みんなの議会

幕別町議会 平成23年第1回定例会 2011年3月8日

通告いたしました1点につきまして

2011年3月8日、幕別町議会の一般質問で、増田武夫議員が「通告いたしました1点につきまして」について質問し、町長 岡田和夫が答弁しました。

質問者
増田武夫 議員
答弁者
町長 岡田和夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 増田武夫

通告いたしました1点につきまして、質問したいと思います。水道料金・簡易水道料金の引き下げ、減免制度の確立についてであります。平成 22 年に行われました国勢調査の速報値が先日発表されました。帯広市に隣接する町村の中では、音更町、芽室町、中札内村、更別村は、前回調査、平成 17 年調査に比べて人口増となりましたが、残念ながら本町は 326 人、1.2%の減尐となっております。その市町村の元気さを示す一つの指標と言えるのではないでしょうか。経済状況が悪化し、長期化する中で、町民生活、農業、中小企業なども厳しい対応を迫られ、活路を見出そうと模索しております。この閉塞感を町民とともに打開していくために、行政の積極的な施策が必要となっているのではないでしょうか。地域社会を元気にするために、町が果たさなければならない役割としては、リフォーム助成制度や小規模修繕登録制度のような町内の業者を元気にすることに力を注ぐとともに、もっと大胆にこれらに取り組むことが必要ではないか。同時に、年金暮らしの高齢者や所得の尐ない家庭に対する暮らし応援の温かい町政が、どうしても欠かせないと思います。町内での経済循環を行政の積極的な施策で促進することが求められています。さて、生活を営む上で最も大切なのが水でありますが、町民からは水道料金が高過ぎるとの声が絶えません。平成 23 年度の水道事業会計における受水費が約 4,000 万円減額されていること、また料金引き上げ時の計画よりも累積欠損金が減尐し、水道会計の財政状況が好転しつつあることなどを考慮し、簡易水道とともに料金を引き下げる必要があると考えます。町民の経済状態が悪化している状況を踏まえ、減免制度をしっかり確立して払える料金にすべきであります。また、滞納者に対する給水停止の措置は、地方自治体の住民に対する対処のあり方としてあってはならないものであり、人道的にも原則中止することを求めます。さらに、営農用の料金は高過ぎるために営農を圧迫する原因となっています。大幅に引き下げて、困難な営農の支援をすべきであると考えます。また、大樹町と更別村から給水を受けている農家などの料金は、相当の割高となっております。尐なくとも簡易水道と同額になるよう、助成すべき性質のものと考えます。このようなことから、以下について伺います。一つ、水道・簡易水道料金の引き下げを。二つ、高齢者、障害者、低所得者などのしっかりとした減免制度の確立を。三つ、滞納者に対する給水停止を原則中止すること。平成 21 年度、22 年度の滞納世帯数・率、給水停止数、停止家庭の経済状況を明らかにされたい。四つ、困難が増している畜産・酪農経営支援策として、営農用水料金を思い切って引き下げること。五つ、大樹町や更別村から給水を受けている町民の水道料金と町の簡易水道料金との差額に対する料金助成を行い、不公平をなくすこと。以上であります。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

