幕別町議会 平成27年第3回定例会 2015年9月9日
議事録に件名の記載なし
2015年9月9日、幕別町議会の一般質問で、谷口和弥議員が質問し、町長 飯田晴義、こども課長 杉崎峰之が答弁しました。
- 質問者
- 谷口和弥 議員
- 答弁者
- 町長 飯田晴義、こども課長 杉崎峰之
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 10番 谷口和弥
通告に従いまして、一般質問をさせていただきたいと思います。新しい命を町民全体で祝福する町に。「生まれてくれてありがとう、君の居場所はここにあるからね」こんなメッセージを添えて、その年に生まれた子どもたちに手づくりの木製椅子を贈る「君の椅子」プロジェクトが、活動開始から今年で 10 年目を迎えています。これまでの活動を記念した展覧会「『君の椅子』10 年展~居場所を届けて~」が、7月4日から9月 13 日までの予定で、札幌芸術の森工芸館で開催されています。会場関係者に、開催期間を1カ月残した時点で聞いたところ、既に2万人以上の人が来館しているということでありました。同プロジェクトは、2006 年上川管内東川町で始まりました。新しい町民が誕生した喜びを、町民全体が共有することを目的に、「工芸の町」ならではの地域活力を生かし、同町の高い木工技術を生かしてつくられる子ども用の椅子を子どもの誕生に合わせて贈呈する事業であります。同プロジェクトは、その後、上川管内の剣淵町、愛別町、東神楽町、中川町に広がり、今年からは長野県売木村が参加し、全部で6町村となりました。椅子の素材を今年から全て北海道産広葉樹とし、椅子に生産地の地図を添え、製材や製作の工程などを「木のプロフィール」として贈り、木の伐倒から椅子の製作に至る全ての手仕事が見えるようにしたことで、地域で培われた技術への信頼と共感が広がっていると聞いています。椅子を贈呈された親子に向けたアンケート調査結果を見ても、事業の趣旨への感謝や子どもの成長に対する喜びの声であふれています。地域の支え合う力が弱まる中で、子どもや高齢者の人格・人権が損なわれている事象が相次いでいます。この世に産声を上げた新しい命は、家族にとってこの上ない財産であるだけでなく、地域社会においてもかけがえのない財産となります。喜びをともに分かち合える地域社会をつくっていく上で、大変参考になる事業であると考えています。ついては、以下の点について伺います。①「君の椅子」プロジェクトに我が町も参加するということを検討する、もしくは同プロジェクトと趣旨を同じくする我が町独自の新生児誕生を祝福する事業の新設を検討すべきと思うが、いかがでしょうか。②我が町独自の出産祝い金制度の新設に対する考えはいかがでしょうか。以上です。
答弁 町長 飯田晴義
谷口議員のご質問にお答えいたします。「新しい命を町民全体で祝福する町に」についてであります。本町では、未来をつくる子どもの幸せな町の実現を図るべく、平成 22 年には「幕別町子どもの権利に関する条例」を策定し、本年4月には「幕別町子ども・子育て支援事業計画」を策定し、「すべての町民が支えあい、子どもの豊かな心と生きる力を育むまち」を基本理念として、地域の子ども・子育て支援の各種施策に取り組んでいるところであります。ご質問の1点目、「君の椅子プロジェクトに本町が参加すること、もしくは新生児誕生を祝福する事業の新設を検討することについて」であります。ご質問にあります君の椅子プロジェクトにつきましては、「誕生する子どもを迎える喜びを地域の人々で分かち合いたい」との思いから、旭川大学と共同し 2006 年に東川町から始まった事業であり、自治体が町内で生まれた子どもを対象に、地元の木工作家が制作した椅子をプレゼントする取り組みとして、上川地方の5町のほか、長野県の売木村が参画している事業であります。このプロジェクトは、上川という地域が持つ森林資源や、全国的にも有名な旭川家具の職人等の人材を生かし、上川地域の風土を活用した効果的な事業であると評価するものであります。私といたしましては、出産をお祝いする気持ちは、どこの市町村にも負けないつもりですが、この世に生を受けた子が、その後、町民の皆さんの愛情を受けながら健やかに育っていくことが何よりも大切との認識に立ち、これまで国の制度に上乗せした妊婦健診料の助成、各種予防接種費用の助成、病後児保育など妊娠期から子育て期までの切れ目のない子育て支援策を実施いたしてまいりました。また、本年4月からは、子ども子育て新制度のスタートを受け、学童保育の対象児童を6年生にまで拡大、子育て支援センターに子育てコンシェルジュを配置し育児相談を充実、保護者が病気などのときに子どもをお預かりする短期入所事業などを拡充いたしました。