幕別町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月10日
議事録に件名の記載なし
2025年12月10日、幕別町議会の一般質問で、荒貴賀議員が質問し、町長 飯田晴義、総務課長 西田建司が答弁しました。
- 質問者
- 荒貴賀 議員
- 答弁者
- 町長 飯田晴義、総務課長 西田建司
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 荒貴賀
通告に従いまして質問いたします。住民サービスの向上に向けたデジタル行政改革をであります。2021 年「地方公共団体情報システムの標準化に関する法律」により、自治体基幹業務を対象に、国が策定した「標準準拠システム(以下「システム」という。)」に移行することを義務づけました。システム移行と国による地方公共団体への財政支援は 2025 年度までとされていましたが、本年4月10 日の衆議院、地域活性化・こども政策・デジタル社会形成に関する特別委員会で、2030 年度まで5年間延長する改正案が可決されています。本年1月には全国 62 の中核都市でつくる中核市市長会が、デジタル庁と総務省に対して「地方公共団体情報システム標準化に関する緊急要望」を提出し、想定を上回る運用経費の増大分について国の責任において適切に財政措置を行うよう求めています。国では、「デジタル社会の実現に向けた重点計画」2025 年度版において、共通 SaaS の導入を推進しており、地方自治においても「住民の福祉の増進」のために有効に活用されるべきものでありますが、膨大な事業をどのように取り組んでいくのか、標準化により自治体の独自性は失われないのか、高齢者など置いてきぼりの住民を生み出さないのか、デジタル化事業の今後の見通しについて以下の点を伺います。1、システムの進捗状況は。2、システムの運用経費と予算措置は。3、自治体の独自性はどこまで保障されるのか。4、職員の負担軽減にどうつながるのか。5、災害時や停電時のシステムの運用は確保されるのか。6、共通 SaaS の導入をどう考えているのか。以上であります。
答弁 町長 飯田晴義
荒議員のご質問にお答えいたします。「住民サービスの向上に向けたデジタル行政改革を」についてであります。国は、本年6月 13 日に示した「デジタル社会の実現に向けた重点計画」において、急速に人口減少社会に突入する中、各地方公共団体が個別に情報システムを維持管理し、セキュリティを確保することは人材面・財政面からの限界があるため、住民サービスの向上や行政の効率化、持続可能な行政サービスの確保を目指し、基幹 20 業務の標準化に向け、2025 年度までの標準準拠システムへの移行を原則とし、標準仕様の作成を行うとともに、地方公共団体の取組状況の把握や円滑な移行に向けた環境整備に努めるとしております。また、現行システムから標準仕様に対応したシステムへの移行を完了させることを前提に、一部の機能については、移行後の実装等を可能とする経過措置を設け、遅くとも 2028 年度末までに適合するよう示しているところであります。ご質問の1点目、「システムの進捗状況は」についてであります。本町における「地方公共団体の基幹業務システムの統一・標準化」対象の自治体情報システムは、住民基本台帳に係る「住民記録システム」などの基幹 20 事務のうち、「児童扶養手当システム」と「生活保護システム」を除く 18 事務が対象になるもので、国の財政措置を活用しながらシステム移行を進め、政府共通のクラウドサービスの利用環境であるガバメントクラウドを利用してシステムを運用することとしているところであります。本町の 18 事務の自治体情報システムについては、「総合行政情報システム(Reams)」のパッケージに属する「住民記録システム」や「印鑑証明システム」などの 12 事務と、これ以外に単独で運用する「健康管理システム」「障がい者福祉システム」「介護保険システム」「国民健康保険資格システム」「戸籍システム」及び「戸籍附票システム」の6事務となっております。標準化対象のシステム移行作業については、国から示されている標準仕様と現行の自庁システムとの差異等を確認する作業を経て、国が定める標準仕様に準拠したシステムの環境構築作業、ガバメントクラウドへのデータ移行作業、リハーサルによる動作確認作業を行い、新システムへの移行が完了する流れとなっております。「総合行政情報システム(Reams)」の 12 事務と、単独の「健康管理システム」「障がい者福祉システム」や「介護保険システム」の3事務の計 15 事務については、本年9月下旬から環境構築作業を始め、10 月下旬にデータ移行作業を行い、12 月上旬に動作確認作業、12 月下旬に新システムへの移行が完了する予定であります。また、北海道国民健康保険連合会が管理する「国民健康保険資格システム」については、本年9月下旬から環境構築作業を始め、令和8年1月下旬までにデータ移行作業と動作確認作業を行い、2月下旬に新システムへの移行が完了する予定であります。さらに、以前から単独クラウドで管理していた「戸籍システム」及び「戸籍附票システム」の2事務については、本年 12 月下旬から環境構築作業を始め、令和8年2月中旬までにデータ移行作業と動作確認作業を行い、その後、様式改修の実装を行い、令和8年度中に新システムへ移行が完了する予定としております。このため、当面の間、「戸籍の附票」や「除籍の附票」の様式については、現行様式での運用となりますが、法定記載事項を網羅しておりますことから、住民サービスへの影響はないことを確認しております。ご質問の2点目、「システムの運用経費と予算措置は」についてであります。