むかわ町議会 平成28年第4回定例会 2016年12月13日
(1)アイヌ施策の拡充について/(2)学校トイレの洋式化について
2016年12月13日、むかわ町議会の一般質問で、三上純一議員が「アイヌ施策の拡充について」「学校トイレの洋式化について」について質問し、町長 竹中喜之、生涯学習課長 齊藤春樹、副町長 渋谷昌彦が答弁しました。
- 質問者
- 三上純一 議員
- 答弁者
- 町長 竹中喜之、生涯学習課長 齊藤春樹、副町長 渋谷昌彦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 5番 三上純一
通告いたしました2点について伺います。アイヌ施策の拡充について、まず幾つか見解を伺いたいと思います。現在、北海道アイヌ協会に加入している会員は2,337名です。むかわ町でも162名の方が会員になっております。一時期から見るとおよそ半減しているという状況ですけれども、したがって実際にはその今の数字の数倍に及ぶものと思います。そういう中で、かつての同化政策や差別的な扱いによって、生活や教育面で厳しい環境下にあるアイヌ民族は今も少なくないわけであります。つまり、負の遺産を今なお引き継いでいるという現状にあるということでございます。北海道が実施いたしました2013年度の生活実態調査では、生活保護率は調査した市町村の平均より1.4倍高く、逆に大学進学率は0.6倍という低い結果が出ているわけであります。1997年、アイヌ文化の振興を目的としたアイヌ文化振興法が制定されましたが、生活や教育支援は法制化されませんでした。ことし平成28年3月に北海道アイヌ協会の要望を受けて、菅官房長官は、差別や偏見を究極的に解消するために現行のアイヌ政策を継続するだけでは不十分ということで、アイヌ民族が抱えている生活向上対策や貧困問題から来る幼児期の教育問題などを含めて、幅広くアイヌ政策に取り組む必要があり、法的措置の必要性についても総合的に検討したいというふうに表明いたしました。そういう中で国は今新しい法律、いわゆる新法制定に向けて検討に入っているという状況です。このことを受けまして、北海道議会あるいは各地で意見書なども可決されているという状況です。こういう国や北海道の動きと連動した自治体のあり方が重要になってくると考えているわけでございます。特に本町は、アイヌの人たちが移住する全道49市町村の中で4番目に多い会員数を誇っています。今からその受け皿としての環境整備を考えておく必要があると思いますし、問題意識を共有しておく必要があると思いますが、どのような見解を持っているかお伺いいたします。2つ目に、今アイヌ文化を発信する拠点として2020年に民族共生象徴空間、これ略称ですけれども、これが白老町に整備されます。国立としてアイヌ民族博物館、あるいは公園、さらには慰霊施設などが設置され、総事業費100億円とも言われております。近隣町としてのかかわりや連携が重要になってくると思いますが、この点についても考え方を伺っておきます。また、この象徴空間について年間100万人の来場者を見込んでいると言われております。そういう中で、白老町は町活性化推進会議を発足させて議論を加速させております。東胆振1市4町で取り組んでいる定住自立圏形成協定での共有した議論は現在されているのかどうか、さらに今後どのような議論が期待されるのか伺っておきたいと思います。4つ目に、アイヌ文化の発信や歴史の史実について、学校の役割も重要であります。現在、これまであるいは今後の取り組みについて教育委員会の見解を伺っておきたいと思います。
答弁 町長 竹中喜之
私のほうから1点目から3点目について触れさせていただきたいと思います。まず、現在、政府におきましてアイヌ民族支援の施策を検討するアイヌ政策推進会議ですか、ございまして、内閣官房長官を座長とするこの会議、アイヌ協会、関係団体の代表者のほか北海道知事、札幌市長等々で構成されているとお聞きをしております。アイヌ民族の方の生活や教育支援を目的とした新法の制定に向けて検討を進める方針を決定し、その具体的な議論がされていると伺っております。一方では、御承知と思われますが、北海道アイヌ協会、全国規模の総合的なアイヌ施策の根拠となる新たな法律、いわゆるアイヌ新法と呼ばれておりますが、この新法の早期制定に向けた国への要請について、道内各自治体に理解を求める取り組みが行われているかと思います。また、白老町ポロト湖畔に整備予定でございますアイヌ民族の歴史、文化を学び伝えるナショナルセンターと呼ぶんでしょうか、民族共生象徴空間の主要施設でございます国立アイヌ民族博物館、国立民族共生公園を2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に合わせて一般公開される予定でございます。