みんなの議会

紋別市議会 平成24年第4回定例会 2012年12月11日

(1)消費税増税のストップを/(2)福祉灯油の実施を/(3)生活保護基準の引き下げに反対を/(4)子どもの医療費の無料化を/(5)教育委員会が果たすべき役割と地域との連携について

2012年12月11日、紋別市議会の一般質問で、藤川和子議員が「消費税増税のストップを」「福祉灯油の実施を」「生活保護基準の引き下げに反対を」「子どもの医療費の無料化を」「教育委員会が果たすべき役割と地域との連携について」について質問し、市長 宮川良一、教育長 齋藤房生、企画調整課長 寺井志郎、社会福祉課長 富樫豪志、社会福祉課参事 飯田欣也、学務課長 小林昌史、生涯学習課長 酒井弘道、教育部長 尾形勝己が答弁しました。

質問者
藤川和子 議員
答弁者
市長 宮川良一、教育長 齋藤房生、企画調整課長 寺井志郎、社会福祉課長 富樫豪志、社会福祉課参事 飯田欣也、学務課長 小林昌史、生涯学習課長 酒井弘道、教育部長 尾形勝己

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 藤川和子

私は日本共産党市議団の一員として、さきに通告した順に沿って質問します。初めに、消費税増税のストップについて質問します。政府は、消費税を2014年10月には8%、2015年度から10%に引き上げる法案を可決しました。しかし、国民の所得が減り続け、消費は冷え込み、需要が落ち込むというデフレ不況のもとでの消費税の引き上げは、さらなる景気の落ち込みに拍車をかけるものにならざるを得ません。内閣府試算の消費税増税額は、夫婦と子供2人の4人世帯で、年収300万円の家庭で年8万2,000円、500万円で年11万5,000円、700万円の家庭で年14万3,000円の増税になると計算しています。低所得者ほど負担が重くなり、消費税を実施すると格差が拡大することになります。消費税増税が実施されれば、消費が落ち込み、景気はどん底、中小業者は消費税を転嫁できず廃業、倒産が相次ぐことは火を見るより明らかです。消費税は家計も経済も財政も壊します。消費税増税は民主、自民、公明党の増税連合によって強行されました。こんな政治では私たち市民の生活は守れません。私たち日本共産党は、消費税に頼らない別の道を提案しています。まず、大型公共事業、軍事費、原発推進予算、政党助成金などの無駄遣いの一掃、それと富裕層や大企業への行き過ぎた減税の是正などの税制改革で12兆円から15兆円の財源を生み出せます。さらに、リストラや賃下げでため込んだ大企業の内部留保260兆円を生きたお金として国民に還流させます。国民の所得を増やし、内需主導の健全な経済発展を実現できれば、税収も増加し、財政危機が打開できます。このような消費税増税に頼ることなく財政を建て直す道こそが国民からも経済界からも求められているんではないでしょうか。消費税増税は再来年の10月からです。まだ消費税の増税をストップさせる道は残されています。日本共産党は、消費税増税中止法案を提出することを今回の衆議院議員選挙の公約にしています。新しい国会でこの中止法案が可決すれば、値上げはなくなります。また、消費税増税法では消費税増税法附則第18条に、消費税の引き上げに当たっては経済状況を好転させることを条件として実施する、そして経済状況等を総合的に勘案した上でその施行の停止を含め所要の措置を講ずると規定しています。つまり、消費税増税法は消費税増税は実施する直前に正式に決めることになっているということで、もう決まったことではなく、今後の運動いかんで阻止することもできるものです。さきの3月定例議会で消費税に反対すべきという私の質問に市長は、消費税増税の時期につきましては慎重に判断すべきとの見解を示しています。これはまさに附則の言っていることと同じではないかと思います。市は消費税増税の時期についてどのような見解を持っているのか、さらに市民生活、市の財政に大きな負担を強いる消費税増税について反対をすべきではないかと思いますが、市の考えをお聞きします。次に、福祉灯油の実施についての質問をします。石油が高値で安定している状況が続いています。2008年8月にリッター135円に高騰した後、半年後には60円近くに下がったものの2009年に再び高騰し、昨年3月には90円を突破しました。その後、そのまま2年余りも石油の高値が続いています。この間、二冬、石油代を気にしながら過ごしてきました。この価格でこの冬も過ごさなければならないのは、生活保護家庭や年金者にとって死活問題になっています。2008年度には福祉灯油の施策を実施し、大変喜ばれました。