本町における「地方公共団体の基幹業務システムの統一・標準化」の運用経費につきましては、標準準拠システム移行前の令和6年度が、各種システム機器保守点検等の委託料で約 1,920 万円、「戸籍システム」と「戸籍附票システム」の単独クラウド使用料で約 290 万円、「国民健康保険資格システム」に係る負担金で約 200 万円の合計約 2,410 万円でありました。これに対して、標準準拠システム移行後の令和8年度の運用経費は、現段階では予定している概算額になりますが、各種ガバメントクラウドに係る回線使用料が約 300 万円、各種システム機器保守点検等の委託料が約 1,260 万円、情報標準準拠システム運用管理等委託料が約 3,510 万円、「国民健康保険資格システム」に係る負担金が約 220 万円で、合計約 5,290 万円となります。これに、ガバメントクラウド使用料として、総合行政情報システム等に係る使用料が約 2,990 万円、「戸籍システム」と「戸籍附票システム」に係る使用料が約 850 万円、その他の使用料が約 510 万円の使用料合計で約 4,350 万円を加えると、移行後の運用経費は合計約 9,640 万円を予定しているところであり、令和6年度から約4倍の運用経費となる見込みであります。なお、これまでは自庁システムを所有しておりましたことから、更新に係る経費が、平成 31 年度に「総合行政情報システム」に関連する 12 事務と同じサーバーを利用していた4事務を約 8,990 万円で更新し、9年間使用しましたので、1年当たりで約 1,000 万円となり、さらに「戸籍システム」と「戸籍附票システム」の2事務を約 1,840 万円で更新し、5年間使用しましたので、1年当たりで約 370万円となり、更新経費は合わせて 1,370 万円となります。この 1,370 万円を移行前の令和6年度の運用経費約 2,410 万円に加えますと、移行前の運用経費合計額は約 3,780 万円となりますので、移行後の8年度の運用経費は、移行前の約 2.6 倍となる見込みであります。このように、移行後は運用に多額の経費を要することとなりますことから、地方交付税において、標準準拠システムの利用に伴うガバメントクラウドの利用料及び関連する費用について、ガバメントクラウドへの移行状況に応じて算定することとしており、「包括算定経費」の単位費用として交付税算入されております。しかしながら、全国町村会において調査した結果、多くの町村で標準準拠システム移行後の運用費用が移行前より大幅に増加する見込みであり、普通交付税では必要な費用を確実に措置することができていないことから、本年4月、全国町村会の「地方公共団体情報システム標準化に関する緊急要望」と、11 月の全国町村長大会における重点要望において、国の責任において全額国費で措置することについて、要望しているところであります。また、管内市町村で構成する十勝圏活性化推進期成会におきましても、国に対し「令和8年度国等の施策及び予算に関する要望書」として、ガバメントクラウド利用料をはじめとする運用経費について財政支援措置を求めておりますので、本町も町村会及び期成会の一員として引き続き訴えてまいりたいと考えております。ご質問の3点目、「自治体の独自性はどこまで保障されるのか」についてであります。国が示す「地方公共団体の基幹業務システムの統一・標準化」の機能標準化基準の構成については、「機能要件」「画面要件」及び「帳票要件」で構成されることとなっております。「機能要件」は、システムに対し、どのようなデータを入力し、どのような処理を行い、その結果どのような出力がなされるか等の要件、「画面要件」はシステムが出力する画面に関する要件、「帳票要件」は、通知や証明書など住民向けの帳票様式と、確認のための一覧表など職員向けの帳票様式に関する要件であり、これらが標準化・共通化されるものであります。これまでの標準仕様と現行の自庁システムとの差異等を確認する作業の中では、標準仕様に対して、本町の独自性を取り込まなければ事務に支障が出るといった事案は確認されていないところであり、具体的な例で申し上げますと、これまで本町の独自性の一つとして、「住民記録システム」において、住民と行政区をひもづけする取扱いを行ってまいりましたが、標準仕様には含まれないものの、同様の取扱いが引き継がれることを確認しているところであります。ご質問の4点目、「職員の負担軽減にどうつながるのか」についてであります。基幹システムの標準化により、法改正等に伴うシステム改修業務やサーバー等機器類の管理業務、システム調達業務などについて、国が定める仕様に基づき、クラウドサービス提供者が改修作業等を行うことになります。このことから、現在、職員が行っております法改正等に伴うシステムの仕様に関する検討協議や契約等の事務などの作業が不要となりますことから、専門的な知識の習得や改修作業の準備に要する時間の短縮など職員の事務負担軽減につながるものと考えております。また、異なるシステム同士の連携不備や仕様の違いに起因するトラブルが減るとともに、標準化されたシステムは安定性が向上し、システムエラーや管理上の問題が発生しにくくなるため、トラブル対応の負担についても軽減されるものと考えております。さらに、効率化されたシステムにより、住民サービスの迅速な提供が可能となり、職員が窓口対応や住民からの問合せ対応に追われる時間が短くなるなど、職員の業務負担軽減だけでなく、住民サービスの向上や行政全体の効率化に寄与する取組であると考えているところであります。ご質問の5点目、「災害時や停電時のシステムの運用は確保されるのか」についてであります。