みんなの議会

紋別市議会 平成30年第3回定例会 2018年9月13日

(1)まちづくりビジョンについて/(2)観光客のインバウンド対策について/(3)子ども食堂の現状と今後について

2018年9月13日、紋別市議会の一般質問で、飯田弘明議員が「まちづくりビジョンについて」「観光客のインバウンド対策について」「子ども食堂の現状と今後について」について質問し、市長 宮川良一、副市長 棚橋一直、健康推進課長兼保健センター事務長 大平朱美が答弁しました。

質問者
飯田弘明 議員
答弁者
市長 宮川良一、副市長 棚橋一直、健康推進課長兼保健センター事務長 大平朱美

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 16番 飯田弘明

私は市政会の一員として、さきに通告した順に質問させていただきますが、再質問の中で関連で広がることもあるかもしれませんので、答弁のほどよろしくお願いいたします。その前に、6日未明に震度7を観測した北海道胆振東部地震により41人の亡くなられた方々には弔意を申し上げますとともに、被災された皆様には一日も早い復興と通常の生活に戻ることを心より願っております。紋別市の水産においても、ブラックアウトにより、6日はサケ漁だけが出漁し、加工場は電気のない中でさばいていたようですし、7日は通電された加工場に協力していただいて、ホタテ漁を操業させ、8日にはサケ、マスの小定置も操業することができましたことで、影響を最小限に食いとめられたことに浜にも加工場にも協力していただき、心よりお礼を申し上げます。また、節電の要請があり、通常の稼働とはいかないまでも、徐々にもとの状況に向かいつつありますので、水産紋別の底力を見たように思います。それでは、質問させていただきます。まちづくりビジョンに基づく中心市街地の再整備について。初めに、まちづくりビジョンに基づく中心市街地の再整備について質問いたします。市は、中心市街地の目指すべき将来像を明らかにし、まちづくりの基本的な方向性を示すため、平成26年3月紋別市まちづくりビジョンを策定いたしました。このビジョンには、市役所や郵便局、銀行などの公共公益施設やサービス機能が集中する中心市街地の活性化政策を強化し、特に本町、港町、幸町の3丁目から5丁目までを重点整備地区として設定し、重点的に施策展開、事業投資を行うとしております。市におきましては、市長の重点公約でもある中心市街地の再生に向けて、まずは中心市街地の居住人口を確実に増やしていくために、まちなか公住の建設を進めるなど着実に展開しており、市の取り組みについて私は一定の評価をしております。現時点では、市営住宅のほか、道営住宅や民間借上住宅を含めると4棟104戸の住宅が整備されておりますし、来年度中にはさらに1棟18戸の市営住宅が完成予定であり、今後ともまちなかにおける快適な生活環境の進展が期待できる状況にあります。市におきましては、引き続き中心市街地の再整備に向けた施策を積極的に展開していく方向性に変わりはないと思いますが、今後における方針等について以下何点かお尋ねいたします。1点目に、まちなか公住の整備について今後何棟程度の整備を予定しているのか、現時点における整備方針をお尋ねいたします。2点目に、中心市街地における居住環境のさらなる向上やにぎわいのある空間づくりを促進するためには、民間との連携強化も有効と考えますが、現時点における民間との連携の内容、今後の取組方針などについて市の見解をお尋ね申し上げます。