みんなの議会

紋別市議会 令和5年第1回定例会 2023年3月10日

(1)大規模停電に見る防災対策について/(2)子育て支援について/(3)健康プール「ステア」について/(4)避暑地化構想と収賄事件について/(5)「公民共創」のまちづくりについて

2023年3月10日、紋別市議会の一般質問で、野村淳一議員が「大規模停電に見る防災対策について」「子育て支援について」「健康プール「ステア」について」「避暑地化構想と収賄事件について」「「公民共創」のまちづくりについて」について質問し、市長 宮川良一、教育長職務代理者 上林善證、総務部長 牧野昌教、市民課長 茂手木美紀子、スポーツ振興課長 北西忠宏、教育部長 佐藤健吾、会計課長 住吉千尋、産業部長 得永恭志、副市長 鈴木英樹が答弁しました。

質問者
野村淳一 議員
答弁者
市長 宮川良一、教育長職務代理者 上林善證、総務部長 牧野昌教、市民課長 茂手木美紀子、スポーツ振興課長 北西忠宏、教育部長 佐藤健吾、会計課長 住吉千尋、産業部長 得永恭志、副市長 鈴木英樹

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 野村淳一

私は、さきに通告いたしておりました順に従い、質問させていただきます。質問者の最後ということで、多分に質問も重複いたしておりますが、ご了解をいただきたいと思います。まずは、大規模停電災害と防災対策についてです。昨年12月23日、そして、25日と連続して発生した大規模停電は、厳冬期の停電という初めての事態の中で様々な教訓を与えてくれたと考えます。その中で私が感じた課題について、3点取り上げたいと思います。1点目は、災害の情報伝達についてです。停電によって、重要な情報源であるテレビや固定電話が使用できなくなり、一部の世帯では情報が途絶するという事態が発生しました。特に、スマホなどを所持していない高齢者や障害者など、いわゆる情報弱者がその状況に多く陥りました。そこで、安否の確認はもちろん、停電の状況や避難所などの開設を伝える手段について、どのような状況となり、どのような形で対応されたのか、まずお聞かせください。広報車による情報伝達も行われたと思いますが、そこには当然限界があります。今後とも起こり得る災害に備えて、全ての世帯につながる防災行政無線のシステムが必要になっているのではないでしょうか。網走市、稚内市、名寄市、留萌市、岩見沢市などでは、全ての世帯に緊急告知防災ラジオを貸与し、緊急時や災害時の情報を提供しています。また、佐呂間町では、独自に防災行政無線システムを構築し、ここでも一戸一戸に防災受信機を設置し、緊急時に備えているのです。紋別市として、現状をどのように認識しているのか、お聞きするとともに、情報弱者が生まれないよう、安心と生命を守るため、全ての世帯に防災ラジオなどの受信機を設置するための対策を早急に構築するよう求めるものですが、いかがお考えか、お尋ねします。2点目には、避難所の開設と運営についてです。2回にわたった大規模停電で10か所の避難所が開設され、支給品を取りに来た市民も含め、延べ901人が避難したとされています。私も、その日、数か所、避難所を訪ねましたが、その中で感じた点について幾つかお尋ねします。一つ目に、紋別小学校の避難所開設まで7時間も費やされたこと、二つ目に、避難所となった渚滑市民センターに従来からあるとされていた非常用発電機がなく、暗闇の中で避難せざるを得なかったこと、三つ目に、段ボールベッドや災害用寝袋など、厳冬期にこそ有効な備品が用意されていなかったこと、四つ目に、介護や支援が必要な高齢者や障害者の避難の受入れ態勢が不十分だったこと、それらについての状況をお聞きするとともに、今後の対策についてお尋ねします。3点目は、要配慮者への対応についてです。災害時においては、介護など、支援を必要とする高齢者や障害者、妊婦さんなど、いわゆる要配慮者への対応もまた重要となります。紋別市、社会福祉協議会、地域包括支援センター、それに介護や障害福祉の各事業所など、それぞれに安否確認や状況把握に奔走したと思います。今回の災害に当たって、それらの対応の状況と教訓とすべき点について、いかがお考えか、お聞かせください。また、要配慮者に対応した福祉避難所の開設についてはどのように検討されたのか、さらに、停電で酸素供給機器の停止も生じかねない在宅酸素療養者への対応はどうされたのか、それぞれについてもお尋ねいたします。次に、子育て支援について質問いたします。まず、子ども一時預かり等支援事業についてお聞きします。新年度では、NPO法人による子ども一時預かり事業に支援するとして、新規事業で450万円の予算が計上されています。これは、これまでの幼稚園型一時預かりとは違い、子育て中の親子の交流や相談事業を含めた地域子育て支援拠点としての位置づけだと考えます。市政執行方針でも述べている官民協働による拠点づくりの構想と併せ、NPO法人との協議を含め、どのような内容となるのか、お聞きします。次に、子どもの医療費無料化の所得制限撤廃についてです。この問題は、令和3年第1回定例会でも取り上げ、親の所得で子どもを区別するのではなく、あくまで対象は全ての子どもであるべきだと指摘し、所得制限と初診時一部負担金の撤廃を求めました。その際、市長は、議員がご指摘の部分につきましても今後検討してまいりたいと述べておりました。その後、第2回定例会でも加藤議員から同様の提案があり、所得制限を撤廃した場合、170万円程度、紋別市の負担が増加すると答えています。政府・自民党からも児童手当の所得制限撤廃の動きが出るなど、今、流れはその方向にあります。その後、紋別市の動きに期待をしておりましたが、依然、従前のまま変化がありません。改めて検討するとした結果とともに、重ねて所得制限撤廃を求めるものですが、いかがお考えか、お尋ねします。次に、健康プール「ステア」について質問いたします。最初に、健康プール「ステア」の交通アクセスについてお尋ねします。健康プール「ステア」は、開設以来33年、市民の健康づくりに寄与してきました。それは、高齢者にとっても、健康の維持とともに、同じ趣味を持つ友人との語らいなど、健康プールに通うことが一つの生きがいになっている方も少なくないとお聞きしました。健康プール側は、そういう高齢者の方々の利便性と安全性を考慮し、冬期間、バスによる送迎を週2回程度実施しており、大いに歓迎されています。これは、指定管理料にプラスする形で市が財政支援を行い、実現しているものです。実は、そのバスの運行を、冬だけではなく、年間を通して実施してほしい、そういう利用者からの要望が出されており、紋別市にもその声が届いていると思います。