寒い冬を無事に過ごせるために福祉灯油の実施が望まれます。私の調べた範囲ですが、今季福祉灯油を実施すると決めた自治体は江別市、美唄市、稚内市、むかわ町、今金町、上川町、寿都町、沼田町などがあります、まだあると思いますが。また、残念ながら現在、北海道庁では福祉灯油の制度は見当たらず、灯油購入の貸し付けをする特別生活資金5万円の制度しか有していません。しかし、長く続いている石油の高騰は確実に市民生活を追い詰めていっているのではないでしょうか。少しでも石油代を援助し、冬を乗り切るために自治体独自としてできることをすべきです。そこで、灯油の高い状態が長期化していますが、市としてどのような対策を考えているのかお聞きします。また、紋別市として生活保護家庭、低年金家庭などへの福祉灯油の実施をすべきではないかと考えますが、市の考えをお聞きします。次に、生活保護基準の引き下げについての質問をします。生活保護は、生存権を守る最後の制度として低年金の高齢者、障害者の暮らしを守っています。また、病気で働けなくなった人たちの暮らしと治療を保障しています。さらに最近では、非正規雇用で低賃金で働かされている人たちの暮らし、派遣切り、雇いどめに遭って失業状態の人たちの暮らしを守っています。現在、厚生労働省の生活保護部会で生活保護基準の引き下げをしようとしています。かつて生活保護を受けている70歳以上の高齢者には、1万円ほどの高齢加算がありました。これは高齢になれば冠婚葬祭も多くあることを考慮して支給されたようですが、食費に当たる第1類が若い世代より8,000円近く支給が低く、やっとこの老齢加算で暮らしている状態でした。しかし、自民党政権時代に老齢加算は廃止されました。生活費が20%近く減らされたことになり、食事の3回を2回に減らした、入浴の回数を減らした、葬式にも行けなくなったなど、生活の質が大きく低下されたことはまだ記憶に新しいことです。生活費が削減されればこのようにすぐに生活が立ち行かなくなり、ますます過酷な節約生活を強いられることになることは明らかです。生活保護費の引き下げはするべきではありません。紋別市の昨年の保護費は約7億3,000万円、医療費を引くと約3億3,000万円が生活費として市内の経済に落ちている計算になります。この10%の削減が行われれば、市内経済にとって大きな痛手となるばかりでなく、年金、賃金への影響も考えれば大きな影響を及ぼすものとなります。また、紋別市は等級が3級地となっており、札幌周辺などの1級地である都市部と比べて家賃以外の生活費はひとり暮らしで約1万5,000円から1万7,000円、二人暮らしで2万円から2万3,000円近くも低く支給されており、引き下げは死活問題になります。さらに、生活保護基準は政府が認めた公式の生存権水準であり、我が国の生存権保障の基盤となるべき極めて重要な制度です。生活保護基準の引き下げは国の国民に対する生活保障責任を放棄し、市民生活を切り捨てることにほかなりません。福祉予算を減らす財政削減目的の安易な引き下げはさらに格差、貧困を拡大させるものであり、断じて許されません。生活保護基準は年金、最低賃金、税金の非課税基準などの基礎になっており、また就学制度、各種減免制度、差し押さえの禁止基準などさまざまな制度の基準になっています。生活保護基準は生活保護を受けている人だけの問題ではなく、国民の命と生活を守っているものだということです。厚生労働省が進めている生活保護費の引き下げの検討についてどのような見解を持っているのか、お聞きします。また、生活保護基準の引き下げは市民生活全体の引き下げにつながるものであり、市として反対の意向を示すべきではないかと考えますが、どうでしょうか。次に、子供の医療費の無料化の拡大について質問しますが、さきに市長の来年度より中学校まで拡大したいとの答弁があり、子供を持つ世帯にとって大変うれしいニュースとなりました。私にとっても、長年取り上げてきただけに安堵の気持ちでいっぱいです。市長の決断に拍手を送りたいと思います。子供の医療費の質問については取り下げますが、今後も議員として子育て応援のまちづくりの実現に向けて、積極的に提案をしていきたいと思います。次に、教育委員会が果たすべき役割と地域との連携について質問します。教育長が新しく就任し、大変張り切っておられると思います。紋別の教育についての考えをぜひお聞きしたいと思います。教育委員会は、首長から独立した教育行政機関とされています。しかし、教育委員会不要論などが聞こえてきます。また、大津で起こったいじめによる自殺問題で、教育委員会がいじめの実態を隠そうとしたのではないかと指摘されるなど、その役割が後退しているんではないかと危惧するところです。