幕別町議会 平成30年第3回定例会 2018年9月11日
役場職員が働きやすい環境づくりをについて
2018年9月11日、幕別町議会の一般質問で、板垣良輔議員が「役場職員が働きやすい環境づくりをについて」質問し、町長 飯田晴義、総務課長 新居友敬が答弁しました。
- 質問者
- 板垣良輔 議員
- 答弁者
- 町長 飯田晴義、総務課長 新居友敬
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 板垣良輔
通告に従いまして質問を行います。役場職員が働きやすい環境づくりをについてです。地方分権や国の制度がえ、各種計画の策定などにより、自治体職員の業務量が大きく増えております。平成 28 年度の決算資料では、時間外勤務手当が前年度に比べ増額しており、職員の多忙化が顕著となっております。まちづくりを担う職員が十全に事務を執行していくためには、心身が健やかでなくてはなりません。よって、以下のことを伺います。(1)休暇の取得について。①育休や有給の取得率は。②必要なときに取得しやすい環境づくりを。(2)残業時間を短縮することについて。①過去5年間の職員全体の総残業時間、また最長残業時間を上から5名、そして国が定める残業時間の上限基準(年 360 時間)を超えて残業している人数は。②過去5年間で心身を崩し長期療養している、またしたことのある人数は。③残業時間を短縮するには、1人当たりの業務量を減らしていかなくてはならないと考えるが、職員増員の考えはについてです。
答弁 町長 飯田晴義
板垣議員のご質問にお答えいたします。「役場職員が働きやすい環境づくりを」についてであります。近年、就業意識の変化や少子高齢化を背景に、仕事と生活の調和のとれたワーク・ライフ・バランスの充実が求められており、その実現を図り、労働者の健康及び福祉の向上を図ることは、重要な課題であると認識いたしております。また、地方自治体では、国や北海道からの権限移譲や各種制度の改正及び多様化する住民ニーズへの対応等、職員の業務量が年々増加してきており、職員が意欲を持って職務に当たることができる環境づくりや、心身の健康管理を一層図っていくことが求められております。ご質問の1点目、「休暇の取得について」の一つ目、「育休や有休の取得率は」についてであります。はじめに、育児休業の取得状況につきましては、過去3年で申し上げますと、女性職員においては、平成 27 年で3人、28 年で4人、29 年では出産した職員がおりませんでしたが、いずれも出産した女性職員全員が取得しております。また、男性職員におきましては、平成 29 年に1人が取得しており、配偶者が出産した職員に対する取得率としましては、16.7%となっております。次に、有給休暇につきましては、基本的に年間 20 日を付与しておりますが、平成 29 年の職員1人当たりの平均取得日数は 9.5 日で、取得率としましては 47.5%となっております。二つ目の「必要なときに取得しやすい環境づくりを」についてであります。有給休暇の取得につきましては、心身のリフレッシュを図り、仕事に対する職員のモチベーションを高め、業務効率の向上が期待されるなど、職員の能力をより一層発揮させることにつながるものと考えております。このことから、各部署の管理職に対し、日ごろから課員と十分にコミュニケーションを図り、課員個々の業務内容や健康状態の把握に努め、適切な有給休暇の取得を勧奨するよう指導しているところであります。特に、産前産後の休暇や育児休業などの長期にわたる休暇においては、あらかじめ課内、部内で休業中の職務分担を協議し、関わる職員全員の理解のもと、業務の引き継ぎを行い対応しているところであり、今後とも、各部署の管理職が中心となり、気兼ねなく休暇を取得できる職場環境づくりに努めてまいります。ご質問の2点目、「残業時間を短縮することについて」であります。一つ目の「過去5年間の職員全体の総残業時間、また最長残業時間を上から5名、国が定める残業時間の上限基準(年 360 時間)を超えて残業している人数は」についてであります。はじめに、過去5年間の総残業時間数につきましては、平成 25 年度が3万 5,223 時間で職員1人当たりの平均残業時間は 189 時間となっております。また、平成 26 年度は4万 3,143 時間で職員1人当たり 228 時間、27 年度は4万 4,782 時間で職員1人当たり 239 時間、28 年度は4万 7,463 時間で職員1人当たり 239 時間、29 年度は3万 7,592 時間で職員1人当たり 189 時間となっております。