みんなの議会

紋別市議会 令和7年第3回定例会 2025年9月8日

(1)人口減少について/(2)産業の労働力不足について/(3)オホーツク紋別空港について/(4)ふるさと納税について

2025年9月8日、紋別市議会の一般質問で、飯田弘明議員が「人口減少について」「産業の労働力不足について」「オホーツク紋別空港について」「ふるさと納税について」について質問し、市長 山﨑彰則、企画調整課長 大野貴光、総務部長 西田尚市、商工労働課長 住出晋一、観光空港対策課長 新川岳、産業部長 髙橋秀明が答弁しました。

質問者
飯田弘明 議員
答弁者
市長 山﨑彰則、企画調整課長 大野貴光、総務部長 西田尚市、商工労働課長 住出晋一、観光空港対策課長 新川岳、産業部長 髙橋秀明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 16番 飯田弘明

市政会の一員として、さきに通告した順に従って質問させていただきます。それでは、人口減少から質問いたします。少子高齢化の進行や人口減少が著しく、今回、根室市が中標津町に人口で負けたとの報道がありました。紋別市もいろいろとやってきたものの、これといった成果は出なかったようで、避暑地化構想の一環で残念なことに市職員が逮捕されるという事件にまで発展したところです。新市長の所信表明においては人口減少についてあまり語られていないと私は感じています。市民が求める声を重く感じているとのことであれば、もっと丁寧に語ってほしいと思うところですが、いかがでしょうか。そこで、紋別市の人口は今どのようになっているのか、外国人も含めてお尋ねいたします。出生数はどのぐらいなのか、年間どのぐらい減少しているのか、市長は人口減少をどのように食い止めるつもりか、対策をお尋ねいたします。次に、産業の労働力不足について質問いたします。紋別市内の企業や事業所ではおおむね順調に推移しているものと思っております。しかし、各業界では労働力不足、人材を集めても集まらないのが現状だと理解しているところでございます。今回、市長は、人材確保や事業承継に必要な支援を検討してまいります、また、製造業やサービス業には可能な限り市内で賄えるようにとしておりました。そこでお尋ねいたします。人材確保や事業承継に必要な支援をするとのことだが、どのような支援なのか、製造業やサービス業には、可能な限り市内で賄えるよう内製化のための支援を検討とありますが、支援の内容についてお聞かせ願います。次は、オホーツク紋別空港についてであります。オホーツク紋別空港の路線維持に努めていくとのことで、安心しております。ただ、東京便の複便化、札幌便の再開と、その考え方は分かりますが、相手方もあることで、大変難しい状況の中にあると思っております。再開の誘致をするのにロビーや待合室が手狭であるとのことだが、そもそも、空港ビルは、当初、ボーイング737ジェット500型機、126名乗りでしたが、それがターニングパッドをつけたことによってボーイング737-800型機に代わり、166名乗りの機種に代わったときからロビーや待合室が手狭になってきたわけです。また、離島以外で燃料タンクのない空港はオホーツク紋別空港だけとも聞いております。そこでお尋ねいたしますが、東京便の複便化、そして、札幌便の再開は私も望むところですが、何とかするとの市長の賛意を伺います。次です。ロビーや待合室が手狭なことは何度も言われてきたところですが、簡単な増設では済まないと思います。いっそのこと、空港ビルの建て替えをしてはいかがかと考えているところでもあります。また、そのときに燃料タンクの設置も考えていかなければならないと考えていますが、市長の考え方を伺います。次に、ふるさと納税についてです。ふるさと納税は、紋別市にとって貴重な財源になっています。市長の所信表明に書いてあるとおりに言いますと、記念品です。私は返礼品だと思っていますけれども、所信表明に書いてあるとおり記念品と言います。その記念品の安定供給や新たな記念品の創出などを行う企業に対し支援を行ってまいりますとあるのです。そこで伺いますが、令和5年度、令和6年度のふるさと納税の金額と件数、また、全国で何番目なのかも伺いたいと思います。記念品の安定供給、新たな記念品の創出などを行う企業に対し支援を行うとしておりますが、どのようなことを想定しているのか、また、今回、ふるさと納税の基準見直し等についてとありますが、どのような見直しになったのか、さらには、紋別市にとってそれがどのような影響になっているのか、伺います。以上で質問は終わりますが、再質問は留保させていただきます。(降壇)

