで、みんながよいしょと立ち上がるような雰囲気ですし、それぞれ持っている観光のいわゆる要素が、見ていただく通り、うちはたまたま、民間も含めていろんな要素ありますけども、あるところないところ、海のところ、そういった施設にうまくできないだろうかとか、いろいろまだばらつきもあるのですけども、こちらから、やはりそういうものもつくって提案していくべきではないだろうかということを再三申し上げておりますし、今、広尾まで、間もなく正式になると思いますけども、そういったことで見えるようになったら、そのときではなくて、今から準備するような提案も積極的にやっていきたいというふうに思います。