紋別市議会 令和元年第4回定例会 2019年12月10日
(1)地域医療の充実について/(2)障害者福祉について/(3)子どもの貧困対策と子育て支援について/(4)会計年度任用職員制度導入による処遇と影響について
2019年12月10日、紋別市議会の一般質問で、野村淳一議員が「地域医療の充実について」「障害者福祉について」「子どもの貧困対策と子育て支援について」「会計年度任用職員制度導入による処遇と影響について」について質問し、市長 宮川良一、保健福祉部参事兼広域病院連携推進室参事 大野貴光、社会福祉課長兼臨時給付金対策室参事 大平一也、保健福祉部長兼臨時給付金対策室長 長谷川恒、健康推進課長兼保健センター事務長 大平朱美、庶務課長 小林昌史が答弁しました。
- 質問者
- 野村淳一 議員
- 答弁者
- 市長 宮川良一、保健福祉部参事兼広域病院連携推進室参事 大野貴光、社会福祉課長兼臨時給付金対策室参事 大平一也、保健福祉部長兼臨時給付金対策室長 長谷川恒、健康推進課長兼保健センター事務長 大平朱美、庶務課長 小林昌史
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 6番 野村淳一
私はさきに通告いたしておりました順に従い質問させていただきます。最初に、地域医療の充実についてです。厚生労働省は9月26日、公立・公的病院424の病院を再編、統合の議論が必要とし公表し、来年9月までに結論を出すことを求めました。この424病院のうち、北海道は54施設に及び、都道府県では最多となっています。その中には、この遠紋二次医療圏からも滝上町国保病院、雄武町国保病院、興部町国保病院が含まれており、名指しされた病院の自治体、医療関係者からは、地域の実情が反映されていないという怒りの声とともに、住民からは地元に病院がなくなるのではと存続を心配する声が寄せられ、混乱が続いています。厚生労働省はこれらの病院を診療実績が少ない、類似の医療実績を有する医療機関が近接しているなどと分析していますが、医師不足、看護師不足などで医療を受けたくても受けられない実態などを無視した、余りに機械的、一律なやり方と言わざるを得ません。このことは当然遠紋地域と紋別市にも大きな影響が出てきます。広域紋別病院とて人ごとでは済まされないでしょう。地方自治の精神にも反する今回の国、厚生労働省の発表に対し、市長はどのような認識をお持ちなのかお聞きします。その上で、まずは国に対し今般の病院名の公表の撤回を求めるべきと考えますが、いかがでしょうか、見解をお示しください。今回の病院名の公表は、大幅に病床削減を迫る地域医療構想に基づくものであり、地域で行われている地域医療構想調整会議を強引に誘導しようとするものです。そもそもこの遠紋地域で300を超す病床の削減を迫るこの地域医療構想自体に無理があるのではありませんか。そこで、現在遠紋地域での地域医療構想調整会議はどのような審議状況にあるのかお聞かせください。さらに、この会議に臨む紋別市のスタンスはどのようなものか、今後の方向性を含め、お尋ねします。同時に重要なことは、少子高齢化、人口減少時代を迎え、限られた医療資源の中で新たな地域医療のあり方、その姿を展望することではないでしょうか。誰もが安心して暮らし続けられる地域にするために求められる医療とは何かを、真剣に主体的に検討する必要があるでしょう。その一つに、今日強く求められている訪問診療があります。それは患者さんの意思を尊重した上での在宅医療であり、介護サービスとの連携も重要となる課題です。高齢化に伴い、通院すら困難になる患者さんが増えていきます。みとりの件数も増加するでしょう。それを担う在宅医療支援診療所、在宅医療支援病院の整備も必要となるでしょう。現在この訪問診療の実施に向けて、どのような取組状況となっているのか、紋別市としての支援内容も含め、お聞きするものです。その上で、今後地域医療の維持と拡充に向けた取り組みについて、どのような課題があると考えているのか、どのような方向性を展望しているのか、そのために何をなすべきと考えているのか、紋別市の認識と見解をお尋ねします。さらに、その中核的存在となる広域紋別病院について、その安定的維持に向けた取り組みと地域のセンター病院としての今後の果たすべき役割と機能について、どのような見解をお持ちかお聞きするものです。次に、障害者福祉について何点か質問いたします。1つは、障害者福祉分野における紋別市総合戦略のKPIの達成状況についてです。平成27年度に策定された紋別市総合戦略の重要施策の一つとして、障害者の就労環境などの整備促進を掲げ、平成31年度までにKPI、重要業績評価指標で就労支援事業所通所者を102人に増やし、グループホームを48床まで整備するとした目標値を立てました。これは障害者の安定的な雇用、訓練環境と居住の場を確保し、障害者の定住化と保護者の将来的な移住促進を企図したものです。この就労支援と居住の確保は、親亡き後を含め、現在の障害者福祉において極めて重要で大きな課題となっており、その促進に大きな期待が寄せられています。今計画は、今年が最終年度です。そこで、これらKPI目標値に対する進捗の現状と課題、そして今後の取り組みについてお聞きします。2つ目は、その就労支援事業の一つの柱として2017年に開設された紋別ベジタブルファクトリーの運営についてです。この施設は、就労継続支援A型事業として社会福祉法人紋別市百年記念福祉会に委託し、現在まで運営されています。この施設は当初、紋別高等養護学校の卒業生の受け皿としても期待されていましたが、その卒業生を含め、現在の障害者の就労状況と実績についてお聞かせください。このベジタブルファクトリーの運営に関し、百年記念福祉会との契約は3年となっており、今年度で契約が終了することになります。そこで、来年度以降に向けた事業はどのようになるのでしょうか。百年記念福祉会との協議状況を含め、その見通しについてお尋ねするものです。一般的に就労継続支援A型事業所は、国による制度の改変により経営が厳しくなる事業所が多発しており、閉鎖に追い込まれる事態も少なくないと聞きます。ベジタブルファクトリーの運営については、どのような状況と判断されているのかお聞きいたします。3つ目には、就労移行支援事業についてです。障害者が一般企業に就職することは大きな励みであり、自信にもつながります。