紋別市議会 平成24年第1回定例会 2012年3月13日
(1)市民生活を破壊する消費税増税を許さない取り組みを/(2)子ども手当の減額の影響について/(3)中学校武道必修化による安全対策について/(4)文科省監修の放射線教育副読本について/(5)就学援助の拡大、給食費助成の開始を
2012年3月13日、紋別市議会の一般質問で、藤川和子議員が「市民生活を破壊する消費税増税を許さない取り組みを」「子ども手当の減額の影響について」「中学校武道必修化による安全対策について」「文科省監修の放射線教育副読本について」「就学援助の拡大、給食費助成の開始を」について質問し、市長 宮川良一、教育長 西田修次、児童家庭課長 小林邦博、保健福祉部長 黒田安二、学務課長 平野良朗、教育部長 山本利幸が答弁しました。
- 質問者
- 藤川和子 議員
- 答弁者
- 市長 宮川良一、教育長 西田修次、児童家庭課長 小林邦博、保健福祉部長 黒田安二、学務課長 平野良朗、教育部長 山本利幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 藤川和子
おはようございます。私は日本共産党市議団の一員として、さきに通告した順に従って質問します。まず、社会保障と税の一体改革を口実とした消費税増税について質問します。野田政権は、社会保障と税の一体改革と称して社会保障改悪、消費税増税をこの通常国会で一気に成立させようと躍起になっています。消費税が上がれば市民生活や経済への大きな影響は避けられません。市民からは、これ以上の値上げは生活ができなくなる、ますます経済が落ち込み、仕事がなくなると不安の声が上がっています。現在の消費税率は5%ですが、年金生活者は1カ月の年金の半分が消費税になって消えています。これが野田政権の言うように10%になれば2倍になり、1カ月分の年金が消費税に消えてしまうことになります。一般的勤労者の年収400万円の4人家族の標準世帯であれば、13万円もの負担増になります。野田政権は、消費税増税の理由を社会保障の充実としていますが、その中身は社会保障改革どころか改悪です。一体改革の中身を見てみると、年金額の引き下げ、年金の支給年齢を68歳か70歳に先延ばしをする、70歳から74歳の医療費を1割から2割に引き上げる、医薬品の患者負担を引き上げる、国保への国庫補助の削減、介護サービスの生活援助は提供時間を60分から45分に縮減する、生活保護世帯への医療費自己負担導入など市民生活直撃の内容がメジロ押しです。そして、消費税の5%の引き上げによって社会保障の充実に使われるのは1%程度です。それをはるかに上回る社会保障の切り捨てが行われることが、国会質疑の中で明らかになっています。消費税の増税によって社会保障はよくなるどころか悪くなる一方です。まさに命と暮らしを削る社会保障の改悪と消費税増税のダブルパンチです。国民負担の増大によって日本の経済、市内経済は消費の落ち込み、景気悪化が深刻化することは火を見るより明らかです。安定財源どころか国全体の税収が落ち込み、財政難はますます深刻さを増すでしょう。このことは、野田首相自身が2005年の国会質問で、消費税増税を最も愚かで最も無意味で破壊的な経済政策と厳しく追及していました。あの主張はどこへ行ってしまったのでしょう。ましてや、その当時よりも現在は国民の所得も消費も落ち込み、経済の低迷が進んでいます。消費税の増税はとんでもないことです。そこで、消費税増税による市民生活への影響についてどのように考えているのかお聞きします。消費税に頼ることなく社会保障充実のための財源をどうつくっていくのか、その財源について日本共産党は2月7日、消費税大増税ストップ、社会保障充実、財政危機打開の提言を発表し、消費税に頼らない財源の捻出の仕方を提案しています。まず、大型公共事業や軍事費をはじめ税金の無駄遣いの一掃、さらに富裕層や大企業への優遇税制を見直し、累進課税の原則に基づいた応分の負担を求めれば、新たな財源をつくっていくことができます。アメリカなど欧米諸国の富裕層から、自分たちに課税強化をという声が上がっています。富裕層への増税は世界の流れになりつつあります。ところが、日本では富裕層への減税が繰り返され、大金持ちほど税負担率が減少する不公平税制となっています。また、消費税は、大企業が一円も負担することのない税金であることは余り知られていません。国民に負担を求める消費税増税をしなくても、財源はあるのです。市長は市政執行方針の中で、本市におきましては長引く景気低迷から依然として厳しい雇用情勢、人口減少、少子・高齢化などによる地域活力の停滞が続いており、引き続き国、北海道に対し地域の実情を発信するとともに、地方から日本再生に向けた施策展開を強く求めてまいりますと力強く宣言しています。市民生活を守るために、消費税の増税に頼らない財源を国に提案することが必要ではないでしょうか、市の考えをお聞きします。消費税は所得の低い世帯ほど重い重税です。消費税増税反対の先頭に立って、国の悪政から市民を守る防波堤となっていただきたいと思います。市長の考えをお聞きします。次に、子ども手当について質問します。子ども手当は、昨年10月より1万3,000円の支給が一部の例外はあるものの3,000円減額され、1万円になりました。しかし、16歳未満までの扶養控除が廃止され、子供を持つ多くの家庭は増税になります。多くの子供を持つ家庭で、子ども手当の減額と増税によってダブルパンチで、今までより手取りがマイナスになることになりました。さらに、来年度は住民税の扶養控除もなくなり、さらなる増税がのしかかります。民主党の鳴り物入りで実施された子ども手当は、本当に子育て支援になっているのか疑問です。子ども手当の制度が変わったため、新たに申請が必要となりました。年度内に申請がなければ、10月から3月までの給付が無効になるそうです。この申請が徹底されていないとの報道がありましたが、本市はどのようになっているんでしょうか。