運転免許を返納された方もおり、結局、バスの送迎がないと足が遠のいてしまいます。健康プール側としてもバスの送迎による利用者の増加に期待しています。紋別市として、年間での送迎バスの運行実施に向け、早急に対策を講じるよう求めるものですが、いかがでしょうか。高齢者の健康づくりと健康プールの利用増を図る上で、有効な手段であることは間違いないと考えます。見解をお聞かせください。さらに、健康プール「ステア」に併設された木質バイオマスボイラーの導入についてです。CO2削減と燃料費の節減のために、木質バイオマスボイラーの導入が進められてきました。そこで、業者の選定に関わる経過とその結果及び経費についてお聞きするとともに、今年1月から熱供給が開始されるとしておりましたが、その状況についてもお尋ねいたします。次に、避暑地化構想と収賄事件についてお尋ねいたします。前観光連携室長の収賄事件は、市民の行政に対する信頼を大きく損なう結果となりました。残念ながら、市職員による不祥事、事件は、私が議員になってから実に3回目であり、宮川市長にとっても3度目になります。その都度、つらい経験の中で、二度と不祥事は起こさないと繰り返し市民に約束しながら、なぜこうも繰り返されるのか。そこには、単に個人のモラルだけではない構造的な問題があるのではないか、そう思わずにはいられません。特に、今回の事件は、市長肝煎りの重要政策をめぐり、市の幹部職員と民間とのゆがんだ関係が発覚しただけに、行政運営の在り方そのものに関わる重大な問題だとも考えます。そこで、市長は、議会初日、行政報告で、事実関係を確認した上で、厳正な対処を行い、信頼の回復に努めてまいりますと述べられました。これは、具体的にどうされるお考えなのか、まずお尋ねします。今回の事件は、元市職員が避暑地化構想基本計画策定業務委託に関わって、特定企業を有利に取り計らうため、プロポーザル実施要項に紋別市内に本店・支店、営業所を置く法人を参加資格に加えたことがその根拠とされています。そこでお聞きしますが、なぜこの条件が参加資格に加わったのでしょうか。市内にそれに見合う企業があるとは到底考えにくいわけですが、その理由をお聞かせください。図らずも、基本計画策定の委託契約を結んだ株式会社AQUILA(アキラ)の関連会社、株式会社JHATがGoToトラベルの不正受給に関わったとして紋別市としての契約は破棄されたものの、紋別市はその株式会社AQUILA(アキラ)及び株式会社JHATを避暑地化構想を進めるパートナー企業として選定しておりました。ここで言うパートナー企業とは、どういう役割を果たし、どんな位置づけなのか、改めてお尋ねします。当然、民間としては、パートナー企業となれば、今後の避暑地化構想の運営管理を見据えた事業展開を構築でき、安定的な利益を獲得、維持できると考えるのが当然です。それだけに公と民間企業との関係性や距離感の持ち方が問われています。常に隙を与えない倫理観と毅然とした姿勢が求められているのではありませんか。今回の事件はそこに付け入る隙を与えたと言っても過言ではありません。民間との関係にはまさに慎重さが求められるのです。今後とも、避暑地化構想に当たり、新しいパートナー企業を見つける作業を続けるのでしょうか、その考え方に変わりはないのか、お聞きするものです。私は、この際、避暑地化構想を一旦白紙に戻すべきだと考えます。確かに、空路などを活用した首都圏からの交流人口の増加は重要なテーマでしょう。しかし、避暑地化である必要性はありません。年間を通して交流人口を増やすことこそ重要であり、観光、食、景観、文化・スポーツ、歴史など、紋別市の全体の価値を通したまちづくりとしての構想こそ必要です。既に道内の20近い市で観光基本計画や観光振興ビジョンなどを作成しており、紋別市においても検討が必要です。もちろん、これまで進めてきた避暑地化事業を中断させることはないでしょう。例えば、コムケ湖の野鳥観察などは、市民にとっても貴重な体験であり、再発見の場でもあります。従来からコムケ湖の環境の保全と野鳥観察に尽力してきたNPOをそれこそパートナーとして今後の事業を発展させるべきだと考えます。これらを踏まえ、市長の見解をお尋ねするものです。最後の質問に、公民共創のまちづくりについて取り上げます。令和3年7月、5期目の当選を果たした所信表明で、宮川市長は、官民連携の姿を一層発展させるとして、公民共創のまちづくりを提唱し、それこそが地方都市として生き残っていくために必要なまちづくりの姿ではないかとまで述べました。その後、公民共創による政策形成業務委託として、1,232万円で三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社が受注し、持続可能なまちづくりに向けた調査分析、そして、提言がなされました。令和3年度の各会計決算に係る成果報告書にその内容が載せられています。しかし、そこに記されているのは項目と概要だけで、全容が分かりません。一体、どのような調査の下、どのような分析がなされ、どのような提案が行われたのでしょうか。三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社からの成果報告書が公表されていませんが、どうしてなのでしょうか。そこで示された内容や提言も参考に、行政と議会と市民とで共にまちづくりを進めるべきであり、そのためにも当然公開されるべきものと考えますが、いかがお考えか、見解をお伺いします。その上でさらにお聞きしますが、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社が行ったそれらの分析や提言が実際の市政運営にはどのように反映されているのでしょうか、お聞かせください。もしそうだとすると、その内容を議会や市民が検証すること、検証できるようにすることが必要ではありませんか、いかがお考えか、お尋ねします。この公民共創のまちづくりの問題での私との質疑の中で、担当課長は、来年度以降も、シンクタンクには、単年度ではなく継続的に、ある程度、中長期的な考えで行いたいと答えています。それでは、現在、その三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社とはどのような関係性を持っているのでしょうか。具体的な内容をお聞きするとともに、今後の方向性についてもお尋ねします。最後に、市長の言う公民共創のまちづくりについて改めてその考えをお尋ねするものです。以上で私の質問を終わりますが、再質問は留保いたします。(降壇)