さらに、本年 10 月から子ども医療費の中学生までの無料化を実施し経済的負担の軽減を図ることといたしました。新生児の誕生に祝い品を贈ることに関しましては、価値観の多様化により必ずしも全ての方に受け入れられることは難しいと考えられますことから、本町といたしましては、引き続き幕別町次世代育成支援対策地域協議会等のご意見を伺いながら、安心して子育てができるまちづくりに取り組んでまいりたいと考えております。ご質問の2点目、「我が町独自の出産祝い金制度の新設に対する考えについて」であります。出産祝い金制度につきましては、子育てにおける経済的負担を軽減し、かつ定住人口の確保と増加を図ることを目的とした施策として、十勝管内では九つの自治体で実施されておりますが、本町におきましても、忠類村において、平成8年度から 17 年度までの 10 年間の時限で支給をいたしたところであります。現在、管内9町村で実施しております出産祝い金事業においては、第3子以降の祝い金を増額している自治体が6町村あり、多子世帯に対して手厚い対応がうかがえるところであります。本町の多子世帯への支援といたしましては、今議会に幕別町へき地保育所条例と幕別町忠類へき地保育所条例の一部を改正し、保育料を減額するとともに、常設保育所と同様に、第2子は半額、第3子以降は無料とすることにより経済的な負担軽減を図るべく提案をさせていただいたところであります。先ほども申し上げましたように、出産をお祝いすることは大切なことであり、その思いはどこの市町村にも負けないつもりでありますけれども、祝い金という一過性のものではなく、それぞれの発達段階に応じた効果的な支援を切れ目なく継続的に講じていくことが大切であると考えておりますので、引き続き支援の充実に努めてまいりたいと考えております。以上で、谷口議員のご質問への答弁とさせていただきます。
質問 10番 谷口和弥
二つの項目において、今、ご答弁をいただいたところでありますけれども、出産をお祝いする気持ちはどこの市町村にも負けないつもりである、力強い言葉もあって、うれしく思っていると言いますか、その言葉に確信と言いますか、を持って、以後、これからの次の質問、そのことを前提に町の姿勢をお聞きしていきたいなというふうに思います。最初に申し上げておきたいことは、今回のこの質問、二つとも子育て支援の一つということでのご答弁があったのかなというふうに思いました。二つ目の新生児の祝い金に関しては、そういう性格のものだというふうに私の中で踏まえておりますけれども、一つ目の「君の椅子プロジェクト」については、子育て支援の一環ではないのだという思いの中で、質問させていただいているところであります。地域コミュニティづくり、そういう中での施策として、このことを考えていただきたいというふうに思うのです。私も、このプロジェクトは 2012 年東川町で行われた議員や、それから実際、職員の全国的な集会の中で、東川町を訪れて知って、翌年 2013 年の民生常任委員会、私がそこで視察先等の決める役割をいただいたものですから、当時の6人のメンバーで東川町を訪れて、このプロジェクトについては東川町役場の中でどういうプロジェクトであるかということについては話を聞き、そして大変、それぞれ参加した議員、まだたくさんここでいますから、実は全員そろっていますから、この議場の中に。それぞれの思いの中で、この評価があるのだと思います。何人かの議員からは、ぜひ強く言ってほしい、そんな後押しも受けながら、今この質問の中で、質問台に立っているところです。やっぱりこのプロジェクトのコンセプトがすばらしいのだと思うのです。椅子、椅子。あなたの居場所ということでの提供があるわけです。新しい命の数だけ、椅子がつくられていくわけです。大変小さな椅子で、それこそ写真などで見ますと、4歳児ぐらいになってくると、もう小さくなってきちゃったかな、それでちょうどいいのかな、そこから先は、椅子と違う、椅子とまた違う役割をする、そんな台になっていくのかなと。細かい部分まで手をかけてあって、座面の裏に子どもの名前と生年月日が刻まれていて、世界にたった一つしかない、その年の、年ごとに作品が変わっていくわけですけれども、椅子なわけであります。贈られたときはまだ座れないわけですよ。だけれども、それが伝い歩きや食事、それから遊び道具に、椅子たちが、椅子が子どもの成長に伴って役割が変わっていく。いろんな傷がついたりするけれども、それも成長のあかし。それが大きくなっても、遠い昔、誰かが自分の誕生日を祝ってくれたのだという記憶が残る。