国は、「地方公共団体の基幹業務システムの統一・標準化」を進める中で、政府共通のクラウドサービスの利用環境であるガバメントクラウドを利用してシステムを運用することにしております。クラウドサービスの利点を最大限に活用することで、迅速、柔軟、かつ安全でコスト効率の高いシステムの構築が可能で、利用者にとって利便性の高いサービスをいち早く提供されるほか、国が定めたセキュリティ監視や運用基準を満たした外部のデータセンターで高いセキュリティが確保されているところであります。また、ガバメントクラウドにより、各地方公共団体が個別に行っているセキュリティ対策や運用監視の必要がなくなり、費用的にも安全性についても強化され、特に災害時や停電時の際においては、複数のバックアップにより行政データの復旧等が円滑に行われるほか、各地方公共団体からデータセンターへの通信経路は二重化が義務づけられ、通信面でも災害などに強い構造となっております。さらに、本町からデータセンターへの通信拠点となる役場庁舎においては、庁舎自体の免震化や自家発電装置の設置などを行っておりますことから、データセンター、通信経路、庁舎内設備の3段階での災害対応策が施されており、災害時などの停電の際でのシステムの運用性も確保されているものと考えております。ご質問の6点目、「SaaS の導入をどのように考えているのか」についてであります。SaaS は、従来からあるパッケージのソフトウエアをパソコンのハードウエア上にインストールするのではなく、クラウドサービス上のソフトウエアをインターネットを接続した状態で利用するサービスで、常に最新状態のソフトウエアを利用することが可能で、軽微な変更については、使用者側の保守管理が不要となるなどのメリットが掲げられているものです。国は、これまでの情報システムの利用形態が、行政機関等が情報システムを自ら整備運用し、所有する形態が一般的でありましたが、人口減少社会を前提とすれば、各府省庁が個別にアプリケーションを整備することや、約 1,800 の地方公共団体がそれぞれ個別にアプリケーションを整備していくことは必ずしも持続可能とは言えず、システムを所有から利用へと転換する SaaS 利用を前提としたところであります。ガバメントクラウドでは、国や地方公共団体等の公的機関が所有する公共情報システムのほか、公共情報システムとして民間事業者が整備し、国または地方公共団体等が利用する「公共 SaaS」の利用環境としても利用できることとしているものであります。本町において、「地方公共団体の基幹業務システムの統一・標準化」を行うに当たっては、主立った「総合行政情報システム(Reams)」の例で申し上げますと、政府共通のクラウドサービスの利用環境であるガバメントクラウドを利用して、「システムベンダー」が「公共 SaaS」を構築した上で提供することになり、インターネットを接続した状態で利用するものでありますここでは「システムベンダー」と「公共 SaaS ベンダー」は同じ事業者を指すことになりますが、「システムベンダー」は、本町は業務委託契約を締結する前提で、セキュリティ管理については、国際基準「ISO27001」認証を受け、国の標準に適合した「公共 SaaS」の構築を行うことができることを確認し、契約の相手方として選定しているところであります。また、データの管理責任については、幕別町が負うことになりますが、万が一、セキュリティ侵害やデータ漏えいが発生した場合には、「システムベンダー」が迅速かつ適切に対応する体制が整備されていることも確認しており、十分な安全対策が講じられているものと認識しております。以上で、荒議員のご質問への答弁とさせていただきます。
再質問 8番 荒貴賀
それでは、再質問をさせていただきたいと思います。自治体 DX 計画で、自治体が取り組むべき重点項目として「自治体の情報システム標準化・共通化」というのが第一に取り上げられています。自治体情報システムの標準化については、この間、取組の佳境を迎えているのではないかなと思っています。行政の効率化と住民サービスの向上に向けて自治体情報システムの標準化は必要だということで、国のほうでは全自治体に短期間で集中的に行われてきました。ここに来て、国の目指す姿とやはり地方自治体の実情と困難というのが、すごく浮き彫りに出てきたなというふうに思っています。こうしたところから、何点か質問できたらと思います。今もそうなのですけれども、自治体の情報システムは、これまでも標準化に向けて地域の情報プラットフォームの標準化ですとか総務省からあった中間標準レイアウトの公開ですとかというところで、そのベンダーさん、提供者さんがそこに合わせてさまざまな取組がなされて、大きく違いが出ないようなことがされてきたのです。幕別町も同様だと思います。機能についても、各事業者さんが競争範囲の中で利用者さん、いわゆる自治体が利便性向上のためにさまざまなカスタマイズを行って、自治体の同様な取組であったとしても、いろいろな自治体ごとの多様なシステムを全国で展開して、独自の事業を展開されてきたのです。だからこそ、その独立性ですとかいろいろな事業が展開するときに改善ですとか方向性ですとかが、それに合わせて PDCA サイクルを回せて事業の改善が行われることができたといういい面があったからこそ、今まで誰もこの問題に手をつけてこないですし、むしろそれが推奨されていくと思っております。しかし、ここに来て、それが問題だというようなことが出てきました。先ほど言ったような、このような状況が自治体情報システムに関わる人的・財政的負担を増やして、迅速で柔軟なシステム対応を阻害している要因であると。今後、自治体が安定的かつ持続可能な形で行政サービスを提供し続けるためには改善すべき課題であると考え、標準化することで課題を解決するということをうたって取り組んできました。町長、これ、どう思いますか。今までの行政、今までの取組に対して否定とは言いませんけれども、そうではないというような取組を訴えて、自治体行政、標準化が進められてきました。