増田議員のご質問にお答えいたします。「水道料金・簡易水道料金の引き下げと減免制度の確立を」についてであります。水道事業は、住民生活に最も身近な社会資本として、必要なサービスを提供する役割を果たしており、将来にわたり本来の目的である公共の福祉の増進に寄与し、経営環境の変化に適切に対応していかなければならないものと認識をいたしているところであります。ご質問の1点目、「水道・簡易水道料金の引き下げを」についてであります。水道料金につきましては、平成9年の料金改定以降、平成 20 年6月から口径別基本料金と水量料金を平均して 14.51%の料金改定をさせていただき、また、簡易水道料金につきましては、幕別地域では、平成9年の料金改定以降、現在の水道料金となっており、忠類地域につきましては、合併時に4年間の経過措置により段階的に調整し、平成 22 年4月から統一となり、現在の料金となっているものであります。このたび、十勝中部水道企業団議会が開催され、平成 23 年4月より、水道用水供給単価が、基本料金年額 1 万 2,000 円から 1 万 320 円に、率にして 14%の減額となり、従量料金は1立方メートル当たり 35 円から 27 円に、率にして 22.8%の減額が示され、幕別町の負担としては年間約 3,800 万円、率にして約 17%の減額となる見込みであります。減額の理由としましては、平成 19 年度に国より示されました「公的資金補償金免除繰上償還等実施要綱」により計画されました「公営企業経営改善計画」に基づき、経営の安定化が図られたことにより、減額改定となってきたものであります。なお、本町の上水道、簡易水道事業につきましても、同様の「公営企業経営改善計画」を策定し、料金水準の適正化を経営の重点課題として取り組んできたところであります。企業団からの供給単価改定により、経営状況も徐々に改善されるものと考えられますが、水道会計の平成 21 年度決算では、10 億円を超える累積欠損金を生じておりますことから、現時点での水道料金の引き下げは難しいものと考えております。また、簡易水道料金についてでありますが、現在の簡易水道事業は一部の区域を除き、大部分が農村区域への水道水の供給によって運営がなされております。簡易水道事業につきましても、本来、経営の基本は独立採算、受益者負担を原則として運営されるべきでありますが、使用料だけでは賄えないことから、毎年、一般会計からの繰り入れをしている状況にあります。なお、営農用の料金につきまして、20 立方メートルを超える水量料金を、1立方メートル当たり 204円から 122 円と約4割の減額を行い、負担の軽減を図っている状況にありますことから、現時点において、簡易水道料金の引き下げにつきましても、難しいものと考えております。ご質問の2点目、「高齢者、障害者、低所得者等の料金減免制度」についてであります。料金の減免制度につきましては、これまでもいろいろな場面でご質問をお受けしておりますが、水道事業は企業会計であり、独立採算の原則及び負担の公平性の観点から、水道料金の減免制度は考えてはおりません。ただ、平成 20 年の水道料金の改定に際しては、高齢の単身者世帯や母子世帯及び障害者等の世帯に対し、福祉施策として3年間の時限措置により、水道料金の一部を助成し負担軽減を図っておりますが、本年3月をもって終了いたします。本制度につきましては、料金改定に際しての激変緩和としての施策であり、今後の助成延長は考えておりませので、ご理解をいただきたいと存じます。ご質問の3点目、「滞納者に対する給水停止を原則中止すること」についてであります。平成 21 年度の滞納世帯数でありますが、停止予告時点では 518 件、最終的な滞納世帯数としまして350 件、率にして約4%となっております。給水停止に至った数は 25 件で、最終的な停止戸数は2件となっております。平成 22 年度の滞納世帯数等につきましても、前年度と同程度になるものと見込んでおりますが、2月末現在で、給水停止に至った数は 30 戸であり、最終停止数は7戸となっております。なお、平成 21 年、22 年とも、停止中の方はすべて居所不明の方であります。給水停止家庭の経済状況とのことでありますが、水道料金につきましては、国税徴収法などの調査権がないため、正確に把握をすることはできない状況にありますが、停止処分に至るまでの催告、停止予告、停止通知等の中では、失業、病気、その他特別な事情により、納入が困難な場合は相談していただくよう記載しており、また、電話や臨戸徴収の際にもご相談をさせていただき、分納や誓約書を提出された方には給水停止は行っていない状況であります。町といたしましては、給水停止を目的としているわけではなく、さまざまな場面で相談をしていただければと考えておりますが、何の連絡もないまま繰り返し滞納をされるなど、悪質と思われる方には、負担の公平性の観点から給水停止処分もやむを得ないものと考えているところであります。ご質問の4点目、「畜産・酪農経営支援策として、営農用水料金を引き下げること」についてであります。