幕別町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月11日
国民健康保険の都道府県単位化による課題解決を
2025年3月11日、幕別町議会の一般質問で、野原惠子議員が「国民健康保険の都道府県単位化による課題解決を」について質問し、町長 飯田晴義、住民課長 佐々木一成が答弁しました。
- 質問者
- 野原惠子 議員
- 答弁者
- 町長 飯田晴義、住民課長 佐々木一成
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 野原惠子
通告に従いまして、次の質問を行います。1、国民健康保険の都道府県単位化による課題解決を。従前、国民健康保険の保険者は市町村でしたが、「国民健康保険法等の一部を改正する法律」の成立により、2018 年からは、都道府県と市町村が一体となって運営する都道府県単位化により、市町村と都道府県が共同保険者となりました。都道府県単位化により、国保の財政運営の責任主体は都道府県に、賦課、給付、保険証の発行などの実務は、これまでどおり市町村が担うことになりましたが、特に大きく変わったのは、保険税の算定の仕方です。北海道には 179 自治体があり、各自治体の保険税の算定基準の違いや所得・医療費水準の地域差が大きいなどの課題が多くあります。北海道の国保運営方針では、2030 年までに保険料水準の統一を目指すとしており、これが実施されると、小規模自治体がこれまで努力してきた保健事業等による医療費の抑制に向けた努力は意味がなくなってしまい、被保険者が負担する保険税の引上げにつながる可能性がありますことから、以下の点について伺います。(1)令和 12 年の保険料水準の統一に向けて、町の保険税の推移は。(2)町の保険税は、被用者保険の保険料よりも高額であり、負担軽減のために町独自の対策を講じる考えは。2、マイナ保険証の発行による不安解消を。2024 年 12 月2日から紙の保険証の新規発行が停止され、「マイナ保険証」への一本化が強行されました。改正マイナンバー法により紙の保険証が廃止されたことに伴い、医療機関でのトラブルやマイナ保険証を持ち歩くことに対する不安の声が寄せられており、以下の点について伺います。(1)マイナ保険証については、認証トラブルや施設での管理の難しさなどの課題解決のために、資格確認書を全員に発行する考えは。(2)差押えする資産のない滞納者に対する資格確認書(特別療養)の交付に当たっては、機械的ではなく丁寧な対応に努める考えは。(3)紙の保険証の存続を国に求めていく考えは。以上です。
答弁 町長 飯田晴義
野原議員のご質問にお答えいたします。はじめに、「国民健康保険の都道府県単位化による課題解決を」についてであります。国民健康保険制度は、昭和 13 年に創設され、戦中戦後の混乱期を経て、昭和 36 年4月に達成された国民皆保険体制の下、わが国の医療保険制度の基盤として、国民皆保険制度の根幹を支える重要な役割を担ってまいりました。しかしながら、昨今の国民健康保険制度を取り巻く環境は、年金受給者をはじめとする低所得者や非正規雇用労働者が被保険者の大部分を占め、高齢者の割合が非常に高い状況にあることなどを背景として、保険者である市町村間で医療費や保険料の水準に大きな開きが生じており、特に小規模市町村では財政が不安定になりやすい傾向にあるなど、財政運営と事業運営の両面にわたって構造的な問題を抱えております。こうした中、将来にわたり持続可能な医療保険制度を構築するため、平成 30 年度から都道府県が財政運営の責任主体となり、市町村とともに国民健康保険運営の中心的な役割を担う新たな制度として、都道府県単位化がスタートし、制度の安定化を図っているところであります。ご質問の1点目、「令和 12 年の保険料水準の統一に向けて、町の保険税の推移は」についてであります。国は、将来的な都道府県での保険料水準の統一に向けた、国民健康保険制度における財政運営上の課題解消のため、令和5年6月に「都道府県国民健康保険運営方針策定要領」を改定するとともに、同年 10 月に「保険料水準統一加速化プラン」を策定しました。このことを受け、北海道は、保険料水準の統一化に向け、市町村が安定的な財政運営と事務の効率化を推進できるよう、令和6年度から 11 年度までを期間とする「北海道国民健康保険運営方針」を6年3月に定め、12 年度からは、全道どこにいても同じ所得、同じ世帯構成であれば同じ保険料負担となる保険料水準の統一を目指すとしたところであります。こうした中、本町においては、平成 28 年度の税率改正以降、国民健康保険基金を活用して現行税率を維持してまいりましたが、被保険者数の減少や、1人当たりの医療費が増加傾向で推移していることに加え、国民健康保険制度を取り巻く厳しい財政状況を背景として、今後も現行税率を維持した場合、令和8年度末には基金が枯渇し、約 3,400 万円の財源不足が生じる見込みと試算しております。このことから、今後、保険税の引上げは避けては通れないものと考えており、令和 12 年度からの保険料水準の統一を見据え、限りある基金を活用しながら急激な負担増とならないよう、7年度から段階的に保険税率の見直しを行うべく、本定例会において、「幕別町国民健康保険税条例の一部を改正する条例」を提案させていただいたところであります。