みんなの議会

幕別町議会 平成29年第4回定例会 2017年12月13日

障がい者に寄り添った福祉計画について

2017年12月13日、幕別町議会の一般質問で、板垣良輔議員が「障がい者に寄り添った福祉計画について」質問し、町長 飯田晴義、福祉課長 樫木良美、住民福祉部長 合田利信が答弁しました。

質問者
板垣良輔 議員
答弁者
町長 飯田晴義、福祉課長 樫木良美、住民福祉部長 合田利信

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 板垣良輔

通告に従いまして、質問を行います。障がい者に寄り添った福祉計画についてであります。障がい者の社会参加の機会拡充が急がれています。2012 年、障害者総合支援法が制定されました。障がい者が住みなれた地域で暮らし、必要な支援を受けられ、障がいの有無によって分け隔てられることがない共生社会を目指すことがうたわれ、自治体は社会的障壁の除去に努めることが求められています。昨年、障害者総合支援法が改正され、来年度から実施されます。生活と就労の支援をより一層充実させるため、新サービス創設及び既存サービスの充実が行われました。しかし、障がい者への理解はなかなか進んでおりません。現在、幕別町では第5期幕別町障がい者福祉計画が策定され、来年度から実施されます。さらに進んだ施策が必要です。よって、以下のことを伺います。1番、計画策定の基本的な考え方は。2番、本町の就労支援の現状と今後について。①障がい者の雇用の実態。②来年度から法定雇用率が引き上げられます。事業者への呼びかけや支援の方策は。3番、来年度から創設される新サービスの実施体制は。以上です。

