幕別町議会 平成26年第3回定例会 2014年9月9日
子どもが健やかに成長できる対策を
2014年9月9日、幕別町議会の一般質問で、野原惠子議員が「子どもが健やかに成長できる対策を」について質問し、町長 岡田和夫、こども課長 杉崎峰之、民生部長 川瀬俊彦が答弁しました。
- 質問者
- 野原惠子 議員
- 答弁者
- 町長 岡田和夫、こども課長 杉崎峰之、民生部長 川瀬俊彦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 16番 野原恵子
通告に従いまして、次の質問を行います。子どもが健やかに成長できる対策を。安倍内閣は、「成長戦略」と称して、一層の労働法制の規制緩和を進めようとしています。規制緩和による雇用破壊が、女性の貧困に拍車をかけています。もともとパート労働者の圧倒的多数は女性ですが、今 200 万人を超える非正規労働者の約7割が女性です。特に、母子家庭の場合は深刻です。2011 年度全国母子世帯等調査によると、母子世帯は 123 万 8,000世帯、平均年間就労収入は 181 万円と低く、父子家庭の約半分ほどであり、生活のために複数の仕事を余儀なくされ、母親の健康問題や子育てにも影響を及ぼす状況も起きています。雇用破壊の問題は、母子家庭に限らず、不況が続く中で半数以上を占めるようになった共働き世帯の妻、あるいは夫婦ともに非正規のケースも多くなり、貧困世帯が増加しています。特に、女性は、妊娠・出産を機に仕事と子育ての両立が難しく、約6割が仕事をやめています。もう一度働こうと思っても、非正規雇用になってしまい、正規雇用は困難なのが現状です。子どもには、収入がなく、親世帯の貧困は、当然、子どもの貧困につながり、教育・文化などに格差が生じ、あらゆる分野で深刻な影響を与え、貧困の連鎖も生まれています。以下、次の点について伺います。1、ひとり親世帯の援助を。①親への医療費の拡充を。②ひとり親世帯への就労支援・DV など、相談窓口の開設を。③年少扶養廃止により、税が引き下げられております。国にもとに戻すことを求めていくこと。2、保育所の充実を。①保育時間は朝7時から預けられるように延長保育を。②乳児保育は生後6カ月から対象になっておりますが、産休が短い職場では働き続けられず産休明けからの保育を行うこと。3、学童保育所は、現在、6カ所で実施されておりますが、特に定員を超えている施設の対策強化を。①施設の拡充を。②指導員の増員を。③6年生までの受け入れ対策は。以上です。14:02 千葉議員入場
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
野原議員のご質問にお答えいたします。「子どもが健やかに成長できる対策を」についてであります。質の高い幼児期の学校教育と保育の総合的な提供や保育の量の拡大・確保、地域の子ども・子育て支援の充実を図るため、来年4月から子ども・子育て支援制度が施行されます。現在、本町では、次代を担う子どもたちが、家族の豊かな愛情のもとで健やかに育ち、子を持つ親や次代の親となる人たちが、子育てに関するさまざまな不安や負担を軽減できる環境づくりや、子育て・親育てに地域の住民が積極的に協力し支え合う地域社会を築くことを目的として定めた「幕別町次世代育成支援行動計画(後期計画)」により各種事業に取り組んでいるところであります。新制度移行後におきましても、これまでと同様に「子どもを生み育てようとする家庭を支援し、子どもたちが、健やかに成長できる社会」を目指し、子ども・子育て支援を進めてまいりたいと考えております。ご質問の1点目、「ひとり親世帯への援助について」であります。初めに、「親への医療費の拡充について」であります。本町におけるひとり親家庭に対する医療費の助成につきましては、現在「重度心身障害者及びひとり親家庭等の医療費の助成に関する条例」に基づき、北海道医療給付事業と連携し実施いたしているところであります。事業内容といたしましては、18 歳未満の児童等がいるひとり親家庭の医療費に対し助成いたしておりますが、親につきましては、北海道医療給付事業と同様、入院と指定訪問看護に要する医療費に限ることとしているところであります。平成 25 年度の実績では、親につきましては、373 人を対象に 151 万 2,000 円の助成、児童等につきましては、572 人を対象に 1,150 万 5,000 円の助成で、事業全体としては 945 人、1,301 万 7,000 円の助成となっております。なお、本制度適用後の児童等の医療費に係る一部自己負担については、子ども医療費助成事業も適用となるので、小学校を卒業するまでの児童等に係る医療費は実質無料化となります。一方、親に対する医療費助成の拡充につきましては、特に地方においていまだ経済の好転が実感できない状況のもと、医療費の負担は家計に影響があるものと推察いたしておりますが、年々増え続ける医療費に対して、その一部を負担していただくことも、医療制度を維持し安心して医療を受けられるためには必要なことだと考えております。