続いて、観光インバウンドと紋別-羽田直行便の状況について。本市における観光インバウンドと紋別-羽田直行便の状況についてご質問いたします。北海道を訪れる外国人観光客が急増し、平成29年度における外国人宿泊者数が279万人と過去最高となる中、北海道では、来道外国人観光客数の目標値を300万人から500万人へと大幅に引き上げ、2020年度の達成に向けて国際的に質の高い観光地づくりや戦略的な宣伝、誘致活動に取り組む方針を掲げております。紋別市におきましても、アジア圏を中心に北海道観光の人気が高まる中、交流人口の拡大による地域経済の活性化や、紋別-羽田直行便の搭乗率向上に向けて、東南アジア地域を中心に外国人観光客の誘致に積極的かつ継続的に取り組まれており、市嘱託員としてタイ人2名を採用したこと、あるいは紋別観光振興公社による第一種旅行業の登録についても、インバウンド強化を目指した戦略的な取り組みと認識しておりますし、紋別-羽田直行便の昨年度の搭乗者数が過去最高となったことにつきましても市や観光振興公社を中心とした一連の地道な取り組みの成果であると評価もしております。しかしながら、最近の新聞報道によりますと、ベトナムやフィリピンなどから外国人観光客が続々と紋別を訪れているという報道がされる一方で、紋別-羽田直行便の本年度の搭乗率が落ち込み、存続の危機にあるとの報道がされており、インバウンド対策が直行便の搭乗率の向上に寄与すると受けとめていた私としては、これは一体どういうことなのか、疑問に感じております。そこで、本市のインバウンド取り組みと紋別-羽田直行便の状況について以下何点かお尋ねいたします。1点目に、本市への外国人観光客の過去3年間の実績及び直近の状況について、全道の状況と比較の上お知らせください。2点目に、紋別-羽田直行便の搭乗者数の過去3年間の実績及び今年度の状況についてお知らせください。3点目に、インバウンド並びに直行便搭乗者数の実績を踏まえ、今後、市としてどのような方針に基づき展開していくのかお尋ねします。最後に、子ども食堂についてお尋ねいたします。近年、子供たちに温かい食事や居場所を提供する子ども食堂の取り組みが全国的に注目されており、北海道が作成した資料によりますと、道内でも37市町村81カ所で運営されているとのことであります。この取り組みは、家庭の経済状況にかかわらず、子供たちの健やかな成長を応援しようとするものであり、食事や学習支援、多世代との交流などさまざまな経験の機会が提供されているものであります。地域の宝であり、将来を担う大切な存在である子供たちが心身ともに健やかに成長できるよう安全・安心な生活環境づくりに適切に取り組まなければならないと考えております。特に本市は新鮮でおいしい安全・安心な食材の宝庫であり、食の面から子供たちの健康と成長をしっかりとサポートでき、さらには食育への効果も期待できるのではないかと考えられます。そこで伺います。1点目に、現状において、市では子ども食堂についてどのようにお考えか、市民や団体からの要望等も含め、その必要性、今後の取り組みの方向性をお尋ねいたします。2点目に、子ども食堂の運営や食材調達の面などにおいて、農協や漁協と連携することで子供たちの健康増進や食育の推進が図られるとともに、地場産品のPRや消費拡大につながると思いますが、市の見解をお尋ねいたします。これで質問は終わりますが、再質問は留保させていただきます。