アイヌ協会としましては、公開する前年を目途に、生活向上関連施策の幼児期から教育の充実や若者の就職支援、さらに産業の振興などを中心とする新法を国が主体的となり早期に制定するよう国に対して求めているところでもございます。このことからも、北海道も新法制定は最重要課題と考え、国が法的措置の必要性について総合的に検討する方針は、大きな一歩と受けとめていることでございます。町としましても、御案内のとおりむかわ町のまちづくり計画、この中にもアイヌ文化の振興、さらに生活支援及び生活環境の整備を掲げ、この間に来ております。国と北海道との検討する具体的なこれからの動向に合わせながら、しっかりと取り組んでいく覚悟でございますので、御理解を願いたいと思います。次に、2点目の民族共生象徴空間の整備に伴う近隣町としてのかかわりと、3点目の定住自立圏形成協定の連携事業としての議論についての御質問、関連がございますので一括してお答えをしていきたいと思います。御承知のとおり、民族共生象徴空間につきましては2020年の開設に向けて現在準備が進められております。現在、白老町では地元の住民の方々を中心に官民が連携し、当該施設の活用等についての協議が進められており、まずは町内の体制整備、こういったことを優先に、他の自治体との連携については次の段階で検討をしていきたいとの意向があるとされております。このことからも現段階では東胆振広域圏におきましては、東胆振定住自立圏共生ビジョンの圏域の将来像に記載がされております定住自立圏形成協定にかかわる追加項目としては提案されていない状況でもございます、現段階。しかし、東胆振圏域の1市4町で構成されております苫小牧地方総合開発期成会、御存じかと思いますが、最重点要望事項として民族共生象徴空間の整備促進等についての国への要望活動にこの間取り組んできているところでもございます。本年11月には施設周辺の道路整備と国道36号線を含めた交通アクセス改善について、室蘭地方総合開発期成会と連携し、これも国に対して要望活動を実施してきているところでもございます。圏域としての民族共生象徴空間との連携事業も含めた今後のかかわり方につきましては、白老町の事情もございますので、地元の協議体制がしっかりと整った時点でその対応を図ってまいりたいと考えておりますので、御理解を願いたいと思います。
答弁 生涯学習課長 齊藤春樹(生涯学習課長は2018年6月まで)
アイヌ施策の拡充についての4点目についてお答えいたします。まず、本町におけるアイヌ文化に関する学校での取り組みについては、小学校においては社会科副読本の中で北海道が蝦夷地と呼ばれていたころ、むかわ町内にもアイヌの人たちが住んでおり、生活していたことなどが記述されているほか、中学校の社会歴史の教科書の中でアイヌ民族と松前藩として紹介されております。こうした記述に基づいて、各学校ではアイヌ文化に触れる、あるいは理解する取り組みが進められており、宮戸小学校や中央小学校、仁和小学校などにおいて総合学習の1コマであったり、北海道の指定実践校としてアイヌ文化を知る、理解する取り組みとして地域の方々を講師にお願いして学習や交流活動を行ってきております。今年度、小学校社会科副読本の部分改訂作業をただいま行っておりますので、引き続きアイヌ文化についての記述を確保していきたいと考えておりますので、今後もこの副読本に基づき各学校において従前と同様に地域の歴史、文化として大事に考えていく教育が行われるものと考えております。また、文化財普及活動の部分では、町民文化祭での古式舞踊の披露など引き続き活動の場の確保を図ってまいりたいと考えております。
質問 5番 三上純一
この最重要課題というふうに近隣町の中で捉えているということは非常にありがたい話でありますけれども、いずれにしてもこの新しい法律等の国の動き、あるいは北海道の動きを見ながら、具体的なことはこれからということだと思うんですけれども、一つそういう連携組織に臨む姿勢として、当然この定住自立圏形成協定も一つありますし、あるいは胆振と日高と連携している北海道新幹線のnittan地域戦略会議、いろんな連携組織ありますけれども、そういう組織の中にどんどんテーマとしてこれから議論していくんだという投げかけ、そういったものが非常に必要になってくるんだろうと思いますし、むかわ町も近隣町としてそういう臨む姿勢というものがもちろんあるんだろうと思いますけれども、そこはやっぱり強調していただきたいなというふうに思いますし、先ほども、この象徴空間については100万人を想定する観光客を誘導するんだという目標があるようでございます。