したがいまして、ひとり親家庭の親への医療費助成の拡充につきましては、現状の制度を継続することとし、国や北海道などの動向に注視してまいりたいと考えております。次に、「ひとり親世帯への相談窓口の開設について」であります。ひとり親世帯の就労支援や DV に関する相談につきましては、現在、福祉課が相談窓口となり対応いたしております。就労支援につきましては、ひとり親に限定したものではありませんが、生活全般の相談として対応しており、その状況に応じてハローワークや社会福祉協議会などの関係機関に照会するとともに、各種福祉制度の紹介や申請等についての支援を行っているところであります。また、DV 相談につきましては、被害者が直接来所されるケースは年間数件程度でありますが、相談の際は、相談者の状況に応じて保健師も同席することとし、緊急性の高い場合は、担当職員が十勝総合振興局や帯広警察署等へ直接出向き対応いたしております。なお、十勝総合振興局や帯広警察署に直接相談、避難等があった場合には、随時報告をいただき、連携に努めるとともに適切な対応に取り組んでおり、今後におきましても、福祉課が窓口となり関係する課や関係機関との連携を図りながら対応してまいりたいと考えております。また、DV の相談窓口の周知につきましては、現在、町のホームページに町や関係機関の相談窓口について掲載いたしておりますが、今後は、広報紙に掲載するなど、周知に努めてまいりたいと考えております。次に、「年少扶養廃止をもとに戻すことを国に求めていくことについて」であります。年少扶養控除とは、納税者に 16 歳未満の扶養親族がいる場合に適用される所得控除でありますが、本控除につきましては、子ども手当の創設に伴い、平成 22 年度の税制改正により廃止されたところであります。その後、平成 24 年3月の児童手当法の一部を改正する法律において、子育て支援に係る財政上または税制上の措置等について検討すべき規定が設けられておりますことから、町といたしましては、今後、国の動向に注視してまいりたいと考えております。ご質問の2点目、「保育所の充実について」であります。初めに、「保育時間を朝7時から預けられるようにすることについて」であります。本町における町立認可保育所の保育時間につきましては、幕別町立保育所条例において午前7時 30分から午後6時 30 分までの 11 時間を保育時間としておりますが、新制度におきましても国では 11時間を保育標準時間と位置づけております。したがいまして、保育時間につきましては、現行のとおり継続してまいりたいと考えております。次に、「産休明けから保育を行うことについて」であります。労働基準法においては、使用者は、雇用者の産前6週間と産後8週間は、就業させてはならないと規定されております。現在、町の認可保育所では、乳児の成長発達や両親との関係づくりの大切さを考慮するとともに、保育所において安全に保育が行われることに配慮してゼロ歳児の入所を生後6カ月からとしているところであります。また、最近特に女性の社会進出が進展していく中で、育児休業制度も確実に活用されるようになってきておりますことから、一定程度しっかりと成長するまでの期間は、家庭内で育てていただき、本町では6カ月以上になってからお預かりするということを今後も基本にしてまいりたいと考えております。ご質問の3点目、「定員を超えている学童保育所の対策強化について」であります。初めに、「施設の拡充について」であります。本町におきましては、現在、6カ所の学童保育所を設置し、運営いたしております。本年7月末日現在で、「はぐるま学童保育所」は、定員 50 人に対して 31 人、「あすなろ学童保育所」は、定員 40 人に対し 36 人、「つくし学童保育所」は、第2も含めまして定員 90 人に対し 139 人、「やまびこ学童保育所」は、定員 40 人に対し 38 人、「忠類学童保育所」は、定員 25 人に対して 17 人の在籍状態であります。平成 27 年度からスタートする子ども・子育て支援新制度におきましては、国は、学童保育の対象児童を、現行の「おおむね 10 歳未満である小学校3年生」から「小学校に就学している児童である小学校6年生」までに拡大するとしております。本町の現状を踏まえた上で、新制度に的確に対応していくためには、施設と指導者の確保を図らなければならないと認識いたしているところであり、現在、検討を進めているところであります。次に、「指導員の増員について」であります。新制度では、支援単位がおおむね 40 人以下とされておりますので、本町といたしましては、基本的に国の基準に沿った指導員の配置を目指すこととしております。次に、「6年生までの受け入れ対策について」であります。新制度では、放課後児童健全育成事業の対象が小学6年生まで拡大されることになりますので、本町といたしましては、基本的に6年生までを対象にする方向で取り組む考えでありますが、取り組み年度、あるいはその方法などにつきましては、現在、検討中であります。以上で、野原議員のご質問への答弁とさせていただきます。