また、15歳未満の年少控除の廃止によってどのぐらいの世帯に影響が出ているのか、伺います。次に、中学校の武道必修化について質問します。24年度より、中学校の体育に武道が必修となります。剣道、相撲、柔道の中から選択することになっていますが、柔道を選択する学校が多くを占めるそうです。市内の中学でも柔道を選択するようですが、ここに来て安全面での不安が新聞などで取りざたされています。特に、中学校、高校での柔道の事故は過去28年のうちに114人が死亡、275人が重い障害を負う事故が起きています。死亡率は、ほかのスポーツに比べて飛び抜けて高くなっています。柔道は常に頭部を打つ危険がつきまとい、事故の多くは頭部の損傷です。また、直接頭を打たなくても、脳が強く揺さぶられることで損傷が起きることもあります。文科省の柔道の学習内容は、大外刈りや体落としなどを例に挙げています。全日本柔道連盟が最近の事故を技別に調べたところ、大外刈りが突出しているそうです。文科省は、重い事故は部活動に集中し、授業ではほとんど起きていないと説明してきました。しかし、東海、北陸7県の中学で昨年起きた危険性の高い負傷事故の割合は、部活動8%に対し、授業は19%と2.4倍起きています。ここに来て、大外刈りなどの足わざやわざをかけ合う乱取りを禁止したり、ヘッドギアやマットを配備するなど独自の安全対策をとる自治体も出てきています。また、事故の温床になってきたのがいじめや体罰、しごきです。初心者がふらふらになりながらも指導者や上級生に何度も投げられる、根性をつけるためと気絶するまで締められる、柔道界に根強く残っている暴力、体罰体質を指摘する人もいます。授業でも生徒同士がふざけ合い、おもしろがって不用意にわざをかけたりすることがないよう、細心の注意が必要です。欧米では、ほとんど柔道事故はないそうです。フランスでは、柔道の指導者は国家資格にしており、約400時間もの教育課程を修了しなければなりません。学ぶ分野も生理学、トレーニング法、解剖学、精神教育学、そして救急救命の仕方など多岐にわたります。子供の命を守るため、それほど徹底した安全対策をとっているのです。柔道事故の啓蒙活動に精力的に取り組んでいる柔道被害者の会の会長は、子供たちの命を守ることと同時に、子供を加害者にしてはならないと訴えています。改めて柔道指導での安全対策が必要なのではないでしょうか。そこで、中学における教育内容、目標についてどのように考えているのか、また事故のない柔道指導への安全対策についてお聞きします。次に、放射線教育の副読本について質問します。文部科学省は原子力発電所の事故後、今までの原発推進の内容の放射線教育の副読本をウエブサイトから削除し、回収しました。原子炉は放射線物質を閉じ込める五重の壁で守られている、大きな地震や津波にも耐えられるように設計されていると、安全神話の文章が並ぶ内容でした。しかし、原発事故後に新たに作成された副読本は、回収された副読本を作成した同じ原発推進の団体が作成しており、その内容も放射線について身近にあるものと繰り返し、原発事故によって放出された放射性物質や放射線の影響や内部被曝を過小評価するものになっています。この内容で十分と言えるのでしょうか。今子供たちに伝えなければならないことは、今回の原発事故の原因や放射能汚染の現実などを正しく提供することではないでしょうか。特に、年齢が低いほど放射線の影響が強く出ることを知らせ、自分の身を守ることも教えていかなければなりません。放射線の影響を過小評価する副読本の内容で十分と言えるのか、市の考えをお聞きします。原発事故によって福島の子供たちは故郷が破壊され、学校が奪われ、親の仕事が奪われ、地図から村を消すぐらいの力があった危険きわまりない放射能汚染の実態、新しい副読本は原発事故について子供たちの知りたいことを答えてはいず、そればかりか原発事故から目をそらせ、きちんと使えば役に立つという意識を植えつけようとしています。原発事故が一たび起こると人間の力でコントロールできないことを、しっかりと教えていかなければなりません。子供たちが将来原発をどうしていくかを考えるための資料として、包み隠さず明らかにした教材の提供が必要ではないでしょうか。全く原発事故についての反省もなく、放射線についても身近にあるものと繰り返し、内部被曝の危険性を過小評価しているこの副読本は使うべきではないと思いますが、市としての考えを伺います。次に、就学援助についてお聞きします。紋別市は就学援助の制度の利用率が高く、日ごろからの保護者の皆さんへの周知に努力されている職員の皆さんに頭が下がります。就学援助は、どの子もひとしく安心して学校で教育を受けられるためにはなくてはならない制度です。これからもお金の心配をしないで学校に行けるよう、対象者も、また支給品目も増やしていかなければならないと思います。文部科学省は、2011年度から就学援助の学校に係る費用の中で、今まで支給の項目になかったクラブ活動費や生徒会費、PTA会費の支給項目を新たに追加しました。しかし、就学援助の項目を追加していない自治体が多くあり、その中に紋別市も入っています。文科省の説明では、交付税に算定されるとしています。北見市では、来年度よりクラブ活動費、生徒会費、PTA会費の項目を新たに加えました。紋別市でも来年度より実施していただきたいと思います。給食費は、保護者にとっては大きな負担になっています。教育は無償であるのが憲法の精神です。給食は食育という教育に位置づけられているものであり、当然給食費は公費負担であるべきです。今安心して、お金の心配をしないで学校に行くことができるよう、給食費の公費負担を行う自治会が増えています。来年度より、北見市では給食費の3分の1の補助に踏み切ります。北斗市は、23年度より小中学生が同一世帯で複数の児童がいる場合、第1子は全額ですが、第2子は半額、第3子以降は無料となっているそうです。安心して子育てのできるよう、紋別市でも給食費の全額公費負担を行うべきではないでしょうか。これで私の質問は終わりますが、再質問は留保します。