そういう中で、子育てを行っていくわけであります。椅子に、生まれてくれてありがとう、そういう思いを込めての自治体からのプレゼントなわけであります。昔は「向こう3軒両隣」というような言葉もありましたけれども、今は、それがだんだん薄れてまいりました。互いに喜び合いや悲しみに寄り添って、ともに支え合う地域社会をつくる、この事業をやったからそうなるというふうには、それは短絡的。そうではならないけれども、この町のあり方を示すということの事業の中では、これはそういう方向に生かしていける、そういう事業なのだというふうに思うのです。ご答弁のことで言えば、結局、この事業については、多様な価値観の中でできないであろうと、それ、違う手法の中で、幕別町次世代育成支援対策地域協議会等で意見を伺うというものでありましたけれども、改めて地域コミュニティづくりという施策として、このことについて調査する、検討する、そういった方向にいかないものかどうなのか、町長の考えをお尋ねしたいと思います。
答弁 町長 飯田晴義
今、谷口議員のお話を聞いて、非常にこうほほえましい光景が私の頭の中に浮かんできて、すばらしいなという思いはいたしたところであります。しかし、それは、水をかけるようで申しわけないのですが、その地域の特性、地域の歴史があって、木材を中心としてその町が栄えてきた歴史の中で、椅子を、しかも著名な職人さんがつくった椅子をプレゼントする。そこには思いもありますし、地域の産業の振興もありますし、さまざまなことが重なって町民合意を得られてそういう事業が生まれたのではないかというふうに、私はそうも感じているところでございます。したがいまして、それをすばらしいのでありますけれども、幕別にそのことがすぐ当てはまるかというのは非常に難しいなと。今、言ったいろんな要素が、幕別町の中で同じような要素があって、町民理解が得られて、一つの事業として組み立てることができるのかどうなのかなということは、非常に難しいかなという思いをいたしたところでございます。加えて、今、だんだん核家族化が進む中で、だんだん価値観というものも多様化してきているのは事実だというふうに思いますので、幕別町の町で、私、何かを、特産品を差し上げるといったときに、いや、こんなもの迷惑だわとか、何かほこりかぶっちゃうわということは、決してそういうことにはなってはいけないというふうに思うものですから、さまざまな皆さんいろんなお考えがあるかと思いますので、先ほど答弁の中で申し上げましたように、そういった意見をお伺いしながら、そういった施策が成り立つのかどうなのかについては、検討させていただきたいというふうに思います。
質問 10番 谷口和弥
町の特性や、それから住民理解のことなど、この事業が幕別町としてどうなのかということが、難しいということが、今のご答弁であったというふうに理解をしたところであります。その町の姿勢がどうなのかということが明らかになる中で、町民の理解というのは変わってくるものではないかというふうに考えています。東川町、旭川大学の一研究室から発せられた言葉が、この事業につながっていくわけでありますけれども、東川町ですけれども、有名ですが、写真の町ということで、全国に名前が売れているところであります。写真甲子園などという行事もあって、本当に夏が来れば東川のことを思い出すようなことにもなるわけであります。この町のコンセプトも前面に立てて、この写真を通して、地域コミュニティづくりをするということが高々に宣言されている町であります。そして、さまざまな町の事業が行われて町民に深く浸透しているところであります。何が行われているかというと、幾つかご紹介しますと、記念写真プレゼント事業というのがあります。80 歳に数え年でなるときに、町がプロのカメラマンを呼んで、写真を撮って、地元の木材を使った額に入れてプレゼントを受ける。それともう一つ、この事業の中で 100 日です、100 日の祝い。そこで家族の写真を撮って、同じく額縁に入れて贈られる、そんな事業をやっている。それから、婚姻届や出生届、ここにも工夫がなされていて、婚姻届や出生届、町民は書いて窓口に出したら、それで何も残りませんよね。それをちゃんとしたケースに入れて、返してくれるわけです。その中には写真も撮って、そして職員がこれは写真を撮って、そして記念に残るものとして手渡してくれたりする。ちょうど私たち民生常任委員会で視察に行ったときにも、ちょうど届出をした新婚の夫婦が、庁舎の前で職員の手で写真を撮っていて、ほほえましい風景も目にしたところであります。そういうことの積み重ねの中で、さらには 2013 年から、ちょっとびっくりしましたけれども、筆入れぐらいの大きさで、真ん中に開くのですけれども、ぱかっと閉められるのですけれども、へその緒を入れる部分が真ん中にある。