妹背牛町議会 平成29年第4回定例会 2017年12月14日
来年度に改定される介護報酬について
2017年12月14日、妹背牛町議会の一般質問で、工藤正博議員が「来年度に改定される介護報酬について」質問し、住民課長 西山進、農政課長 廣田徹、健康福祉課長 河野和浩、教育課長 浦本雅之、町長 田中一典、教育長 土井康敬が答弁しました。
- 質問者
- 工藤正博 議員
- 答弁者
- 住民課長 西山進、農政課長 廣田徹、健康福祉課長 河野和浩、教育課長 浦本雅之、町長 田中一典、教育長 土井康敬
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 工藤正博
(登壇) それでは、通告に従い、質問いたします。質問の第1は、来年度に改定される介護報酬について質問いたします。来年度に改定される介護報酬とは、介護を必要としている人にサービスを提供した介護事業者に支払われる費用です。報酬は、介護サービスごとに決められた公定価格で、原則3年に1回見直されます。2018年度は、医療費の価格となる診療報酬と同時に介護報酬の改定が行われます。前回15年度の改定では、要支援を保険給付から外すという大改悪が強行され、2.27%の介護報酬が引き下げられました。介護職員の処遇改善加算がつけられましたけれども、それを除けば実質4.48%の大幅引き下げでした。16年度の介護事業所の倒産は、民間調査で過去最多を記録しました。17年度介護事業経営実態調査では、22のサービス中14サービスで利益率が低下しております。65歳以上の高齢者数は、2025年度に全国で3,657万人になるというふうに国は推計しています。それに伴う制度の充実や人材確保が必要ですが、今の政権は社会保障費の自然増1,300億円の削減を求めています。介護報酬の引き下げの影響は、サービスの切り捨てが行われ、利用者だけでなく経営にも直結しないでしょうか。町民の利用者や町の事業所経営にどのような影響が出ると推測されていますか、伺います。質問の第2は、来年度から廃止される生産調整、いわゆる減反政策について質問いたします。この生産調整、減反政策は、1969年から始まりました。実に43年経過しました。米が余り、米価が度を越して下落しないように下支えする役目を担いました。国が各農家に生産量の上限を割り当て、達成した農家に交付金を支給する仕組みでした。現行は、減反に応じる生産者に主食用面積10アール当たり7万5,000円を一律に支給されています。四十数年間、農家は紆余曲折があったものの辛抱強く国の減反政策に協力してきましたが、まさに真綿で首を絞められるように続けてきたわけです。このように国が米の生産量を管理してきましたが、それを国は来年度から投げ捨てました。これでは米市場がだぶつき、米価が下落することが容易に懸念されるわけです。米の一定管理が必要になるため、減反廃止を視野に入れつつ、北海道農業再生協議会は、今年北海道のほか北海道農業協同組合中央会など農業関連5団体で構成する水田部会を設立しました。全道の生産者、そして行政、また農業関係機関など、米関係者が一体となったオール北海道体制で需要に応じた米生産を推進していく考えのようであります。そこで北海道全体と道内各市町村にある地域協議会ごとに生産の目標というものを設けるわけです。第1に質問します。地域協議会ごとの生産目標の設定方法というのは、一体どういうものですか。第2に、最終的には生産目安を道農業再生協議会のこの水田部会が決めることになりますが、幾ら道の水田部会が頑張っても、ほかの都府県がきちんと生産量を管理しなければ市場に米があふれ、値崩れして、このオール北海道の取り組みは一体どうなるでしょうか。歯どめがきかなくなりませんか、お伺いをいたします。質問の第3は、生活保護費の扶助基準の引き下げの問題について質問いたします。生活保護費の生活扶助基準の引き下げは、2013年度から生活保護費のうち食事、衣服、電気や水道など日常生活に必要な費用を賄う生活扶助の基準額が引き下げられました。15年度まで段階的に行い、この3年間で期末一時扶助を含む全国合計で740億円もの大幅削減となったわけです。現在この引き下げられた影響について栄養バランスのとれた食事、入浴回数などの生活水準を引き下げ、前より低下し、困窮化が進んでいることが明らかになりました。子供の学習塾通いや冠婚葬祭への参加をやめたり、暖房費を節約して風邪を引いたりするなど深刻な影響が今や全国に広がっています。公的扶助論専門の立教大学の木下武徳教授は、道内の受給世帯の生活実態の調べと生活扶助基準の引き下げ前の2010年度に厚生労働省が行った生活保護世帯の全国調べなどとを比較しております。