答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)
おはようございます。それでは、藤川議員のご質問にお答えいたします。初めに、消費税増税についてでありますが、1点目の市民生活への影響につきましては、食料品や日常生活用品を含め、市民の毎日の暮らしに直接に影響を及ぼすものでありますが、同時に国民全体の暮らし方や経済活動に多大な影響を及ぼすことから、広く国民的議論が求められるところでございます。2点目の財源及び3点目の増税反対につきましては、人口減少社会の進展に伴う社会構造や経済情勢の変化は今後とも進行すると考えられ、将来世代に安定した社会サービス基盤を引き継ぎ、持続可能な社会を構築していくことは現役世代の私たちの責務であります。このため、無駄な出費を抑制し、最少経費で最大の効果を上げるよう、ふだんの事務事業見直しを実行することは大前提でありますが、なお不足が生じる場合は、消費税の増税によって社会保障経費などを確保していくことは必要なことであると考えております。消費税見直しを含めた税と社会保障の一体改革につきましては、これ以上の先送りは許されない状況にあると認識しており、市町村が制度運用の直接的な担い手であることや地方税財源を確保する観点から、北海道市長会、全国市長会を通じて、国と地方の協議の場などにおいて地方意見を的確に反映するとともに、国民への周知を徹底し、市町村に対して早期かつ十分な情報提供に努めるよう要望しているところでございます。また、税制全般の見直しをはじめ、給付つき税額控除や共通番号制度、ライフステージ全体にわたる社会保障サービスのあり方など課題も多く、多様な意見や提言を真摯に検討して国民的議論を深め、高齢者をはじめ若者や子育て世代の方々が我が国で安心して暮らし続けたいと思える未来像、あるいは将来の国民生活への不安を取り除く手だてを明確に示す努力をしていかなければならないと考えております。なお、消費税増税の時期につきましては、現在のデフレ環境からの脱却に向けた経済活動や景気回復の動きを減速させることも懸念されますところであり、国内外の経済情勢を見きわめ、慎重に判断すべきであると考えております。次に、子ども手当の減額の影響についてであります。1点目の子ども手当の申請状況についてでありますが、昨年10月からの子ども手当制度につきましては新たに申請が必要となりましたことから、9月末現在の受給世帯1,501件すべてに認定申請請求書を送付するとともに、広報もんべつ、市のホームページや地元新聞におきましても周知を図ったところであります。また、本年2月には未申請世帯65件に対してはがきでご案内したところ、今月6日現在での未申請世帯は22件に減りましたので、未申請がないよう取り組んでまいります。2点目の年少扶養控除の廃止による影響についてでありますが、影響がある世帯の年少扶養控除対象者数は2,157人で、個人市民税1人当たり約2万円の負担増が見込まれるものであります。以上で答弁を終わらせていただきますが、教育問題につきましては教育長より答弁をいたします。
答弁 教育長 西田修次(教育長は2012年9月まで)
それでは、藤川議員の教育問題についてお答えいたします。中学校武道必修化による安全対策についてのご質問でありますが、1点目の中学校における教育内容、目標についてどのように考えているのかについてでありますが、新しい学習指導要領に武道の目標について、相手を尊重し、伝統的な行動の仕方を守り、健康、安全に留意しながら積極的に運動に取り組むこととともに、武道の特性などを理解し、自己の課題に応じた運動の取り組み方を工夫しながら、基本動作や基本となる技を身につけるようにすることと示されているとおり、武道では伝統的、精神的な面を尊重する考え方が重視され、また修養的、鍛錬的な性格を強く持っており、児童生徒の豊かな心と健やかな体の育成に効果的な手段であると認識しております。また、指導内容については、学習指導要領解説に例が示されているところですが、特に柔道の指導に当たっては危険と言われているわざも含まれていることから、個々の生徒の技能の習得段階や運動能力、体格に応じた指導を行うなど、安全の確保に十分留意する必要があるものとなっております。2点目の事故のない柔道指導への安全対策についてでありますが、渚滑中学校を除く3中学校が武道の種目として柔道を選択し、新学習指導要領の移行期間中の今年度から既に実施しているところですが、実施に当たっては校内において事故防止の対策を確認するとともに、保健体育担当教員が道教委主催の説明会に参加し、指導方法の研修を受講したと聞いております。市教委といたしましても、来年度は2学期に武道が行われることから、1学期の早い時期に紋別柔道協会のご協力をいただき、体育担当教員を対象に研修会を開催し、事故防止に努めてまいりたいと考えております。次に、文部科学省監修の放射線副読本についてのご質問でありますが、1点目及び2点目の、この副読本の内容で十分と言えるのか、原発事故原因、放射線の危険を正しく教えるべきではないのかについてでありますが、副読本は昨年10月に文科省において、福島第一原子力発電所の事故により放射線、放射能及び放射性物質に対する国民の関心が高まる中、子供たちの発達段階に応じて放射線等についての理解を深めることが社会生活上重要であるとの判断から、小学校、中学校、高校における放射線等の基礎的な知識に関する指導の一助となるよう作成されたものです。副読本に原発事故原因の記述がないことの是非、放射線の危険性についての記述内容が妥当かどうかの判断はしかねますが、副読本を一つの補助教材として利用し、学習指導要領に基づいて児童生徒が原子力発電の仕組みや課題、放射線の性質や人体への影響について正しい知識と、みずから考え判断できる力を身につけることができるよう指導する必要があると考えております。