したがって、この1市4町あるいは日胆管内の全18市町村の中でさらに連携して盛り上げていく、いわゆる自治体間を線で結ぶという、そういうことが当然必要になってくるだろうなというふうに思いますけれども、その辺の町の意気込みというものを改めて伺っておきます。さらに、白老の戸田町長のお話をして申しわけないんですけれども、白老町は多文化共生のまちづくりを掲げて、特にその中で人材育成事業というものに力を入れております。本町も近隣町としてのアイヌ文化の伝承のための人材育成は非常に重要でございますが、実際我々やっておりますけれども、この伝承活動の実態というのは非常に厳しい現状にあります。当然、この象徴空間というのは、その文化伝承あるいは指導者を育成する拠点というふうになると思うんですけれども、ちょっと少し先の話になりますけれども、そういった拠点ができることに当たって、本町からいろんな人材を派遣して、そしてその中で研修を行ってもらってアイヌ文化の地元での伝承活動のリーダーになってもらう、そういう方策もこれから必要になってくるし、近隣町としてのむかわ町もそういったことを一つのテーマとして提案していくことも必要だと思うんですけれども、その辺はどのように考えているか、改めて伺っておきます。
答弁 町長 竹中喜之
先ほどの答弁と若干重なるかと思いますが、まずこの間、町としましても地域に密着した歴史だとか、あるいは文化の伝承活動、こういったこともあわせ、地域のアイヌの皆さんの生活福祉の向上等々のまず施策の推進に町内としても取り組んできていることは御案内のとおりでございます。私も可能な範囲で、通年を通して行われてきておりますアイヌの皆さんが主体とするさまざまな地域での行事等々に、伝承活動というんでしょうか、お邪魔をさせていただいてきているところでもございます。そういった中、これまで伝わってきている文化の一端にも触れさせていただいているところでもございます。その際、全道のアイヌ協会の加藤理事長ですか、ともお会いする機会もありまして、さまざまな角度でのお話も聞かせていただいているところでもございます。そのようなことから、現在進められておりますアイヌ施策にかかわる取り組みにつきましても、基本的な考え方の趣旨にもありますアイヌの方々はもちろんのことでございますが、この機会にアイヌの皆さんに寄り添った先住民族政策の再構築の視点、観点というのを大切にしながら、改めて民族共生の象徴空間の公開といったところを、この際ですからこれを国を扇のかなめにしながら北海道を初め全国、こういったところを対象にしっかりと普及発信されますことをまずは願うものでございます。また、象徴空間の関係でございます。これは白老単独という問題ではなくて北海道全体、オール北海道で民族共生象徴空間を執り進めるための組織化もされております。こういったところで、我が町としても同じ管内として、実態も含めてさらに文化推進に向けての取り組みというのは進めていかなければならないかなと思います。あわせて、nittanの関係でいえば、今18の自治体の中で、新幹線等々も意識しながら地方創生に向けての戦略会議というのが推進されております。共通した事項として、人数の多少はございますけれどもアイヌの方々が実際に生活している地域として、さらに進めていかなければならないのかなと思っております。他民族共生の文化の視点は何も否定するものはございません。改めて、先ほどのnittanではございませんが、振興局の枠を超えてのむかわ町、さらには平取町、あるいは日高町といったWAKUWAKU(わくわく)協議会ということで、広域的な交流の活動の振興を図る上でもアイヌ文化の視点というのは一つのキーワードになるのかなと押さえているところでございます。
質問 5番 三上純一
非常に意欲的に考えていただけているなという感想を持っているんですけれども、これまでも協会の組織に当たりましては大変大きな支援をしていただいております。行政の役割、そして我々の役割、当事者としての役割もありますので、これは我々も襟を正しながらやっていかなきゃならないなと。そういう中で、今北海道が中心となってあらゆる場面で文化の発信をしております。我々もムペツ館において協会の会員が作成した成果品等を展示してアイヌ文化を発信しておりますけれども、ムペツ館だけの中ではなかなか広がりがないというふうに思いますし、具体的な一つの提案としては、例えば四季の館の中で、一時的でもいいし定期的でもいいんですけれども、パネル展のような展示はできないものなのかなというようなことを考えていたので、その辺は検討されていただければなというふうに思っております。