その一般就労に向けて、訓練や教育、現場実習などの取り組みを継続的に行うのが就労移行支援事業と呼ばれるものです。2017年、紋別市も一部運営費補助を行い、NPO法人みのりによって事業が開始されました。そこで、その後の実績についてお聞きするとともに、この事業に対してはどのような評価と認識をお持ちなのかお尋ねします。この就労移行支援事業に対する運営費補助は、当初の3年間とする決めだったのではないかと思いますが、いかがでしょうか。高等養護学校の卒業生を含め、就労移行支援事業は紋別市においてなくてはならない事業になっており、事業の継続が望まれます。事業費補助の扱いを含め、今後の対応はどうされるのかお伺いするものです。4つには、障害者への配食サービスについてです。現在食の自立支援事業として、在宅で食事の支度が困難なひとり暮らしの高齢者などに夕食を届けるサービスが実施されています。その中には65歳未満で調理が困難な身体障害者も対象となっています。まず、このサービスを利用している障害者がいるかどうか、お知らせください。調理が困難という障害者は、何も身体障害者に限りません。知的障害者、精神障害者及び難病患者においても当然考えられることです。配食サービスの対象を身体障害のみに限定せず、必要と判断される障害者などにも適用を拡大するよう求めるものですが、いかがお考えかお聞かせください。障害福祉の最後に、手話言語条例の制定と聴覚障害者などへの支援についてお聞きします。現在道内では、北海道を含め25の自治体で、いわゆる手話言語条例が制定されています。管内では網走市が今年制定いたしました。聴覚に障害を持つ聾唖者にとって、手話は私たちの日本語と同じように、まさに言語そのものです。手話言語条例は、手話を母語として位置づけ、聾唖者の権利と人権を尊重し、手話の普及に努め、ともに生きる社会をつくろうという理念を掲げた条例です。それは聾唖者への理解を広げる第一歩になるものです。紋別市においても手話言語条例制定に向けた検討を始めるべきと考えますが、いかがでしょうか、お考えをお聞かせください。また、紋別市の窓口などに聾唖者などが訪れた際、手話通訳者がいない場合に、北海道ろうあ連盟の手話通訳者と結ぶタブレットでやりとりをするサービスがあります。それらの利用も検討すべきと考えますが、いかがでしょうか、見解をお聞かせください。次に、子供の貧困対策と子育て支援について質問いたします。最初に、子供の貧困対策と子育て支援に向けた取り組みについてです。改正子どもの貧困対策法によって、市町村の努力義務とされた子どもの貧困対策計画の策定について、紋別市は今年度制定される子ども・子育て支援事業計画に盛り込み、今後必要な施策を展開すると述べています。また、さきの私の質問に対し、幼児教育・保育の無償化に伴って生じた3,500万円余りの余剰金の使途についても、貧困対策を含め、総合的に議論してまいりますと述べられました。そこで、子供貧困対策を含めた子ども・子育て支援事業計画の策定状況と余剰金の使途について、どのような協議がなされているのかお聞きするものです。また、来年度予算編成も視野に入ってくる時期でもあります。子供の貧困対策と子育て支援策の充実、拡充に向けた具体化が検討されていると考えますが、いかがお考えかお聞かせください。その意味で子供の貧困対策と子育て支援について、幾つか具体的な経済的支援策を提起したいと考えます。1つは、子供の医療費助成の拡大です。現在紋別市では、中学卒業まで医療費の助成制度を実施しており、評価を得ています。しかし、同時に他の西紋4町村、興部町、滝上町、雄武町、西興部村では、既に高校卒業まで実質的に無料化を拡大しています。厚生労働省の調べでも、高校卒業まで医療費の助成を実施している市町村は全体の3割を超えています。当然国に対しても子供の医療費助成制度の確立を求めつつ、紋別市としてもお金の心配なく、子供に必要な医療が受けられるよう医療費助成を高校卒業まで拡大するよう求めるものですが、いかがお考えでしょうか、見解をお聞かせください。2つには、子供の国保税均等割の軽減についてです。国保税の均等割は1人当たりに賦課されるもので、子供が生まれればその時点でその世帯の収入に関係なく、場合によっては新たに年間3万2,000円の国保税が上載せされるんです。2人、3人と子供を産み育てやすい環境をつくるという目標に、まさに逆行する事態ではありませんか。幾つかの自治体では、既に子育て支援策の福祉事業として子供への均等割の軽減制度を実施しています。これも国への要請を強めつつ、紋別市として独自に子供の均等割の軽減措置の実施を求めるものですが、いかがお考えかお聞かせください。3つ目に、子供の予防接種、特にインフルエンザワクチンの予防接種への助成についてです。今年もインフルエンザの感染が猛威を振るっています。予防接種の普及は急務です。現在紋別市では、高校生以下の場合、市民税非課税世帯のみ1,300円でインフルエンザの予防接種ができる仕組みになっています。しかし、その所得を確認するため、予防接種前に必ず保健センターなどに出向き、手続をする必要があります。北見市も網走市も遠軽町も美幌町も湧別町も滝上町もインフルエンザの予防接種は無料または助成制度を実施しており、どのまちも世帯の所得で区別はしていません。ですから、どの子も直接病院で予防接種を受け、必要な金額を窓口で支払うのみです。必要と思っても、2人、3人と子供がいる場合、その負担は大きなものとなり、足が遠のいてしまう、そんな場合も少なくないでしょう。子供のインフルエンザの発病を抑制し、重症化を軽減するため、そして学校などでの集団感染を予防するため、親御さんの経済的負担を軽減し、より受けやすい環境をつくるために、インフルエンザ予防接種への無料化や助成の拡大を求めるものですが、いかがでしょうか、見解をお聞かせください。質問の最後に、会計年度任用職員制度について取り上げます。今議会に会計年度任用職員制度導入にかかわる条例改正案が提案されています。この制度は、従来の嘱託職員、臨時職員を会計年度任用職員として新たに雇用するものですが、まずその対象人数と全職員に対する割合、そして制度の目的と内容についてお聞きします。また、この制度の導入によって、従来の嘱託職員、臨時職員の待遇がどのように変化するのか、影響についてもお聞きします。さらに、任用職員にはフルタイム、パートタイムの区別があるようですが、その違いと紋別市の対応についてお聞きします。