ご質問にあります令和 12 年の保険料水準の統一に向けての保険税の推移についてでありますが、現行税率による6年度の保険税と、現時点で北海道から示されております統一保険料率による 12 年度の保険税との比較を、三つのモデルケースで試算をしたところであります。一つ目のモデルケースとしては、65 歳以上の夫婦2人世帯、年金収入が 200 万円で、5割軽減が適用となる場合、令和6年度の保険税9万 3,400 円に対し、12 年度の保険税は 11 万 2,100 円で、1万8,700 円の増額となる見込みであります。二つ目のモデルケースとしては、50 歳代の単身世帯で給与収入が 400 万円の場合、令和6年度の保険税 32 万 9,000 円に対し、12 年度の保険税は 40 万 9,200 円で、8万 200 円の増額となる見込みであります。三つ目のモデルケースとしては、50 歳代の夫婦と、中学生と高校生の子が1人ずつの4人世帯で、農業所得が 500 万円の場合、令和6年度の保険税 66 万 8,400 円に対し、令和 12 年度の保険税は 83万 8,400 円で、17 万円の増額となる見込みであります。ご質問の2点目、「町の保険税は、被用者保険の保険料よりも高額であり、負担軽減のために町独自の対策を講じる考えは」についてであります。被用者保険の保険料は、被保険者が事業主から受け取る毎月の給料などにより算出する標準報酬月額に基づき保険料が決定されるもので、その保険料負担は、被保険者と事業主の折半となります。一方、国民健康保険税の標準賦課総額については、地方税法に基づき世帯の被保険者数に応じて税額を算出する均等割と、1世帯当たりの税額を定額で加算する平等割を応益負担とし、また世帯の被保険者の所得に応じて税額を算出する所得割を応能負担として、この応益負担と応能負担の原則に基づき、保険税の負担を求めております。被用者保険と国民健康保険とでは、保険料の算出方法に大きな相違がありますことから、単純な保険料の比較をすることはできませんが、一番の違いとしては、被用者保険の保険料の支払いにおける労使折半という考え方が国民健康保険制度にはない点であり、この違いが国民健康保険税を割高と感じる要因であると捉えております。しかしながら、国民健康保険においては、この労使折半という考え方はありませんが、その構造的課題である被保険者に低所得者層を多く含むことや、運営主体が都道府県および市町村であることから保険者間の財政調整を必要とすることなどを理由として、療養給付費負担金や調整交付金といった国費や道費が交付されております。また、国民健康保険税においては、納税義務者の負担軽減を図るため、所得に応じて7割、5割、2割の法定軽減措置が講じられており、それらの減額分に対しては、国民健康保険の財政運営上支障がないよう、国と北海道から一部が財政補填されるとともに、経済動向等を踏まえながら、毎年、軽減基準の見直しが行われております。ご質問にあります、町独自の軽減対策については、その財源を一般会計からの法定外繰入れに依存して行うこととなりますことから、国保加入者以外の住民の皆さんに負担を求めることとなり、税負担の公平性を欠くことにつながることから、保険税負担軽減のために町独自の軽減対策を講じる考えはありません。次に、「マイナ保険証の発行による不安解消を」についてであります。国は、令和5年4月1日から、医療機関におけるマイナンバーカードを利用したオンラインでの資格確認を原則義務化しました。同年6月2日に成立した改正マイナンバー法では、マイナンバーカードと保険証を一体化し、同年12 月 27 日公布の「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の一部を改正する法律の一部の施行期日を定める政令」において、令和6年 12 月2日で健康保険証を廃止し、マイナンバーカードと健康保険証を一体化したマイナ保険証を基本とする仕組みに移行したところであります。ご質問の1点目、「マイナ保険証については、認証トラブルや施設での管理の難しさなどの課題解決のために、資格確認書を全員に発行する考えは」についてであります。資格確認書は、国民健康保険法第9条第2項の規定に基づき、マイナンバーカードを保有していない方や、マイナンバーカードを保有していても健康保険証利用登録をしていない方など、オンラインでの資格確認を受けることができない状況にある場合に限り交付するものであります。このように、法の規定により資格確認書の交付対象者は限定されているため、マイナ保険証を保有している方を含む国民健康保険被保険者の全員に資格確認書を交付する考えはありません。ご質問の2点目、「差押えする資産のない滞納者に対する資格確認書(特別療養)の交付に当たっては、機械的な対応ではなく丁寧な対応に努める考えは」についてであります。国民健康保険は、被保険者全体の相互扶助で成り立つものであり、保険税の収納の確保は、制度の維持や被保険者間の負担の公平性を保つ観点から、重要であると認識しております。国民健康保険税は、毎月の給与から天引きされる被用者保険の保険料とは異なり、自主的な納付を求めるものであることから、保険税の滞納が生じやすいため、滞納者への対応としては、これまで短期被保険者証や被保険者資格証明書を交付し、滞納者との納付相談の機会の確保に努めてまいりました。国は、令和6年 12 月2日から、被保険者証の廃止に合わせて、短期被保険者証と被保険者資格証明書を廃止し、長期にわたる保険税滞納者に対する納付を促す取組として、特別療養費の支給に係る事前通知を行う仕組みを整備しました。