みんなの議会

幕別町議会 平成26年第2回定例会 2014年6月10日

子ども・子育て支援新制度実施に伴う対応について

2014年6月10日、幕別町議会の一般質問で、芳滝仁議員が「子ども・子育て支援新制度実施に伴う対応について」質問し、町長 岡田和夫、こども課長 杉崎峰之、民生部長 川瀬俊彦が答弁しました。

質問者
芳滝仁 議員
答弁者
町長 岡田和夫、こども課長 杉崎峰之、民生部長 川瀬俊彦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 11番 芳滝仁

子ども・子育て支援新制度実施に伴う対応についてお伺いいたします。国は、平成 24 年8月に子ども・子育て関連3法を定め、平成 27 年4月から実施に向けて準備を進めているが、国の保育制度改革の主な内容と実施に向けた町の準備態勢と考え方についてお伺いいたします。1、今秋から保育の利用手続の仕組みが変わるが、町民への周知の準備と考え方をお伺いいたします。2、保育の利用できる要件が広がることへの対応は。3、保育の種類が増えるが、その対応は。4、へき地保育所が通年化されたが、新年度において運営費が国から給付されるようになるのか、お伺いいたします。5、幕別本町地区の幼稚園と保育所を一体化する認定こども園の取り組みは。6、事業所内保育所の社外開放への対応は。7、今後の子ども・子育て支援について、町の全体的な考えをお伺いいたします。以上です。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

