紋別市議会 平成24年第2回定例会 2012年6月12日
(1)原発ゼロへの表明を/(2)子どもの医療費の無料化拡大を/(3)国民健康保険被保険者証の窓口留め置きをやめ、すべての世帯に交付を/(4)学校保健センターの掛け金は公費負担で/(5)学校図書館に学校司書の配置を/(6)水道施設の耐震化を
2012年6月12日、紋別市議会の一般質問で、藤川和子議員が「原発ゼロへの表明を」「子どもの医療費の無料化拡大を」「国民健康保険被保険者証の窓口留め置きをやめ、すべての世帯に交付を」「学校保健センターの掛け金は公費負担で」「学校図書館に学校司書の配置を」「水道施設の耐震化を」について質問し、市長 宮川良一、教育長 西田修次、商工労働課長兼まちづくり推進室参事 相澤秀雄、市民生活部長 姫田潤市、市民課長 小石等、教育部長 尾形勝己、水道部長 加藤公之、財政課長 牧野昌教が答弁しました。
- 質問者
- 藤川和子 議員
- 答弁者
- 市長 宮川良一、教育長 西田修次、商工労働課長兼まちづくり推進室参事 相澤秀雄、市民生活部長 姫田潤市、市民課長 小石等、教育部長 尾形勝己、水道部長 加藤公之、財政課長 牧野昌教
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 藤川和子
私は日本共産党市議団の一員として、さきに通告していた順に沿って質問します。まず初めに、原発ゼロに向けての考えを伺いたいと思います。昨年の福島原発の事故は、原子力発電に頼った国づくりがいかに危険なものであるかを白日のもとにさらけ出しました。原発事故は海も山も畑もまちも一瞬のうちに汚染し、その苦しみは末代まで続くことになります。日本じゅうのすべての原発が停止し、再稼働反対という世論はますます大きくなっています。人の力では制御できない原発をこのまま稼働させるわけにはいきません。幾ら国や電力会社が安全と言い張っても、それは安全神話にすぎません。原発の再稼働を許さず、原発をゼロにしていくことこそが今求められているのではないでしょうか。原発ゼロに向けて、全国で再稼働反対の声は日増しに大きくなっています。多くの市民も再稼働反対、原発ゼロを求めて運動しています。今年4月28日には、脱原発を求める首長の会が全国69の自治体首長が参加して発足しました。会は、新しい原発はつくらない、できるだけ早期に原発をゼロにするという2つの一致点で集まりました。設立趣旨の本文には、何より自治体首長の第一の責任は住民の生命、財産を守ることとし、さらに自治体の首長もみずからの責任として、この事態に黙することなく、原発に依存しない社会、脱原発社会を目指すとしました。脱原発を求める首長の会は、1カ月後の原発をなくす運動全国交流集会での発言で、会員が73人に増え、さらに準会員200人以上となっていると発表しました。これからもなお増えていくのではないでしょうか。この日の原発をなくす運動全国集会では、7月16日に東京代々木公園で開催される10万人集会を開催し、その成功に向け積極的に原発ゼロの運動を始めていくことを確認しています。6月8日には、野田首相が大飯原発の再稼働を表明しました。野田首相は再稼働について、もし福島を襲ったような地震と津波が起こって万が一すべての電源が失われるような事態でも炉心損傷は起こらないと言い切り、また夏場限定の再稼働ではなく、原発は基幹電源として将来にわたって継続していく方向も示しました。この決定は、原発事故の反省もなく、やみくもに再稼働に突き進もうとするものです。さらに、大飯原発の再稼働を突破口に全国の原発の再稼働がなし崩し的に行われる危険があります。再稼働を許さず、原発ゼロに向けて国の方向を変えていくことこそ市民の願いではないでしょうか。このような情勢の中で、市長の政治的姿勢が重要になってくると思います。そこで、原発ゼロに向けての市長の考えをお聞きします。また、放射性物質の付着が問題になっている被災地の瓦れき処理について伺います。国は瓦れき処理を広域で行うために処理可能な自治体を調査しているようですが、放射性物質の汚染地域を広げるおそれがあり、市として受け入れるべきではないと考えます。瓦れき処理についての市の考えをお聞きします。北海道電力は今年の夏の電力不足を理由に泊原発の再稼働を求めていますが、許すべきではありません。再生可能な自然エネルギーへの転換で脱原発を目指すべきです。北電は7%の節電を求めているようですが、泊原発の再稼働をさせないためにも積極的な取り組みを行うべきではないでしょうか。今年の夏に向けた電力不足への対応についてどのように考えているのかお聞きします。次に、子供の医療費の無料化拡大についてお聞きします。子育て世代の生活実態は、賃金の手取りの減少が続いています。さらに、年少控除の廃止による増税や子ども手当の減額などが深刻な影響を及ぼしています。当市における子供の貧困の問題も深刻で、紋別市の就学援助の受給率は小学校で28.5%、中学校で26.8%にも及び、子供の置かれている経済的な実情が浮かび上がってきます。