答弁 市長 山﨑彰則

それでは、飯田議員のご質問にお答えいたします。初めに、人口減少についてであります。1点目の紋別市の人口の現状についてでありますが、本年8月末現在の総人口は1万9,720人、そのうち、外国人は964人となっております。人口動態の要因別に見ますと、本年8月に公表された住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数調査における本年1月1日現在の数値では、自然増減においては、出生者数76人に対し、死亡者数は390人と314人の減、また、社会増減においては、転入者数1,041人に対し、転出者数は1,212人となっており、その他の住民票異動を加えた社会増減数は186人の減となり、令和6年の増減数は500人の減となっております。2点目の減少を食い止める方策についてでありますが、平成27年の紋別市総合戦略策定以降、一貫して、雇用対策、移住・定住対策、出産・子育て支援策などを講じてきたところでありますが、抜本的な解決には至っておらず、人口減少を食い止めることは極めて困難であると認識しております。人口の自然増減においては、若者世代の減少による出生者数の減少と高齢化の進行による死亡者数の増加により、今後も減少幅が拡大していくものと分析しており、国が本年6月に閣議決定した地方創生2.0基本構想にも示されているとおり、当面は人口減少が続く事態を正面から受け止め、人口減少下にあっても安心して働き、暮らせるまちを進めるべく、引き続き第3期紋別市総合戦略に沿って各施策を推進してまいりたいと考えております。次に、産業の労働力不足についてであります。1点目に、人材確保や事業承継に必要な支援の内容につきましては、さきに加藤議員のご質問にお答えしたことでご理解願います。2点目の内製化のための支援内容についてでありますが、市内全ての産業が内製化できるとは考えておりません。市内にある各事業体のうち、漁業と水産加工業や林業と林産加工業など、本市の1次産業と2次産業が結びつく産業について内製化が図られるよう関係団体と協議し、内製化につながる支援に結びつけられればと考えております。次に、オホーツク紋別空港についてであります。1点目の東京便の複便化や札幌便の再開についてでありますが、複便化や札幌便の再開は、遠紋地域住民の利便性の向上のみならず、地域経済の活性化につながるものであると考えております。しかしながら、まずは紋別-羽田便の路線維持を最優先課題と位置づけ、今後も継続して航空会社や関係機関との協議を進めてまいります。2点目の空港ビル建て替えについて及び3点目の燃料タンクの設置につきましては関連がありますので、併せてお答えいたします。空港ビルにつきましては、搭乗待合室や到着ロビー、売店等が手狭であるという問題について認識しており、空港ビルの建て替えは、燃料タンクの新規設置と併せて、東京便の複便化、札幌便の再開の誘致を目指す上で重要であると考えておりますが、費用面において高額になることから、増改築や改修など、改善手法についても検討を行いながら、関係機関と調整してまいりたいと考えております。次に、ふるさと納税についてであります。1点目の令和5年度、令和6年度の納税額と全国の順位についてでありますが、令和5年度は寄附金額192億1,300万755円で2位、件数においては124万3,201件で1位、令和6年度は寄附金額130億8,331万7,250円で9位、件数においては76万997件で7位となっております。2点目の記念品の安定供給や新たな創出の支援についてでありますが、記念品の安定供給につきましては、寄附が特定の月に集中することから、人気がある記念品については事前に事業者と在庫の管理等について情報共有を図っております。新たな記念品の創出につきましては、事業者からの相談等に対し、既存の制度を紹介しておりますが、事業者からの要望等が寄せられ、今ある補助金等で対応できないなど、新たな支援が必要となった場合には具体的に検討してまいります。3点目の制度変更の中身についてでありますが、本年10月からふるさと納税ポータルサイトを通じた寄附に伴うポイント付与が全面的に禁止となります。ふるさと納税の市場規模が拡大してきた背景には、各サイトのポイント施策の効果も大きいことから、今回のポイント付与の禁止により市場規模全体が縮小する場合には本市でも寄附が減るなどの影響が予想されるところであります。以上で答弁を終わらせていただきます。(降壇)