教育委員会は戦後、一般行政から独立した機関としてつくられました。教育委員会が、紋別の子供の教育がより豊かになっていくために、主体的に積極的な役割を果たしていってほしいと思います。私は、今まで子供たちに目の行き届く少人数学級の実現や子どもの権利条約に基づいた教育と子供の権利の実現、就学援助制度の充実、学校に専任司書の配置など教育問題を取り上げてきました。市独自でできることばかりですが、財政的な理由を盾にその実現は見送られてきました。しかし、紋別市が足踏みしているうちに、多くの市町村では自治体独自の教育施策として実施しています。専門家や市民の教育に関する意見を聞き、教育条件整備に向けて財政の確保をすることが必要だと考えます。今後、市における教育・環境整備に向けてどのような考えをお持ちなのか、お聞きします。現在、文部科学省は学校、家庭、地域の連携による教育活動促進事業を平成20年度より進めています。その考え方の基礎となっているのは、教育基本法第13条、学校、家庭及び地域住民等の相互の連携協力という条文がもとになっています。これは、平成18年におよそ60年ぶりに改正された教育基本法に学校、家庭、地域の連携教育が新たに盛り込まれた考え方です。文部科学省は、学校と地域の連携による学校の教育活動の支援の取り組みが、幅広い関係者の理解と協力のもとに社会総がかりの国民運動として展開されることを期待するとしています。主な内容として学校支援地域本部事業、放課後子ども教室、家庭教育支援などがありますが、その具体的な取り組みについてはまだまだ手探りといったところだと思います。私は、今年10月に視察で訪れた島根県の江津市では、地元の特色を生かしたふるさと教育と地域の人が参加できる学校支援事業を学校ごとに提出させ、さまざまな取り組みをしているのを聞いてきました。そのために、教育委員会が独自に予算をとり、各学校に学校支援のためのコーディネーターを配置します。川の清掃活動、地域住民による読み聞かせ、福祉施設での体験学習、土曜日補習活動、放課後支援、地域の踊りや太鼓を習ったりといったさまざまな取り組みを行っていました。成長期にいろいろな経験や人と交流でき、子供たちは目を輝かせていると報告していました。学校も地域の人たちも子供たちと交流でき、そして子供たちの成長を喜んでいるそうです。子供たちの生き生きと活動する写真や地域の方たちが楽しそうに参加している様子を聞いて、準備は大変でしょうけれど、ぜひこのような取り組みが紋別の学校でもできたらと思いながら帰ってきました。北海道でもすぐれた経験が生み出されており、道教委のホームページや各振興局では学校支援のホームページで各自治体で実施している内容を公表しています。残念ながら、この管内の振興局ではホームページはありません。ぜひ管内自治体の取り組みの状況を知らせて、交流できるようにしてほしいものです。文部科学省では、今年の地域住民によるすぐれた学校支援活動として、文部科学大臣賞を全国で121件発表しました。北海道からは、根室市放課後子どもプラン運営委員会、砂川市放課後子ども教室、宗谷の江差町学校支援地域本部の3件の取り組みが選ばれています。特に、放課後の楽しくためになる体験ができる教室の取り組みが大きく評価されているようです。市としても、登校の安全指導に地域のボランティアの方が多数参加し、学校支援を行っています。元紋別小学校や小向小学校、養護学校などでは教育支援として学校内に地域のボランティアが参加していますが、まだ一部の学校の取り組みです。取り組みが市内の小中学校に広がっていってほしいと思います。こういう学校、地域を包括して行う事業は、教育委員会が財政も施設も人的資源も把握しているんですから、そのイニシアチブが絶対必要です。この取り組みは教育委員会の指導性の発揮が求められているのではないでしょうか。紋別の子供たちにも多様な体験学習を実施していただきたいと思います。そこで3点お聞きします。第1に、今後地域と学校の連携を一層強化し、子供たちの教育環境整備や安全、多様な体験学習など、学校だけに任すのではなく地域ぐるみで学校を支援していく体制の整備が望まれます。現在の体制で十分と言えるのかお聞きします。第2に、人材育成のためのコーディネーターの研修や学校関係者への事業の周知、専門家からの助言など取り組みも必要ではないでしょうか。第3に、地域の人たちとの打ち合わせやボランティアの待機、休憩など活動のための場所の確保が必要だと思いますが、考えをお聞きします。これで私の質問は終わりますが、再質問は留保します。

