置戸町議会 平成28年第9回定例会 2016年12月15日
役場職員の超過勤務と健康管理について
2016年12月15日、置戸町議会の一般質問で、嘉藤均議員が「役場職員の超過勤務と健康管理について」質問し、町長 井上が答弁しました。
- 質問者
- 嘉藤均 議員
- 答弁者
- 町長 井上
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 嘉藤均
通告に従いまして町長に質問したいと思います。役場職員の超過勤務と健康管理についてということでございます。監査委員からもご指摘のとおり、平成27年度置戸町一般会計・特別会計歳入歳出決算及び基金運用状況審査意見書の中で、役場職員の超過勤務と健康管理についての項目がありました。開町100周年事業があったとはいえ、超過勤務時間が年間500時間を超える者が7人おりました。役場職員の心の状態を年1回調べるストレスチェックでは、120人の職員を対象に実施をし、105人の回答を得ていると聞いております。結果、高ストレスの者が18人ぐらいいるということでございますけれども、今後においては恒常的な超過勤務の兆候が見えた際には、職場環境の改善に向け、関係係で仕事の調整を図るなど、仕事の共有や後継者の育成に努め、超過勤務の縮減に繋げるなど、健康管理への取り組みを推進していただきたいとの監査委員からの指摘もありました。一方、この度決算審査特別委員会を行いましたけども、その中のヒヤリングの中では、開町100周年のあった平成27年度に限らず、本年度においても8月の台風被害等もあり、職員の超過勤務が増えていると聞いております。そこで、町長にお聞きをいたします。職員の超過勤務と健康管理についての早急な改善が必要と考えますが、現状をどのように把握しているのか。また、どのような改善策を図っているのか、お聞きします。
答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)
役場職員の超過勤務と健康管理についてでありますが、議員の方からも縷々お話がありましたけれども、昨年度の超過勤務の状況については、議員ももちろんご照会ありましたし、監査委員さんからも、平成27年度の各会計の決算審査意見書でも報告をいただいたわけであります。開町100周年事業ということもありましたし、そうした意味では前年に比べて時間数で32%ほどの延びでもあったわけであります。職場環境の改善あるいは係間の調整、そして仕事の共有と言いましょうか、そして、後継者の育成等、超過勤務の縮減と健康管理への取り組みについてということでの、いろいろとご指摘をいただきました。職員の超過勤務については、個人ごとに超過勤務表によって管理をしながら、担当課長から月ごとに報告を受けておりますし、毎月の課長会議において個人ごとの超勤実態を示して、課内あるいは係間の連携を図るように指導しているところでもあります。また、縮減対策としては、毎週水曜日をノー残業デーということに設定をいたしまして、またさらに午後10時以降の原則庁舎の入室禁止等の措置も図っているわけであります。100%徹底できたかと言われますと、疑問の残るところでもありますが、そうしたこともやっているわけであります。ストレスチェックについてもお話がありました。27年度の労働安全衛生法の改正によって、労働者が50人以上の事業所に義務化されたわけでありますが、これまで置戸町役場も早い段階で労働安全委員会というのを作っておりますけれども、これらの委員会の開催もしているところであります。平成22年度からは、メンタルヘルスの健診も実施しておりまして、2年ごとに専門病院の健診を受けることによって、メンタル面の不調を未然に防止する仕組みを取り入れてもいるわけであります。36そのようななかで、高ストレスを抱える職員が10数名いるのは承知しております。個人面談の希望あるいは専門医への受診の勧奨と言いましょうか、そうしたことも行っているわけであります。今後は、産業医の指定等も含めまして、衛生委員会の中でも十分協議したいというふうに考えております。職員配置につきましては、定員適正化計画に基づきまして、計画的な新規職員の採用を行っておりますけども、即戦力ということには、なかなか即なれるものでもありませんので、指導あるいは教育に努めているわけであります。本年11月には、土木専門職を採用いたしまして、土木業務あるいは建設業務の充実を図っているところでもあります。身体の病気、心の病気には、地方公務員としての職責からくるプレッシャーと言いましょうか、ストレスあるいは食生活、疲れなど、様々な要因が挙げられるんだろうというふうに思います。自らの健康は自分自身で管理することが大切ではありますけれども、まずは調子が悪い時には病院に行って受診をして休むことも時として必要だろうということも申し上げているわけでありますが、職員はなかなか仕事に対する思いと言うんでしょうか、非常に強いものがあって、なかなか私どもが言っていることが頭の中では理解しているんでしょうけれども、現実は、そういうふうにはならないということもあるというふうに思います。今後ともでありますけれども、職員あるいは家族も含めまして健康に留意するような話をしていく考えであります。まだまだ人事異動あるいは事務機構の見直しを行って、適材適所ということを考えながら人事配置をしているつもりでありますけれども、新人職員に対しては、日常的な指導あるいは研修期間を通して、教育あるいは育成を図っていくというふうに思います。非常に職員の健康のこと、頭の痛いものです。決して放置しているつもりはありませんし、職員皆がそういう意味では、心配しているというのか職場全体がそういう思いでいると思います。従いまして、毎年2人ないし3人の新人職員を採用しておりますし、それでは十分でないということで、ここ2年の中では、ご承知のように、社会人枠という形で専門職を中心にして、3人の社会人枠として採用しております。幸いにして大きな戦力になっておりますから、配置された部署では大きな戦力になっているでしょうし、役割を果たしてくれていると思います。同時に新人職員にも、すぐというわけにはいきませんけれども、3年ぐらい経ちますと、やはり大きな戦力になっていくであろうというふうに思います。今、議員をご覧になって分かっていただけると思うんですが、職員の顔ぶれと言いましょうか、非常に若返ってきていると思います。これは一定程度職員の採用と、あるいは退職していく職員の数の結果としてそういうことになっているわけでありますけれども、今の若い人たちがこの数年の中で、文字どおり町職員として一人前になって大きな活躍をしてくれるということを期待しているわけでありますけれども、一方では、そうした課題も抱えておりますので、そうしたことに対して専門の病院を中心にして、いろいろ対応しているつもりでありますけれども、なお一層そうしたことに意を用いていきたいと、このように思います。