答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)

それでは、野村議員のご質問にお答えいたします。初めに、大規模停電に見る防災対策についてであります。1点目の情報伝達についてでありますが、市ホームページやメール@もんべつ、市公式LINEにより情報発信を行ったほか、市域全てに広報車により周知したところでありますが、強風下で閉め切った室内では広報車の音声が聞き取りづらいなどの苦情も市民から寄せられたところであります。議員のご指摘の情報伝達手段の多様化につきましては、手法も含め、今後検討してまいります。2点目の避難所の開設と運営についてでありますが、避難所開設に当たり、北海道電力ネットワーク株式会社が保有する大型発電車を滝川市や札幌市などから派遣していただき、本市に到着した車両から、順次、施設を割り当て、施設の電気系統に接続し、施設暖房を稼働させてから避難所を開設したことから遅れたものであります。渚滑市民センターの発電機につきましては、点検不十分で起動できず、その後、代替機を配置し、対応となりましたことから、今後は定期的な点検を行ってまいります。段ボールベッドや災害用寝袋などの備品についてでありますが、当時は、冬季の中でも比較的暖かい気温であったことに加え、停電による一時的な避難として利用される方が多いと想定し、毛布を支給したところであります。各避難所への介護が必要な高齢者や障害のある方への対応については、避難の申出があった際に、一般避難所としては周知しておりませんでしたが、保健師を配置した保健センターへ避難するようお願いしたところであります。3点目の要配慮者への対応についてでありますが、要配慮者の安否確認の対応状況と教訓につきましては、さきに喜多議員のご質問にお答えしたことでご理解願います。福祉避難所についてでありますが、さきに述べた保健センターにその役割を持たせたところであり、1回目の停電の際には、在宅の人工呼吸器使用者1名を含め、3名の避難を受け入れております。2回目の停電の際にも避難の申出がありましたが、市が保有するポータブルバッテリーを自宅に貸し出し、対応できたことから、令和5年度予算において、市内の人工呼吸器を使用している方に貸出しできるよう、必要台数を予算計上しているところであります。次に、子育て支援についてであります。1点目の子ども一時預かり等支援事業についてでありますが、市内における子育ての支援拠点といたしましては、保育所や認定こども園、学童保育、児童館のほか、紋別市子育て支援センターや紋別市子育て世代包括支援センターなどがあり、各拠点において、子どもの預かりや子育てに関する相談への対応、親子の集いの場の提供などが行われているところであります。しかしながら、これら施設の多くが市の直営施設であり、開・閉所や利用時間などに制限があるなど、利用者ニーズに対応できていない部分がありますことから、民間事業者との協働により、保育士などの専門職を常勤配置していただくことで休日における子どもの一時預かりに対応していただくなど、子育て世代への細やかな支援につなげてまいりたいと考えております。2点目の子どもの医療費無料化の所得制限撤廃についてでありますが、さきに加藤議員のご質問にお答えしたことでご理解願います。次に、避暑地化構想と収賄事件についてであります。1点目の厳正な処分、信頼回復についてでありますが、さきに、喜多議員、加藤議員、山﨑議員及び橘議員のご質問にお答えしたことでご理解願います。2点目のプロポーザル実施要項の参加資格要件についてでありますが、さきに山﨑議員のご質問にお答えしたことでご理解願います。3点目のパートナー企業についてでありますが、避暑地化構想を具体化していくことを目的として、効果的、効率的な施設整備メニューや整備後の運営手法など、整備から運営、集客までを一体的に取りまとめた実効性の高い計画を市とともにつくり上げ、それに沿った事業展開を図れる企業をパートナー企業と位置づけたものであります。今後の新しいパートナー企業について及び4点目の避暑地化構想を一旦白紙に戻すことにつきましては、さきに山﨑議員のご質問にお答えしたことでご理解願います。なお、これまで野鳥観察の拠点として設置したトレーラーハウス3台の管理運営につきましては、新年度以降も、引き続き、コムケ湖エリア活性化事業として、コムケ湖で活動されているNPO法人とともにさらなる事業展開を図ってまいりたいと考えております。次に、公民共創のまちづくりについてであります。少子化、高齢化が一層進む中、地方自治体がまちづくりを進めていくためには、極めて厳しい課題と向き合い、それを解決し、スピード感を持って前に進んでいくことが求められております。また、複雑で多岐にわたる多くの課題を行政の力だけで乗り越えるには非常に困難な状況であるものと言えます。このような中、このまちを将来に向かって持続可能なものにしていくためには、行政からの目線だけではなく、広い視点からのより高度で専門的な知見を参考にしながら施策の取組を進めていかなければならないものと考えております。ご質問の公民共創による政策形成業務委託につきましては、本市の人口動態や観光の動向、経済波及効果など、幾つもの分析を行いながら、新たな視点から紋別らしさの構築と総合戦略の強化などについて提案がなされたところであり、また、本市の主要な事業に対する評価と可能性についても併せて検証され、今後の事業の取組の中で生かされるよう、各種データや検証内容の報告があったところであります。成果物につきましては、全てを公開するものではなく、個別の事業を検討、検証する際の参考にすべき客観的データやエビデンスとして開示すべきものと考えており、今後、各事業の方向性や内容の検討を行う際には、本成果を十分活用し、事業の取組に反映してまいりたいと考えております。本委託事業につきましては、成果物の精査を行い、令和3年度の内容をもって一定の区切りがついたものと判断し、令和4年度においては、新たな契約を締結しないことといたしました。公民共創の考え方につきましては、先ほど申し上げたとおり、市民や民間企業、そして、行政が私たちの暮らす紋別の未来をともに考え、共につくり上げていくという視点に立ち、取り組んでいくものであり、これからのまちづくりには欠かせないものであると考えております。以上で答弁を終わらせていただきますが、教育問題につきましては教育長職務代理者より答弁いたします。(降壇)

