みんなの議会

幕別町議会 令和2年第2回定例会 2020年6月22日

議事録に件名の記載なし

2020年6月22日、幕別町議会の一般質問で、荒貴賀議員が質問し、町長 飯田晴義、こども課長 西田建司、住民福祉部長 細澤正典が答弁しました。

質問者
荒貴賀 議員
答弁者
町長 飯田晴義、こども課長 西田建司、住民福祉部長 細澤正典

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 荒貴賀

通告に従いまして、質問いたします。安心できる保育所の整備と待機児童ゼロの実現をであります。厚生労働省は、認可保育所(園)などに入所を申し込んでも入れなかった子どもは、昨年4月1日時点で1万 6,772 人と発表しました。前年より 3,123 人減少したものの、なお1万 6,000 人以上が待機児童となっており深刻な事態です。認可保育所などに入れなかったのに関わらず、別の基準によって待機児童に算入されない「隠れ待機児童」の実態はいまだ把握されず、希望する保育施設に子どもを預けることができない事態も続いています。幕別町でも、昨年度9名、今年度 12 名の待機児童が出ていますが、保護者からは「4月に仕事に復帰するのに、どうしたら…」「幕別町に引っ越してきたが預け先がない」など切実な声が上がっています。また、新型コロナウイルスの感染拡大で、各保育所(園)は例年と全く異なる対応を迫られました。年度初めの忙しい業務に加え、通常よりさらに厳しい感染防止対策に取り組み、感染への不安を抱えながら、保護者の労働を支え、社会的役割を果たしてきました。安心・安全の認可保育所の整備と安定した保育を実施するため、一番の課題である保育士不足の解消を講じることが求められています。以下の点を伺います。①町内の教育・保育施設の入所状況及び町外施設の利用実態は。②今年度の待機児童数の実態は。・現在待機児童になっている児童の現状は。・待機児解消に向けた対策は。③町内の保育所入所状況を公開する考えは。④保育士の確保と待遇改善は。⑤第2期幕別町子ども・子育て支援事業計画では保育利用率を今後 40.9%から 64.1%としていますが、施設の整備計画は。⑥保育所の新型コロナウイルス感染防止策は。以上です。