芳滝議員のご質問にお答えいたします。初めに、「子ども・子育て支援新制度について」であります。平成 24 年8月に幼児期の学校教育・保育の総合的な提供、地域の子ども・子育て支援の充実を目的とした「子ども・子育て関連3法」が成立し、来年4月から子ども・子育て支援新制度が本格的に施行されることになります。新制度の主なポイントは、一つ目として現行の認定こども園制度の改善、二つ目として認定こども園、幼稚園、保育所を通じた共通の施設型給付の実施、三つ目として小規模保育等への地域型保育給付の実施、四つ目として子育て支援事業などの地域の子ども・子育て支援の充実等を図ることであり、事業の推進に当たっては町が実施主体とされております。本町といたしましては、円滑に新制度へ移行できるように次世代育成支援対策地域協議会からご提言をいただきながら、新たな「幕別町子ども・子育て支援事業計画」の策定に取り組んでいるところであります。ご質問の1点目、「町民への周知の準備と考えについて」であります。新制度における保育所の利用手続につきましては、保育を希望する保護者からの市町村への認定申請に基づき、市町村はその内容を審査し、認定書を交付することとなりますが、その後に保護者からの保育利用希望の申し込みを経て、市町村では申請者の希望を尊重した上で、町内の施設全体での利用調整を図りながら入所可能な施設を保護者に対して提示することとされております。幼稚園につきましても、保護者が入園予定の施設を通じて市町村に認定申請を行い、認定証の交付を受ける手続を基本とする方向で検討されております。しかしながら、私立幼稚園については、27 年度以降も現行の幼稚園のままで継続する場合には、入園手続に変更はなく現行のままとされております。利用手続における現行制度と新制度の大きな違いは、この認定という手順が加わることでありますが、現時点において、これらの細部については未確定の事項もありますことから、現在は情報収集に努めておりますが、利用手続を含めた新制度に対する町の取り組みを決定した後に、広報紙やホームページ、説明会の開催などにより住民の皆さんへの周知に努めてまいりたいと考えております。ご質問の2点目、「要件拡大への対応について」であります。現行は児童福祉法第 24 条において、保護者の労働又は疾病等児童の保育に欠けるところがある場合において、保護者からの申し込みにより、それらの児童を保育所において保育しなければならないと規定されております。新制度におきましては、この保育要件が「保育に欠ける」から「保育を必要とする」に改正されたほか、保護者からの申し込みがなくても、市町村は保育を必要と認める場合において、保育所への入所措置を講ずることができるようになります。現在の町の保育実施基準につきましては、児童福祉法施行令第 27 条の入所基準に基づき幕別町保育実施条例第2条で7項目を定めております。具体的には、「居宅外で労働することを常態としていること」、「居宅内で当該児童と離れて日常の家事以外の労働をすることを常態としていること」「妊娠中であるか又は出産後間がないこと」「疾病にかかり、若しくは負傷し、又は精神若しくは身体に障害を有していること」「長期にわたり疾病の状態にある又は精神若しくは身体に障害を有する同居の親族を常時介護していること」「震災、風水害、火災その他の災害の復旧に当たっていること」、「町長が認める前各号に類する状態にあること」と規定しております。新制度では、保育の必要性の事由として、パートのほか、夜間の就労や在宅勤務、求職活動、大学や職業訓練校への就学、育児休業中も加えられることになり、要件が広がることとされております。ご質問の「要件が広がることへの対応について」でありますが、本町におきましては、既に、現行制度において保育実施条例第2条第7号「町長が認める前各号に類する状態にあること」の要件に該当するものとして、求職活動、大学・訓練学校等への就学、育児休業中についても入所を可能としていますので、新制度になりましても大きな変更はないものと考えております。ご質問の3点目、「保育の種類が増えることへの対応について」であります。新制度における保育のあり方については、幼稚園、認定こども園、保育所などの教育・保育施設にて行われる施設型給付と、市町村による認可事業としての地域型保育給付によることとされており、多様な施設や事業の中から利用者が選択できる仕組みになるものであります。地域型保育給付は新たに位置づけられた保育事業でありますが、その類型として利用定員6人以上19 人以下の小規模保育、利用定員5人以下の家庭的保育、保育が必要な者の家庭で保育を行う居宅訪問型保育、そして事業所内保育所を自社労働者の子どもに限らず地域の子どもに開放する保育の四つが示されております。事業所が、新制度において施設型給付または地域型保育給付の支給対象となるためには、事業取り組みに係る可否についての「認可」と事業内容が一定の基準を満たしているかについての「確認」を受けることが必要となります。施設型給付については、認可は道が、確認は市町村が所管することになり、地域型保育給付については、認可と確認ともに市町村が所管することになります。市町村が所管する認可または確認に係る基準については、国が定める基準に基づき市町村が条例において定めることとされておりますが、この条例制定に当たりましては、現状の保育事業が新制度におきましても円滑に移行できるように配意いたしたいと考えております。また、新たな地域型保育給付に係る取り組みにつきましては、今後さらに事業内容の研究と保育ニーズの分析を進めながら本町の保育環境の拡充に向けて検討を重ねてまいりたいと考えているところであります。ご質問の4点目、「へき地保育所の運営費について」であります。現在、町内のへき地保育所につきましては、認可外保育施設として児童福祉施設の設備運営基準に準じて運営し、その運営に係る費用に対しては国庫補助金が交付されております。新制度への移行に伴い、へき地保育所については、現在の運営方法等を踏まえ、地域型保育事業の小規模保育事業を視野に検討しているところであります。ご質問の5点目、「幕別本町における認定こども園への取り組みについて」であります。幕別本町地区の幕別中央保育所につきましては、「幕別町立保育所民営化計画」において、「わかば幼稚園との認定こども園化について検討する。」としているところでありますことから、将来の人口動態や地域の実情などを十分勘案しながら幕別本町地区における幼児保育や幼児教育、加えて子育て支援のあり方について、教育委員会と協議を進めているところであります。ご質問の6点目、「事業所内保育所の社外開放への対応について」であります。新制度においては、事業所内保育所についても「事業所従業員の子どものほか地域の保育を必要とする子どもが入所できる地域枠を設定し、地域型保育事業の許可・確認を受けることにより施設給付を受けること」が可能とされております。町内には、地域型保育事業の対象となり得る事業所内保育所があることから、今後、制度の有効活用を目指して設置者と協議を進めてまいりたいと考えているところであります。ご質問の7点目、「今後の子ども・子育て支援に対する考え方について」であります。本町の子ども・子育て支援につきましては、幕別町子どもの権利に関する条例に基づいて「子どもの最善の利益」を図るべく施策を推進してきたところであります。新制度移行後におきましても、これまでと同様に「保護者が子育てについての第一義的責任を有する。」という基本的認識のもとに、「子どもの最善の利益」が実現できる地域社会を目指し、子ども・子育て支援を進めてまいりたいと考えております。以上で、芳滝議員のご質問への答弁とさせていただきます。