答弁 町長 飯田晴義

板垣議員の質問にお答えいたします。「障がい者に寄り添った福祉計画を」についてであります。我が国の障がい福祉施策は、障がいの有無によって分け隔てられることのない共生社会を実現するため、「障害者基本法」や「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」に基づき、社会参加や意思の選択の機会が確保され、社会的障壁を除去するための施策や支援を、総合的かつ計画的に行うものとしており、各種施策が実施されております。本町では、「幕別町障がい者福祉計画」及び「第4期幕別町障がい福祉計画」を一体的に策定し、各種施策、事業を実施しているところであります。ご質問の1点目、「計画策定の基本的な考え方は」についてであります。次期の計画策定における基本的な考え方については、現計画の基本理念であります「自立」「社会参加」「共生」を継続するとともに、障がいのある人が地域の中で自立して暮らせるまちづくり、地域に住む人が障がいの有無や老若男女にかかわらず、ともに支え合うまちづくりを目指すものであり、平成 30 年度から 32 年度までの3年間を計画期間とするものであります。このうち、「幕別町障がい者福祉計画」については、障がい者の自立と社会参加を支援するため、取り組むべき施策の基本的な方向性を示すものであり、六つの重点施策を掲げております。また、「第5期幕別町障がい福祉計画」は、これまで障がい児支援の提供体制の確保に係る目標、必要な見込み量について包含しておりましたが、「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律及び児童福祉法の一部を改正する法律」により、障がい児支援に係る計画は別途新たに策定が義務付けられましたことから、「第1期幕別町障がい児福祉計画」として策定するものであります。これらの計画につきましては、「幕別町障がい者福祉計画」との整合性を図りつつ、障がい者及び障がい児支援に係る具体的施策を盛り込んでまいりたいと考えております。ご質問の2点目、「本町の就労支援の現状と今後について」であります。本町の就労支援といたしましては、平成 21 年度から「障がい者職場体験事業」を、26 年度から「チャレンジ雇用事業」を実施いたしております。はじめに、「障がい者職場体験事業」については、役場や民間企業において、社会人としてのマナーの習得や就業への意欲を引き出すことを目的に 10 日間の職場体験を行うもので、28 年度末までに延べ 92 人が体験され、このうち、民間企業での体験者数は延べ 45 人となっております。なお、本年度は、11 月末現在で4人の方が体験を積んでおります。次に、「チャレンジ雇用事業」については、民間企業への就労を目指す方を対象に町の臨時職員として1年未満の期間を雇用し、障がい者の就労支援機関と連携しながら、就労のスキルやコミュニケーション能力を身につけ、民間企業への就労につなげることを目的に実施しているもので、28 年度末までに6人の方を雇用し、このうち2人が民間企業へ就職され、本年度においても1人が本事業を経て民間企業への就職を果たしております。今後におきましても、関係機関と連携し、職場体験からチャレンジ雇用、そして一般就労へとつながるよう支援を行ってまいりたいと考えております。一つ目の、「障がい者の雇用の実態について」であります。本町では、事業所雇用実態調査におきまして、障がい者の雇用状況を調査しておりますが、本年1月に実施いたしました調査の結果では、回答のあった 172 事業所のうち 12.8%の 22 事業所で 25 人を雇用しており、その雇用形態につきましては常用雇用 11 人、臨時雇用2人、パート雇用 12 人となっております。二つ目の、「来年度から法定雇用率が引き上げられる。事業者への呼びかけや支援の方策は」についてであります。障がい者雇用率制度につきましては、身体障がい者や知的障がい者が一般労働者と同様に常用雇用者として雇用されるよう、常用労働者の数に対する割合、いわゆる「障がい者の法定雇用率」を設定し、事業主に障がい者雇用率の達成義務を課すことにより、その雇用を保障しようとするものであります。平成 25 年6月の法改正により、30 年4月1日から民間企業における障がい者の法的雇用率は 2.0%から 2.2%へ 0.2%の引き上げとなり、あわせて障がい者を雇用しなければならない事業主の対象が従業員 50 人以上から 45.5 人以上になることに加え、33 年4月までの間には、法定雇用率がさらに 0.1%引き上げられる予定であります。なお、本制度にあっては、民間企業における障がい者の雇用を促進するため、障害者雇用納付金制度のほか、障がい者の雇用に係る奨励金や雇用に当たって必要な施設整備に対する助成金など、国における各種助成制度が講じられておりますことから、町といたしましても、広報紙をはじめ、商工会を通じ、町内の事業者に対し積極的に制度を周知しながら、障がい者の雇用の促進を図ってまいりたいと考えております。ご質問の3点目、「来年度から創設される新サービスの実施体制は」についてであります。障がい者がみずから望む地域で生活を営むことができるよう、「生活」と「就労」に対する支援の一層の充実と障がい児支援のニーズの多様化へのきめ細やかな対応やサービスの質の確保を図るため、平成 28 年5月の法改正により、新たに「自立生活援助」「就労定着支援」「居宅訪問型発達支援」が創設されました。一つ目の「自立生活援助」については、障害者支援施設やグループホーム等を利用していた障がい者で一人暮らしをしている方に対し、定期的に訪問して家事、金銭管理や地域住民との関係等に課題がないかの確認や必要な助言を行うとともに、随時の相談にも応じるサービスであります。二つ目の「就労定着支援」については、就労移行支援等の利用を経て一般就労した障がい者で就労に伴う環境変化により生活面の課題が生じている方に対し、企業・自宅への訪問等により、生活のリズム、家計や体調の管理などの課題解決に向けて、必要な連絡調整や指導・助言の支援を実施するものであります。三つ目の「居宅訪問型発達支援」については、重症心身障がい児などで、障がい児通所支援を受けているために外出することが著しく困難な障がい児に対し、障がい児の居宅を訪問して、日常生活における基本的な動作の指導、生活能力向上のための訓練等の発達支援を実施するものであります。現在、国では、「社会保障審議会障害者部会」において、新たなサービスに係る報酬、基準、対象者及び事業所の指定要件などの審議を行っており、事業所の意向確認を行う段階にまで至っておりませんので、今後、審議状況を見据えながら、実施事業所の情報収集に努めてまいりたいと考えております。以上で、板垣議員のご質問への答弁とさせていただきます。

再質問 1番 板垣良輔

では、再質問を行ってまいります。すみません。人は社会にかかわって、役割をそれぞれがそれぞれの場所で務めていくことで、それぞれの存在意義を確認していくものだというふうに思います。そのような視点で、障がい者福祉、とりわけ就労支援について質問を行っていきたいと思います。一番最初に、基本的な考え方は。第5期幕別町障がい者福祉計画の基本的な考え方について伺いました。今、策定中ということですが、町内の障がい者あるいはその当事者、関係者の意見、アンケート等を行っていると思いますが、具体的にどのようなものがあり、どのように反映されるのか、答えられる範囲で結構ですが、お答え願いたいと思います。

答弁 福祉課長 樫木良美(福祉課長は2022年3月まで)