答弁 町長 飯田晴義

荒議員のご質問にお答えいたします。「安心できる保育所の整備と待機児童ゼロの実現を」についてであります。平成 29 年6月に国が公表した「子育て安心プラン」では、平成 30 年度から令和2年度までの3か年計画で、待機児童の解消を図り、女性の就業率8割に対応できるよう 32 万人分の保育の受皿整備や、保育人材の確保を行うこととしており、1年目の保育の受皿拡大量は、約 11 万 2,000 人分となったことが公表されたところであります。一方、本町では、本年3月に「第2期幕別町子ども・子育て支援事業計画」を策定し、教育・保育事業の量の見込みに応じた確保量を定め、少子化や核家族化の進展、働き方の多様化などにより、子どもや子育て世帯の環境が大きく変化している状況に対応するため、教育・保育施設及び地域型保育事業の相互の連携を含め、幼児期の教育・保育の一体的提供を図るなど、環境の整備に努めているところであります。ご質問の1点目、「町内の教育・保育施設の入所状況と町外施設の利用実態は」についてであります。はじめに、本年4月1日現在の未就学児が利用する教育施設の入所状況については、わかば幼稚園は定員 130 人に対し 27 人、新制度未移行幼稚園の幕別幼稚園は定員 210 人に対し 120 人となっております。次に、本年4月1日現在の保育施設の入所状況については、幕別中央保育所は定員 90 人に対し 70人、札内北保育所は定員 90 人に対し 86 人、札内さかえ保育所は定員 120 人に対し 128 人、札内青葉保育園は定員 90 人に対し 113 人、札内南保育園は定員 120 人に対し 129 人となっております。次に、駒畠保育所は定員 30 人に対し6人、明倫保育所は定員 30 人に対し4人、古舞保育所は定員30 人に対し5人、途別保育所は定員 30 人に対し4人、糠内保育所は定員 30 人に対し 11 人、忠類保育所は定員 70 人に対し 35 人となっております。このほか、事業所内保育所の「のびのび保育所」は定員 10 人に対し5人、認可外保育所の十勝の杜病院内の「ひまわり保育園」は入所児童数が2人となっております。また、町外施設については、施設型給付費・地域型保育給付費等支給認定証の交付を受け、保育所入所申込書を提出した方の利用実態になりますが、幼稚園や認定こども園が9施設で入園児童数が 51人、病院内保育所等の認可外保育所が4施設で入所児童数が7人となっております。ご質問の2点目、「今年度の待機児童数の実態は」についてであります。本年4月1日現在の町内5か所の認可保育所における待機児童数は、ゼロ歳児1人、1歳児3人、2歳児1人、3歳児3人の合計8人となっておりますが、6月1日現在、ゼロ歳児1人が認可外保育所に入所、3歳児1人が幼稚園に入園し、1歳児3人、3歳児1人の合計4人が子育て支援センターの一時保育を利用しており、この結果、2歳児1人、3歳児1人がいずれの利用もしていないことが確認されております。また、待機児童解消に向けた対策については、来年度に札内青葉保育園の建替えが完了する予定でありますことから、計画期間中の令和4年度から入所定員について、ゼロ歳児7人、1歳児3人、2歳児5人、3歳児5人、4歳児5人、5歳児5人の合計 30 人の増加が見込まれるとともに、これまでと同様に児童1人当たりの認可基準の面積要件の範囲内で受入れを行うこと、さらには民間の各保育施設との連携を強化し、認可外保育所とも調整を図るなどして、待機児童の解消に努めてまいりたいと考えております。ご質問の3点目、「町内保育所の入所状況を公開する考え方は」についてであります。保育所の情報については、町ホームページにおいて、保育所条例や保育料条例などの例規を掲載するほか、「子どもを預けたい」方へ、保育所の所在地、施設の定員、保育時間、利用申込みや一日の保育の流れなどの情報を提供しているところであります。また、待機児童が発生している状況にありますことから、入所希望者に対しては、各保育所の入所状況をはじめ、町内の事業所内保育所の利用、幼稚園の利用から引き続き行う預かり保育、子育て支援センターによる一時保育、認可外保育所の利用における補助金の紹介など、個々の保育ニーズに合った相談を行っているところであります。今後におきましても、きめ細やかな相談業務に努めるとともに、ホームページに認可保育所の入所状況を掲載してまいりたいと考えております。ご質問の4点目、「保育士の確保と待遇改善は」についてであります。はじめに、保育所ごとに所長を除く保育士の配置状況を申し上げますと、幕別中央保育所については、配置基準9人に対して正職員5人、保育資格を有するフルタイムの会計年度任用職員5人の合計10 人、札内北保育所については、配置基準 10 人に対して正職員6人、有資格のフルタイム職員6人の合計 12 人、札内さかえ保育所については、配置基準 15 人に対して正職員6人、有資格のフルタイム職員 10 人の合計 16 人となっており、各保育所ともに国が定める基準を上回る保育士を配置しているところであります。