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むかわ町議会 令和元年第1回定例会 2019年3月14日

国民健康保険事業について

2019年3月14日、むかわ町議会の一般質問で、北村修議員が「国民健康保険事業について」質問し、町長 竹中喜之、町民生活課参事 飯田洋明が答弁しました。

質問者
北村修 議員
答弁者
町長 竹中喜之、町民生活課参事 飯田洋明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 11番 北村修

3つ目は、国民健康保険事業についてであります。これは後段、予算審議の中で、国保会計の中で出てくる問題でありますので、細かな点についてはそちらのほうの議論に、質疑に委ねたいというふうに思っておりますが、私はその中で、やっぱり一定議論しておかなければいけないという問題について、幾つかお尋ねしておきたいというふうに思います。1つは、1つはというか、今度のこの国民健康保険事業の内容、これは我々の今予算審議の資料の説明資料の中にも資料が出されておりまして、わかりやすく言えば、最高限度額であれば5%引き上げるぞというふうな内容になっておりまして、相当高い負担になっています。そういうようなことから、本当にこれで我々の医療にかかれる体制というのは保証されるんだろうか、守られるんだろうかという不安があるわけでありまして、そういう点に立って御質問をさせていただきたいというふうに思います。まず第一には、都道府県化の中で一定の時間をかけてとされていたことがありましたけれども、なぜ今年度から大幅な保険料引き上げになるのかという問題ですが、これはちょっと私のほうの質問の仕方のミスリードもあるなというふうには思っております。いわゆる北海道としては、都道府県化によって道の保険料を一本化するぞ、統一化するぞというのが6年ぐらいかけてということでございました。そのことと私はリンクさせて言っているものなんですが、いずれにしても、今回の出されている国保の改正案でも、昨年度から始まって来年度まで3年かけて、北海道が言う標準税率のほうに合わせていくぞという方策になっているわけでありますが、そこで、我が町として今年度やるのは、北海道は大体医療分で4.8%程度というふうにたしか言っているというふうに思いますが、それをそのまま踏襲したのかどうかということを改めてお伺いしておきたいというふうに思います。2つ目には、今この都道府県化にしたそもそもの理由は、全国知事会あるいは市町村会等々の中で、この国保運営に対して難しさもあり、あるいは保険料負担が非常に大変になって、払えない人たちには差し押さえまでいく、保険証も与えられないという、そういう問題が大きくなっていく中で、さまざまなことが議論された中でのこの流れであるわけであります。そういう中で、各地ではそういう保険料、保険税の重たい負担と言われるものに対して、独自の軽減対策をやっているわけですが、本町としては、この都道府県化という昨年度から始まった事業の中で、そうした対策は全く考えていないのかどうかということについてお伺いをしておきたい。3つ目には、保険税の負担ができないとする人たちが一層膨らむのではないかというふうに思っているんです。今年度のむかわ町のやつで見ると、最も国民年金のような人たちの点については、軽減の中で負担を引き上げないというふうな状況になっていますけれども、残り全体は大きくは10%程度を初めとして引き上げられるようになっているわけなんですね。そういう心配はないのかということをお伺いしておきたい。4つ目には、今これらの問題の中で、子どもさんからも、これも私もこれまでも言っていましたけれども、収入のない子どもまで均等割で税を徴収するという仕組みはいかがなのかということが、保険料を取るということですね、これはいかがなのかということが大きな問題になっているわけであります。私どもとしてはこれはなくすべきだという主張はさせていただいておりますけれども、しかし、いずれにしても、当面これらについて、子どもの部分については減免で対応しようというのがかなりの自治体の内容でありますが、これらについて本町としてはどういうふうに考えているか伺っておきたい。それから、5つ目には、このいわゆる3,700億円の都道府県化に伴う、国はうまくやったよといって支援を出しているわけですね。本町にも1,000万前後の金が、前年度でいえば、これがきているということなるわけですが、これらについて、やはり保険税負担軽減に回すということはかなりの自治体がこれはやっているわけで、そういう方向にあるべきではないかと思うんですが、改めて今回の対応を含めてお伺いしておきたい。6つ目には、こうした状況の中で、このままでいって本当に安定的な国保運営ができるんだろうか。確かに必要な保険税を、負担を上げていけば、保険者として運営が成り立つかもしれないけれども、そこにかかわる被保険者の皆さんはそれで耐えられるということになるんだろうかという心配がやっぱり出てくるわけですが、それらの方向性について、来年度の改定見通しも出されております。これらを含めながら見通しについて伺っておきたいというふうに思うわけであります。今年度の分については出ておりますが、来年度はどのくらいの保険料負担になるのか。1世帯当たりで、前年度、今年度、来年度、比較して示していただければありがたいというふうに思います。以上です。