答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)

それでは、藤川議員のご質問にお答えいたします。初めに、消費税増税のストップについてであります。1点目の消費税増税の時期につきましては、厳しい経済、財政状況や少子・高齢化の急速な進行に直面する我が国におきまして、持続可能な社会保障制度を確立していく上で、給付と負担をどのようにしていくかという問題はいつまでも先送りにできない課題でありますが、一方で消費税率の引き上げは大きな国民負担を伴うものであり、経済への影響なども十分に考慮する必要があるものと考えております。2点目の消費税につきましては、税と社会保障の一体改革は喫緊の課題であり、その財源として消費税率の引き上げを実施する場合には、まず今後の社会保障制度の全体像を示し、国において徹底した行財政改革を行うとともに、地域経済への配慮や低所得者対策などの必要な措置を講じた上で丁寧な説明を行い、国民の理解を得ていく必要があるものと考えております。次に、福祉灯油についてであります。1点目の市としての考え方につきましては、近年の灯油価格の動向は、平成22年度後半からおおむね90円台で推移している状況であり、低所得者には大きな負担となっているものと考えられます。このような状況から本市といたしましては、急激な価格の高騰に伴い100円を超える状況が継続するような場合には、生活弱者への支援策として福祉灯油事業を実施してまいりたいと考えております。2点目の生活保護世帯、低年金世帯への福祉灯油の実施につきましては、生活保護世帯につきましては家庭用燃料費として11月から3月まで冬季加算が支給されますことから、生活保護世帯をこの事業の対象とすることは考えておりません。低年金世帯につきましては、従前の考え方に基づき、対象としてまいりたいと考えております。次に、生活保護基準の引き下げについてであります。1点目の生活保護費の引き下げの検討に対する見解につきましては、生活保護基準は国が最低限度の生活を保障する重要な機能を担っており、基準が下がることによって現在生活保護を受給されている方の中から廃止となる階層が発生するほか、減免制度が受けられなくなるなどさまざまな影響が考えられます。2点目の生活保護基準の引き下げと市の意向につきましては、現在厚生労働省において生活保護基準と一般所得世帯の消費実態との均衡が図られているか否かなどについて、専門的かつ客観的な評価と検証が行われているところであり、こうした国の動向を注視してまいりたいと考えております。以上で答弁を終わらせていただきますが、教育問題につきましては教育長より答弁いたします。

答弁 教育長 齋藤房生(教育長は2019年9月まで)

それでは、藤川議員の教育問題についてお答えいたします。初めに、教育環境整備に向けての考えについてでありますが、新年度に向け予算要求を行っている事業や、本市で新規事業として実施するに当たりほかの自治体の状況を検証しなくてはならないものもございます。学校現場での経験を生かし、可能な限り学校訪問などを行い、子供たち一人ひとりがこれからの時代にたくましく生きていけるよう、より一層学びやすい環境づくりを進めるとともに、教育に携わる方々にとっても仕事のしやすい環境整備を行っていきたいと考えております。次に、学校、家庭、地域との連携についてでありますが、紋別市におきましても地域全体で学校教育を支援する体制づくりを推進し、教員や地域の大人が子供と向き合う時間の増加、住民等の学習成果の活用機会の拡充及び地域の教育力の活性化を図ることを目的に、平成20年度より潮見中学校区をモデル地域として、6団体の協力を得て、登下校の安全指導をはじめ、学校支援地域ボランティアによる各種学習の指導に当たってきております。そこで、1つ目の地域ぐるみで学校を支援していく体制についてでありますが、学校、地域、家庭が連携して行う当市における学校支援地域本部事業では、子供たちの登下校の安全を最優先として進め、平成20年度では落石新興町内会をはじめ41名によるボランティアで見守りを開始し、その後さらに協力町内会が増え、平成22年度では95名のボランティアが、翌平成23年度では107名に上るボランティアの協力をいただき、登下校の安全指導をしております。また、学習の面では平成23年度の実績となりますが、小規模小学校等において北海道文化財保護協会から講師を招き、昔遊びの講義と実技を行ったり、紋別地方技能士会による木工教室や紋別市更生保護女性会による読み聞かせを行うなど、さまざまな支援活動を地域コーディネーターと連携し、実施してきております。今後は新たなボランティアの拡充に努めるとともに、学校関係者とも連携を密にし、活動を推進してまいりたいと考えております。2点目のコーディネーターの研修や事業の周知、専門家からの助言についてでありますが、当市におきましては平成20年度から地域コーディネーターを1名配置し、研修に関しましてはブロックで開催される実践形式の研修会と道央で開催される研修会に参加しており、今後も制度についての研さんを深めていただくよう取り組んでまいります。また、事業の周知につきましては、コーディネーターが各学校を訪問し、周知に努めております。専門家からの助言などについての取り組みにつきましては、これまでもオホーツク総合振興局などから助言をいただいておりますが、これからも必要に応じて関係機関等からの助言を求めるとともに、先進的な取り組みを行っている自治体からも情報の収集に努めてまいりたいと考えております。3点目の地域の人、ボランティアの待機や活動場所の確保についてでありますが、学校、家庭、地域を取り巻くこれまでのボランティア活動を踏まえ、さらなる事業の拡充を目指し、地域コーディネーターと連携を密に、活動拠点を含め、地域のボランティアが活動しやすい場の提供に努めてまいりたいと考えております。以上、答弁といたします。