また、正職員の保育士の確保については、道央圏の保育士養成学校や十勝管内の短期大学に出向き、保育士の確保について要請を行ってきたところであり、有資格のフルタイム職員については、各年度の入所児童数に合わせ、年齢ごとに法律で定められている配置基準に従い正職員を補助する形で配置し、さらに時間単位での勤務のパートタイムの保育士を活用することにより、保育に支障が出ないよう対処しておりますが、年々、どの市町村においても有資格の保育士の確保が難しくなってきております。このようなことから、町では北海道町村会を通じ、幅広い保育人材の養成・確保に向けた支援策など、実効性のある対策を講じるよう国へ要請を行っているところであり、今後とも、保育士養成学校等との連携を深め安定的な保育士の確保に努めてまいりたいと考えているところであります。次に、保育士の待遇改善については、平成 27 年4月に臨時保育士の賃金を日額から月額に改定しており、毎年度、人事院勧告に基づく給与改定率を基準に賃金改定を行っておりますが、30 年度には人事院勧告の給与改定率 0.11%を上回る 1.42%の賃金改定を行っており、29 年4月からは有給休暇の中に病気休暇を加え、待遇の充実を図ってきたところであります。また、令和2年度から新たに創設された会計年度任用職員制度への移行に合わせ、さらなる待遇改善を図ったところであり、具体的には、有資格のフルタイム職員で申し上げますと、現給から 0.31%引上げとなる給料の格付を行ったほか、6月と 12 月に期末手当の支給、病気休暇や夏季休暇等の特別休暇の付与、昇給制度の導入、共済制度及び退職手当制度への加入など、待遇改善を図ったところであります。ご質問の5点目、「第2期幕別町子ども・子育て支援事業計画に掲げる保育利用率を勘案した施設の整備計画は」についてであります。国の「子育て安心プラン」において、女性の就業率8割に対応できるよう保育の受皿を確保することを掲げておりますことから、全国的に満3歳未満の子どもの全体数に占める、満3歳未満の保育を必要とする子どもに対する保育利用率は、年々上昇傾向にあり、平成 31 年4月現在 37.8%で、前年度から 1.2 ポイント上昇しております。本町においても、平成 30 年1月に実施した、子ども・子育て支援に関するニーズ調査の結果では、64.1%が保育所の利用を希望している状況にありますことから、計画中の3歳未満の保育利用率については、令和元年度時点の実績値から5年間で段階的に、令和2年度が 40.9%、3年度が 46.7%、4年度が 52.5%、5年度が 58.3%、6年度が 64.1%とニーズ調査結果を踏まえ設定し、教育・保育事業の量の見込みに応じた確保量を定めたところであります。施設の整備計画といたしましては、札内青葉保育園の建替えのほか、幕別地区における町立幼稚園と町立認可保育所の幼保連携型認定こども園への移行についても、本年度中に建設位置やスケジュールなどの計画作成を進めることで、老朽化した保育所の計画的な施設整備に努めるとともに、幼児教育や保育サービスの充実を図ってまいりたいと考えております。ご質問の6点目、「保育所の新型コロナウイルス感染防止策は」についてであります。本年2月に国において、「保育所は、保護者が就労しており、家に一人でいることができない年齢の子どもが利用するもので、臨時休業を行う学校とは異なるものであることから、感染の予防に留意した上で、原則として引き続き開所すること」とされたところであります。しかしながら、本町においては、子どもや保護者、保育士等への感染を防ぐために、可能な限り家庭内保育をお願いしながらも、共働きや社会の機能を維持するために就業を継続することが必要な保護者の就労支援のため、2月 27 日から3月 31 日までを家庭内保育の「協力要請」、緊急事態宣言発令後の4月 20 日から5月 31 日までを、家庭内で保育をすることが困難な場合の利用とする「限定開所」として、保育を実施したところであります。保育所を開所するに当たり、国が定めた「保育所における感染症対策ガイドライン」に基づき、食事の際に対面を避けるほか、定期的な換気を行うなどの飛沫感染対策と、石けんを用いた流水による手洗いの徹底、手が触れるドアノブや遊具等の消毒を行うなどの接触感染対策に努めるとともに、保護者説明会や不特定多数の方が集まる運動会の中止などの対応を行ってきたところであります。また、保護者に対しましては、登所する場合も、手洗いの励行や朝晩の検温など健康観察を確実に行っていただくとともに、発熱など風邪の症状がある場合は自宅で療養するようお願いするなど、感染予防に細心の注意を払いながら、保育の提供に努めているところでありますが、今後も、引き続き感染予防や児童及び保育所職員の健康管理に十分留意した上で、保育を行ってまいりたいと考えております。以上で、荒議員のご質問への答弁とさせていただきます。