子供への対策を早急に行わなければならないのではないでしょうか。まず、子育て世代の置かれている実態をどのように認識されているのかお聞きします。子供の医療費助成の年齢拡大は本来国や道が行うべきものですが、残念ながら就学前の医療費の一部にとどまっています。国や道のおくれを自治体が先行して対策を講じていく必要があるのではないでしょうか。紋別市は近隣の町村に先駆けて子供の医療費の助成制度を行い、進んだ取り組みをやってきました。しかし、就学前までの拡大までの取り組みでとどまり、国や道の助成の拡大がなされても、財政的な問題を盾に、かたくなに据え置いてきました。こういった中で、現在遠紋地域では佐呂間町、湧別町、滝上町、西興部村、雄武町で中学生までの通院、入院の医療費の無料化を行っています。遠紋地域では半数以上の自治体が子供の医療費の無料化に踏み出していることになります。近隣の町村との差が大きくなっていると言わなければなりません。5月号の市の広報誌には市長への手紙の内容が紹介され、滝上では子供の医療費の無料化が中学生まで拡大されているんだから紋別でもやってくださいという市民の声が紹介されていました。保護者の切実な声だと思います。また、紋別市の次世代育成支援行動計画の中では保護者へのニーズ調査を行っています。保護者の真に望む子育て支援で一番多いのは、子育てに伴う経済的支援の充実を望むという声で、半数を超えていることが記載されています。この声に真摯に向き合ってほしいと思います。そこで、近隣の自治体が子供の医療費の助成に踏み出していることについて市の見解をお聞きします。また、紋別市も医療費補助の拡大に踏み切るべきではないのかと思いますが、市の考えをお聞きします。次に、国民健康保険証の窓口のとめ置きと短期保険証と資格証明書の発行についてお聞きします。国保税は社会保険と比べて保険額が高く、高過ぎて払えない滞納世帯を多く発生させています。この滞納世帯に対して短期証、資格証明書の発行をし、窓口まで来させて配付をするという方法をとっています。昨年度は5カ月間も窓口にとめ置き、その後郵送をしていたということでしたが、命にかかわる大切な保険証は直ちに送るべきではないでしょうか。保険証のない期間、医療を受けることができずに、命にかかわることも考えられます。皆保険制度となっているのですから、すべての世帯に郵送し、保険証の窓口のとめ置きはするべきではありません。保険証のない無保険状態に市民を置くことは許されません。市は差別的な短期証、資格書の発行を直ちにやめるべきです。こうしたことについて市の考えをお聞きします。次に、学校保健センターの掛金についてお聞きします。現在、学校保健センターの掛金は1人320円の保護者負担があります。この掛金は生活保護や準要保護の子供には国が負担することになっており、すべての子供が入ることになっています。この保険は、学校への登下校、学校にいる間、校外学習など、子供たちにもしものことがあったときのために医療費や傷害を負ったときの補償を受けられるようになっています。学校での事故については、当然学校側が補償しなくてはなりません。しかし、保護者に掛金の負担をしてもらうのは筋合いが違うのではないかと考えます。学校での子供の事故や災害、傷害は当然学校側の責任であり、保険の掛金は公費負担にすべきではないでしょうか。掛金の父母負担をやめ、全額公費負担にすべきと考えますが、市の考えをお聞きします。次に、学校図書館の司書の配置について質問します。子供の読書活動の推進には、学校図書館の役割がますます重要性を増しています。しかし、学校図書館は一般教員が学校司書と兼任している実態のため、十分な役割を果たせないことが多く見られます。こういった実態を踏まえて、それぞれの学校に図書館担当の司書を置くよう国が動き出しています。平成24年度予算に学校図書館担当職員、いわゆる学校司書の配置に150億円、内訳は小学校に9,800人、中学校に4,500人の配置分を予算化しています。全国的には学校図書館に司書を配置することは公立の小学校で44.8%、中学校で45.2%にも及び、自治体独自の判断で既に配置が行われています。しかし、北海道においては、図書館司書の配置は特別におくれている分野になっており、学校図書館が単なる本の置き場所になっているのが実情です。学校図書館に司書がいれば、子供たちの読書への興味や世界が格段に広がっていくことは間違いありません。これは子供の成長を願う父母の願いでもあります。子供の読書学習の充実のために学校司書を配置すべきではないのか。また、国の学校司書配置の予算の活用はできないのかお聞きします。最後に、水道施設の耐震化について質問します。ライフラインである水道の耐震化は早急に行うことが必要だと思います。水道施設の耐震はどのような状況なのか、まずお聞きします。厚生労働省は平成20年に水道施設の耐震基準を具体化し、水道施設の耐震化計画の策定を行うよう示しています。紋別市においては、この策定計画はどのようになっているのでしょうか。市の考えをお聞きします。また、水道の管路の老朽化状況を見ますと、経過年数40年を超えている管路が28キロメートルあり、総延長の約18%となっています。今年の配水管整備事業では総延長912メートルにすぎず、このようなテンポで大丈夫なのでしょうか。老朽化している配水管の交換を早急に行うべきと思いますが、市の考えをお聞きします。これで私の質問は終わりますが、再質問は留保します。