この結果を紹介するには時間が必要とされますので、私なりに幾つか拾い出してみると、親族の冠婚葬祭に少なくても時々出席していると回答したのは、わずかに38%なのです。ここ1年の間に正月のお祝いをしたと回答したのは45%です。半分にも満たないのです。友人や別居の家族、親族に少なくとも時々は会いに行く、このように回答したのはわずかに38%でした。生活保護制度が憲法25条や生活保護法でうたう健康で文化的な最低限度の生活を保障しているかについては、全く思わない、余り思わない、この2つを合わせると何と72%です。とても思うとか、やや思うとかを合わせても、わずかに15%にとどまっています。このほかに食事が1日3回が食べられない。栄養のバランスが崩れ、病気になるかもしれない。生活にゆとりがなく、冬のストーブを13度に温度設定して風邪を引いてしまった、こういう調査がありました。生活保護基準の引き下げが妹背牛での生活保護世帯でも生活実態調査が必要だと思います。必要と思うならば当然その対策をとる必要が出ています。もし既に調査をしていたとすれば、その内容を差しさわりのないところで報告いただければありがたいと思います。いずれにしても、生活保護世帯へのきめ細かな対策が必要ではないでしょうか。率直にお答えをいただきたいと思います。質問の最後に、新学習指導要領の改訂について質問いたします。つまみ食い的な質問になりますが、まずは中学社会科です。教育基本法では人格の完成を目指すとしていますが、学習指導要領改訂では海外で戦争する国を支える人材や大企業が求める人材づくりが狙われています。そんなことは一つもないとお答えするでしょうけれども、じっくり読んでみればこういうのが浮かんできます。中学校社会科では、学徒動員、戦時下の日本の国民の暮らし、日本による植民地支配、強制労働などをわずか1時間で教えることになっているのが指導要領であります。生徒が共感を持って理解するところまで教えたいと幾ら教師陣が思ったとしても、それはとても難しいと思います。朝鮮半島や中国との歴史では、日本がアジア太平洋戦争で何をしたのか、日本軍慰安婦の記述は多くの教科書にはありません。教師用の指導書を使えばわずか1時間で終わるようであります。また、テスト対策も充分だそうです。しかし、これで何が子供の頭に残るでしょうか。今現場では、政治的中立に神経を使わされていると言われています。昨年自民党がホームページで学校教育における政治的中立性の実態調査を行い、批判が集中してやめてしまったというのがありました。そこで、今回の改訂で教科書の記述や授業の形態、新指導要領を実行するための学校づくりまで言及しています。学校にさらに制約がかかっていくことはないでしょうか。心配になります。この点についてどのように受けとめられていますか、お伺いいたします。次に、理科を取り上げたいと思います。水に溶けているものを調べ、水溶液の性質を理解させるなどは、何々を理解させるという表現から何々を調べることができる、何々の考えを持つことができるようにする、こういう方法ばかりを強調し、自然科学を理解することが大事なのに、学習内容が非常に平べったく薄くなっているのではないでしょうか。自然科学の法則の発見というよりも、データとりの練習をする企業の人材研修の先取りだと今言われているではありませんか。理科の目標に自然に親しみ、自然を愛する心構えを養うなどとあります。自然や生き物が好きかどうかは子供が感じることであって、決して押しつけるものではないと思いますが、いかがでしょうか。答弁を求めます。以上、再質問を留保し、終わります。
答弁 住民課長 西山進(住民課長は2017年12月まで)
1番目の介護報酬についてご答弁申し上げます。介護報酬は、利用者の所得に応じて1割もしくは2割を原則利用者の負担で、残りを保険料と公費で賄う介護保険から支払われております。原則3年に1度の見直しが行われ、介護サービスごとに報酬単価が改定されるもので、今回平成30年度の改定に向けて現在厚生労働省社会保障審議会において議論が進められております。改定の内容も不確定な部分が多いですが、審議会の意見として機能訓練などの自立を支援するサービスや重度化を防止し、体の機能を回復させるための質の高いサービスの提供を実施する事業所に対して手厚く配分してはどうかといった意見や、成果報酬を含む介護の質の評価を介護保険事業に取り入れる方針が示されております。ご質問のありました介護報酬引き下げにより利用者や事業者経営にどのような影響が出るのかについてでございますけれども、仮に平成27年度改定のように一律マイナス改定となった場合、利用者が1割分もしくは2割分を負担する介護サービスの利用料の負担は軽減されることになります。