この特別療養費の支給に係る事前通知対象者は、納付の勧奨、納付相談の実施等により保険税の自主的な納付を促す取組を行ったにもかかわらず、災害や病気等の特別の事情なく、納期限から1年間を経過するまでの間に国保税を納付しない滞納者となります。特別療養費の支給に係る事前通知発出の判断に当たりましては、機械的な運用を行うことなく、納付相談の機会を確保し、丁寧に生活実態等を聞き取りしながら、特別な事情の有無の把握等を行った上で、適切に対応してまいりたいと考えております。ご質問の3点目、「紙の保険証の存続を国に求めていく考えは」についてであります。マイナ保険証については、医療機関や薬局が、患者の直近の資格情報や過去の処方薬剤情報、特定健診情報等をオンラインで取得することにより、総合的な診断や重複する投薬を回避するなど、適正な医療の提供を進めるために必要とされております。マイナ保険証を保有していない方や、マイナンバーカードを保有していても健康保険証利用登録をしていない方などに対し、当分の間、紙の保険証に代わるものとして資格確認書を保険者において職権で交付することとしておりますことから、町として、紙の保険証の存続を国に求める考えはありません。以上で、野原議員のご質問への答弁とさせていただきます。
質問 9番 野原惠子
保険税の推移ですけれども、今、モデルケースが答弁の中にありました。これによりますと、本当に1割、10 パーセント以上の保険税の引上げになります。それでやはり、そのほかに 65 歳以上の方は、介護保険料もこれに加わることになります。そうすると、福祉に関わるこういう税負担が本当に重くのしかかってくるのではないかということを、数字の上から見ても明らかになります。50 代夫婦の農業者ですけれども、500 万円の所得で約 16 パーセントの引上げになるということになると思うのです、試算では。こうなりますと、ますます税負担が重くなり、そして収入が増えるのかといったら、今の経済状況では見通しが暗いです。こういう中の税負担というところでは、本当に安心して医療を受ける、そういうふうに考えますと、この保険税がそれでいいのかということを、本当に考えなければならないと私は思いました。そして、統一化によりまして、2030 年までに統一化していくということなのですけれども、これは保険税だけを統一化していくということであって、その中身として、今まで自治体では、特定健診ですとか、それから保険税の減免ですとか、収納率の違い。そして今、町長は一般財源の繰入れはできないとお答えになりましたけれども、そういう繰入れをしている自治体もあるのです。ですから、そういう自治体の、今まで努力して、本当に町民や市民が健康寿命を延ばして暮らしていく、そういう保健医療がなくなってしまって、ないがしろにされてしまうのではないかと私は思います。ですから、なぜ急いで保険料だけを全道統一化し、同じにするのか。この保険税の仕組みとして、今、幕別町は農業者が多いので、保険税があまり高くならないという、そういう声もありますけれども、都市部では本当に協会けんぽですとか、そういう保険に入れない方々が入っている保険で、本当に健診や何かもできない、そういうところで、小さな自治体で努力してきたこういうことが、ないがしろにされるのではないかと思うのです。なぜ保険料だけ統一するのか、町長はどのようにお考えでしょうか。
答弁 町長 飯田晴義
確かに一面から見れば、ないがしろにするという言い方が当てはまるかもしれません。ただ、別な他方から見ると、小さな町ほど大きなはやり病みたいなものがあると、医療費はどんと上がるわけです。そうすると、負担を増やさざるを得ないということになるわけで、非常に安定が図れない。ですから、大きな器の中で、安定的に給付も負担もしてもらおうということでありますので、向かう方向としては、私はそれが適当だろうと思っています。ただ、ここ全体の構造的な財政状況からすると、確かにこのモデルケース三つご説明申し上げましたけれども、かなりの負担増につながるわけでありますから、これはでは誰が負担するのかということになるわけでありまして、それは基本的には被保険者が負担するのは当たり前の話なのですが、ただ、これだけ上がることが、果たして本当に国民生活に大きな影響を与えることになることを考えれば、やはり私はこれは町ではなくて、国が責任を持って負担すべきであるということで、誰かが負担しなくてはならないとなったときには、私は国だろうと思っているところであります。
質問 9番 野原惠子
安定的な保険制度というふうになりますけれども、安定的に、保険財政は安定的になります。全道一律の保険税になります。そうしたら、札幌市でも幕別町でも同じ保険税になります。そうしたときに、医療は同じように受けられるのでしょうか。大きな病気や何かしたときには、やはりそれなりの大きな医療施設に行くとなりますと、交通費ですとか宿泊費ですとか、いろいろと負担が多くなります。そういうことを考えて、保険料だけを統一して、本当にみんなが安心して受けられる、そういう保険制度になるのでしょうか。なぜ保険料だけを統一するか。そういうところに、私は本当にこういうところでは、日々努力していた自治体のいろいろな制度が本当に縮小されて、それがそこに住んでいる人たちの健康を維持していく、そういう努力をこれから図られていくのかどうか、そこが非常に不安になるのですけれども、その点は町長、どのようにお考えですか。