答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)
それでは、藤川議員のご質問にお答えいたします。初めに、原発ゼロへの表明についてであります。1点目の原発ゼロの方向についての見解についてでありますが、20世紀半ばに実用化された原子力発電は、発電時に温室効果ガスを排出しないなどすぐれた特性を有している反面、放射性廃棄物処理及び処分の方法が確立されていないことや、積雪寒冷の北海道において電力供給の約40%を賄っているという現状など、さまざまな観点から議論されていかなければならない課題であると考えております。本市といたしましては、引き続き地域の特性を生かした再生可能エネルギーの活用を推進してまいります。2点目の被災地の瓦れき処理について本市の考え方でありますが、約2,300万トンと言われております瓦れきの処理につきまして、本年3月23日付で北海道から広域処理の協力要請を受けました。被災地の復旧復興の妨げとなる瓦れきの処理は協力すべきものと考えますが、現最終処分場の受け入れ容量が逼迫し、本年12月をもって受け入れの停止を計画しておりますことから、瓦れきは受け入れられないと報告したところであります。3点目の今年の夏に向けた電力不足への対応についての考え方でありますが、先月18日、政府のエネルギー・環境会議がこの夏の電力需給対策を決定し、節電を強制する電力使用制限令を発動せず、地域ごとに数値目標を定めた節電を要請し、深刻な事態に備え、計画停電の準備をすることといたしました。これを受け、北海道及び北海道電力から節電の要請がなされ、今月5日、北見市でオホーツク管内の電力需給連絡会議が開催されたところであります。具体的な対応につきましては現在検討中でありますが、施設や業務別に節電方法やその効果について示されておりますので、市の施設につきましては、対象期間にとどまらず、これらをもとに取り組みを強化してまいります。また、広報もんべつや本市ホームページによる情報発信のほか、北海道電力と連携の上、市民団体等を対象とした説明会を開催し、広く市民に協力を呼びかけてまいります。次に、子供の医療費の無料化拡大についてであります。1点目の子育て世代の置かれている実態をどのように認識しているかにつきましては、核家族化や急速な少子化が進行し、家庭や地域社会を取り巻く環境が大きく変化する中、平成22年に策定いたしました紋別市次世代育成支援行動計画にあります子育て家庭の就労状況等から、ゼロ歳から2歳までの乳幼児を抱える専業主婦家庭の割合が6割を超える結果が示されており、家計に占める収入の減や育児に関する費用が増加しているものと認識しているところであります。2点目の近隣の自治体が子供の医療費の助成に踏み出していることについての見解につきましては、私が申し上げる立場にないことでご理解願います。しかし、子育て支援対策につきましては、将来安定した社会構造を築く上で重要な施策であります。乳幼児医療助成制度は本来国の制度として手厚く措置されるべきであり、国の責任において行うものと認識しております。3点目の子供の医療費無料化拡大につきましては、平成22年第3回定例会、平成23年第1回及び第4回定例会の議員のご質問にお答えしておりますが、本市は少子化対策や子育て支援の観点から、乳幼児医療費助成につきましては自己負担の助成拡大など北海道の助成基準を上回る支援を行っており、課税、非課税を問わず、初診時一部負担金のみで受診できるよう、入・通院の自己負担分を全額助成しております。さらなる医療費の助成拡大につきましては、少子化対策として教育、就労、保健、保育などの一つとして位置づけておりますので、今後につきましてもこれらを含めた総合的な視点の中で研究してまいりたいと考えております。次に、国民健康保険被保険者証についてであります。1点目の短期被保険者証の窓口とめ置きについてでありますが、平成23年第2回定例会で議員のご質問にお答えしているとおり、短期被保険者証の対象となる方との接触機会を確保し、生活実態及び未納の事情を確認しながらきめ細かな対応をすることが重要と考えております。窓口とめ置きにより対象者の方と接触の機会を得たことで、国保制度についてのご理解を得ることができたものと思っております。また、更新がなされない一部の方につきましては、とめ置き期間経過後に郵送にて短期被保険者証を送付しておりますが、5カ月としておりましたこのとめ置き期間を昨年度より3カ月に見直し、とめ置き期間の短縮を図ったところであります。今後も短期被保険者証の交付につきましては、引き続き窓口交付を基本に、納税相談等の促進に努めてまいりたいと考えております。