妹背牛町議会 平成28年第3回定例会 2016年9月8日
改正農業委員会法について
2016年9月8日、妹背牛町議会の一般質問で、工藤正博議員が「改正農業委員会法について」質問し、農委事務局長 篠原敬司、農政課長 廣田徹、住民課長 西山進、町長 寺崎一郎が答弁しました。
- 質問者
- 工藤正博 議員
- 答弁者
- 農委事務局長 篠原敬司、農政課長 廣田徹、住民課長 西山進、町長 寺崎一郎
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 1番 工藤正博
(登壇) それでは、通告に従い、質問いたします。質問の第1は、改正農業委員会法に関連し、質問します。昨年の国会で、農協改革関連法の一環として農業委員会等に関する法律の改正が成立しました。まず、改正で農業委員会の性格や位置づけがどう変わり、また変わらないのはどこかという問題です。その性格の一つは、農地法などに基づく農地行政を主に担う行政委員会です。もう一つは、委員の多数が農民の直接選挙で選ばれることや、農民の意見を農政に反映することが業務の一つとされることから生ずる農民の代表機関という性格です。1951年、昭和26年、制度の発足時の基本的考え方は、農地制度の運用及び農業全般にわたる問題を、農業者の総意と自主的な協力によって総合的に解決していくための農業者の民主的機関でした。その後たびたび法改正がなされ、農業の構造政策、大規模化の推進を担う役割が強められました。さらに、1999年、平成11年には食料・農業・農村基本法、2009年、平成21年には農地法の改正などに伴い、農政の下請機関としての位置づけが一層強まりましたが、農民の代表機関としての性格は維持されてきました。しかし、今回は、従来の延長と見るわけにはいきません。法律の目的から農民の地位向上を削除し、委員の公選制を廃止し、意見の公表、建議を業務から削除するなど、農業委員会の農業者の民主的な機関としての性格を法律から消し去り、制度の根幹を変質させる内容だからであります。そこで、幾つか質問いたします。1つは、法の目的、第1条から農民の地位の向上を削除しました。農水省は今回の改正を、農業委員会がその主たる使命である農地利用の最適化をよりよく果たせるようにするためと強調しています。一体なぜこれが農民の地位向上をより明確になるのでしょうか。2つに、農業委員会の公選制の廃止が盛り込まれました。それ以前は、農地の所有者や耕作者から委員が信任され、その意見を農地行政や農業振興策に反映させる上でも不可欠とされてきましたが、これがどうして公選制を廃止しなければならない理由になるのでしょうか。農村の現場に公選制は不都合という声があるのでしょうか。3つに、意見の公表、建議などを削除したことです。その理由は、農業委員会の業務を農地利用の最適化の推進に力点を置くためと言っています。意見の公表、建議は、多くの市町村で自治体への農業振興策の提案、このことについては、妹背牛の農業委員会は毎年欠かさず建議しているという特筆される活動を進めています。また、政府へのTPP反対の意見書の提出などで、農業委員会が農民の声を代弁する重要な役割を果たしてきました。今回の法文からの削除はこの役割を実質的に否定するものですが、これをよしとしたら、農業振興の提案や農民の声を代弁する策はほかにあるのでしょうか。以上3点伺います。次に、次の臨時国会でもTPP批准を狙っていることに関連し、黙っていていいのかということが今私たちに突きつけられていることについて質問します。毎回のように私はTPP問題に関連し、質問してきました。この問題が、今度の臨時国会で数に物を言わせて批准してしまおうという動きが出てきています。幾つかの問題を指摘したいと思います。第1に、選挙公約と国会決議違反は明白であるということです。このことには多くを語る必要もないでしょう。国会での短期間の審議でも、1つに、TPPには関税の撤廃、削減をしない除外の規定が一切存在しないこと、2つに、日本だけが7年後にアメリカなど農産物輸出大国5カ国との間でさらなる関税撤廃に向けた見直し協議を義務づけられていること、3つに、守った、守ったという聖域5品目も、細目で見れば、無傷のものは一つもないということであります。こういう事実を国会審議で、石原TPP担当大臣も森山農林大臣も認めざるを得ませんでした。第2に、国民と国会に徹底した秘密主義を貫いているということです。政府は、甘利前大臣とフロマン通商代表との交渉過程については、タイトルと日付以外は全て黒塗りの資料を提出した上で、担当大臣は交渉経過は答弁できないの、この一点張りでした。国民と国会に秘密主義を貫き通す姿勢は、重大な民主主義違反です。それでも諦めないのが安倍政権です。これでは安倍政権に食料自給率の向上、家族経営を支える農政に転換すること、北海道農業、妹背牛農業の発展を託すことができるでしょうか。加えて言えば、国会閉会翌日の6月2日、安倍政権は、骨太方針や日本再興戦略などを閣議決定しました。TPPは農業にとって大きなチャンス、TPPの早期発効をうたい、TPP断固推進の姿勢を強調しています。しかし、ご存じのとおり、アメリカでは、2人に絞られた大統領候補が、TPPはばかげた協定、雇用を奪うTPPには反対とTPPに猛反対し、アーミテージ元国務長官がオバマ政権でTPPの議会通過は難しいと述べるなど、反対一色であります。国会内外ではもうぼろぼろであります。