幕別町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月12日
議事録に件名の記載なし
2022年12月12日、幕別町議会の一般質問で、野原惠子議員が質問し、町長 飯田晴義、保健課長 宇野和哉が答弁しました。
- 質問者
- 野原惠子 議員
- 答弁者
- 町長 飯田晴義、保健課長 宇野和哉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 10番 野原惠子
通告書に従いまして、次の質問を行います。高齢者が必要な介護を受けられ安心して暮らせる町に。老老介護の悲劇が繰り返し報道され、家族介護を理由にした離職も相次ぎ、介護への支援強化が緊急に求められています。しかし、厚生労働省は 10 月 31 日、介護保険制度改定に向け議論している社会保障審議会で、制度の見直しを正式に提示しました。内容は「要介護1、2の訪問介護などの保険給付外し」「介護利用料の2割から3割負担の対象者拡大」「ケアプラン作成の有料化」「老健施設など多床室の部屋代の保険給付外し」など利用者負担増を求める7項目です。見直しは、財務省や財界が繰り返し求めている負担増・給付減の項目です。今まで過去の制度改定の議論で反対の声が強く、提案と見送りが繰り返されてきた経緯があります。要介護1、2を「軽度者」として訪問介護などを保険給付から外し、市町村が運営する「総合事業」へ移行する狙いです。訪問介護は在宅介護の要です。京都ヘルパー連絡会の代表世話人は「週1回の訪問で軽度のまま維持している利用者がたくさんいます。ボランテイアなど無資格者が担う地域支援・総合事業に要介護1、2の訪問介護を移行してしまえば重度化は避けられません。利用者の思いに配慮しながら、適切な援助をするのは誰でもできる仕事ではありません」と指摘しています。今、物価高騰やコロナ感染などにより、介護事業者も利用者も厳しい状況に置かれている中での介護保険の改定に、介護関係の団体からも非難の声が上がっています。国に対し、介護事業者、利用者の実態を把握し、国庫負担割合の引き上げを求めるとともに、要介護1、2の生活援助など必要な介護を受けられるよう対策を講じていくよう求めていくことです。以下、次の点について伺います。1、要介護1、2の訪問介護が保険給付から外され総合事業へ移行させるとしている。対象となる要介護1、2の利用者数と、実施された場合の町の影響は。2、ケアプラン(介護計画)作成は、利用者負担がないが、有料になると介護保険の利用を控えるのではないかと危惧される。現在の作成数は。3、介護老人保健施設(老健)などの多床室の部屋代を保険給付から外そうとしている。多床室の利用者数は。4、介護保険制度見直しに対し、介護関係8団体や生協・農協関連団体など6団体が厚労省に要望書を出している。町も国に国庫負担割合の引上げを求めるとともに介護保険見直しに対し意見を上げていくことが必要と考えます。5、介護施設に入所を希望しても低年金で入所できないと不安の声が大きくなっている。低年金でも入所できる施設の拡充を。以上です。
答弁 町長 飯田晴義
野原議員のご質問にお答えいたします。「高齢者が必要な介護を受けられ安心して暮らせる町に」についてであります。介護保険制度は、創設から 22 年がたち、介護が必要な高齢者の生活の支えとして定着し、発展してきているところでありますが、高齢化の進展により、サービス利用者は制度創設時の3倍を超え、介護を必要とする高齢者が増え続けています。国は、介護保険制度において、必要な保険給付を行うと同時に、給付と負担のバランスを図りつつ、保険料、公費及び利用者負担の適切な組合せにより、制度の持続可能性を高める取組を進めておりますが、一方で、制度創設時から増加している要支援・要介護認定者の介護費用は 3.6 兆円から 11.5兆円と 3.2 倍に増加しておりますことから、現在、厚生労働省の社会保障審議会・介護保険部会において、介護費用の給付と利用者負担の在り方について議論が進められているところであります。本町においては、高齢者が心身機能の低下により、日常生活に様々な支障が生じ、介護が必要になった場合に、介護サービスのみに頼らない環境づくりとして、住み慣れた地域で社会全体で温かく支え合い、安心して介護サービスを利用できる環境の中で暮らし続けられるよう、「医療・介護・介護予防・住まい・生活支援サービス」を切れ目なく提供できる「地域包括ケアシステム」の深化・推進に取り組んでおります。本年は、令和3年度から5年度までの3年間を計画期間とする「第8期高齢者福祉計画・介護保険事業計画」の中間年度となっており、来年度が次期計画の策定年度となりますことから、これまでの計画目標や具体的な施策の利用実績を踏まえ、目標としている「地域包括ケアシステム」のさらなる深化・推進等を念頭に、年度内に次期計画の策定作業に着手することとしております。ご質問の1点目「要介護1、2の訪問介護が保険給付から外され総合事業へ移行されるが、対象となる要介護1、2の利用者数と、実施された場合の町の影響は」についてであります。本町において、要介護1または要介護2の認定を受けている方は、令和4年9月末時点になりますが、要介護1が 357 人、要介護2が 320 人であり、このうち訪問介護サービスを利用している方は、要介護1が 74 人、要介護2が 71 人となっております。