質問 16番 飯田弘明

それでは、まず人口減少からお聞きいたしますけれども、今のところ、年間500人くらい減っていくという答弁だったと思います。さきに言いましたけれども、根室市が中標津町に人口で負けたということです。紋別市で考えれば、一番近いのは遠軽町です。その遠軽町を調べれば、1万七千何百人だったか、やはり、結構減っていて、年間400人ぐらいの減です。ずっと見て、くっつくのは20年後くらいかな、それまでは何とか遠軽町に負けないで済むのかなと思っています。担当者に聞きます。どうですか。私の考え方は間違っていますか。

答弁 企画調整課長 大野貴光

お答えいたします。20年後に向けて、遠軽町と紋別市の関係ということでございますけれども、紋別市でも人口減少対策を行ってきています。また、当市の場合は1次産業メインということで、ある程度の人口は確保していけるのかなと思っています。そこの先どうなるかはまだはっきり分かりませんけれども、今の距離感といいますか、こういう感じでいくのかなと分析しております。

質問 16番 飯田弘明

課長、私は数字を言っているのですよ。そんな感覚で言っているのではないのですよ。1万七千何百人で、2,000人ぐらい紋別が多いのです。紋別が500人減って、向こうが400人減っていっているというのが今の状況なのです。それが20年たったらほぼ並ぶのではないのかと数字から言っているのですよ。計算したら、そうなってしまうのです。確かに紋別も外国人が多くて、1,000人ぐらいいるのですね。遠軽町にどのぐらいの外国人がいるか、よく知らないけれども、紋別は水産加工場などにいるから外国人が多いのです。となったら、実際はもっと差がないのかなという感じもしないでもないのです。ただ、向こうだって弱みは持っているのですよ。石北線です。石北線がいつまでもつかということがあります。後から質問しますけれども、私どもとしては紋別空港で、オホーツク紋別空港が止まるようなことになれば、うちらもすごくまずくなるかと思います。これを何とか維持すれば、そんなに極端に負けることはないなと思っていますけれども、課長、どうですか。数字からいったらそうなるのです。課長の感覚とちょっと違うのだけれども、どうですか。

答弁 総務部長 西田尚市(総務部長は2026年3月まで)

そうですね。議員からお話がありました中標津町にも空港がありますし、根室管内のちょうど中心に位置しているということで、町としてもいろいろと政策を打っているということは私も確認しております。また、議員が言うとおり、紋別市としても空港が一番重要だと思います。また、港があり、加工関係のお仕事などで、今、外国人の方に非常に多く来ていただいています。ただ、人口は全国的に減少している状況で、中標津町の場合、その減少を緩やかに食い止めているということです。紋別市では、子育て支援をはじめ、いろいろともう事業を行っていますので、何とか人口を多く減らさないよう、このまま推移するようにしたいと考えております。人数につきましては、はっきりと500人ずつ減っていく、それを300人にするなど、そういう責任を伴ったことは私からは答えられませんので、ご理解をいただきたいと思います。

質問 16番 飯田弘明

今、部長から中標津町のこともありました。中標津町というのは、もともと都会から人を呼んだりするのが非常にうまいところなのです。皆さん方も分かっていると思いますが、あそこにはムツゴロウ王国というものがありまして、それで都会から人を呼んでいます。紋別もまねをしろとは言わないですけれども、市長として、所信表明でも言っていますし、人を都会から呼ぶことを考える、地元からなるべく出ないようにするため、いろいろな対策を打っていただければと思います。空港もあるのですから、何ら負けるものはないのです。中標津町でうまくできているわけで、ひとつ対策を打っていただきたいなと思います。何か一言ありませんか。