次に、最も時間外勤務を行った職員の時間数につきましては、各年度において上から5名の時間数を順に申し上げますと、平成 25 年度は、一番は 918 時間、次いで 674 時間、618 時間、578 時間が2人となっております。平成 26 年度は、921 時間、920 時間、875 時間、817 時間、814 時間、27 年度は、1,309 時間、928 時間、759 時間、689 時間、670 時間、28 年度は、902 時間、734 時間、684 時間、671時間が2人、29 年度は、813 時間、696 時間、685 時間、621 時間、598 時間の順となっております。また、時間外勤務が年間 360 時間を超えている人数につきましては、平成 25 年度 23 人、26 年度 45人、27 年度 35 人、28 年度 45 人、29 年度 23 人となっておりますが、国が定める残業時間の上限基準、年間 360 時間については、行政職の地方公務員には適用されませんことを申し添えます。二つ目の「過去5年間で心身を崩し長期療養している、また、したことのある人数は」についてであります。過去5年間において、心身を崩し、「職員の勤務時間及び休日休暇に関する規則」に定める病気休暇の上限 90 日を超える長期の療養が必要となった職員は2人であります。三つ目の「残業時間を短縮するには、1人当たりの業務量を減らしていかなくてはならないと考えるが、職員増員の考えは」についてであります。時間外勤務につきましては、業務の繁忙期や突発的な業務に対応するためやむを得ず行うものであり、先ほど申し上げましたとおり、平成 28 年度においては、総時間外勤務時間において前年度対比で約6%増加し、過去5年間で最大となったところであります。その要因といたしましては、新庁舎への移転に係る事務、長雨や台風災害に係る業務、平成 28 年7月に執行した参議院議員選挙に係る事務などにより、時間外勤務が増加したものと分析しているところであります。町といたしましては、必要最小限の職員数で最良の行政サービスを提供することを基本とし、一定程度の時間外勤務はやむを得ないものと考えておりますが、過度な時間外勤務は職員の健康管理やワーク・ライフ・バランスの観点からも好ましくないものと認識しております。このことから、昨年度から所属長に対し、時間外勤務命令をする際の事務内容と事務量の把握及び事後確認について徹底するとともに、毎週水曜日に実施しているノー残業デー及び夜 10 時以降の時間外勤務に関し、総務課と事前協議を行うこととしているところであります。このような取組を行ったことにより、昨年度においては、台風災害といった特殊要因の違いはありますが、平成 28 年度に比べ、総時間外勤務時間数で約 20%の減、時間外勤務手当支給額で約 2,200万円減少したところでありますが、今後とも、職員の健康管理を念頭に置きながら、各部署の管理職が職員個々の業務量の把握と業務が特定の職員に偏ることがないよう、課内、部内の連携を図り、業務の効率化につなげることが必要と考えております。このようなことから、時間外勤務を短縮する目的のみをもって、職員を増員することは考えておりませんが、事務事業の量的・質的状況を勘案し、住民サービスの低下を招かないよう、今後も適切な定員管理を行ってまいりたいと考えております。以上で、板垣議員のご質問への答弁とさせていただきます。
再質問 1番 板垣良輔
それでは再質問を行っていきたいと思います。まず、今お示しいただきました数字、数値であったりについての事実とその背後にある要因といいましょうか、そういったことについて聞いていきたいと思います。今の答弁と重複する部分もあるかもしれませんが、お答えいただきたいと思います。まず最初に、有給の取得率が 47.5%にとどまっているその理由について、どのように捉えているかをまず簡単に聞きたいと思います。
答弁 町長 飯田晴義
この 47.5%が多いか少ないかと。恐らく少ないという観点からのご質問かというふうに思いますけれども、ここずっと見てきましても、ほぼ9%台、ちょっと前は 10%台に乗ったこともありましたけれども、同じような率で推移してきているわけであります。この辺は、多いか少ないかというと、もっととることが好ましいことは間違いないというふうには思いますけれども、なかなか臨時的な仕事があったりして予定していた休暇が、年休が予定どおりとれないというようなことも、中にはあるのだろうというふうに思っているところであります。