答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)

それでは、飯田議員のご質問にお答えいたします。初めに、まちづくりビジョンに基づく中心市街地の再整備についてであります。1点目のまちなか公住の整備につきましては、紋別市公営住宅等長寿命化計画での旭丘団地建替事業による移転先として、まちなか公営住宅3棟78戸の建設を計画し、1棟目30戸、平成29年12月の供用開始に続き、2棟目18戸が平成31年10月に完成予定となっております。現在、旭丘団地建替事業による移転希望者の住み替えは、まちなか公営住宅2棟目で完了となることから、今後のまちなか公営住宅30戸の建設は、老朽化した別団地の建替事業や改修事業の移転先として考えており、土地の形状によっては棟数に変動が生じる場合もありますが、建設候補地につきましては、民有地を含めた中で選定してまいりたいと考えております。2点目の民間との連携内容と今後の取組方針につきましては、現在、中心市街地では、民間事業者への支援策として、中心商店街空き地・空き店舗活用支援事業や紋別市商業環境整備促進事業、紋別市中小企業チャレンジ支援事業により、中小の小売業者などに対し、店舗の新築、増改築費や内外装工事費、設備整備費等への補助制度があります。また、空家等対策の推進に関する特別措置法に基づき、不動産業者や弁護士等の学識経験者で構成する紋別市空家等対策協議会を設置したところであり、委員の皆様の専門的な意見を取り入れながら、中心市街地における空き家、空き店舗等の利活用についても議論を進めてまいりたいと考えております。今後、計画的な施策展開を図るため、紋別市空家等対策計画を策定し、国の補助金を活用しながら空き家等対策を進め、中心市街地のにぎわいの創出や新たなコミュニティの形成に向けて取り組んでまいりたいと考えております。次に、観光客のインバウンドと紋別-羽田直行便の状況についてであります。1点目の外国人観光客の過去3年間の実績と直近の状況につきましては、本市における訪日外国人宿泊延べ数の実績は、平成27年度6,051人泊、平成28年度8,480人泊、平成29年度7,798人泊で、3カ年では1,747人泊、28.9%の増となっております。また、本年度7月末現在では3,340人泊で、前年同期と比べ53人泊の減となっております。全道における訪日外国人の宿泊延べ数は、概数で申し上げますと、平成27年度616万人泊、平成28年度635万人泊、平成29年度757万人泊で、3カ年では141万人泊、22.8%の増となっており、本市の増加率が7.1ポイント上回っております。2点目の搭乗者数の過去3年間の実績と今年度の状況につきましては、平成27年度に7万2,276人と、初めて7万人を超え、その後も平成28年度7万2,225人、平成29年度7万2,851人となり、就航以来最高の搭乗者数を記録したところであります。今年度は、8月末現在で前年より510人少ない、2万8,360人となっております。3点目の今後の方針と施策の展開につきましては、現状を踏まえ、本市が掲げる目標に向け、下期のさらなる上積みを図るために国内外双方において搭乗者の確保に努めてまいります。羽田発便については、これまで関係を築いてきた旅行会社への積極的な商品造成依頼、国内乗継ぎを活用した関西以西の旅行会社との連携、航空会社サイトを活用した個人向け商品への支援などを行うとともに、宣伝活動では、東京で開催される国内最大の旅行フェア、EXPOジャパンに出展し、本市及び西紋エリアのPRを行うほか、リニューアルされた市内観光施設の紹介やこの冬のイベント情報の提供など、旅行会社をはじめ航空会社ホームページや各種SNSにて発信し、下期の集客に努めてまいります。インバウンドにつきましては、東南アジア各国で開催される旅行フェアに出展し、花や流氷、豊かな食など、紋別エリアの特性を全面に出したPRで認知度を高め、現地旅行会社と協働し、紋別行き旅行商品の販売を強化するとともに、本年度から採用したタイからの職員等の人材を活用した誘客活動、さらに紋別空港を利用するインバウンドツアーを企画した旅行会社に対する支援など、新たな取り組みを交えながら訪日観光客の獲得に努めてまいります。紋別発便では、広報等を通して住民旅行補助の利用促進や、紋別観光振興公社が新たに第一種旅行業を取得したことにより、紋別発の海外旅行商品の企画販売が可能となったことから、新たなツアーの造成や営業圏拡大への協力など、さまざまな取り組みを通し、紋別-羽田直行便の搭乗者確保に努めてまいります。次に、子ども食堂の現状と今後についてであります。1点目の子ども食堂の必要性と今後の取り組みの方向性につきましては、現在のところ、市民からの開設の要望はありませんが、核家族化や両親の就労、貧困率の増加など、社会構造の変化に伴い、1人で食事をする子供や家庭料理に恵まれない子供が予想されることから、食べることを生活の基本とし、地元の新鮮で安全・安心な食材を食べてもらう場として、また子供たちが地域の中で役割を担い、さまざまな体験ができる場を目的とした取り組みが必要と思われます。今後は、課題整理に加え、運営団体やボランティア団体との協議を重ねながら、実現の可能性を模索してまいります。2点目の運営や食材調達につきましては、農協や漁協から食材調達のほか、協力団体やボランティアが運営に携われるような体制づくりを協議してまいります。以上で答弁を終わらせていただきます。