加えて、TPP大筋合意後に出されたTPP対策の補助事業、産地パワーアップ経営体育成支援事業、畜産クラスター事業などは、家族農業を行っている農家はほとんど活用できない内容になっています。事業を当てにして農業機械を販売しようと思っていた販売会社も、ハードルが高くて、ほとんどの農家が活用できないと嘆くほどです。その条件は一体何なのか。輸出農業に切りかえる。規模を拡大し、法人化するなどで、いわば輸出向け農業、ここには幾らでも国費を導入するが、国民に供給する農業には補助金は出さないというものであります。以上、TPP批准を取り巻く内外情勢や国内農業対策の現状を指摘しましたが、否定されるところがあれば挙げてください。また、TPP国会批准をさせない決意があれば、お答えをいただきたいと思います。次に、安倍政権が目指す2018年度の医療改革に関連し、質問します。その第1は、後期高齢者の保険料を値上げすることです。老人福祉法には、多年にわたり社会の進展に寄与してきた者として、かつ豊富な知識と経験を有する者として敬愛されるとともに、生きがいを持てる健全で安らかな生活を保障されるものとうたわれています。しかし、今の自公政権は、社会保障制度を改悪し、社会の功労者の生きがいと人間らしい生活を奪っているではありませんか。2008年に75歳以上の高齢者と65歳以上の障がい者が後期高齢者医療保険制度の対象となりました。その際に保険料が急激に上がることになり、政府は反対の世論を抑えるために特例措置を設けざるを得ませんでした。後期高齢者医療保険料は、被保険者1人について一律の負担となる均等割、それぞれの収入によって定められる所得割を合計したものです。国民健康保険の場合は、均等割は最高でも7割の負担軽減ですが、後期高齢者の保険ではさらに9割と8割5分軽減が特例措置として設けられ、この北海道では約24万7,000人の保険料が軽減されています。また、新たに保険料負担が生じた元の扶養者に対する5割の軽減を受けている方が約6万人、所得割の負担軽減を受けている方約7万人と、これら合わせて約38万人が特例措置の保険料軽減を受けています。しかし、厚生労働省は、この特例措置は暫定的なものなのだと、こう言いながら、2017年度から廃止しようとしています。均等割9割軽減の人は3倍、8割5分軽減の人は2倍、被扶養者軽減の人は10倍以上になる場合もあるわけです。政府はこのようなことに何の後ろめたさもないのでしょうか、行政側としてその痛みはどのように感じ取っているのでしょうか、老人福祉法に触れないのでしょうか、率直に質問いたします。また、特例措置を受けている人数、元の扶養者に対する5割軽減、所得割の負担軽減を受けている人数は何人になっているでしょうか、あわせて質問いたします。第2に、療養病床削減について質問します。療養病床は医療保険適用と介護保険適用があり、いずれも期間の制限がないために、長期にわたり療養を必要とする患者が入院の対象となっています。北海道の療養病床数は、医療療養病床が約1万7,400床、介護療養病床は約3,200床です。医療療養は療養病床入院基本料が定められており、廃止される対象の病床は、入院患者25人当たり看護職員は1人以上、ここで約3,600床が対象となります。介護療養病床と合わせると、6,800床が削減される可能性があると伝えられております。生存権の保障という観点から見ると、医療区分1の人、区分3、これは24時間の持続点滴、中心静脈栄養などを行う患者さん、区分2は、透析やひっきりなしに血糖測定を行う患者さん以外の患者さん。でも、入院医療が必要な患者さんがいるということです。削るだけではなく、医療区分2と3の対象になる視点での議論もするのが当然ではないでしょうか。道内7,000床に影響する生存権保障の観点から見ても人間味もない大きな問題となりますが、対象となっている患者さんへの影響はないのでしょうか。あわせて、この妹背牛町の影響はないのでしょうか、質問いたします。最後に、高校跡地利活用とまちづくりに関して質問します。高校閉校以来、予想よりも早く校舎が解体されてしまいました。その直後は、強風が来たらほこりで大変になるだろうなという町民の心配の声も、雑草すら刈らないのだろうかという声もある中で、見る間に草丈が伸びて、そのままお盆も過ぎ去りました。害虫は喜び、育つでしょうが、環境衛生上から見ると、見るに忍びないひどさでした。まさに後は野となれ山となれと言わんばかりの態度に私は怒りさえ覚えました。幸いに町教委では、窓口を通して道に、せめてお盆前に草刈りをと要請をしていただきました。これには、お盆後になったとはいえ、応えていただきました。町教委の迅速な対応には敬意を表しています。今、町民の中には、一体町は高校跡地をどうしようとしているのかと当初は期待がありました。しかし、今は不安に変わりつつあるのです。高校跡地の利活用とまちづくり構想が見えてこないのです。これに関する協議会も立ち上げられ、800万円を超える予算を組み、町民アンケートも調査されました。財政調整基金も多くはありません。ご苦労が先に見えるような気がしますが、今がチャンスではないでしょうか。多くの若者は、知恵をたくさん持っています。私の弱い分野の横文字、インターネット、ワイファイというスポットが欲しい、ハブタウン、ハブシティー、次から次と横文字が飛び交います。高校跡地の一角にバイクの駐車場、休憩ハウス、そこにちょっとした芝生、寝転んで休息したい。ここには大きな発想転換が秘められています。妹背牛は何もないまちだ。