3点目のこの副読本を採用するのかについてでありますが、副読本は本年3月中に文科省から直接学校へ児童生徒数分の冊数が送付されることとなっており、市教委といたしましては全児童生徒に配布する予定であります。具体的な活用については学校長の判断によりますが、教員が副読本の教師用解説書の学習のポイントや指導上の留意点を踏まえ、放射線等への正しい知識を持って指導するよう学校に指示してまいりたいと考えております。また、議員ご指摘の福島原発事故に関することについては、文科省及び道教委の指導、助言を受ける中で適切に対応してまいりたいと考えております。次に、就学援助の拡大、給食費の公費負担についてのご質問でありますが、1点目の就学援助にクラブ費、PTA会費、生徒会費の支給をについてでありますが、準要保護児童生徒に対する就学援助費につきましては、平成17年度からそれまで国庫補助の対象経費となっておりますが、一般財源化され地方交付税で算定されており、また平成22年度からクラブ活動費等が単位費用に追加されております。クラブ活動費等の支給については、就学援助の全体経費に対する財源措置が不十分であることから、全国及び全道の都市教育長会においても就学援助費の拡充について要望していますが、改善は図られていないこともあり、現時点では支給は困難と考えております。2点目の学校給食費は全額公費負担でについてでありますが、学校給食の実施に当たっては、学校給食法等に市教育委員会、学校並びに保護者のそれぞれの責務や役割が示されており、特に実施に必要な経費については小中学校の設置者である市には調理員等の人件費、施設設備の修繕費などを負担すること、また保護者にはそれ以外の経費を負担することが学校給食法に明示されており、当市では食材費のみ保護者にご負担をいただいていることでご理解願います。以上、答弁といたします。
質問 3番 藤川和子
消費税の増税については、市長さんの口からは値上げについては反対だっていう言葉が聞かれなかったんですけれども、財源の問題だと思うんです、これは。どこに財源を求めていくのか、国民に求めていくのか、それとも税制を全部見直して、国民だけの負担でなくてまだまだ負担する方はいるわけですから、大企業にしても優遇されている税制もあるわけですから、そういったところを見直していくっていうことも論議の中に入れていかなきゃならないと思うんですけども、その辺の税の公平性という面で今の財源のとり方については、私は不公平だと思うんですけども、市長さんはどう思っているのかちょっとお聞きしたいですが。
答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)
藤川議員の公平性っていう公平性の価値観というのがちょっとわかりませんけれども、やはり税というのは公平に収入としてあげていかなきゃならないというのは、国も地方も同じだというふうに思っております。ただ、今消費税の問題につきましては、これは偏在性の少ない安定した税でありますので、これにつきましてはやはり、これからの社会保障も含めた中では否定ができない税だというふうに思っています。ただ、先ほども答弁をいたしましたけれども、現在の経済情勢を含めて、この格差社会の中で消費税のみの増税というのは、果たしていいのかどうかというのは、やはりそれは議論になるところだというふうに思いますし、また税品目につきましてもこのままでいいのかという、そういう思いもございます。しかしながら、先ほど藤川議員からのご質問の中にありましたように、アメリカのオバマ大統領の演説の中にも、この格差社会の是正の中で応益応能負担の区分についても触れているということもあります。確かに税全体の見直しの中で、やはりこの国の赤字財政脱却という部分については、国民総意の中で向かっていかなきゃならない課題だっていうふうに思っておりますので、その点でご理解をいただきたいと思います。
質問 3番 藤川和子
国の政策的なことについては、市長の市政執行方針の中でどんどん地方の現状を訴えていきたいっていうような中身で書いてあると、TPPに反対するっていうことが大きな、国に対して提言していくっていうことになると思うんですけども、消費税が上がるっていうことは、例えば年金生活者であれば2倍の消費税になるわけですから、今どうして消費税が年金の半分かっていったら、年金っていうのはほとんど生活費に使われるものですから、そういうふうに考えると、年金の半月分が今消費税に消えている、今度は年金が2倍になれば1カ月分が消えてしまう、こうなればもう高齢者は大変な生活苦になっていく。そして、勤労世帯についても同じようなことが言えます。こういった市民の生活が大変な状況になる、安定財源だって言ってるけども、結局は消費が冷え込んでいくっていうことになれば、経済も下降していく。結局は全体の税収が下がっていく。これは前に消費税を導入して3%を5%にしたときに、実際にあらわれています。こういったことを今するべきなのかっていうことが問題でもあるし、また国民にだけその負担を強いていく、この不平等性っていうところに戻っていくんですけども、やはりそういうことではもっと慎重にすべきだっていうことを、安定財源だっていうことを前提として考えれば、これは反対するっていうことにはならないですけども、もっと慎重にすべきだっていうことはもっと強く言わなければならないというふうに私は思うんです。本当にこういう冷え切った状態の中で消費税が上がれば、いっときは消費税として入ってくるかもしれないけども、最終的には経済ががたがたになって、全体の税収は下がっていくっていうことは目に見えていますので、こういった論議をもっとしてほしいなと思うんです。どっちかっていうと市長会、知事会なんかの話を聞いていると、消費税の分配をどうするかっていうことのほうが大きな議題になってしまって、なかなか市民が、道民がどういう状態にあるかっていうことまで話が進まないっていうことについて、もう本当に思考停止みたいな状況になっていると思うんです。そういったことで、もっときちっと消費税については、時期が早いんではないかっていうことも含めて提案していただきたいなと思いますが、そういう話し合いっていうのは今後どういうふうにしていこうとしているのか、ちょっともう一回市長さんのお話をお伺いしたいと思います。