また、残りの制度負担分も減額されることから、妹背牛町が公費によって負担する介護費用や40歳からの介護保険料の負担を抑制することになります。その一方で、収入源である介護報酬が下げられることにより介護サービスを提供する事業所は、今まで以上に厳しい経営を強いられることになります。このため事業所は、人員の削減や事業費の削減等を実施せざるを得ない状況となり、サービスの質の低下につながるのではないかとの懸念もあり、最悪の場合事業所の休止、廃業等も予想され、安定した介護サービスの提供ができなくなるおそれがございます。また、妹背牛町が実施する介護サービス事業の介護老人保健施設、短期入所療養介護、通所リハビリテーション、通所介護、居宅介護支援につきましても介護報酬と一般会計からの繰り入れによって運営をされていることから、介護報酬の引き下げが実施されることにより一般会計からの繰り入れが増加し、町の負担がふえることとなります。以上、答弁といたします。
答弁 農政課長 廣田徹(農政課長は2020年12月まで)
2番目の減反政策についてお答えを申し上げます。初めに、生産目標の設定方法でございますが、北海道農業再生協議会では12月25日に各市町村に対しまして生産の目安を示す予定でございます。その設定方法は、各農協の生産販売計画や各市町村からの作付意向調査等の報告、これを加味いたしまして示す予定でございまして、本町の意向調査の報告につきましては、30年度、30年産で2,250ヘクタールということで、今年2,208ヘクタールの実績でございましたので、若干ふやした形で報告をしております。また、道の基本的な方針といたしましては、各市町村の地域再生協議会は生産者別に生産の目安を示すことを提案しておりまして、今回生産目標数量が生産の目安に文言が変わりましたけれども、本町といたしましては従来どおり生産者別ということではなくて、全町的な対応として農家の方々の作付意向を取りまとめまして、仮に希望の面積がその生産目安をオーバーする場合におきましては、市町村間の調整、あるいは加工用米の取り組みということで全町的な調整を行いまして、100%にすることを目指していきたいというふうに考えております。次に、2番目の値崩れの歯どめでございますが、国は平成30年産の米の適正な生産量として735万トンを示しております。これは、今年の生産数量目標と同じ量となりますが、この735万トンが達成できるかどうか、全国組織がどう機能するかというところが判明しないということで、現時点では判断ができないということでございます。仮に達成できない場合、値崩れが起こりやすくなるということで、過去におきましては26年産が1俵平均で1万1,891円まで下がりまして、今年産は平均で1万5,501円まで回復いたしました。ただ、3年かかっているということもあります。値崩れした当時、国におきましては、供給を分散させるために保管料等の助成金を出した記憶がございます。このような措置が今後もとられるのかどうか、措置したとしてもそれが歯どめになるのかは判断できませんが、今後万全な対応をとっていただきたいというふうに思っております。また、全中では全国組織において米価安定を図るために早急に制度設計をするとしておりまして、大いに期待をしたいところでございますが、内容が不明でございまして、現在のところ明確にその歯どめがあるとは答えることはできないということでございます。以上、答弁とさせていただきます。
答弁 健康福祉課長 河野和浩(健康福祉課長は2023年3月まで)
3番目の生活保護費における扶助費の引き下げについてご答弁申し上げます。生活保護は、生活していく上での最後のセーフティーネットで、議員ご指摘の扶助費の見直し、引き下げは、議員説明の実態調査にもありますように生活に困窮している受給者の生活に直結する課題と認識してございます。議員の説明にもありました厚生労働省は、5年に1度の支給の見直しと生活保護受給額の等級を示す市町村ごとの級地を30年ぶりに見直す方針を固めたと早くに新聞報道もされ、今月の道新にも掲載されておりましたが、食費や光熱水費などに充てる生活扶助を引き下げる検討に入ったわけですが、当然等級の下がる自治体は受給額も低くなるものと認識してございます。ご存じのとおり、本町の場合は生活保護の申請は受け付けますが、支給における決定権は道にあり、相談の中でご本人の状況を聞き取り、申請書類を上げさせていただいております。その申請の際に、ご本人の状況をしっかり把握した中で橋渡しをさせていただいておりますが、実態調査等は福祉事務所のケースワーカーがされております。ただし、議員ご指摘のケースにおけるきめ細かな支援は、当然本町としても必要と考えておりますので、道に支給の決定はありますが、決定後の生活はこの妹背牛町で生活されているわけですので、相談支援体制は福祉事務所のケースワーカーとも引き続き連携し、進めていかなければならないと認識してございます。今後国がどのような等級の見直し、生活扶助等の削減を示してくるかはわかりませんが、それによってご本人が生活に困窮しないように町としてもしっかりケースを把握した中で、今後も福祉事務所のケースワーカーと支援していく必要性を認識してございますので、ご理解賜りますようお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。