「介護予防・日常生活支援総合事業」、いわゆる総合事業は、市町村が中心となり、地域の実情に応じて住民等の多様な主体が参画し、多様なサービスを充実することで、地域の支え合い体制づくりを推進し、要支援者等の方に対する効果的かつ効率的な支援を行うことを目的とした事業であり、本町では、平成 29 年度から、要支援1及び要支援2の方等に対して「訪問型サービス」と「通所型サービス」を提供しているところであります。要介護1または要介護2の認定を受けた方に対する訪問介護が総合事業に移行された場合の町の影響でありますが、現在の要支援者等に対する総合事業同様、移行後も現行制度における町の負担割合に変更がない場合は、上限額を超過しない限りにおいては、影響はありません。ご質問の2点目「ケアプラン作成が有料になると介護保険の利用を控えるのではないかと危惧されるが、現在の作成数は」についてであります。本町におけるケアプランの作成数は、令和3年度の実績で申し上げますと、要支援の方の介護予防サービス計画が 2,559 件、要介護の方の居宅介護サービス計画が 7,218 件の合わせて 9,777 件となっております。ケアプラン作成を含めたケアマネジメントに要する費用については、平成 12 年の制度創設以来、利用者負担を求めない、10 割給付となっておりましたが、これは創設当初、ケアマネジメントという新しいサービスを導入するに当たり、要介護者が積極的にサービスを利用できることを目的としたものでありました。このケアマネジメントに要する費用の一部が自己負担となった場合には、サービス利用料を含む自己負担額が増えることで、介護サービスの利用回数を減らすといった、いわゆる利用控えが起こることも懸念されておりますが、先月 28 日に開催されました社会保障審議会・介護保険部会において、令和6年度の制度改正においては、ケアプランの有料化の導入は見送る方向との報道があり、安堵しているところであります。ご質問の3点目「介護老人保健施設などの多床室の部屋代を保険給付から外そうとしているが、多床室の利用者数は」についてであります。介護老人保健施設における居住費は、平成 17 年 10 月から、在宅と施設の利用者負担の公平性の観点から、保険給付の対象外となったところであり、居住環境の違いに応じ、多床室については光熱水費のみを、個室については光熱水費及び室料を入所者が負担することとなっております。本町に所在する介護老人保健施設は1か所で、令和4年 11 月末時点の入所者数は、多床室として4人部屋 30 室で 109 人、2人部屋3室で6人のほか、個室 24 人の計 139 人となっており、このうち、本町住民の入所者数は、多床室が4人部屋に 41 人と2人部屋に2人の 43 人、個室に7人の計 50 人となっております。なお、多床室の室料の負担見直しのみならず、先に申し上げました要介護1または要介護2の認定を受けた方に対する訪問介護の総合事業移行など、制度の見直し全般については、現在、社会保障審議会・介護保険部会において審議中であり、国では年内の結論取りまとめを先送りする方針を固めたとの報道もありますことから、今後におきましても、国の動向を十分注視してまいりたいと考えております。ご質問の4点目「介護保険制度見直しに対し、町も国に国庫負担割合の引上げを求めるとともに意見を上げていくことが必要と考える」についてであります。国では、2024 年からの第9期介護保険事業計画に向け、給付と負担を中心とした介護保険制度全般の見直しを進めているところでありますが、制度の見直しに際し、介護事業所や介護専門職員などで構成される介護8団体、日本生協連や日本医療福祉生活協同組合などの団体が、国に対し、「持続可能で制度目的に沿った給付と負担にすること」等の意見書を、本年 10 月に提出したところであります。介護保険制度は、サービスの利用者が所得に応じて費用の1割から3割を負担し、残りの費用の50%を、公費により国が 25%、都道府県が 12.5%、市町村が 12.5%負担し、残りの 50%を、第1号及び第2号被保険者が納付する保険料で賄うことで成り立っています。本町におきましても、要支援・要介護認定者数、介護サービス利用者数はともに増加する中、介護保険制度による介護サービスは高齢者の生活の支えとして定着しているところでありますが、令和3年度の介護給付費の総額は、制度創設当初の約6億 6,000 万円から、3.6 倍の約 24 億円となり、今後、生産年齢人口の減少が見込まれる中、介護保険制度の安定性・持続可能性の確保のためにも国の財政的支援が必要と考えております。町といたしましては、これまでも北海道町村会を通じて、介護保険制度を安定的に運営するため、将来にわたり地方負担が過重とならないよう、国費の負担割合の引上げについて国に要請を行っており、今後につきましても継続して要請活動を行ってまいりたいと考えております。ご質問の5点目「低年金でも入所できる介護施設の拡充を」についてであります。本町では、「地域包括ケアシステム」の推進をはじめとして、地域社会で温かく高齢者を支え、住み慣れた町で暮らし続けることができるよう、在宅でのサービスや医療・介護・福祉など多職種の連携を図りながら、在宅ケアの充実に取り組み、地域社会での生活環境の構築を進めておりますが、日常生活に支障が生じた場合、施設サービスを利用することが必要となることもあります。介護施設には、介護老人福祉施設をはじめ、介護老人保健施設、介護療養型医療施設などの施設サービスのほか、地域密着型の介護老人福祉施設等があり、利用者は所得に応じて利用料を負担しているところであります。低年金等所得の低い方に対しては、居住費や食費に係る負担額に所得や課税状況に応じた限度額を設けているほか、施設を運営する社会福祉法人による軽減措置があり、さらには、生活保護受給者ではないものの、所得が生活保護の基準に近い、いわゆる境界層該当者に対する軽減措置も講じられているところであります。このことから、現行制度において、低年金により入所ができないといったことはありませんが、こうした各種軽減措置の手続き方法について、今後もきめ細かな周知に努めることで、利用者の不安解消を図ってまいります。以上で、野原議員のご質問への答弁とさせていただきます。