答弁 町長 飯田晴義
独自性、独自性ということを言われるわけなのですが、どこの町もやることは同じなのですね。ただ、人口、産業構造あるいは地形などによって多少の特色があるので、それに対応、適合するような施策を展開してきたということでありますから、そのためのデータとして独自にデータを取って、それを検証して施策に生かしていく、そういうことはあったのだろうなというふうに思います。我が町に置き換えて言いますと、その辺の検証も行った上で、支障がないということで今ここは進んでおりますので、我々としてみれば、取れるデータというのは不自由なく使える状況にあるというふうに認識しております。
再質問 8番 荒貴賀
町長から今のシステムで支障がないというようなことでお答えをいただきました。人口減少が進む下で、住民のいわゆる健康や文化のこと、これまでの政策が地域の経済を支えるために職員の力をこれからも発揮できるような制度であることを期待したいところでありました。標準化にもたらされる内容については町長からお答えをいただきましたので、私からは多少課題ではないかなと思うところについて、少し町の取組をお聞きしたいなと思います。確認なのですが、現在の進捗状況をお聞きいたしました。回答をお答えいただく中で、いわゆる事業者さんを切り替えて標準化適合のパッケージを行うという認識でよろしいのですか。それとも、要は事業者さんを切り替えて、また新たに標準化に基準した事業者さんを選定されたという状況なのかお聞きしたいと思います。
答弁 総務課長 西田建司
今ご質問いただいた事業者というのが、今まで自庁式サーバーということで庁舎にサーバーを置いて、先ほどの Reams と言っているようなシステムは、そちらのほうで運用していたということなのですけれども、基本的にはそのシステム事業者については変わらないということになります。
再質問 8番 荒貴賀
分かりました。よく全国的には、事業者さんを変えることによってこれまでの契約がどうなるのかとか、新たな契約のときにどうなるのかというところがあったものですから、幕別町ではそういったことがないということで理解いたしました。もう一つお聞きしたいのが、事業が今展開されているという中で、今言われた Reams が、12 事業が12 月下旬に運用が開始されると、それ以外の6事業については2月下旬からシステム移行が行われるというようなお話でありました。移行期間についての動作確認、運用テストというものが半月ほどだったように認識しているのですが、かなり短かったなというふうに認識しているのですが、この辺について多く取らなかった理由、この辺で問題ないといった状況についてお聞かせいただければと思います。
答弁 総務課長 西田建司
まず、すみません、システムの数なのですけれども、先ほど答弁でもお話ししたように国保と戸籍システムの二つ、三つ以外ということなので 15 事務が 12 月中には終わるということになるものなのですけれども。今お話あった移行後の準備期間といいましょうか、そういったもの、当初は実はもうちょっと短い、1週間だったりそういったのを予定していたのですけれども、もうちょっと余裕を見て、今、半月ぐらいというようなもので想定しているということなので、当初よりは逆に言ったらちょっと長く、余裕を持ってしっかりと稼働に向けて取り組んでいきたいというところでございます。
再質問 8番 荒貴賀
幕別町ではそういった手順を取るといったお話ありました。昨年9月に出た「自治体情報システムの標準化・共通化に係る手順書」というのが第 4.0 版で出ています。ここにその工程フェーズ、全体像をこのように進めていくことが望ましいですよというのが示されています。この中で運用テスト実施期間と実際に運用開始期間で半年取られているのです。要は運用期間をかなり長く取られているのです。いろいろ状況があるので何とも言えませんけれども、こういった手順書がある中で幕別が、私自身、半月だったという中で、本当に問題や課題や、それこそ支障が出ないかというところでお尋ねしたのですけれども、もう一度確認しますが、この辺を踏まえた上で今の基準ということでよろしいのでしょうか。
答弁 総務課長 西田建司
答弁の中でもございましたけれども、本年9月から、もうちょっと前からの準備作業にはなるのですけれども、本格的には9月から環境構築作業が始まってということで、その前段でいろいろな検証が行われてきたということで今現在に至っているということでございます。ですので、結論から申し上げると、順調に来ている、問題なかったというところでございます。
再質問 8番 荒貴賀
分かりました。その辺は理解したいと思います。では次、運用経費と予算措置についてお聞きしたいと思います。2024 年 12 月 24 日に閣議決定された「地方公共団体情報システム標準化基本方針」、標準化に関することで経費は3割削減するということで進めていくのだと、強力に進めていくのだということで、実際どうだったのかなということで今回お聞きしました。計算したところで見たら、令和6年度で今の経費にプラス 7,200 万円、令和8年度はプラス 5,700 万円ほど、今までの経費にプラスされて動かざるを得ないというようなことになるのかなと思うのですが、今後これが国が言われているように3割削減というような状況が可能なのか、現状の試算でよろしいのでお聞かせ願えますか。