再質問 11番 芳滝仁

再質問をさせていただきます。先ほどの前川議員の質問のご答弁にありましたように、5月9日、日本創成会議のもとで、20 歳から 39 歳の女性の減少率ということが新聞紙上で発表されています。2010 年に 2,702 人が 2040 年で1,816 人、マイナス 32.4%だと。これ推定なのでしょうけれども、そんな数字が示されております。また、先日、6月5日でありましたが、2013 年の出生数が最少であったと。102 万 9,800 人、道内は戦後最少であったというふうな報道がありました。少子化がますます進んでいる現状であり、またこれからも本当に楽観ができない状態なのだというふうなことを推察できようかと思うことであります。この今回質問させていただきました子ども・子育て関連3法につきましては、これは来年4月から消費税が 10%に上がると。その財源を見越してその実施をするというふうなことが言われておりまして、毎年 7,000 億円、これに投ずるということであります。消費税が上がるか上がらないかはわからないのでありますけれども、国はそういう方向で進めておりまして、消費税につきまして、具体的に少子化対策に入れて、国のその大きな枠の中で対応していこうというふうな方向性なのだろうなと、こう確認しているところであります。そういう国の大きな流れの中で、やはり来年の4月から、まだ定かでないところもあるのでしょうけれども、ある程度それに移行していくための町としての準備はしておかないとならないだろうと。今6月でありますから、あらかたある程度の方向性は出されているのだろうと思うので質問をさせていただきましたら、ご答弁では、大まかな方向性が示されてあるのだというところでほぼ確認をさせていただいたところであります。その一つ一つのところでさらに踏み込んで少しお伺いをしたいと思うのでありますが、準備段階で経済育成支援対策地域協議会からのご提言をいただきながら、幕別町子ども・子育て支援事業計画の策定に今取り組んでいるところであるという現状のご答弁がありました。それがどういう状態で進んでいるのか、会議がなされておるのであれば、具体的にこの新しい関連3法がそこのテーブルに出されて、どういう議論がなされているのかということがありましたら、お答えいただきたい。

答弁 こども課長 杉崎峰之(こども課長は2017年3月まで)

ご質問にあります現在の会議の作業日程、スケジュールについてでありますが、現在、5回ほど会議を開催しておりまして、ニーズ調査というアンケート調査、就学前のお子様がいる家庭と小学校3年生の就学児童のいるお子様にニーズ調査ということでアンケート調査をしまして、それらを現在分析しておりまして、いわゆる量の確保という、質と量ということがございますが、量の確保に向けて、幕別町内においてその確保をどうしたらいいかということで、現在、検討を進めている段階です。今後におきましては、9月をめどに新制度に伴います町の条例を整備しまして、計画の具体的なもの、あと地域の説明会とか、そういったことを 11 月をめどにしまして、パブコメを 11 月時点で開催しまして、計画しております。

再質問 11番 芳滝仁

5回ほど会議をなされて、今、ニーズ調査をされているということで、私が思っているような形で進んでいるのだなと確認をさせていただきたいと思います。11 月めどということで、その次の段階に入るのですけれども、周知、基本的にはその地域のニーズに応じた手段で全ての子どもに教育を保障していくというような基本的な考え方が示されてありますから、それに基づいてニーズ調査を行って、条例等を考えていらっしゃるのだと思うのですが、その周知の時期につきましてお伺いしたいと思います。

答弁 こども課長 杉崎峰之(こども課長は2017年3月まで)