そして、これらによって正規職員との格差がどの程度減少するのか、お聞かせください。また、具体的に臨時保育士の勤務状況と待遇はどのように変化するのか、お尋ねするものです。この制度は、期末手当などの支給という改善点はあるものの、本来地方公務員法の原則である任期の定めのない常勤職員を中心とする公務の運営という理念を崩し、非常勤職員の任用を固定化し、その法的根拠を与えるものにしかならないのではないかと危惧するものです。紋別市でも4割近い非正規職員が、一般事務はもとより、保育、図書館、療育センター、学童保育、相談業務、看護師業務などの職種に広がり、もはやその存在なしに紋別市の運営はできない状況にあります。市民の命と暮らしを支えるこれら恒常的な業務は、地方公務員法の原則、公務の運営は常勤職員を中心とするという原則にのっとり、職員の正規化を図っていくべきであり、正職員の定数拡大こそ必要ではないかと考えますが、いかがでしょうか。一層多様化し、複雑化する業務の中で、市民の立場で安定的に公務を運営するためにも、それが必要ではありませんか。さらに、当面正規職員と非正規職員の格差を抜本的に解消することが求められていると考えますが、今回の制度導入に当たっての市長の見解をお聞きするものです。以上で私の質問を終わりますが、再質問は留保いたします。
答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)
それでは、野村議員のご質問にお答えいたします。初めに、地域医療の充実についてであります。1点目の公立病院の再編・統合問題と地域医療構想につきましては、公的病院の再編、統合の議論が必要とされた病院名の公表につきましては、本年10月23日に全道自治体や医療機関の関係者を対象に厚生労働省による意見交換会が開催されました。その中で病院名公表の意図は、地域医療構想で2025年に必要とされる病床数が医療圏ごとに設定されているものの全国的に議論が進まないことから参考として公表したもので、決して強制するものではないとの説明があったところであります。全国一律の基準によって分析されたデータの公表は、地域住民に不安を与え、混乱の原因になりかねないものであり、国は地方の意見、実情を十分に踏まえ、対応すべきであると認識しております。公表の撤回につきましては、北海道市長会等での判断事項と考えております。地域医療構想に係る調整会議では、各医療機関の病床の状況や構想の進捗状況について取りまとめられた情報の提供を受け、共有化が図られているところであります。本市のスタンスといたしましては、地域医療構想で定めている必要病床数は国が示す基準に基づき算出されたものであり、地域の実情に配慮されたものではなく、拙速な病床数削減が医療難民や介護難民を招かぬよう、十分地域の実情に配慮する必要があると訴えており、今後も変わりはありません。2点目の訪問診療などの地域医療の拡充につきましては、平成30年第4回定例会で議員のご質問にお答えいたしましたとおり、訪問診療など在宅医療推進への最大の課題は複数人の医師や看護師の確保であり、現在の環境においては非常にハードルが高い状況にあります。このことから3次医療圏では各2次医療圏の状況を共有し、連携強化を図る場として、本年8月に日本医師会会長を招いた第1回目のオホーツク地域医療フォーラムを開催したほか、休日夜間急病センター長を中心に本市を取り巻く医療現場の現状を踏まえ、在宅医療や医師確保を含め今後の地域医療の維持拡充に向け、広域紋別病院や紋別医師会との協議を進めてまいります。広域紋別病院の安定的維持につきましては、同病院ではこの医療圏で診察できる患者はこの地域で完結することを目標に取り組んでおり、そのためにも医療従事者確保を最優先に、引き続き広域紋別病院と一体となった医師派遣要請活動や北海道立紋別高等看護学院の建替要望を行い、2次医療機関としての役割と機能を果たすことができるよう最善を尽くしてまいります。次に、障害者福祉についてであります。1点目の総合戦略KPIの達成状況につきましては、平成30年度実績といたしまして、障害者就労支援事業所の通所者数は目標値の102名に対し実績値は74名で、達成率は72.5%となり、障害者グループホームの居室の増加数は目標値の48部屋に対し実績値は32部屋で、達成率は66.7%となりました。課題といたしましては、市外出身の高等養護学校卒業生等の市内定着が図られていないことであり、今後生徒や保護者が求める就労、生活環境のさらなる確立を目指した取り組みを進めるため、特別支援学校や障害者自立支援協議会における就労支援部会との連携を強化し、就労先の開拓や職場理解の促進、新たな就労支援事業所の展開へ向けた働きかけなど、障害者の市内定着に取り組んでまいります。2点目のベジタブルファクトリーの運営につきましては、現在の就労状況と実績につきましては、本年11月末時点で定員15名に対し13名の登録者がおり、高等養護学校の卒業生が6名就労しております。ベジタブルファクトリーの来年度以降の見通しと運営状況につきましては、さきに喜多議員のご質問にお答えしたことでご理解願います。3点目の就労移行支援事業につきましては、事業開始後の実績については、これまで7名の通所利用があり、うち3名がB型事業所へ移行しておりますが、一般就労への移行実績はないと聞いております。また、就労移行支援事業所の開設以降、遠紋圏域にただ一つの事業所として活動を続けることで、就労を希望する障害者の訓練ニーズや特別支援学校卒業生のアセスメントニーズを受けとめ、本市障害福祉施策に大きく貢献している事業所と評価、認識しております。今後の対応につきましては、開設からの3年間は運営の面で厳しいことが想定されたことから、これまで運営費補助を継続してきましたが、現状一般就労への移行実績がなく、報酬単価が低いため、さらに1年間の延長を行い、引き続き支援してまいりたいと考えております。4点目の障害者への配食サービスにつきましては、サービスを利用している65歳未満の障害者は現在2名となっております。配食サービスの対象者拡大につきましては、利用者のニーズや必要性を把握した上、市内相談支援事業所にも意見を求めながら研究してまいります。5点目の手話言語条例の制定と聴覚障害者等への支援につきましては、手話言語条例の制定に向けた検討につきましては、現在手話の会が休会中であるため、会の活動が再開された後に検討を進めてまいります。