答弁 町長 竹中喜之

国民健康保険事業に関する御質問にお答えをいたします。国民健康保険事業につきましては、平成30年4月から都道府県化が図られたところでございます。北海道の運営方針の中で、市町村納付金の算定の基礎となる標準保険料率は資産割を除いた3方式が採用されておるところでございますが、本町は資産割を含む4方式としており、課税限度額につきましても、国の改正を見送ってきた経過もあります。法定限度額との乖離が生じていたことから、都道府県化以降の税率改定の方向性について、むかわ町国民健康保険運営協議会へ諮問し、御協議いただいてきたところでもございます。都道府県化以降につきましては、負担の公平性から、早い段階で標準保険料率に近づけることが適当との答申を受け、平成30年第2回むかわ町議会全員協議会及び平成30年第1回むかわ町議会定例会の中におきましても、御説明をしてきたとおりでございます。平成30年度から、平成表現ではもうないかと思いますけれども、2020年の3年間で標準保険料率に近づける計画としたところでございます。北海道から新たに2019年度確定納付金が示されましたので、精査、検討し、計画どおりの改正としたところでございます。北海道における市町村納付金の算定方式に変更はございませんが、算定の基礎となる医療費、被保険者数等が変動になっていることから、昨年説明していた標準保険料率からは変更になっております。2点目の町としての独自対策でございますが、それと4点目の子どもの均等割の減免についての御質問につきまして、関連がございますので、あわせて答弁をさせていただきたいと思います。関係法令の規定の中で、国民健康保険の賦課に当たる均等割は必須となっております。また、賦課額等賦課及び徴収等に関する事項は、政令で定める基準に従って条例または規則で定めると規定されているところであり、本町におきましては、国の制度に基づいた制度減免について条例で定めているところでございます。平成30年度から始まった都道府県化は、北海道と道内の市町村が一体となって国民健康保険財政を安定的に運営するものとなっていることから、町独自の減免制度を設けることは都道府県化の趣旨にそぐわないものと考えております。今後、国の制度改正等が行われた場合には、適切に対応をしていきたいと考えております。3点目の保険税の負担が難しい世帯の対応についてでございますが、納税相談を受けた中で収入状況等を確認させていただき、減免制度等の活用も検討した中で、分納等の適切な対応に努めてまいります。5点目の財政支援分の活用についてでございますが、保険者努力支援制度が導入され、医療費適正化や収納率向上など、保険者の取り組み内容に応じ支援を受けるものでございますが、北海道への納付金の財源としているところでございます。6点目の国保事業の今後の見通しについての御質問でございます。住民基本台帳人口の減少に伴い、被保険者数の減少が見込まれるところではございますが、本町のような小規模保険者にとっては、医療費の急激な増加があった場合など、運営への影響が緩和されるなど、都道府県化によるスケールメリットの発揮により、国保事業の安定的な財政運営が望まれるものと考えております。

質問 11番 北村修

3年間の増変化とか資料出ているところ、改めてここで答弁を。先ほど言ったやつ。

答弁 町長 竹中喜之

今言ったのは、質問の要旨については全て答えていますので。

質問 11番 北村修

では、改めて。30年度からどのような負担になっていくのか、1世帯当たりのモデルケースを含めて、モデルケースでお答え願いたい。

答弁 町民生活課参事 飯田洋明(町民生活課参事は2020年3月まで)

今回の都道府県化に伴います国民健康保険税の改正につきましては、先ほどの答弁でもありましたとおり、平成30年度からおおむね3年程度、32年度までを目標に標準保険料率に近づけていくというようなことで進めているところでございます。31年度の改正内容につきましては、別冊の資料のほうで配付しているとおりとなってございますが、32年度の予定につきましては、現時点ではまだ、32年度の確定納付金につきましてもまだこれからの道からの通知になるということもございますし、あとは課税対象となります所得につきましても、6月以降でなければ確定してこないという中で、なかなか来年度32年度の改正内容でどのくらいの保険料になるかという部分では、現時点ではなかなか見込みづらい部分がございます。改正の内容につきましては、資料でお配りしている平成32年度のところの数値を、一応明日もちょっとお話ししようと思ったのですけれども、まだ確定の数値ではございませんが、一応参考数値といいますか、見込みの数値ということで資料のほうには載せさせてもらっています。〔「ちょっと答えて。資料の数値、1世帯当たり」と言う人あり〕