答弁 市長 山﨑彰則

お答えします。議員がおっしゃるとおり、人口減少は食い止めていかなければならない問題だと思っています。かつて、紋別のまちに移り住んできた人たちがいます。それは、私たちの先祖であります。その人たちがここになぜ渡り住んできたのか、それは、ここに産業があって、仕事があって、金があって、いろいろな利ざやがあるといいますか、ここに夢を持ったからです。今、私たちの世代はここで生まれて育っております。新たなるほかの人たちが紋別に移住し、定住するためにも、明るく、そして、希望を持て、さらには、立派な産業を備えたまちであることが人口減少に歯止めをかける一番の目先の手段だと思っております。そのようなことで今後とも他の町村に負けないようにしっかりと紋別からの流出を防ぎ、減少を防ぎたいと思います。人口減少は日本全国的な問題であります。これは、仕方ないこととはいえ、我がまちでは人口をなるべく持続できるような政策を今後とも進めてまいりたいと思っていますので、どうぞご理解をいただきたいと思います。

質問 16番 飯田弘明

人口減少については理解しました。次に、産業の労働力不足についての答弁に対する再質問ですけれども、非常に難しい問題を抱えた所信表明だなと思っています。各業界では労働力不足です。水産業や水産加工業に関しては、地元の人がなかなかいないので、どうしても外国人に頼らなければならないけれども、これも制約があって、のべつ幕なし、入れるというわけにもいかないのですよ。ましてや、今年みたいに暑い夏になれば、ある程度の設備の整った宿舎に入れなければ、エアコンのある施設に入れなければならないなど、いろいろな制約もあります。そういうことに非常にうるさいところもあって、そういう施設整備をしながら外国人の労働者を使っているというのが現状です。そこで、事業承継に必要な支援を検討していきますと書いてありますけれども、その人材確保や事業承継に必要な支援については一体どのようなことを考えているのですか。

答弁 商工労働課長 住出晋一

お答えいたします。市長答弁にもありましたとおり、具体的な支援策というのは、今後、関係団体、紋別商工会議所などと協議しながら検討していくことになるのですが、人材確保の面につきましては移住施策と関連させていくのも重要だと思っておりますので、U・Iターンの今の事業を見直したり拡充したり、新たな支援策を検討したりしたいと考えております。また、事業承継につきましては、先ほど加藤議員の質問にもお答えしたとおり、地方から移住、定住により外部の人材を活用したり、それがうまくいくようにマッチングの支援をしたり、多岐にわたると思うのですが、それも含め、今後検討してまいりたいと考えております。

質問 16番 飯田弘明

事業承継に必要な支援と言われましたけれども、どんな事業のことを言っているのかはよく分かりません。今のU・Iターンの事業も支援だと言えばそうなのかもしれないですし、家賃の軽減をはじめ、建物を買う、あれもみんな支援といえば支援ですよね。はまなす通りも含め、そういうことを考えているのか、また別なことを考えているのか、あれば教えてください。

答弁 商工労働課長 住出晋一

まずは、今、議員もおっしゃったように、U・Iターンの施策をはじめ、商業環境の整備などで店舗の改修など、そういった施設整備についても支援しているところであり、もちろん、その拡充というのも一つの方法として考えられます。ただ、今回、所信表明で改めて提示させていただきましたので、それ以外の新たな方法でもし効果的な方法があればぜひ検討したいですし、今後、関係団体の皆様から意見を伺いながら考えていければなと思っております。

質問 16番 飯田弘明

課長、分かるのだけれども、例えば、家賃の補助もやっていますよね。その区域をもっと広げるということなのか。新市長はもっと大きなことを考えているかもしれないと思って質問しているのですが、大して変わりないなと感じています。どうなのですか、答弁をお願いします。

答弁 市長 山﨑彰則

ありがとうございます。ただいまの飯田議員の質問にお答えしますが、事業を承継するに当たって幾つかのパターンがございます。まず、自分が自分の子どもに譲る場合も承継となります。そして、会社、企業を株で販売する、要は会社の身売りです。そうした引き継ぎ方もあります。さらには、全く別の人、従業員に渡す場合もあります。全てを含めまして、商工会議所におきましては、そういった手法について、セミナーなどを通して紹介、周知しております。市としては、いろいろな手法を模索できるよう、そういったことに協力、応援していきたいと思っていますし、その中にはIターン、Uターンも当然含んでおります。例えば、一つの商店が存在します。その商店主が引退するに当たって、どうしてもまちに残したいという声があれば、市としてもその商店には継続して営業していただきたいと考えます。その気持ちから、誰かがその商店を受け継ぐか、そういったことへのアドバイスも推し進めていくということです。商店街においては空洞化しており、さらに疲弊させないような取組といいますか、行政として協力できることは協力していきたい、このようなことも入れ込んでおります。これが答弁になるかは分かりませんが、よろしくお願いします。