再質問 8番 荒貴賀

それでは、再質問させていただきます。安心できる保育所に子どもを預けることは、保護者の願いです。保育所の整備と待機児童ゼロについて、町の取組についてお聞きしたいと思います。昨年9月に一般質問で、酒井議員が町の対応についてお聞きしました。この中で問題があるなと感じたのが、町が待機児童になるときに、毎月申請書を出さなければいけないという事態が発生しているというお話がありました。今回について、この問題が解決されているのか、どのようになったのかお聞きできますか。

答弁 こども課長 西田建司(こども課長は2021年3月まで)

ただいまお話ありました、毎月の申請ということだったのですけれども、保育所に入る際については、当然、認定を受けるための申請をお受けしてということになり、またその場面で待機児童になり、認可外保育所に行く場合には当然申請を前提として、申請をお受けした場合に、そういった認可外の助成金の対象としているということもありますので、まず申請をお受けする場合も、認可外保育所に行く場合についてはあるというものでございます。

再質問 8番 荒貴賀

私が聞いたのは、毎月、要は申請させているのかということをお聞きしているのです。要は、特別、そういったことに、なぜ町としてそういった方々を受け入れて、対応することができなかったのかということをお聞きしています。その辺の改善がされているのかお聞きしています。どうですか。

答弁 こども課長 西田建司(こども課長は2021年3月まで)

大変失礼いたしました。一度申請をお受けしてからは、その都度その都度毎月申請のほうはお受けしていない形になっております。

再質問 8番 荒貴賀

分かりました。では、改善されたということですね。あと、やはりこの問題、大変大きな課題があります。ここに北海道のホームページから出しました保育の利用状況が出る資料があります。ここには利用実績ですとか、利用見込み、利用日数、潜在的待機児童や待機児童数が書かれています。道のホームページから簡単に入手することができます。この中でやはり気になったのが、利用申請数ですね。要は利用者が、例えば幕別町では 624 人いましたと、利用児童数が 615 人です、待機児童が9名いましたというふうに書かれています。要は、利用して町として申請したものについては、待機児童として含まれていますが、逆に申請を蹴られた人たち、申請を受け付けなかった人たちはここに書いていません。そういったものが帯広市や音更町などは、潜在的待機児童数としてしっかりと数が上げられてきているのです。やはりこういった状況、町にどれだけの利用申請があるのか、どの地域に集中しているのかについては、しっかり町として押さえる必要があると思うのですが、こういったことを把握することはしていますか。

答弁 こども課長 西田建司(こども課長は2021年3月まで)

原則、申請のほうはお受けする形を取っております。基本的には入れないからということで、申請のほうを受け付けていないということではなく、まずは受け付けた上で、初めてここ申請数ということで、待機児童の一番基の数字というふうになってきますので、申請のほうは受け付けている状態でございます。

再質問 8番 荒貴賀

やはり実態についてはしっかりと把握していただいて、町の次の政策のために役立てていただきたいというふうに思います。今、先ほど答弁にありました、今年の待機児童の実態について報告をいただきました。4人の方が子育て支援センターの一時保育所で預かっているということがあります。この辺大変残念に思っているところであります。要は、子育て支援センターは一時保育であって、月に 15 回、週に3回以内、5時から9時までと時間がかなり限定されているのです。こうしたところに預けたので、何とか対応ができていますよというのは、なかなかならないのではないかと思っています。やはり町としても、一時的にはこういう状況もありますけれども、最終的には改善に向けて対応していくことが求められますが、この辺については町としてどのような認識でありますか。

答弁 こども課長 西田建司(こども課長は2021年3月まで)

先ほど町長の答弁にもございましたように、これまでと同様に、児童1人当たりの認可基準の要件、面積要件の範囲内で、要するに定員の数、そういったものをぎりぎり受け入れることによって、さらには民間の各保育施設との連携を強化するなどして、解消に努めてまいりたいというところでございます。

再質問 8番 荒貴賀

やはりこれもう2年連続でこういった事態になっています。次年度もこういったことが想定されますので、やはり何かしらの手だてを取っていく必要があるのではないかというふうに思います。この間も、保育所を希望されている保護者の方から、札内の保育所を希望したが入れなかったと、仕方なく幼稚園に入れましたというお話もありました。上の子と下の子で、保育所を別にしなくては入れないと言われたという話もありました。保育事業や送迎が二つもあり、対応することができないという話もあります。やはり、帯広から引っ越してきて、年度途中であったが保育所には入れないか相談したら、断れたという話もありました。保育施設で働いている方が、自分の子どもを保育所に入れられなかったという、こういう方もいらっしゃいました。やはりこういった問題、改善させるために、抜本的といったらあれですけれども、制度をしっかりと民間もそうですけれども、もっと制度設計を見直していく必要があるのではないかというふうに感じているところであります。昨年ですね、答弁にありました、子ども・子育て支援アンケート調査の中で、保育所を利用している、保育所のサービスを利用したいという一番多かったのが、認可保育所だったのです。44%ありました。次に幼稚園、そして幼稚園の預かり保育という順番でありました。それで、アンケートからも認可保育所に入所したいという保護者がすごく多いのは明らかであります。こうしたアンケートからも町として認可保育所をどのようにしていくのか、やはりしっかりと制度設計を進めていくべきではないかと思っているところでありますが、町として認可保育所を中心に待機児童の解消を進めるべきと思うのですが、町の認識をお伺いいたします。