2点目の国保の短期証、資格書の発行をやめることについてでありますが、被保険者資格証明書等の発行に当たっては、担税能力がありながら納税相談に応じない、再三の催告等に対しても全く誠意が見られないなど悪質な滞納者に限るとともに、個々の状況に応じて支払い困難な事情及び医療機関への受診状況などを十分勘案しながら実施しているところであります。この制度は、納税相談機会を増やすことで医療保険制度の必要性とみんなで支え合う仕組みをご理解いただき、納税意識の向上を図るとともに、納税義務を果たしていただこうとするものであり、きちんと納期内に納めていただいている被保険者との均衡を保つ上でやむを得ない措置であると考えております。次に、水道施設の耐震化についてであります。1点目の水道施設耐震化の状況についてでありますが、平成9年から16年度に改修工事を行った花園浄水場の管理棟及び渚滑ポンプ場の増設部分の建築物につきましては、昭和56年に改正された建築基準法の新耐震基準に適合しておりますが、配水池などの地下構造物につきましては、平成20年に改正された省令による水道施設が備えるべき耐震機能を有しておりません。なお、管路につきましては、平成14年度の新設及び布設替え工事から耐震機能を有する離脱防止機能つきダクタイル鋳鉄管及び水道配水用ポリエチレン管に変更し、実施しております。2点目の水道施設の耐震化計画の策定についてでありますが、平成21年度末における策定済みの市は道内35市のうち基幹管路は12市、基幹施設は9市となっておりますが、本市につきましては今後検討してまいります。3点目の老朽した水道管の取り替え工事についてでありますが、平成22年度末の管路総延長は154キロメートルであり、そのうち耐用年数の40年を超えた管路延長が27キロメートルであることから、10年間の整備計画を策定し、耐用年数を超えた基幹管路を中心に順次更新を進めております。今後できるだけ速やかに老朽管の更新を進めていくことが必要と考えておりますが、多額の経費が必要となることから、水道事業の経営状況を考慮しながら、計画的で効率的な更新に努めてまいります。以上で答弁終わらせていただきますが、教育問題につきましては教育長より答弁いたします。
答弁 教育長 西田修次(教育長は2012年9月まで)
それでは、藤川議員の教育問題についてお答えいたします。1点目の学校保健センター掛金の公費負担についてでありますが、日本体育・学校保健センターの業務は現在独立行政法人日本スポーツ振興センターに承継され、災害共済事業を行っております。この共済制度は、国、市、保護者がそれぞれの分担協力のもと、互助共済として実施されており、学校の管理下での事故などが原因で死傷した児童生徒の保護者に対し給付金の支給を行い、加害者の責任の有無にかかわらず、見舞金の給付等、速やかに児童生徒の損害を救済するとともに、教育活動の円滑な実施に資することを目的としております。共済掛金は児童生徒1人当たり945円となっておりますが、市が1人当たり625円を負担し、保護者には1人当たり320円の負担をお願いをしております。なお、1人当たりの共済掛金が平成18年度に875円から70円値上げされ、現行の金額になっておりますが、保護者1人当たりの負担は320円のままとして据え置いております。この制度の仕組みが互助共済制度でありますが、児童生徒のより安全な学校生活を確保する観点から、保護者の負担軽減等について関係部署と協議してまいります。2点目の学校図書館への司書配置についてでありますが、児童生徒の豊かな想像力を育て、自由な読書活動の場所として学校図書館の役割が重視されております。また、司書教諭の配置も学校図書館法により義務づけられており、12学級以上の学校には必ず置かなければならないとされていることから、本市においては小学校2校に配置しているところであります。しかしながら、議員ご指摘のとおり、現状司書教諭はクラス担任を兼ねるなど専任ではなく、学校図書館の仕事に十分な時間をとることができておりません。学校図書館の整備は児童生徒の読書への興味やきっかけづくり、学力アップにつながることから、教育委員会といたしましても、本年度から学校図書館のための地方財政措置が行われていることを勘案し、学校司書の配置について関係部署と協議してまいります。以上、答弁といたします。
質問 3番 藤川和子
まず、原発の問題について市長さんの見解をというふうに私聞いたつもりなんですけども、自然エネルギーへの転換とか、そういうことについては一致できるんですが、原発の電力が実際に必要であるという意味合いでおっしゃったと思うんですけども、原発の持つ恐ろしさというのは、これはもうはっきりしてると思うんですが、こういったことについてやはりきちっとした表明をしていくことが首長としてのお立場がある中で必要なんでないかと私は思うんですが、その辺について、今回の答弁についてはちょっときちっとした答弁に、きちっとしたというか、もう少し詳しく教えていただきたいなと思うんですが。
答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)