質問 16番 飯田弘明

市長、商工会議所がどうだとかいろいろと言っていますけれども、間に合う商売というのは、M&Aではないけれども、誰か買うのです。商店でも事業所でも、そのまちに必要で間に合うのなら誰かやるのです。外から来なくたって地元の人がやるのです。言っている意味は分かりますか。ただ、必要だけれども、間に合わない商売は、地元の人は手を出さないのですよ。第三セクターみたいなものですよね。よそから持ってきた人も恐らく手を出さない。これを市がどうにかするかということではないかなと私は感じているのです。ちょっと難しいことを言っているのですが、言っていることは分かりますか。先ほど言っていましたが、そのまちに必要だけれども、間に合う商売と間に合わない商売です。間に合う商売なら私だって手を出すかもしれない。でも、間に合わない商売には手を出せないのです。やれば赤字になるのだから。そういうようなところに市が別な形で支援をするのか、2通りで考えているわけですが、言っていることは分かりますか。答弁を聞いていたら、地元に必要な事業を継承するとかなんとかと言っているけれども、何度も言っていますが、もうかる商売はよそから来なくても地元の人がやりますから。それについての考え方があれば伺いたいと思いますけれども、なかなか難しいですか。

答弁 市長 山﨑彰則

お答えします。確かに、割に合わない商売は当然存在すると思います。ここで言っている支援というのは、その家賃補助とか、そういった経済的な支援ではなく、ソフトなものだと理解していただきたいと思います。例えば、店が老朽化したから新しいのをつくりますよ、それを支援しますよというのにはまた別の補助金等がございますので、ここで掲げさせていただいております支援とはまた別の話であります。飯田議員がおっしゃっているのは経済的なものでありまして、そして、合う合わないというのは、その民間の企業あるいは商店がそれの資質やその努力に関わるものでございます。その点につきましては、いろいろな相談窓口を設けている商工会議所に相談をしていただくか、そして、市も中小企業相談所というものを商工会議所に委託して設けております。これも支援の一つと私たちは捉えておりますので、どうか支援の意味を少し理解していただきたいと思います。

質問 16番 飯田弘明

理解はしているのですよ。理解はしているのですけれども、今の中心商店街があれだけのシャッター街になっていますよね。今までも中心商店街を何とかしましょうといろいろな対策を打ってきました。でも、壊さなければならない建物もあったりしてなかなか前に進まないということがあります。私がお願いして北海道ぎょれんのビルをあそこに持っていったり、津波の関係で漁組の施設を建て替えたとき、あの上のほうに持ってきたらどうなのかなと。海上保安部ももう古くなっていますから、あれも上に持ってこなければ駄目かなという話を実は内々にはしています。でも、相手方が決めることです。漁組に関しても向かいに七十何人の寮があって、自分たちは高台に逃げてしまったといったら、これもまた困った話だと私は思うので、なかなかそれもできない。そんな中、今言ったように中心商店街があのとおり疲弊しているというのは分かっていると思うのです。これに対して、どうしろ、こうしろと言う気はないけれども、新たな支援なりなんなりをするのかなと思って質問しているのです。ひとつ、前に進むようにしていただきたいと要望しておきます。答弁は要りません。それでは次に、オホーツク紋別空港についてです。オホーツク紋別空港というのは、ここに書いているとおり、私は非常に思い入れが強いのです。これは、タラップ車を入れるときも実は市の職員から質問してくれと言われて質問し、タラップ車を導入しています。それから、ターニングパッドのときも言われて、ターニングパッドをつけなければこれ以上大きな飛行機は飛ばないよということを言われています。当時、ボーイング737ジェット500「スーパードルフィン」というイルカのマークのついた飛行機だったのですよね。これが126人乗りなのです。これに合わせて、今の搭乗待合室はつくっています。しかし、ターニングパッドをつけたことによってボーイング737-800型機になったわけです。これは166人乗りです。当然、ロビーや待合室が手狭になるのは当たり前で、これを前から指摘されていて、私も結構言われているのですよ。狭いよと言われているのだけれども、どうにもこうにもならなくてここまで来ているのが現状です。市長は、複便化とか札幌便とかと書いています。複便化もなかなか大変なのだろうと思うけれども、札幌便というのは丘珠便のことを言っているのですか、それとも、千歳便のことも計算して言っているのですか。先ほど来の質問では丘珠便ばかり言っているのですよ。私は千歳便のことも考えているのですけれども、いかがですか。