質問 16番 野原恵子
まず、1点目のひとり親への援助ということで、親への医療費の拡充という項目で再質問したいと思います。前段でも申しましたが、今、働く人たちの雇用状況が本当に変わっていまして、労働者の平均賃金は、1997 年のピーク時から、今、年間約 70 万円減っています。そういう中で、労働者の3人に1人、そして若者や女性では、2人に1人が非正規雇用で働いておりますけれども、そのほとんどが年収 200万円以下のワーキングプアという統計が出ています。そして、特に母子家庭の場合は、働いており、就労率、もう今は 85%と高いにもかかわらず、貧困率が高いということは、それだけ収入が減ってきているという、そういう状況が統計の中でも明らかになっています。そして、このことは子どもの貧困にもつながりますので、そういうところでは、親の世代が貧困だと、どうしても子どももそういう経済状況の中で暮らしていかなければならないということで、2012 年度の厚生労働省の調査でも、子どもの貧困率が 16.3%で、大人の貧困率も高くなっている、そういう状況の中で子どもも暮らしております。そういう中で、母子家庭では、一つの仕事では教育費ですとか、それから生活費が本当に大変で、仕事を二つ持って働かなければならない、そういう状況もこの幕別でも聞いております。親が健康でなければ、やはり家庭崩壊にもつながってまいりますので、そういう中では、町として働く母親に、それから男性ももちろんなのですが、父親もそうですけれども、そういうところで医療費の助成をしてほしい、そういう声が大きくなっております。というのも、帯広市とか音更町では、入院・通院も小学校就学前まで住民税非課税なのですけれども、無料になっているのですね。それで、そういう状況で、帯広とか音更に転居するという声も聞いております。そういう中では、こういう手だてを行うことによって、生活の本当に大変なところへの援助、それから幕別町への定住にもつながるのではないかと思いますので、医療費の件について再度質問いたします。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
ひとり親の親に対する今の医療費の助成のことですけれども、定住対策に結びつく、あるいは帯広、音更の例がありました。逆に言うと、子どもの部分は、幕別町は小学生までは無料ですけれども、音更町や帯広はなっていないという状況もあります。それで、私どもは、当然のことながら北海道の基準に基づいて、いろいろ助成をしているわけですから、これだけ社会的にもワーキングプアの問題ですとか、いわゆる子どもにまで貧困が影響しているだとか、いろいろなことを言われている中で、これからは、恐らく国の施策でも道の施策でも、私どもは、向上されていくのだろうというようなこともあったものですから、今この状態をしばし注視しながら状況を見させていただきたいということでありまして、このままアベノミクスで地方にまでいろんな影響を、景気の浮揚が波及していくというようなことを言っているわけですから、結果はもちろん我々はわかりませんし、想像はつかない部分もありますけれども、そういった中で労働者の賃金もよりよい方向に進むことを我々も期待をしたいし、そうなることを我々の力でやれるものについては、またやっていかなければならないということも思っております。
質問 16番 野原恵子
確かに、働く人の賃金が上がっていくということが一番だと思いますけれども、今、町長がいみじくもアベノミクスとおっしゃいましたけれども、大企業が収入がいっぱい上がれば、その枠の中からこぼれたものが地方に流れてくるのではないかということだったのですけれども、国民総生産もだんだん下降方向になっていますから、それが逆の方向に行っているというのは、もう目に見えていると思うのです。そういう中では、地方で地域で自治体でできることは生活支援、そして本当に生活が大変なところに手だてをとるということは、それは自治体の役割でも思います。もちろん小学校の医療費の無料、これは本当に評価されまして喜ばれております。それはそれとして、私たちも大いに評価しているのです。それと同時に、やはり先ほど前段に申し上げましたように、特に母子家庭の子育てが大変で、これは個人の都合で、そうせざるを得ないという部分もあるのでしょうけれども、そうせざるを得ないという状況が、今、母子家庭も父子家庭もふえておりますので、そういう社会の状況を見据えた上での対策が必要だと思うのです。幕別町は、これは道の施策です。そして、帯広市と音更町は、それに加えて自治体の手だてもとっている、ここが違うところなのですね。それで、本当に生活の大変な人のところに手だてをとるということは、やはり町の姿勢としては必要ではないかというふうに思うのです。今、しばし状況を見ていきたいということでしたけれども、それもやはりこれだけ母子家庭、それからひとり親家庭が大変な状況になっているときには、早急な手だてが必要ではないかと思いますが、その点について、もう一度お伺いいたします。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