答弁 教育課長 浦本雅之(教育課長は2021年3月まで)
4番の新学習指導要領の改訂についてご答弁申し上げます。今回の学習指導要領の改訂につきましては、平成26年の11月、中央教育審議会において諮問されました。平成28年の12月答申、本年の3月31日に改訂告示が公示されました。これに伴いまして小学校におきましては平成32年度から、中学校におきましては平成33年度から全面実施されることとなります。ご質問の1点目、社会、学校に制約がかからないかとのご質問ですが、中学の社会科におきましては、議員ご指摘されましたとおり、学徒動員、戦時下の国民の暮らしや植民地支配、あるいは朝鮮半島や中国との関係、ほかにも明治維新など日本の大きな転換となったテーマにおきましても時数は1時間程度しかございません。この時数につきまして実は改訂前の学習指導要領から大きく変わっておりません。それで子供の頭に残るのかとのご指摘ですが、それには否定できるものではございませんが、今回の学習指導要領はどのように学ぶかが改正の大きなポイントとなっております。例えば何年にこうした出来事が起きたという歴史上の事実をその出来事はなぜ起こり、どのような影響を及ぼしたのかを深く考える学習が重要であるとしております。アクティブ・ラーニングという言葉をお聞きしたいことがあるかと思います。主体的、対話的な深い学びをいいます。主体的とは児童生徒が意欲を持ち、対話的とは先生からの一方的な授業ではなく自分の考えを発表し、他の生徒の意見も聞く。それらを通して、より深い学力を身につけようというものです。このアクティブ・ラーニングの視点に立ち、学習過程を改善していくことが今回の改正で求められておりますけれども、実際にはこのような授業は既に各学校において実践されておりまして、全く新しいものに変えるということではございません。これまでの授業にどう一工夫加えるかという検討は必要になり、その意味では授業の形態や学校づくり等制約がかかることになるかと考えますが、逆にこの点を理解していなければ従来の指導の形をなぞるだけで、意味のある学びにつながらない授業となる懸念もございます。限られた時数の中で質の高い理解を図るための授業を工夫、改善することが肝要と考えてございます。次に、理科の問題ですが、好きかどうかは子供が感じることであり、押しつけるものではないとのご質問ですが、理科におきましても社会科同様内容はほぼ変わってございません。議員からご指摘の方法ばかりを強調して、理解することに乏しいというご批判の声も確かにございますが、今回の学習指導要領改訂では社会科、理科に限らず、全ての教科におきまして先ほど申し上げましたアクティブ・ラーニングの視点に立ち、何を学ぶか、どのように学ぶか、何ができるようになるかを明確化し、第1にどのように社会、世界とかかわり、よりよい人生を送るか、第2に何を理解しているか、何ができるか、第3に理解していること、できることをどう使うか、この3つを柱として育成すべき資質としております。確かに昆虫などの生き物は、子供にとっては好き嫌いあると思いますけれども、好き嫌いで学びの質が落ちることがあってはならないと考えます。自然に親しみ、自然を愛する心情を養うのは、学び方、考え方を育成する一手法であり、決して押しつけになるとは考えておりませんので、ご理解賜りますようお願い申し上げ、答弁といたします。
答弁 町長 田中一典(町長は2025年3月まで)
先ほど石井議員の3番目の質問の公約について伺うというところで、私例えといたしまして沼田町の温泉が1人3万6,000円と申しましたが、これ北竜町3万6,000円の間違いでした。申しわけありません。お詫びして訂正をさせていただきます。◎日程第15 一般質問(続行)
質問 1番 工藤正博
