みんなの議会

幕別町議会 令和元年第2回定例会 2019年6月18日

子どもたちの健やかな学校生活を守るための防犯対策を

2019年6月18日、幕別町議会の一般質問で、谷口和弥議員が「子どもたちの健やかな学校生活を守るための防犯対策を」について質問し、教育長 菅野勇次、教育部長 山端広和が答弁しました。

質問者
谷口和弥 議員
答弁者
教育長 菅野勇次、教育部長 山端広和

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 12番 谷口和弥

通告に従いまして、一般質問をさせていただきたいと思います。子どもたちの健やかな学校生活を守るための防犯対策を。近年、学校に不審者が侵入し、子どもたちや教職員の安全を脅かす事件や、通学途中の子どもたちに危害が加えられる事件が大きな問題となっています。最近では、ことし4月に東京都文京区の国立中学校に工事関係者を装って部外者が侵入し、教室の机の上に刃物を置くという事件が起こりました。また、5月には神奈川県川崎市で登校途中の子どもたちが殺傷されるという事件も起きています。2002 年に文部科学省が公表した「学校施設の防犯対策について」(学校施設の安全管理に関する調査研究協力者会議)において、学校施設の防犯対策等の安全管理のあり方を明確にし、「学校設置者をはじめとする学校の計画、設計、管理運営に係る関係者が、本報告書の内容のみならず個々の学校の状況に応じて検討を行い、具体的な対策を講じることが重要である」と示している。子どもたちの健やかな学校生活を守るために、改めて学校をはじめ、保護者や地域住民、警察等の関係機関・団体等が連携しながら、安全・安心な学校づくりを目指していく必要があると考える。ついては、以下の点について伺います。(1)生徒・児童に対する防犯指導の実施状況。(2)学校内外の巡回・警備等の実施状況。(3)門扉やインターホン、防犯カメラ等の施設・設備の整備状況。(4)保護者に向けた緊急連絡システムの整備状況。以上であります。

答弁 教育長 菅野勇次(教育長は2024年3月まで)