答弁 町長 飯田晴義

これはもう本年3月に、第2期幕別町子ども・子育て支援計画、これを策定しまして、保育所、基本的には認可保育所に預けていただく、これベストでありますけれども、ただ、すぐ建てれるかというと、そういうわけにもいかないので、この計画の中で期間満了の最終年度を目指して待機児童がないような、そういった計画を立てたところでありますので、今のところは極めて低空飛行的な形になりますけれども、認可保育所、それと幼稚園、あるいは一時保育、あるいは民間の施設、こういったところを利用していただきながら、最終的な最終年度においては待機児童が出ないような、そういう計画づくりをしたところでありまして、これは今子育てしている方にとっては、何とかしてという気持ちは重々分かるわけでありますけれども、そこはすぐにはできない、そして将来一回建てたら、保育所はずっと維持しなければならないということもありますので、なるべく効率的なところを目指して運営を考えていかなければならないとする中で、最終年度に向けて、待機児童を解消するという計画であります。

再質問 8番 荒貴賀

第2期幕別町子ども・子育て支援計画、私も拝見させていただきました。この中、今、町長が待機児童解消に向けて最終年度で取り組んでいきたいというお話がありましたけれども、残念ですけれども、計画内容には令和6年度での待機児童が発生しているという状態があります。要は、幕別全体においては待機児童が発生にはなっておりません。しかし、札内地域に限定していけば、令和4年度には青葉保育所の建設が予定されていますが、2人待機児童が発生しますよと、令和5年度には6人が発生しますよと、令和6年度には9名発生しますよということが、計画書に既に書かれているのですよね。要は、最終年度についても、やはり現状ではこういったことが想定されるということが、既に分かっているのではないかと思われます。やはりここに向けて、何かしらの対応を町として、町長として取っていく必要があるのではないかと思いますが、町長、その辺の認識をもう一度お願いいたします。

答弁 町長 飯田晴義

ちょっと言葉が正確ではありませんでした。おおむね解消というふうに訂正をさせていただきたいというふうに思いますけれども。これはやはり大胆に何十人も増やすことができるのであれば、これ苦労はしないわけでありまして、この令和6年度においても、青葉保育園で改築していただく、そこで 30 人の定員増を担っていただいた上で、何とかおおむね令和6年度には解消していくというのが現計画でありまして、なかなかこのキャパの関係があって、それ以上は増やせないということもありますし、また、ではほかのところで増築が可能かというと、そういうことにもならないわけでありますので、ここはいま少し我慢をしていただくしかないのかなと。みんなが、希望する方が認可保育所に入ってもらうこと、これはもうベストでありますけれども、そこはご勘弁をいただきたいなというふうに思う次第であります。

再質問 8番 荒貴賀

やはり町長ですから、そこはやはりしっかりと解消に向けて、もうできる限りの手だてを取りますということを言っていただければ、また保護者の方々も違った思いであったのではないかなというふうに思います。こういったものは、町長がどのように進んでいくのか、進めていくのか、やはり子育てを支援していく、子育てを子どもたちに住んでほしいまちづくり、子どもたちの未来のためにという公約を掲げている以上は、やはり一定程度置いておくわけにはいかない課題の一つだと思っております。町長、いろいろな政策の中で人口減少社会を見据えた中で、いろいろな手だてを取って、何とか解消に向けて取り組んでいきたいというお話がありました。私は待機児童解消はその一つであろうというふうに思っておりますので、やはりここは町長がしっかりとその辺にについて、覚悟を持って取り組んでいただきたいというところがあります。難しいところがありますので、次に移りますが。今回、基準を上回らずに受入れを進めていくというお話もありました。現在では、多少なりとも受入れ可能な施設もあるのではないかと思っています。それについては、保育士が確保できないために受入れができなかったのか、単純に定員、希望者がいなかったのか、その辺についてお聞かせください。

答弁 こども課長 西田建司(こども課長は2021年3月まで)