まずは、介護報酬についてですが、今回の改定議論で財務省は、訪問介護での生活援助サービス、この報酬の引き下げや通所介護事業所の規模に応じた報酬格差を提案しているわけです。そして、利用者の多数を占める要介護1、2の切り捨て、これは当たり前のようにして続けるということであります。利用者へのサービス条件をよくして介護現場を本当に充実させるためには、やっぱり介護報酬の引き上げがどうしても必要なのです。これがないとできないということはよくご存じのとおりだと思います。課長答弁のとおり、事業所も大変厳しくなるだろうということも推測されますし、介護施設、通所施設の一般会計の繰り入れも多くなるというのは、これは目に見えていることだと思うのです。そういう点では、やはり介護報酬の問題というのは非常に重要な問題になってくると思うのです。事業所の閉鎖や倒産などが相次いでいるわけで、自治体がそういう状況にならないという保証も全くないという状況にあるわけで、何としてもこれはやめさせなければならない、ストップさせなければならないというふうに私たちは思っているわけですけれども、その辺の見解をよろしくお願いしたいと思います。次に、生産調整、減反についてですが、設定の方法は答弁のとおりであります。道は、それを受けて全道の作付面積意向を聞いて、取りまとめて、それで各協議会に結果によっては原因の調整を操作する。フィードバックというそうですが、そういう情報を共有して、最終的には水田部会が決めるということになっております。これでは私はどうしてもJA本来の協同の理念を全国レベルで認識してもらわないと、俺のところさえ何とかやれば、うまくいったらごまかせるかもしれないなんていう、そういう根性の都府県があったらどうなるのでしょう。どう見ても歯どめにはならないと。需給バランスがとれるどころではないというふうに思うのです。そういう点では、もっときちっと需給バランスをとれるものがないとだめだと。これはやっぱり政府が取り仕切るべきだと私は思っているのですが、その辺のお考え。今回のこの協議会制度は早くやめさせるべきだと思うのです、大けがする前に。絶対どこかの都道府県でチョンボします、こんなの。罰則あるのですか。ないでしょう。結局は生産者の責任、あなた方がちゃんとしないからだめだというふうになってくるわけです。国の食料を守る政策がこんなやり方でまともでしょうか。私はそうは思っていないわけですから、見解をお伺いしたいというふうに思います。それから、生活保護費扶助基準の引き下げについて、非常に正確にご答弁をいただいたというふうに私は理解しております。国はこういうふうに言っているのです。一般の低所得世帯の消費支出よりも支出額が多いから、そういう調査結果を得たから変えていくのだというふうに言っていますけれども、この一般の低所得世帯の捉え方です。多くのお年寄りは、生活保護を受けたほういいですよと幾ら勧めても、そんな恥ずかしいことできるかと、そうやって頑張っているお年寄りの方が非常に多いわけです。それと比較してやるなんていうのは、もっともらしいやり方だというふうに私は思うのですが、その点はどういうふうに感じるでしょうか。やり方がまともだというふうに思っているのでしょうか、お伺いします。それから、指導要領について、確かに文言的には大きくは変わっていないのが事実です。しかし、田舎と言ったら怒られますけれども、過疎地帯の子供たちは少ないです。そこでまさに指導要領どおりに進められると、非常に入っていきます、生徒にも。なるほど、そうかと、そうなのだというふうになると私は思うのです。そういう点では、社会科の改訂で学校づくりまで指導要領が言わなければならないのですか。理科については、子供の心のあり方、これを画一化しようとしているというふうに私は思うのです。まさに心は自由でいいのではないですか。このことを逆転しているというふうに私は感じております。そういう点では、まさに人類が積み重ねた学問の成果を身につける場所は学校だと思うし、それが理科だというふうに私は感じ取っているわけです。一体指導要領とは何でしょう。改めてお考えをお伺いし、再々質問を留保し、終わります。
答弁 住民課長 西山進(住民課長は2017年12月まで)
再質問に対して答弁いたします。現在社会保障審議会の中で介護事業所の経営実態調査結果が報告されており、平成28年度の決算の収入に占める収益の割合、収支差率でございますけれども、全22種類のサービスで平均3.3%と、3年前の平均7.8%と比べて4.5ポイント下がっております。これは、やはり前回の27年度の介護報酬マイナス改定と人手不足による職員採用コストや給与等の増加が収支差率の減少の主な原因となってございます。この中で意見として出されている一部内容としましては、通所介護において自立支援、重度化防止に向けリハビリ専門職等が関与した事業所に対して加算等で報酬を上乗せする案や通所介護の報酬体系を現行の2時間単位から1時間単位にするといった案や、通所リハビリを受けて身体機能を改善し、社会復帰できた際の社会復帰加算、また老健施設で機能訓練を受けて身体機能を改善し、在宅復帰できた場合の住宅復帰加算等が今検討案として示されております。