答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)
私ども地方自治体の発言の場っていうのは、おおむね市長会を通してっていうことになりますけれども、そういう部分については各政党の関係の皆さんの力のほうが逆に強いのかもしれません。ただ、やはり今言われましたように、何がだめだということではなくて、どうするかっていうことも同時に言っていかなければならないっていうふうに思っております。ですから、やはり税の場合一体的な改革、それと先ほど言いましたように、低所得者の皆さんには多大なる影響を与えるわけでありますから、そこら辺の社会保障の問題等も含めて、国民的にしっかり議論をしていかなければならない問題だっていうふうに思っております。
質問 3番 藤川和子
消費税増税については、今の現状の中で強行するっていうことは本当に大変なことだっていうことは皆さん思っていると思うんで、やはりこれをどう具体化していくのかっていうことについては、もっと今後も考えていかなきゃならないなと思っています。上げればいいっていう話ではないですので、その辺は今後も考えていかなきゃならないと思います。それでは次に、子ども手当のことについてお伺いしたいんですけども、これ1万3,000円に上がったと思ったらいつの間にか1万円に下がっていく、これも国の政策になって政争の道具に使われているっていう、そういう側面もあるんですけども、これ結局は増税が後から追いかけてくるっていう形で、せっかく子育て支援のための制度なのになかなか機能できてないんではないかっていうふうに思うんです。この辺の子ども手当のことについて、これも市長さんにお伺いしたいんですけども、やはり国がこういう形でころころと変わる、それも負担を増やす、2階まで上げてはしごを外してしまうような、こういうようなやり方をするっていうことについて、これは問題だと思うんですけども、こういうことについて、国に対してしっかりとした支援を行うべきではないかっていう、そういうことも訴えていかなきゃならないと思うんですが、そういうことについては今後何か考えがあるのかどうか、ちょっとお伺いしたいんですが。
答弁 市長 宮川良一(市長は2025年6月まで)
子ども手当の関係でありますけれども、議員ご指摘のとおりこの制度自体が後退をしていっております。政争の具ということをおっしゃられましたけれども、地方から見るとまさにそうではないかなというふうに思っています。少子対策というのは、これはもう国にとって最大の課題であり、最大の政策を行っていかなきゃならないもんだというふうに思います。経済においても、よく内需拡大っていいますけれども、これ子供がきちっと少子対策をしていかないと何ぼ言ってもこれは実現していかない、経済の後退につながっていくという、そういう思いもありますし、国力全体の問題にもかかわってくる問題だと思います。これにつきましては、当初民主党の子ども手当につきましては大変期待をしておりましたけれども、その成果云々の前に政争の具というふうな形で、何か子ども手当を子供のための手当だとかって、一般国民には理解できないような、そういう議論が国会でされているのは非常に残念だというふうに思っております。こうしたことにつきましては、やはり少子化、少子対策を党派を超えてといいますか、党利党略にならないでしっかりと議論をして、やはりこれ最大の政策として国で推し進めていただきたいというふうに思ってございます。
質問 3番 藤川和子
もう一つ子ども手当の問題で、私も知らなかったんですけども、不服申請ができるそうなんです、減額された家庭が。これはそれぞれの家庭での考え方があると思うんですが、やはり支給が減るわけですから、そういうことに対して家庭、不服申請、ちょっと待ってください。名前忘れた。不服申請っていうんですけども、そういうやっぱり自分のもらう分が下がったっていうことに対して不服を言えるっていう制度もあるっていうことも、やはり親御さんに知らせていくのも一つのこういうものを安定的に維持していくっていうことでは必要なんじゃないかと思うんですが、この制度をぜひ周知していただきたいなと思うんですが、そのことについてはどうでしょうか。
答弁 児童家庭課長 小林邦博(児童家庭課長は2013年3月まで)
手当の減額に対する不服というようなことのようですけれども、手当の額は法律で、今でいきますと1万円ないし1万5,000円、これは3歳未満の子供さんは1万5,000円、それから小学生以上は1万円ですけれども、第3子の該当する子供さんは1万5,000円と、中学生は1万円と、そういうふうに国の法律で決まってございますので、個々に減額するというような判定は市のほうにはございませんので、今現在はいわゆる所得制限の部分もございませんので、該当する子供さんにはすべて法律に沿った手当額が支給されますので、ちょっと不服という部分が私のほうで今理解できないところでございます。以上です。
質問 3番 藤川和子