質問 9番 嘉藤均
今、町長の方から、いろいろな改善点と、いろいろお話がありました。私も感じているところですけども、何年か前に大量退職と言いますか、ベテランの方が随分辞めていった関係もあって、今、新人職員が相当入ってきております。なかなか町の人が役場に来ても、どういう方なのかなということが分からないぐらい新人の方が増えたような気がします。新人の方が多いという中では、先程、町長も言っておりましたけども、育てるのに2年、3年とかかっていくと37いうことでありまして、初めから職に就いてくれても1.0という、なかなか職員のカウントはできないのかなと思いますし、やはり大事に育てていただきたいというふうに思います。また一方で、役場と言いますか、町の元気ということで、よくいろんな町から話をお聞きします。そんな中では、町長あるいは議員ももちろん元気でなければなりませんけれども、役場職員の対応と言いますか、態度を見ていると、町の元気が分かるんだという話もよく聞いているところでございますし、また一方、先程、町長が機構改革の話を少ししておりました。今年、町長の春の選挙公約の中にも確か機構改革ということがありました。先程の改善点もそうですけども、どんなことになるか知れませんけども、負担を分担するような機構改革が必要でないかなというふうに感じているんですけども、町長の意見を伺いたいと思います。
答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)
その時代、その時代で難しいとこあるんだと思うんです。一概に毎年2人、3人って決めているからその人数を守って採用するっていうわけにはいかない部分あると思います。ですから、いくつになりましょうか、60半ばを過ぎた人たち、この人たちが大量に採用された時期でもありました。当然ながら退職する時は同じ年であります。確か7、8人一気に退職っていう時期があったと思います。これは、多分採用する時に、その人数って言いましょうか、職員の数が必要だったと思います。ですから採用したんだと思います。しかし、この入り口の時はそれで良かったんだけれども、出口の部分になりますと、そうやって7、8人退職したからって、次の年また同じような人数を入れるというわけにはいかないということです。それは同じことを繰り返すからです。しかし、毎年2人ないし3人を平均的に採用することが、いろんな社会的な情勢に対しても対応しきれるのではないかと。それは、団体としてと言いましょうか、職員皆で対応しきれるという前提がそこになければならないというふうに思います。ですから、機構改革もそうなんですが、機構を変えて新しい職場って言いましょうか、職場環境に慣れるまでに、また、仕事に慣れるまでにっていうのが当然出てくると思います。そうすると、超勤の時間も増えるということになります。しかし、皆で助け合いというか協力しながら仕事を進めていくという、その時代は完全にその時代だと思います。しかし一方では、専門職って言いましょうか、専門の仕事は問われるという、一方ではそういうこともあります。非常に難しい時代だと思います、今。しかし、小さな役場でありますから、言えることは、皆で協力しながら仕事の協力もそうでありますけれども、精神的なって言いましょうか、やはりそこには、私いつも申し上げておりますけれども、雑談含めて対話っていうことがそのベースになければならないことだというふうに思います。そんなことを職員が意識しながら、やはり新しい職場作りをしていくということの必要性は今あると思います。そうした意味で機構の改革も必要なんだろうというふうに思っていますので、職員の理解と言いましょうか、そういうこともなければなりませんので、その辺のことを十分やり取りをして新しい形を作れればなと、そんなふうに思っています。
質問 9番 嘉藤均
機構改革あるいは適材適所というお話も先程ありましたけども、専門職が今少し増えてきている中では、そういうのが適当なやり方ではないかというふうに考えております。一方で、町長が常々、まちづくりは人づくりということをおっしゃっておりますし、職員を作るなんていうのは、おこがましい話ではありましょうけども、いずれにしても職場の中の環境を整え38て、職員同士が人と人との繋がりを持てるような環境を作ることが非常に大事ではないかというふうに考えております。もう一方で、超過勤務と健康ということでは、関係関連のある2つの事柄でありますから、その辺につきましては、こんなこと言ったら失礼ですけども、町長も少し今年体調を崩されたこともありますし、健康管理については非常に気を使っているのではないかというふうに考えております。役場職員の皆様にも健康管理をしていただいて、明るい職員になっていただければという思いからこういう質問をしました。町長の方から何か一言あれば最後にお伺いいたします。よろしくお願いします。
答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)
まちづくりも、それから仕事の上でもそうですけれども、それを進めているのは人だということです。ですから、人そのものだというふうに言い切っていいと思います。それだけに、この人材ということが、人ということがいかに重要かということだと思います。それは、町の職員ばかりじゃなくて町民そのものも、町民の人たちも同様だというふうに思います。ですから、いろんな機会を捉えて、自らを磨くと言いましょうか、その必要性は町のためにも必要なんだということだと思います。その根本が自分自身の健康であらなければならないということも当然言えるだろうと思います。
質問 9番 嘉藤均
以上で、私の質問を終わらせて頂きます。