質問 10番 野原惠子
2014 年に要支援1、2の訪問介護、通所介護が保険給付から外されまして、地域支援事業に移行しております。このサービスは専門職のヘルパーの方が担当していくのと同時に、元気な高齢者やボランティア、こういう方も担っていってもいいということでしたけれども、現在、要支援1、2の中で、元気な高齢者やボランティアの方がどのような支援をしているのか、現状をお聞きしたいと思います。
答弁 保健課長 宇野和哉(保健課長は2024年3月まで)
平成 29 年4月からスタートした総合事業でありますけれども、介護保険制度における要支援者を地域ぐるみで支えるといったことで、今、野原議員がおっしゃられたように、専門職であったり、またはそういったサービスを地域の中で支えていくといったことも考えていくということで、まさに市町村が目指している地域包括ケアシステムというようなことと同意かなと思っています。今、私どもの町では、平成 29 年4月1日からスタートするに当たって、要支援1、2の方の訪問型サービス及び通所型サービスにつきましては、移行前の事業者によってサービスを提供しておりますので、基本的には従前と変わらない形で提供しているというようなことになっています。
質問 10番 野原惠子
それでは、有資格者のヘルパーの方が担っているということですね。そうしますと、この事業者に支払われる単価は、介護保険給付と地域支援事業と同じ単価で支給されているのでしょうか。
答弁 保健課長 宇野和哉(保健課長は2024年3月まで)
本町におきましては、移行前のサービスの提供と変わっておりませんので、保健課介護保険係の報酬単価と同じもので支払っております。
質問 10番 野原惠子
そうしますと、これから 2024 年から予定されております要介護1、2のこの高齢者の事業、これに対しては現状の事業所のヘルパーさんで対応できる、こういう状況なのでしょうか。
答弁 保健課長 宇野和哉(保健課長は2024年3月まで)
まさに今、社会保障審議会介護保険部会で、従前は要支援者の方たちのお話でしたけれども、ある程度認知症があると言われている要介護1、2の方とかを受ける受皿が、今、地域には基本的に不足していると、そういったことで、今回お話の中では、この総合事業に要介護1、2のことを移すというのは見送るというようなお話で聞いております。要介護1、2を移したときに、どのような事業形態になるかというのはまだはっきり結論も出ておりませんので、今、私がここでお答えできるような内容はちょっとないかなと思っています。
質問 10番 野原惠子
今、2022 年の最後、もう 12 月ですよね。来年度にどうなるかというのが、これから決められていくと思うのですけれども、まさにここのところが、この1番の質問の中では、どういう支援体制が町として取れるかどうか、そこが課題になってくると思うのです。要支援1、要支援2、地域でこういう事業を利用されている方の中には、やはりヘルパーさんの仕事としては、その利用している方がいかに自宅で快適に暮らしていかれるか、自立していかれるか、その手だてがヘルパーさんに求められることだと思うのです。それで、一応家事や何かのお料理を作ったりとか、支援はされていると思うのですけれども、そのときに利用されている方に寄り添った、そういう手だては取れているかどうか、そこをきっちり町として押さえているのか。私が聞いた状況では、やはり自分の利用されている方の意向をきちっと聞かないというか、対話不足があって、思うような支援を受けられていないという声も届いているのです。ですから、今、専門職のヘルパーさんがそこを担っているということだったのですけれども、これは介護事業所との関係もあると思うのですけれども、町としてもしっかりとそういう立場に立ってヘルパーさんが仕事をしているのかどうか、きちっと検証していく必要があると思うのですが、その辺は町としてどのようにおさえていますか。
答弁 保健課長 宇野和哉(保健課長は2024年3月まで)
利用されている方が、どういったサービスを希望されているのかというのは、アセスメントといいますか、その中で自立に向けてどういうサービスが必要かというようなことを話し合われるということなので、必ずしも満足いくだけそのサービスを提供するということにはなっていないかもしれませんけれども、やはり大切なのはアセスメントして、ケアマネジメントをしっかりとしたケアプランをつくってもらって、介護計画の中でサービスを提供していくということが大切なのかなと思っています。この後、例えば、今、見送られていますけれども、総合事業に移行するといった際には、要支援1、2が総合事業に移行されたときもやはり同じような議論がありましたけれども、基本的には私たちは町としては、今、提供している事業者の協力を得て、専門的な知識を持った方が提供していくといったような形を模索していくことになるのかなと考えおります。