遠隔手話サービス事業の利用につきましては、北海道では今年度から公益社団法人北海道ろうあ連盟の運営によりモデル事業を実施しているところであり、実施状況や事例等を参考とし研究してまいります。次に、子供の貧困対策と子育て支援についてであります。1点目の子供の貧困対策と子育て支援に向けた取り組みにつきましては、子ども・子育て支援事業計画の策定状況につきましては、現在令和2年度から令和6年度の5年間を1期とする第2期事業計画の策定中であり、本年6月から7月にかけて子育て世帯の状況やニーズを把握するため、未就学児童と就学児童の保護者を対象に子育て支援に関するアンケート調査を実施しております。また、現計画である第1期計画についての各施策の実績や取組状況、アンケート調査の結果報告などを、先月開催いたしました紋別市子ども・子育て会議にて報告し、各委員からの意見聴取を行ったところであります。今後につきましては、前回会議での意見等を踏まえた素案を次回の会議で提示し、委員からの意見等を反映させ、パブリックコメント実施後、来年3月に策定を完了する予定であります。なお、子育て支援に関するアンケート調査の中には、貧困世帯の状況を把握するための設問として、世帯の収入状況やお小遣いの金額、塾や習いごとなどに係る金額の質問を設けております。子供の貧困対策につきましては、現在策定中の第2期計画に新たに基本施策の一つとして盛り込み、子ども・子育て会議での議論を踏まえた上で、保健・福祉・医療・教育・労働など横断的な取り組みとなることから、庁内議論の後、必要な施策を講じるとともに、今年度策定される北海道子どもの貧困対策推進計画による施策にも対応してまいりたいと考えております。幼児教育・保育の無償化に伴い生じた余剰金につきましては、昨年までの保育料軽減対策の財源は税金などの一般財源であり、事業終了に伴い余剰金として発生する性質のものではありません。その使途につきましては、子供の貧困対策を含め、市の予算全体で優先度の高い新規事業に充当すべく、庁内で協議してまいります。子供の貧困対策と子育て支援策の充実、拡充につきましては、子育て世代からの相談体制の充実、保育の担い手不足解消、食育食堂の充実など、今日的課題の多い施策を検討してまいります。2点目の子ども医療費助成に係る高校卒業までの対象範囲の拡大につきましては、本市においては平成25年度から子供たちの健康増進や子育て世帯の経済的負担の軽減を図ることを目的に、助成対象範囲を中学生まで拡大いたしました。令和元年6月1日現在での道内35市における通院での対象範囲の拡大状況は、高校生までが3市、中学生までが本市も含め14市、小学校までが8市、就学前までが10市となっており、本市は他市と比べ充実していることから、対象範囲の拡大については現時点では考えておりません。なお、引き続き全国一律の子供の医療費助成制度の創設について、北海道市長会を通じて国に対して要請してまいります。3点目の子育て支援としての国保税均等割の軽減につきましては、国民健康保険制度については財政基盤の強化が図られた上で、平成30年度からは都道府県が中心となり財政運営を担う制度に変わっております。この国保制度の都道府県単位化は、市町村ごとでばらつきが大きい保険税の平準化も目的の一つとなっており、現在各市町村では北海道から示される標準保険税率等を参考にしながら保険税の平準化に取り組んでる状況にありますので、福祉事業として一般会計より財源を投入し、子供の均等割を軽減することについては保険税の平準化に反することになりますので、考えておりません。なお、本市におきましては、北海道から示される標準保険税率を算定する上で用いられる均等割と平等割の賦課比率のうち、均等割の比率を低くすることで子育て世帯等の負担軽減を図っており、また全国市長会が国へ提言しております全国統一基準での子供の均等割保険税を軽減する支援制度の創設については、引き続き注視してまいります。4点目の子供のインフルエンザ予防接種への助成拡大につきましては、本市では平成22年度から市単独の経済的支援として非課税世帯の18歳未満の方を対象に助成を実施しております。今後は罹患状況、ワクチンの接種状況等の実態把握を行った上で、重症化予防の観点も含め検討してまいります。次に、会計年度任用職員制度導入による処遇と影響についてであります。会計年度任用職員の対象人数、全職員に対する割合、制度の目的と内容につきましては、本年度の人数で申し上げますと、嘱託職員109名、臨時職員75名の計184名、全職員に対する割合は約4割、制度の目的は多様化する行政需要に対応するため、全国の地方公共団体で臨時、非常勤職員が増加しておりますが、各団体の取り扱いがそれぞれ異なっており、適正な任用が確保されておらず、会計年度任用職員制度を導入することで任用の適正化を図ることを目的としております。会計年度任用職員は、勤務時間に応じてフルタイムとパートタイムに区分され、一般職の非常勤職員として一会計年度を限度に任用されることになります。制度導入による待遇変化と影響につきましては、会計年度任用職員への期末手当の支給が可能となりますが、現在嘱託職員の報酬算定基礎に期末手当相当が算入されており、その分の期末手当を別に支給いたしますので、月給の下がりが大きいことから下がり幅を抑え、年収で増額となる設定であります。臨時職員は、期末手当等が純増となり、予算総額では約5,600万円の負担増となります。フルタイムとパートタイムの違いと市の対応につきましては、フルタイム職員は1週間当たりの勤務時間が正職員と同じ38時間45分で、行政職給料表をもとに給料、退職手当等を支給いたします。パートタイム職員は、フルタイム職員より短い勤務時間となり、現行の臨時職員で週37時間30分、嘱託職員で週30時間、給料はフルタイム職員の給料表に定める額をパートタイム職員の勤務時間で割り返した額を報酬として支給し、通勤手当相当を費用弁償として支給いたします。本市では、会計年度任用職員制度導入時、対象職員を全てパートタイム職員として運用する予定であります。正職員との格差がどの程度減少するかについては、会計年度任用職員の期末手当率は正職員と同率であり、休暇につきましては現在の年次有給休暇のほかに、公務を起因とする病気休暇や忌引休暇、結婚休暇、夏季休暇等を有給の特別休暇として付与いたします。給与につきましては、各会計年度任用職員の勤務時間にもよりますが、年収ベースで平均20万円の増と試算しております。