先ほどの答弁と重なるところはございますが、11 月をめどにパブリックコメントを開催しますので、それまでに現実的な作業としましては、利用者の方に対する周知と、それとは別に事業者の方へのご説明とか、移行に対してのお考えだとか情報提供だとか、そういったことを今後並行して 11 月までに進めていった中で、最終的に 11 月にパブリックコメントを開いた上で、広報とかホームページとか、そういったことで皆さんにお知らせしていきたいと考えております。また、国が示すいわゆる公定価格というものにつきましては、最近5月の末にやっと仮単価として示されたものですから、その利用料金等に対する検討、比較については、これから行っていった中で協議していきたいと考えております。

再質問 11番 芳滝仁

いわゆる財源、そして利用するにつきましての負担だとか、これから恐らく具体的なことが出てくるのだろうと思いますけれども。大変複雑な作業になろうかと思いますけれども、できるだけ今までより負担が増えるような形にはならないように願ってやまないところであります。その周知のことにつきまして、今、ご答弁あったのですけれども、その事業所につきましてのいわゆる周知、そして今後変わってくることについてのきちっと説明をしていくということが非常に大切なことだと思うことであります。それは、今、されるということでありますから、その辺は徹底してやっていただきたいなと思います。あと、ニーズをとりますので、パブもやりますから、ある程度は周知はされるのでしょうけれども、乳幼児のご家庭に対して直接周知をしていく。でき上がりましたこの制度につきまして、町が提示をしていく制度につきまして、大まかな形で、こういう選択ができますよ、ともかく申し込んで認定を受けないとだめですと。そして、認定を受けた時点で話し合って、どういう形の保育を受けていくのかということを協議できますよと。そのところで選択をしてくださいというふうな格好になろうと思うのですけれども、それやっぱりある程度直接保護者にそのことがわかるような方法が必要だろうと思うのですが、どうでしょうか。

答弁 こども課長 杉崎峰之(こども課長は2017年3月まで)

住民説明会として地域で、3地域から4地域に対して、まず住民説明会を開催したいと現在考えております。そのほかに、保育所等をご利用の方の保護者の方に対して、各保育所等を会場に説明会を開催したいと現在は考えているところであります。

再質問 11番 芳滝仁

支援事業の、これは施設型給付でなくて支援事業のほうで、乳児家庭全戸訪問事業が新しいことをされてあります。こういうふうなことも利用しながら直接わかるような格好で、保育所も大事なのでしょうけれども、一番簡単なのは直接やっぱり目に触れて、見て、きちっと保護者が責任を持って、これは保護者が責任なわけですから、保護者が責任を持ってその対応をしていくという形がよかろうと思いますけれども、その辺を検討していただきたいなと思います。その要件の広がる対応につきましては、今、町長の認めるところということで、ほぼ対応されているということで、そう漏れる人はいないのだというふうなことを確認させていただきました。今回、保育標準時間の認定、あと、保育短時間の認定ということで、ほぼフルタイム勤務の人は最大 11 時間利用できますよだとか、パートなど短期間の労働者につきましては、最大8時間利用できますよだとかというふうな形で示されてきております。これはもう大学の人を含めてそういう格好が示されてあります。こういうことも町長が認めるというところとしてされていくのでしょうけれども、基本的にはその制度が実施されていくことになりますから、ある程度その制度に準じた形で周知をし、利用していただくというふうな形に整理をしていく必要があるのでないかと思うのですけれども、どうでしょう。

答弁 民生部長 川瀬俊彦(民生部長は2015年3月まで)

新制度におきましては、まずしなければならないのは、保育の認定をするということです。これは3歳児以上の、教育を必要とする方については幼稚園、そして3歳以上で保育を必要とする方は保育所等、あと3歳未満の子どもは保育所等、認定こども園も含みますけれども、そういう1号、2号、3号の認定区分をしっかりやるということ。そしてその認定区分を行うとともに、必要な保育料がどれぐらいあるのか、そういうことにつきましても十分町としては把握するということになります。それにおきまして、今、議員のおっしゃられたように、標準時間での保育等がふさわしい場合、また短時間保育がふさわしい場合、そういうことにつきましても判断されることになると思います。それらにつきまして、適切な保育をしていく。これは国のほうでも新制度におきましては質と量の拡大をする、そのような方針に基づくものでありますので、それに沿ってきちっとやっていきたいと、そのようには思っております。