手当が減額されているっていうことに対して、これは不服っていうか審査請求っていう名前のものだと思うんですけども、こういうことに対しても意見表明ができる形になると思いますので、もしできればこういうのもあるんだっていうことも周知していただきたいなと思います。もちろん、例えば子ども手当から保育料を差し引かれたりとか、そういうことも含めた形での申請だと思うんですけども、審査請求とかっていうのは。あと、もう一つは今までの額よりも下がっているんじゃないかっていうことも、やはり審査請求として出すっていうことはこういう政策に対する、ものに対する説明も受けることができると思うんで、こういうことがあるっていうことも……(「本当にあるの」と呼ぶ者あり)あります。審査請求書っていうのはあるんですよ。減額とかいろいろな、差っ引かれたりなんかしたときに出すことができるっていうこともありますので。あります、あります。
答弁 保健福祉部長 黒田安二(保健福祉部長は2012年9月まで)
私のほうからお答えしたいと。今の審査請求等につきましては、例えば減額ですとか一般的な処分性に係る部分についてのものについての審査請求はあるのかなと思いますけれども、今議員さんがおっしゃられましたことについても、ちょっと手元に資料もございませんけれども、後ほど調べさせていただきたいっていうことでよろしくお願いしたいと思います。
質問 3番 藤川和子
不服のある親御さんもいるでしょうから、こういう制度もあるっていうことをお知らせしていただきたいなと思います。あと、武道の必修化についてですけども、もう1年生は始めているっていうことで、際立った話は聞こえてきませんので、指導者の先生は本当に細心の注意を払いながら行っているんだろうなと思っています。ただ、ここに来てやっぱり文科省が、今随分……。
質問 3番 藤川和子
安全に対して通達を始めているんです。手引きを詳しく出したり、安全対策がどうされているかきちっとしなさいっていうことで、調査をするようにっていうことで出してきていると思うんですけども、この中で救急救命のやり方の講習っていうのが入っていますけども、これは紋別市として、救急救命っていうことも含めて指導者への指導が入るのかどうか、ちょっとお伺いしたいんですが。
答弁 学務課長 平野良朗(学務課長は2012年3月まで)
お答えします。先ほど議員さんのほうから文部科学省の通知の関係で、今後の確認の中で救急救命の関係で確認するということで、文科省のほうでそういう通知を出すという予定になっているということでございます。今現在各中学校におきましては、AEDの配置に伴いまして各救命のそういった救命にかかわる講習会等も開催しております現状もありますけれども、改めて先ほど教育長のほうから答弁いたしました、柔道協会さんのほうのご協力をいただきながら研修会をやるっていう形の中で、その中でそのことにも触れながら研修会をやっていきたいなというふうに考えておりますことでご理解いただきたいと思います。以上です。
質問 3番 藤川和子
岡山県の自治体なんかはヘッドギアだとか、あとやわらかいマットなどを使うっていう、そういうふうな方向も出ているところもあります。女子も入ることになりますので、なかなか運動神経で考えればかなり劣ることになりますので、そういった安全対策っていうものを、現場からどういう形で出るかわからないですけども、そういうメニューもあるんだっていうことで、ぜひ全国で行われている安全対策っていうものを加味した形で、全体的に検討する必要があるんではないかと思うんですが、そういう指導者を集めての研修会はするんでしょうけども、そういう安全対策的な話し合いっていうのは予定されているのかどうかお伺いします。
答弁 学務課長 平野良朗(学務課長は2012年3月まで)
各担当を集めてそういう話し合いを行うっていう予定はしてございませんけれども、先ほど申し上げました危険性の高い、例えば大外刈りなどそういった投げわざにつきましては、今の情報によりますと道教委のほうでそういった指導方法を具体的に説明した資料を今月中に配付するという形になってございます。それで、そういった危険な投げわざに対する指導方法の研修についても、その資料を活用しながらやっていきたいというふうに考えてございます。以上でございます。
質問 3番 藤川和子
柔道っていうのはスポーツのようで、それでまた違う精神統一とか、そういう精神面も入る、全く深過ぎるっていうか、年間10時間ぐらいの指導になるんですけども、その中身は大変深いものだと思うんです。やはり生半可な気持ちでやれば大きな事故につながる、あと遊びで外でやれば大きな事故につながる、そういった安全面、柔道っていうのはどういうものなのかと本当に深い形で教えるためには、やはり先生の指導も大事だと思いますけども、外部から柔道関係者を入れて指導するっていうことも入れたらどうかなと思うんですが、全部するっていうんじゃなくて、始まりぐらいでも柔道についての関係者が入ってしっかりとした心構えっていうような、そういうような指導もあるとは思うんですが、そういう外部の関係者を入れるっていうことは考えてないんですか。
答弁 教育長 西田修次(教育長は2012年9月まで)
今藤川議員さんが外部のっていうお話がありましたけど、この武道っていいますか、中学生の新学習指導要領に武道が取り上げるっていうことで、これが決定したのは22年で、23年度が移行期間で24年度本格実施っていう形の経過を経てございます。当然議員さんご指摘のとおり、やっぱり教える先生が大学で履修した科目が大半が柔道を履修しているっていうことと、それから経費が余りかからないっていうことと、運動場が確保しやすいっていうことで柔道を選択する自治体っていうか、学校が多くなるだろうっていうことが当然のごとく予想されたことでありまして、今回の文科省の通知っていいますか、新聞によりますと3月9日に都道府県だとか教育委員会へ出されたっていうことで、内容は教諭が指導できる水準に達しているのかとか、安全へ配慮した指導計画がなされているのか、それから複数の安全確保の用意がされているのかとか、先ほど言われました緊急の事故対応をどうしているのか、いろんな安全対策にさらに求められたっていう、それを確認するまでは見切り発車してはならんっていう通知で理解してございます。したがいまして、正直言いましてこの記事を見たとき、若干の違和感をちょっと感じたんですけど、前向きに慎重に対応していかなきゃならんっていうそういう判断の中で、やはり10時間っていう課程の中で、時間の中で、限られた時間でもありますし安全対策を考慮しますと、かなり最初求めた内容より正直言いまして、安全ってことを考えるとある程度制約した形の中で授業がなされるのかっていうことで理解をしてございます。そういった中で、今お話がありました外部指導につきましては、柔道協会が基本になると思うんですけど、それを学校として取り入れるのがいいのかどうか今後は検討していきたい、そのようなことで十分安全対策をとって慎重な対応をしてまいりたいと考えておりますのでよろしくお願いします。
