みんなの議会

むかわ町議会 平成29年第1回定例会 2017年3月5日

国民健康保険事業の都道府県化について

2017年3月5日、むかわ町議会の一般質問で、北村修議員が「国民健康保険事業の都道府県化について」質問し、町長 竹中喜之、町民生活課長 八木敏彦が答弁しました。

質問者
北村修 議員
答弁者
町長 竹中喜之、町民生活課長 八木敏彦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 11番 北村修

次にまいります。2つ目に、国民健康保険事業の都道府県化について伺っておきたいと思います。これまでも何度か伺ってきましたが、2018年度からの開始と。あと1年を切るという状況になって、かなり今年の国の地財計画中でも、それに留意する事項が出されていますし、北海道段階でも3月にはパブコメをやるということの中で、動きが急展開になってきております。これについて改めて伺うものであります。道としてパブコメ等を実施となっていますが、その運営の中身というのはどのような説明というのが行われてきているのか、改めて伺っておきたいというふうに思います。2つ目に、この運営主体が替わるわけですけれども、実際には保険料を集めるとか、給付をするとかというのは市町村の事業になるようですけれども、国保そのものが自治体の自治事務に属しますから、当然自治体独自のいろいろな努力がここでなされるわけです。そういう点では、法定外の繰り入れで対策を打つとか、医療費の一部負担減免をするとか、独自の減免制度をつくるとか、そういうことが当然確保できるというふうに思うんですけれども、その辺のところはどんなふうな説明になっておられるのか、方向性になっておられるのか。3つ目には、今度は保険税については市町村が集めて、納付金という形で納めるというふうになっておるようですが、100%を納めるのが基本ということになるわけですが、これはなかなか難しい問題じゃないかと思うんですけれども、そこら辺についてどのような説明、議論になっておられるのか伺っておきたい。4つ目には、今でも高くて払えないという保険料があるわけであります。私は、こうした道がやってくれると言うんであれば、そういうときにこそ保険料を引き下げるようなそういう状況をつくり出して、そして住民福祉の向上という自治体が負わなければならないこの役割をきっちり果たしていく、そういう立場に立つ必要があると思いますけれども、そこら辺含めてお伺いするものであります。

答弁 町長 竹中喜之

国民健康保険事業の都道府県単位化について、1つ目の命と暮らしを守る安心なものになっているのかとの質問についてお答えをいたしたいと思います。本件につきましては、昨年12月の第4回定例会の中でも議員とやりとりをさせていただいているところでもございます。平成30年度から始まる新たな国民健康保険制度におきましては、北海道が財政運営の責任主体として中心的な役割を担うこととされております。一方、市町村は、地域住民との身近な関係の中で、資格管理、保険給付、保険税率の決定・賦課・徴収、保険事業などのほか、資格証明書、短期被保険者証の決定や交付なども担うことになりますので、今までと同じようにきめ細かな対応が可能であると考えているところでございます。2つ目の法定外繰り入れや一部負担金減免についての御質問ですが、保険料・一部負担金の減免については、国の通知に基づき、それぞれの地域事情を踏まえた減免基準を設けて運用がされております。都道府県単位化後につきましては、現在の市町村における運用に十分配慮しながら、今後検討を進めるとされております。また、法定外繰り入れの関係につきましては、今まで同様、その必要性に応じ可能であると考えております。3つ目の納付金についての御質問でございますが、国保事業費納付金は、都道府県が医療給付費等の見込みを立て、市町村ごとの医療費水準や所得水準を考慮し、市町村ごとに算出することとなります。市町村は、都道府県が示す標準保険料率等を参考に、国保事業費納付金が予定収納率で納めることができるよう保険税率を定め、保険税を賦課・徴収し、道に対し納付金を納めることになります。4つ目の保険料引き下げについての御質問につきましては、今までこの件につきましては何度か答弁させていただいておりますが、本町の国保会計につきましては、今年度も基金を取り崩し、収支のバランスをとっている状況でございまして、現段階では保険料を引き下げることは困難な状況と考えております。しかし、都道府県単位化後に納めることとなります国保事業費納付金の額が決まった際に行うこととなる税率改正に当たりましては、低所得者の方々に配慮した内容となるよう努めていきたいと考えているところでございますので、御理解を願いたいと思います。