藤川議員は市長としての見解ということでお尋ねしておりますけれども、市長の見解は、私人ではありませんので、当然市の見解になっていくわけでありまして、そのためには先ほど申し上げましたようにさまざまな課題があるわけであります。そうした中では、当然議会も議会の意思を示さなければならないわけでありますし、市民にもいろんな意見があるわけで、その中でやはり見解を申し上げていかなければならないという、そういう立場ではないかなというふうに考えてございます。大変、先ほど申し上げましたように、当市といたしましては、先ほど阿部議員に答弁申し上げましたけれども、メガソーラーの問題ですとか、あるいはこれから木質バイオマスの普及ですとか、そういう部分についても積極的に取り組んでいきたいというふうに考えております。
質問 3番 藤川和子
当面の課題っていっぱいあると思うんですよ。電気が足りなくなることによってさまざまな障害が出てくる。ただ、先のことを考えれば、先のほうはもう脱原発でやっていくんだという方向を示してもらうということは問題がないんではないかと思うんですが、その辺のことについては、私は脱原発ですけども、一致できるのかどうか、ちょっとお伺いいたします。
答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)
繰り返しの答弁になろうかというふうに思いますけれども、その点についても短絡的な話ではないんで、議会を含めて議論というのはやはり必要なんではないかなというふうに思います。
質問 3番 藤川和子
原発の恐ろしさっていうのは皆さんよくわかっていると思いますので、ぜひ目先のことに振り回されることなく、きちっとした方向性を示していただきたいと思っています。次に、電力不足についてちょっとお聞きしたいと思います。市として節電に向けては、施設の電力については削減をするということで取り組みますということは表明されたんですけども、市全体として節電をしていく、その取り組みということについては呼びかけていくどまりの話なのかなと。もっと具体化してないのかどうか、ちょっとお伺いをしたいんですが。
答弁 商工労働課長兼まちづくり推進室参事 相澤秀雄
お答えいたします。市としての取り組みでございますけれども、まず市役所といたしましては、以前から従前から市役所環境保全行動計画というのをつくっておりまして、その中で身近な保全計画ということで節電に取り組んでおりまして、省エネですとか省資源化に取り組むということで、温室効果ガスの抑制に取り組んできておりました。今回のこの集中した取り組みの関係でございますけれども、これらの市の取り組みはもちろんなんですけれども、市民に向けて、答弁にもございましたけれども、広報もんべつ7月号、8月号、それとホームページ、これらに掲載をいたしまして、市民向けに節電の趣旨を掲載したり、節電期間、要領、節電の目安といったこと、それとか具体的にチェックシートなども掲載をいたしまして、広く市民に呼びかけをしていくと、これがまず一つでございまして、さらには北電さんに伺いましたところ、そういった事業所ですとか団体、施設や何かで勉強会等を開く際には北電のほうから担当者を、説明員を派遣いたしますのでというようなお話がございました。そういったこともありますので、市といたしましても北電と連携をした中で、町内会等、そういった市民団体、事業所ですとか、いろんな施設、市の施設もございますけれども、そういったところの管理者、あと指定管理の方々もいらっしゃいますけれども、そういった方々に対しまして説明会を開いて、積極的に開いていきたいなというふうに考えておりまして、そういったときに北電さんと連携をしながら、節電の要領、先ほども言いましたけども、期間ですとか、そういったことでの広く市民、そういった事業所等に呼びかけをして取り組んでいただきたいということで、行っていきたいということを今庁内でも検討してるところでございますので。以上でございます。
質問 3番 藤川和子
泊原発がとまったことによる電源不足ということで今回提案されているものですから、電力を泊原発がとまってもやっていけるというためには節電ていうのはやっぱり力を入れていかなきゃならないのかなと思っています。いろいろな周知をするということが主な中身になっていますけども、この夏を乗り切っていくということも含めて、ぜひお互いに頑張らなきゃならないなと思っています。この問題についてはぜひよろしくお願いしたいと思います。次に、子供の医療費の無料化の問題について。市長さん、近隣の自治体が医療費の無料化を中学生まで踏み出したことについてはコメントする立場にないということでお答えしていただけなかったんですけども、子供の少子化に向けて、いかにして自治体が力を入れて取り組むかという、その姿勢の問題だと思うんですね。私は子供の医療費の無料化を拡大してほしいということで再三取り上げていますけども、やはりこの問題ってのは子供の貧困の問題も含めて考えなきゃなんない問題があるんで、ぜひ市長さんとしてもこの医療費の拡大について、国がするべきものであって、その動向見てればいいんだという答えでは市民としてはやはり腑に落ちないと思うんです。その辺について最終的に、これから研究課題にするとは言ってますけども、市長さんとしてはどういうふうに考えてるのか、もう一度お伺いしたいんですが。