質問 3番 藤川和子

消費税の増税についてのするべきではないっていう、そういう市長さんのお話はなかったと思うんですけども、どっちにしても消費税の増税によって大きな経済的な負担がかかるっていうことについては一致していると思います。ぜひ、再来年値上げっていうことになりますんで、その間にきちっと対策をするべきだっていうことで附則でうたっていますので、やっぱり市の状況などをしっかりと上げていってほしいなというふうに思うんです。やっぱり自治体として消費税がどういう影響があるのかっていうことを上げていってほしいなと私は思うんですけども、もちろん安定的な財源として期待しているっていうのはわかるんですけども、この消費税の増税によって市民生活、あと中小企業など経済が大変な状況になるっていうことについて、やはりもっと重大に考える必要があると思うんです。そういうことでは、この消費税の増税の時期についてもぜひ市長会なり、そういうところでも話し合ってほしいなと思うんですが、そういうふうな提案についてはどのように考えているのか、ちょっとお聞きします。

答弁 企画調整課長 寺井志郎(企画調整課長は2014年3月まで)

市長の答弁にもありましたように、地域経済への配慮という部分がございます。今般も全国市長会、全道市長会でも社会保障と税の一体改革、消費税の問題については決議文として上げてございますので、そういった分で地域の意見っていうのは反映されていくものと考えてございます。

質問 3番 藤川和子

まだあと再来年だっていうことで消費税の問題、危機感がいまいち高まってないのかなって思うんですけども、やはりこの消費税の増税によって市の財政も大変になる、中小企業の方たちが一番消費税を転嫁できなくてかぶってしまうっていう、そういう弱い立場に立っている業者の方たちの経営状態もありますし、そういうことではぜひ消費税の増税については、地域としてはやっぱり反対すべきだと私は思うんですが、そのことについては市長さん、どうでしょうか。考えについて、上げるべきでないっていうお話ではなかったと思うんですが、もう一度ご答弁ください。

答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)

消費税の関係を市として反対の意思を表明すべきではないかというご意見だというふうに思いますけれども、消費税につきましては先ほど答弁いたしましたように、いろんな観点からのご意見があろうかというふうに思います。私、市代表として反対という、国の制度に対して申し上げるということにつきましては、やはり市民の総意といいますか、そういうものがあって初めて行われるべき、行うべきもんだというふうに思っております。少なくとも市民の代表である議会の皆さんの総意がなければ、市として申し上げるということは逆に議会軽視にもつながりますし、そのところをやはり私として議会の動向も、議会が総意が得られればそうした形で考えていくということもありますが、まずそうした部分を、議会のほうも意見書等もありますので、そうした中で私のほうも検証させていただきたいというふうに思っております。

質問 3番 藤川和子

この問題は、これからも消費税の問題は取り上げさせていただきたいなと思っています。消費税によって大きな影響があるっていうことは、やっぱりもう少し大きく運動を盛り上げなきゃならないなと思ってますけども。それでは次に、福祉灯油の実施についてです。100円を超える場合は実施をしたいという、一応の基準を今回改めて市のほうから示していただいたんですけども、現在私のうちに入っている灯油が4円上がって98円だと思うんです、今。2円足りないんですけども、90円を超えた段階でもう100円に近いんではないかと思うんですが、この100円にこだわる理由についてちょっと説明していただきたいなと思うんですが。

答弁 社会福祉課長 富樫豪志(社会福祉課長は2013年9月まで)