質問 16番 飯田弘明

何点かお尋ねいたしたいと思います。まず、まちづくりビジョンですけども、大体市の方針見えてきました。空き家、空き店舗の関係も大体このようなところでないかなというような感じは私は思っているところなんです。したがって、やはり新たに例えば事務所だとか、そういうようなものがもし建て替えるような話を聞いたときに、市のほうが積極的に何とかまちなかに持っていってくれないかなというようなことの積極的な展開をしていただきたいなと、このように思います。これは要望になるかもしれませんけど、答弁はいいです。それから、2点目の紋別-羽田直行便のことですけども、特にきょうのメディアによると、9月、11月の北海道のキャンセルが30万人と、このように報道されていました。当然これが紋別-羽田便にも影響があるんだろうと思います。そこで、私の提案では、前に羽田便の直行便を飛ばすときに、市民にいろんな展開をしてもらった経緯があるんですよね。ですから、もう一度市民にいろんな意味でお願いして、来ないんであればこっちから向こうに出す、出してやれば帰ってくるんですから。このような展開をまた考えていってほうがいいんでないかなというような思いもします。これは、副市長、観光振興公社の代表でもあるので、もしそういう思いがもしあるとすればちょっとお答えいただきたいと思うし、私も浜の立場で切り上げ含めてけさもちょっと観光振興公社のほうにどのぐらいの値段でできるかというようなことも聞いたりしてますし、来年以降も部会の旅行等もまた考えていって、やっぱり搭乗率向上に少しでも協力しなきゃならないなと、このように思っておりますので、副市長、もし答弁があればお願いしたいなと思います。

答弁 副市長 棚橋一直(副市長は2019年6月まで)

ありがとうございます。それで、振興公社では、9月1日に機構改革をいたしました。それで、通常の旅行センターの中の営業課を国内販売課と海外販売課というふうな2つのグループにしまして、より国内の販売も双方向でアウトバウンド、インバウンド、両方をしっかりやっていくというふうな部分と、さらに飯田議員ご提案のようにさまざまな旅行の提案をさせていただくというふうな部分をより増強いたしてございます。さらには、海外の部分でございますけれども、海外の旅行会社に勤務の職員を招聘をしまして課長に据えました。さらには、通常私ども公社の中で従来英語圏でいろんな活動を経験している人間も海外販売課のほうに入れてございますし、さらには議員のご指摘の部分でタイの職員2名のうちの1名が観光というふうな部分の中で張りつけてございまして、彼女はタイのJTBに勤務をしていたというふうな部分での旅行実績、インバウンド、アウトバウンド、両方の経験を持ってございますので、よりそこら辺を増強しながら、市民の皆様、さらにはできましたら私どもの考えとしましては、商圏を拡大をしまして、西紋・遠紋、さらには道北にまで拡大をする中で私どもの商品をしっかり販売をしていくというふうな形の中で、それは何を目的かといいますのは、東京直行便のお客様をいかに集めるかというふうな部分でございますので、そこら辺で取り組みをさせていただこうというふうな部分で、多くの提案をさせていただきたいというふうに用意をしてございますので、ぜひともそのときには私どもの商品に興味を持っていただきまして、旅行に出発をいただければなというふうに思っているところでございます。以上です。よろしくお願いします。

質問 16番 飯田弘明

副市長、ありがとうございました。ぜひいろんな展開をしていただいて、何とか搭乗率確保を目指していただきたいと思います。次に、子ども食堂につきましては、今、市長の答弁にもありましたように何とか協力していただければなと思います。そこで、同じような市町村の中で実は稚内市がやってるんですよね。この稚内市のやっていることをちょっともしわかればこれをお知らせしていただきたいと思いますけど、よろしいでしょうか。

答弁 健康推進課長兼保健センター事務長 大平朱美

お答えいたします。稚内市のほうの子ども食堂の運営について少し聞いたところ、ボランティアと、あと民生委員さんなどで有志の実行委員会を立ち上げて、子ども食堂を開設したとお聞きしております。以上です。

質問 16番 飯田弘明

食材についてどのようになってるか、それもちょっと伺いたいと思います。わかりますか。

答弁 健康推進課長兼保健センター事務長 大平朱美

そちらのほうも協力をしてもらっているところとしては、農協さんとか、漁組のほうからサケの時期はサケをもらったり、あとはやはりボランティアの方々で自分のつながりの人から食材を提供してもらったり、あとそれぞれの地域の方からの提供もあるということでお聞きしております。以上です。

出典:紋別市議会 平成30年第3回定例会 2018年9月13日 議事録 PDF(13ページ) 間違いを知らせる