歯が乳歯を全部1個1個入れる、そんなケースもある。こんな事業も 2013 年から行われていて、親が二十歳になったら渡してあげましょう、そういうような企画もやっている。そのような町の中で、この事業が受け入れられているのだというふうに思います。剣淵町は2番目に加わった町であります。ここも、知ってのとおり、絵本の里、このことを町のスローガンの前面に掲げています。条例の中にこういうのがあるのだというのと、またちょっと違うのです。「『温もりと優しさ』に触れて、『思いやり豊かな心』育む町」、絵本を通してやっている。3番目に加わったのは、愛別町。花火を上げる町だ。子どもが生まれたら花火を上げて、その花火が上がったのを見ると、町民が、どこかで子どもが生まれたのだ、あそこのうちかな、男かな、女かな、そんなことも想像する、そういうことがある町。だから、私は、住民の理解というのは、やっぱりこの事業にとっても共鳴するものがあるものだから、やってもらいたいと思うものだから、町の姿勢を、そういった子育てのところ、もっと鮮明にしていただいて、この事業が受けられる土台もつくって。そしてこれは、この町で育った若者たちが、この町にまた特別な気持ちを持って育つ。そのまま幕別で子育てする人もいるだろうし、何かの機会に町を出て、またどこで暮らそうというときにここを選ぶかもしれない。どこかの企業が、きのうも事業所(聴取不能)ありましたけれども、やっぱりどこも、子育て支援と同じで、いろんな手法でくるものだから、いろんな手法でもって、我が町に来てもらうということの中では、遜色つけづらいものがあって、幕別をあえて選ぶというのは、何か特別な事情がないとだめなのだと思うのですよね。こういった町の関係の人、町のコンセプトに共鳴してくれた、そういった人が選んでくれるもとになるのではないかなと思うものだから、そのことをもっと全面に出して、この一つの事業を住民の団結のためにやってはどうかなという思いでいます。改めてそのことで、ご答弁をいただきたいと思います。
答弁 町長 飯田晴義
限られた財源の中で、どこに重点的に事業を実施していくかということが我々の大きな役割でもあるわけでもありまして、そういう中で、今、他町村の非常にすばらしい事業の紹介はいただいたところでありますけれども、そういうものも参考にしながらやっていくことは、もちろんこれは当然必要なことであります。ただ、私の思いとしては、やはりこの世に生を受けた子どもがその後健やかに成長していくと、その発達段階において、いろんな困難もあるのでしょうけれども、そこに手を差し伸べることができれば、私はいいのかなというような、そういう思いがありますものですから、そういう中で、どこに重点を置いてお金を使うかについては、非常に難しいですけれども、どちらかというと、生まれたときではなくて、その後、成人してこの世の中に役立つ人間になってもらいたいと、そういうところでお手伝いをしたいのだという思いでおりますので、今いただいたお話を参考にさせていただきながら、施策の組み立てについては考えてまいりたいというふうに思います。
質問 10番 谷口和弥
町長が今は答弁なされたことも、それももっともだという思いも私もあります。どこにお金を使うかということの中で、やっぱり子どもたちが健やかに育つように、しっかりとした検討が、検証が必要なのだというふうに思います。町長の選挙のパンフレットの大きな見出しは、「子どもたちの未来のために、子どもたちを育ててみたいと思うまちづくり」、これがもう何よりも大きく出されていることで、それに沿うさまざまな政策が選挙公約で出されたのだと思います。ぜひ、まだこの事業の、展覧会は開催期間中でもあるし、また、いろんな実際の管内の交流もあるのだと思うのです。東川町等を見に行っていただくなりの、調査研究をしていただきたいなというふうに思います。本別町では、私は、今回この事業が、全く参加するということだけではなしに、それが難しい側面もあるから、趣旨を同じくする事業はどうかということも、そういう設問立てでありました。本別町では 2013 年から、生まれてきた子どもに積み木をプレゼントする、自分のところの土地で育ったナラ材を使って積み木をプレゼントする、そういう事業が展開されているところであります。独自にできるものというのは、そういう思いがあれば、いろいろと考えられるのだと思うものだから、ぜひ検討していただきたいな、そのように思います。