答弁 町長 飯田晴義
これは住んでおられる地域、市町村においては、いろいろと医療機関がまちまちでありますので、そのことだけで捉えれば、地元で安心して医療を受けられないのではないかという一面はあるかもしれませんけれども、それぞれ道内には医療圏がありますから、その中で中核的な病院もあって、それは本人がどこの医療機関を受けるのかは、それは選択の自由ですから、必ずしも町の中に安心して医療が受けられる、その医療機関があるとは限らない。これは今でも同じことでありまして、ただ、そこはそこを見てしまうと、全くおかしいのではないかという言い方が当てはまるのかもしれませんけれども、これは現在も変わらない話であって、全道どこに住んでいても、安心して医療を受けられる、負担が違わないで医療を受けられるということを目的として、しかもそれが安定的だということです。負担が安定的だということ。先ほども申し上げたように、小さな町で被保険者が少なければ少ないほど、大きな病気があれば、あるいは何人かが重い病気にかかれば、医療費が増えるわけですから、そうなることによって、負担が増えるということがあります。それが大きな器でやると、そういう影響を受けないということがあるので、将来を見たときの負担がどうなるかということを考えたときには、安定した負担で医療を受けられるのではないかと思っています。
質問 9番 野原惠子
小さな自治体が、大きな風邪や何かが広がったりですとか、それから難病の方が何人かいらっしゃったときに、医療費が高くなるのではないか。それはずっとではありません。恒常的ではありません。例えば1年とか2年とかです。この標準保険料はずっと上がっていくわけです。1年、2年のスパンで見るのか、長期で見るのか、そこに住んでいる住民の負担はどうなのか。私は保険料の統一化というのは、恒常的な引上げになる。結局はそこに住んでいる人たちの被保険者、国保に入っている被保険者の負担が重くなるのではないか、そういうふうにつながるのではないかと思うのです。それと、先ほどから言っている自治体でのいろいろな努力、これはそれもなくなってしまう。その点では、私は本当にこの制度に矛盾を感じるのですけれども、町長はそういう点では、矛盾を感じないのでしょうか。
答弁 町長 飯田晴義
これは、令和 12 年に向けて、上がっていくのは、もちろんうちの場合は先ほどお示ししたとおりでありますけれども、ただ 12 年以降を見たときには、それは高値安定と言われるかもしれませんけれども、それは安定的な負担で済むのではないかと思います。それと各市町村の努力、これは無駄になるというか、これは引き続きやらなくてはならないことであって、たまたま安い負担で済んだということは、そういう努力もあったかもしれない。あるいは就業構造によって大きく違うわけです。サラリーマン世帯、年金受給者のみのところと、十勝管内でも非常に農業が安定していて、農家がその分を負担しているところでは、全くこれは負担が違うわけで、そういうところからすると、さらに我が町よりも、さらに負担が増えるということは明らかであります。でも、それは将来的に長い目で見たときに、12 年以降の保険料負担を見たときには、私は安定的な負担で済むであろうと、その保険料が急に 30 パーセントも上がったとか、そんなことを気にしないで、安定的な負担で、医療が安心して受けられるだろうと思っております。
質問 9番 野原惠子
もう一点ですけれども、この完全統一の保険料になるには、各自治体で同じようなこういう軽減策を行っておりますよね。そういうものを全部解消して、同じような自治体の制度に全部統一していくと、それで初めて統一化していくということが、この北海道の統一化の決め事ではないかと思うのですけれども、そこの自治体でそれぞれ行っている、国保に対する財政負担ですとか、軽減策ですとか、そういうもの全て同じにしてから統一化するのではないのですか。その点が統一化されないうちに、保険料だけ統一化するというのは納得できないのですけれども、その点はどのようにお考えでしょうか。
答弁 町長 飯田晴義
財政運営をするための基準外繰出のお話をされているのかと思うのですが、こういう保険料統一になると、基準外繰出は認めないということで、今、方針の中でうたわれておりますので、それは今までやられていた基準外繰出、安定のための繰出金はできないということになります。
質問 9番 野原惠子
それだけではなくて、特定健診ですとかいろいろありますよね。そういうものも含めて、自治体が同じような保健事業とかそういうものも全部同じように、それから資産割のあるところは資産割をなくすですとか、そういうふうにして、どこの自治体も同じような国保税の算定の基準を同じにしてから、北海道は保険料を統一するとというふうになると思うのですけれども、そこの準備が整わないうちに保険料だけ統一化するのか、そこのところはなかなか難しいのではないかと思うのです。これから準備していくということなのですけれども、それに向けて、幕別町も税率改正されていくということなのですけれども、そこが統一化されないうちに、本当に完全に保険料を北海道全体で統一させることができるのか、そこが問題に、これから課題になるのではないかと思うのです。その辺は、北海道としては、どなたが会議に行っているのかは分からないのですけれども、その点の解消をどのように議論されているのか、そこをお聞きしたいと思います。