質問 10番 野原惠子
答弁の中では、町民に対する負担割合に変更がない場合は、今までと影響はないというお答えでした。ですから、ここが要になると思うのです。ですから、この変更があった場合でも今のサービスを維持していく、ここが利用されている方が安心して利用できるということにつながります。今、お答えいただいたのですけれども、私は、サービスをどうするか、限られたサービスをどう活用していくかというのと同時に、利用者がヘルパーさんときちっと話し合いをして快適に使える、そこがまだヘルパーさんの仕事としては、不足しているかなというのが何例か聞いているのですよね。ですから、高齢者の思いを受け、限られた時間内での支援を行っていけるような研修ですとか、そういうことがもっと必要ではないかというふうに思っていますので、これが要支援1、2ですから、今度、介護1、2になるともっと介護度がちょっと進みますよね。そういう人たちが自宅で快適に暮らしていけるような、そういう手だてを、もっと研修を積んでほしい、こういうことも含めてお答えをいただきたいと思います。
答弁 保健課長 宇野和哉(保健課長は2024年3月まで)
ケアマネジャーさんの皆さん、その事業所の方が、親身に利用者の方とお話ししていただくと、そういうようなケースですとか、研修ですとかというのは、私たちも地域包括支援センターですとか、それから地域ケア会議ですとか、そういった場でケアマネジャーさんの皆さんと同席する場もあり、様々な研修も組んでいろんな情報周知などにも努めておりますので、今後、そういうお声をお聞きしているということもありますから、その中で説明していければいいのかなと考えております。
質問 10番 野原惠子
2番に移ります。ケアプランの作成費用なのですが、これは答弁の中で、最初スタートしたときは多くの方に利用していただきたいということで無料で移行してきたということで、今、介護を受ける方が増えております。それで、このケアプランなのですけれども、やはりずっと有料にしてほしいという厚労省の要望と、現場で実際にケアプランをつくっている方々、利用されている方が無料にして現行どおりにという、そういう要望が強かったと思うのですけれども、今それがどうなるかという、見送りになっているというお答えでしたけれども、これはもういずれはどうなるかということが大きな課題になっていくと思うのですけれども、大体1件ケアプランをつくるのに、要支援から介護度までいろいろ金額が違うと思うのですけれども、札幌では 3,000 円から1万 3,000 円、平均では1万円ということが言われております。そうしますと、それが有料になりますと、本当にケアプランもケアマネジャーさんに頼まないで、自分で作ろうかなという、それも可能ですから、そういう方向に行きますと、やはり専門の方がその人がどういう介護が必要かというケアプランを立てるのとセルフプランで立てるのとでは、質的に変化が起きてくると思うのです。そういう危険性もありますので、このケアプランは今までどおり維持していくということをやはり強く求めていくということが必要ではないかと、私、思いまして、その点、今後の動きもあると思うのですが、町として強くここはもう無料にということを求めていくことが必要ではないかと思いますので、その点はいかがでしょうか。
答弁 保健課長 宇野和哉(保健課長は2024年3月まで)
ケアマネジメントに関する費用ということで、今お話がありました、まずケアマネジメントに要する費用なのですけれども、要支援の方ですと、最大で 438 単位ですから 4,380円、要介護1と2の方で、最大で 1,076 単位ですので1万 760 円、要介護3から5の方で、最大 1,398単位で1万 3,980 円ですので、仮に1割負担となったときには、要支援の方が 438 円、要介護1の方が 1,076 円、要介護3から5の方が 1,398 円というようなことになろうかなと思います。これはあくまでも推測ですけれども。このケアプランの作成の有料化のことに関しては、ずっと見直しのたびに論議されておりまして、そのたびに見送りというようなことで進んできているのですけれども、お話にあったセルフプランとの大きな違いということで考えますと、重要なのはケアプランの計画に至る経緯ですとか、ケアマネジャーさんがなす重要な役割というのがあると思っていまして、サービスを使うためには適切なサービスの計画がないと、その人の自立に向けた動きにならないということもありますから、セルフプランを立てて自分の使いたいサービスを計画してやるということ、それからもう一つ、セルフプランにはケアマネジメントの部分、給付管理ですとか、提供表の提出ですとか、もうそういったことも全て含んでやらなければいけないということもありますから、やはりそういったところは専門的なケアマネジャーが今後も担っていくのがいいのかなとは、私も考えております。ただ、有料化、それから無料化という議論に関しては、やはり今、社会保障審議会の介護保険部会でも議論されていますけれども、介護保険制度全体の給付と費用負担のバランスというのが、やはり制度を維持していく上で一番大切なことかと思っておりますので、適切な議論があって結果が出ましたら、その検討について私たちも注視していきたいと考えています。
質問 10番 野原惠子