先ほど学校の関係では、副読本等を活用して小学校等でも特に積極的にアイヌ文化の理解を進めているということがありましたので、大変いい傾向だなというふうに思っています。例えば、平取なんていうのは、あそこはもっと進んでいて、例えば伝統の衣装を縫ったり、それから今言った、先ほど答弁された総合学習をどんどん積極的に取り入れていると、アイヌ語の授業もカリキュラムに組み込んだりしているということもありますので、そこはぜひ今後積極的に取り組んでいただきたいと思います。先ほどの、今の教育委員会の関係は、御答弁はいいです。四季の館のパネル展示等について提案させていただいたんですけれども、どんな感想を持っているか伺います。
答弁 副町長 渋谷昌彦(副町長は2022年3月まで)
四季の館でのパネル展ということでございますけれども、四季の館、御存じのように町民の施設として有効に活用をさせてもらっているところでありますけれども、文化祭等の中でもたんぽぽホールの前の広場を使ってさまざまな展示等、パネル展等もやってございます。そういった意味では、こういったパネル展、提案があれば十分に対応が可能というふうに考えてございますので、ぜひ御検討いただいて、指定管理者のほうとも相談をされていただければなというふうに思ってございます。
質問 5番 三上純一
ありがとうございます。今、白老町で整備される象徴空間でございますけれども、通常、一般的にはアイヌ文化の伝承、そしてその発信の拠点というふうになっております。さらに100万人の観光客の誘導というふうになっておりますけれども、私は、この象徴空間の究極の目的というものは、差別だとか偏見、あるいは貧困が何世代も続いてきた負の連鎖というものを断ち切るという、そういう大きな目標が我々にもあります。つまり経済格差を解消するということであります。行政の役割、我々の役割という部分での、それぞれの役割ありますけれども、行政に関してはこれ以上の、これまで以上のご支援をひとつお願い申し上げたいというふうに思っておりまして、次の質問に入ります。学校トイレの洋式化について伺います。文部科学省は、この11月に全国の公立小・中学校のトイレについて洋式化率は43.3%にとどまっているとの調査結果を公表いたしました。本町においても約60%と、決して高くないわけであります。この洋式化促進についての考え方についてお伺いをいたします。
答弁 生涯学習課長 齊藤春樹(生涯学習課長は2018年6月まで)
学校トイレの洋式化についてお答えします。まず、むかわ町の学校施設におけるトイレの洋式化率の現状について報告させていただきます。平成28年4月1日現在、トイレ総数110個に対し洋式トイレが66個となっておりますことから、ただいま御質問の中にあったとおり、むかわ町全体では洋式化率は60%となっております。しかし、学校施設間にばらつきがあり、新しい学校や大規模改修を終えている施設では洋式トイレ率が高く、鵡川中学校や富内小学校では100%となっておりますし、今年度改築を終える鵡川中央小学校についても、改築部分は全て洋式化されておりますが、旧施設を引き継ぐ体育館部分の4個が和式のため洋式化率としては81%となっております。この中央小学校の今年度2期工事の完成により洋式トイレがふえますので、完成後の洋式化率は町全体で65%程度になるものと考えております。しかし、しばらく改修から遠ざかっている学校もございますので、洋式化率は3割から4割と低くなっておりますことから、次年度以降も施設改修を行う際には洋式化を進めてまいりたいと考えております。
質問 5番 三上純一
今、御答弁ありましたけれども、洋式化率60%というふうな数値が、平均値ではそうなります。今言われたように穂別小学校は和式が16、洋式が7、それから穂別中学校においても和式が8で洋式が4と、和式が圧倒的に多いということになっています。今、学校間で大きな違いがあるというふうに言われましたが、当然新しい学校は100%、鵡川中学校は全部洋式というふうになっています。今回の調査結果の中でも、今後トイレを新設、あるいは改修する場合、和式より洋式を多くするという回答は85%から90%ぐらいになっています。いわゆるそれだけニーズが多いという実態としてはあると。さらに今、御承知のように、生徒・児童だけじゃなくて学校というのは災害だとか、あるいは運動会とか学芸会とかというのは、地域の高齢者のお手伝いをもらいながら、いわゆる高齢者が参加するというのが非常にふえています。