今言うひとり親の家庭、親に対する助成をすることによって、いろんな面で生活水準の向上ですとか、あるいは福祉の向上ですとか、あるいは働くことのいわゆる貧困対策ですとか、いろんなことにつながっていくという、そのことは事実だと思いますし、町としてできるものはやっていくというのは、先ほど申し上げたとおりですけれども、施策としては、特に医療費ですとか、福祉、介護の施策というのは、いろいろな施策がありますから、このことだけを捉えて、これは来年からやりますよというようなことは今の段階では、もちろん言えませんけれども、そういったいろんな施策の中で、我々は対応していく必要があるのだろうというふうに思っておりますので、できれば、国なり道なりが一番先に改善していただければ、一番ありがたいことだというふうにも思っておりますけれども、そうした動向や、今、言われたような管内の状況もありますから、それらも踏まえながら、十分検討させていただきたいというふうに思います。
質問 16番 野原恵子
検討課題ということですが、家庭の状況ですとか、そういうようなところも十分に把握していただきまして、早期の対応を求めていきたいと思います。次に、就労支援・DV など、相談窓口の開設ということですけれども、今、就労は全般的な対応、DVは福祉課という答弁がありました。あと、教育関係は教育委員会ですとか、税関系は税務課とか、そういうところで対応されると思うのですけれども、町民、特にそういうふうに生活している方には、なかなか相談をするのに、こういうところに行くのに、ちょっと足が遠のいてしまう、そういう状況も聞いております。私は、個別に対応することも大事だと思うのですけれども、いろんな悩みのあるひとり親家庭の方々が、何でも相談できる総合的な総合窓口というのでしょうか、そういうのが必要ではないかと思うのです。今、税の弁護士さんの無料相談もあるのですけれども、そこに至るまでのいろいろな悩みごとを相談する、そういう窓口が必要だと思います。それで、ひとり親であって、お隣とか、そういうところで相談できるところもあれば気持ちも軽減されるとは思うのですけれども、今のそういう社会の状況では、なかなか相談するところが数限られているということで、まず町にそういう相談に行くということは、自分の情報も守られるという安心感もあると思うのです。それで、こういう個別の対応も必要ですけれども、総合的な窓口が必要だと思うのですが、その点はいかがでしょうか。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
役場へ相談に来られて、1カ所で全部相談事が解決できればもちろんいいのでしょうけれども、そういう意味からすると、役場の中にも職員の中にもそうした総合的に答えを出せる、相談に乗って回答を出せるというのは、なかなか難しいのだろうというふうに思います。どうしても、相談の内容によっては、こちらの係、こちらの係から来て、最終的にみんなで相談しながらどうですかと、あるいは、その場で解決できないものは、振興局なり警察なり、あるいは場合によっては児童相談所とか、いろいろなところへつないでいくという役割もあるのだろうと思いますから、なかなかそこに DV の相談窓口は、ここですよということは、逆に町民の方が来たときに、それだけで済まない、いろんな相談事というのは、きっと重なってくる場合が多いのではないかというふうに私どもは思っているものですから、ましてや、それだけの窓口に1人だけ置いておくわけには、もちろんいきませんから、全体的で関係の人間が集まっていろいろ相談をさせていただく、相談に応じて、そして解決に向かって内部で協議していくという手法が今までにもとってきた手法ですし、これからもそういうことが私としてはいいことなのかなというふうに思いますし、もちろんより専門的な職員を養成していくということが、これは大事なことなのかなというふうには思っております。
質問 16番 野原恵子
答弁いただいたのですが、私、個人的な考えなのですが、管理職の方々は、いろんな部署を回って管理職になられていますね。そうしますと、そういう方々が、週に1回ですとか時間を決めて総合的な相談を受け、そして、その相談でしたら税ですよ、教育委員会ですよ、DV ですよということで、そういうふうにして専門的なところに紹介するとか、そういう手だても私は必要ではないかと思うのです。そのことによりまして、管理職の方が、より町民と接する機会もふえるということもあると思うのです。だから、そういう相談窓口の開設も必要ではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