しかし、誇れるかけ流しの温泉があるではありませんか。庁舎には4階まで上がれるエレベーターがあり、360度のパノラマを楽しめる。晴れの日は隣のまちも見えます。ウオータースライダーがあり、子供たちは水遊びをし、その後カーリングホールで遊具で遊んだり、涼んだり、お母さんの子供の見守りにも本当に安心です。そして、この北空知には、すばらしい観光もたくさんあります。宿泊も当然できます。そこで、お知らせします、旅の中継所妹背牛町、こういう売り込みも重要ではないでしょうか。北空知からの発信の地、大きなお知らせ板、ちょっと休憩していこうよ、そこから広がる町内散歩、発想の転換で、いいアイデアが出ないでしょうか、質問いたします。お年寄りからの希望で多いのは、西側にも会館が欲しい。ちょっと休憩したいんだ。気楽にお話ができる。ちょくちょく町長さんにも会いたいと言っているのです。そして、福祉施設も欲しい。これには雇用もふえます。大きい施設はお金がかかり過ぎる。小さい施設でもいいんだ。このまちから旅立ちたいんだよと、切ない願いもあるわけです。人まねがあってもいいではないですか。ほかのまちのまねがあってもいいではないですか。それより少しよいものを考えれば、進むことができるのではないでしょうか。すぐにできるものは少ない。しかし、これを目指したい、その意欲を町民に示すことが、町民にとってはやる気と希望が湧いてくるのではないでしょうか。いつやるのですか。今でしょう。今しかありません。まちづくりビジョンをぜひ示していただきたいと思います。以上質問し、再質問を留保し、終わります。
答弁 農委事務局長 篠原敬司(農委事務局長は2016年12月まで)
1番目の改正農業委員会制度についてお答えいたします。今回の改正におきましては、昨年9月に農林水産業地域の活性力創造プラン等に基づく6次産業化による高付加価値化、海外マーケットも視野に入れた需要の開拓、農地中間管理機構による担い手への農地の集積、農地利用の最適化等を目的とする農政改革の成果を上げるために環境を整備していくことが必要不可欠であることから、農業協同組合、農業委員会、農業生産法人について見直しを行うことを目的とした農業協同組合法等の一部を改正する法律に基づいて農業委員会法の一部を改正したものでございます。本法律につきましては、本年4月1日より施行されてございます。質問の1つ目であります、今回の改正がなぜ農民の地位向上がより明確になることかとの件でございます。昭和26年制定時から幾度の法改正、農業情勢の変化、農業経営の変化等により、国は法律施行時から現在に至っての状況を踏まえ、農民の地位の向上に寄与するという目的から、地位が確立、達成したとの判断により法文より削除し、最も重要な業務として、農業委員会がその主たる使命である農地利用の最適化、つまり担い手への集積、集約化、耕作放棄地の発生防止、解消、新規参入の促進をよりよく果たせるようにし、さらなる農業、農地利用の推進のために、目的ではなく、所掌事務として法第6条第2項に新設を行ってございます。質問の2つ目であります公選制の廃止でございますが、また農村の現場に不都合という声があるかとの件についてでございます。公選制の廃止においては、法成立まで、農業委員は公選制による委員を中心として、地域農業者から選ばれた代表として信任を得ることからこそ、農地の権利調整に関与し、農地を守る視点に立った業務を進めることができるものであり、公選制こそが農業委員会業務の推進に不可欠と訴えてきましたが、国は、地域の農業をリードする担い手が不透明なプロセスを経て確実に就任することを防ぐために、また認定農業者が過半数以上確保及び中立的な立場で公平に判断することができる者を登用するために、議会の同意を要件とする市町村長の任命制に変更したものでございます。また、農村の現場における公選制の不都合という声については、全国的には兼業農家が多い本州の大都市近郊では、委員のなり手不足による不都合という声は出ているようでございます。しかし、北海道を含む他県におきましては、不都合との声は一切出ておりません。次に、3つ目でございますが、意見の公表、建議などを削除した理由は何かとの件でございますが、法案検討時においては、意見の公表、建議は法的根拠がなくても行えるとの判断により、削除されてございました。国は、関係機関、行政機関、団体において、農業者、集落、農業団体の声を行政に反映することができなくなるとのことから、法第38条、関係行政機関等に対する農業委員会の意見の提出を新設し、農業者の声を直接届け出るようにされてございます。以上、答弁とさせていただきます。
答弁 農政課長 廣田徹(農政課長は2020年12月まで)
TPPに関するご質問にお答えをいたします。ご指摘につきましては、完全には否定できないかと思います。国会決議違反であるかは、前にもお答えしたかと思いますが、濃いグレーだと感じておりますが、ここでは断定はできないということでございます。細かい部分でいいますと、産地パワーアップ事業につきましては、近隣町のカントリー施設の改修に適用されているということでございますが、相当厳しい条件があります。また、個人の農業機械につきましては、担い手確保経営強化支援事業が該当となります。本町においても、これから町内、希望を取りまとめるという予定でございます。しかし、予算規模が非常に少ないということで、充分な対応とは言いがたいというふうな状況でございます。いずれにいたしましても、TPPに対するセーフティーネットが万全でない限りは、庁舎の懸垂幕のとおり、断固反対の立場でございます。以上、答弁とさせていただきます。