谷口議員のご質問にお答えいたします。「子どもたちの健やかな学校生活を守るための防犯対策を」についてであります。学校は、教育の場であると同時に、児童生徒が一日の大半を過ごす生活の場でもあり、児童生徒の健康と安全に十分に配慮する必要があることはもちろんのこと、豊かな人間性を育む潤いのある快適な空間として整備し維持される必要があると考えております。また、地域住民にとって身近な公共施設として、さまざまな学習機会を提供する生涯学習の場や地域のまちづくりの核としての位置付け、災害時の避難場所としての役割も担っております。ご質問の1点目、「生徒・児童に対する防犯指導の実施状況」についてであります。平成 13 年6月に、大阪教育大学付属小学校で発生した8人ものとうとい命が奪われた痛ましい事件を背景に、文部科学省では 14 年 12 月に「学校への不審者侵入時の危機管理マニュアル」を、19 年 11月には登下校時の犯罪被害への対応を追記した「学校の危機管理マニュアル」を作成し、また 21 年施行の学校保健安全法では、各学校において、危機管理マニュアルの策定を義務付けるとともに、地域の関係機関との連携に努めることとされました。本町におきましては、学校管理下で事故等が発生した際、児童生徒の安全確保を最優先とし、発見者や周囲にいる教職員の行動、連絡・通報など、役割や手順を明確にしながら、教職員が状況を的確に判断し円滑に対応ができるよう、全ての小中学校で危機管理マニュアルを策定いたしております。また、万一に備え、各小中学校においては、防犯訓練や集団下校訓練、避難訓練等を実施しているほか、帯広警察署や警備会社などのご協力をいただき講話を行うなど、日ごろから児童生徒が安全についての理解を深め、緊急時に適切な行動がとれるよう取り組んでいるところであります。さらに、各小中学校では、児童生徒が登下校時や地域での生活において、不審者と遭遇した場合等、身の危険を感じたときに駆け込む避難場所であります「子ども 110 番の家」の役割や利用の方法について指導をしており、児童生徒の防犯対策に努めているところであります。ご質問の2点目、「学校内外の巡回・警備等の実施状況」についてであります。はじめに、学校内における巡回につきましては、各小中学校の管理職が登校前、授業中、放課後などに平均3回程度実施し、また校外巡回につきましても登校時や下校時、校外授業時等に通学路や学校敷地等で行っており、さらに警察署等から不審者情報が出された場合にも、適宜実施しているところであります。また、平成 24 年度から、児童生徒の登下校時の安全確保を目的としたスクールガードを配置し、現在元警察官3人が交替で下校時の通学路や学校周辺を中心にパトロールを実施しているほか、不審者情報が入った場合には、登校時や通学路以外においての巡回も行っているところであります。さらに、本年度につきましては、スクールガードが使用する公用車に、青色回転灯を装備する予定としており、不審者への心理的な犯罪防止効果が図られると同時に、パトロールが住民に対しても十分認識され、事件・事故発生のより一層の抑制につながるものと考えております。次に、警備についてでありますが、校内における防犯対策を目的として、機械警備システムを導入し、教職員が退勤した後、校内に不審者が侵入した場合には、機械警備システムから警備会社等へ通報される仕組みとなっており、不審者の侵入対策を講じているところであります。ご質問の3点目、「門扉やインターホン、防犯カメラ等の施設・設備の整備状況」についてであります。はじめに、門扉の整備状況についてでありますが、町内の小中学校は、都市部の学校とは異なり学校敷地の全てを塀やフェンス等で囲うことが難しいことから、門扉は設置いたしておりません。次に、インターホンにつきましては、平成 24 年5月 31 日に発生した帯広市内繁華街通り魔事件の犯人が、その翌日に卒業生を名乗り管内の小学校に侵入した事件があり、この事件をきっかけに児童生徒の安全確保の観点から、町内全ての小中学校及びわかば幼稚園にインターホンを設置したところであります。また、防犯カメラにつきましては、職員室から児童生徒玄関まで距離がある、あるいは職員室から生徒玄関が死角となっている幕別中学校、札内東中学校、札内中学校の3校について設置いたしております。ご質問の4点目、「保護者に向けた緊急連絡システムの整備状況」についてであります。保護者に向けた緊急連絡システムは、緊急事態の発生やその後の対応状況を、児童生徒の保護者等に対して、迅速に伝達する仕組みであるため重要であると認識いたしております。そのため、本町では、全ての小中学校で電話連絡網を作成しているほか、小学校7校、中学校4校において、無料メール配信サービスを活用し、不審者情報やインフルエンザ等による休校、自然災害による集団下校等の緊急連絡事項を学校から保護者へ速やかに伝えております。いずれにいたしましても、本年発生した、お茶の水女子大学付属中学校における不審者侵入事件や川崎市の連続殺傷事件など、これまで予測することができないような子供たちの学校生活に危険が及ぶ事件等が発生していることから、教育委員会といたしましては、今後におきましても、各学園のコミュニティ・スクールでの取組など、学校、家庭、地域、関係団体が一体となって、子供たちが安心して安全に教育が受けられる環境づくりに努めてまいりたいと考えております。以上で、谷口議員のご質問への答弁とさせていただきます。