適切な議論がこれからされていくということなのですけれども、ここがやっぱり適切なというのはどこを基準にして適切かということですから、やはり利用する人の立場に立った適切な対応ということで、その声が一番届くのは、実際に利用されている高齢者と接している自治体から声を上げていく、これが本当に大事だと思うのですけれども、しっかりとそういう意見をこれからも上げていっていただきたいと思います。次に、多床室の問題です。老健などの多床室なのですけれども、老健は3か月から6か月入所するという、そのほかにもデイサービスですとか、いろいろ事業をしていますけれども、今回は多床室の部屋代の問題です。ここを有料化にしていくという、そういう改正の提案がありました。老健は、自分の家を持ちながら、必要なときに利用するということです。ですから、住まいではなくて在宅支援の療養の場、こういうふうに位置付けられると思うのです。ですから、部屋代は求めていくべきではないというふうに思っておりますけれども、その点の押さえはどのようにお考えでしょうか。
答弁 保健課長 宇野和哉(保健課長は2024年3月まで)
社会保障審議会での議論の中心も、まさに今、野原議員がおっしゃられたことかと思うのですけれども、老健等の施設における多床室の居住費、居室料ですね、この部分につきましては、老人保健施設等が医療を提供して、自立、自宅に戻っていただくということを目的としたものであって、介護老人福祉施設、特別養護老人ホームの生活の場として提供しているところとは違うのだよということが議論の中心になっておりますので、その点の反対意見が多くて、今回、結論の見送りをされたのかなと考えておりますので、これも大変申し訳ないのですけれども、検討の経過というかをやはり注視していきたいと考えてはおります。
質問 10番 野原惠子
地方から、自治体から声を上げていくという、実際に現場で対応しているところから見る介護保険制度と、それから厚労省で見る介護保険制度の在り方とでは、私、ちょっと乖離があるのではないかと思うのです。ですから、最初、介護保険制度がスタートしたときには、社会で介護するというところからスタートしていって、介護保険料も納めて、そういうふうにしてスタートしたのが、小さく産んで大きく育てるという言い方は、ここではそういう言い方はどうかなと思うのですけれども、だんだん利用者の負担、それから若い人たちからもこれから保険料を徴収していく、こういうところで、社会で介護をするというところから、だんだん自宅介護に移行していく、こういうふうに流れてきているのでないかと、それを非常に私、心配しているのですよね。ですから、その一環として、こういう老健の部屋代も求めていく。確かに利用している方は介護保険制度の要支援1、要支援2、そういうところから見れば人数は少ないかもしれないけれども、少しずつ少しずつ利用者の負担を大きくしていく、こういう姿勢がこういうところでも見えてくると思うのですよね。ですから、そういうところもしっかりと、部屋代を求めるべきではないという意見を上げていっていただきたいと思います。次に、国の国庫負担の引上げを求める介護保険制度の、この4番のところなのですけれども、今、厚労省の社会保障審議会では、7項目の利用者負担増の見直しを求めております。今、私、3点、直接利用者に全部関わるのですけれども、実際に町の手だてとして、手だては取れるのではないかということで3点申し上げました、質問をいたしました。そのほかに介護保険サービスの利用料2割から3割負担の対象拡大、こういうことが上げられております。また、保険料の納付年齢の引下げと利用年齢の引上げ。これは、今、納付年齢は 40 歳未満ですよね。それを 30 歳とか、そういうところまで行くということ。それから、介護保険の利用年齢は今 65 歳、それをまた上げていく、こういう動きもあります。また、補足給付なのですけれども、これは今、預貯金ですね、これだったのですけれども、今度、不動産、家を持っている人たちも対象にしていく、そういうことですね。それと、高所得者の保険料の引上げ、こういうことも提案されております。先に言いました利用料の2割負担の対象拡大なのですけれども、今2割負担ということでは、単身者では年金収入 280 万円以上の方ということが対象ですよね。既に利用されている方の例を一つ挙げたいと思うのですけれども、年金から介護保険料や医療保険、税金を引くと、月約 20 万円ぐらいかかるというのです。23 万円から 20 万円引くと、3万円ぐらい自分で自由に使えるお金ということになります。この 20 万円という方は、グループホームを利用しているということなのです。そうすると、グループホームは大体 280 万円の収入の方は、十七、八万円かかるということで、そうすると、実際に利用できるのは3万円強、そのほかに使えるのはですね。そうなりますと、年金額は 280 万円といったら、私なんかから見るとすごく高いなと思うのですけれども、実際に使える金額は低いとなりますと、こういう人たちの生活も困難になる。こういう状況に改定という、私は改悪と思うのですけれども、こういう状況になるということで、こういうことになりますと、ここの幕別町では、教員退職者ですとか、役場の退職者、国家公務員とか地方公務員、そういう人たちに今度ターゲットが当てられるのですよね。今までは年金の低い人たちからも少しずつ利用料を負担して、その次はもうちょっと年金の高い方に負担を強いて、そしてこの次もっと高い人たちのところにも負担増。これでしたら、本当に地域で安心して暮らすことができないという現状が目の前に来ているわけですから、そういう点について、町としてはどういう押さえでいるのかお聞きしたいと思います。