答弁 町長 飯田晴義
先ほどモデルケースでお話ししたとおりなのですが、言ってみれば平等割と均等割と所得割、この3方式で統一をした上で、その率、額も統一をすると。ですから、この6年の中で、例えば資産割があるところについては、資産割をなくしていって、統一を図っていくという、そういうプロセスを踏むということであります。
質問 9番 野原惠子
そういう統一化が図れないうちに、実際に 12 年度から、全道どこでも同じ標準の保険料になるのかどうか、そこがやはりこれから課題になると思うのです。だから、そこを全部統一化されないうちに、保険料だけ統一化するということは、かなり難しいのではないかということもありまして、統一化するのに、そういう課題を解消されないうちに、保険料だけを統一するべきではないと私は思うのですけれども、そこを統一されない前に、保険料だけを統一するということにならないようにしっかりと議論を進めていって、やはり課題解消していくということも大事だと思います。そしてそういうふうにして、今、試算された保険税がどんどん上がっていくのですけれども、恒常化していくということは、さらに保険税が上がっていく可能性もあると、私は思いますので、だからそういう点では、先延ばしするとか、もっともっと検討していくことが必要ではないかと思いますが、その点はいかがでしょうか。
答弁 町長 飯田晴義
課税方式を、この6年の中で統一していくということになれば、算出される税額も同じですから、この6年の中で各町村が、12 年に向けて、それぞれの対応をしていくということになります。それと、12 年以降に保険税、保険料が上がるのではないかというお話ですけれども、これはどれだけの給付があるかによって税は変わっていきますので、これは本当に、皆さんが大きなコロナみたいな病気になれば、それは当然給付が増えますから、ですから保険税も上がっていくということですので、これは 12 年以降にどういう病気がはやるかまでは予測つきませんけれども、今のままで推移すると、このまま 12 年以降は安定していくということが言えると思います。
質問 9番 野原惠子
そこが、町長と私の違いかなと思うのですけれども、こういう中で、本当に統一化していくということでは、広い北海道の中で、地域差ですとか、それから所得の違いですとか、それぞれあると思うのです。ですから、そこの自治体に合わせた保険税というのが、私は妥当な保険税の試算の仕方だと私は思うのです。そして、統一化されても、各自治体での保険税であっても、財源不足は、国保税の仕組みの中で生じてくるというのは、今までの論戦の中で明らかなのですけれども、そういった場合に、自治体の負担が本当に大変だということも重々分かりますけれども、今、町長がおっしゃられたように、この点については一致するのです。国にしっかり財源不足を補填していってほしい。そうしないと、本当に所得の低い人たちが入っている国保税だという答弁がありました。そうすると、ますます保険税もなかなか納められなくなるという人たちが増えてくるだろうし、そうしますと、医療もなかなか受けられなくなるのではないか、そういう不安があります。ですから、ここはやっぱり国にしっかりと税の確保を求めていく。今までも求めていくとおっしゃっていますけれども、強力に求めていく、このことが本当に大事ではないかと思いますので、その点をしっかり求めて、次に移りたいと思います。次に、町独自の軽減策をということなのですけれども、今、モデルケースをお聞きいたしました。その中で、一つ気になるところがありまして、例えば税の一人暮らしで7割軽減の方の上限の保険税は、幾らになるのでしょうか。
答弁 住民課長 佐々木一成
現状の税率ということでいきますと、7割軽減を受けられる方では、基本的には所得割が発生しませんので、均等割と平等割のみという形になりますが、7割軽減後で年間税額が1万 6,500 円となります。以上です。
質問 9番 野原惠子
年間幾らになりますかということですね。年間1万 7,000 円保険税。収入ですね、収入基準額が幾らなのか。
答弁 住民課長 佐々木一成
申し訳ございません。7割軽減ですと、例えば年金所得でいきますと、64未満の方でしたら、年金収入が 60 万円までの方は7割軽減を受けることができます。65 歳を超えてきますと、110 万円までの年金収入であれば、7割軽減の適用となります。
質問 9番 野原惠子
7割減免で 110 万円ということでよろしいですか。それで年間収入 110 万円。その確認で、110 万円ということでありましたら、今、幕別の生活保護基準が、3級地で試算されることになっております。そうしますと、生活扶助、冬季加算、住宅加算、これを含めますと、やはり 110万円より多くなります。そうしますと、64 歳の 60 万円、65 歳では 110 万円が基準になるとしますと、生活保護基準よりも低い生活の中で、保険税が発生するということになります。今、所得の収入のない方でも、保険税がかかります。そうしますと、私は生活保護基準よりも低いこういう方に対して、やはり減免していく、補助していく、そのことが必要ではないかと思います。また、子どもも均等割ですね、これもずっと全国的な運動の中で、国が未就学児、半額助成するということがされました。これもやはり国保税の仕組みとして、同じ収入でも家族が多ければ負担が重くなる。そういう中で、家族が多い方、特に子どものいる家庭での均等割を少なくするべきではないかと、これは全国的な運動になって、国がやっと半額、就学時半額になりました。そういうところに、きちっと手だてを打っていく。私はこれは本来国がやるべきだと思うのですけれども、国が実施するという、そういうところまで、町が助成していくということが必要ではないかと思うのですが、その点はいかがでしょうか。