答弁 町長 飯田晴義
そういう詳細な試算はしておりませんけれども、ただ、6年度と8年度を比べるとおおよそ 2.6 倍ぐらいかかっているという、これはもう事実であります。ただ、これはやっぱり国策として国が進めてきているものですから、我々町村会あるいは十勝圏活性化推進期成会としては、国の責任において市町村の負担がないように進めてくれということは強力に申入れをしているところでありますので。ただ、私も1点不思議だなと思うのは、スケールメリットが何で出ないのかなと、そこだけはどうもよく分からないのです。ただ、実際に計算してみると、このような高額になっている。ただ、それは市町村の負担ではなくて国が責任を持って進めるべきだということで、これまでも要請活動を進めていますし、今後においても引き続き我々の負担がないように要請してまいりたというふうに思います。
再質問 8番 荒貴賀
本当にもう国策で進められたものなので、当然国が財政措置を行うというのは大前提ではあるのですけれども、しかし現実的に見たときに、これだけの負担が出てしまったということは周知の事実でありますので、町長が言われたとおり予算措置を求めていくということが絶対的に必要であろうと思っています。一つ確認なのですけれども、今回、中核都市さん、中核市市長会が出した要望書を取り上げさせてもらったのですけれども、ここを取り上げさせてもらった要因がありまして、要は運営経費がすごく上がっていると。そして、その増大分は国が責任を持ってほしいと。特にこの二つ目のところなのですけれども、標準化後の運用経費については国の補助がなくて自治体負担とされているというふうに書かれているのです。要は、先ほどご答弁の中では交付税措置というお話がありましたが、この辺はどういうふうに伝わっているのかについて確認させてください。
答弁 総務課長 西田建司
運用経費、おっしゃるように補助金だとかという部分では今のところないということで、今お話ありましたとおり、交付税措置、具体的に幾ら算入されているのだというのは申し上げることはできないのですけれども、包括算定経費というところの単位費用として交付税算入されているというふうに、これは交付税の解説の中でもきちっとうたわれていることですので、そのようになっているというふうに認識しております。
再質問 8番 荒貴賀
2.6 倍に上がったというのは分かりました。ではなくて、今現状でどのぐらいの国からの交付税措置があったのか、それについてお聞きしたいと思います。
答弁 町長 飯田晴義
これは、今、課長が申し上げたように包括算定経費で、この分だけを取り出して詳細に計算ができるという仕組みになっておりませんので、幾らだということは言えませんけれども、ただ、大幅に算入されていないのだろうなということは大いに想像がついているわけでありますから、ここも包括算定経費の単位費用で見ると言っているのですが、そこをやっぱり上げてもらわないことには交付税全体としての需要額に反映できませんので、そこはやっぱりしっかり言っていかなければならないなというふうには思っております。
再質問 8番 荒貴賀
分かりました。すごく大切なところなのです。今、実際によく交付税措置されていますと言われながら、実際には3割しかなかったとか4割しかなかったというか、往々にしてあったものですから、やっぱりそこら辺については改善を求めていくこともありますし、特にそこは表に出して、こういった状況なのだということは大きく取り上げていきたいなと思っております。本当にこれ、私個人的に今回お話を聞いて、今までのシステムで駄目だったのかなとすごく思います。なぜここまでして、これだけのことをやる経過が必要だったのか、本当にそういった、そもそも論ということにはなってしまうのですけれども、本当にどうなのかなという思いは持っています。しかし、残念ながら法で定められてしまった以上は、そこに進めるということが必要になっております。逆に、町村会で言われたように全額交付税措置というふうになれば、システム分を全部交付税措置になってもらえれば、その分でまた違う事業が展開されるということも可能なのかなというところもあるので、そこはそこでやはりやることに対して、町としての体制をどう構築していくかという新たな取組にもなるのかなと思っていますので、そこでちょっと期待を持っていきたいなと思っています。3番です。自治体の独自性についてでありました。先ほど町長からもご答弁ありましたが、影響がないと、引き継がれるというお話でありますし、これからの制度、政策に困難な状況はないというお話でありました。今後の制度設計についてお聞きしたいのですが、新たに制度設計を行った場合、対応が可能なのかについてお聞きしたいと思います。いわゆるシステムがかなり決まって、今までのシステムについては標準オプションとして対応できるというようなことでやられてきたのですけれども、新たなシステムを導入するとか新たなものを導入するときに、システムの柔軟性がどうなっているのかについて確認させていただきたいと思います。
答弁 総務課長 西田建司
答弁の冒頭でお話ししましたように、国は今回、基幹となる 20 事務について標準化しましょうというところで、そこについてはいろいろ先ほどからもお話ありますように、これまでそれぞれの自治体でカスタマイズしながらやってきた。ただ、それがやっぱり問題だったと。そこに費用がかかったりだとか統一性がなかったということで、国はそれを統一しましょうということになったものです。今、荒議員が想定されている新たな制度設計というものが、例えば今言った基幹事務に附帯するものであれば、当然標準化の中身が変わるはずだというふうに思っています。うちの町で独自に何か載っけなければならないと、そういったものは今のところ想定されていないのかなというふうに思っているところでございます。