この計画を策定するに当たりまして、障がい者の方、障がい児で支援を受けている方、あと、一般町民の方 300 名を抽出させていただいて、アンケートをとらせていただいております。そのアンケートの中で気になったところといいますか、前回の計画のときにアンケートをとったときには、障がい者への理解の部分で、障がいがあることによって嫌な思いをしたことがあるかという問いに対しては、以前よりはそういった思いがなかったという回答が割と多い回答だったのですけれども、今回のアンケートの中では、それが若干減っているようなところがありました。また、自由意見の中でも、障がい者の理解が足りないとか、進んでいないというような意見もございました。そういうところも今回の計画の中では重点として取り組んでいきたいなというふうに、今、話をしているところであります。あとは、現在、家族と一緒に住んでいるのですけれども、今後どういったところに住みたいかというところの質問項目があるのですが、そういった中では、やはり今住んでいる幕別町で、できれば自宅のほうで住みたいという方が多いようなアンケートの結果になっております。そういった方々が、やっぱり地域でそういった生活をしていくに当たっては、障がい福祉サービスの充実が必要だなというふうに捉えております。あと、就労に関するところでありますが、以前のアンケートの結果では、製造業的なところで働きたいというような、障がいのある方のどういったところで働きたいかという質問に対して、そういう回答が多かったのですけれども、今回、就労でどういったところで働きたいかという質問に対しては、事務的なところの仕事をしたいという結果が多かったという結果になっておりました。そういったところで、やっぱり、そういう障がいのある方々が、そういうふうに民間の企業で働けるように働きかけをしていかなければならないなというふうにも思ったところであります。ちょっと、全て思い出せないので、こういったところになっております。

再質問 1番 板垣良輔

一般質問通告書、私の中で、障がい者が住みなれた地域で暮らし、必要な支援を受けられ、障がいがあること、ないことによって分け隔てられることがないような、そういった三つ、住みなれたところで暮らす、必要な支援を受けられる、分け隔てられないという、この三つのことを共生社会というふうに呼んでおります。そういったことを、障がい者自身も求めているというふうなことであったというふうに思います。アンケート調査でその内容をこの計画に十分反映されるように、具体的な施策に落とし込んでいただきたいというふうに強く思います。続きまして、2番、就労支援のことについて聞いていきたいと思います。先日、広報まくべつ 12 月号で、お知らせ広報の中で、障がいがある方が本町には 1,800 人程いる、大体2万 7,000 人程度の幕別町の人口の 6.6%に当たるということでした。今の答弁の中で、障がい者の雇用の実態は 25 人を雇用しているということでありましたが、働きたいという思いはあるのだけれども、何らかの事情で実際に働くことができないといった障がいを持っておられる方、どの程度いるのかというのは押さえられているでしょうか。どうぞ、お願いします。

答弁 福祉課長 樫木良美(福祉課長は2022年3月まで)

アンケートをした中で、仕事をしたいと思っているけれど仕事ができない方の数字というのは、全部の方からアンケートの回収ができたわけではないので、そういった正確な数字は持ち合わせてはいないのですけれども、この間のアンケートの中で、総数 267 人の回答があった中で、会社の中で、正職員で働いている方が 44 件、短時間などの勤務条件の配慮があって働いている方、あと、派遣職員として働いている方も含めますと、99 人の方がそういった形で働いている状況にありました。その中で、働いていないという方の中で、その回答があった方が 126 人いらっしゃったのですけれども、その中で、今すぐにでも仕事したいという方が9名、今すぐには難しいけれども将来的には仕事をしたいという方が 19 名いらっしゃったところであります。

再質問 1番 板垣良輔

そのアンケートについて改めて伺いたいのですが、はじめに 300 人の方にアンケートを行った、返ってきたのが 267 人ということでしょうか。

答弁 福祉課長 樫木良美(福祉課長は2022年3月まで)

300 人と申し上げましたのは、一般の町民の方を 300 人対象としたところでありました。障がいのある方につきましては、598 名の方にお送りしているところであります。それで、回答を受けたのが、267 件が有効回答者になっております。

再質問 1番 板垣良輔

はい、よくわかりました。ここ最近、ここ5、6、7、8年くらいの傾向ですが、就労支援施設が全国的にも急増して、大きくふえておりまして、雇用契約を結ぶ A 型就労支援施設、結ばない B 型就労支援施設、A 型が全国では 3,600 程度、B 型が全国で 9,000 程度、9,100 とか、それぐらいあるというふうに聞いております。そういった中で、働く障がい者も7年前、8年前から比べて4倍、5倍というふうにふえてきている現状にあるというふうに厚労省の調べでありました。多様な就労の機会がふえたことから、障がい者の就労者数がふえていったものだというふうに考えられると思います。答弁の中で、就労支援機関と連携しというふうな答弁がありました。さらに積極的に、その連携を密接なものにしていって、障がい者の持っているニーズ、ウオンツと言いましょうか、それをつかんでいって、より支援に、就労に結びつけることができるように、行政が就労支援の窓口としての役割、より一層求められているのではないかというふうに考えますが、その点についてお考えを伺いたいと思います。