答弁 町長 飯田晴義
これは、先ほどもお伝えしているように、国保は被保険者が負担をすべきもので、それを一般会計となると、国保以外の方が負担をすることになるわけですから、それは税負担の公平性ということを考えたときに、果たしてどうなのかということになるわけで、これは国保の側から見れば負担してほしいなと思うのは当たり前ですけれども、国保以外の方から見ると、何で負担しなければならないのだと、こういうふうになるわけですから、そこは公平性ということは、きちっと考えなくてはならないなと思っております。
質問 9番 野原惠子
税の公平性、町長おっしゃいました。税の公平性とは、税負担は各自の能力に比例すべき、このように調べました。そういう視点から考えると、幕別町全体の一般会計とか国保会計、水道会計がありますけれども、全体は幕別で町民の方に使うべき税金ですよね。そう考えますと、税の公平性ということであれば、国保会計も介護保険の会計も、全部別々の会計ですけれども、町民にどうやってその税を使うか、そういう視点に立てば、国保税だからといって、ここから繰入れはできません。でも、そうやって一般会計から繰り入れている自治体もあるわけですから、運用の仕方、考え方によっては、私は一般会計からの繰入れは可能だと思うのですけれども、その点、いかがでしょうか。
答弁 町長 飯田晴義
税の公平性というのは、税負担の公平性であって、そこには担税力があるかないかによって、課税をするというのが日本の税制度でありますから、そのことと、どこに使うのかは全く別物ではないですか。国保については目的税ですから、国保として集めたものは国保に使うということでありますし、一般会計でさまざま町民税だとか固定資産税だとかがあります。税はいろいろ町税がありますけれども、そこは目的税というか、特定目的のために集めた税金で賄っているところに入れるべきではない。これは公営企業も同じであります。公が負担すべき区分、役割分担がありますから、それを越えて我が町においては、基準外繰出というのは、これは公営企業でもやってないわけですので、そこは明確にその受益を受ける人たちで負担をするというのが、私は原則だと思いますから。あとは、やっている町があるのは、それはそこで一般の方の理解を得た上でやっているということでありましょうから、それは何も否定するわけではありませんけれども、我が町においては、適切ではないのかなという判断をしているところでございます。
質問 9番 野原惠子
適切ではないと、今、町長はおっしゃいましたけれども、でも、その運用の仕方では、そういうふうにして国保税の仕組み、そういう中で同じ収入でも家族の多い方は、やはり負担が重くなる。こういうことを考えて、一般会計から繰り入れてやっているところもあるわけです。でも町長、これの今の試算を見たら、本当に税の負担が重くなるのです。子育て支援は子育て支援とおっしゃるのですけれども、やはり同じ収入で家族が多かったら、これから保険税が増える、滞納が増えていく、これは悪循環になるのではないかと、私は本当に心配しています。このままずっと引き上がるとは考えていないとおっしゃいますけれども、それは分かりません。でも、現時点で6年後にはまだ増えるという可能性が、こうやってモデルケースで出ているわけですから、そういう中で、本当に今の物価上昇ですとか、そういう中でいろいろな同じ収入があって、出ていくのが、可処分が少なくなるわけですよね。そういうときに、税の負担がすごく重くなるというのも明らかなのです。ですから、本当に生活が大変だと、こういう数字では明らかになっているところには、町で対策を考えていく必要があるのではないかと、私は思います。だから、その点を、平行線になるかもしれませんけれども、その辺は強く私は町に求めていきたい。そして生活保護よりも基準が低くても、税負担が生じる、そういうところに対しても、ちょっと光を当てていく、こういうことが大事ではないかと思いますので、いかがでしょうか。
答弁 町長 飯田晴義
これはまず生活保護の話ですけれども、生保は全く別サイドの制度ですから、これは一緒に比較することはちょっと無理があるのかと思います。生保はいろいろな条件があって、そして認定されるものでありますし、今、国保収入については、単純にこの収入であればこれだけかかりますよというお話ですから、これは一緒くたに比較するのはちょっと無理かなと思います。ただ、それと税を投入していくということに対してでありますけれども、これはやはり受益者負担の原則というものを、これをないがしろにしてしまうと、何でもありということになりますので、そうはならないわけです。税負担が高いというのは、私も分かります。分かるけれども、そこに町税で集めたお金をそこにつぎ込む。そこは独立採算なわけですから、そこはそこでやっぱりやっていかなくてはならないわけで、それをやれないというのは、これは制度が悪い、制度を変えていくしかないのではないですかね、私はそこに尽きると思います。そこに一般会計を、お金を入れられるところは、一般会計をつぎ込むということではなくて、制度自体がもう疲弊して無理があると、ほとんどそう思ってもいいのかと思いますので、そこは国も均等割については配慮してきているわけですから、ほかにない均等割などは、果たして全部全廃してはどうなのかという、そういう方向で考えていくべきかと思います。