再質問 8番 荒貴賀
町の独自の事業を展開したときに、そのシステムを利用して制度設計ができるのかというお話だったのです。その辺についてはできるのかどうかをお聞きしたかったところです。
答弁 総務課長 西田建司
すみません。そうですね。今、標準化されるものについても、データは市町村で、自治体でご自由にお使いくださいということで、データを取り出すことはできるのです。今、荒議員が想定されている新たなものというようなときには、そういったデータを活用しながら事業を進めることができるのかなというふうに想定しております。
再質問 8番 荒貴賀
分かりました。システム的に情報を取り出して、自分で独自設計ということは必要になるということなのですかね。そうではないのですか。
答弁 総務課長 西田建司
今、荒議員、あくまでも町の独自のものというようなお話ししているわけですから、当然独自のものになれば、独自で町で何らかのシステムをまた新たに構築するのか、取り出して加工しながら作業していくということは、もちろんだと思います。ただ、先ほどお話ししましたように、国全体でそういったものになる場合については、その仕組みそのものが当然変わるであろうというようなお話でございます。
再質問 8番 荒貴賀
私が聞きたかったのは、町で独自にやるときに支障が出ないのかとか、それについて情報が足りなくなるとか、また新たに何かしなければいけないのかということについてお聞きしたので、それが自分でやるのであればやらなければいけないということで理解したところであります。4番目の職員の負担軽減についてお聞きしたいと思います。事務の負担軽減が図られるというお話でありました。これ、自治労連が2月 18 日から8月1日までの期間に自治体におけるシステムの移行作業、ガバメントクラウドの利用に関する実態調査に取り組んでいます。全国で取り組んでいる 170 の自治体で、どこの町かというのはちょっと分からなかったのですけれども、170 の自治体から回答を得て出されていました。その中で、調査の中で8割、86 パーセントが運用費が増大したと、49 パーセントが期限どおりの移行が難しいというような回答でありました。この中で、標準化後の懸案の項目がありまして、その中でやはり担当への負担が集中するのではないかというところが 34 パーセントほど、かなりありました。あと、職員の利便性が退化するのではないか、あと、デジタル人材の確保はできないのではないかというようなことで、調査結果がありました。この辺について、町はどういうふうに捉えていますか。対応等があればぜひお聞かせ願います。
答弁 町長 飯田晴義
逆に今、デジタル人材の確保ができないのではないかと。できないからこそやるのですよ、これ実はね。個々で専門的な職員を雇うことが今後ますますできなくなっていくので、そこは大きな国の中でやってもらう。そのことによってスペシャリストを育てる必要がないし、あるいは何か制度改正をやるときに、その制度がどうなるかということをしっかり覚えた中でそれを理解してシステムに反映させていくということをしていかなければならないわけでありますから、そういう点では、そこまで今後やれる人材を育てることは、幕別町においてもなかなか難しいですし、ましてやもっと小さい町村がたくさんありますから、非常に難しいのだろうなと思います。そういう意味では非常に職員の負担軽減に十分つながっている、そういうつながっていく方向に行くのだなというふうに思っております。
再質問 8番 荒貴賀
まず、認識がちょっと違ったということで理解したいと思います。すごく負担軽減、この調査の中からこういった懸念があったので、町としてはここら辺についてどのように認識をされているのかということでお聞きしたところでありました。逆に問題がないのではないかというところでありました。一つお聞きしたいのが、保守点検についても事業者さんが入ってくるということで、要は機械が動かなくなったとか、そういったときにはどうするのだというところであるのですけれども、その辺についての対応はあるのでしょうか。
答弁 総務課長 西田建司
そこの部分については自庁式のサーバーにあるのかクラウド上にあるのかという部分で、システムそのものはシステム事業者、先ほど言った同一の事業者です。ですから、何かあれば保守だとかについてはその事業者が行うということになっていますので、そういった意味では、予算上も保守点検、そういったものは継続して出ていくことなのかなというふうに考えております。
再質問 8番 荒貴賀
分かりました。では、5番目の災害時の運用についてをお聞きしたいと思います。デジタルデータ、こういった機械的なものは、やはり災害時にすごく弱いのです。災害時、電気が来ないとそもそも制限されたりとか、回線が寸断されるとそもそも引っ張ることができないというふうなことがありました。先ほどお答えいただい中で、二重にも三重にもというようなお話ではありましたが、しかし今までは庁舎内にあったサーバー、いわゆる自家発電ですぐに復旧が可能だったものが、やはりクラウド上、どこにデータセンターが置かれているのか分からないですけれども、共有的な関係があった場合に、電気がそこの送電網になかった場合もしくは送電網が寸断された場合、こういったところから対応をどうするのかというのがあるのです。町も5年ほど前に自治体クラウドの検討がありました。そのときもサーバーが、当時は旭川と札幌近郊だったなと思ってはいるのですけれども、二つのところから引っ張って、バックアップもありますというようなお話がありました。でも、結果的に、位置の関係を考えたときに寸断されるかもしれないとか、この前のブラックアウトではないですけれども、1個落ちたら全て回らなくなるというようなことがあったときにどうなのだということで見送った経緯があったのです。今回も災害時の対応について、本当に状況は問題なく対応できるのか、もう一度お聞かせ願えますかね。