再質問 11番 芳滝仁

その辺の周知につきましても丁寧にしていただいて、円滑に移行していけるようにご期待を申し上げるところであります。保育の種類の増加ということでありまして、今回の小規模保育、家庭的保育等が、これがいわゆる認可がなりましたが、給付がなりますよというふうな格好になるわけでありまして、6人から 19 人のが小規模保育で、いわゆるママさん保育が1から5、家庭的保育でありますけれども。今、幕別町でこれに該当する事業所はどれぐらいあって、子どもたちがどれぐらいいらっしゃって運営されているか、把握されておるようでありましたら、ご答弁いただきたいと思います。

答弁 こども課長 杉崎峰之(こども課長は2017年3月まで)

町で現在把握しているものにつきましては、事業所内保育所ということで町内に2カ所ございます。そのうちの1カ所は現在も地域型ということで、事業所以外のお子様も受け入れをしている場所でございます。2カ所ある両方とも定員は 10 名となっております。家庭的保育につきましては、現在、町のほうでは直接は押さえておりません。

再質問 11番 芳滝仁

余り待機児童がいないというふうな現状もあるのでしょうし、ある程度保育所が成長されていて、子どもたちが保育を受けている環境があるのだろうと思います。いろんなその人のライフスタイルと申しますか、そういうところで今後小規模保育の必要性だとか、あと、ママさん保育の必要だとか、出てこようかと思います。そういうことにつきまして、町としても、もしやっていただいて、そしてそういう方向を目指しているというふうな、そういう事業所なり方々がいらっしゃいましたら、拾い上げて支援をしていくと。10 人、20 人いらっしゃるわけですから、ある程度必要とされているのでしょうから、そういう方向性は今後お持ちになっていらっしゃるのかどうか、お伺いしたいと思います。

答弁 民生部長 川瀬俊彦(民生部長は2015年3月まで)

保育の新制度におきましては、保育の多様化ということが一つの目玉であります。ですから、利用者にとりまして、施設で保育を受けたり、または幼稚園等の教育を受けたり、また施設ではなくて家庭的な保育を受けたり、いろいろな多様化する保育のあり方の中から自分に合ったものを選んでいく、そういうことが大事だと思っております。ですから、そういう家庭内保育とか、そういうことに取り組んでいただけるというような方がいましたら、町としてもそれがうまく機能するように支援はしていきたいと、そのようには思っております。町の役割といたしましては、それらの事業が町では基準を定めますので、その基準をしっかりと守っていただけるように、そういう面での監督といいましょうか、そういう役割もあるとは思っております。

再質問 11番 芳滝仁

周知をしていってやっていただけるところを支援することは大事なのでありますけれども、おっしゃったように、厳しく基準を定めて、やはり町の保育の考え方があるわけでありますから、それに沿うようなきちっとされるような、その形の基準を定めながら進めていただければと思うことであります。余り、語弊がありますかわかりませんが、経営経営ということでやっていかれるようであればまた困る話になりますので、いわゆる保育の質、子どもたちが安心して、人に応じて預かっていただけるというふうなところの基準は設けながら、これから検討されるのでしょうけれども、進めていただければなと思うところであります。あと、新しく今度なるのでありますけれども、幼稚園の一時預かりのところがあります。これは残る子どもがいましたら、今度いわゆる保育所と同じ形で給付がされるというふうな形の、幼稚園が一時預かりをしていくという、そういう制度ができるように私は調べさせていただいているのでありますが、公立と私立と二つ幼稚園がありますけれども、その辺についての対応はどのようにお考えでしょうか。