臨時保育士の勤務状況と待遇につきましては、来年4月の制度導入時、他の会計年度任用職員と同様にパートタイム職員として勤務していただき、勤務時間は一日7時間30分、週37時間30分となります。待遇面では日額が増え、有給の特別休暇が付与されます。正職員の定数拡大につきましては、本市の職員数は集中改革プラン等によって削減を行ってきており、現在のところ定数拡大の予定はありません。制度導入に当たっての見解につきましては、現行の嘱託職員、臨時職員が一般職の非常勤職員として任用されることに伴い、地方公務員法における分限及び懲戒処分の対象となることや、期末手当の支給、各種休暇が整備されます。本市ではさまざまな視点から、給与面や休暇などの制度設計を行ってまいりました。会計年度任用職員は市政運営の重要な担い手であり、制度導入に向け、適正な任用や勤務条件の適正な運用を行ってまいりたいと考えております。以上で答弁を終わらせていただきます。
再質問 6番 野村淳一
それでは、何点か再質問させていただきます。最初に、地域医療に関係して、今市長のご答弁でもありましたが、厚生労働省が名指しして再編、統合が必要だという病院名、なぜこんなことをしたのかと市長も言ったように、病床削減を迫っている地域医療構想の議論がなかなか進まない、そういう状況の中で参考としてこれを提起したんだということなんですね。確かに地域医療構想はなかなか調整会議が進んでいないんだろうというふうに思います。この遠紋地域でも300の病床数を減らすと言ってるんですよ。どの病院だって、みずから病床を減らすなんて病院はありっこないので、どの地域もですよ、なかなかそういう意味では議論が進まないというのは明らかなんです。そんなこと国もわかってて、進まないのでこうやってがつんと名前を上げて、そしてそれをテーブルにのせようとしてる。極めて一方的で、極めて強権的な中身です。今度はこれを民間病院も同じように広げるというようなことまで言っています。これ調整会議が進まないということが最大の問題なんですね、地域医療構想の。ですから、私は逆に地域医療構想の中できちんとこの問題に対して地域から声を上げていかなきゃならないんだろうというふうに思います。こういうような一方的なやり方はすべきでないと、そして地域医療構想でしっかりとじっくりと議論する、そういう時間をしっかり持つべきだということを提案していかないと、どんどんどんどん国はそういうふうに強制的な手に出てくるんじゃないかと、そんな危惧を持ちます。地域医療構想調整会議でこのことについてしっかりと発言をし、地域の声を述べるべきだと思いますが、いかがですか。
答弁 保健福祉部参事兼広域病院連携推進室参事 大野貴光
お答えいたします。当市のスタンスとしては、当初から地域の実情に配慮した病床数ではないというその数字自体は考えてます。その中で病床数削減というのは、実際事実の実情に配慮していく必要があると訴えてきてまして、その点については変わりなく訴え続けていくというスタンスをとってございます。以上でございます。
再質問 6番 野村淳一
だから、そういうのをきちんと私は地域医療構想で発言すべきだと思って言ってるんです。それについていかがですかと聞いてます。
答弁 保健福祉部参事兼広域病院連携推進室参事 大野貴光
地域医療構想については、実際病床数の削減というか、減少の方向なんですけども、これを決めるときに一応意見聴取というのはあったんですけど、今現在情報、それ自体は会の中では一応承認されてるという形でございまして、現在各病院の状況というのを共有を図ってるというような会議という位置づけになってございます。以上でございます。
再質問 6番 野村淳一
こんな繰り返しても仕方がないので、市長いかがですか。地域医療構想の調整会議に市長も参加されていると思いますが、どのようなスタンスですか。
答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)
地域医療の会議については、附帯意見としてしっかりと述べられておりますので、あとはやはりそれだけではなくて、全道市長会や全国市長会の中で強く言っていかなければならないんではないかなというふうに思っております。それより危惧するのは、医療対策の中で今自然的に減少していくというほうが非常に危惧をしております。それも特に療養型病床等の中で、特に民間、あるいは公的な病院もそうですけれども、やはりそういう部分をどう守っていくかというほうが非常に危惧をしているところでありますので、そこら辺やはり答弁でもありましたけれども、国に任せるんではなくて、地域で医師会あるいはセンター病院、それから先般は日本医師会の会長さんも見えられましたけれども、そういうところから強く話をしていくということが一番重要ではないかなというふうに思っております。
再質問 6番 野村淳一
今市長から答弁がありました。先般医師会長も見えられて、オホーツク医療フォーラムというのが開かれたというふうにお聞きしています。これからの医療を考えるときに、やっぱり今市長もおっしゃったように、これから5年、10年後どうなるかということを見据えなければなりません。この地域で完結できる医療は何なのか、それができない医療は何か、じゃあどうすればいいのかということを総合的に議論していく必要があります。そういう意味でオホーツク地域の医療フォーラムというのは一つの形になるのかなと私も期待をしています。ここでちょっとお聞きしますが、オホーツク地域医療フォーラムというのはどういう目的でつくられているんですか、どんなような今状況なのか、ちょっとわかれば教えてください。
答弁 保健福祉部参事兼広域病院連携推進室参事 大野貴光
お答えいたします。これは細谷アドバイザーの関係で、オホーツク圏の医療状況というのと共有化を図ろうということでございまして、基幹病院を持ってるオホーツク圏内の市町村、北見、網走、紋別、遠軽と、あと基幹病院、北見日赤をはじめとして、網走厚生病院、遠軽厚生病院、広域紋別病院というようなセンター病院との院長等をお呼びしまして、そういう方々が集まる場というのが今までなかったので、ある程度今回1回目ということで日本医師会の先生に、会長に日本の現状というか、中央で考えられている現状みたいなことをお話ししていただいたんですけども、今後はそういう場を設定していければ、地域でそういう現状というのが共有できるのかなというところで開催したところでございます。