内容につきましては、先ほど答弁のほうでもありましたように、基準は満たす正職員と資格を保有する保育士で行っているところですが、今、荒議員のお話のように、もう少し保育士がいれば、子どもを多く受け入れることができるのかというようなこともございますが、やはり小さな乳児の部屋、基準内ではございますが、やはり子どもが増えることによって、保育士も増えるというような部分もあろうかと思います。ですので、大きなクラスであれば、ある程度そういった部分も可能かなとも思うのですけれども、今ぎりぎりの中で、可能な限りの人数で対応しているということでございますので、やはり正職員のほうについても現時点では定数のほう、2名足りない状況ではございます。ですので、そういった部分を解消しながら、さらにまた待機児童を発生させないように努めてまいりたいというところでございます。

再質問 8番 荒貴賀

今ご答弁いただきました。何とか職員の方を増やすことができれば、基準の解消に向けてひとつ施策として伸びるのではないかということであります。次の4番目の質問になるので、そのときにお話ししたいと思います。3番目になります。入所状況の公開をする考えは、についてであります。町長、先ほどご答弁の中で、入所状況をはじめ、町内の利用状況をお知らせしているというようなお話がありました。私が一般質問を書いたときには、保育所の利用状況というか、保育所の住所、電話番号、ちょっとこれは書いてあったのですけれども、入所数ですとか、今現在どれだけの子どもたちがここにいますよ、もしくはどれぐらいの子どもがいますよということが書かれていなかったのですね。可能かどうかというところもあるので、その辺についてはご議論をしていただければと思うのですが、やはり次年度保育所を利用したい、もしくは来年度幕別に来たときに、やはり保護者の方はホームページを見て情報を取るのですよね。幕別町の保育所どうなっているのかな、今、待機児童どうなっているのかな、やはりそうした中で、なるべく情報を多くお知らせすることが大変重要になってくるので、可能な限り情報を載せていくという方針を取っていただきたいと思うのですが、どうでしょうか。

答弁 こども課長 西田建司(こども課長は2021年3月まで)

先ほどの町長の答弁のとおり、ホームページに認可保育所の入所状況を掲載してまいりたいというふうに考えております。なお、内容については、先進地だったり、いろんなものを研究しながら掲載させていただきたいというふうに思っております。

再質問 8番 荒貴賀

ぜひ進めていただきたいと思います。次に、保育士の確保と待遇改善についてであります。先ほどご答弁にもいただきましたが、やはりどの施設につきましても、正規の職員の方が全体の職員の半分ぐらい、いわゆる担任の先生が正職になっていただいているのかなというふうに認識しているところであります。やはり担任の先生も、特に今回、会計年度任用職員になったことで、大きな制度改があって、現場も大変苦労されているのではないかなというふうに認識しているところであります。特に、会計年度任用職員は、5年間しか昇給がないのです。音更町に7年とか多少増えたところもありますけれども、やはり臨時職員の一定の改善にはつながったとは思いますが、保育士の確保というまではなかなか行ってはいないのではないかと思っています。特に、今回、会計年度任用職員になって、有休の取得ができるようにもなりました。先ほど答弁にもありましたが、夏季休暇、特別休暇というお話がありましたが、現場ではこういったものがしっかり取られる環境にあるのか、お聞きしたいところでありますが、どうですか。

答弁 こども課長 西田建司(こども課長は2021年3月まで)

ただいまお話ありました、特別休暇の夏季休暇でございますが、今回であれば、4月、5月、6月、平均しまして、1週間当たり 15 時間 30 分以上の勤務を行った者は、夏季休暇の対象ということになりますので、対象者のほうには夏季休暇を使っていただくということで、既に皆様のほうにはお話しさせていただいております。

再質問 8番 荒貴賀

今、現場はかなりぎりぎりの人数で対応しているのだと思います。先ほど課長もお話しされたとおり、正職員もまだ2名不足しているというお話がありました。やはり正職員の方が担う仕事は大変重くなっています。特に町としても、保育士の確保や待遇の改善もそうなのですけれども、やはり正規の雇用をもう少し柔軟に考えていただければと考えています。例えばですけれども、今新しく新規で採ると、2名の方が足りないということで、新規で新しく募集するという考えはなかったのか、ちょっとお聞かせ願えますか。

答弁 こども課長 西田建司(こども課長は2021年3月まで)