ご提言いただきました管理職の窓口対応については、管理職の皆さん、いっぱいいますので、これから十分相談させていただきたいというふうに思います。
質問 16番 野原恵子
そういう点では、町民との接する機会ということで、より町と町民と町側との接点が、より親密になるのかなという思いもありますので、提言させていただきました。それと、今、答弁ありました DV ですとか就労ですとか、そういう窓口が、まだまだ周知が足りないのではないかというふうに思います。というのも、DV とか就労ですとか、そういうもので帯広のほうの窓口に相談に行かれている町民もいると聞いておりますので、何らかの方法で、もっと住民にわかるような宣伝、例えば役場のところに弁護士さんの無料相談というもの張り紙もしてあったのですけれども、大きくわかりやすい表示の仕方ということも必要ではないかと思いますので、ご検討をしていただきたいと思います。次に、年少扶養控除なのですが、これは本当に子ども手当が、児童手当から子ども手当になって、そしてまた児童手当に戻ってということで、昭和 47 年に児童手当できて、平成 22 年の民主党の政権から、何かくるくる変わっているのですよね。その中で、年少扶養の控除が廃止されていまして、そういう点では、子ども手当は支給します。けれども、年少扶養の控除、所得税と住民税を控除を廃止します。この廃止するところだけは、変わらないでずっと来ているのですよね。子ども手当はくるくる変わっている。そういう中では、税の負担が重くなっている世帯もあります。それで、これを見直すということだったのですけれども、平成 25 年度の税制改正では、その必要な準備が間に合わないとして、平成 27 年度以降に実施を先送りする方針ということで、必ず 27 年度からこれをもとに戻すというふうには、国では考えていないのではないかと。この回答の中には、それがはっきりされていないと、私は思っています。ですから、これは町の問題ではないのですけれども、国に向けて控除をもとに戻すということを、しっかりと国のほうに意見を上げていっていただきたいと思うのですが、その点はいかがでしょうか。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
捉え方によって、今おっしゃられるように福祉サイドから捉えると、いわゆるそういう問題であるのだと思うし、一方、国のほうは、税制というサイドから行くと、今の税制制度の中で、この問題をどう取り上げていくかということにつながっていくのだろうというふうに思いますので、例えば私どもが、町村会なんかの行動要請活動の中では、余り細かい税制の中身についてどうこうという要請というのは余りないわけでありますから、福祉サイドのほうから、こうしたひとり親家庭等に対する手当が現実的には税の控除がなくなることによって、半減なりマイナスになっている。この辺をどういうふうに捉えていくか、ちょっと私どもも研究をさせていただきたいというふうには思います。
質問 16番 野原恵子
これも、町民から出された声なのです。子ども手当は児童手当になって減額になっていますけれども、税制がそのままなので、結果としては増税になっているのですという声が寄せられたものですから、調べてみましたら、所得税は累進課税ですけれども、住民税は 10%、そのままになっているのです。ですから、税負担が本当に重く感じるというのは、そのとおりだなと思いますので、町民の声として、ぜひその点も検討していただいて、国のほうに上げていただきたいと思います。次、保育所の件について再質問させていただきます。保育時間は、今7時半からなのですが、7時からというと、本当に朝早いなとは思うのですけれども、これもやはり働き続けなければならないという、これは親のほうの労働条件がそうなっているということで、そういう中では、やはり本来であれば、早くからではなくて普通7時だったら7時、7時半なら7時半、それが子どもにとっても親の家庭の状況にとってもいいのでしょうけれども、働く条件がそうなっていないのであれば、保育所というのは、そういう役割を果たすところですから、そういう働く条件に合わせたそういう施設として、そういう対応も必要ではないかというふうに思うのです。ですから、そういうことも検討していかなければならない時期に来ているのではないかと思うのですが、その点はいかがでしょうか。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