答弁 教育長職務代理者 上林善證

それでは、野村議員のご質問にお答えいたします。健康プール「ステア」についてであります。1点目の健康プール「ステア」へのアクセス、通年での送迎についてでありますが、この事業につきましては、高齢の方で、冬期間にプールに通いたいが、自家用車がない方や、路線バスはあるが、時間が合わない方、足元が悪く、危険を感じている方など、冬期間のプール利用者の不安の声を受け、スタッフ体制や経費的な面で対応できる範囲において実施しております。通年での実施につきましては、議員のご指摘の趣旨を踏まえ、費用や手法などについて、指定管理者や関係部署と十分協議しながら検討してまいります。2点目のバイオマスボイラーの導入についてでありますが、この事業につきましては、ゼロカーボンシティの推進や施設管理経費の削減等を目的とし、公民連携による廃材チップを活用した木質バイオマスボイラーを導入し、熱供給を受けるものであります。初めに、業者選定の経過と結果についてでありますが、産業廃棄物等によるチップの収集及び加工が永続的、安定的にチップの供給が可能である市内唯一の業者として、地方自治法施行令第167条の2第1項第2号の規定に基づき、株式会社リテックを選定し、昨年5月に随意契約により、契約期間15年間、3億2,670万円で契約したところであります。次に、バイオマスボイラーによる熱供給が開始された本年1月からの状況でありますが、開始後2か月程度であることから、現時点で削減されたCO2や経費については検証に至っておりませんが、重油ボイラーで熱供給されたときと比較しても、室温や水温に大きな変化はなく、おおむね順調に経過していると認識しているところであります。以上、答弁といたします。(降壇)

質問 6番 野村淳一

まず、大規模停電からです。情報伝達の問題についてですが、固定電話は停電ですとつながらないのです。これは、今日的な問題で、市の担当者も相当ご苦労をされたと思います。昨日の加藤議員の質問の中でも防災行政無線の話が出されました。私も取り上げましたが、これからは本当に必要ではないですか。課長は事業費が3億円プラスアルファとおっしゃいましたが、その3億円という金額です。私がさきの質問でも取り上げた佐呂間町です。ここでも一戸一戸にラジオの受信機を設置し、町内に2か所の基地をつくってやっているのです。幾らかかりましたかと担当に聞いたら、ほぼ3億円とおっしゃいました。佐呂間町で3億円ですよ。すごいですよね。こんなことを言っては語弊があるけれども、昨日の議論の中で、某ゴルフ場には2億円をぽんと出すのですよ。必要だからなのでしょう。防災行政無線のことは、まさに命に関わる問題です。正確な情報をしっかりと届ける、これは市にとって緊急の課題なのではないのですか。3億円と聞いて、これは十分できると逆に私は思ったのですが、いかがですか。

答弁 総務部長 牧野昌教(総務部長は2023年3月まで)