正職員のほうについては、改めてまた来年度、退職の方もいらっしゃいますので、併せてそちらの分を募集かけさせていただくということになろうかと思います。

再質問 8番 荒貴賀

なぜ聞いたのかというと、要は、今回、多分正職員の方を募集したけれども来なかったのかな。ちょっとその辺はよく存じ上げていませんけれども、なぜ不足する事態になってしまったのか。やはりこれだけ保育士の方が不足する中で、正職員ですら確保することが困難なのか、少しお聞きしたいと思いますが、どうですか。

答弁 町長 飯田晴義

正式には、正職員2人足りないということはお答えはしていないわけであります。ただ、今いる保育士の年齢構成を見ながら、どういう年次で確保していったらいいかということは、当然考えながら職員採用はやっているわけでありまして。それで、募集したけれども来なかったのではないかと、そういうご懸念をいただいているわけなのでありますけれども、そういうことはなくて、比較的地の利がいいものですから、募集をすれば応募していただけると、そういう状況にあります。ただ、この職員採用というのは難しいものでありまして、誰でもよければいいのかということではなくて、一定程度、事務職も保育士も全てそうなのですが、そういった選考は必ずしなければならないということがありますので、10 人来ても一定レベルに達していなければ、それは合格者はいないと、そんなこともあるわけでありますので、そこら辺はご理解いただきたいなというふうに思います。

再質問 8番 荒貴賀

正職員で募集をすると、一定程度の確保が担えるというお話がありました。町長、今、年齢構成というお話もありました。自治体によっては、保育士を採用しなかった時期があるというお話は聞いています。要は、中堅層が少なく、大変この間が不足しているのだというお話がありました。町として現場の状況を見ながら、中途採用なども検討する必要があるのではないかと思うのですが、その辺については考えはありますか。

答弁 町長 飯田晴義

新卒者、学卒者のみではなくて、現にこの4月1日も、30 代の保育士の方も採用されておりますので、そこは、今、学卒者にこだわってしまうと、本当に来ていただけないので、年齢的にはかなり幅を持ちながら募集をしているというのが実態であります。

再質問 8番 荒貴賀

理解したところであります。どこの保育所も、やはり中堅層すごく大切なのですよね。シニアの方で結構経験が大変重要になってくるものですから、そういった意味でも、一定程度その中堅層の方を採用して、柔軟な、柔軟と言いますとあれですけれども、各保育所において、各構成の方がいらっしゃる人員配置を進めていただければと考えているところであります。昨年ですけれども、帯広市で保育士の復帰セミナーというものがありました。幕別町から2名参加しているというお話もあります。就労に際して、不安や職場復帰につながる環境など聞くことができて、現場の改善にもつながっているというお話がありました。こういった手法を取り入れて、環境改善ですとか、潜在保育士の復帰についても、町として検討する考えについてはございますか。

答弁 町長 飯田晴義

これ、なかなか一つの町で実施するというのは難しいと思いますし、よりたくさんの方に来ていただくとなれば、やはり十勝全体、共通のこれは悩みでありますので、十勝全体の中で行うべきなのかなというふうに思っております。そういう意味では、枠組みとして町村会というのもありますし、または定住自立圏という枠組みもありますので、そこら辺やはり他の市町村と情報交換をしながら、どういった形がいいのかということについては、そういった場で提言をさせていただきたいなというふうに思います。

再質問 8番 荒貴賀

保育士の方が安心して、やりがいを持って働けるように、これからも改善に力を入れていただければと思います。5番目の施設の整備についてお聞きしたいと思います。答弁の中で、青葉保育所を改築しますよ、幕別地域については、新しく計画を策定を進めているというお話がありました。いま一つ、札内北保育所についてもぜひ検討をしていただきたいというふうに思います。特に、老朽化が大変激しくなってきまして、雨漏りですとか、結露が出てくるとか、大変悩んでいるそうですので、やはり早急に改修、改築の計画を立てる必要があるとは思うのですが、その辺の改修については、どのようにお考えでありますか。