答弁 町長 飯田晴義
これは自庁式であろうがデータセンターであろうが、100 パーセント絶対だということは私は言い切れないと思います。それが今回は、より強固になった、自庁式よりもより強固になって、それはデータセンター、通信経路、そして庁舎内での対応も含めて、より強固な方向に向かえる、そういう確信がないとできませんけれども、私はそういうふうに思っております。
再質問 8番 荒貴賀
位置的な問題を考えると、なかなかそういうふうに認識できないなと思っているのです。庁舎内にそもそもサーバーがあって電力があってパソコンがあって、緊急電源も整備されていますので、すぐに復旧することができる。でも、やっぱり離れている、問題はないという、強固になったというお話はありましたけれども、なかなか現実的な距離を考えたときに、それが本当にどうなのかなというところで、やはり不安というか、どうなのかなというところで思いはありましたので、そこはちょっと同意が難しいなというような思いを持っています。やはりここら辺については町長は問題ないので対応されないのかな、ちょっと分からないですけれども、町独自でも BCP についてもう一度見直すということが必要なのかもしれないと思うのですが、その辺はどうでしょうか。
答弁 町長 飯田晴義
これ、では通信回路を幾ら持てばいいのだということにも通じるわけですよね。今、二重に持つということにしていますけれども、これが三重なのか四重なのか 10 回路なのかという、際限がなかなかないのです。自ずとやれる範囲というのは決まってきて、少なくとも複数は持たなければならないということで、そういう面では十分、100 パーセント大丈夫かということは言い切れませんけれども、私は通信網についても、ある程度の安全性は担保されているというふうに思いますし、BCP 計画の変更に至るかどうかというのは今は何とも言えません、細かく見ないと分かりませんけれども、そういう変更には至らないのではないのかなというふうな思いでおります。
再質問 8番 荒貴賀
状況は変わるので、ぜひ、変わらなかったら変わらない、でも変わる可能性がある場合については、内容についても検討や見直しというのを図っていただきたいというふうに思います。6番目です。SaaS の導入についてお聞きいたしました。現状では今ある事業者さんで取り組むというふうなお話でありましたので、新たに設けるというような状態にはないのかなというところで確認させてください。どうでしょうか。
答弁 総務課長 西田建司
もう一度お話しいたしますけれども、この6番の答弁書にもございますように、システムベンダーと公共 SaaS ベンダーがイコールだよということなので、今までうちのほうでやり取りしている事業者がそのままということになります。
再質問 8番 荒貴賀
事業者ベンダー、いわゆる新たな取組、いわゆるクラウドサービスを利用した住民サービスの向上というのは、きっとこれからも取り組まれる可能性があるのではないかなというふうに思っています。今回お話ししたのは基幹産業の中の SaaS の取組でありました。しかし、今後のその重点計画、自治体 DX 計画の中には、さらに住民生活の向上を図るためにいろいろなことを取り組みましょうというようなことがありまして、幕別町でも現在、今も DX 計画の中で何点か取り組まれているところはあるのですけれども、さらにそれを増やしていきたいのか、いこうとしているのかというような計画があるものですから、そこについて町の方向性をお聞かせ願えますか。
答弁 総務課長 西田建司
今回、先ほど答弁申し上げた事務については、ガバメントクラウドという方式でそのほうに、それが今度メインにはなっていくのかなというところで。ただ、自庁式サーバーにもちろん残るシステム、独自のシステムについては残っていくというものもあります。これが全てクラウドサービスのほうに移行していくのかどうなのかというのは、現段階ではそのような計画はございませんが、例えば分かりやすいところでいくとホームページ、そちらのほうについては、もう既にクラウドサービスを利用しながら活用しているというものもございまして、随時更新のたびに、一個一個のシステムの更新のたびに、そういった議論にもなってくるかもしれませんけれども、現段階で、いつ、どのように、どのサービスを移行していくかというような計画は持っておりません。
再質問 8番 荒貴賀
いわゆる情報システムを住民の方によく、中身によってはすごくよいものもあるのです。例えば、ごみアプリですとか、あれも実は SaaS なのですね。いわゆるクラウド上のサービスを利用して住民が利用すると。ただ、ここには個人の情報が入っていないのでまたちょっと取扱いは変わってはくるのですけれども、でも、これから準公共分野、いわゆる医療や介護、教育、防災、子ども、農林水産業、港湾、インフラということで、たくさんの事業を展開して進めて、よりよいものをという中で出てきているのです。いいものもあれば、どうなのだというものもあるものですから、やはりそこの状況についてしっかりと精査して取り組んでいただきたいということが今回の趣旨の説明でありました。特に、今あるのが電子版の母子健康手帳が来年から導入というような話があって、これも SaaS、同じなのです。