お答えいたします。3億円というのは、いわゆる起債事業でございますので、地方債を借りて、その元利償還金の7割が国から返ってくる交付税で措置されるということです。市の純然たる持ち出しが3億円ということですが、佐呂間町の場合は全ての事業費で3億円ということでして、同じ3億円でもちょっと性質が違うということにまずご理解をいただければと思います。それで、防災無線や家庭の受信機についてです。確かに、今回、スマホなんかを持っていない方に情報が行き渡らなかったというのは非常に大きな課題であったと我々も認識してございます。ですから、全ての世帯に防災ラジオを設置するのではなく、そういう手段のない方にそうしたものを配置することによって、全ての市民に何らかの方法で情報を行き渡らせる手法がないのかを今検討しているところです。なるべく経費をかけず、今、スマホを持っている方についてはそれを活用してもらい、実施していければと思っております。

質問 6番 野村淳一

理解をいたしました。ぜひ、その方向で早急に検討を進めてください。今回、避難所を回って感じたことについてです。幾つか指摘もしましたが、避難をする方は高齢者が多かったのですよ。先ほどの答弁の中では町内会の話もありました。町内会になると、町内会の運営、それから、避難所運営マニュアルを全部変えなければなりません。ですから、福祉避難所を最初から開設するという運用を考える必要があるのではないかと思っていますが、いかがですか。

答弁 総務部長 牧野昌教(総務部長は2023年3月まで)

福祉避難所についてです。福祉避難所は、本来であれば、総合福祉センターに開設すべきだったのですけれども、答弁にもありましたとおり、電源車が限られており、今回は電源車をそちらに回せないということで、保健センターのほうに市で持っている簡易の発電機を設置し、そちらで人工呼吸器の方などを受け入れました。これからは自家用発電機を施設に計画的に整備、設置していきますので、最終的にはそうした福祉避難所も設置可能とはなります。ただ、やはり、冬場は電源の確保というのが第一でございまして、それまでの間は、随時、小さな発電機等で対応せざるを得ないのかなと考えてございます。

質問 6番 野村淳一

ぜひ、そういうことで福祉避難所の開設についても積極的に対応していただきたいと思います。子育て問題の関係ですが、一時預かりについては理解をいたしました。それから、医療費の所得制限についてですが、これは昨日も議論がありました。ご理解をいただけませんかという話ですが、私には理解できません。高校生まで医療費の無料化をしているのは道内に7市あります。芦別市、歌志内市、北斗市、赤平市、函館市、紋別市、稚内市です。そのうち、所得制限があるのは紋別市と稚内市だけです。残りの5市は所得制限がありません。それが今の流れなのですよ。市長は、給食費の助成、無料化を実施しました。これは、親の所得なんか何も関係ないのですよ。子どもたち全員を対象に、みんなで応援する、これが今の子育ての流れでしょう。医療費だって同じ考え方でいいはずなのです。二百数十万円なのだから、お金の問題ではないですね。全ての子どもたちを対象にみんなで応援する、これが子育て支援の考え方で、教育費無料化と同じ方向性で進めるべきだと思いますが、いかがですか。

答弁 市民課長 茂手木美紀子

お答えいたします。所得制限の撤廃につきましては子育て応援基金を活用した事業として検討しておりましたが、事業全体、また、経済的支援という観点から、所得制限については継続するという結果となってございます。

質問 6番 野村淳一

昨日の加藤議員への答弁では国や道の動きも見てみたいなことを言っていましたけれども、そんなものを見る必要なんかないのですよ。ちゃんとやればいい話なのだから。非常に残念ですよ。これは引き続き訴え続けますよ。子育ての考え方だというふうに思っています。特に、医療費については親の所得の問題ではありません。子どもたちの病気に関わることです。私は所得制限をなくすべきだという主張はこれからも続けます。それから、健康プールについてです。バスについては年間を通じてとお願いしました。その答弁は、私の主張も十分考慮し、協議を進め、検討していきたいというものでした。前向きな答弁だと理解していいのでしょうか、どうでしょうか。

答弁 スポーツ振興課長 北西忠宏(スポーツ振興課長は2024年3月まで)

今、教育長職務代理者の答弁にもございましたけれども、関係機関、指定管理者を含め、十分に協議していきたいと考えてございます。

答弁 教育部長 佐藤健吾(教育部長は2023年3月まで)

補足してご答弁をさせていただきます。私どもも前向きに検討する構えではおります。ただ、経過の話をさせていただきますと、利用者に直接対応する指定管理者である財団の職員のサービスといいますか、事業者の企業努力としてもともとスタートしたものであります。その中、ニーズが増えてきているという状況があり、議員のご指摘の趣旨も十分に勘案した上で進めようと思ってはおりますけれども、一つには、先ほど来ご質問もありますとおり、私ども市や財団での人材確保ということがあります。これを通年で行うということになりますと、業務内容も見直しをかけて、しっかりと業務に組み入れて行わなければならないと思っております。しかし、そうなると、必要な人材、そして、予算の確保も必要になってこようかなと思いますので、指定管理者とも協議が必要と考えております。なお、今はプールについてご質問をいただいておりますけれども、ほかの体育施設や社会教育施設などの公共施設の利用者にももしかすると同じような要望があるかもしれません。そのため、各施設間の整合性といいますか、利用者の公平性を保つ必要があるかなと思っておりますし、例えば、高齢者の社会参加のサービスの事業なども含め、全庁的な協議が必要だと思っております。そうした検討になるということで、決して後ろ向きなつもりでお答えをしているわけではありませんので、ご理解をいただきたいと思っております。