再質問 1番 板垣良輔
わかりました。臨時的な仕事であったりで、今までは9%とか 10%程度だったものが、47.5%にまで上昇したというふうな、違いますか。もう一度お願いします。
答弁 町長 飯田晴義
済みません。率と日を間違えて申し上げました。9.5 日、20 日のうち 9.5 日ということでありまして、過去において、ほぼこの5年間ぐらいは9日台で推移してきているわけでありまして、かつては 10 日台というものあったわけなのでありますけれども、このところの仕事の状況から見るとこの数字で推移してきている。これが多いか少ないかということは、いろいろ考え方があるというふうに思いますけれども、やはりこの日に休もうかなと思ったことが、臨時的な仕事が入ったりするなどして予定どおりとれなかったということは、中にはあるかというふうに認識をしております。
再質問 1番 板垣良輔
わかりました。続いて配偶者育児休暇、これが1名と、16.7%、これ非常にちょっと寂しい数だなというふうに思いますが、男性配偶者育児休暇がこの 16.7%、低い理由についてどのように捉えていらっしゃるでしょうか。
答弁 町長 飯田晴義
確かに3年間で1人というのは少ないかもしれませんけれども、我が町にとっては、はじめて男性職員が育児休業を取得したという、画期的なことであったというふうに私は捉えております。これが一つのきっかけとなって、今後はぜひほかの職員も取得していただければと、そういうはずみがつく年休であったというふうに捉えております。
再質問 1番 板垣良輔
私もそのように思います。男性の配偶者の育児休暇といいましょうかが、もっともっと大きく広がっていく、そういった環境づくりに努めていただきたいなというふうに思います。残業時間についてですが、残業時間の傾向といいましょうか、今伺いましたここ5年間で、平成 29年度は努力のかいありまして下がりましたが、今までぐっと上っていったと、多くなっていきました。ここの5年間の推移、今の答弁とかぶるところもあるかもしれませんが、この5年間の推移の理由、要因について聞きたいと思います。
答弁 総務課長 新居友敬(総務課長は2020年3月まで)
ここ5年間、平成 25 年からの推移でございますが、特殊要因というものがそれぞれの年度である程度違ってくるということで、例えば台風でありましたり、それから新庁舎の建設もございましたし、そういった要因もございまして、平成 27 年、28 年というのは選挙もあったことから、そういった時間外勤務の時間が多くなってきたというところもございます。それを受けて平成 29 年においては、そういった 28 年が過去5年間で最高になったということも受けまして、そういった対策をしたということで、特殊要因の違いはございますけれども、ある程度の成果が出たのではないかなというふうに考えております。
再質問 1番 板垣良輔
わかりました。特殊要因といいましょうか、ちょっと特段あまり頻度は大きくない、たくさんあるわけではないけれども、あったらいっぱい事務が必要な、そういったことがたまたま多くあったというような年があったというふうなこと、そういった押さえだと思います。あともう一つ、非常に気になった心身を崩す職員が2名。90 日の長期療養が必要だった職員が2名過去5年間にいたということですが、この2名の方について、どのように押さえていらっしゃいますでしょうか、伺います。
答弁 総務課長 新居友敬(総務課長は2020年3月まで)
この2名の方につきましては、身体的要因によりまして長期療養が必要になったと、2名ともそういった状況の中で、90 日以上の休養に入ったというところでございます。
再質問 1番 板垣良輔
身体的理由といいますと、今、専ら残業時間のことについて聞いておりますので、1,309 時間とかというとてつもない残業時間をしている方もいらっしゃる中で、そういった超長時間勤務というのが原因で心身を崩したのでしょうかというふうなことを伺いたいと思います。
答弁 総務課長 新居友敬(総務課長は2020年3月まで)
メンタル的な面ではなくて、あくまでも身体的な要因、けがとか病気によって長期休業が必要になったというところでございます。
再質問 1番 板垣良輔