質問 3番 藤川和子
次に、放射線教育の副読本について、これもびっくりしたんですけども、原発は安全なんだって言っていた団体にまた同じ副読本をつくってもらうと、その内容を見ると、自然の放射線とそれから原発で出てくる放射性物質っていうものが、もう混同するような形で内容になっているなと私は思うんですが、今何でこれほど福島が大きな困難に立ち入っているのかっていうのは、やはりこの放射線の問題ですよね。この問題をやっぱり真正面から取り上げていく、そして自然の放射線とそれから人工的にできた、原発でできた放射線物質っていうのは、全く違うとは言わないんですけども、自然界ではないものが出てきているわけです。そういうものの恐ろしさっていうことをしっかり教える必要があると思いますので、教育委員会としてこれは不十分ですよというふうには言えないんだとは思うんですが、それぞれの先生たちの判断にもよるとは思うんですが、もっと大変なことが起きているっていうことを含めて、放射線教育については行ってほしいと思います。本当はこの副読本については、私は回収すべきだと思っています。そういう判断についても、ぜひそれぞれの学校に任せたらいいんではないかと思いますが、そのことについては学校に行くということですので、それぞれの判断に任せるっていうことでいいのかどうか、ちょっとお伺いします。
答弁 学務課長 平野良朗(学務課長は2012年3月まで)
お答えします。副読本につきましては、教育長の答弁にございましたとおり、放射線等に関する基礎的な知識を児童生徒に指導するための一つの資料として活用するということがねらいとなっているものでございます。例えば中学校の理科の学習指導要領におきましては、放射線の性質と利用にも触れることとなっておりますし、また当市が採択しております教科書におきましても原子力発電について、例えば核燃料や核廃棄物は極めて有害である、核燃料から生じるエネルギーの制御に高度な技術を必要とするなどの問題があると記述されており、さらには放射線の性質、利用につきましても、生物の細胞に影響を与える問題があるため、放射線を放出する物質の扱いには十分な注意が必要であるというふうに教科書のほうに記述されております。したがいまして、教員が生徒に対して原子力発電だとか放射線について指導する際には、そういった教科書にのっとりまして1つの副読本を参考資料として使うということで、必然的に今回の原子力発電だとかの事故につきまして触れることになってくるものというふうに考えております。いずれにいたしましても、副読本を採用というか、その中身でどう指導するかにつきましては、各学校長の判断にお任せするような形にはなりますけれども、今言った教科書に基づいてきちっと指導なされるというふうには考えております。以上でございます。
質問 3番 藤川和子
わかりました。次に、就学援助の項目についてですけども、クラブ活動費とPTA会費と生徒会費、3項目、これはぜひ実施していただきたいと思うんですが、財政的な基盤が足りないのでちょっと実施には至りませんという答弁だったと思うんですが、これもクラブ活動費とかPTA会費も含めて子供たち、教育に対する親の負担っていうのをなるべく軽減するっていうためにつくられている就学援助ですので、この辺徹底していただきたいなと思うんですが、この辺のどのぐらいかかるというふうな判断になるのか、ちょっともし計算ができているのであれば教えていただきたいなと思うんですが。
答弁 学務課長 平野良朗(学務課長は2012年3月まで)
ただいまクラブ費あるいはPTA会費、生徒会費の試算ということにつきましては、現状におきましてはいわゆる文部科学省で示されております予算単価に応じまして計算いたしますと、小中学校合わせて約440万円程度の経費がかかるという形になってございます。以上でございます。
質問 3番 藤川和子
これだけのお金を就学援助をもらっている親が負担しているということになりますよね。それが多いのか少ないのか、これは多いんじゃないかと思うんです。こういう負担に対してどう、国はそれほど、4分の1ぐらいしか来てないはずですから大変な市の負担にはなると思うんですが、やっぱりそこは、就学援助をもらっている世帯がこれだけの負担をしなきゃならないっていうことについてもっと考える必要があると思います。この項目を増やしていくっていうことについて検討をしていくのかどうか、全く予算的に見通しがないのでできないというふうに、そういう答えは期待しませんけども、検討をしていくっていうことになるのかどうか、ちょっとお伺いします。
答弁 教育長 西田修次(教育長は2012年9月まで)