ただいま議員さんがおっしゃられたとおり、金額の具体的な額の問題でございますが、福祉灯油の実施につきましては国のほうからも見解が述べられているとおり、自治体の地域の実情に応じて地域がみずから判断するものというふうにされております。そして、なお地域の状況についてでございますけれども、平成16年度以前につきましては灯油価格がほぼ50円台で推移してまいりましたが、特にここ近年、平成23年度以降につきましては90円台で推移しておりまして、地域の皆さんについても生活防衛のためにご努力されているものというふうには理解しております。ただし、しかしながら福祉灯油の実施という部分につきましては、こちらのほうはあくまでも緊急的な生活支援事業として実施させていただくものでございまして、急激な価格変動や継続的な価格の高どまりなどに伴って一時的に支援したいというものでございます。私どもといたしましては、現状におきましては緊急的な支援を要する判断基準につきまして、100円という部分で実施してまいりたいというふうに考えているところでございます。

質問 3番 藤川和子

自治体の判断っていうことで100円にしましたと言っていると思うんですが、100円と98円だと違いがそれほどないと思うんです。その辺の政治的な判断というところでは、もう少し考慮が必要なんでないかと思うんですが、あと2008年に福祉灯油を実施したときに、予算1,000万円ちょっとで実施して、市の持ち出しが500万円ということが残っているんですけども、市独自としてでも実施すべきではないかなと、補助金がなくても市独自でやっていく、本当にこの高どまりの中で皆さん、年金が削られる中石油代で悩んでいると思うんです。そういった意味では、今こそ市が出ていく場ではないかと思うんですが、時期的に今じゃないかと私は思うんですが、その辺についての経済的な判断、経済状況っていうか今の市民の置かれている状況の判断については、私は今だと思うんですが、どういうふうな判断をしているのか、もう一度お聞きします。

答弁 社会福祉課長 富樫豪志(社会福祉課長は2013年9月まで)

特に、これから寒さが強まっていく中で、時期としましては冬季間に行うものであるっていうふうには理解します。ただ、市税をもって、税をもって施策を講じさせていただくに当たりましては、やはり公平な中立的なぶれない判断基準っていう部分につきまして必要だと思いますので、市長の答弁にもございましたとおり100円という判断基準、それと継続的にその状態が続くという部分の中で判断をさせていただきたいっていうふうに考えております。

質問 3番 藤川和子

今後値上げがしたとき、100円を超えた場合は福祉灯油の施策が出てくるというふうに確約してもらえるんですか。

答弁 社会福祉課長 富樫豪志(社会福祉課長は2013年9月まで)

100円という状態で継続的に推移するという場合につきましては、内部協議をもって、そういう形の中で検討をしてまいりたいというふうに思います。以上です。

質問 3番 藤川和子

先はわかりませんけども、100円という基準を超えた場合はやってもらえるということを確認させていただきます。それでは次に、生活保護の基準の引き下げの問題です。これ、私も知らなかったんですけども、厚生労働大臣が保護基準を決めることができるっていうことがわかって、これ保護基準っていうのはナショナルミニマムっていう位置づけでいろいろなものの基準になっているものなんです。これが国会決議ではなくて厚生労働省の大臣の判こで通っていくということに大変びっくりしたんですけども、そうであるならばかなり弾力的なものでないかと思うんです。特に、生活保護を受けている方たちで受けられなくなる方たちも出てくるし、あといろいろな制度を利用している方たちで、はじかれる人もいっぱい出てくる。一番問題なのは、最低賃金の基準になっているっていうところです。これはたくさんの方たちの賃金の確定に必要になっているものであり、やはりこれは下げるべきではないっていうことをきちっと国に上げていくべきではないかと、この答弁では今後の動向を注視していくと、見ているだけでいいのと、やっぱり話し合っている段階であるわけだから、どんどん市民の生活を守るという立場で意見は上げていく必要があると思うんです。その辺で、なぜ動向を注視していくっていう立場で動かないのかなと思うんですが、そのことについてもう少し詳しく教えていただきたいと思います。

答弁 社会福祉課参事 飯田欣也(社会福祉課参事は2013年12月まで)