再質問 12番 谷口和弥

それでは、再質問をさせていただきます。昨今の事件については、本当に心が痛む、個々にずっと答弁もいただいていますし、さっきの質問もあったものですから、ここには述べませんけれども、想定外の事件が起きる中で、さまざまなマニュアル等の改善が行われてきているということを承知しているところであります。答弁にありました平成 13 年の大阪市の事件を契機に、学校の危機管理マニュアルが強化され、さまざまな事件やそういった類いの事件や交通事故、自然災害を得る中で、現在に至っていると、そういうふうに学校危機管理マニュアルについて承知をしているところであります。まずは、この変遷について、私の認識についてちょっと述べさせていただきますので、それについてどうなのかということをお尋ねしたいし、それから危機管理マニュアルが、答弁が、全部の学校ではできているのだと、これは法律に基づくものでありますから、できていないと大変困ることになるけれども、それはできているということの答弁があったわけですけれども、活用状況などについてお尋ねしたいと思います。最初に、私の認識ということでは、2001 年、平成 13 年の大阪教育大学付属小学校での無差別殺傷事件があったということの中で、文部科学省、平成 14 年 12 月、「学校への不審者侵入時の危機管理マニュアル」を作成、そして、平成 16 年9月には、それに関わる調査・研究書を作成して、18 年6月、学校施設の防犯対策に関わる点検改善マニュアル作成、取組に関する調査・研究報告書が出されたと。それをもとに危機管理マニュアルが出されたと。この中で、登下校時における緊急事態発生時、学校内における不審者への緊急対応の例が示されて、より具体的になったと。教育委員会の役割も、ここでは明確に示されたということの経過を追っています。各学校において独自の管理マニュアルを作成するというのも、この時点で考え方が示されて、その後の答弁にもあった、学校保健安全法で危機管理マニュアルの策定を義務としたという経過。これは厚労省、国絡みでありますけれども、北海道教育委員会のほうでは、平成 19 年に危機管理マニュアルを受けて、学校における危機管理の手引を作成して、25 年3月に改訂版、第2版が出されていると。大きな理由は、23 年3月に発生した東日本大震災、やはり生徒・児童や学校にも大きな被害があったことなどから見直しを図り、そしてこの学校の危機管理について、幅広く対象をここで上げたと。学校内や登下校時だけではなくて、児童生徒による暴力事件や自殺行為、家出、いじめ、万引きや盗難、感染症、食中毒、学校給食の異物混入、自然災害、火災など、さらに平成 29 年には弾道ミサイル対応、平成 30 年には性的な画像が発見された場合のことが追録されて、北海道教育委員会の学校における危機管理手引ができ上がっているという、そんな経過の中で今、幕別町の教育委員会も町内小中学校を管理監督する立場でいるのだという、そういう認識に立っているところであります。それでまず、こういった経過について、私の認識がどうかということ、さっきも言いましたように、学校の危機管理マニュアルがあるけれども、どのように活用されているのかということをお尋ねしたいというふうに思います。

答弁 教育長 菅野勇次(教育長は2024年3月まで)

今のまずお話の谷口議員の認識についてどうかということでございますけれども、認識についてはそのとおりであるというふうに私も認識をいたしております。それと、マニュアルの活用状況ということでございますけれども、各学校では先ほど答弁でも申し上げましたように、危機管理マニュアルについては全ての小中学校において策定をしております。この危機管理マニュアルについては、学校保健安全法に基づくものとして、まずは学校安全計画を各学校で策定をしております。その学校安全計画に盛り込まれる内容といたしましては、生活安全に関すること、それから交通安全に関すること、それと災害安全に関すること、これら三つの分野についての内容が全て含まれているというふうなものでございます。その危機管理マニュアルを活用しながら、あらゆる安全指導に活用しているということで私も認識をいたしております。

再質問 12番 谷口和弥

三つの分野で学校安全計画が作成されているのだということの答弁をいただいたわけであります。この危機管理マニュアル、そういったものがあるのだと。中身のことについては、その学校ごとだと思うものだから、ここでルールをお聞きするということはしませんけれども、この学校安全計画が危機管理マニュアルとして、学校のほうでどのように継続的に学校の先生に向けてなのだと思うのだけれども、継続的に研修や、それから利用されているかということをお尋ねしたいのです。要は、さきの質問・答弁にもありましたように、何事件が想定外のものが圧倒的なものですから、生きたものになっていなくてはならない、マニュアルがあるからいいのだというような範疇では、またないのだと思うものだから、あえてここで、繰り返しになりますが、研修や利用状況についてお尋ねしたいと思います。

答弁 教育長 菅野勇次(教育長は2024年3月まで)

校内の研修ということ、それから指導も含めてということだと思いますけれども、各学校におきましては、この安全計画なり、危機管理マニュアルに基づきまして、児童生徒に対する安全教室ですね、これは交通安全もそうですし、防犯についても同じように教室、防犯対策教室みたいなのも実施をいたしております。その中で、実際に避難ですとか、そういったことも体験しながら指導しているところでありまして、そういった意味では、このマニュアルといいますか計画に基づいて、随時学校内で活用されているというふうに認識しております。

再質問 12番 谷口和弥

危機管理マニュアルの中では、学校内での、それから登下校時のチェックマニュアルが示されているところでありました。これらの活用状況、それから教育委員会でのそれを各学校から、もしちゃんと使っていれば上がってくるのだと、そういうふうに思いますけれども、どのようなチェックを行って、そしてどのように生かしているのかということも確認させていただきたいと思います。

答弁 教育長 菅野勇次(教育長は2024年3月まで)

チェックマニュアルということでございますけれども、学校のほうから教育委員会のほうにチェックマニュアルについて具体的に提出するだとか届け出をするというような形には、現段階ではなってございませんけれども、それらについては学校内で校長中心とした学校内の先生方の研修というか、意識付けの中でやられているものだというふうに理解をしております。