答弁 町長 飯田晴義
介護保険制度を維持していくためには、お金が要ることは間違いない、誰もがこれはお金が必要なのだ、分かるわけで、では誰が負担するのだということになってくるわけです。そういう中では、負担できる人が負担をすると。これ税金ではないですけれども、税金の場合は、担税力に着眼して税金を負担しますけれども、これも言ってみれば所得の高い人で負担できる方が負担しないと、この介護保険は回っていかないということですね。国にお金をたくさん出しなさいと言っても国はお金がないわけ、都道府県もない、市町村もないとなれば、ではどこで財源を調達するか。そういう議論を、これは町というよりは国の中でしっかりやっていただいて、無理のない財政負担をする中で、介護保険の財政が回っていく、それをしっかり議論してほしいなというふうに思います。
質問 10番 野原惠子
確かに負担できるところでは負担していく、それは当然だと私は思います。ですけれども、今、例を挙げましたけれども、こういうふうにして年金の高い方でも、実際に高齢になって、そうなったときに暮らしていかれないようなぎりぎりの負担でいいのか、これは一人ひとりに負担していいのかというの問われると思うのです。長年働いてきて、そして高齢になって、実際に自分が施設を利用したりなんかしようと思うときに、自分らしく生きていかれるような、そういう制度でしたら、それはみんな安心します。子どもの世代でも安心するのですよ、親の介護をするときに。今の若い方に、こんなに子育てが大変なときに、親の介護に時間もお金も負担できるかといったら、もう地域見たら負担できないのですよね。核家族ですし、そしてそれぞれ自分の生活もあります。そういう中で、負担できるところはもう限界が来ているのではないかと思うのです。そうすると、町長、今おっしゃられたように、どこで負担するかといったら、やっぱり国がそこのところを負担していくということだと思うのです。いや、町長、笑いますけれども、そうだと思いませんか。それで、お金がないとかと言いますけれども、国全体のお金の在り方というのは、私、国会議員ではありませんから言えませんけれども、やっぱり今、増税に向けて国が動いていますよね、軍事費を上げるですとか。そういうようなところをきちっと見直して、社会保障にしっかりお金をかける。そうすると、地域にお金が回ると思うのですよ。福祉関係の仕事、そういう事業がしっかり地域に根差していけば、地域全体の4分の1は社会保障関係で、地域の活性化、経済は回っていくという、そういう試算もされております。ですから、国に対してしっかりそういうところも見直して、地域で安心して暮らせるような、そういう見通しを持った、国に対して意見を上げていく、そういうことが大事だというふうに思うのですけれども、町長、笑っていますけれども、地域で暮らしていくといったら本当に不安ですよ。高齢者の不安は渦巻いています。真剣に国に対して意見を上げていく、町村会や何かで声を上げていくと言っていますけれども、今、反対の団体が、生協とか、農協ですとか、介護関係、多くの団体が声を上げているのはそこなのだと思うのですよ。だから、そこのところをしっかり自治体の長として、強力に意見を求めていく必要があるのだと思うのです。それで、国も国庫負担の割合は 25%だと言っていますけれども、やっぱりここの割合を引き上げていくということが今大事なのではないでしょうか。その点はいかがですか。
答弁 町長 飯田晴義
私、笑ったのはあれですから、困った人に対して笑ったわけではないので、そこだけは誤解のないように。国の 25%の割合を上げるということも、それはごもっともだと思います。ただ、どこから財源を持ってくるのですかということを私は先ほどから申し上げているので、1,000 兆円も借金がある、それを返さなければならない中で、どこで財源を見つけてくるのだとなれば、これ税しかないのですね。国税をどう確保するかとしかない。国はもう国税しかないのですから。そうしたら、国税の中では何に目をつけるのか。確かに所得税だとか法人税だとか、これは累進課税にするべきだと、そういう話もあるかもしれませんけれども、ただそれだけでは額が確保できないとなれば、高福祉高負担ではないけれども、世間でかなりの方が反対している消費税あたりにターゲットが行くような、そういう気がしてならないわけでありまして、これは税率を 25%とか 30%ぐらいにしておいて、その代わり老後は一切、国が全部面倒を見ますから、貯金も何もできませんよとなればそれはそれでいいのでしょうけれども、そういう国民理解もなかなか得られないということで、ならばどこでその財源を調達するかということは、国民理解の中で、やっぱり国会の中で私は議論すべきことであります。ただ、地方の住民の方が苦しい生活を強いられている、このことについては、こういう部分を改善してくださいということは、私たちはそういう声を上げていかなければならないというふうに思っております。
質問 10番 野原惠子