また、報道でご存じのとおり、介護報酬を若干上げる方向で調整に入っているということで新聞報道がされてございます。これにつきましては、政府によりますと高齢化の進展に係る社会保障費の伸びを年間5,000億程度に抑制する目標を掲げており、平成30年度予算では自然増が約6,300億円と見込まれ、約1,300億円を削減する必要が出てきております。この目標につきましては、同じく先ほど質問ありました30年度に改定される医療費の診療報酬のうち、医薬品などの価格である薬価部分を若干引き下げる見通しとなり、介護報酬を引き上げても達成できるめどが立ったということが理由にされております。今回の部分でございますが、現在第7次妹背牛町介護保険事業計画中の保険料に影響を及ぼすものであるため、今後も国の動向を注意深く見守りまして、どのような状況になっても安定した保険運営を実施できるよう対応してまいりたいと思いますので、ご理解をいただきたいと思います。以上、答弁といたします。
答弁 農政課長 廣田徹(農政課長は2020年12月まで)
再質問にお答えを申し上げます。まず、国の関与として4つの点を望んでおります。平成29年産の生産調整、これにつきましては11県が数量をオーバーいたしまして、36都道府県が転作の深掘りをして、この生産調整を達成しているといった状況になっております。こういった面からその深掘りのメリットを今以上に与えてほしいということと、2点目につきましては平成30年産の生産調整ですけれども、現在のところ45の道府県が生産の目安を示す方針でございまして、そのうち41道府県が市町村別の生産の目安を示すとしております。これにつきましても、国はこの組織に入らないと言っておりますが、ぜひこれに参加してほしいということ。3点目に、収入保険、これは前回もお答えしたかと思うのですが、5カ年間の平均ということでなっておりますけれども、これを再生産可能になるように全算入生産費を基本にしてほしいということ。最後に、米の直接支払い交付金7,500円という部分なのですが、これの代替措置をとっていただきたいということで、いずれにしましても米は我が国の主食であるということから、食料安保、国土保全、地域経済を守るという観点で国の関与は絶対必要であるというふうに思っておりますし、万全な対策を実施していただきたいというふうに思っております。以上、答弁とさせていただきます。
答弁 健康福祉課長 河野和浩(健康福祉課長は2023年3月まで)
再質問に対しましてご答弁申し上げます。1回目の質問でも答弁させていただきましたが、本町としてはケース受給者の実態調査は全世帯把握しておりませんが、かかわっているケースにおきましてはその実態を把握した中で、福祉事務所のケースワーカーと連携して対応させていただいております。その中で、今工藤議員ご指摘の一般の低所得者の消費支出より支給額が多いからというその辺につきましては、本当に町といたしましても妹背牛町のような生活保護の級地と都市部の現状は全く違うと把握しておりますので、逆に一般低所得者で先ほどご指摘ありましたように生活保護を受けたくないという、そういう方もいますし、今受けている方の中でもそんなに支出しているという状況、本当にストーブの設定を低くしているという、そういう実態をケースをきちんと把握しておりますので、国がただ保護費が増大するから、こういう引き下げという、そういう視点から捉えるのではなく、冒頭でも説明させていただきましたように最後のセーフティーネットとしての生活保護制度が保護費の引き下げによって制度としての根幹が崩れることのないように、町といたしましても福祉事務所が道なものですからそこと連携した中で、きちんと本町のケースを見守っていきたいと思っておりますので、ご理解いただき、再質問への答弁とさせていただきます。
答弁 教育長 土井康敬(教育長は2019年9月まで)