答弁 福祉課長 樫木良美(福祉課長は2022年3月まで)

現在、国で行っております障がい福祉サービスの中で、就労に対する支援のサービスがあります。それを含めまして、まだ町としましても、障がい者の就労支援を行ってきたところではありますが、町としてそういう形でかかわることも必要でありますが、そういった福祉サービスとの違いというところもちょっと求められているところもありまして、そこをきちんと整理しながら、障がい者が一般企業で就労できるように、町としてもできる支援を行っていきたいというふうには考えております。

再質問 1番 板垣良輔

一般的なといいましょうか、就労支援施設と町は違った役割を求められるというのは、もちろんそうだと思います。また、大変すばらしい取組をしていると思います。障がい者職場体験事業であったり、チャレンジ雇用事業、これ自体大変すばらしい事業だというふうに思いますが、役場だけが頑張るというふうなことになると、これ、早々にして限界がすぐ来てしまうと思うのですね。次の法定雇用率のところにも少しかんでしまうのですけれど、より一層、共生社会を実現していくために、もっともっと密接な、積極的なかかわりが必要だろうなと、とりわけ就労支援施設との役割が重要になってくるだろうなというふうなことで言ったつもりでありました。何と言いましょうか、一言、さらにさらに、働きたくても働けない、ちょっと事情があって働くことができないのだという障がい者が実際に働くことができるような手助け、支援を、役場のほうでもより強めていきたいなというふうなつもりで言いました。改めて同じようなことを聞くかもしれませんが、どうぞよろしくお願いいたします。

答弁 町長 飯田晴義

最初の答弁にも申し上げたところでありますけれども、就労支援機関、これは今、十勝に1社しかなくて、なかなか手が回らない状況にあるということで、ここの機能が充実すれば、私は随分就労が進むのではないかというふうに考えているわけであります。そして、新たなサービス、来年4月から始まります新たなサービスにおいても、就労した方の自立生活援助あるいは就労定着支援と、こういった新たなサービスが出てまいります。これは、今のところはまだ内容が部会のほうで内容が定まっていないことから、事業者が手を挙げてきていないという状況にあります。これが明らかになってくれば、民間事業所においてもそういったコーディネート役を果たしていただける事業所が随分私はできてくるのかなと、そんな思いもしておりますので、まずはそこの民間の事業所がどういった役割を果たしていただけるか、そして、町がそこをいかにサポートできるかという形になろうかなというふうに思います。全く町がやらないというわけではありませんけれども、そこはやはりある程度、サービスの中でも役割を担っていただける事業所が出てくるはずでありますので、そこをまず見きわめた中で、町としてもいかに支援ができるかということを取り組んでいきたいというふうに思います。

再質問 1番 板垣良輔

今、自立生活援助、そして就労定着支援の話が出てきましたので、それについても若干触れたいと思います。来年の4月から、来年度から、今、言いました自立生活援助、就労定着支援という新しいサービスが創設されますが、今、町長がおっしゃいましたように、まだこれからといったところだというふうに思います。あと、3か月、4か月程度で始まるわけですが、町内の就労支援施設等に説明会みたいなものは行っているでしょうか。事実を伺いたいと思います。

答弁 住民福祉部長 合田利信(住民福祉部長は2019年12月まで)

現在、内容についてはまだ審議会のほうでということでありますので、詳細がわかりましたら、町内事業所も含めて、どういったサービスになるかというのは説明のほうはしていきたいと考えております。