再質問 12番 谷口和弥

学校内で利用されているのだということであれば、教育委員会にはどのような形で、例えば今一つ目の設問は、防犯訓練のことなどをお聞きしましたけれども、学校での実施状況が伝わってくるという形になっていくのでしょうか。

答弁 教育長 菅野勇次(教育長は2024年3月まで)

教育委員会にもそうでございますけれども、保護者等への周知も含めまして、こういった活動をしている、こういった指導をしているというようなことで、学校だよりに掲載をいたしまして、子供たちにこういう安全指導をしておりますよというようなことも含めまして、学校だよりに掲載をして、学校だよりにつきましては、当然教育委員会のほうにも届いておりますし、保護者、地域の皆さま方にも回覧等で回っておりますので、そういった意味で、地域も含めて周知を図っているところでございます。

再質問 12番 谷口和弥

地域の方等も含めて、教育委員会もそういった形で把握しているのだということの答弁があったわけですけれども、チェックリスト、これは文部科学省が平成 19 年 11 月に作成した学校危機管理マニュアル、まだこれは最新版として生きているのだと思うのですけれども、そこに全般及び不審者侵入時編、それから登下校編と二つのパーツに分けて、チェックリストが掲載されています。なかなか一つ一つのチェック項目については、よく検討されているものだなというふうに見ましたけれども、それが学校でとまるのではなくて、やはり活用されているのであれば、教育委員会にも届く仕組みというのがあったほうがよろしいのではないかと思うのですけれども、教育長の見解をお尋ねしたいというふうに思います。

答弁 教育長 菅野勇次(教育長は2024年3月まで)

今おっしゃられるのチェックリストの関係だと思いますけれども、先ほど私申し上げましたように、学校内ではそういったチェックリストを用いて、具体的にどのようにやられているかというのは、私どもそこまではまだ把握はしてございませんけれども、今後、教育委員会への報告も含めて、検討させていただきたいというふうに思います。

再質問 12番 谷口和弥

それでは、この生徒・児童に対する防犯指導の実施状況に関わってですけれども、毎年、幕別町教育委員会が幕別町教育委員会の活動状況に関する点検・評価報告書、毎年9月に発行されていると。その中の最新版、昨年9月に出された平成 29 年度版によると、組織的、計画的な安全管理の体制の事業に対して、今後の課題として、近年不審者情報が多く寄せられていることから、迅速かつ適切に対応できる体制づくりが必要であるとして、そして今後の対応については、児童生徒の安心・安全を確保する体制づくりをより一層強化するとしているのです。この文言は、平成 28 年度版と一字一句変わらない文言になっていて。このことについては、次年度、平成 30 年度版においては、前進している旨がちゃんと記載される、そういう評価・報告をしていただける、そういうふうに思うのですけれども、これはどうですか。前進という。また、変わらない文言が書かれるということになってしまうということがないことが望ましいのですけれども、どんな感じですか。

答弁 教育長 菅野勇次(教育長は2024年3月まで)

点検、評価報告書の安全管理に対する体制づくりということで、強化を図るということに関して、同じ文言、一字一句同じ文言だったということでございます。来年度以降に向けては、これは今年度から先ほど来、お話ありますようにコミュニティ・スクール等もスタートいたしましたので、そういったことも含めて、前向きに評価できるような形で取り組んでまいりたいというふうに考えております。