質問 6番 野村淳一

期待をしております。吉報を待っております。プールについてもう一つですが、リテックとは15年契約で、3億2,000万円という極めて大きな契約です。何でこれが随意契約なのですか、教えてください。

答弁 スポーツ振興課長 北西忠宏(スポーツ振興課長は2024年3月まで)

お答えいたします。市内で燃料となるチップが安定して永続的に供給できる業者、また、産業廃棄物のチップの収集、加工ができる業者ということで同企業を指定し、随意契約にしたところでございます。

質問 6番 野村淳一

今おっしゃったことに合致するのは本当にその企業だけですか。

答弁 スポーツ振興課長 北西忠宏(スポーツ振興課長は2024年3月まで)

産業廃棄物を扱っている業者はほかにもございますけれども、先ほど言ったように、安定して永続的に豊富な燃料供給ができる業者が1社しかないということで、随意契約にしたところでございます。

質問 6番 野村淳一

市内の公的施設で木質バイオマスボイラーを使っているところがあります。広域紋別病院がそうです。広域紋別病院へチップを搬入しているのはその会社ではありません。でも、市内の事業所で、安定的にといいますか、開設以来ずっとやっています。ご存じでしたか。

答弁 スポーツ振興課長 北西忠宏(スポーツ振興課長は2024年3月まで)

落石アリーナ等もバイオマスボイラーを使っていますので、認識はしてございます。ただ、こちらのプールにつきましては、廃材、産業廃棄物等を利用して燃料となるチップを供給するという事業なものですから、この業者にしたところでございます。

質問 6番 野村淳一

15年間で3億2,000万円の根拠を教えてください。

答弁 スポーツ振興課長 北西忠宏(スポーツ振興課長は2024年3月まで)

お答えいたします。15年間で3億2,670万円であり、年間2,178万円ということですが、こちらはチップ及び重油で賄うということで、年間、重油は34万トンを想定し、全体の1割を重油で賄うという計算から3億2,670万円としたところでございます。

質問 6番 野村淳一

これは特命随意契約と言われるものですね。これは会計のほうに聞いたらいいのでしょうか。紋別の入札に関わって、その情報は全てホームページで公開されています。しかし、随意契約に関してはホームページのどこを見ても出てこないのですよ。それでよろしいですか。特定随意契約は出るのですよ。シルバー人材センターとかなんかの少額のものは出てきますよ。しかし、ここで言う特命随意契約はホームページにも一切出てこないのです。これについて分かる人は誰かいますか。

答弁 会計課長 住吉千尋(会計課長は2023年3月まで)

お答えいたします。特に公表する基準がございませんので、今、ホームページでは公表しておりません。

質問 6番 野村淳一

ここで議論しても仕方がないのですけれども、本来、皆さん方の契約は競争入札が原則です。でも、そこしかないから随意なのですが、そのとき、随意にするのはこういう理由があるからだという理由書を書かなければならないのですね。これは3億円を超えて15年も契約するものなのですが、どこを見てもその中身が出てきませんし、理由書さえ見当たらないのです。随意契約については皆さん方でこれから検討してくださいよ。ガイドラインをつくって、随意契約についても公表し、理由書をちゃんと公開するということが絶対に必要だと思います。検討できませんか。答えられるかどうかは分かりませんが、今答えられる範囲でいいので、お願いします。

答弁 総務部長 牧野昌教(総務部長は2023年3月まで)

工事等の随意契約につきましては公表はさせていただいているところでございますが、委託等、各課でやっているものについては私の目が届かないものもございまして、それは誠に申し訳ないと思ってございます。今後につきましては、各担当にも今の議員のご指摘については徹底させ、全てを公表する方向で取り扱っていきたいと考えてございます。

質問 6番 野村淳一

分かりました。お願いします。避暑地化構想と収賄事件の話をしました。これは昨日から今日にかけてずっと議論されていますが、その議論を聞いて、非常に根が深く、根が広いなと改めて感じました。市長、私もそうですが、これで3度目ですよ。何で3度もこんな事件に遭遇しなければならぬのか、非常に残念ですよ。市長もそうでしょう。百条委員会をつくったこともありましたが、本当に苦労しました。そのとき、もう二度と繰り返さないとあれほど我々で確認し、倫理条例もつくってやったのですよ。今回はそれとは質が全く違います。今までのような、職員が金庫からお金をちょろっとやったようなものではないのですよ。まさに中枢の政策、中枢の舞台で起こった事件なのです。市全体のことに関わるものなのですよ。そこは、我々は、そして、皆さん方にも自覚してもらわなければ困るのです。改めて聞きますよ。紋別市内に本店、支店、営業所を置くという条件がなぜ入ったのか、教えてください。

答弁 産業部長 得永恭志(産業部長は2023年3月まで)

お答えいたします。昨日も山﨑議員に答弁させていただきましたし、今、市長からも答弁はありましたけれども、公判中ですので、答弁につきましては差し控えさせていただきたいと思います。