質問 11番 北村修

幾つか質問をさせていただきます。まず第1点は、今、事業の仕組み、そして保険料の集め方が述べられました。そこで、保険料については100%納入が義務づけられているということですね。今お話では、それが保険料税率に従って納めることができるように税率を決めてやっていきたいというふうに言いましたけれども、そうしたら、これはそれに合わせた形で保険料を引き上げてでもやるということなのか、最後のほうで、保険料率が決まった中ではそういう減額等の、軽減等にも触れましたけれども、これは矛盾するんじゃないかというふうに思うんですが、標準保険料率に対して、どういうふうに対応とるというふうになっているのか、もう1回伺っておきたい。実際的に仮算定が今出されていますよね。仮算定で見れば、実際に道が標準税率に基づいてした数字と、本町が、例えば平成27年でいえば27年の必要な額と比べてみたら、どうしても仮算定のほうが多くなるというふうに、道のデータとしては出ているわけでありますけれども、じゃ、そういう場合にはそれに合わせるということなるのか、改めてそこのところ、もう1回伺っておきたい。

答弁 町民生活課長 八木敏彦(町民生活課長は2022年9月まで)

納付金の考え方でございます。現段階で、国保事業費の納付金の額というものがまだ決まっていないという状況ではございますが、今の状況でいきますと、本町に示されている納めるであろう納付金の額というのは、現在のうちの会計で持っている規模と比べまして高く設定されているような状況になってございます。まずは、その納付金の額が決まらないと、今後どういうふうに進めていくかという部分が決まらないわけですけれども、その納付金というものが決まりましたら、その納付金、先ほど町長のほうからも答弁させていただきましたが、納付金を納めるために税率のほうを改正をしていきたいというふうに考えているところでございます。ちなみに、その税率の関係でございますが、それで、税率の改正でございますが、今、12月の定例会の中でもちょっと御説明させていただきましたが、本町の被保険者の一人当たりの所得というものが、前年度の平均所得に比べ約1.5倍だということで御説明させていただいたと思います。また、最新の資料では、平成27年の所得では、またさらにそれから平均所得が8万円か9万円ぐらい上がっているようでございまして、一人当たりの平均所得が、今現在、むかわ町が84万円と。全道順位では57番ということになっている状況でございまして、今の状況では納付金が高く算定される状況でなってございます。

質問 11番 北村修

これは許されないというふうに僕は思います。今までは、市町村の自治事務で、市町村で対応して、住民の福祉向上をつかさどると、この意に基づいて命、暮らし守るとそういう立場で、大変だけれども、この市町村やってきた。今度、都道府県化になって、道が保険者の財政だけを握る。あとは全部市町村でやらすということなんですけれども、そうなったときに、町は保険税の税率を上げられる。こんなことはあっては絶対ならないと思うんです。もう一つは、27年度はむかわ町上がると。いや、確かにそうです。大きいのは農業収入ですから、農家収入は27年上がります。しかし、28年見てください。それに比べてそんなに上がっていませんよ。とんでもない話になりますよ。それは置いておいても、やっぱりそういう方法ではない。だって、道の説明だってそういう説明はしていないでしょう。道は、標準税率に基づいて払えなかったらどうするんだと言ったら、違う対策言っているんじゃないですか。今度新しくつくる安定化基金の借り入れだとか、そういうこと言っているんじゃないですか。私はこれだって問題だと思っている。しかし、税率を上げるというのはとんでもない話だと言わざるを得ない。そうした議論が、多分説明会にも行かれているんだと、1月に行われていますから行っているんだと思うんですけれども、どういう状況になっているのか、改めてちょっと説明お願いしたい。