お答えいたします。生活保護基準につきましては、今ご指摘があったとおり、医療、福祉、教育、税制などの多様な施策の適用基準に連動しておりまして、基準の改定には低所得者層の生活に直接影響を及ぼすこととなりますので、慎重な議論がなされるべきものというふうに考えております。現在、先ほど言いました厚生労働省の社会保障審議会生活保護基準部会におきまして、回を重ねること11回この部会が開かれておりまして、基準の検証が行われております。この検証の中でいろんな年齢要件、人員体系だとか、先ほどご質問の中にもありました級地の格差というふうなことも含めて審議が行われているんですけども、基準にどういうふうに反映するかっていうことについてはまだ示されておりません。そのようなことがありまして、国の審議動向は注視しながら、市民生活に大きな影響が出るようであれば、北海道市長会ですとか全国市長会などを通じて、地方の意見を反映していただくよう国に要望してまいりたいと思っております。以上でございます。

質問 3番 藤川和子

この生活保護基準の問題も大変大きな問題だと思いますので、ぜひ意見をどんどん上げていってほしいと思います。次に、教育問題についてに移ります。新年度の予算に向けてこれから考えていきますっていう教育長の答弁だったと思うんですが、前回の議会でも提案して、そちらのほうで検討しますまではいかなかった、研究しますっていう答弁だったと思うんですけど、学校の図書館に司書を置くその取り組みをぜひ入れてほしいなと思っているんですが、学校に置く専任の司書についてはどのような考え方を持っているのか、まだ予算の前だと思いますけれども、教育長さんの考えがあれば教えてください。

答弁 学務課長 小林昌史(学務課長は2018年3月まで)

お答えいたします。学校図書館の司書配置につきましては、議員からの第3回定例会でも要望がございました。教育委員会といたしましては、紋別市内の各11校全てにこの学校図書館司書補助者というような立場の者を配置したときの活用方法などのアンケートを終えております。その中では、例といたしまして臨時職員的な、要するに司書資格を持っている者がちょっと配置が難しいというような考えもございまして、臨時補助的な部分についての活用方法を確認しております。これにつきましては、あと市立図書館との連携もございますので、教育委員会内部で協議を進めている段階でございます。以上です。

質問 3番 藤川和子

どんな形であれ、ぜひ学校に司書の方を置いていただきたいなと思います。やれるところからでいいですから、進めていってほしいと思います。あと次に、学校と地域と家庭の連携事業についてですけども、大変苦労なさっている事業ではないかと思うんです。その中で、この本部事業の運営委員会っていうのがあると思うんですが、その構成についてはどういう方たちがなっているのか教えていただきたいです。

答弁 生涯学習課長 酒井弘道(生涯学習課長は2015年3月まで)

お答えいたします。構成委員は学校のPTAの関係とか、あと教育委員会の関係者で組織されております。

質問 3番 藤川和子

学校支援ですから、コーディネーターの方も1人いらっしゃると思うんですけども、学校とのつながりが強くないとなかなかコーディネーターの方も動けないと思うんです。私聞いてみてびっくりしたのは、校長会が入っていないんです。現場の方が入っていないでこの運営委員会を行っている。これではなかなか周知されないだろうし、教育委員会のイニシアチブっていうんですか、主導性っていうのを発揮できないと思うんですが、この運営委員会の中に教育長なり教頭なりが入る可能性はないのかどうか、ちょっと伺います。

答弁 生涯学習課長 酒井弘道(生涯学習課長は2015年3月まで)

教育長も新しくかわりましてこれからの教育の関係、学校支援の関係で、ぜひ校長、教頭を含めた支援体制づくりに進めてまいりたいと思っております。

質問 3番 藤川和子

今後の取り組みなんですけども、今まで登校時の安全支援ということで、大変たくさんの方がご支援してくださっていることを知って、本当にありがたいなと思ったんですけども、この地域との連携では学校支援とあと放課後教室、あと家庭支援っていうのがあると思うんです。その3つのメニューが学校支援本部事業の中にあると思うんですが、この3つの事業がそれぞれの学校できちっと位置づけられていくっていうことが理想だと思うんですが、コーディネーターの方が各学校を訪問してその制度について周知をしているという話だったんですけども、それではなかなかコーディネーターが結局は教育委員会の役割まで果たすっていうような中身になるんでないかなと思うんです。この辺のこういう事業を推し進めていくということでは、教育委員会が中心になるべきだと思うんですが、今後のやり方についてどのようにお考えなのか、ちょっとお伺いします。

答弁 生涯学習課長 酒井弘道(生涯学習課長は2015年3月まで)

お答えいたします。議員おっしゃるとおり、3つの形で進められておりますが、今後の中心に紋別が行っているのは、おっしゃるとおり登下校の部分はすごく力を入れてご協力いただきましてされております。学習の面だとか家庭支援の部分、こういう部分に関しましてはこれから力を入れていかなければならない分野でございます。コーディネーターも1名という形なんですが、コーディネーターの活動範囲というか、中身をより充実してもらいまして、各学校をきめ細かく回って情報を十分に取り入れて、それらを十分この支援本部のほうに反映させたいと思っております。以上です。