答弁 観光空港対策課長 新川岳

お答えいたします。今回の加藤議員の質問にもございましたけれども、丘珠便という意味で答弁させていただいたところです。ただ、新千歳空港の便につきましても一つの検討しなければいけないものだと思いますので、そちらにつきましても併せて検討といいますか、勉強を進めていきたいなと考えております。

質問 16番 飯田弘明

所信表明で札幌便と言っているけれども、丘珠便とは言っていないから、別に丘珠便に特化することはないのです。複便化について市長の中にどういう考え方があるかは分からないけれども、直行便と千歳をターンしていく便の2便がありますよね。前に千歳便が飛んでいたときは、ターンして飛んでいたと思うのです。ただ、やはり、直行便が欲しいばっかりに、ANAにはなかなか言えないというのがあったはずです。市長になって、これからANAに挨拶に行くとき、一体どういう話をするのかは分かりませんけれども、今の搭乗者数で複便化というのはなかなかね。分からないですよ。大きなツアーがこれからぼんぼん入ってくれば別ですしね。そんな中での複便化の考え方です。ただ夢を語ったのか、それとも、ある程度めどがついていて言ったのか、それを伺います。

答弁 産業部長 髙橋秀明

お答えいたします。所信表明で夢を語ったのか、現実なのかということですが、このたび就任したばかりで、これからが交渉の場となると思います。だからといって、夢物語で終わらすつもりは毛頭なく、これから交渉していくということで理解していただければと思います。

質問 16番 飯田弘明

部長、そうした現実的でないことを夢と言うのですよ。これは産業部長が書いたのか、誰が書いたのかは知りませんけれども、紋別便の今の搭乗者数で複便化というのはなかなか厳しいなという思いがあります。それを何とか複便化するための何か手だて、どうするこうする手だてがもしあれば伺いたいのだけれども、ただ複便化を目指すというだけではなかなか胸に刺さってこないのです。産業部長、何か手だてがあるのですか。

答弁 産業部長 髙橋秀明

手だてがあれば、とうに複便化はできていると思うのです。その手だても含めて検討したいということですし、先ほど飯田議員がおっしゃったとおり、当然、相手がいる話となります。加藤議員にお答えしたとおり、最終的には、飛行機会社も、何ぼもうけて、もうけて何ぼというところもあると思うので、様々な交渉材料が出てくると思います。今後は、新しい手法の交渉の仕方やこちらで用意できるものを再度見直し、考えていきます。

質問 16番 飯田弘明

2022年、2023年ぐらいかな、新型コロナで搭乗率が30%まで落ちたとき、紋別タッチというものがありました。あれで2年か3年で1万人ぐらい乗ったのです。そういうような何かの裏づけみたいなものがあって書いているのかどうかを聞きたかったのです。でも、それはないということですね。ないのであれば、あのときはなぜ紋別タッチがあのように来てくれたのか、誰が交渉したのか、これも含めてお尋ねいたします。

答弁 産業部長 髙橋秀明

紋別タッチについては私も深く聞いておりませんが、私の知り得る限りでは、逮捕された中島さんが交渉していたというふうに伺っています。また、その間に何かしらの会社が入っているという話も聞きます。何が正解だということは、申し訳ございませんが、私の立場では分かりません。