質問 9番 野原惠子
国保制度そのものに、今いろいろな矛盾が起きてきていると思うのです。ですから、そこはやはり議論しながら、住民の皆さんと認識を共通、同じにしてやっぱり議論をして、制度そのものを変えていかなければならない時期に来ているのではないかと思いますので、そこも議論しながら、国にもしっかりと制度の内容を変えていくということを求めていっていただきたいと思います。次に移ります。マイナ保険証のトラブルというものが、今、起きておりまして、資格確認書を皆さんに交付するということ、その考えはないということだったのですけれども、資格確認書はマイナ保険証を持っていない方には発行されますよね。そういう中で、実際に使っているというところも少なく、あまり多くはありません。それで、今マイナ保険証を利用する場合、医療機関でもやはりトラブルが起きているということが、いろいろな医療機関からも明らかになっております。そして、高齢者施設では、マイナ保険証を預かるということも、やはり個人情報の保護の問題とか、それから手続が大変ですとかそういうことで、預からないという、そういう施設も今生まれてきているということなのです。そうしますと、実際に病院や何か行くときには、保険証のほうが簡単に預かって使いやすい、そういう声もあります。そして、要配慮者には資格確認書を発行できるということなのですけれども、後期高齢になりますと、皆さん、要配慮者に移行していく、そういう可能性がありまして、そういう場合には、保険証のほうがスムーズに利用できる、そういうこともありまして、やはりそういうところにも資格確認書を交付したほうが、スムーズに医療を受けられるのではないか、そういうところから全員に資格確認書を発行すべきではないかと考えるのですが、その点はいかがでしょうか。
答弁 町長 飯田晴義
私は、紙もカードも何ら変わりない。むしろカードのほうがいろいろな情報が見られるわけです。お薬手帳を持っていなくても、どんな調剤されたかと分かるわけだし、医療費も幾らかかったかが分かるわけですよ。はるかに利便性は高まっていて、そのカードを預けたから、何かだまされるかといったら、そういうことは、紙だってカードだって同じではないかと思うのです。ですから、私は利便性が高まるのであれば、カードを持つほうが、やはり町民の暮らしぶりというのは、はるかに利便性が高まると思っております。
質問 9番 野原惠子
カードを持っている方が利用しやすい。それは健康で、自分で出して、そして顔認証を受けて受付をする。そういう点では、健康でそうやって自分で管理できる方はいいのですけれども、障がいのある方ですとか、高齢者ですとか、自分でそれができない、そういう人たちに対してはどうなのかという、そういう危惧があります。実際にそういうところに行って、トラブルが起きているということもありまして、そういう点でやはり確認書をしっかりと出すということが必要ではないかと、私は思うのです。そういうこともありまして、ぜひ確認書を全員に送っていただきたいと思います。
答弁 町長 飯田晴義
これはひもづけしている方には送れないことになっていますので、それは利用できるからいいのです。利用できない人はひもづけしなければいいのです。そうなると紙の保険証も何も資格確認書も同じ役割、代わるものとして資格確認書を送るわけですから、何らそこに不便を感じないと思うのです。ですから、何も変わらないかと思っております。
質問 9番 野原惠子
実際に高齢者ですとか、障がいのある方は、マイナンバーカードをひもづけしている人たちが使う場合に、トラブルが起きているというのも、医療機関や何かでも明らかになってきているのです。ですから、普通の保険証であれば、代理の方が保険証を持っていって、受付をすることもできる。だけれども、なかなか自分でそれができない方には、やはり代理人も必要だし、代理人の手続や何かも必要であって、本当に時間がかかってスムーズにいけない。そして本人の確認や何かも、顔認証した場合でも、しっかりと顔に障がいのある、目の悪い方ですとか、そういう方は確認ができなくてトラブルが発生している、そういう事例も医療機関から報告されているのです。ですから、やはりマイナカードで診療受けるとしても、トラブルが非常に発生している。ですから、確認書を発行すべきではないか。医療現場でのトラブルが、そこの体制が不十分ではないかという声もあるのですけれども、そうではなくて、やっぱり紙の保険証で、今までスムーズにできていたわけですから、これ紙の保険証の存続と関わるのですけれども、そういう意味では確認書をきちっと出す、そのことがスムーズに医療を受けられる保障になるのではないかということで、その実態を実際に皆さん調べているのかどうか。医療機関や何か聞き取りを行っているのかどうか。健康な方たちの判断で、確認書がなくてもスムーズにいくのか、それを判断しているのかどうか、そこをお聞きしたいと思います。
答弁 町長 飯田晴義