答弁 住民課長 西山進(住民課長は2017年12月まで)
3番目の医療改革についてご答弁申し上げます。1つ目の後期高齢者医療制度の特例措置の廃止のご質問でございますが、6月にも一般質問を受けておりますので、一部重複するような答弁になろうかと思いますので、ご理解をいただきたいと思います。後期高齢者医療制度は平成20年度から開始され、8年が経過いたしております。この制度の対象者は75歳以上で、低所得者が多数を占めていることから、制度施行に当たり、低所得者の保険料軽減として、均等割9割、8.5割の軽減、所得割5割の軽減、元被扶養者の保険料軽減として均等割9割の軽減となっており、低所得者に対して特例軽減措置がなされてございます。今後、保険料軽減特例は段階的に縮小することになっておりますが、平成26年度から特例軽減とは別に軽減対象の拡大として、均等割2割軽減、5割軽減の軽減対象となる所得基準の引き上げにより、所得金額によっては軽減なしの方が2割軽減へ、2割軽減の方が5割軽減へとそれぞれ低所得者に配慮した軽減の範囲が拡大されてございます。激変緩和措置の具体的な内容については、低所得者に対する介護保険料軽減の拡充や年金生活支援給付金の支給とあわせて今後検討していくことになってございますので、ご理解を賜りたいと存じます。また、特例措置を受けている対象者数でございますが、本町では被保険者数804人に対して、均等割の9割軽減が177人、8.5割軽減が285人、所得割軽減の5割軽減が85人、元の被扶養者の9割軽減が83人となってございます。以上、答弁といたします。続きまして、次に医療病床削減についてご答弁申し上げます。削減された場合、対象となっている患者さんへの影響はというご質問でございますが、2025年にいわゆる団塊の世代が全て75歳以上となる中、医療や介護が必要な状態になっても、できる限り住みなれた地域で安心して生活を継続できるような切れ目のない医療及び介護の提供体制を構築するために、平成26年6月に地域医療介護総合確保推進法が成立しており、この法では、医療法の中で医療計画の一部として地域医療構想が位置づけられてございます。これを受けて昨年、北空知圏域地域医療構想調整会議を設置し、2025年時点での必要な病床数を現在の606床から522床、14%減にする病床数を示し、これをもとに道は、道内各医療圏の必要病床数を反映した地域医療構想を策定する予定となってございます。策定に当たり、道内の21ある2次医療圏の2015年の病床数7万9,585床を2025年までに7万3,190床、8%の減とする必要病床数が示されてございます。2025年までに症状が軽く、集中的な医療が必要ない慢性期の患者は自宅や介護施設等での治療に切りかえることで、病院で治す医療から、病気を抱えながら地域で生活していく支える医療に変化していくことが重要だと考えております。このことから、今後は患者の状態に即した適切な医療、介護が適切な場所で受けられる介護施設や高齢者住宅等の住まいの確保、在宅医療、地域包括ケアシステム構築などの施策等が検討されており、これにより患者への影響は多少なりともなくなっていくものと考えてございます。ご理解を賜りたいと存じます。以上、答弁といたします。
答弁 町長 寺崎一郎(町長は2017年9月まで)
私のほうから高校跡地の利活用とまちづくりのビジョンについて答弁を申し上げたいと思います。高校跡地については、校舎が建っていた当時は、一体的には利用できないとのことから、民間に対する利用の公募を行い、民間の応募もなく、平成26年、27年に解体をされたところでございます。解体工事も、本年5月25日に整地などを終えて、解体が終了し、道の利用がない場合、次にまちの利用となれば、まちがなければ民間に対して利用の公募を行う順位であり、3月、6月の定例会でもご質問があり、答弁をいたしておりますが、道と高校跡地の無償譲渡、教員住宅の解体及び譲渡、地域おこし協力隊員の住宅としての賃貸など協議を行っており、地域おこし協力隊員の住居については、8月25日より賃貸契約を終え、2人入居しております。さらに、先ほど議員のご指摘のとおり、高校跡地の雑草処理については、町内会あるいは隣接の住宅に住まわれている方から電話にて情報を受けており、管理窓口の深川西高校に伝え、現場の確認などをして、8月27日に校舎の草取りを終えております。校舎跡地の無償条件は、公共施設等の用地利用についてはとのことから、役場庁舎内での課長会議において無償で譲渡協議を行うため、利用構想について協議を今しているところでございます。現段階では、約3ヘクタール、約9,000坪の土地を3つに分け、町民交流ゾーン、多世代交流ゾーン、憩いの場のゾーンに分け、若年層の流出防止、雇用対策の強化、子育て支援の充実、あるいは移住、定住対策の強化を目指し、整備構想案を取りまとめているところでございますし、議会からもご質問がありました西4町内、南2条町道の道道までの新設とあわせて、もしこのゾーンができれば、各施設の敷地内に道道と平行して道路が1本要るのか、あるいは南北に1本要るのか、その辺を検討しながら、一緒に取り進めていったほうが効率的であると今建設課と設計図をしているところでございます。また、地方創生会議においてのアンケートの調査でのご意見を取り入れ、構想図と大まかな年次計画などを示し、策定をし、道の教育庁総務課政策局施設課との協議資料とする準備を進めてまいっているところでございます。今後、議会の皆様方にもご提案、ご意見をいただくよう、お時間をいただくことをお願いいたしまして、1回目の答弁といたします。