質問 16番 飯田弘明

だから、部長、紋別タッチを再開しろという話ではなく、ああいうような、例えば、紋別空港を使って何かをやればメリットがあるよみたいなことがもしあれば、そういうものも含めて探し、搭乗率の向上に向けて進めて、何とか複便化に向けてくれるような施策を取っていただきたいということです。今、名前を出されました中島氏が中継したのかどうかは分かりません。百条委員会もやっていますので、ややこしいことにまで踏み込むつもりはないけれども、紋別タッチが新型コロナで30%台まで落ちた搭乗率を何とかもたせてくれたということは確かなのです。ああいうようなことがまた別な形で何かあれば、施策として考えてくれれば複便化も可能かなと考えていますけれども、市長、どうですか。

答弁 産業部長 髙橋秀明

飛行機につきましても公共交通の一部と考えています。路線バス等も同じで、持続可能に運航することが一番大切だと我々は思っています。複便化がいいのか、札幌便がいいのか、両方できればそれはいいのですけれども、何が一番大切かというと、どうすれば持続可能な公共交通が確保できるかで、それを念頭に置き、今後、我々も考えてやっていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

質問 16番 飯田弘明

私も海上保安庁の道の役員もやっていて、第一管区の本部長とも会ったりします。今、固定翼機2機、回転翼機3機を導入するのです。何とか紋別空港をサブの基地にできないものだろうかという話をしても、なかなか取り合ってくれないのです。なぜ話しているかといったら、巡視船「だいせつ」が着艦できるからです。別に紋別空港に着艦しなくたって、巡視船に着艦できるのですよね。ところが、あの船では給油ができないのですよ。ですから、燃料タンクの話をしているのですけれども、どうせなら燃料タンクをつけて、ただ、今の1便だけではなかなか大変なのです。そういう別なことが何かあればできるのですけれども、なかなかできないというのがあって、燃料タンクも今までなかなか設置できなかったということがあるのです。事前にロビーの話も産業部長としました。産業部長が言うには、いろいろな方法があるということでした。でも、実際的に飛行場が稼働していなければならないわけです。稼働しているところを稼働しなければいいのです。びたっと止めれば、増築でも何でもできるのですよ。ただ、飛行機はある時間帯は来ているから、搭乗者がいるのですよ。検査もしなければならないのです。搭乗待合室も使うのです。そこで、外に出してはどうか、2階に持っていったらどうかなど、いろいろなことを言いましたが、仕事をびたっと止めるとなったら、もう空港ビルを建てるしかないのです。これはお金の問題があって大変だというのも確かに分かるのですよ。でも、今やっている仕事を止めないで改造していくのは非常に難しいと私は思うのですけれども、いかがですか。

答弁 産業部長 髙橋秀明

お答えいたします。大変だとは思うのですが、技術の進歩も当然しています。丘珠空港は、今、2次改修目だったと思うのですが、かつて運航しながら改修していた例などもあります。いろいろな手法があり、いろいろな技術革新が行われている今日、そこについても具体的に決まっていく間にお話合いをしていかなければいけません。できない、新築しかない、技術力が足りなくて運航しながら増築するのは難しいなど、最初から決めつけず、いろいろな角度から話し合えればなと考えております。

質問 16番 飯田弘明

部長、決めつけているわけではないのですよ。ただ、いろいろなパターンを考えたときに建て替えも入れてほしいということです。離島以外で燃料タンクがないのはオホーツク紋別空港だけなのですよ。これもまた本当に珍しい空港なのです。私も、東北など、いろいろと視察等に行きますけれども、あの東日本大震災のときにどこの空港が一番活躍したかといったら、山形空港だったのです。あの山形空港があったから、災害物資など、いろいろなものが輸送できたのです。千島海溝沖地震でマグニチュードが7か8のものが来るかもしれない。これが30年で70%来ると言われているのです。このとき、空港でいえば恐らく中標津は駄目でしょう。釧路も駄目でしょう。帯広も駄目でしょう。函館も駄目でしょう。津波が来るのだから。二十何メートルの津波が来ると言っているのです。そうなれば、あとは女満別か紋別です。これらしか助かる空港はないのです。ただ、そのとき、道路で行けるか行けないかというのはまた別な問題です。だから、私はできるだけ早くに燃料タンクを設置するのがベターかなと考えているのだけれども、市長の考え方はどうですか。