先ほども言いましたけれども、国が示すいわゆる基本的な保育時間の 11 時間、これを守っていこうとすれば、こうした時間割になっていくわけであります。おっしゃるとおり今の保育時間の問題もそうですし、預かる子どもの年齢のこともそうですけれども、それぞれ働くお母さん方の都合がいろいろあるわけですから、おっしゃるとおりにご苦労はされているのだろうというふうに思いますけれども、ただそれに一つ一つ町がどう対応していくかとなってくると、なかなか難しい問題もあるのと、もう一つは、この後の育児休暇もそうですし、あるいは保育時間なんかももう少し弾力的な任用といいますか、雇用の形態がないものかと、いろんなことが働く側から、いろいろ企業側に対する要請みたいなもの、こういったことで、いろんな労働条件のよくなること、そのことも保育所の役割ももちろんありますし、一方では、そういった役割もあるのかなという思いもしております。おっしゃることは十分わかりますけれども、なかなか今の 11 時間を守る中で、町立の保育所が時間を延長するということは難しいのかなという思いでは、今、実は思います。
質問 16番 野原恵子
朝7時からといいますと、家を7時前に出なければならない。それはもう現実です。今、共働きもふえていますので、そういう中で働こうと思ったら、本当に共働き、ひとり親家庭もそうなのですけれども、子どもを預けて働く。そして、特に女性が正規からやめてしまうと、その後は非正規で賃金も、それから労働条件もぐっと下がってしまうのです。そういう状況がないのであればいいのでしょうけれども、そういうふうに労働条件がなっているものですから、どうしてもそれに合わさざるを得ないというのが現状だと思うのです。だから、そういうこともぜひ踏まえて、これから対応していかなければならない状況になってきていると私は思います。それから、生後6カ月からの産休明けからの保育もそうなのですが、産前6週間、産後8週間なのですよ。そうすると、6カ月間、産休ある職場だったらいいのですけれども、なければ、やはりやめてしまうか二重保育するか、そういう状況になるというふうに思うのです。ですから、働く条件に合わせた保育所にしていかなければならないと思うのです。本来、8週間というふうになれば、母体のことですとか、それから子どもの状況なんかを見ると、やはり産休は長いほうが、ある一定程度あったほうが両方にはいいとは思うのですけれども、残念ながら日本の労働条件は、そうなっておりませんので、そういうことを国にしっかり求めながらも対策を講じていかなければ、やはりせっかく働いていても収入が低くなってしまって将来的にも大きな影響が出る。そして、今、女性も働き続けたいという希望が大変多くなっています。ですから、そういう状況に合わせた保育所にしていかなければならないと思うのですが、その点はいかがでしょうか。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
産休が明けて、すぐ預かるとすると、生まれて 57 日目から保育所で子どもを預かるということになるわけですけれども、これは今おっしゃられるように働いているお母さんの都合では、そういうことになるのかもしれませんけれども、これは私たちの立場は、子育て支援、あるいは子どもを生みやすい体制づくりと。また一方では、子どもたちの健やかな成長でありますから、本当に赤ちゃんは何も言いませんけれども、少しでもやっぱり親と一緒にいたいという中から考えると、本当は、やっぱり少しでもお母さんのところに子どもが一緒にいることがいいのかと、余り言うと年寄りだと言われるかもしれませんけれども、私どもは、やっぱりそういうような気がします。もちろん、おっしゃられることは、そのとおりだというふうに思いますけれども、なかなかそうかといってお一人お一人に対応できるような保育所の体制づくりも難しい面もあるのかなというふうに思いますし、ただ現実にそうやって 57 日目から預かっているような保育所もあるようですし、時間の延長の先ほどのことも現実にはあるようですから、検討していく課題ではあるのかなというふうに思いますけれども、子どもの健やかな成長にあって、保育のほうともそうですけれども、何とか労働条件のほうでいろんな親子ともによりよいこのような条件ができるのが、何よりも私どもとしても望みたいなというふうには思っています。
質問 16番 野原恵子