わかりました。残業時間の質問です。残業時間が、今言いましたが、一番残業している平成 28 年のときに、1,300 時間を超えて残業をしている職員がいる。あるいは 900 時間とか 800 時間というような残業を行っている職員がいらっしゃると。もうこれほどの量があるのは、1人当たりの業務量が単純に多過ぎるからではないかと、その特殊要因というのももちろんあるかもしれませんが。職員増員の考えはないということでしたが、改めてその理由について伺いたいと思います。
答弁 町長 飯田晴義
確かに 1,309 時間、これは本当に想像を超える、ちょっと考えられない時間数であります。ただ、これ我が町における業務をして、それだけの時間外勤務をやったということではなくて、国に派遣をしていた職員が、一緒の仕事の中でそれだけの時間外をやったということでありまして、これは国においては労基法が全く適用されていないので、もうめちゃくちゃ仕事をするわけです。そういう中で、やはりチームといいますか、そういう中で仕事をしていく中で、自分だけ帰るということにもなりませんので、そういった要因もあって、たまたまそこに行っていた、国の省庁が忙しい時期であったので、それだけの時間外をせざるを得なかったということで、それが2年ほど九百何時間というものも、国での勤務時間であったということで。ただ、本庁、この役場庁舎内においても 900 時間というのは、確かに記録しているわけであります。ただそこは制度改正があるとか、新たな制度が立ち上がったということになりますと、どうしても時間外が増えざるを得ない。ましてやその制度というのが、国からの通知が非常に来ないのです。なかなか来ない中で、せっぱ詰まって仕事を最後やらざるを得ないと。そんなような繰り返しをしている部署もありますので、そういった要因が今時間外増加、時間外が多い部署の傾向になっているところであります。
再質問 1番 板垣良輔
役場職員の皆さんの働き方に思いを寄せるといいましょうか、大変だなというふうに思うところでありますが、確かに国からの制度がえの、その制度がどのように変わるかというのが直前まで来ないとかというようなことが、もちろんある。そういったことが、こういった長時間勤務の一つの要因になっているのだというふうに思いますが、だとして 900 時間、800 時間、700 時間残業しているというのは、これは何とかしなくてはいけないのではないかなというふうに思います。少し前の時代に、モーレツ社員といった言葉がありました。現在では使われなくなった死んだ言葉ですが、そのかわりに新しく生まれた言葉として、答弁の中にも幾つかありました、ワーク・ライフ・バランスあるいはクオリティー・オブ・ライフと、そういった言葉です。仕事と私生活の適正なバランスを図っていこうというふうな考えです。先ほどの町長の答弁の中に、国が定める残業の上限基準、年間 360 時間、これは地方公務員には適用されないというふうな答弁ございました。行政の仕事とは、その業務の連続性を保障するために公務員には幾つかの労働権を認めてなくて、残業をどれだけしても罰則というものはない。ですが、だからこそ、役場職員全体の人事管理者である町長が、職員の勤務時間に対するそういった考え、何よりも重要なのではないかなと思います。その一つの基準が、今繰り返し言っています、国が定めている年間 360 時間以内の残業時間。これがワーク・ライフ・バランス、ワークとライフのバランスを図っていくのに欠かせない一つの基準になるというふうに思います。済みません。ちょっと長くなりましたが質問します。先般、中橋議員の一般質問の中で、非正規雇用の職員の話の中で、業務というのは波があるというか、忙しいときと、忙しくないときという、こういう波があって、忙しくない、一番業務量が最低のときを見込んで、職員数というのを決めるべきだというふうなお話があったと思います。私個人としては、行政職員の数が必要以上に大きくなってしまうというのを避けるために、ある程度の基準を設けるということについては、一定の理解を示しております。ここで伺いますが、業務量のこの最低量というのはどのように積算しているのか。職員数を具体化する根拠みたいなものをどのように定めているのかというのについて伺いたいと思います。
答弁 町長 飯田晴義