質問 3番 藤川和子

支援内容のことなんですけども、視察に行った島根県の江津市では各学校ごとにその年の計画を教育委員会に出して、そして予算を獲得するという形をとっているんですけども、この計画の立て方っていうことでは、やはり学校が何を今必要としているのかっていうことを含めて、学校からの提出っていうのが必要だと思うんです。例えば2年前でしたか、図書館整備のために一PTAの方が本当に一生懸命図書館を整備して使いやすくするだとか、そういった今手をかしてほしいものっていうのは結構学校にあると思うんです。物理的な、花壇の整備でもいいですし物置の整理でもいいし、そういったことも含めたり、あと図書館の本を貸し出す時間に地域の人が来て貸し出しを手伝うだとか、そういうふうな支援の仕方もあるし、さまざまな学校として手薄で困っているんだっていうことがいっぱいあると思うんです。そういうことをそれぞれの学校に出してもらって、そして地域の方たちを学校に来てもらうっていうような、そういうようなことを手探りだとは思うんですが、やっていったらいいんではないかなと思うんですが、その辺の計画の立て方についてぜひ学校の協力が必要だと思うんです。協力っていうか、学校からの計画の提出が必要だと思うんですが、そこまでいくかどうかはわかんないですけども、制度についてどれほど周知しているかわかりませんので、その辺の方向性についてはどうでしょうか。

答弁 教育部長 尾形勝己(教育部長は2014年12月まで)

お答えさせていただきます。学校のほうで必要なニーズの部分の把握をと、それは学校みずからが例えば計画書という形になるかどうかわかりませんけども、出してもらいながら、それをどれだけ実現できるか教委のほうでも検討せよというふうなお話だと思います。ニーズの調査の部分については、教育長のほうも校長会、教頭会も含めて、一般教員等の現場のニーズ等についてはコミュニケーション、フットワークですとか、そういうネットワークを生かしながら把握に努めて、どういう現状でどういうニーズがあるのか、十分判断をしていきたいということになりますので、この学校地域支援等についてもどういうような手法でもってニーズを把握をして、できるものについては事業化っていいますか、実現化に向けた内部検討を重ねてまいりたいと考えてございます。以上です。

質問 3番 藤川和子

あともう一つ、実は江津市は市独自で400万円の予算を、この事業にお金を出しているんです。紋別の場合、40万円か50万円でコーディネーターの方とそれから本部の維持費の予算だと思うんです。それは国からこれしか来ないもんですから、一生懸命文部省はやれやれって言っているんだけども、結局は財政的な保証っていうのはほとんどない中でしなきゃならないというそういう恨みはあるんですけども、ぜひそれぞれの学校でこれやりたいんだっていうことになれば、ただで来てもらうっていうわけにはいかないですので、ボランティアといえども交通費なり弁当なり、そういうものが出せるような形での予算をきちっととる必要があると思うんですが、ぜひそういった予算をとるということも含めて、予算をとるっていうことはやる気があるっていうことにつながっていきますので、ぜひ来年の予算については、この事業をしっかりとするっていうことにするんであれば予算をとっていただきたいなと思います。これからいろいろ検討していくと思いますので、答弁はいいです。あと、コーディネーターとそれからボランティア、いろんなボランティアの方と広げていくって方法ですけども、随分ボランティアの方を募集するのに苦労しているという話を聞きましたので、市のほうでいろいろな教室の先生をやった人だとか、そしてそれぞれいろいろな特色のある方たちというのは随分生涯教育なんかでは押さえているんではないかと思うんです。そういった人たちも巻き込んだ形で、何かすごくコーディネーターの方が何でも一から十までやらなきゃならないという今のやり方ではこの事業は進まないと思いますので、そういう人的なものも発掘してやっていったらいいと思うんです。あとそれぞれ、もともとある放課後の留守家庭のものだとか、そういう例えば環境教育もしたいとかって言っています。そういうものと連携し合った形の中で、地域と学校と家庭が一緒になって教育をしていくという、教育基本法に基づいたような中身をぜひ実現していただきたいなと思います。これは答弁要らないです。終わります。

出典:紋別市議会 平成24年第4回定例会 2012年12月11日 議事録 PDF(33ページ) 間違いを知らせる