再質問 12番 谷口和弥

ぜひ、そういう評価、報告になることを期待したいというふうに思います。(2)(3)この二つのことについての質問に移りたいというふうに思います。登下校時や学校帰り、園外もありましたけれども、先ほどの藤谷議員の質問の中でかなり詳しくあったので、重複しないようにしたいとは思いますが、その中で、巡回警備については、随分と答弁を読んで、ちゃんとした手法の中で、子供の、児童生徒の安全を守っているのだなという印象を率直に受けたということを考えましたので、評価させていただきたいなというふうに思います。門戸については、都会の学校ではないということの中で、それを学校を囲い込むような、そして門で閉じるような、そんなことにならないのも、理解ができるというふうに思っています。インターホンであります。全部の学校につけましたよと、ついていますよということでありました。このことについても、評価させていただきたいと思います。防犯カメラであります。まずは、学校内の防犯カメラのことについて、ちょっと質問をさせていただきたいと思います。3校についていると。中学校3校についているということでありました。防犯カメラ、今とても重要なアイテムではないかなというふうに思います。都会のほうでは、いろんな事業所、個人がつけている中では、大きな人数が集まるようなところでの犯罪行為がずっと追跡調査の中で特定できる、犯人を特定できるようなそんな解決の方法としても使える。つまりそのことは、想定外の事件がたくさんある中では、そして不法侵入者という言い方をさせていただきますけれども、そういう類いの人が事件を起こそうと思ったらば、もう防ぎようがないような状況があるのだと思うのです。もう警察官が交番の前で大きなけがを負う、そういったこともあるわけで、それを子供に当てはめて、児童生徒に当てはめて、こうすれば安全だということはないのだと思うのです。そういう中で、防犯カメラの設置というのは、抑止力という点で、非常に重要ではないかなと。誰かに見られている、そして逃げていっても、その場を逃れていっても、追跡調査の中で分かるようなシステム、こういったことがもし幕別町内でもあるなら、今、幕別町内では大きな事件というのはないのかもしれないけれども、どこに眠っているかは分かりません。大きな抑止力になるという点で、これは重要なアイテムだというふうに考えるわけであります。カメラの中学校3校について、私は死角等があるところの3校ということの答弁でありましたけれども、もっと広く、そして複数箇所、学校関係に防犯カメラを設置するということが必要ではないかと感じるのですけれども、教育長、いかがでしょうか。

答弁 教育長 菅野勇次(教育長は2024年3月まで)

防犯カメラの関係でございますけれども、今お話ありましたように、抑止力につながるのではないかというお話もございました。それについては、私もそういった効果もあるのではないかなというふうに考えておりますけれども、防犯カメラ3校に設置をしておりますけれども、先ほどその前段で申し上げましたように、インターホンを、今、全小中学校に設置をいたしております。この全小中学校にインターホンを設置いたしておりますので、誰が来校したかということは、ある程度事前に分かるような仕組みになってございますので、現段階では、予算等々の絡みもございますので、そういったことで、現段階では新たな防犯カメラについては、設置については考えてございません。以上であります。

再質問 12番 谷口和弥

インターホンのことが、今、答弁にありました。ちょっと学校の来訪者のあったときのシステムについて確認させていただきますけれども、ということは、来訪者があったと。学校側では施錠がなされていて、インターホンを鳴らして、学校関係者がロックを解除しないと中には入れないというシステムが確立しているのだというふうにお聞きしてよろしかったでしょうか。

答弁 教育長 菅野勇次(教育長は2024年3月まで)

全ての時間において鍵をかけているかといいますと、各学校にそういった施錠の判断については、管理等も含めてお任せをしておりますので、全ての時間において施錠がされているということではございません。各学校において、状況に応じた判断の中で、先生方がしっかり目が行き届いているというような場合については、あるいは校外学習のときに、錠がかかっていないという状況も学校によっては、これはあるというふうに認識をしております。

再質問 12番 谷口和弥

ということのご答弁であれば、インターホンがあるから大丈夫なのだということではないということになりますよね。100%安全ではないのだということになりますよね。そして、いろいろな学校開放のときもあるのだと思うのです。運動会や学習発表会もあるけれども、それはまた大勢の大人の目があるから、また違うのかなと思うのですが、毎月 19 日の学校開放の日、私も何度か行かせていただきましたけれども、普通に入って、玄関先にある台帳に名前を書いて、あとは自由に学校が見られるなんていうようなこと、悪意のある人がそこで侵入をすれば、それは防ぎようがない、何があってもしようがないと、保証できないという、そういうことになってしまう。私は、繰り返しになりますが、何回も繰り返すことになると思いますけれども、抑止力という点で、やはり、防犯カメラが一つ大きな要素になるだろう、もちろん、直接大人がそこで待機して見ているということが一番なのかなと思うのだけれども、どうですか、もう少し積極的な防犯カメラ設置に対する答弁をいただきたいものと思うのですけれども、改めてお尋ねします。

答弁 教育長 菅野勇次(教育長は2024年3月まで)

現段階では、先ほども申し上げましたように、確かにインターホンがついているから完全かと言うと、完全ではない。施錠されていない時間もございますし、学校によっては、自由に入れるような状況にあるところもあろうかと思います。そうは申しましても、今後、学校の大規模改修なり、そういったことも想定されますので、そういった中で、将来的に施設整備を実施していく中において、セキュリティ全体を含めて、あわせて防犯カメラについても考えていきたいというふうに考えております。