そういう地域コミュニティが、今6町参加しているうちの3町だけお話ししましたけれども、その3町は、2011 年3月に大震災があったときに、それぞれ一つの町が一つの県をそれぞれ担当して、合計 104 個のその震災のあった3月 11 日に生まれた子どもたちに椅子をプレゼントする、たくましく未来を築いてください、そういうメッセージを持って、一軒一軒お贈りしている、そういうことも紹介されているところであります。そういうね、私たちも、いろいろ募金をしたり、あるいはボランティアで現地を訪れて現地の人たちの心に添う、そういったことはあったのだと思うのだけれども、そういう発想も、そういう町の姿勢の中で生まれているのだということもあわせて紹介させていただきたいというふうに思います。答弁のほうは、よろしいです。二つ目、我が町独自の出産祝い金制度の新設についてであります。子育て支援制度ということになってきます。答弁にあったように、幾つもの自治体が取り組んでいて、九つの自治体が取り組んでいて、それぞれ独自の条例の中で金額設定がある。一番多いところでは第3子以降 20 万円なんていう自治体も十勝にはあるということは、私自身も調べていく中で、そんな情報も得ているところでありますけれども、こちらのほう、一過性のものではなくてということの答弁でありました。このことについては、私も理解するところであります。いろんな施策の中で、たくさんの子どもを産み育てたいという、そういうふうに若いご夫婦がなれるように、この冒頭にお話のありました「幕別子ども・子育て支援事業計画」を進めていっていただきたいと思うのですが、このひとつお尋ねしますけれども、これを進める上で、この次世代育成支援対策地域協議会、どんなような方たちが委員として選定されて、今までどのような議論がされているのか、おおまかでよろしいですから、お話いただきたいというふうに思います。
答弁 こども課長 杉崎峰之(こども課長は2017年3月まで)
幕別町の次世代育成支援対策地域協議会によりまして、15 名の委員さんによりまして、子どもだとか子育てのことにつきまして、昨年で言いますと、年に 10 回程度協議会をしています。内容につきましては、次世代育成支援対策推進法に基づきまして、子どもだとか子育てに関する策定に関することとか、子どもの権利に関すること、子ども・子育て支援法に関することを協議して、意見をいただいております。委員は、子育て支援関係団体に属する者とか、教育関係者、保健福祉関係者、商工団体に属する者、また公募による者ということで、先ほど申しましたが 15 名以内ということで、町長が委嘱しております。
質問 10番 谷口和弥
きのうも、ほかの議員の質問の中で、合計特殊出生率が話題になりました。幕別が 1.49、浦幌が十勝管内では一番高くて 1.69、東十勝全体でいったらば、1.2 ぐらいなところが多くて、なかなか人口増につながるような出生率になっていないという、そういう現状があるところであります。きのうの答弁と重なるところがありますけれども、この出生率を上げる、これからの町の施策について、改めて町長にお尋ねしたいと思います。
答弁 町長 飯田晴義
合計特殊出生率を上げることは、これは一つの町ではなかなかできないことであります。本当であれば、国において全国的にやっていかなければなかなか難しい。どうしてもその地域地域によって、アンバランスになってくるのかなと。今、沖縄が全国的には一番高いのであります。あと、東京、北海道は特に低いというふうな実態があるわけでありまして、そういう中において、我々市町村がやれることというのは非常に限られております。その合計特殊出生率が高まらない原因としては、やはり子育てにお金がかかる、それは医療費も含めてお金がかかるということが最大の原因であります。そこで、1人目は生むのだけれども、2人目の壁と言われているようでありまして、2人目を生むかどうか、それは育てていける、教育含めて育てていく自信があるかどうか、そういう経済力があるかどうかということで非常に悩むそうであります。ましてや3人目以降は、それ以上だということであります。そういう中において、私は特に多子世帯に対する支援を拡充しなければ、合計特殊出生率というのは上がっていかない。今回は、へき地保育所における保育料の軽減についても提案させていただいておりますけれども、今後は多子世帯に重点的に支援が当たるというか、支援ができるような、そういった施策に重点を置きたいというふうに思っております。
質問 10番 谷口和弥
表題にありますように、この町で生まれた子どもたちが、町民全体で歓迎する、そして健やかに育てる、そのことをこれからも前面に掲げて、この町政のかじ取りに奮闘していただきたい、そのことを期待して質問を終わります。以上です。