したがって、学校のトイレを利用するということが非常にふえているので、実際現場での洋式化されていないというところになると、非常に高齢者が学校に行きづらいというか、行く意欲が薄れるというふうな、そういう心配もあります。実際としては。そういう、これ現場の先生方のお話も実際そうなんです。今回、先生方にこの調査で聞くと、まず学校の改善で必要な設備という部分ではトイレが一番、まずトイレを直してほしいという、そういう先生方の意見が圧倒的だったということでございます。随時これから改修、改善していく方向は今示されたんですけれども、これ結構喫緊の課題だというふうに私は捉えるんですけれども、改めてその辺、今後の改修、改善についてどのように考えておりますか。
答弁 生涯学習課長 齊藤春樹(生涯学習課長は2018年6月まで)
今御指摘のあったように、各学校間でのばらつきがありまして、未整備のまま洋式トイレ率が低い学校がございます。この後、今お話に出た富内小学校、穂別中学校と洋式率の低い学校、それから宮戸小学校もそうなんですけれども、そういった部分について若干学校の先生にも伺いましたけれども、実際、和式トイレと洋式トイレがあればやっぱり洋式トイレを皆さん使うと。和式トイレの効能というのもあることはあるんですが、現状としてはそういった、社会ではまだ和式トイレがあるという部分では体験的にそういう部分も必要かとも思われますが、実際に使われないことには意味がないということで、そういった部分では今後その洋式化を進めてまいりたいと。ただ、トイレだけの改修で進めていくというのはなかなかちょっとまだ足りないのかなと、具体的に言いますと、補助金制度の中でも洋式化というのは大規模、施設全体の改修をやるときにやるようにという、そういった動きもございますので、その辺のこと、それから、現在は災害の避難所の部分がございますから、そういった部分での予算というのもついてくるような動きもございますので、その辺を検討しながら改修の際の洋式化というのを優先的に考えて進めてまいりたいということで考えてございます。
質問 5番 三上純一
今、各家庭でも、あるいは幼稚園とか保育所、これ全て洋式ですよね。和式というのはないんです。そういう中で育った子どもたちというのは、小学校に行って和式の使い方がわからないというのが実態にあるようです。現に、きのうも先生方に聞いたんですけれども、しゃがみ方がわからないというか、これ本当に大変なことなんだなというふうに思ったんです。きのう宮戸小学校のトイレをちょっと見させていただいて、洋式と和式あります。どちらも見させてもらいました。洋式というから、私は自分のうちでもウォシュレットとかいろいろついている洋式のあれかなと思ったんです。そうしたら洋式といってもただぱたんといって座るだけのものなんです。実際、もちろん電気もついていない、冷たいんですトイレ、子どもたち非常に嫌がるそうです。これ何で役場の施設は全部洋式になって、すごい便座がついているんですかと、先生は言わないよ、先生は言わないけれども私はそういうふうに感じて。これはやっぱり、確かに過去には、宮戸小学校もスペースが狭いものだから、和式のトイレを洋式にするのに2つを1つにして、空間をとって洋式にしたんです。それ全部そうはしていないんですけれども、1カ所だけそうやっているんですけれども、実態を見ると、これ高齢者が集まってきたときにトイレはまず使えないだろうなと。例えば災害時の避難、宮戸小学校も避難所になっていますけれども、これは大変な状況なんだなと、改めてこれ早急に整備しなければならないかなというふうに私は感じたんですけれども。今の同じ洋式だと言いながら、洋式の便座そのものを変えるということも早急にやる必要があると思うんですけれども、その辺ちょっと考え方をもう一回伺っておきます。
答弁 町長 竹中喜之
基本的な考え方として、学校のトイレは学校関係者だけで使うんじゃないよと、災害時の要望等々もありますし、多くの方々が使われるということでございます。ただ、そのタイミングというのもございますので、今後に向けて、町内の公共施設の水洗化というのも先行的にかなり進められておりますので、そういったことも含めて学校施設のトイレにつきましても、改修のタイミングというのもあわせましてしっかりと考えていきたいと考えています。
質問 5番 三上純一
トイレは大変老朽化しやすいし、特有の汚れも残ります。日ごろのメンテナンスなども含めて子どもたちにとって快適な空間であるように、ひとつ整備していただくことを願って質問を終わります。ありがとうございます。────────────────────────────────────────────