具体的に数字を出して、こうこうこういう業務だから、この部署は何人、何点何人とか、そういうものはありません。かつて定員モデルという、自治省時代ですね、定員モデルというのを出していました。それによって、同じような規模の人口の財政規模の就業構造の団体との比較によって、我が町はこのぐらいが一つ標準になるのだなと、そんなものがあったわけなのでありますけれども、今はそれもないわけで、そうなるとどうかというと、現に働いている人の働きぶりを見ながら、これはもう絶対的に人が足りないなとなれば配置せざるを得ない。ただ、そこは働きぶりを見るということが一番大事でありまして、無駄を省きながら効率的にやった中で、どれだけの人数が必要である。あるいは、今は臨時的な業務が入っているので、これがなくなればここまでは要らないなとか、そういったことを考えながら適正数というのを判断して、人事異動のときに、ことしはこういった業務が入るからここは1人増やさなければだめか、あるいはもう終わったから減らそうか。あるいはこのぐらいの業務であれば、臨時職員を1人配置することによって対応できるかと、そんなようなことを見ながら毎年人事異動のときにそういうものを図りながら、職員配置をしているということであります。
再質問 1番 板垣良輔
わかりました。町長の今おっしゃいましたお考えについて一定の理解を示すというか、そのとおりかなというふうに思います。業務の最低量を見込んだ職員数ということですね。今おっしゃいましたことでいったら、少し雑ぱくな表現になるかもしれませんが、長年の勘といいましょうか、忙しそうだからと、そういうふうな感覚になってしまうところが往々にしてあるのではないかなというふうに思います。何か一つ基準を設けるべきだなというふうに考えております。私の考えをちょっと聞いてください。災害や選挙など、そういった今言いました特殊な要因がない、特段忙しいというようなことがないような年度に、全ての職員が調整を行いながらも希望したときに休暇がとれて、かつ新入職員や異動新入職員の教育とか研修を行って、異動職員の引き継ぎを行う。国の定める残業時間の上限年 360 時間の残業時間に、全員がおさまるというような職員数というのが、業務の最低量を見込んだ職員数に相当するのではないかなというふうに思います。簡単に整理しますと、特段忙しい行事がない年に全員休暇がとれて、業務の連続性を保つ工夫を行って、360 時間以内の残業時間におさまる職員数というのが、最低の職員数ではないかというふうに考えるわけです。繰り返しますが、私、町長のおっしゃいます業務の最低量を見込んだ職員数という考え方は、そのとおりだと思っていますが、答弁にありました残業時間とか、心身を崩す職員数、心身を崩すあれは関係ないかもしれないですが、その最低の職員数に現在達していない。町長の考え方に即して考えても、まだ現職員数が足りないのではないかというふうに考えるのです。改めて、職員数増員の考えについて伺います。
答弁 町長 飯田晴義
確かにおっしゃるとおりにすれば、非常に職員は健康というか、超過勤務による健康を害することはないような人員配置になるのかもしれませんけれども、そうなるとどうしても暇な時間といいますか、もてあます時間がやっぱり出てくるのです。多少フルに8時間働いてちょっと足りないなというぐらいが一番いい配置だというふうに思うわけであります。その中で、例えば災害が出てきたら、これはもちろん時間外はやむを得ませんけれども、やはりそれをどこで見るかというのは、今の見方だと、どうしても8時間以内でありますので、それは 365 日見ていった中で、絶対出てくるわけなのです、少ない業務量の月であったり日が。そうすると、これは財政論になってきますけれども、今1人雇うと3億円ぐらいの生涯賃金になるわけで、これは税金が投入されるわけですから、そこはやはり1人を雇う重さというのはあるわけで、なかなか簡単に足りないから1人を配置する、ここも足りないから1人を配置するというふうにはなっていかない。それをやっていきますと、すぐ 10 人ぐらいを採用しなければならないということにもなりますので、そこは本当に職員個々の能力もあって、能力のあるないまで言うとちょっとまずいかもしれませんが、どうしてもやっぱり能力差というのはありますので、そこの組み合わせもしながら配置をしているわけでありますので、なかなか一律の基準によって人員配置をするというのは難しい。町の仕事というのはほぼ定例的なというか、年単位で繰り返す仕事がほとんどでありますので、それを見ながら、これまでの業務量を見ながら配置をしているということは、あながち私はいいかげんにやっているとは思っていないわけで、それなりの実績に基づいた職員配置をしているというふうに認識をしているところであります。