答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)
これは先ほど答弁いたしましたように、何度もご質問いただいて同じ形になろうかと思いますけれども、基本的に子育て支援のこうした部分については地方の自治体が財源を出してやるべきことではなくて、国がきちっと対応すべきものであるということについては毎回答弁をさせていただいて、それはご理解をいただいてるというふうに思います。ただ、さらに自治体によりまして政策的に行ってることについては、私はそのことについては何もどうのこうの言う立場にないという、そういうことでございます。繰り返しになりますけれども、子育て支援、いろんな部分がありますので、その中で研究をさせていただきたいということで答弁をさせていただいております。そういうことでご理解をしていただきたいというふうに思います。
質問 3番 藤川和子
次世代計画ですか、内容を見てみると、やはり半数以上のご家庭で経済的な支援をしてほしいというアンケートに答えてるんですね。それから考えると、今のご家庭の置かれている状況を見れば、やはり子供を社会的に育てていくという、そういう方向が示されてしかるべきだと思うんですが、実際に紋別はずっと周りの町村から見ると一歩進んだ医療費補助をやってきました。これが今になって大変なおくれをとっている。つまり、今の保護者、子育て世代に対する支援ていうことではかなり鈍感になっているんではないかなというふうに思うんですが、その辺の分析の仕方にかなりずれがあると思うんですが、その辺の保護者が経済的な支援をしてほしいという中身について医療費は入らないというふうに判断してるのかどうか、ちょっとお聞きしたいんですが。
答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)
決しておくれをとってるとかそういうことでもないし、これは競い合ってやるべきものでもありません。ですから、こうした子育ての部分については、きちっと国がやるということを、政党の皆さんおられるんであれば、やはり政党を通して言っていただきたいと思いますし、そうでなければ、ただ単に本当に地方いじめといいますか、こういうものを地方の財政で負担すれよ負担すれということで、周りがやってるからやれということになると、それは本当に地方の自治体いじめにほかならないという、そういう思いでおります。うちのこの制度に対する部分については決して、町村というのは別として、全体の市を通してでも、おくれているというふうに感じておりません。
質問 3番 藤川和子
おくれてないというふうに言ってますけども、周りの町村は中学生まで入院も通院も助成してます。紋別は就学前までです。これは完全におくれてるじゃありませんか。それをおくれてないというふうに答弁なさる市長さんの考え方がちょっとわからないなと思いますけども。
答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)
それがおくれてるとかおくれてないとかという論議になるのかということが理解できないという。私は一般的な市の中でこの制度の拡充については拡充をさせていただいております。その部分は理解していただきたいというふうに思ってます。
質問 3番 藤川和子
紋別は就学前まで助成してきました、ずっと。おくれてないということで言えば、そこまでやってたときはおくれてなかったです。今は周りの町村は中学生までやっています。これは今置かれている子育て世代の状況が変わったということです。そういう子育て世代の人たちの状況をとらえ切ってないということでおくれてると私は言ってるんです。
答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)
何回も言いますけど、こういう制度に対しておくれてるとかおくれてないという問題なのかということです。
質問 3番 藤川和子
市長さんのお手紙でも、5月号に載ってましたけども、ぜひ子供の医療費の拡大をしてほしいという保護者の声が載ってましたですね。ああいう声についてやはり真摯にこたえてほしいなと私は思います。やはり子供を育てる世代が今どれほど可処分所得が減らされているか、そういったことをもう少しとらえていただきたいと思います。研究課題ということで、何かいつもどこで検討するのかよくわからない中で、研究課題ということでいつも終わってしまうんですが、この無料化拡大については国がやるべきであるから市はするべきではない、自治体のする仕事ではないんだということでこの問題の検討というのはなされていないというふうにしか聞こえてこないんですが、その認識でよろしいのかどうか、ちょっとお伺いします。