これは調査する必要性があるのかどうか、私はよく理解できません。というのは、これ登録をしなければ、資格確認書を送るわけですから、それを使えばいいわけで。はじめは使えていたのだけれども、ちょっと老化が激しくなって使えなくなったというのであれば、それは解除すればいいだけの話だけじゃないですか。そうすると、資格確認書が送られるわけですから。それで何ら不自由はないのかな、トラブルも発生する危険がないのかなと思います。
質問 9番 野原惠子
そうやってスムーズに手続できるとか、そういうことのできない人たちも、中にはいるということで、実際に医療機関に行って、そういうトラブルが起きて、非常に医療を受けづらくなってきている。そういうこともあるわけで、それであれば解除しなくても発行する。何ら不都合はないと思う。かえってここは確認書、こっちは送りません、そういうふうになったら、事務事業が増えるのではないか。一斉に送ったほうが、どなたでも確認書が使えてスムーズに使えるのではないかと思うのですが、いかがですか。
答弁 町長 飯田晴義
これ、制度として送れないということは、ご理解をいただきたい。仮に送れるとしたとしても、これはやっぱり全員に送るとなると、それだけ郵送料もかかったり、印刷経費もかかったりするわけですから、言ってみればこれは事務事業の無駄だと思います、私は。ですから、それはやっぱりできるだけ効率化を図っていかなければならないのは、我々の役割でもありますから、そこは必要な人、なければ困る人に送るだけで足りるのだろうと思っております。
質問 9番 野原惠子
この資格確認書と保険証の存続を国に求めると一体化しているかと思うのですけども、今、医療機関や何かで調査しているということなのですけれども、全国の保険医団体連合会で、昨年 12 月2日に健康保険証の新規発行が停止された後、保団連の調査では、7割の医療機関が、マイナ保険証にトラブルがあったと回答しているということなのです。うち9割の医療機関が、健康保険証の存続、廃止の延期を求めている、これが調査結果です。こういうことが、私は医療機関ではありません。こういういろいろな調査結果を踏まえた上で、実際に医療機関でこういうトラブルが起きて存続を求めていくと、こういうことを表明しているのです。マイナ保険証の利用率は、登録はしていても 25.4 パーセントと低いということです。ですから、健康保険証を残すということが、医療機関でも求められているということなのですけれども、そういう調査結果について、町長はどのようにお考えですか。
答弁 町長 飯田晴義
随分多いと思いました。我が町の実態は分かりません。分かりませんので、そこは、どんなトラブルと言ったって、いろいろなトラブルがありますから、全く使えないで病院を受診できなかったというのであれば、これは重大な話でありますけれども、それの我が町における実態というのは、もう聞き取りをすればすぐに分かる話ですので、そうした中で、それがうまく使えるような方向に持っていきたいと思います。
質問 9番 野原惠子
どういうトラブルかということなのですけれども、マイナカードの取得や利用が困難な本人、家族の負担が増加するですとか、本人が手続に必要な IT 機器が使えない、理解できない、これが 79.7 パーセントといっています。それから、そういう状況がありまして、保険証であれば紛失でもしない限り、本人が発行や交付を求める必要は全くないわけですから、送られてくるわけですから。ですから、そういうところで医療機関でのトラブルが多いということ。それから高齢者では、自分ではきちっと管理ができないですとか、そういうことがありまして、やはり保険証のほうがしっかりと便利に利用できるのではないか。こういうアンケートの結果が出てきています。ですから、そういう点では、保険証を今までどおり発行するということが必要ではないか。これは町では発行できません、全員に紙の保険証を国に求めることはできないと言っているのですけれども、こういう実態から見て、やはり国にもしっかりとトラブルの発生があって、医療が受けられないという結果を踏まえた上でのことでありますので、国に対してもしっかりと紙の保険証の存続を求めていくべきではないかと考えます。
答弁 町長 飯田晴義
制度的に可能であれば、それはそうなるのでしょう。発行できることになるのでしょうけれども、ただ、今アンケート調査結果をおっしゃいましたけれども、今時点だったら、それは随分変わっているのだろうなと。慣れてくるわけです。私はむしろ ATM よりも簡単ではないかと思うのです。入れて顔をこうやってやれば、私はなかなか反応しないのですけれども。いや、本当に全然トラブルがないのではないかと思うのです。むしろ ATM のほうがいろいろと難しいのです、いろいろな指示に従って振込をするとか。それから見たら、はるかに今のマイナンバーカードは、取扱いしやすいと思っています。ただ、いずれにしても実態は、アンケート調査にあったような実態があるかないかもまだ詳細分かりませんので、そこは聞き取りをした中で対応したい。対応したいというのは、資格確認書を送るということではなくて、うまく使えるような方向で対応したいと思います。
質問 9番 野原惠子
実態をということですけれども、実際に老夫婦が行ったときに、医療機関で自分がどちらのマイナ保険証がどちらかも分からない、暗証番号も分からない、そして顔認証もできなくてトラブルが起きて、結局は保険証で対応ができたと、そういう事例も聞いておりますので、やはり町民からそういう声が届いた場合、それから担当者がそういう相談を受けた場合を踏まえて、ぜひ検討していただきたいと思います。以上で終わります。