質問 6番 野村淳一

私はプロポーザル実施要項を持っているのです。参加資格のところに紋別市に本店、支店、営業所を置くというものが入ったのです。この一行が入ったために株式会社AQUILA(アキラ)が受注することに決まったのですよ。そして、これは9月18日にホームページで公開されたのです。幾ら岩井被告がどうのこうのと言ったって、これが公開された段階で株式会社AQUILA(アキラ)の落札が決まってしまったのですよ。そういうことですよ。昨日、そうはいっても市内からの申込みがほかにもあるかもしれなかったのでと部長は言ったでしょう。あり得るわけがないではないですか。これは、令和3年第2回定例会の石田議員に対する市長の答弁です。こう言っているのですよ。基本計画策定業務委託先の選定につきましては、高度なノウハウと全国的な幅広い見識を有し、特に首都圏住民の動向に精通している観光関連企業などとの連携が何より重要と考えていると。これが市長の言った選定先なのです。当然でしょう。こんな企業が紋別にあるわけがないではないですか。このプロポーザル実施要項が出来上がって公開をしたとき、皆さん方はおかしいと思いませんでしたか。何で紋別市内に本店、支店、営業所があるということが記入されているのか。なぜ岩井がこれに関わったかはいいですよ。市長がこう言っているのにおかしいと思いませんでしたか。不自然だと感じませんでしたか。誰でもいいですから答えてください。

答弁 産業部長 得永恭志(産業部長は2023年3月まで)

今回のプロポーザルの実施要項の担当部長は私であります。これにつきましては、昨日も喜多議員に答弁させていただきましたけれども、紋別市内に1社あるということのほかに、私の考えとしましては、まだ来ていただけると。避暑地化構想ということでいきますと、先ほども議員に答弁させていただきましたけれども、冷涼な気候の紋別の優位性を生かしての交流人口の拡大、定住人口の拡大を図るということだったので、紋別に魅力を感じていただける企業に来ていただき、パートナー企業として一緒に事業展開を図っていただきたいという思いもあり、市内という参加資格を載せたということであります。

質問 6番 野村淳一

今の答弁で、よく分からなくなりました。避暑地化構想の下、そういうような取組をしていただける企業に来ていただきたかったというのは皆さんそうなのです。しかし、紋別市内に本店、支店、営業所ですよ。これが発表になった2か月前、バスターミナルに株式会社AQUILA(アキラ)の営業所が登記されていたのでしょう。だから、皆さん方はこれを了承したのでしょう。もう一つお聞きしますよ。プロポーザル実施要項に何と書いてあるかというと、参加申込み受付期間として9月14日から9月28日とあって、このプロポーザルに参加するには事前申込みが必要となっていますとあるのです。2回申請することになっているのです。これでやられたのではないですか。まずは、参加資格を確認し、それが確認されたら本契約の提案をしてもらうということではなかったのですか、確認します。

答弁 産業部長 得永恭志(産業部長は2023年3月まで)

1点目のバスターミナルのことにつきましては、昨日も答弁させていただきましたけれども、バスターミナル内にあったということは一切分かりませんでしたし、あくまでも登記簿の住所を確認させていただいたということでご理解願いたいと思います。次に、2回ということについてですけれども、今、議員がおっしゃったとおり、まず、参加資格の申出をしていただき、それに基づきまして、要項の参加要件に該当しているかどうか、提出していただいた申出の内容、そして、法人として税金を納めているかどうか、その後、住所が市内にあるかどうかを確認させていただき、それが確認できましたら参加資格は大丈夫でしたという通知書を市からお送りし、今度は期間内に提案書を提出していただくという流れでございます。

質問 6番 野村淳一

そういうことですが、なぜわざわざそんなことをしたのか、参加資格があるかないかをしっかりと検討するためでした。その参加資格の第1に紋別市内に本店、支店、営業所を置く者と書かれているのです。プロポーザル実施要項では事前に参加資格確認申請書及び誓約書の提出を求めています。幸町5丁目24-1、これがバスターミナルの住所です。皆さん方は、参加資格があるかないか、わざわざ確認まで取ったのでしょう。送ってきた書類だけで、あるなという話なのですか。では、一体ここはどこなのだ、一体どんな事業を紋別でやっているのだ、その営業所に職員はいるのか、なぜ紋別に営業所を構えているのか、何にも調べてなかったのですか。おかしくないですか。では、何のために先に参加資格確認申請書を取ったのですか。もし書類を見ただけとなったら、皆さん方は何のための役人だとなってしまうのですよ。私はそんなことは思わないです。ちゃんと一つ一つ確認を取ったはずでしょう。なぜこんなふうになっているのですか。

答弁 産業部長 得永恭志(産業部長は2023年3月まで)

今、確認の意味でご質問をしていただいたと思うのですけれども、参加資格確認申請書は議員もお持ちだと思うのですけれども、実施要項は1から7までございますけれども、一つ一つについて、提出していただいたものを書面で確認させていただき、私どもとしては参加資格があるということで当該事業者に通知をしたところでございます。

質問 6番 野村淳一

極めて残念ですが、そういう状況なのですか。何だかがっかりする話ばっかりではないですか。もう一つ聞きましょう。この問題で、市長は何度も言っていますが、事実関係を調査し、調査委員会をつくるのですか、それから再発防止委員会をつくるとおっしゃいました。それはどういうメンバーですか、今考えられているものを教えてください。

答弁 総務部長 牧野昌教(総務部長は2023年3月まで)

再発防止委員会と検証委員会の二つをつくっても中身は同じなものですから、多分、同じものになってしまいますので、再発防止よりも幅を広げたものをつくりたいと考えております。メンバーについては、第三者として法律の専門家であります弁護士、誰にするか、その選定はまださせていただいておりませんが、そうした法律の専門家も含め、やはり、我々職員だけではなく、第三者、さらには、市民の方も含めた構成としなければならないと考えてございます。さらに、その検証結果は職員にも見せてといいますか、読ませて、こういったことをやったら懲戒免職になるなど、もう少し具体的に職員に分からせるといいますか、毅然とした態度で利害関係者と接することができるような内容にしたいと考えてございます。