答弁 市民生活部長 姫田潤市(市民生活部長は2012年9月まで)
お答えいたします。決して医療費の無料化の拡大ということではなくて、教育ですとか就労、保健、保育などの総合的な中で研究をさせていただきたいということで、先ほど来市長さんもお答えになってるということでございます。
質問 3番 藤川和子
研究をしていきたいということは、基本的にはどこで話し合うのか。ちょっとその辺の政策的なものを発信するということではどこになるのか。市長さんが提案をするのか。それとも、どこか審議会か何かで話し合いをするのか。その辺の話し合いの場所というのはどこになるんですか。
答弁 市民生活部長 姫田潤市(市民生活部長は2012年9月まで)
基本的に乳幼児医療のほうは私ども市民課のほうが担当させていただいております。ただ、保育ですとか保健ということがございますので、それらは庁内的な中で連携を保ちながら研究をさせていただきたいということでございます。
質問 3番 藤川和子
国がやらなければならないというのは、これは間違いないと思います。だけども、国を動かしていくのはやはり地方だと思います。そういった意味では、それぞれのまちで待ってられないということで始めている。やっぱり子供たちの健康を守るということで、ない財政の中を絞り出しながらどこのまちもやっている。やはり紋別もそこの国を動かしていくという、そういう展望を持ちながら実施すべきではないかと思います。これは水かけ論になりますので、ここまでにしますけども。次に、国民健康保険証の窓口据え置きについて。これもちょっとほかのまちのことを出して悪いんですけども、北見市では全部郵送しています。そして、網走市では4週間で郵送してます。また、隣、近くのまちの名寄市では2カ月で郵送してます。士別は、ここも2カ月以内に郵送してるんですね。そうやって考えると、近隣の市では3カ月も据え置いているまちはないんですよ。ここをなぜ3カ月も置くのか。私はもっと早く、もちろん全部郵送する北見方式にするべきだとは思うんですが、その辺の検討はこれからなされないのかどうか、ちょっとお伺いします。
答弁 市民課長 小石等(市民課長は2013年3月まで)
お答えいたします。この資格書等の交付につきましては、今窓口で交付しております。その目的につきましては、あくまでも納税相談機会を増やすということで行ってることでございまして、その期間を、とりに来られる方、あと、ほとんどの方に郵送してるんですが、短期証については45世帯ほど交付対象になっております。そういう中で、あくまでも納税相談機会を増やすということでやっておりますので、その納税相談をする機会、それが大体3カ月程度ということで考えております。あと、今藤川議員が言われたとおり、ほかの自治体では1カ月だとか何とかというのはありますけども、ただ単にその期間が短ければ納税相談も来られないとか、そういう方もいらっしゃいますので、そういうことのないように、あくまでもきちっと納めてる方との平等、公平性を保つ上で、やはりこういうことは必要なのかなと思っております。以上です。
質問 3番 藤川和子
やっぱり3カ月は長いと思います。3カ月間病院に行くことができないというふうにやっぱり保険証は考えると思いますので、保険証の郵送をすべきだと思います。また、短期証、資格書を発行するということについてですけども、これはしなければしないでいいと思うんですね。この短期証、資格書の発行というのも、これはやめるべきだと思うんですが、保険証の差別的なつくりということについても、全部一緒でいいと思うんですね。そういうことでは、この辺の判断を市でできないのかどうか、ちょっとお聞きします。
答弁 市民生活部長 姫田潤市(市民生活部長は2012年9月まで)
まず最初に、ご質問でございますけども、私ども短期証、資格書を交付してても、窓口でとめ置いたとしても、保険証がないという認識はしておりません。したがいまして、相談に来ていただければ速やかに保険証を出すことは可能でありますし、また短期証、資格書の独自の考えというよりも、国の指導がございますので、その中に沿って適用させていただいているということでございます。
質問 3番 藤川和子
保険証がなくても病院に行けますよという話だと思いますけども、保険証とりに来ればすぐ出しますよって話ですか。でも、保険証がない間は病院に行けないというふうに保険者は判断すると思うんですね。その辺のことについてはもう、保険証ないですよといって病院に行けるってことですか、そしたら。
答弁 市民課長 小石等(市民課長は2013年3月まで)
あくまでもとりに来ていただければ、もうすぐにでも交付するということでございます。以上です。
質問 3番 藤川和子
どっちにしても3カ月というのは長いし、いや、長いですよ、ほかの市から見たら。そういうことでは、医療を受けるということでは大変な障害になってますので、もっと検討していただきたいと思います。あと、学校保健センターの掛金については、これ全額公費負担にすべきだということで私言ったんですけども、検討していくというお答えが出たと思うんですが、これは全額公費負担にしていくということを検討していくという意味なのか、ちょっと確認したいんですが。