答弁 こども課長 杉崎峰之(こども課長は2017年3月まで)

まず、現行のとおりに新制度のほうで施設型給付に移行するかどうかということのまずご確認の協議が先になりまして、その後、給付のほうに、制度に乗る方向になりますと、給付対象には該当するということでございます。

答弁 民生部長 川瀬俊彦(民生部長は2015年3月まで)

幼稚園における一時預かりにつきましては、これ現在もやっておりまして、今、課長が言いましたのは、幼稚園がそのまま新制度におきましても今の体制でそのまま続く場合、これにつきましては、今現在も私学助成を受けて行っておりますが、それも私学助成をそのまま受けて、同じような形で進むということであります。これが、新制度に乗っかった場合につきましては、これは別な財源措置で行われるということになります。

再質問 11番 芳滝仁

確認できたから、よろしいです。あと、へき地保育所の件でありますけれども、地域型保育給付ということで、これ施設型給付ではないのでありますけれども、少人数保育、その施設の支援、身近な地域での保育の確保という国の枠が示されてありまして、うちの町のへき地保育所につきましては、そういう形にぴたっと当てはまるのでないのかと。当てはまっていくのでありましたら、新制度の中ではどの程度の給付になるかわからないのですけれども、きちっと給付をされていくという形になるわけでありまして、通年化して時間も広くしまして、大変高く評価しているところなのでありますけれども、今後のへき地保育所のいわゆる安定的な今後に向けた設置に向けて、やはり新制度に乗っかってきちっと安定化させていくというふうな方向を早目に会議の中で煮詰めていただきたいなと思うのですが、どうでしょう。

答弁 こども課長 杉崎峰之(こども課長は2017年3月まで)

現在6カ所ありますへき地保育所につきましては、議員のおっしゃられたとおり、小規模保育事業の認可基準を満たして、現行と実際は、新制度になりましても基準自体につきましては、現行とそれほどの変更はない、現状のまま移行できると考えておりますが、一部小規模保育でなくて、認可保育所等のほうに移行するような可能性も人数的にありますので、それらの6カ所につきましては、今、スムーズに移行できるように検討をしている最中でございます。

再質問 11番 芳滝仁

私が考えております方向性と合致をしておりまして、できるだけきちっとした基準で、安定した形で将来に向けて設置をしていただくように進めていただければなと思うことであります。認定こども園の件でありますが、これ鹿追が来年度、幼保統合こども園、これは連携型ということで進められるということが新聞報道にありました。そのところで、管内には士幌町に唯一認定施設があって、来年度は上士幌でも供用を予定していると。鹿追もその方向で進めて、施設が二つありまして、一つにするのですけれども、二つの施設を利用しながら、片方は3歳児から5歳児、これは幼児教育というふうな格好にして、それ以下は保育という格好でやるのだと。将来に向けて一つになっていくような方向で考えているというふうな報道がありました。この認定こども園のことにつきましては、この3法の中に盛り込まれてありまして、給付の形もありますし、そして制度を設計していくのにも昔よりは余り複雑でなくやっていけるような格好に改定をされてきております。今、幕別本町につきまして、検討をされていこうということなのでしょうけれども、人口動態等をそれは勘案していかなければならないことなのでしょうけれども、総合的な子ども・子育てということを考えたときに、保育、そして幼児教育、そして子育て支援というふうな格好で、きちっとある程度の本町地区で子育ての核をつくっていく方向がやっぱり問われているのだろうと思うことでありまして、その辺のことはご答弁にありましたように、今、取り組んでいらっしゃろうということなのでしょうけれども、どれぐらいの向こう、ある程度の形を出していこうとされているのか、お伺いをしたいと思います。

答弁 民生部長 川瀬俊彦(民生部長は2015年3月まで)