就学援助の拡大分についてのお話でございますけど、議員さんご存じのとおり、財源対策がかなり厳しい状況になってございます。当然義務教育でありますんで、憲法で授業料は無償となっておりまして、それ以外の諸経費につきましてはそれを関係法律では規定するっていう形になっております。その法律から行くと、教科書は無償の法律、給食は学校給食の法律と、それから就学援助につきましては学校教育のほうで市町村が支援しなきゃならないっていう規定になってございます。それからいいますと、当然市町村が財源措置というか、そういう措置状況をしていくのが原則だと思います。しかしながら、議員さんもお話がありましたように、この就学援助につきましては最初は補助制度でやっていまして、2分の1っていうことで予算の範囲内っていう、こういう規定でやってきました。それがだんだんだんだん縮小になりまして、現在基準財政、構成費はこのクラブのほうは直接入ってくるんですよ。計算上は入ってくるんですけど、以前あった補助の部分がほとんどもう単位表に反映されていないっていう状況があって、トータルで見ると、紋別的に言うと8割ぐらいは持ち出しになるんじゃないかっていう、そういう状況なんです。そのことから、国にそういう就学援助の地方交付税の基準に対してもうちょっと明確化すべきだっていうお話と、それから拡充すべきだっていうお話をしている状況であります。結果的には、その改善を図られていないっていう状況で、なおさらっていうか、市として財源負担が増えていくっていう形であります。しかしながら、やはり教育でありますんでひとしく受ける権利があって、支援を受けていくっていうか、そういう権利があると思いますんでね状況は厳しいですけど、やっぱりそういう実態を、必要性を関係部局にお話しさせていただきたいなあと、そういう状況の中でご理解いただきたいと思います。
質問 3番 藤川和子
やはり就学援助を受けている家庭はこれほど負担しなきゃならないっていうことを、やっぱりもう一度検討していただきたいと思います。次に、給食費の公費負担について、来年度から北見では小学生ですけども3分の1、給食費を補助するというふうになるようです。あんな大きなまちがすごいなというふうに思うんですが、やはり食育ですから、給食は教材になるはずなんです。そうやって考えると無償で構わない、無償になるべきだと私は思うんですが、この問題、また給食費の滞納問題も絡んで、かなり30世帯ぐらいあるのかな、大変増えている感じがしますけども、そういった給食に対する親の考え方もさまざま多様化しているっていう中で、やっぱり一律に求めていくっていうことも大変になっている時期だと思います。そういうことからしてもぜひ公費、もちろん食材以外は全部公費で賄っているんだけども、やっぱり親の負担を少しでも減らして、そして食育をもっと充実させますよっていうことでは、この給食費の補助っていうのは今求められているんじゃないかと思います。特に、給食の滞納問題はもう表面化してきてますので、そういうことについて今後どのように考えていくのか、もう一度お伺いします。
答弁 学務課長 平野良朗(学務課長は2012年3月まで)
お答えします。今議員さんおっしゃったとおり、義務教育の無償っていう形の中で給食費もっていうお話がございましたけれども、いわゆる義務教育の無償に関する部分というのは、今のところ授業料のみという形の中で最高裁の判例が出ているところでございます。したがいまして、学校給食法には先ほど教育長のほうの答弁がございましたとおり、そういった食材費、いわゆる人件費だとか修繕費以外にかかる経費、紋別市としては食材費のみなんですが、その部分については今後ともご負担いただきたいというふうには考えてございます。あと、北見市のような今例を出されておりましたけれども、それにつきましては例えば子育て支援だとか、あるいは少子化対策だとか、そういったもののいわゆる政策的な判断があってそのようなことがされたんだろうなっていうふうには推測されますけれども、紋別市におきましては現在のところ、先ほどの就学援助費だとかそういった形の中で、いわゆる生活に困っていらっしゃる方につきましてはそういうところで市が負担しているという面もございますので、その面で教育を受ける機会の均等という形の中では、きちっと確保されているのかなというふうに考えてございます。あと、食育の立場については、観点につきましては当然給食、食育については当然体育だとか家庭科だとか、あるいは給食の時間も含めて特活の時間の中で食育はやられるわけなんですけれども、そのいわゆる給食費の負担がされているされていないにかかわらず、きちっと学習指導要領の中で食育は指導するものとされておりますので、その辺でご理解いただきたいというふうに考えてございます。以上でございます。
質問 3番 藤川和子
子供を社会的にしっかりと育てていくっていうのが今の流れだと思うんです。子供が安心して学校に行けるっていうことは、お金の心配をしないで行けるっていうことが一番だと思います。特に、義務教育の中で今親御さんの負担になっている給食費の問題、これはぜひ検討していただきたいなと思うんですが、この給食費の負担問題については滞納の問題もありますし、つまり滞納があるっていうことは給食指導に対する支障があるっていうことです、早くいえば今。そういうことでは、円滑な教育をしていくっていう意味でもやはり市の底入れが必要だと思うんですが、こういう給食費の問題について今後、今の答弁の中ではもう法律で決まっているんだから仕方ないんですっていう中身だったんですけども、検討する余地がないのかどうか、もう一度お伺いいたします。
答弁 教育部長 山本利幸(教育部長は2012年3月まで)
お答えさせていただきます。給食における材料費、今ご父兄にご負担していただいている分につきましては、今後ともそのような形で負担していただきたいっていうふうなことで考えております。
答弁 児童家庭課長 小林邦博(児童家庭課長は2013年3月まで)
先ほど子ども手当の不服の関係で、調べましたのでご説明いたします。不服のある場合につきましては、北海道知事に対しまして審査請求をできる規定がございます。これは子ども手当の額が決定した際に各申請者に対して通知いたしますけれども、手当の月額あるいは子供の人数、そういったものを通知いたします。その中で不服のある場合については審査請求できる旨を文章でそのまま記載して周知しているところでございます。以上です。