国の税の徴収の仕方、使い方、これはここでは深く論議するということはできないと思いますけれども、しかし国の政治の在り方としては、そこに国民の暮らしをどうやって守っていくかというのが、やはり国で議論することだと思います。ですから、その議論する材料として国にしっかりと意見を上げていく、それが地方の役割だと私は思うのです。確かに税金の使い方どうするかといったら、国がどうするかということを国会の中で決めていくことだと思うのですけれども、やはり一番は国民が安心して暮らせる、そこに税金を使っていくべきではないかという声を大きく上げていかなければ、本当にますます地方は縮小していきます。高齢者が安心して暮らせることは、先ほども言いましたけれども、若い人たちも安心して暮らせますし、そして社会保障が充実すれば、地方もそれで回っていく。そういうこともしっかりと国に伝えて、税金の使い方も改めてほしいという声を大きくしていくことが、今必要ではないかということを私は言っているわけでして。この幕別町で長く暮らしていきたいと思ったら、そこを改善してほしいというのが、本当に高齢者の怒りの声として伝わってきているのです。私もそういう部分に入ってきてますけれども。その点を考えますと、強く国に求めていくことが必要だと思うのですが、いかがですか。
答弁 町長 飯田晴義
国の財政の中で、どこに税源を求めるかということは、これはやっぱりしっかり国会の中で議論していただきたい。そういう中で、我々は提言があればそれは提言もさせていただきます。ただ、国会も国会議員で構成されているわけですから、これはそれぞれの国会議員が国民のお話を聞いた中で当選しているわけでありますので、そこは我々も声を上げますけれども、国会議員の方も、何万票入ったか分かりませんけれども、それの声を背負って国会議員として活動しているわけでありますから、そこは地方は地方で声を上げますし、国会議員も国会の中でしっかりと有権者の声を反映した中での議論を求めたいというふうには思っております。
質問 10番 野原惠子
しっかりと声を上げていっていただく。私たち、この地方から声を上げていくということが一番だというふうに思っておりますので、町長はいろんな団体で声を上げていく機会は私たち以上にあると思うのです。ですから、そういう場で強力に声を上げていっていただきたいと思います。次、5番目行きます。低年金でも入所できる施設の拡充をということです。ご答弁の中で、現行制度において低年金により入所できないといったことはありません、こういう答弁いただいております。私、この答弁を見まして、確かに介護保険制度の中では、低年金で入所されている方はいらっしゃると思います。先ほど介護利用料2割、3割になりまして、実際に使えるお金が少なくなりましたということを質問いたしました。それと同じようなことがこの入所できないということに含まれているのですけれども。私はこの答弁を聞いたときに、本当に利用している方の生活実態を押さえているのかと私は思いました。といいますのは、2021 年、去年ですね、8月から低所得者の負担軽減制度、これが変えられました。それによりまして、食費ですとか、それから預貯金の資産要件がありまして、この制度から外れている人がおります。それによりまして、負担が重くなっております。そうしますと、実際に施設に利用料を支払った後の自分で使えるお金、それが少なくなっております。施設に入所料を払いますと、自分で例えば散髪に行くですとか、それからちょっとお小遣いで衣類を買いたいなと思っても、使えるお金が少なくなっているのですよね。そうすると、入所はしたけれども、本当にそこで安心して暮らせる、そういう状況にはなくなってきてるという、そういうことが実際に起きてきております。例えば、年金が 10 万円で、利用料が月大体7万 4,000 円ぐらいかかります。そういうふうになりますと、このほかに自分で使えるお金が本当に少なくなるのですよね。そういうことですとか、高齢夫妻で2人で月 25 万円の収入がある。そういう場合でも、一方が入所すると 17 万円の利用料がかかる。そうすると、もう一人の生活費というのは7万円ぐらいあるとします。そうすると、入所料がかって、もう一人の生活はどうやって維持していくのか、そういう課題もあります。そうしますと、本当に入所はできたけれども、人間らしく生きていかれる、そういう幅がなくなってしまう、そういう状況もあります。ですから、低年金でも入所できる施設の拡充ということでは、やはりもっともっとそういう人たちに配慮した対策が必要ではないかというふうに思うのですけれども、そういう点での押さえはどのようになっているのか、お聞きしたいなというふうに思います。
答弁 保健課長 宇野和哉(保健課長は2024年3月まで)
ご質問にありました低年金の方の入所に関して、答弁の中にありましたように、低年金であっても施設の入所は可能だと、できるというようなことでお答えはしたのですけれども、様々な、当然低年金ですから、所得段階が第2段階とか、生活保護受給者ではない方と考えると第2段階とかということになるかなと思うのですけれども、サービス費用は当然先ほど言われている2割、3割とかではなくて1割負担の方、そして負担限度額の考慮、さらには介護老人福祉施設とかですと、社会福祉法人による軽減とかもありまして、かなり今の制度の中でも減額の措置が取られているかなと思います。また、ご夫婦でいらっしゃって、例えば旦那さんのほうが入所された、奥様のほうが在宅で過ごされた、こういった方の所得の考え方というのも今の制度の中では整理されていて、片方の方がその負担限度額、もしその所得に応じて上がってしまうと、奥様の生活が苦しくなるというような場合に関しては、特例で減額するような措置とかも制度上ありますので、そういった中で施設に入所が可能だというようなお答えをさせていただきました。例えば施設によって日常生活費として負担いただいているものの中に、どういったものが入っているのかというのは、その契約の中でいろいろ違うとは思うのですけれども、ある程度の施設での介護を受けた生活ができるということで、入所ができるというような押さえで私たちはおります。