質問 1番 工藤正博
まず、農業委員会法の改正に関連してですが、法の目的から農民の地位向上を削減したというのは事実でありますが、その理由は、担い手への集積、集約化、耕作放棄地の発生防止、解消、新規参入の促進をよりよく果たせるようにするというふうに最後にくっつけであるようですが、私は、新規参入に道を開く、このように言っているというふうに理解しているわけです。例えば、農業委員会が必須業務として、農地の移動、転用の許可業務など、第6条第1項ですが、これに加えて第6条2項として、農地等の利用の最適化の推進、こんな日本語があるのかなというわけのわからない言葉で位置づけしているわけですが、そのための指針を定めるものなのだということで義務とされたわけです。農地の集積や耕作放棄地の解消などは、これまで任意業務とされていたのです。それで充分であったと思うのです。どこかここに不足があったのでしょうか。私はないと思うのです。それから、2つ目の公選制の廃止については、私はこれは本当に民主主義の重大な後退だと率直に指摘したいと思うのです。任命制になれば、恣意的だと。つまり、気ままな心で自分勝手な考えで人選をする、そういう懸念が出てくるわけです。こないとは言えません。その辺はどのように感じ取っているでしょうか。蛇足になりますが、農協、農業共済組合、土地改良区からの選任もなくなるわけで、町長の任命委員も一本化されることになるということも確認したいと思うのですが、違うことがあれば指摘してください。意見の公表、建議などの削除については、答弁のとおり、38条がわざわざ新設されたのです。意見の公表できるよ、建議できませんよと言っておきながら、いやいや、できるのですよ。ちゃらんぽらんではありませんか。どこに整合性があるのかと僕は非常に不思議に思うのです。無理くり、こういう農基法改正に乗じて、農業委員会も一遍にやってやりましょうかというようなことで進めた結果がここにもあらわれているのではないかなというふうに思うのですが、むちゃな言い方でしょうか。改正に伴う町条例の改正、この時期はいつになるかということもあわせてお伺いいたします。TPP関連。完全に否定できないのは当然のことだし、課長は強力に断固反対していきたいのだという力強いお言葉がありました。私はここで2つの事実を示したいと思うのです。1つは、TPPの国内手続が完了した国はまだゼロなのです。一つもないのです。年内に承認は、せいぜいできるのは3カ国程度だと伝えられています。12カ国あるのです。そのうちたった3国ぐらいかなという感じなのです。日本政府によると、各国の承認は大幅におくれている。当たり前です。12のうち3しか進んでいないわけですから。国内総生産が、GDPですが、85%を占める6カ国が承認しなければ、これは成立しないのです。効力を失ってしまう。つまり、消えてなくなってしまうのです。国内総生産の60%を占めているのがアメリカです。ここでは、報道でも騒がれておりますクリントン、トランプ、両大統領候補は猛反対。先ほどお話ししましたが、フロマン通商代表は、年を越せば承認がいつになるか不透明になってしまうとまで言っているのです。いわば壊れてしまっても仕方がないですよと言わんばかりです。僕がここで驚いたことは、アメリカがTPP法案作成に着手したのは6月なのです。しかし、日本はどうだ。3月に始めているのです。アメリカよりも早いのです。3カ月も。いかにTPPに前のめりになっているかがここにもあらわれているわけですが、JAグループを今まで本当に口汚くののしってきた、TPPを推進してきた農水省のOBは、日本では言えなくて、アメリカでこう言っているのです。TPP承認は来年以降も不可能ではないかという悲観論が漂っていると告白しているのです。これが一つの事実です。もう一つ挙げれば、このサミットに向けて安倍首相が3月に開いた勉強会です。ここに招かれたのは、ノーベル経済学賞受賞者のジョセフ・スティグリッツという教授です。この教授は、TPPは悪い貿易協定だというコンセンサス、つまり意見の一致が広がりつつあり、アメリカ議会で批准されないだろうと指摘しています。同教授はさらに、TPPは新しい差別をもたらし、環境保護などのための経済規制手段を制限するとばっさりと切り捨てているのです。日本とは全く反対です。自分の国の食料、自分の国の経済を守ろうとしない。ここにもはっきりあらわれています。教授は直談判で指摘したわけで、首相は都合の悪いことは聞こえて聞こえないふりしているのです。マスコミもそうです。たち悪いです。指摘を2つ挙げましたけれども、私のこの短いアンテナでもひっかかってきた状況でありますが、日本の農業の向上、日本の経済の発展に寄与する協定ならまだしも、どの分野を見ても、検討されても役に立たない。それどころか壊してしまう。この協定批准に前のめりになる首相の姿勢は、私は本当に理解できないのです。今こそオール北海道の力を発揮する動きを、この妹背牛町から発信するときではないでしょうか。本気になって、この妹背牛の農業、経済、命と暮らしを守るためにその力を発揮するときではないでしょうか。この臨時国会ででも批准しようとしていますから、事は急がれます。危機感をお持ちでしょうか、町長の答弁を求めたいと思います。