再質問 6番 野村淳一
こればっかり長くやってられないんですが、どっちにしても紋別が基本的に今回もうイニシアチブをとって、そして北見や網走の人たちも集めてフォーラムを開いて、そしてオホーツク圏あるいは遠紋地域も含めた医療の一つの構想、ネットワークをつくっていければということが一つの目的なんだろうと思うんです。それをある意味では紋別モデルという形でつくられていく可能性があるんじゃないかなと随分期待をしているんですが、そういうような受けとめでよろしいんですか。
答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)
紋別が1回目中心でやりましたけれども、これは紋別モデルというよりはオホーツク圏のモデルということで、オホーツク圏がモデルになっていく可能性があるんではないかなと思います。センター病院につきましても、私どもの市は公的な病院、あるいは遠軽は厚生病院、網走も厚生病院と、北見は日赤ということで、それぞれ経営母体が違ったり、あるいはそれぞれの各地の医師会の状況も違ってたりしておりますので、そういうところを道や国が主導ではなくて、地域みずからどういうふうな形にしていくのがいいのかをざっくばらんに話をすることによって、また管内で足らないところは、やはり今もう東京の聖路加病院ですとか、いろんな大手の病院ですとか、首都圏の大学病院等々との協力関係も必要でありますので、そこのネットワークも管内としてつくっていくということで、大変厳しい医療の状況を何とか力を合わせて克服していけるようにしていきたいと。来年の2月には、今度網走を会場にして今予定してるのが、聖路加病院の院長に講演をいただいた中で、意見交換をさせていただくというような形で、自治体としては遠軽、紋別、網走、北見という形で、センター病院のあるところが中心に行っているという状況であります。
再質問 6番 野村淳一
この取り組みは意外とありそうでないんですよ。できそうでできないんです。こういう取り組みを行っていると、非常に評価をしたいと思います。全国的にもこういう取り組みが注目される、そういう取り組みになり得るものだというふうに思ってますので、今後に期待をしたいというふうに思いますが、どちらにしても地元の医療をどうするかということについては、これも先ほど答弁がありましたが、広域紋別病院を中心にしながら、ぜひ進めていっていただきたいというふうに思います。障害福祉です。総合戦略の関係で、就労事業所に通う場合で障害者102人の目標に74人という話でありました。それから、グループホームを48部屋が32部屋ということでした。目標に達せなかった主な理由は何ですか。
答弁 社会福祉課長兼臨時給付金対策室参事 大平一也
お答えいたします。就労事業通所者数の74名ということなんですけど、A型、B型についてはそれぞれ合わせて72ということなんですけども、一般就労の部分がなかなか伸びなかったという部分がございます。原因としましては、紋別高等養護学校、市外から通ってる紋別高等養護学校の卒業生の市内定着が図られなかったものが主な要因であると考えてございます。
再質問 6番 野村淳一
今さらあれなんですけど、実はこの総合戦略も平成27年度に決めたときの目標は73人だったんです。それを平成30年にあえて102人に拡大したんですよ。拡大するということは、それだけ見通しがあったんでしょう、根拠があったし。拡大すること自体悪いことじゃないんだけど、結果としては到底それには及ばなかったんです。そういう状況なんで、今後これは非常に重要なことなので、ぜひこれからも進めていただきたいと思うんですが、例えばA型、B型、これから定員を増やすとか、あるいは事業所が増えるとか、そういう見通しみたいなものはありますか。
答弁 社会福祉課長兼臨時給付金対策室参事 大平一也
お答えいたします。現状A型事業所、B型事業所ともに増えるという想定はしてございません。
再質問 6番 野村淳一
これから一つのかなめになっている就労支援事業所の存続、中身です。ぜひ市としても支援できるものがあれば、支援していただきたいと思います。ベジタブルファクトリーについてお聞きします。これ先ほども喜多議員の中で議論があったんで改めてお聞きしますが、ベジタブルファクトリーの運営は赤字なんですか、ちょっと確認します。
答弁 社会福祉課長兼臨時給付金対策室参事 大平一也
お答えいたします。ベジタブルファクトリーの経営状況につきましては、平成29年度も赤字となっておりまして、そういう実態となってございます。
再質問 6番 野村淳一
赤字ということは、それを誰が補填してるかということは、あれですか、百年記念福祉会が全体の事業費と運営費の中で補填してるということですね、そういうことしか考えられません。今、今年度で契約が切れるわけですから、来年度どうするかという話になってますね。この赤字を抱えてまでベジタブルファクトリーが、福祉会もこれ運営するってなかなか簡単な話じゃないんですが、そういうことが一つの契約の協議の一つのネックになってるということでよろしいんですか。
答弁 社会福祉課長兼臨時給付金対策室参事 大平一也
お答えいたします。開設当初から運営がすぐ軌道に乗るとは、市、法人ともに考えておりませんで、法人側も3年間の事業計画を立てて、プロポーザルをもとに3年契約を行っておりまして、これまで市としましては土地建物使用料の半額減免という形で支援しまして、あと特別支援学校のPR強化ですとか、野菜買取り業者への全額買取りの部分ですとか、側面的支援を行っておりまして、プロポーザルの中で運営側からも3年間の見通しということで計画を出していただいてた部分がございます。その中で経営を行っていただいてもらってたんですけども、現在ちょっと赤字ということで、来年度以降、先ほど答弁にもございましたが、今まで半額でありました土地建物の使用料を全額減免という形で、利用者の利益を最優先と考えまして継続という部分で今協議をしているところでございます。
再質問 6番 野村淳一