再質問 12番 谷口和弥

考え方については、理解できるところであります。今、校舎内の防犯カメラについて、るる質問させていただきましたけれども、これは学校内に限らず、通学路等にも必要なのではないかな、こうなってきますと、教育委員会だけの範疇ではなくなってくるのかなと思うのですけれども、そして町だけでなく、また関係機関との調整がまた出てくるのだというふうに思うのですけれども、公共施設、公園、通学路を中心にして、事業者や 110 番の家や、一般の協力者、これも設置の協力を求めるということが、また子供の安全のためには重要ではないかなというふうに思うのです。先ほどの質問の答弁の中では、事業所と 110 番の家、211 件でしたか。そういったところなどで、通学路に当たっているところ、やはり見られている、絶対逃げても分かってしまう、そのことが抑止力にやはりなるというふうに思うものですから、繰り返しになりますけれども、こういったことについても検討していくことというのは、必要ではないかなというふうに思います。このことについては、平成 30 年に出された「登下校時の子どもの安全確保に関する関係閣僚会議」の資料で示されていて、地域安全マップの作成や、通学路の点検、警戒、見守り、防犯カメラの設置、これは5本柱の一つに記されています。そして、防犯カメラについては、この閣僚会議の報告書の中で、政府において社会資本整備総合交付金等による支援を実施するということも記されているところであります。この防犯カメラをあちこちに設置するということであれば、プライバシーの問題が出てくるわけでありますけれども、子供の安心・安全にはこれはかえられないと、もうそういう時代ではないのではないかという声も聞かれる、聞こえてくる、そういう実際懇談する中ではね、声が出てきます。もう一度、もう一度、教育長にお尋ねしますけれども、こういう社会資源なども検討する中で、防犯カメラの通学路等の設置についても、検討していくべきではないかなと。町や関係機関と検討していくべきではないかなというふうに思うのですけれども、教育長の考えをお聞かせいただきたいと思います。

答弁 教育長 菅野勇次(教育長は2024年3月まで)

今、通学路の防犯カメラの関係ですとか、110 番の家の協力者の関係についてのお話もございました。教育委員会といたしましては、まずは本当に、小中学校の児童生徒の安全確保という観点では、そういったものがあるのが望ましいですし、110 番の家の協力者についても、通学路上にたくさんの方がいらっしゃれば、一番ありがたいなというふうには思っております。ただ、これについては、例えば、通学路の防犯カメラについては、大樹町で学校周辺に設置をするような報道等もございましたけれども、うちの町については、学校の数がかなり多くて、通学路も多岐にわたるものですから、これはかなり箇所数等々も含めて、かなり難しいのかなという思いではおります。それよりもまず先に、先ほどのやっぱり学校の施設でありましょうし、それと 110 番の家の関係についても、町長部局といろいろ協議をしながら進めてはいきたいとは思いますけれども、なかなか難しいのだろうなというふうには思っております。そうしたことから、先ほども申し上げましたけれども、小中学生の交通安全を図るために何ができるのか、できることからやってまいりたいというふうに思っております。コミュニティ・スクールにつきましては、これから熟議をしていくような形になりますので、そういったところに話題提供もしながら、いろんな形で議論していただいた上で、地域の方も入った中で、いろんなご協力もいただきながら、子供たちの安全に、より一層の安全を図ってまいりたいというふうに考えております。

再質問 12番 谷口和弥

社会資源等については、調査・研究はしていただきたいものというふうに思います。考え方については、理解できないというものではなかったと。そういう中でも、繰り返しになりますけれども、社会資源については、どんな可能性があるのか、どれだけだったらつけられるのか、どこなら、どこには絶対必要なのか、そういったことなども研究していただきたいものというふうに考えます。4番目、保護者に向けたということでしましたけれども、緊急連絡システムの整備状況であります。答弁では、全ての小中学校で電話連絡網が整備されて、作成されているほか、無料メール配信サービスを活用して、保護者に速やかに伝えていますということでありました。まず最初に、この保護者に速やかにメールが送られるわけですが、全ての保護者に発信の登録がちゃんとされているかどうかということまで、ちゃんとチェックをされているかということが懸念されます。その辺では、まずいかがでしょうか。