答弁 町民生活課参事 飯田洋明(町民生活課参事は2020年3月まで)

まず、課税限度額につきましては、医療分が61万円、後期分が19万円、介護分が16万円、合計で96万円となっております。こちらは現在の国基準の限度額ということになっております。続きまして、所得割、資産割ですけれども、医療分の所得割が8.57%、後期分の所得割が2.43、介護分が1.72、合計で12.72となっております。均等割、平等割ですが、医療分の均等割は3万2,341円、平等割が2万2,187円、後期分の均等割が9,381円、平等割が6,435円、介護分の均等割が8,955円、平等割が4,618円となっております。

質問 11番 北村修

もうちょっと1世帯当たりの負担割合、金額で示していただければわかりやすいんですよね。どのぐらいの負担が増えるというのが。それでお聞きしたんですけれど、後でもう一回聞いておきたいというふうに思います。いずれにしても、今、町長のほうからも答弁がございましたけれども、北海道が示すこの保険料水準でアップするということなんですよね。ここがね、私は問題だと思っているんです。やはり、なぜ都道府県化にしたのかということになれば、この増え上がっている医療費を抑えていく。そういうふうな一助として、各市町村が住民負担を軽減するために法定外繰り入れなどの形で援護策を行っていました。今年度でも実際やっておられます。例えば旭川でいえば、この5割7割の軽減世帯1人につき保険料を500円減免するというようなことは実際やっているんです。18歳未満の子どもさんについても、さらに3割減免するというようなことで、やっぱりそういう対応しながらやっている。国のほうの、法定外の繰り入れはだめだよ、その保険料は全部被保険者が取りなさいという、この方向では、やっぱりこの制度自体、住民の医療にかかる権利そのものが守られないという、そういうことで取り組みが進められているんです。やっぱり、そういうことで私たちも我が町としてもやっていく。これが先ほど私、震災とのかかわりで申し上げた、どんなまちづくりしていくの、本当に安心で安全な住みよいまちづくりということの原点は、僕はここだというふうに思っているんですよ。こういう立場にぜひこれから検討していただきたいです。せめて均等割における子ども負担、赤ん坊や保育園の子ども、収入がない、こういう人たちまで同じように、同じ年金をもらっているんだろうという人と同じ形で、この税率かけていくわけですから、こういうものだけでもやっぱり軽減する、見直していく。そういうものをしていく必要があるんではないかと私は思っているんですが、そういう方向性についてどのように考えているか、町長にもう一回見解を伺っておきたい。

答弁 町長 竹中喜之

復興計画に絡めて言えば、いろんな面でのセーフティネットと関連が出てくるのかなと捉えているところでもございます。現行制度の中では、先ほども申し上げましたように、新たに町独自で軽減することは難しいものとされていると私は捉えております。そのため、恒久的な保険料の軽減、これについては、本町そのものあるいは全国においても、構造的な課題ということで、対応には各自治体においても限界があるのではないかなと思っているところでもございます。国の制度の中で対応すべきであり、国の責任ある対応というのが不可欠であると思います。なお、全道町村会を通じ、子ども医療費の助成等の地方単独事業を実施している町村に対する国庫負担金の減額措置を全廃するとともに、さらには、国の制度として無料化を実施するなど、適切な措置を講じることとして要望もしてきているところでもございます。引き続きその活動の展開に努めてまいりたいと考えておりますので、御理解を願いたいと思います。

質問 11番 北村修

時間がなくなりましたのであれですけれど、今言われたように、全国知事会、そして全国の市町村会等々も含めて、これらを国に強く要望しているところなんですね。私どもとしても、国が1兆円入れればこの均等割、平等割はなくして国保運営できますよということを明らかにした政策も出しています。私たちも、今、町長が述べられた方向で、私たちの今述べたような方向、これは一致しているというふうに思いますので、これはともにそういう方向で取り組んでいきたい。ぜひ町長としても減免を含めて頑張っていただきたいということを述べて、終わりにしたいと思います。ありがとうございました。────────────────────────────────────────────

出典:むかわ町議会 令和元年第1回定例会 2019年3月14日 議事録 PDF(75ページ) 間違いを知らせる