私から新学習指導要領について、多分3点の質問をいただいたのかなと思います。最後にご質問いただきました学習指導要領とは何なのかということでありますが、まず多様化する社会、時代をどう生き抜いていくか、これは子供たちに将来を担う基礎的な学力、それから能力を養うために概略を示されたものというふうな認識をしているところであります。また、課長が答弁したように移行期間が2年あって、平成32年に小学校、それから中学校については3年の移行期間を踏まえて33年に全面実施されるものでありまして、現在の文書だけで工藤議員のようなご質問をいただくということになりますと、非常に推察をしているということでご理解をいただきたいと思うのですが、私もこれを推察の段階で申し上げますと、読み方といたしましては現在学校が行っていることとどうリンクするのか、そういう見方をしていきますと、課長答弁したとおり、今やっていることと大差ないことをやっています。例えば一例をいただきました学校運営について言及しているというご質問でありますが、一文を申し上げると校長の方針のもとに教職員が適切に役割を分担し、相互に連携しながら教育活動の質の向上を図っていくという一文があります。これは、学校経営方針に基づいて学校自体が動いている、これは何の変わりはないというふうに思います。それから、理科です。自然の生き物が好きかどうかは子供が感じることであって、押しつけではないかというご質問でありますが、6年生の今年の学習発表会、工藤議員も見ていただいたと思うのです。妹背牛の歴史を演じてくれました。その中で、自然の恵みでお米がとれること、それからずっと妹背牛の歴史の中で自然災害との闘いだったということ、そういったことを勉強をしながら、自然とはどういうものなのか、その判断ができる知識を植えつけていくというか、養ってもらいたい、こういった項目にオーバーラップしてくるわけであります。工藤議員の危惧されることとはまだ違った面で我々は認識しておりますので、今後どういったことで学習ができるのか見ていただければというふうに思います。ご答弁とさせていただきます。
質問 1番 工藤正博
生産調整、減反についてお伺いしますが、どう見ても政府自身が43年もかけて生産調整やり続けてきたけれども、やっぱりうまくいかない。どこに原因があるのでしょう。日本が食料を守るということはできない国なのです。それはご存じのとおりアメリカからの輸入であります。話戻りますけれども、農業再生協議会のこの水田部会が本当に生産調整を取り仕切ることができるでしょうか。私は、1年限りでパンクするのでないかなというふうに思っています。やっぱり最後は生産者の責任に転嫁される。今答弁あったとおり、41の府県が生産の目安が立たないと。年明けたら作付計画していかなければならぬのです。営農計画立てていかなければならない時期になってもまだこういう状況だと。本当にうまく回転するのかどうか、JA自身も本当に真剣に考えてもらうのが必要ですし、行政としてもしっかりと国に物を言うときではないでしょうか。いかがお考えかお伺いします。それから、生活保護費の関係でいえば、政府は今母子加算も一部下げるけれども、児童養育費加算を拡大したい、こういう言い方で、手をかえ品をかえて結局は引き下げていくと。この辺はさすがプロです。今自治体は、国は切り下げの影響を受給者から直接聞いて検証し、基準を見直す必要があるというふうに言っているではありませんか、自治体をまとめて。まとまっているのです、ここでは。そういう努力をすることを本当に実践していこうではないかというのが私の今の呼びかけであります。扶助基準の引き下げで食事、教育、冠婚葬祭などへのしわ寄せ、そしてさまざまな困窮が生まれている。社会的にも孤立していく。今妹背牛にないかもしれませんけれども、近い将来出てきます。幾ら行政踏ん張ってみても届かないのです。私らみたいに団塊の世代がどんどん近づいてくるわけです。そういう点では、社会的にも孤立していくということを見逃さないで、黙って見ることのないように頑張っていただきたいと。そういう点での決意をお伺いしたいというふうに思います。以上で質問を終わります。
答弁 町長 田中一典(町長は2025年3月まで)
工藤議員の再々質問にお答えいたします。まず、減反政策についてでございますが、先ほど来答弁の中で申されていましたように、食料安保、それから国土の保全、そういうこと全てを含めまして、国が関与をしない形というのはこれから多くなっていくと思います。しかし、国が関与しないからといって全体の需給バランスがとれるとも私は考えておりません。ですから、この件に関しましては、地域が生産調整の責任を負わされるという部分だけでなく、国にこれからも見守りを続けてほしい、そういう姿勢を貫いて、陳情が必要なら陳情、国に声を上げるなら上げる、そういうことを決意として申し述べさせていただきます。それから、生活保護費についてでございますが、ただいま課長が答弁しましたとおり、私たちの町ではケースの把握を中心に、最後のセーフティーネットとしてこれを守り切るつもりでいます。ですから、それぞれの個別のケースにおいて危機的な状況に陥らないように、まずは見守り、そしてケースの個々の状態を見きわめるという姿勢で、これも決意表明とさせていただきます。以上です。