再質問 1番 板垣良輔
はい。ちょっとよくわかりませんが、仮にこれで残業時間が 360 時間に全員おさまっているというのでしたら、町長そのとおりなのかもしれないのですが、1309 時間は国に出向したからというのも、もちろんあると思いますが、800 時間とか 900 時間の職員がいるわけですよね。これは単純に職員数が足りないからだというふうに思います。その能力があるなしとかという話少しありましたが、そういうことにかかわらず1人当たりの業務量がどう考えたって多過ぎるということを、シンプルにこれなのではないかと思います。同じことを聞くかもしれませんが、お願いします。
答弁 町長 飯田晴義
800 時間、900 時間やっていることがいいという、それを肯定しているものではないわけでありまして、それがさらにまた次年度以降も続くようであると、そういう業務量があると見込まれるのであれば、そこは増員をして対応する。あるいはその中でも、比較的定型的な仕事があれば、そこは臨時職員を配置して、臨時職員にそこの部分をお願いするというようなことも対応としてはできるわけで、800 時間、900 時間がずっと続くようであれば、そこは増員をして対応をすると、そういう考え方でありますので、仕事、行政は生き物でありますので、かなり毎年毎年業務量が変わるという部分があります、あるいは仕事の内容が変わる、あるいは特命事項が出てきたということもありますので、それに応じた適正な人員配置はやっていかなければならないというふうに思っております。
再質問 1番 板垣良輔
前向きな答弁をいただいたというふうに思っております。適正な人員配置といいましょうか、増員したりとか、臨時職員については少し考えがあるところですが、今はちょっと関係がないので置いておきますが。繰り返しになりますが 800 時間、900 時間、360 時間を大幅に超えて残業している職員については、適宜検討してくださるということでした。前向きに捉えたいというふうに思います。前向きにいただきましたので、この程度にしたいと思いますが、最後に一つだけ、将来にわたってずっとこのような状況が続いていたら、何度も言っています、900 時間も 800 時間もずっとこのまま続けていくつもりはないとおっしゃいましたが、ずっと続けていたら 90 日間の長期療養、そういった職員がさらに増えていくことになるというふうに思います。5年後、10 年後、20 年後というふうに将来にわたって役場の機能を維持していくためにも、現在の長時間残業を是正していかなくてはいけないと思います。最後にしますが、何度も繰り返します。改めて職員数増員の考えを伺って終わりたいと思います。
答弁 町長 飯田晴義
絶対的に職員数を増員しないということではなくて、先ほど申し上げましたように、業務量に対して適正な人員配置をするというのは基本でありまして、その結果として、どうしても足りなくなれば、そこは採用をして対応をする。あるいは臨時職員にその分担ってもらうというケースもありましょうけれども、そこは適正配置をすることは間違いない。それと一方で、いわゆる本当の働き方の考え方、改革と言えるかどうかわかりませんけれども、考え方として、やっぱり仕事というのは業務によってその深さ、深度というのはあるわけです。どこまで極めるかというところがありまして、それはどの仕事も同じではないわけでありますので、そこをしっかりとわきまえて仕事を進めていく。全て同じ深度で仕事をやっていると、絶対時間がかかるわけでありますから、ところが手を抜くという意味ではないです。このところでこの仕事はとどめて十分であろうという仕事も当然出てくるわけですから、そこをしっかり見きわめながら、めり張りをつけた仕事をしていくということも含めて、やっぱり総時間数というものを減らしていく、その努力もしていかなければならないというふうに思っているところであります。
再質問 1番 板垣良輔
過剰品質ということになると思います。一番の理由、私もいろいろと調べましたが、地方公務員の総労働時間が延びてしまう大きな要因の一つが、過剰品質だというふうにそういった調査が出ておりました。総労働時間を減らしていくというふうなそういったお気持ち、ぜひ強く持って、今後業務に執行していただきたいなというふうに求めまして、私の質問を終わりたいと思います。