幕別町におきましては、今、幕別のわかば幼稚園と幕別の中央保育所につきましては、町の保育所民営化計画の中では、認定こども園は一つの道であるということで位置づけておりまして、これはまだこれからも協議していかなければならない案件だと思っております。それで、町長部局と教育委員会のほうで、これは将来的にそういうものが、もしするとしましたら、どのように、またいつの時期がいいのか、そういうことにつきまして、2回ほど今、話し合いを持ったところでありますけれども、まだ慎重に、もう少し時間をかけながら協議を進めて、その方向性はいずれ出したいと思っております。

再質問 11番 芳滝仁

新制度に移行していく中で、やはり大きな課題として私は取り組む必要があるのでなかろうかなと思うことでありまして、例えば国の示されていく中でも、一つの重要な制度になっておりますから、そのことにつきましても大切な課題として、長期というよりもやはり真剣に一つの拠点を設けていくというふうな格好で、子育てについてさらに進めていく方向で議論をしていただきたいなと思うことであります。事業所内保育園の社外開放につきましては、協議をされているということでありまして、認定になりましたら、これは国と町が 44%補助をするというふうなことになっております。あとは、その企業と利用者ということになるわけでありまして、企業と利用者がどのような内訳になるか、それはわかりませんけれども、一応全体の 40%が国と町でその補助をしていくというふうな格好だと思うのであります。これについても、現在も何かそういう形で運営されていらっしゃるというふうなお話も聞かせていただいておりまして、その近くの地域の方だとか、またいろんな事情でそこに通われる方というふうなことにつきまして、やはり枠を広げていくというところで、今ご答弁ありましたように協議を進めていっていただきたいなと思うことであります。最後でありますけれども、今後の子ども・子育て支援について、町の全体的な考え方をお伺いをしたいということで、私もちょっと漠然とした質問で申しわけなかったのでありますけれども、権利条例を出されて、ご答弁いただいたところであります。やはり全ての子どもに質のいい教育、保育を行き届いた形で提供していくということが、今回の改定に当たりまして求められるところであろうかと思うことであります。今回、やはり考え方の中で、前の保育支援が変わったときもそうなのですけれども、保育について教育ということが申し込まれてきていまして、ほぼ幼稚園とのほとんど一緒の形で示されてありました。3歳から5歳につきましては、幼稚園と保育所のいわゆる中身は示されてありまして、それが今回認定こども園だとかというふうな形で、学校に入る前のいわゆる保育から教育をしていくというところでのその考え方が一歩進められているのだろうと思うものであります。その辺の考え方、今後の子育て支援、保育所、幼稚園を通して、きちっとその辺のことを根底にやっぱり置いていかないとならないだろうと思うのです。3歳以上はきちっと教育ということを盛り込んでいくというふうなことだと思う。これは保育指針の中にもそうなっていますから。だから、その辺のところについて、今、協議されている中でお考えがありますかどうか、お伺いしたいと思います。

答弁 民生部長 川瀬俊彦(民生部長は2015年3月まで)

ただいまおっしゃられましたように、保育と教育、これらにつきましては、町長部局、教育委員会、ともに連携をいたしまして、子どもにとっても最善の利益となるように、そのような形で進めていきたいと、そのように考えております。

再質問 11番 芳滝仁

この支援制度で一番根底に求められているのはそこであると思うことでありまして、そのところでも認定こども園ということが打ち出されているのだろうと思うので、その辺のところを根底に置いて進めていただきたいなと思うことであります。あと、少し個別になりますけれども、今、病後児はされていらっしゃる。いわゆる病児保育ということにつきまして、新しく出されています。そしてもう一つは、大きなテーマで放課後児童クラブの拡大、これは6年生までというふうな形がまだされてあります。その辺につきまして、町としてどのようなお考えを持たれているのか、お伺いしたいと思います。

答弁 民生部長 川瀬俊彦(民生部長は2015年3月まで)