次に、医療病床についてですが、大事なところは、私は生存権の立場からしっかり物を見るべきだと思うのです。ベッドがなくなったらそれでいいんだ、金かからないそれでいいんだという単純なことではいかんと思っているのです。そこで、認知症や脳卒中が主たる病名で、障がい者施設と一般病棟にも入院できない。そのような患者さんが長期に療養できるのは、介護療養病床しかないのです。そもそも認知症と脳卒中だけが対象から除外する。その理由は私にはわかりません。何でわざわざこんなことしなければならないのか。こういうことは早く私は解決されなければならないと思っているのです。どのようにお考えになっているのか、お伺いします。そして、特例措置の件ですが、暫定的だなんて、今ごろよく言ったものです。最初からこんなこと言っていないでしょう。言っていたらこんなことにならないのです。削りたいから。いやいや、それは実は暫定的なものだったと言わんばかりです。来年からこの特例措置を廃止する。そうなると、影響額は、予想額で結構ですが、どのぐらいになるでしょうか。措置を受けていた人は、どういう立場に置かれてしまうでしょうか。まさに生存権が問われているのでないでしょうか。お伺いをいたします。跡地の利活用の問題です。若者の意見では、跡地の一角に休憩所、そして、私は全然思いつかなかったですけれども、JRの貨物を置いて、そのJRの箱に広告も書いて、そして交通アクセスは本当に有利なまちなのです、このまちは。札幌から来ても、旭川から来ても、留萌から来ても。そういう有利な地理を生かして、これを大いに活用する、そういうことも提案されたわけです。小さなことですが、庁舎内にちょっと目を向けると、エレベーターはここにありますよという案内もないのです。トイレもない。一々聞かないと利用できない。ちょっとしたことでも、こういう配慮をすれば町民の方々は喜んでくれるのです。いまだにエレベーターはどこにあるのと聞かれます、私。傍聴に来てくれと言ったって、階段上がらなければならないべや。ちゃんとエレベーター動いているからと。広まっていないのです。そういう点では、ぜひ細かいところまで気遣い、心遣いが必要だし、私は現在では非常に乏しいのではないかなというふうに思っています。跡地の処分については、無償であれば利用計画を出せ。少し生意気ではありませんか。ただで持っていった者が。変な形に使うわけがないでしょう、行政が。町民とともに頑張ってやっていくわけですから、本当に失礼な話だと思うのです。有料にしようかな。坪1,000円だったら3,000万あれば買えるべなんていう単純な計算も聞こえてきましたし、いやいや、金がなかったら賃貸でもいいぞという話まであちこちに広がっているわけです。そういう点では、しっかりと無償で、行政としてもまちづくりの中心として奮闘したいということをはっきり、今まだ道教委範囲ですよね。財務にはまだ行っていませんよね。そういう点では、今だからこそ物を言えるのではないでしょうか。それから、跡地に福祉施設をというのは、これ本当に要求しているのです。当時、特別養護老人ホームを国がつくるかつくらないかというのを各町村で希望とったときに、幌加内と妹背牛は拒否したのです。いやいや、やりませんと。できないというふうに言ったのかな。その辺はちょっと正確ではありませんけれども、今回は幌加内町で、地域密着型特別養護老人ホーム、これつくっているのです。30人以下ですけれども。小ぢんまりとしたものであっても、つくっているわけです。こういうのは参考にならないのですか。古くなってきたらグループホームに、壁外して、今の改良センターみたいな使い方にもできるのではないでしょうか。そういうこともぜひ考えていただきたいと思いますし、いずれにしても、町長も答弁されておりましたけれども、敷地内に道路をつくることなのです。丁の字でもいい。東西2本でもいい。そういう形が出てくると、ここにはこういうのを建ててほしい、ここはこういうふうに利用したいのだというイメージが町民の中にも湧いてくるわけです。草っ原ではなかなか出てこない、私は率直にそう思うのです。各課や各グループの押しつけ合いはしないで、それぞれが知恵を出し合って、まちづくりに行政全体で邁進していく。そこで、今後どういうテンポでスピードアップさせていく予定なのかお伺いして、再々質問を留保し、終わります。
答弁 農委事務局長 篠原敬司(農委事務局長は2016年12月まで)
農民の地位向上の削除についてでございますが、本町におきましては、耕作放棄地、遊休農地の発生はございません。しかし、全国的には多々発生してございます。このため、近年、後継者不足が問題となってきている中、農地法の改正により、6次産業化を通じた経営発展を促進し、あわせて今回の改正により、農業委員会がこれまで以上に地域の農地を把握し、農地を有効的に利用することをリードしていくとともに、担い手、新規就農を支援することで農地を守り、地域の農業の発展に寄与できるものと考え、今回の法にうたったものとされてございますので、ご理解のほうお願いいたしたいと思います。次に、公選制の廃止についてでございますが、これまで農業委員会としましても、全国会長大会、全道会長大会等におきまして、また改めた農業委員の活動の中におきまして、全体的に反対ということを行ってございました。しかし、法案のほうは昨年9月におきまして成立してございます。今回の任命制におきましては、市町村長は推薦、公募を実施し、推薦、公募の情報を整理、公表し、推薦、公募の結果を尊重し、議会の同意をいただく流れとなってございます。