どちらにしても先ほども議論があったように、このベジタブルファクトリーはA型事業所として15人の定数で、それから高等養護学校の受け皿としても重要な意味を持っています。そして、この3年間、福祉園がきちんとノウハウを持ってやられてきました。なくすわけにはいかないし、できるだけ福祉園が引き続き経営を運営できるようにしていただきたいと思うんですが、これ先ほども議論があって、貸付料なんですよ、建物、土地、これ年間544万円余りですね。これを先ほどの答弁では1年間無料にするという話でした。この1年間って、これ何ですか、これ。どういうことですか。
答弁 保健福祉部長兼臨時給付金対策室長 長谷川恒
お答えいたします。1年間という形で答弁をさせていただきました。野村議員、喜多議員からありましたけど、3年間の建物、土地の部分の契約が今年度末で一応切れるということで、それで施設側と法人側ともちょっとお話をさせていただいたところでございます。その中で赤字運営が続いてるというような話をいただきました。いろいろ議論させていただく中で、うちとしては赤字の部分に対しての補填の部分で、答弁にもありましたように、半額から全額で来年度という形でお話をさせていただいた。うちの中では、もともと先ほど担当課長からありましたように、プロポーザルの中で3年間の収支が示されております。3年間の中で徐々に黒字という形の、最初は赤字なんですけれども、黒字化にしていくというような、ちょっとシミュレーションみたいな形の収支をいただいてます。そこのところと今年いただきました決算状況を比較しますと、その中でやっぱり赤字を抱えてる部分の中身が、職員の人件費の部分が当初出されたシミュレーションの中から大きく変わって増えているという部分の点、それと利用者が今現在13名ということでご答弁させていただきましたけども、常勤で来られてる利用者の方が10名ということで、定員15名に対して5名ほどちょっと足りないという部分で、当初シミュレーションの中では18名程度と、13対18という形で5名ほどちょっと足りない部分がありまして、そこの部分の利用者の方が足りないということで、議員もご存じかと思いますけれども、その中で運営費というか、給付費というのが国のほうから人数によって来る形なんですけども、以前出された収支と合わないということで、今年の話の中ではどうにかその部分を経費的な部分で見直しという形ができないかということで話をさせていただいて、うちのほうの提案とさせていただきましたのが全額減免という部分で話をさせていただいて、今現在法人のほうで協議いただいてるというような状況になってます。以上です。(6番野村淳一君「いや、それ1年というのはどうして」と呼ぶ)すいません、申しわけございません。1年の部分の答弁につきましては、法人のほうの話し合いの中ではあくまでも、先ほど言いました収支の改善ができるかどうか。そして、うちのほうの全額減免というか、土地建物全額減免がその部分で飲み込めるかどうかという部分も含めての中で、とりあえず1年間、こういう形で運営できるかどうかというのを今協議してるところな部分ですから、それでとりあえず1年間という形で答弁させていただいたものでございます。以上です。
再質問 6番 野村淳一
協議中だから、とりあえず1年間ということで捉えていいですね、はい。なぜ赤字かということは、いろいろな解釈があるんです。収入が少ないんですよ、もともと。いわゆるベビーリーフを売った売り上げが、なかなか伸びないんです。もともと市がつくったシミュレーションは1年間2,400万円だったんですよ。ところが全然2,000万円いかないんです。それは今部長が言ったように、障害者の就労は1日大体1人4時間ぐらいなんですよ、実働で。それが10人あるいは15人という中で、面積当たりでは2,400万円かもしれないけど、実際実働すると、そこまでなかなか収入が伸びないということも実態としてあります。そういうことも含めて、ぜひ判断をしていただきたいというふうに思います。どちらにしても赤字を抱えてまでというのも、向こうの事業所、法人もやっぱりそういうのを懸念するでしょうし、かといって市がそれに補填をするということもできないのかもしれません。しかし、せっかくつくった施設ですので、先ほど言った建物土地の使用料も含めてそうですが、市のほうとしても安定的に継続できるように、市の対応を何らかの形でぜひお考えいただきたいと思います。要望にしておきます。就労移行です。就労移行も重要だということが述べられました。私も高等養護学校に行って、校長先生や進路の先生と話をしてきました。B型事業所に子供たちが行く場合に、この就労移行が紋別にあることがどれほど助かっているかということを述べられておりました。なくてはならない施設です。これも3年間だと言われていた運営費補助を、さらに1年間延長するという話でした。これはこれでありがたい話ですが、これも1年間というのもなかなか厳しい話で、ちょっとこれについてももう少し対応できないかと思うんですけど、いかがですか。
答弁 社会福祉課長兼臨時給付金対策室参事 大平一也
お答えいたします。今のところ一般就労の実績状況が不明ですので1年間ということでしておりますが、今後一般就労の実績割合で報酬単価も変動しますので、その都度事業法人と運営状況について協議いたしまして、随時検討してまいりたいと考えております。
再質問 6番 野村淳一
よろしくお願いします。障害者の配食に関してです。ご答弁でわかるような、わかんないような、これから例えば相談支援事業所などとも協議をしながら、意見を聞きながら研究をしたいというお話でした。もともと障害の総合支援法という法律がありますね、これは皆さん方、今障害の何よりもかなめになっているんです。ここでは身体も知的も精神も難病も含めてですが、いわゆるこの3障害の区別しちゃいけないんですよ。それが法の精神ですし、それが皆さん方の障害福祉の精神だと思うんですよ。身体障害者に限ってますから、今回の配食サービスは。その点から考えると、これはもう研究するも何もなしに、私は全ての障害、必要だと判断したら実施すべきだと思いますが、改めていかがですか。
答弁 社会福祉課長兼臨時給付金対策室参事 大平一也
お答えいたします。当然障害について区別等々というのはないと考えてございますが、障害者の自立という部分で主に考えていきますと、サービスがあることによって現在自分でできている方もそちらのほうに行ってしまって楽をすると言ったらおかしいですけども、やらなくなってしまうという部分もありますので、あくまでも障害者支援という中で自立という方向を目指すのも一つの方向性ではございますので、その部分、支援事業所の意見も伺いながら研究してまいりたいと考えてございます。