再質問 1番 板垣良輔

そうですか、わかりました。私も町内の就労施設の方にお話を聞いていく際に、この新しいサービスが創設されることについて、どのように思っておりますかと言ったときに、余りぴんと来ていないといいましょうか、どのように自分たちの事業にかかわってくるのかというのがいまいちよく実感を持って伝わらないようなところがありました。新しいサービス、内容が詰められてまいりましたら、わかりやすい説明会をぜひ行っていただきたいなというふうに思います。続きまして、今のところ障がい者に対しての質問をしてきましたが、次、事業者と言いましょうか、就労支援施設のことについて質問を行っていきたいと思います。ことし、大きく就労施設、とりわけ A 型就労支援施設の閉鎖が相次いでおりまして、7月に岡山県、香川県で事業展開している就労施設 A 型が7か所、一斉に閉鎖するということになりました。200 名を超える障がい者の方が一斉解雇というふうなこと、愛知県でも同じようなことがありまして、50 名以上が一斉解雇されるということになりました。これのもとになっているのが、ことしの4月に施設への補助金、あるいは助成金の給付条件が厳格化されたことによります。閉鎖した施設には経営的な問題が幾つかあったようですが、全国的にも A 型就労施設の7割、8割程度が赤字だというふうな報道がされておりました。いろいろとそういった閉鎖してしまったところには経営上の問題があったと、今、言いましたが、そもそも補助金や助成金の金額が与えられている役割に対して小さいのではないかというふうに考えます。自治体を通して、国に対して、この障害者支援施設に対する補助金、助成金の増額あるいは加算を、単位をふやしていくとかということを求めていくべきではないかと考えますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 飯田晴義

今、全国的なお話を聞いたばかりで、十勝管内では閉鎖はないということであります。そこで、実態がどうなっているか承知していない状況でありますので、そこら辺の実態がどうしてそういう閉鎖に至ったのかといったことも含めまして、あるいは十勝管内がどういう経営状況にあるかということも把握しなければ、これは何とも動きようがありませんので、そこらあたりを把握した上で、もし制度的に補助金が絶対的に少ないことによって経営を悪化させているのだということであれば、これは国に対して要請をしなければならないなというふうに思っているところであります。

再質問 1番 板垣良輔

わかりました。今、言いました、全国的な閉鎖が相次いでいるということと似たようなことではありますが、障害者就労支援施設からの要望といった形なのですが、ちょっと紹介したいと思います。B 型就労支援施設から A 型へ、A 型から一般就労へというふうな流れが主だったものですが、B 型から A 型に就労移行していくのですね。その就労移行していくということは、本来、その就労施設にとっては喜ばしいことなのですが、その施設事業と考えたときに、最も作業がこなせる利用者さんが出ていってしまうということで、生産的にはどうしても下がってしまうという、喜ばしいのだけれど経営的にはつらいという、ちょっとジレンマがあるというふうにどの事業所でも言っておりました。就労移行していくのに支援、就労移行支援加算みたいなものがあるのですが、この加算の単位が大変低い。これをもう少し上げてくれないか、あるいは似たようなところで新しい加算をつくってくれないか、創設してくれないかというふうな要望がありました。また、もう一つ代表的なもので言いますと、就労施設には二つのお金の流れがあります。一つが、今、言いました、国や行政からの補助金、助成金という流れです。もう一つが、利用者の方が作業を行って、利用者のそれで工賃というもので就労施設に入ってくる。補助金はその就労施設の運営に、工賃は利用者の給与に充てるということなのですが、この作業を就労施設の人が一生懸命いろいろなところに働きかけて、仕事を営業してくるのですね。この営業してくるというのが、日々の事務に追われて、なかなかそういった仕事をとってくるということがかなわない、営業する加算というのを新しくつくってくれないかというふうな要望がありました。今、言いました、就労移行に対する新しい加算、単位、また、新しく営業加算みたいなものをつくってほしいというようなこと、これをどうにか自治体を通して国に求めていっていただけないかというふうに考えますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 飯田晴義

町内には B 型はありますけれども A 型がないわけで、なかなかつぶさに状況について把握できているところではありませんので、そこが総じてそういった就労移行加算あるいは営業加算を欲しているのかどうなのか、あるいはその経営状況はどのような状況にあるのかということを調査した中で必要とあらば、そこは十勝町村会の中で国に対して要望してまいりたいというふうに思います。

再質問 1番 板垣良輔

ぜひ前向きに検討していただきたいというふうに強く思います。結びになりますが、改めて言いますが、人が社会の中で多様な人とかかわって、多様な場所でそれぞれの役割を果たしていくことこそ、人としての存在意義が確認することができるというふうに思います。改めて共生社会を実現していくためにも、役場だけが頑張る、あるいは当事者だけが頑張るというふうなことにならず、広くみんなが同じ意識を共有していくような社会を目指していくために、より一層この障がい者福祉を強めていっていただきたいなというふうに思います。そのようなことをお伝えして、私の質問を終わります。

出典:幕別町議会 平成29年第4回定例会 2017年12月13日 議事録 PDF(80ページ) 間違いを知らせる