先ほど議員からご指摘ありました恣意的な人選にならないようにということにつきましては、候補者評価委員会を設置し、議会における同意をいただくまでの推薦、公募結果を公表、公告することとなってございます。本町におきましては、現在各区から選出、また農協からの推薦ということをいただいてございます。今後におきましてもできる限り現状を維持できるような形を継続していきたいということで検討してございますので、ご理解のほどお願いしたいと思います。また、農業委員会の行政委員会としての位置づけにつきましては、改正農業委員会法におきましても同様の立場の行政委員会となってございますので、つけ加えさせていただきます。次に、意見の公表、建議の削除についてでございますが、今回の改正におきましては、地域農業の問題を幅広くくみ上げ、現場の意見を反映されることとされてございます。このため、農業委員会が今まで以上に地域の意見を聞く立場、また改善への具体的な意見書を作成し、提出していくという形となってございます。これまで以上の重要な形となってございますが、改正法との整合性につきましては、現状見る限りでは合うものと考えてございます。なお、今回の改正に伴います条例等の改正でございますが、本年の12月、第4回の定例会におきまして議案のほうは提出予定となってございます。それまでにおきましては、条例の説明等、今後議会とも調整させていただきまして、各委員会等におきまして説明を行う予定となってございますので、ご理解のほどお願いしたいと思います。以上、答弁とさせていただきます。
答弁 町長 寺崎一郎(町長は2017年9月まで)
私のほうからTPPに関するご質問にお答えしたいと思います。先ほど課長答弁のとおり、JAの前と庁舎前の懸垂幕のとおり、断固反対の立場であります。現段階、急に最近、収入保険等について協議がなされているようですが、確定していません。青色申告者に限るとなりますと、一部の農家しか恩恵が受けられないし、政府得意の過去5年の青色申告の所得総額ということで、5年の平均値は、だんだん価格が下がれば、だんだん所得が減っていくということで、その辺も私はちょっと心配だなと見ていますし、前回も申しましたけれども、生産コストと販売価格の差額を補塡する不足払い制度あるいは価格補償等、前民主党政権でありました戸別所得補償制度の復活が望ましいと個人的に考えているところでございます。また、今日のテレビでも安倍総理大臣が、なるべく日本の国会批准を急ぐような報道をされまして、工藤さんご指摘のとおり、何で日本だけが急ぐのかなと、私も同感だと思います。また、上京する際には、万全なTPP対策はもちろんのこと、いつも安心して継続できる農業施策を早急に打ち出すよう地元国会議員に対して訴えておりますが、今後とも町村会、空知期成会を通じて強く訴えてまいりたいと思いますし、またJA、農民協議会等とも連携をとりながら、行政としてできる限りの支援をしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
答弁 住民課長 西山進(住民課長は2017年12月まで)
医療改革の件で、後期高齢者制度の特例措置ですけれども、特例軽減の影響額ですけれども、手元に資料がありませんので、後ほど説明させていただきたいと思います。特例軽減につきましては、国のほうでは、国保制度との不公平感という部分で、原則的に国保と同じ7割、5割に戻すということを示しておりまして、急激な負担増となるものについては、きめ細やかな激変緩和という部分も示しておりますし、全国の後期高齢者医療広域連合協議会では要望書において、低所得者に対する保険料軽減の措置について、高齢者の生活に影響を与える保険料とならないよう現行制度を維持すること、やむを得ず見直す場合は激変緩和措置を講ずることを求める要望書を提出してございまして、北海道の後期高齢者広域連合議会では平成28年1月に意見書を採択してございますし、今後も引き続き国に対して要望を行っていくということになってございますので、ご理解をいただきたいと思います。次の医療病床削減についてでございますが、北空知管内におきましては、療養病床を有する病院は深川第一病院、北海道中央病院がございまして、深川第一病院においては入院基本料1の療養病床215床、北海道中央病院では入院基本料1の療養病床92床、入院基本料2の療養病床45床を有してございます。一方で、介護療養病床につきましては、症状が安定している方で、長期にわたり療養の必要な方が対象となる病床となってございまして、北空知管内においては、深川第一病院が介護療養病床を55床有してございます。国の社会保障審議会において、今後の療養病床のあり方や、廃止、転換となる療養病床にかわり、慢性期の医療、介護ニーズに対応する新たな選択肢が検討されておりまして、来年1月にその結果が公表されるということになってございます。その結果の公表を受けまして、北空知圏における医療のニーズ、介護のニーズの将来像を見据えた中で、病院が安定した経営を維持して、安定した医療サービスが提供できるような形を、北空知圏域地域医療構想調整会議、医療病床の調整の会議でございます。あるいは北空知高齢者保健福祉圏連絡協議会、これについては介護施設の調整の会議でございます。これによって北空知管内で充分に検討していく必要があるというふうに考えてございますので、ご理解をいただきたいと思います。以上、答弁といたします。
