むかわ町議会 平成29年第4回定例会 2017年12月12日
指定管理施設のモニタリングの実施についての考えについて
2017年12月12日、むかわ町議会の一般質問で、三上純一議員が「指定管理施設のモニタリングの実施についての考えについて」質問し、副町長 渋谷昌彦が答弁しました。
- 質問者
- 三上純一 議員
- 答弁者
- 副町長 渋谷昌彦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 三上純一
通告しております3点について見解をお伺いいたします。まず1点目、指定管理施設のモニタリングの実施についての考えについて伺います。現在、幾つかの公共施設において、指定管理者制度を導入しております。言うまでもなく、これは民間の経験や知恵を生かした、利用者へのサービスの向上、あるいは行政の負担軽減などを目的として実施しているものです。しかし、指定管理者制度導入からかれこれ10年、11年とか経過しています。なおかつ、それに伴い施設の老朽化や人口減少、高齢化などによってニーズの変化への対応が求められているかなというふうに思います。改めて、指定管理者施設の維持管理状態や利用者の声、満足度、適切なサービスが提供されているかなどを把握するために、モニタリングを実施していく必要があると思いますが、考えをお伺いいたします。
答弁 副町長 渋谷昌彦(副町長は2022年3月まで)
むかわ町におけます指定管理者制度の導入につきましては、平成17年度に旧鵡川町で1件の導入後、合併新町になった平成18年度に9施設が新たに指定をされ、現在は13施設が指定管理者によって管理運営されているところであります。制度導入によりまして、管理運営経費の縮減とともに住民サービスの向上も図られているというふうに考えているところであります。毎年度終了時に指定管理者からの事業報告書や収支報告書の提出を受け、協定書や仕様書に基づき適正に管理されているかのチェックを行い、次年度の政策検討や予算編成時には、施設所管課を通してでありますけれども、業務の質、水準の維持、向上の状況や指定管理者が提案した契約内容の確認、あるいは検討を実施してきているところであります。しかしながら、効率性や収益性を追求する余り、サービスの公平性や安全性が損なわれたり、利用者の満足度の低下につながってはせっかくの制度意義が失われてしまいます。現在の指定管理者にあっては、関係法令の定めるところにより運営協議会や委員会といった外部委員を含めた評価機関を設置しているもののほか、独自に利用者アンケートや利用者懇談会などを実施し、職員や所管課を含めた改善検討の会議を実施している指定管理者もありますけれども、各施設の統一的水準を町として示していないのが現状でございます。指定管理者制度におけますモニタリングは、協議の要求水準の履行確認にとどまらず、業務の総合的な質を判断する評価もセットとして捉えますことにより、有効な手法というふうに考えているところでございます。現在の指定管理者施設は、設置目的が多種多様にわたっております。また、利用者の範囲が極めて限定的な施設もありますので、紋切り型のモニタリング評価方法には工夫が必要というふうには考えておりますけれども、実施に向けた調査検討を今後、積極的に進めてまいりたいというふうに思ってございます。
質問 5番 三上純一
指定管理者の一覧表を見ますと、14施設を指定管理者していると、今現段階で。これ全てモニタリングするということは、当然、役場の職員数からもいっても非常に大変な話で、モニタリングできる施設とそうでない施設と当然あると思うんです。今、副町長言われたように、定期的に収支報告、あるいは運営協議会の中での議論がきちっと報告されているということで、一定のそういうミーティングはされているということなんですけれども、この指定管理者制度が何年かスパンで繰り返しきている。しかし、かなり数年たってきて、指定管理者制度の課題として指摘されているという事項は、やはり行政のチェック機能が働いていないという、そういう問題が指摘されていると思うんです。例えば、指定管理者施設の中に四季の館中心にして、温泉はくあだとか、穂別の温泉だとかといろいろありますけれども、やはり利用者がふえている施設、あるいは減少している施設というふうに実態としてあると思うんです。やはり、その辺はやっぱり利用している人方のニーズ、つまりどういう利用者が日ごろ要望しているのか、使ってみて、利用してみて、どんな感想を持っているのかということを、やはりきちっと把握する必要があるというふうに私は思うんです。それと、例えば、これ余り申し上げたくないんだけれども、この指定管理者の中に鵡川高等学校の生徒寮があります。鵡川三気塾、これも指定管理しているんですけれども、これも前回、先般、三気塾の中で生徒が問題を起こしたと。これもいわゆる目が行き届かなかったということで終わっていますけれども、やっぱりこういった問題がやはり指定管理者がみずからセルフモニタリングみたいなチェック機能をしているところもあるんですけれども、それだけではやはりみずから襟を正すということはなかなかできない。そこでやっぱり行政、町が、いかにチェックしていくか、いかにモニタリングしていくかというのが、非常に大事なポイントになるんだろうなというふうに思っているんです。だから、全て指定管理者している施設をモニタリングするんじゃなくて、やっぱりそういう利用者が常に頻繁に不特定多数の方々が利用している施設、あるいはこういう問題が起きた施設というのを、やはり定期的にどういうポイントがあるかというものも含めて、やっぱりチェック機能を果たすためのモニタリングは、やっぱり実施していくべきでないかなというふうに思うんですけれども、改めてお伺いします。
答弁 副町長 渋谷昌彦(副町長は2022年3月まで)
先ほども答弁申し上げましたけれども、なかなかいろいろな目的、利用形態がございまして、制度の趣旨はそのとおりに単純に適用できないところもあるというのは、議員のおっしゃっているとおりでございます。特に、私ども、今、考えているのは、議員も今おっしゃっておられましたけれども、不特定多数が利用される、そしてまた利用料金をいただいているようなところにつきましては、特にやはり利用者の満足度ですとか、サービスの状況、また利用者の御意見というものを、ぜひ日々聞いておく必要があるだろうというふうに思っています。独自に意見箱等を設けてやっているようなところもございますけれども、町としてどういった方法でやるべきという一定の指針も設けながら取り組んでもらうと、そういったものを報告しながら、指定管理者側と町側といいますか、施設の設置側と協議しながらよりよい施設にしていくというような制度的なものも進めていきたいというふうに思ってございます。私どもが直接行っていろいろ伺うという方法もあるんでしょうけれども、そのやり方そのものを一定のルールで決めまして、それに基づいてやっていただくというようなことで、そういった制度の確立に向けていきたいなというふうに思っているところでございます。
質問 5番 三上純一
まさに、公共施設のあり方について、町民に対してむかわ町の公共施設の総合管理計画の概要版をつくって、そして町民の御意見も伺っております。それもどういう形でまとまったかはわかりませんけれども、やはり数多くあるこの公共施設を利用する側の住民、あるいは町外の方も含めて、やっぱり安全・安心に利用できる、さらにはニーズに応えるサービスを提供していく、それがやっぱり基本的に交流人口につながり、まちづくりにつながっていくということに私はなると思うんで、そこをぜひ検討していきたい、いっていただきたいというふうに思っております。よろしくお願いします。