あと、保育施設と自治体の業務システムを連携していこうというのも、これも SaaS なのです。今、幕別町で独自でやっているのが教育委員会でやっている校務支援システム、これも SaaSなのです。違う分野でいろいろな形を設けて取り組んできたものをもっと広げてもっと効率的、効率的かどうか分からないですけれども、やろうというものが本当に出てきてしまったのです。すごくここで問題なのが個人情報の取扱いなのです。町長もこの間の議会の答弁でも個人情報は絶対に守らなければいけないし、その流出については絶対的に流出しないようなシステムを設けているというお話がありましたけれども、これが事業者に渡ると、またその状況がどうなのかなと。当然、守秘義務の問題ですとか規約の問題ですとかはあるのですけれども、ではこれが本当に担保されるのかというところですごく懸念がされます。最近であれば 2024 年3月、自治体の端末に収集された小中学生の個人情報の取得・管理を民間事業者に委託して、その民間事業者が海外に委託して、さらにはその一部を一般事業、学習アプリに機能強化のために行われたと。いわゆる GIGA スクールの内容だったと思うのですけれども、そこまで細かくは出ていなかったのですけれども、要は町の事業で進めて事業者さん、ベンダーさんにお願いしたにもかかわらず、こういったことが起きてしまったのです。やっぱりそういったところで、事業者さんとの契約や締結について、もっとしっかりとした構築ですとか利用規約というのを持つ必要があるのではないかと思うのです。今回、SaaS のお話をしたときに、個人情報の保護はすごく難しくて、町が、保育業務があるのですけれども、例えば保育業務支援システムを取ろうと、全保育所で同じシステムを取ろうということになったときに、事業者さんにお願いしたと、そのときには個人、保護者とか子どもとかにも同意とか町との契約というのが、かなり簡素化されるのだそうです。でも、私立の保育所とかが同じシステムを取った場合は、必ず町と保護者とか事業者さんに、こういった規約でやりますと、保護条例に関して細かく厳しく規定があるのだそうです。でも、町が入ってくることによって、自治体が情報管理をしっかり持っているから、その基準で事業者さんに行くというものが前提で入ってくるものですから、でも事業者さんがその認識が薄いとこういったことが起きるということでありましたので、ぜひその辺について、導入するとき、今後についてや今あるシステム自体をもう一度見直すということを図る必要があるのではないかと思うのですが、その辺はどうでしょうか。
答弁 総務課長 西田建司
セキュリティの部分ということなのですけれども、もちろん一つ一つの事務事業、そういった形で契約を結んでいくときには当然、確認作業、今言われたものというのは一つ一つ慎重に行わなければならないというふうに考えております。また、前段の、実は内山議員への一般質問の答弁の中でもございました、来年3月までに地方公共団体における情報セキュリティポリシーに関するガイドラインに沿って、幕別町セキュリティポリシーというものも改めてまた、そういった規定も整備して、それに基づいて一つ一つの確認作業を慎重に行っていくというふうなところでございます。
再質問 8番 荒貴賀
ぜひ進めていただきたいと思います。先ほどありました、情報セキュリティポリシーを国の基準によって来年4月までにつくりなさいというのが来ているものですから、それにのっとるのかどうなのか、中身がすごく大事になるものですから、6番、セキュリティ対策の(8)業務委託と外部サービスの利用というところで、こういったものを取り組んでいただきたいというのがガイドラインにあります。富良野市さんが9月に既に制定されています。ちょっと早いなと思って確認させてもらったのですけれども、こういったところも参考にしながら、本当にいろいろ広がる中でどうなるかというのが、やはりすごく危惧するところでありますので、そこをどういうふうに町として情報を守っていくのか、情報流出につながらないようにぜひ進めていただきたいと思っております。今回、全体を通して、国が行う事業なので、町がとか、なかなか難しいなというところはあります。でも、やはりこれだけの費用をかけて、これだけの人をかけてやられている以上は、よいものになってほしいというのがありますし、本当にこれが必要だったのかなという検証もまたあるものですから、次の段階に進んだときに今回のことを踏まえて次の事業展開がされて、町から要望や改善を行いながら次の展開を求めて、きっとデジタル化の流れというのは、これからも進んでいくのだと思うのです。でも、守っていかなければいけないもの、いいこともよくないこともしっかりと踏まえながら取り組んでいただきたいと思います。ちょっと最後にお願いします。
答弁 町長 飯田晴義
これも、もちろんしっかり個人情報を保護する、そうした中で仕事をしっかりやっていくことは当然なのです。それで、我々が契約するに当たっては、法人たる幕別町と、また相手方の法人、それもしっかりした法人、ランクというか、能力も分かっていますから、そこと契約をするのですが、一番問題となるのは人的ミスだと私は思っています。相手がいかに信用に足る法人、会社であったとしても、そこは何千何百という社員で構成されているわけで、そこのたった一人の、担当した一人のミスによって個人情報が漏えいしてしまうとか、そういうことになりますので、そこは契約時にしっかりと、あなたの会社は信用しているけれども、しっかり職員も含めて委託する仕事をやってくださいという、そういう信頼関係と、こちらからの要請も含めてやっていかなければならないなというふうに思っております。
再質問 8番 荒貴賀
終わります。