答弁 教育部長 尾形勝己(教育部長は2014年12月まで)
お答えいたします。教育長答弁でございますけども、保護者負担のあり方についてということでございますけれども、他市の事例等もあると思いますけれども、そちらも踏まえながら、現在教育分野において保護者負担を軽減するような、ほかとの制度の調整なり、その辺も加味しながら、そのあり方について検討させていただきたいという、こういうことでございます。
質問 3番 藤川和子
学校司書についても今後協議していくということですので、これも12学級以上の学校については配置したいということを協議していくという意味なのか、もう一度確認したいんですが。
答弁 教育部長 尾形勝己(教育部長は2014年12月まで)
学校司書の配置についてでございますけれども、こちらについては人的な措置の手当ての面、それから財源的な対応、対策、どういうような負担区分で行っていくのかと、こういうような課題ございますので、実際上、地方交付税で算入はされてるということがございますので、それらも踏まえながら関係部署等と協議をさせていただきたいと、このように考えてございます。
質問 3番 藤川和子
今年、24年度の予算、単年度でついてる予算なんですけども、早急なその結論を出さないとなかなか乗っていけないのかなと思うんですが、その辺の期間的なことについてちょっとお伺いしたいんですけども、協議の期間的な結論はいつごろ出すのか、ちょっとお願いします。
答弁 教育部長 尾形勝己(教育部長は2014年12月まで)
これから協議を始めていく場合、通常予算化ということになりますと、新年度目がけてというようなことが前提になると考えてございます。
質問 3番 藤川和子
ぜひいい答えが出ることを期待しています。あと、水道施設の耐震化についてですけども、老朽化した水道管の問題で18%、その18%を解消していくために今年取り替える管が900メートルぐらいで、10年間やっても10キロメートルですよね。そういうテンポでやっていくといつまでたっても40年以上の管を取り替えられないんでないかというふうな、そういう思いで質問してるんですけども、その辺の老朽管の取り替えのテンポについて、これでいいのかどうか、お聞きしたいなと思って質問したんですけども、なかなか全部終わらないという、新たに40年というのがまた毎年出てくるわけですから、その辺の解消の問題についてどう考えてるのか、もう一度お願いします。
答弁 水道部長 加藤公之(水道部長は2013年3月まで)
お答えします。水道内部としてもいろいろ検討はしておりまして、水道の布設管工事の手法や現場条件によっても工事費が大幅に変わってきますし、今水道の内部は非常に厳しい経営状況でもありますので、今後の効率化も含めまして、今後国庫補助事業で何かそういった制度を使えないかとかということもいろいろ検討しまして、市民の皆さんの水の安定供給に努めてまいりたいと考えております。
質問 3番 藤川和子
ぜひ水道の耐震化というのを進めていただきたいなと思うんですけども、国の財政的な支援もすごく大事だと思うんですが、水道会計への市としての支援というのも、もしできるんであれば検討できないのかどうか。耐震化ということでは早急な対策が必要だと思うんですが、その辺の考え方については、今後検討するとは思うんですけども、耐震化計画の中に入るのかどうか、市のほうの支援についてもちょっと聞きたいなと思うんですが。
答弁 水道部長 加藤公之(水道部長は2013年3月まで)
今、藤川議員がおっしゃったとおり、災害に備えて耐震化というものは重要だと考えております。この耐震化計画を策定するに当たりましても多くの経費がやっぱりかかりますことから、水道の経営状況いろいろ把握しながら最優先に、この費用が幾らぐらいかかるのかということを調査しながら耐震化の検討していかなければならないと考えております。
質問 3番 藤川和子
市のほうの財政的な援助というのは、今は企業会計だから出せないという話だとは思うんですけど、この耐震化のかかわりでいえばできるんでないかなと私は思うんですが、その辺の考え方を聞きたいなと思ったんですが。
答弁 財政課長 牧野昌教(財政課長は2016年3月まで)
お答えします。まず、水道管の整備ということでございますが、今までは企業会計ということで、水道料金のほうで実施していただいてきたところでございます。ただ、今後耐震化ということになれば、国の耐震化のさまざまな制度これから出てくるかと思います。その中で、その経費負担の枠組みの中で水道料金で賄うんでなく、税で賄うべきとか、そういう枠組みが出てきた場合には当然それに乗ってでもやらなければならないかと思いますけど、現状の制度の枠組みの中では特に市のほうで耐震化の部分を負担するというような考えは今のところございません。以上です。