むかわ町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月19日
関税問題から農業を守る取組について
2025年6月19日、むかわ町議会の一般質問で、北村修議員が「関税問題から農業を守る取組について」質問し、町長 竹中喜之、農林水産課主幹 飛岡雅幸が答弁しました。
- 質問者
- 北村修 議員
- 答弁者
- 町長 竹中喜之、農林水産課主幹 飛岡雅幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 11番 北村修
最後の質問になりますけれども、関税問題から農業を守る取組についてということで、これも時間がなくなりましたけれども、1つは、トランプ関税と指摘される中で、日本の農産物の輸入拡大が懸念されます。町からもさらなる米等の輸入拡大やめよの発信をしていただきたい。さらには、今、米問題、米騒動と言われる。米が高くて買えない、こういういろんなことが起きています。これらに対して一番大事なことは、日本の農家、米農家がお米を安心して生産できる、つまり農家が米を再生産できる、そういう仕組みをしっかりとつくることです。このことについて、国等にも強く求めていただきたいことを含めて、御意見を伺っておきたいというふうに思います。
答弁 町長 竹中喜之
アメリカの関税措置、この相互関税の一部について適用を一時停止したとはいえ、自動車産業をはじめとする我が国の産業、そして経済、そして世界経済に大きな影響を及ぼしかねないことには、まだ変わりはないと受け止めています。引き続き国、そして北海道、こことも連携しながら、一連の関税措置の見直しというのを強く求めるとともに、国内産業、経済への影響等を注視してまいりたいと思いますので、御理解を願いたいかと思います。
質問 11番 北村修
一般的にそういう注視するというだけではなくて、一番お願いしたいのは、今、やっているトランプ関税の関係の中で、今、日本の国は自動車を守るために、日本の農業の中心である米、これをはじめとして農産物を差し出す、こういうふうな、今、取引にしようとしている、ディールにしようとしています。こういうことはやめてほしい。これが今まで日本農業、米づくりを潰してきた大きな点じゃないですか。173万戸あった、20年前に、それが今、53万戸、ここまで減らしたら、そういう状況の中じゃないですか。私はそういう中に、ぜひこのことを強く国にも申し上げていただきたい、このことをお願いするのが1つです。それから、もう一つここに書いてあるように、農家が再生産できるように、今、この春から米が値上がりして米がない、大騒ぎになりました。何が原因か、この5年間、6年間考えてみてください。コロナで国民が働く場がない、収入が落ちる、お店は自粛する、そういう中で、米の消費が減りました。そのことが米の消費を減らした。そうしたら、そのとき日本の農水は、米をそれに合わせた作り方しかさせない、減反を増やすため。そして、その後すぐウクライナであの問題が起きて、そして今度は輸入食料が高くなって、お米が比較的安価になった、だから今度は米に飛びついた。それが米不足に招いた原因なんです。このときに、米をちゃんと消費量に見合った生産をしていれば、こんなことが起きなかった。私は、今、農家がやっと去年2万円を超える生産者米価で行き着きました。こういうのが続いたらいいと思っています。しかしこれは、今、販売されている市販の米が2倍も3倍にもなっている価格じゃありません。これらを守るために、ぜひともこれらを国のほうに要望していただきたい。このことを申し上げているんです。改めて伺います。
答弁 町長 竹中喜之
これまでの物価対策と重複するかもしれませんが、まず今の関税の関係、既にこれは議員もつかんでいるかと思うんですけれども、地方6団体、それと並行して全道の町村会、こういったところも含めながら、5月末から6月にかけて要請、要望活動してきているところでもございます。米国の関税措置等については、地方の産業、こういったところも大きな影響というのは懸念されているぞと。追加関税あるいは相互関税の見直しというのを粘り強く求めてくれということと、それと、その際、全国町村会のほうなんですけれども、かなり飛ばしますけれども、持続可能な農業、そして農村政策の推進、これについての担い手不足、こういったところも現実として深刻であるといったところも捉えていただきながら、所得向上への支援策、あるいは後継者の育成者確保対策を早急に講じてくださいといったことも要請、要望の中に入っております。それと、これは四半世紀ぶりに改正されている食料・農業・農村基本法、北海道の位置づけというのは相当大きなものが言われているかと思います。そして、ちょっと聞いてください、安全保障というのをどうしていくんだと、一役を担っているむかわ農業なんだよといったところも、強く言ってきているんです、ちょっと聞いてから言ってくださいね。それと、きめ細かな支援というのは、これからもお願いしたい、さらには物価上昇等に適切に対応した、我々が行政サービスを安定的に供給できるように、地方交付税、ここの一般財源の総額というのを確保するようにもお願いをしているところでもございます。それと、ぐっと飛びます。8月にかけてなんですけれども、私、北海道町村会の農業振興対策協議会の役員を担わせていただいているところなんです。そこで、8月に関係先に、全道の農業振興対策全般について要望活動が予定されております。ですから、こういったやり取り、議員からの御意見というのも頭に描きながら、その際、今回の地元の生産者、今後まだ時間ありますから、そういった声というのも併せながら、要望、要請活動、積極的に行っていきたいと考えております。
質問 11番 北村修
ありがとうございます。よろしくお願いします。時間が若干ありますから、最後、農政にお伺いします。今年のむかわ町の米作りの実態について明らかにしてください。今年の主食米、加工米、飼料米、これは何ぼになっていますか、去年より何ぼ増えていますか、資料があったら教えてください。
答弁 農林水産課主幹 飛岡雅幸
今年のむかわ町の作付の部分ですけれども、現在取りまとめをしておりまして、主食米の生産の目安等につきましても、今、地域間で調整をしている最中でもございます。最終的な部分については、まだ決定をしていないというところで、御理解いただければと思います。
質問 11番 北村修
時間がないんで簡単に言いますけれども。
質問 11番 北村修
なぜ聞いたかというと、今年のむかわ町の主食米は540ヘクタールほどなんです。去年よりは少し増えています。しかし、同時に加工米、1万円以下の安いお米、みそ、煎餅の米、これが200ヘクタールほどあります。そして、最も安い2,000円の米、これが飼料米です、餌米。これらを作らなきゃならない。こういう矛盾した米作りにさせられているんです。ここのところを御理解いただいて、ぜひともその要望の中に入れていただきたい。このことを心から申し上げて、質問終わります。