質問 10番 野原惠子
町ではそういう押さえということでしたけれども、実際にそういうことで片方の生活が成り立たなくなるような、そういう状況も生まれてきているということで、実際の生活をきちっと把握していくということが必要ではないかと私は思います。それで、これからの施設の在り方なのですけれども、多床室を設けている施設、老健や特養ですね。そこの建設がこれからは全部個室、ユニット型に変えられていくと思うのですよね。多床室のある特養は、最近、建てられた施設は全部個室になっていますよね。多床室は造られていないと思うのです。そうすると、個室になりますと、どうしても部屋代も高くなりますから、そういう状況ではますます低年金の人たちは入りづらい状況になると思うのです、これから建設される特養や何かは。ですから、そういうところもやはり考えていく必要があるのだと思うのですよね。多床室というのは2人部屋とか4人部屋で、部屋代も確かに安いです、かかりません。地域の、例えばコムニの里とか、ああいうところは地域密着型ですので個室になっています。前にも私、質問したことあると思うのですけれども、どうして札内寮に移行するのかといったら、部屋代がかかるからそちらに移行するということなのですよね。実際にそういうことが現実としてあるわけです。そうすると、多床室は少ないですから、年金の低い人はなかなか入りづらいのです。ですから、そういうことをどう踏まえているのかお聞きしたいと思います。確かに年金の低い人たちは、なかなか入りづらいという現実がここにもあるのですよね。そういう点はどのように押さえているのか、お聞きしたいと思います。
答弁 保健課長 宇野和哉(保健課長は2024年3月まで)
新しい介護老人福祉施設が全部ユニット型の個室になるというようなことは、ちょっと私の把握の中では押さえがなかったのですけれども、今、幕別町の中でいうと、確かに新しい施設は地域密着型の介護老人福祉施設で、全てユニット型の個室で、定員 29 人というような中で運営されて、それは地域密着型で、考え方といいますか、施設の過ごし方の違いというのもあって、こういうユニット型の個室で運営されていて、なおかつやはり個室で過ごせる生活環境に応じて費用は高くなっているということもあります。多床室については、基準費用額もかなり安く抑えられていますから、確かにおっしゃるとおりサービス費用額と含めて、安い利用料で入れるというようなことなのですけれども、今のところ施設全体のサービスの提供料といいますか、待機とかの問題にも関わってくるのですけれども、今のところ例えば 45 人入所されて 45 人退所されるみたいな、スムーズに、ちょっと言い方が申し訳ないのですけれども、待機をあまりせずに入れているような状況を考えますと、新たに多床室の介護老人福祉施設を造るというようなことは、給付費が増えてしまいますと当然費用負担も増えてしまいますので、これは市町村の問題としてバランスをしっかり考えていかなかければいけないことかなと考えております。
質問 10番 野原惠子
待機者があまりいないというような押さえなのかもしれませんけれども、地域では、施設に入りますと施設料が負担できなくて、夫婦2人とかいた場合に一方が入所すると、自分の生活ができない。ですから、自宅で介護しているという方も実際にいらっしゃるのですよ、入所するお金がなくて。ですから、実際に本当は施設利用したいけれども、家族で介護している、そして介護している人がもう本当に倒れそうになりながら介護しているという現状も町ではしっかり押さえて、やはり負担が、施設料が低かったら入所したいという人もいらっしゃるのです。ですから、そういうところも踏まえて、やはり低年金でも入所できる介護施設というのは、本当にこれから求められていくと思うのですよね。ですから、その押さえもちゃんと町でもってそれで対応していくという姿勢、これから高齢化社会になっていくわけですから、そういう姿勢を持っていく必要があるのではないかと思うのですけれども、その点はいかがですか。
答弁 保健課長 宇野和哉(保健課長は2024年3月まで)
おっしゃられました待機の順番が、入所の順番が来て、お答えされている中に、私たち、その施設のほうからお聞きすると、順番が来たけれども、まだいいですというようなお答えをいただくというようなことで、従前からお答えさせていただいていたので、そのあたり入所の案内をしている施設の担当とかとも、もう少しじっくり話を把握して研究していきたいとは考えておりますが、施設の拡充という意味では、そういうことをしてしまいますと、先ほど来申し上げていますとおり、給付費のほうが上がってしまって、どうしても費用負担とか保険料に跳ね返ってしまいますので、そういったことは現在のところは考えていないというところであります。
質問 10番 野原惠子
施設に入所する以前の問題で、入所料がこれだけかかりますよといったら、申請することを控えている、そういう実態もありますよと、そういう実態もしっかりと押さえて対応をしていただきたいということです。
質問 10番 野原惠子
はい。
答弁 保健課長 宇野和哉(保健課長は2024年3月まで)
今は入所の案内をかけたときのご家族のお話とかといったところに注目していましたけれども、その申請前のどういった状況にあるのかというのは、適切に把握していきたいと考えています。