ただいま病後保育につきましては、札内の青葉保育所のほうで取り組んでおります。病児保育につきましては、これ看護師等の配置も必要だというようなこともありますので、これは事業を行っている事業者ともよく話し合いをしながら、そういうことは取り組んでいけるのかどうか、そういうことであれば前向きに、やっていけるのでありましたら町としてもそれなりの支援をしていきたいと、そのようには考えております。それと、放課後児童対策につきましては、現在は小学校3年生まで、そしてこれが新制度におきましては6年生まで拡大されていくということであります。本町におきましても、これは一定のニーズはあるものとは思っております。ただ、施設面におきまして、ただいまの学童保育は、特に札内地区につきましては、在籍数が定員を超えているというのが現状でありまして、大変施設的には厳しい状況で運営をしております。ですから、すぐには6年生までの拡大はなかなか難しいですけれども、将来に向けていろんなニーズに応えながら、何とか国が定めている6年生までの保育に向けて検討はしてまいりたいと、そのように考えております。

再質問 11番 芳滝仁

病児保育のことで、私、神戸に仕事で行きましたときにお伺いしたのですけれども、市で受けるのです。もう制度ができていまして、そして協力いただけるお医者さんのところに保護者が登録をしておって、そのところにかかる。1日 2,000 円なのですね。その辺は非課税世帯の方は 1,000 円だとか、生保世帯は無料だとか、減免制度もありまして、そういう格好で町でそれを受けて、そして事業者にそのことをお願いしていくというふうな形をとられているのですね。いろんな事業者がそこそこでやられているところもあります。NPO 法人もありまして、全国の協議会もありますわね。そういうところで見てみましたら、そこそこでやられているところもあるのでありますけれども、私は神戸へ行ったときに聞かせていただいたのは、一番これがきちっと市で担保して、そしてきちっと病院と契約をしながら、協力をいただきながらやっていくということをされていました。かえってそういう形の、町がそういう責任を持って制度をつくって助成しながらやっていくというふうな方法も、一番お願いをしやすい形なのでなかろうかなというふうに考えているところでありまして、やはり私の町内の若い世代もそうでありますけれども、子どもが風邪を引いて仕事を休まないとならない、そしてそれを預けるところがないというふうなことで、非常に大変な思いをしたというふうな、たくさんいらっしゃるのですね。病後児もそうでありますけれども、病児について保育を提供していくということが非常にハードルが高いと思うのでありますが、これは何とかしてそのことをクリアしていく、何とか制度化して町としてやっていくという方向をやっぱり出すべきでないかと。余りどこも前向きには取り組めていないのですけれども、ここは一番、非常にそのニーズがあるものでありますから、取り組んでいただきたいなと思うことを申し上げたいと思います。そのことも今後の話し合いの中で、会議の中で大きな問題として取り上げていただきたいなと思うことであります。学童のことにつきましては、今のご答弁の状況なのだろうと確認をさせていただきながら、例えば保育所なんかを児童センターにしまして、例えばある地域の保育所なんかはもう支援センターから学童から保育所から、0歳から 18 歳まできちっとそこで活動できるような格好にしているところもあります。それから、決まったところの学童の施設、そのところでなくて、いろんなこれから民間も参入してくるのでしょうし、そういう中で児童センターのような格好で、そこでまた学童の活動ができるような方向もまだあるのだろうと思います。そういうことも含めながら、できるだけ学童の拡充につきましては、ご検討願いたいと思うことであります。新制度になるわけでありまして、私、ここは一番町が、語弊がありますけれども、勝負すべきところでないかと。いわゆる子育て、少子化対策について、やっぱりほかの町とは違ってこんなことをやるのだと。この新制度に乗っかってこういうことをやる。病児もそうですよ。そういうことでそれを町の売りにして、若い世代がその町に住んでいただけるようにというふうな形で新制度の中に踏み込んで取り組んでいただければなと思っております。このことを起点として前向きにひとつ多くの方々が来ていただける、32%に減らないように、まだ増えるような格好で、一つの起点としていただければなと思うことであります。以上申し上げまして、質問を終わりたいと思います。

出典:幕別町議会 平成26年第2回定例会 2014年6月10日 議事録 PDF(30ページ) 間違いを知らせる