答弁 住民福祉部長 細澤正典

北保育所につきましては、町全体の公共施設の維持管理、管理計画の中で、長期的な修繕等も踏まえて検討していきたいというふうに思います。

再質問 8番 荒貴賀

保護者が求める保育所は、行政がしっかりと責任を持って監督する施設であります。特に、今回、北保育所は定員に行かない状況にもなっています。もしかしたら、枠組みの範囲内を広げれば、もう少し対応できるのかなというところもあります。ぜひこうしたところを改修を、長期的なというお話がありましたけれども、改修についても、今地方債を使ってということもありますので、ぜひこうしたところも活用しながら考えていただければと考えています。札内地域では、やはり保育を求める保護者、本当に多いですので、子育て支援計画にもありますとおり、待機児童は仕方がないではなくて、解消のためにできる手だてをぜひ尽くしていただければと思います。6番目のコロナ対策についてお聞きいたします。はじめに確認したいのですが、今月の 17 日に内閣府、厚生労働省が新型コロナウイルス感染症対策で休業させてきた保育士さんへの休業手当として、給料相当額を通常どおり支給するよう求める通知が出されています。町として、今回の通知内容についてはご存じでしたでしょうか。それと、この辺についてはどのように進める考えでありますか、お聞かせ願えますか。

答弁 こども課長 西田建司(こども課長は2021年3月まで)

本町の保育所につきましては、答弁の中にありましたように、家庭内保育の協力要請や限定開所を行ってきましたが、休所することなく開所してきたということですので、休業はありませんでした。なお、会計年度任用職員を含む職員については、小中学校等が臨時休業になったことに伴い、子どもの世話を行うことが必要になった場合は、職務専念義務の免除として、有給での休暇の取扱いとして取り扱ってきたというところでございます。

再質問 8番 荒貴賀

休業手当、いわゆる有給手当、平均で約6割の支給ということでなっています。今回の通知内容については、休んでもらった職員については、賃金や賞与等については、満額支給をしてくださいというふうには通知がされていたと思うのですが、その辺について考えはどうですか。

答弁 こども課長 西田建司(こども課長は2021年3月まで)

先ほどのお話のとおり、休業して、休業に補償するというようなそういう内容でなく、開所してましたので働いていただき、また先ほどのとおり、子ども等の世話のために休んだというときは、職務専念義務ということで有給でお休みいただいたというような対応になっていますので、休業6割の補償だとかそういうような対応ではございません。

再質問 8番 荒貴賀

要は町としては、この通知の内容に当てはまることはできなかったということですね。分かりました、はい。保育現場では、新しい生活様式が今現在模索されているのではないかと思います。健やかな成長と感染リスク、現場は苦労しているのではないかと思います。やはり身体的距離の確保ですとか、三密の回避、私たちの暮らしには徐々に浸透しつつあるのですが、やはり子どもと密接に関わっている保育士の現場では、実践が大変難しい部分もあるのではないかと思います。やはり待機児童の解消のために進めてきたこともありますけれども、部屋の状況、換気についても大変苦労されていると認識しているところであります。マスクについても、日本の小児科医師会が熱中症や窒息のリスクがあるとして、2歳未満の着用はしないよう勧めているところでありますが、町としてはどういった対応を取られてきましたか。

答弁 こども課長 西田建司(こども課長は2021年3月まで)

保育所の児童については、特段マスクの着用を義務づけてはおりません。

再質問 8番 荒貴賀

分かりました。アフターコロナを視野に、新しい生活様式もやはり保育の現場でも必要になってくるのではないかと思います。働き方、今後も課題にしていただきながら、負担軽減、業務の電子化もそうですけれども、体温計や対応設備の機械の整備など、負担軽減にもぜひ取り組んでいただきたいと思います。子どもの命と豊かな成長を助けるためにも、この間、保育現場は休業しないで頑張ってきていたのだと思います。これからも町としてできる限りの手だてを取っていただくことを求めていきたいと思います。最後に、保育士の待遇改善、施設の環境改善、今後進めていくというようなお話がありましたけれども、やはり今困っているのは、そこにいる保護者の人たちですので、一日も早く一つでも改善できるよう、対応を求めたいところですが、町としての認識をお願いいたします。

答弁 町長 飯田晴義

保育につきましては、できる限り保護者のニーズに沿ったような形でやっていきたいというふうに思います。職員の待遇改善については、これはやっぱり近郊市町村との均衡をですね、隣接市町村との均衡がありますので、そういったものも見ながら、会計年度任用職員に来ていただけるように、そんなような待遇改善はひょっとすると必要なってくるかもしれませんので、そこは状況を見ながら対応したいというふうに思います。

出典:幕別町議会 令和2年第2回定例会 2020年6月22日 議事録 PDF(38ページ) 間違いを知らせる