今、核家族が進んでいまして、子どもが生まれて、すぐ母親になるのではないのですよね。子どもと一緒になって育てて、そして母親という気持ち、父親ももちろんそうです。そういうふうにして、両方で育てられていく時代になっていると思うのです。ですから、家庭で子どもを見ているから、それでいいというわけではなくて、そういう子どもを育てることを伝承していく、伝えていく、そういう手だても必要なのです。今、保育所は、そういう役割も担っていると思うのです。ちょっと前の保育所と内容も変わってきているというふうに私は思って捉えているのです。そういう点では、6カ月前からでも預けて、そして母親として育てられ、そして父親として育てられ、そういう役割をこれからの保育所は担っていくと思うのです。ですから、家にいるから親になっていくとか、そういうことではなくて、地域全体で親として、若いお母さんたちもお父さんたちも育てられていく、そういう視点も、今、これから保育所には求められていくと思うのです。そういう点では、6カ月でなくて、もっと早くからでも預けられて、そういうふうにして育てていく。今すぐできなくても、そういう視点で保育所をどう見ていくかということも必要だと思うのですが、そういう点で、私は働く条件に合わせて、保育所も変えていかなければならない時代に来ていると思うのですが、いかがでしょうか。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
先ほどから申し上げますように、おっしゃられることがだめだとか、そういう意味で申し上げているのではなくて、現実的にそういうご家庭、あるいは働きに出られるお母さん方の条件が、いろいろ違うわけですね。もっと7時前から預かってほしいなという方もひょっとしたらいるかもしれない。そのかわり帰りは、もう5時でいいから迎えに来るからというお母さんもいるのかもしれませんし、今おっしゃられるようにいろんな形態があるわけですから、それに保育所がどう応えていくかとなると、いろいろ難しい問題もあるのかなというのと、本当は、先ほどの繰り返しますけれども、子どもは、お母さんの手にいつまでもいることがいいのかなと。いつまでもという意味は、変な意味ではなくて、そういったことも含めながら、親子ともによりよい保育所での生活であり、保育所が運営できれば我々もいいなという思いは、これからも努力はしてまいりたいと思います。
質問 16番 野原恵子
保育所の形態もこれから考えていっていただけるということですので、ぜひ社会情勢に合わせたような、そういう施設にしていくということが、これから求められていくと思いますので、ぜひご検討をしていただきたいと思います。次、学童保育所の件についてなのですが、今、学童保育では、つくし保育所が定員が、登録者がふえています。そういうところでは、やはり対策が求められるというふうに思うのです。それで、そういうところでは、今、施設を新しく木造で建てられたのですが、これは大変、学童保育所も木造で建てられて、喜ばれているところなのですが、一番子どもの数がふえているところです。それで、この学童保育所つくしのこれからの入所希望者の推移、どのように試算というのでしょうか、考えているのでしょうか。例えば、これからどのぐらいこの保育所で子どもがふえていくのか、現状のままなのか、減っていく見通しなのか、それによりまして、対応も変えていかなければならないと思うのですが、町側としては、どのようにお考えかお聞きしたいと思います。
答弁 こども課長 杉崎峰之(こども課長は2017年3月まで)
今回、新制度に基づく事業計画の中で、ニーズ調査というものを行っておりまして、その中で分析しておりますのは、6年生までを含めまして、入所率が今後 172%にここ数年の間、2年、3年の間でですね。(「二、三年」の声あり)平成 27 年、28 年ですね。(「その後は」の声あり)今の 90 人の定員に対しまして、172%になる見込みと。人数としましては、90 人に対して、平成 27年度の入所の児童見込み数が 155 人となっております。
質問 16番 野原恵子
これは、2年間の推移ということですが、その後の見通しというのは立てられているのでしょうか、その点をもう一度お聞きしたいと。
答弁 民生部長 川瀬俊彦(民生部長は2015年3月まで)
ある程度の中期的な見込みということだと思いますけれども、このまま一定程度四、五年は、横ばいの状態で続くものと思っております。その後につきましては、まだちょっと予想がつきませんけれども、日本全体の推計の中で人口が減少していくということになりますと、少し下がる傾向にあるのかなという気はしますが、ただ学童保育所を希望するという人数がどうなるかというのは、これは人数だけでは捉えられない面がありますので、それにつきまして、まだ詳細な分析はできていないところであります。今後、つくしは現状におきましても、何とか定員を超えておりますけれども、大きめにつくっているという関係で、まだある程度子どもさんを安全な中でやっていけるということのぎりぎりまで入れて、今は対応しております。これから6年生まで受け入れるという方向で、町としても取り組まなければなりませんが、それに向けましては、いろいろな施設のあり方、それと指導員をどのように確保するか、これいろいろな課題がありますので、これからもう少しじっくり特に考えて、そして対応をしっかりと練っていきたいと、そのようには思っております。
質問 16番 野原恵子