再質問 6番 野村淳一
そういうことです。ぜひ判断してください。例えばひとり暮らしで精神のあるいは知的の障害者が、配食サービスがあることによって自立して一人で暮らすことができる可能性も出てくる。そういうことも自立にもつながるので、そういうふうに判断していただきたいと思います。わかりました。子育て支援について、お話を伺います。これはきのう石田議員のほうから、これ私も取り上げましたが、保育料で3歳未満児の保育料の無料化についても予算編成時に協議をしたいと、非常に前向きなご答弁で、私もよかったなというふうに思うんです。具体的にこういうことが必要になると私は思ってるんです。先ほど市長の答弁の中でアンケートをとったという話がありました。実は私もこのアンケートを拝見させていただきました。その中に子育てしやすいまちづくりのために最も重要なことは何ですかという設問があって、その中に子育てへの経済的支援の充実を求めるというお母さん方、保護者の皆さんですね、これが未就学児童の場合で53%、就学児童にすると55%ありました。実は5年前も同じアンケートをとってるんです。これも子ども・子育て支援事業のためにアンケートをとった、そのときは48%だったんですよ。ですから、この5年間で急激に増えてるんです、いわゆる経済的支援を求めるという保護者の皆さんが。それだけ経済的に切迫しているんです。それだけ貧困という問題が現実化しているんです。この問題をやっぱり無視するわけにはいかないので、ですから私はその余剰金といわれるものですが、私はそう呼んでますが、3,500万円というのは簡単に一般財源でもというんじゃなくて、本当に子育て支援と貧困対策に使うべきだということで、きのうの石田議員の答弁でもあったような、具体的なものに使う必要がある。そこで、私は医療費の問題、それから国保の問題、インフルエンザの問題を取り上げたんですよ。そういうことで理解していただきたいんですよ。だから、私は来年度予算、実は楽しみにしてるんですよ、逆かもしれませんが。具体的に子供の支援策に対して大きく予算が増えることを期待をしてるということなんですが、国保や医療費の問題も、これも余りいい回答ではありませんでした。国保についても今のところそういう予定はないというお話でした。ちょっと極めて残念ではあります。しかし、引き続きこの問題はこれからも時間をとって取り上げていきたいと思いますが、インフルエンザについては聞きます。ちょっと参考までに教えてください。今年、紋別のインフルエンザ、相当猛威を振るわれて、はやってるというふうに聞いていますが、今紋別のインフルエンザの流行状況って、もし何かわかれば教えてもらえます、わかりません。わかんない。どちらにしてもいろんな報道を見ると、全道の中でもトップクラスなんですね、インフルエンザの罹患率が。そういう状況だというふうに思います。それで、この問題についても実態を把握して、今後の検討課題だというふうにおっしゃいましたが、極めて重要な私は施策ではないかなと思っています。本当にインフルエンザのワクチンを受けたいという人たちにしっかりと受けてもらう、子供たちの。そのためにぜひこの問題を具体的に検討して、実施に向けたものの取り組みを進めていただきたい。改めてご答弁いただけませんか。
答弁 健康推進課長兼保健センター事務長 大平朱美
お答えいたします。今年のインフルエンザに関しては、議員もおっしゃってたとおり、非常に小さい子が入院したりとか、学校が閉鎖になったりしてまして、こちらのほうも本当に重症なお子さんが出ないかという不安は抱いております。実際のところインフルエンザに関しては、7年前にも大流行がありまして、その際にアンケートなどをとっています。今年度に関して今アンケートをとってもわかりませんので、時期を見まして実態を把握しまして、かかった方とインフルエンザワクチンの接種をした方と、治療状況などの実情を把握しまして、検討してまいりたいと思っています。以上です。
再質問 6番 野村淳一
ぜひ前向きに検討していただきたいということは要請しておきます。任用職員制度の問題について、もう時間がありません。今ご答弁があったように、市職員の4割が実は臨時、嘱託職員ということになります。その人たちを抜きに紋別市の運営はもうできない状況です。これは先ほど喜多議員のものもありました。集中改革プランの中で、どんどんどんどん定数を削減していきました。民間にできるものは民間にといって、どんどん職員の定数を減らすことが当時の目的みたいになっちゃったんですよ。今298人ですね、定数。それだけじゃないですよね。例えば紋別保育所だって、もうみんなこれ指定管理にして、職員を全部外していった。私、結果的にどうなったかというと、これで結局官製ワーキングプアといわれる人たちがどんどんどんどん増えていった。これは公の仕事というものを希薄にし、そして地域の活力をおとしめてきたものだと、もう私限界だと思いますよ。先ほどの議論じゃないけども、皆さん方の仕事の量を見ても。もうそう思えば、私こうやって嘱託、臨時を固定化するような任用職員制度というのを、私はどうも理解できないんです。保育士だって、パート扱いにするんでしょう。今までフルタイムで働いてるんですよ。なぜパートタイムにするんですか。退職金が出るからでしょう、フルタイムにしたら。結局それが職場に混乱と、私子供たちに影響も与えるものだと思って見ています。そういう意味で、私は質問でも言いましたけども、正規職員といわゆる定数を拡大することも含めて、改めて市の職員の体制について検討する時期が来ているんではないかなというふうに思います。最後に聞いておきます。保育士の問題を聞いときますよ。なぜわざわざパートタイムにするんですか。そのことによって、いろんな混乱や子供に対する影響が出るんじゃないですか。そのことだけ聞いて終わります。
答弁 庶務課長 小林昌史(庶務課長は2022年3月まで)
お答えいたします。臨時保育士につきましては、会計年度職員任用制度移行時につきましては答弁でもありましたとおり、パート職員として任用を予定しております。実際のところ4月から勤務時間が15分ほど短くなります。このことを受けて、現場等で保育業務等に支障が出る場合は、条例上もちろんフルタイム職員の条例も制定しておりますので、今後運用に応じて担当課と協議を行って、仮に支障が出る場合は適切に対応していきたいと考えております。以上です。