質問 6番 野村淳一

とにかく第三者を入れないと話にならないですね。総務部長もそうですし、産業部長もそうです。もちろん、副市長もです。それから、教育委員会の教育長もそうでしょう。この方々はプロポーザルに参加した委員で、話を聞かれる立場ですからね。だから、第三者をしっかりと入れ、公平な目でその本質に届くような中身にしていただきたい。市の職員はどうなっているのだとまた不信になってしまうけれども、多くの皆さんは必死に頑張っているのですよ。市民の利益のために、幸せのために頑張っているのです。しかし、こんな事件が、こんなことが上層部で起こっているのですよ。その疑惑があるのですよ。それに市の職員はついて行けますか。そういうことでしょう。市の職員に倫理を押しつけたって、上層部がこうだと、本当なのかと思いますよ。それを私は考えるのです。今回は部長の皆さん方が問われているのですよ。そこのところをしっかりと理解していただきたい。この責任者でしたから副市長に聞きます。進退の問題なんかどうでもいいのですよ。真実を知りたいのです。審査の場にいて、株式会社AQUILA(アキラ)の件について、不自然ではなかったですか。おかしいと思いませんでしたか。なぜ紋別市内に支店、本店、営業所を置くということになったのか、おかしいと思わなかったですか。不自然だと思わなかったですか。あるいは、株式会社AQUILA(アキラ)というのはどんな業者なのかをそこでじっくりと議論しなかったのですか。紋別に本当に営業所があって、本当にそこで事業をやっているのかどうか、審査会の中ではどうでしたか、お聞かせください。

答弁 副市長 鈴木英樹(副市長は2023年6月まで)

お答えいたします。当初、JHATという企業といろいろとお話をさせていただいたところでございました。それから、株式会社AQUILA(アキラ)という会社が出てきたとき、では、その会社は一体どういう会社なのだと、私もその会社名を聞いたとき、正直、初めは分からなかったところがございます。ただ、株式会社AQUILA(アキラ)という会社は、JHATを主導していく観光コンサルタントの会社だと。それは社長が兼務している会社でして、JHATのコンサルティング部門を担当し、そこでの計画をJAHTが実行していく、株式会社AQUILA(アキラ)とは中核協力会社としてJHATとの協力関係ができているという説明を受けました。また、JHATに勤めていらっしゃった部長などともいろいろとお話をさせていただいた中で非常に効果的なプレゼンをいただきました。株式会社AQUILA(アキラ)という会社になったとき、果たして同じプレゼンがもらえるのかという不安はございましたけれども、先ほど言ったとおり、あくまでも中核協力会社がJHATであり、一体なった会社だという説明を受けました。そして、当日のプロポーザルの日も、株式会社AQUILA(アキラ)という会社名で来ましたが、ほぼJHATのメンバーで、プレゼンをしていただいた方もJHATの部長の方でした。さらには、プロポーザルで提出された資料も、会社名は株式会社AQUILA(アキラ)でしたが、JHATに所属している部長の名前でしたので、私どもとしてはJHATと株式会社AQUILA(アキラ)は同等の会社なのかな、ある意味、安心して任せられるなと思ったところです。そういった私どもの認識不足もあり、今回このような状況を招いたのかなと反省しているところでございます。なお、今回の手続の中での不備なところについては、先ほど申し上げさせていただいたとおり、再発防止委員会、検証委員会でしっかりと検証させていただき、二度とこのようなことが起きないよう、より透明性の高いプロポーザルの実施に向け、しっかりと取り組んでいくのも一つの責任の取り方だと思ってございます。今後とも市民の誤解を招かないような体制といいますか、制度づくりをしっかりやっていかなければならないなと思ってございます。

質問 6番 野村淳一

今の話を聞くと、あれっと首をまたかしげてしまいますよ。JHATと株式会社AQUILA(アキラ)が一体になってしまっているのですか。そして、来たのはJHATの皆さんということですか。何だかよく分からないですが、これはどこと契約しているのですか。何かもうずぶずぶと言ったら表現が悪いですね。何と言ったらいいのだろう。ただ、私が言いたいのは先に結論ありきだったということです。とにかくJHATをパートナー企業にしたい、そのための契約だったということです。そのためには、株式会社AQUILA(アキラ)という、実体があるかないかも分からないところに受注させなければならなかった、そして、パートナー企業であるJHATにつなげたかった、その思惑が、企業と中島氏と皆さん方と岩井とで一緒になってしまった、だから、こうやって訳の分からないといいますか、不正が行われたのではないのですか。そういうことも含め、一つ一つをしっかりと検証してください。そして、何よりも市民に対して説明責任を果たし、情報をちゃんと公開する、この基本中の基本を徹底していただきたい。市長、何か言いたいことはありますか。いや、ありますと言うのは表現が悪いですか。今、議論を聞いた市長の感想も含め、最後にご答弁をいただけませんか。

答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)

今、これ以上の答弁はございません。

出典:紋別市議会 令和5年第1回定例会 2023年3月10日 議事録 PDF(38ページ) 間違いを知らせる