答弁 教育部長 山端広和(教育部長は2022年3月まで)

メールの部分でございますけれども、各学校のほうで把握しております。ただ、なかなか保護者の同意といいますか、メールの登録というのは、あくまでも保護者のほうで登録しているものですから、学校からはお願いという形でしておりますが、100%に至っていない学校も中にはございます。また、逆にメールを必要としない、電話だけで全然、メールする必要もないというような学校もあったり、併用している学校もあったりと、その手法については、ちょっとまちまちとなっております。

再質問 12番 谷口和弥

分かりましたが、速やかに、何らかの方法でもって、保護者に連絡に行くということが大事なわけであります。学校によってある、保護者によっていろいろ対応の仕方があるということのご答弁でありましたけれども、これまでいろいろな震災害や、インフルエンザの発生や、それから幕別町に限らず、不審者の情報などがきっと流されてきたのではないかというふうに思うのですけれども、そのことが結局全ての保護者にちゃんと伝わっているかということの確認はいかがなのでしょうか。

答弁 教育部長 山端広和(教育部長は2022年3月まで)

恐らく昨年ですか、ブラックアウトの際、いろいろ連絡網の寸断等のニュース等もあったところでございます。そういった中で、特に学校のメール等の登録については、それまで学校によると 50%、半分程度であったものが、それ以降、そういった呼びかけにより、7割か8割、ほぼ 100%に近い形で登録されているといった状況でございます。

再質問 12番 谷口和弥

保護者のということで質問は立てたので、差し支えなければということになりますけれども、今ブラックアウトのことがでました。結構、例えば、携帯電話の充電が行われるようになっただとか、避難場所が設置されたとかという情報が、いろいろとメールの案内をしていても、登録に至らず、結局知らされていなかったということが不満として聞かれるケースは、高齢者を中心にあったりしたわけであります。保護者が分かったと。もう少し広げて、例えば 110 番の家だとか、地域住民、希望者にこの学校側が配信するメールが届くような、そんなシステムがあることは、特に不審者の情報などがあったときには、地域住民と一緒にどこかにこんな人がいるぞなんていうことがあったときには、住民としても共有していくと、より子供の、児童生徒の安全につながっていくのだと思うのですけれども、そういったことは可能なのでしょうか。できたら、そうしたほうがいいのだと思って、お尋ねしているところです。

答弁 教育部長 山端広和(教育部長は2022年3月まで)

例えば、不審者情報ですとか、災害等の部分については、町のほうで実施しております防災のメール、そちらのほうの登録によって、登録されている方には、例えば不審者情報でしたり、災害等の情報については送られるというような仕組みとなっております。

再質問 12番 谷口和弥

町のほうから発信されるということであれば、また改めて、防災の質問の論立てするようなときに、質問させていただくようなことにしたいと思います。学校のほうの関係の、保護者にはどういう状況かということは分かりました。本来であれば、どうやって子供を守るかという前に、児童生徒を守るかという前に、こういった事件が起きないようにする、そういう不審者のような人物を、人を生まないようにする、そういう社会がつくられていかなければ、根本的な解決にならないのだというふうに考えるわけであります。5月の川崎市の通学途中の児童生徒の殺傷事件を受けて、道と北海道教育委員会から5月の 28 日に、道内全ての小中学校などに、通学路の安全確認を徹底する旨の緊急通知が出されたと報道がありました。幕別町ではその通知を受けて、どんなアクションをとったか、今後とろうとしているのかを伺いたいと思います。

答弁 教育部長 山端広和(教育部長は2022年3月まで)

町教育委員会といたしましても、その通知を受けて学校への周知を図るとともに、通学路の安全点検につきましても、十分に点検するようなことで促していたところでございます。

再質問 12番 谷口和弥

分かりました。幕別町教育委員会におきましては、さまざまな事象が、これからきっとやっぱり起き続けてしまうのではないかなというふうに思う中で、今後ますます、各学校の危機管理マニュアルの実施状況をしっかり把握し、それからしかるべき改定も行い、生徒、児童の安全確保のために、学校を積極的に教育委員会として支援すると、このことを行ってほしい。そのことを最後に訴えさせていただいて、質問を終わりたいと思います。以上です。

出典:幕別町議会 令和元年第2回定例会 2019年6月18日 議事録 PDF(28ページ) 間違いを知らせる