答弁 市長 山﨑彰則

ありがとうございます。飯田議員からご意見やご指摘等をいろいろといただきました。まず、紋別空港の複便化や札幌便、丘珠、千歳を含めた複便化について、総括して言わせていただきますけれども、これは夢であって夢ではありません。あくまでも目標に向かっていきたいという努力目標で掲げております。目標を設定しないのは、向かう方角や距離が分かっていないからです。でも、そうなったらいいな、なるべくそういうふうにしていきましょうという思いで掲げた内容であるということです。それと同時に、複便化はもとより、空港の利用ということで、例えば、国等のほかの機関、海上保安部、保安庁、あるいは、自衛隊など、いろいろとあり、使い方も違います。それに応じ、必要とあらば燃料タンクも考えていかなければなりません。ただ、今のところ、空港ビルについては空港ビル株式会社となります。そういう人たちともいろいろと関係を持ちながら話合いをしながら進めていかなければならず、結構重い話だと思っています。したがいまして、今、飯田議員からいただいた意見をしっかりと参考にさせていただいて、今後とも、空港の運営、そして、運航についてもしっかりと協議し、よりよいものにしていっていただきたいと思います。また、空港の改修についてです。先ほど私からも答弁させていただきましたが、改善手法についても今後とも検討させていただき、なるべく安価に、あまりお金をかけず、そして、運航やその運営にも支障を来さないよう進めてまいりたいと思っております。答弁とさせていただきます。

質問 16番 飯田弘明

それでは最後に、ふるさと納税について質問させていただきたいと思います。今、金額的なものとか、全国の順位や件数とか、答弁がありました。何でこんなに落ちたのかと質問しても、多分、答弁は出てこないと思うのですけれども、返礼品、これは記念品と書いているけれども、ホタテが1キログラム5,000円もしていて、当時の倍以上なのです。なかなか大変です。集めるのも大変です。全道で大体5年間40万トンだったものが今年は34万トンですけれども、今、歩留りが悪く、もしかしたらそれを割るかもしれない状態なのです。こんな状態なものだから、当然、値段は上がりますよね。ふるさと納税の返礼品を確保するのもなかなか厳しい状況に今あるということです。事前に話をしたときもなかなか返礼品の確保もままならない状況で、うちの組合からもかなり送り込んでいるのです。その中で、ちょっとグレーな話だけれども、白糠が一番よくて、白糠にかないません。211億円で、すごいのです。あそこだって大きな筋子会社があるわけではないです。隣に笹谷商店があって、そこにうちらはサケを送っていますが、例えば、出来上がったものをもらって、うちでパックにするのはアウトなのかと言ったら返事ができないのです。これはアウトなのかもしれないのですよね。アウトのことをして紋別のことを悪くメディアにまた書かれるのも嫌だから、そんなややこしいことはしたくはないのだけれども、今の金額を上げていくとなれば、そういうような返礼品もつくっていかなかったらなかなか大変だなという気持ちがあります。そこで、今、サイトは幾つあるのですか。

答弁 企画調整課長 大野貴光

今、ふるさと納税に関しては30サイトと契約させていただいております。

質問 16番 飯田弘明

課長、その中で紋別が一体何サイトを使っているのですか。それから、10月からですか。コマーシャルを見ていますが、ふるなびというのは100%還元というのは一体どういうことなのか、あれも含めて教えてください。

答弁 企画調整課長 大野貴光

すみません。紋別としては30サイトと契約していますが、契約している中でも申込みがあるないがあります。実際、登録だけしていて申込みのないサイトもあるのですが、そういうところは事業者自体が消えていきます。次に、ポイントについてです。今おっしゃっている100%還元というのは、恐らく一律ではなく、いろいろなポイントを集めて100%を還元しますよという、まさしく今月までの制度かと思います。一番大きい楽天でももう今月はいっぱいですよというアナウンスをしているのですけれども、多分、駆け込みを喚起するための、捨て身とまでは言わないですが、そこに抽せんで手厚く、返礼品の分も含めて100%ポイント還元をしているキャンペーンだと認識しています。

質問 16番 飯田弘明

分かりました。ありがとうございます。以上で終わります。

出典:紋別市議会 令和7年第3回定例会 2025年9月8日 議事録 PDF(35ページ) 間違いを知らせる