本当に国のほうも6年生ということで、人数がふえる可能性もありますし、そういう点では、施設の見通しも、そこを入所したい児童に合わせていかなければならないという問題もありまして、私もいろいろ考えてみたのですけれども、南コミセンを一時ちょっとお借りするとか、そういうような対応も必要に迫られたときには、そういうことも考えていかなければならないのかなという思いもあります。また、民家ですと、場所も狭いということもありますし、やはり公共のそういう施設を開放するのが、一番いいのかなという思いもありますので、私もちょっといろいろ考えて、対応を見ていきたいなというふうに思っております。それで、今どこの学童保育所も同じだと思うのですが、特別支援学級に入所している子どもたちが、学童保育所にも来られていると思うのです。そういう子どもたちが、学童保育所に入所する場合には、学童保育所の指導員と、それから学校との連携は、どのようになっているのでしょうか。
答弁 こども課長 杉崎峰之(こども課長は2017年3月まで)
ケース的にいろんなケースが考えられまして、お子様の状況だとか状況に応じて現在は連携をとりながら加配といいますか、必要に応じては、当然指導員もふやしまして対応しているという状況でございます。
質問 16番 野原恵子
そこの連携が余りスムーズに行っていないという声もちょっと聞いておりますので、そういう子どもたちが、最初から指導員にきちっと伝わっていれば、指導員の対応もそういうふうに最初から対応できると思うのです。ですから、そういう情報を共有するというのは、非常に大事だと思います。そして、そういう子どもさんが、どのぐらいの割合で入所しているのかということもきちっと把握いたしまして、指導員の手だてということも必要ではないかと思うのです。それは、施設を建てるとか、そういうことではないので、対応はすぐできるのではないかと思いますので、その点はいかがでしょうか。
答弁 民生部長 川瀬俊彦(民生部長は2015年3月まで)
町には、発達支援センターもありますので、そちらのほうの職員とかを通して、学校とかまたは学童保育所、そういうところで連携を図りながら取り組むように、これからも努めていきたいと、そのようには思っております。
質問 16番 野原恵子
そういう情報がきちっと伝われば、指導員の配置をすれば、現在そこで指導をしている指導員の仕事の軽減にもつながりますし、それがやはり子どもたちにも波及してくると思うのです。ですから、そういう状況をしっかり踏まえた指導員の配置ということも必要だというふうに思っておりますので、ぜひ手だてをとっていただきたいというふうに思います。それから、6年生までの受け入れということでは、ニーズ調査ということで把握はされているということですよね。今のニーズ調査の中では、6年生までの希望というのは、今どのぐらい人数を把握しているのでしょうか。
答弁 こども課長 杉崎峰之(こども課長は2017年3月まで)
ニーズ調査に基づいた入所希望者数は、つくし第一と第二を合わせまして56 人、よろしいですか、そうしましたら1カ所ずつ。はぐるま学童保育所が5名、あすなろ学童保育所が 30 名、つくしとつくし第二を合わせまして 56名、やまびこが4名、トータルで 95 人となります。失礼しました。忠類はなかったのです。
質問 16番 野原恵子
それでは、小学校6年生までの受け入れというふうになりますと、今あすなろの30 人の対策、それからつくしの 50 人の対策、ここが対策が求められると思うのです。今つくしの対応は私、お聞きしたのですけれども、これから施設の問題、町側も検討中だということでしたが、あすなろのほうの白人小のほうは、今、子育て支援センターの中にあるのですけれども、ここは 30 人の対応で、施設は十分大丈夫なのでしょうか。
答弁 こども課長 杉崎峰之(こども課長は2017年3月まで)
あすなろ学童保育所につきましては、現在の施設で対応が可能と判断しております。
質問 16番 野原恵子
そうしますと、あとはつくし学童のほうの対応をこれからどうするかということなのですね。今、私、先ほど南コミセンとか、そういう具体的な施設の名前を上げましたけれども、町側としては、そういう施設や何かはどのようにお考えになっているのでしょうか。
答弁 民生部長 川瀬俊彦(民生部長は2015年3月まで)
6年生まで広げるということでの施設の確保につきましては、まず1年生から6年生までですから、1年生と6年生、例えば同じようにしてやっていいのかどうか、そういう問題もありますので、一つの施設の中で全部やるのかとか、それとほかの公共施設も利用しながら分けてやるのか、そういうことも含めまして、これは今まさに検討中ということで進めているところであります。
質問 16番 野原恵子
子どもたちの希望に、それからこれは親の就労のほうの支援にもなりますので、ぜひ、子どもたちが安全に放課後が送られる対策を求めまして終わります。以上です。