答弁 町民生活課長 八木敏彦(町民生活課長は2022年9月まで)

先ほど説明の仕方がちょっと悪かったかも、誤解を招いたのかもしれません。現段階で所得が、納付金の算定につきましては、あくまでもむかわ町に対しての算定でございますが、あくまでも被保険者の皆様の所得に応じて、その人方の積み重ねになってございますので、当然所得の高い人が多い町については多くなってきているというような状況であるということをまず理解していただきたいというふうに思ってございます。また、先ほどの税率の関係でございますが、それに合わせた税率改正というものも考えてございますが、その辺につきましては、町のほうでもまず正確な納付金額が決まっていない段階では、まだどのような対策をするかというところまでは結論は出ておりません。ただ、当然保険料の急激な負担というものはできないわけですから、その辺につきましては、今後ちょっと検討していきたいというふうには考えてございます。あと、先ほど町長答弁の中にもちょっとありましたけれども、低所得者の皆様に配慮した内容という部分では、今の中で平等にかかっていく均等割、平等割、この部分を現状の金額より下げる対応ができないかということで現在は検討している最中でございます。

質問 11番 北村修

ちょっと時間がないんで、保険会計でもやりたいと思いますけれども、2つだけもう1回お伺いします。今、仮算定で高くなるというふうに見て、税率まで考えなきゃいけないと言った課長の答弁の中に、その額には当然市町村向けの特別調整交付金や保険基盤安定基金だとか、そういうものを除いているの、入れているの、どっち。それが一つ。それから、町長は、最後に軽減はできないと言っている、いわゆる、今、国が都道府県化のために国保安定化として2つの支援金出しています。1つは低所得者対策としての支援金、これが1,700万です、国でいえば。それからもう一つは、保険者支援と言われているためのこれが1,700、合わせて、29年度では3,000、4,000億円になるんだけれども、これ両方ともあれですか。使っちゃうということですか。低所得者のものは入れていないということですか。これ改めて伺っておきます。

答弁 町民生活課長 八木敏彦(町民生活課長は2022年9月まで)

道から来ている納付金の算定につきましては、るる、ちょっと細かな資料になってございまして、調整交付金という部分については除かれた数字となっているということでございます。低所得者対策という部分につきましては、先ほども町長のほうから答弁させていただきましたけれども、本町の場合は、現在基金を繰り入れて収支のバランスとっている状況でございまして、それを使って保険料を下げるというような状況ではないということで御理解いただきたいと思います。

質問 11番 北村修

この問題でわかりやすく言うと、国がこの都道府県化に伴って市町村、都道府県に出している支援金というのは2つあるんですよね。1つは、低所得者向けの対策としての支援金、それからもう一つは、保険者、町だとかそういう保険者向けの努力支援という形で出している。これが1,400億円ずつなんですよ、国の額でいえば。ほとんどの多くの自治体は、何ぼ少なくたって、低所得者向けの低所得者数に応じた支援金というこのやつを利用して保険料を下げるとかという努力をしているんです。だから、これまで私が質問した中で、2つ目の保険者のほうの努力支援の支援分について、これを行政として会計大変だから入れるというのは、これはちょっと譲ってやむを得ないとしても、僕はこの低所得者数に応じたほうは、これはやっちゃいけないと思うんです。これぐらいはやっぱり保険者に向けて努力をすべきだということを強く申し上げたいし、そのことをもう時間がありませんから、最後に求めて質問を終わりたいと思います。

答弁 町民生活課長 八木敏彦(町民生活課長は2022年9月まで)

今の支援の関係でございますけれども、本町の場合は、国の限度額という部分でも、本町は今、限度額、国に合わせていない状況でございまして、やはり国保会計自体が今運営が大変な状況であるということで理解をいただきたいというふうに思っております。

出典:むかわ町議会 平成29年第1回定例会 2017年3月5日 議事録 PDF(106ページ) 間違いを知らせる