答弁 町長 寺崎一郎(町長は2017年9月まで)
高校の跡地について答弁を申し上げたいと思います。道所管施設を解体した跡地を無償で譲渡した例があることから、無償交渉を継続するため、町の利用構想案を今進めているところでございます。先ほども申しましたけれども、大まかなゾーン、町民交流ゾーン、多世代交流ゾーン、憩いの場ゾーンとし、3ヘクタールと広いゾーン全体をイメージできるように配置案を描いていきながら、まち・ひと・しごと創生総合戦略策定時に町民の皆様からいただいたご意見なども含め検討しておりまして、先ほど議員さんのほうから会館が欲しいというようなご意見もありましたけれども、生涯学習センター、私個人的には町民会館の建設などを中心とする構想案を想定していきたいと考えております。また、福祉施設につきましては、先ほど田中議員への答弁にもありましたけれども、旧妹背牛幼稚園の跡地の再利用の方向性が見えてきましたので、この後の議員協議会あるいは行財政等調査特別委員会で議会のご意見、ご報告をしたいと思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。また、まちづくり、人口減少対策も含め、第8次妹背牛町総合振興計画、過疎地域自立促進市町村計画につながる事業でございますので、議員、町民の皆様にもご理解を得るまで協議し、ご意見をいただき、進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いし、答弁といたします。
質問 1番 工藤正博
1つは、TPPに関連することですが、私は、くれぐれも条件闘争には絶対入らない。これやってしまうと、完璧に崩されてしまいます。ここはオール北海道でしっかり守っていく、全国の動きにしていくということをしていかないと、破られてしまいます。条件闘争には絶対入らない。批准させないというところに主眼を置いて事を進めるべきだということを、お願いするというよりも、私はやるべきだというふうに思うのですが、お考えをお伺いしたいと思います。最後、医療改革についてお伺いしますが、今、安倍政権は、後期高齢者の保険料の値上げでしょう。療養病床の削減でしょう。今度は要介護1、2の生活援助などを保険から外すなどなど、改悪のメニューを挙げたら切りがないほどどんどん進めていこうとしているわけです。これでは医療、介護は破壊してしまいます。改悪の理由を挙げれば、1つには、公平だと、こういう名前による高齢者への大幅な負担増。第2に、患者の選択。おまえたちで選べと、こういう名で、3割を超える負担などもさせる。際限のない負担増に道を開くことが進められようとしています。第3に、保険給付は縮小して、自己負担に置きかえていく。第4に、都道府県ごとの医療費、介護費の地域差をなくすのだということを口実にした削減なのです。私はそう思っているのです。指摘が間違っていたら指摘してください。それこそ。患者さんたちを強引に在宅に押し戻して、看護せよ。介護体制が整っていないにもかかわらず、これは命を脅かすものだと、これしかないと思います。質問していても私は、国は、地方の、それから職場の、現場の、そして町長は本当にお年寄りを大切にするのだと言うけれども、どれだけこれらの関係の方々を苦しめれば気が済むのでしょうか。要らない命があるのだったら教えてください。私はそうは思っていません。要らない命はないのです。どんなに重度身体障がい者の方でも、命はしっかり持っているのです。これ以上の医療、介護の改悪を、私は絶対許すことはできません。日本医師会や全国市長会、知事会などとともに地方自治体も、それにぶら下がるのでなくて、積極的に町民の命と暮らしを守るために本気になるときだと思うのです。後から、ああ、失敗したなと後悔しないように、子や孫を泣かせないように、今が頑張るときではないでしょうか。以上質問して、終わります。
答弁 町長 寺崎一郎(町長は2017年9月まで)
TPP、議員ご指摘の絶対に条件闘争には入るなというご指摘でございますが、私もそのとおりだと思いますし、今後JAあるいは農民協議会、改良区等を通じ、また行政としては町村会、空知期成会を通じて強く訴えてまいりたいと思いますので、ご理解をお願いしたいと思いますし、医療について全般に答弁をしたいと思います。先ほど課長の答弁にありましたけれども、北空知圏域では平成28年度から、病院や診療所、訪問看護事業所、医師会との連携をとり、北空知地域医療介護確保推進協議会を中心に、地域包括ケアシステムの構築に向け、医療と介護の連携を図り、住民が希望する療養生活を選択でき、安心して暮らせる地域の実現に向けて、退院支援から日常の療養支援、緊急時の対応、みとりまでの継続した医療及び療養支援が提供されるよう連携、体制づくりを進めていくことになっておりますが、先月開かれた会議で1市4町の市長と首長がそれぞれ意見交換をなされまして、深川の第一病院の院長が、皆さん、病床減数は結構ですけれども、私は何度も介護を家ですることによっての家庭崩壊の現場を見ていますよ、皆さん、家でできるのですかという院長の本当に素直なずばりの質問があったということで、本当に印象深く思っております。できる限りわかち愛ひろばを利用して、何とか健康な体で最後まで元気に生きていってほしいと思いますし、制度上でまた必要な事項については町村会を通じて国に要望してまいりたいと思いますので、ご理解をお願いしたいと思います。