昨今の酪農・畜産を取り巻く環境は、飲料乳の需要低迷や輸入品との競合による畜産物価格の低下、飼料価格の高騰による経営コストの上昇などにより、依然として厳しい状況にあるものと認識いたしております。こうした状況のもと、町といたしましても、平成 20 年度には、生乳増産のための乳用牛の導入及び保留に係る農協資金の借り入れに対して利子補給を行う「生乳生産基盤確保支援資金利子補給事業」、生乳増産による育成牛の増加に伴う受け入れ支援などを目的とした「町営牧場入牧料の減額措置」、飼料用トウモロコシの種子代の助成を行う「自給飼料基盤強化対策事業」を、平成 21 年度には中期的な後継牛確保対策として、「雌雄判別精液購入助成事業」を、さらに平成 22 年度には、経済性の高い和牛への改良を促進することを目的とした「優良和牛繁殖雌牛保留対策事業」や幕別町家畜伝染病自衛防疫組合が実施主体となる「家畜伝染病特定疾病互助事業」の立ち上げなど、ゆとりみらい 21 推進協議会と連携を図りながら、さまざまな畜産振興施策を講じてきたところであります。また、新年度におきましても酪農・畜産農家に対する支援策として、昨年度からの継続事業であります「優良和牛繁殖雌牛保留対策事業」、あるいは「雌雄判別精液購入助成事業」の延長などの畜産振興施策を講じる予定であります。営農用水料金の引き下げとのことでありますが、本町の営農用水料金につきましては、管内近隣の町村と比較いたしまして、高いレベルにあるわけではなく、同程度か、逆に低いレベルにありますことから、営農用水料金の引き下げに取り組む状況にはないものと考えております。そうしたことから、農協等関係機関と連携を図りながら、前段申し上げたような生産振興にかかわる施策を講じていくことが重要であると考えております。次に、ご質問の5点目、「大樹町や更別村の水道料金との差額に対する料金助成を行い、不公平をなくすこと」についてであります。忠類地域におきましては、現在、主に忠類市街地を給水区域とする忠類浄水場系と、平成 15 年に完成した西部浄水場系、そして今年度完成した東部浄水場系の3系統の簡易水道施設を管理しているところでありますが、これらの営農飲雑用水の整備が完了する以前は、東部地区は明和地区営農用水、西部地区につきましては朝日地区営農用水、日和地区飲雑用水、協徳地区飲雑用水のそれぞれの利用者で組織する利用組合管理の営農用水施設がありました。また、それらの区域外である元忠類・日和地区の一部で更別村の簡易水道を、西当、協徳、共栄地区の一部と晩成地区では大樹町の上水道から区域外給水を受けることにより、水道施設を整備してきたところであります。更別簡易水道を利用している方は7戸で、そのうち更別村との料金体系との比較でいきますと、酪農用の区分の家庭が3戸、月使用量の平均は 199 立方メートルであり、料金は3万 2,840 円であります。幕別町の簡易水道料金に当てはめますと2万 6,317 円で差額は 6,523 円となります。営農用の区分の世帯は3戸であり、月使用量の平均は 36 立方メートルで料金は 7,200 円、幕別町の簡易水道料金では 6,431 円となり、差額は 769 円と、それぞれ本町が安い料金体系となっております。また、1戸は家事用の区分であり、月使用量は 16 立方メートル、料金は 3,200 円で、幕別町の簡易水道料金に当てはめますと 3,663 円となり、逆に 463 円、本町が高い料金となっております。次に、大樹町の上水道を利用している方は 29 戸で、そのうち、大樹町との料金体系との比較でいきますと、家事用の区分が7戸で月使用量の平均が 12 立方メートル、料金は 3,040 円、幕別町の簡易水道料金では 2,847 円となり、差額は 193 円となっております。残りの 22 戸は営農用の区分であり、月使用量の平均が 113 立方メートル、料金は1万 8,580 円で、幕別の簡易水道料金では1万 5,825 円となり、差額は 2,755 円と、本町の方がそれぞれ安い料金体系となっております。ご指摘のとおり、他町村から給水を受けている方 36 戸のうち、ほとんどの方が本町と比べて総じて高い料金を支払っておりますが、これを今から幕別町の簡易水道の給水に切りかえていくことは、それぞれの町村の水道の認可区域及び浄水場等経費の精算金の観点からも難しいものと考えております。また、ご質問の差額に対する料金助成でありますが、今まで忠類地域内におきましては、町条例に基づく料金体系と明和地区水道利用組合との料金体系が異なり、使用料金が不均衡な状態でありました。平成 18 年度から整備が進められてきました忠類東部地区簡易水道整備工事も順調に進み、新年度から使用料金が統一されますが、一部大樹・更別両町村から受水されている 36 戸の方々とは、給水時にそれぞれの町村と協議を行い負担の割合を定めており、町の負担にも違いがありますことから、料金助成等につきましては2町村とも協議を行い、検討を行ってまいりたいと考えております。以上で、増田議員のご質問への答弁とさせていただきます。

再質問 8番 増田武夫

再質問をさせていただきます。この時期に、この問題を取り上げた理由なのでありますけれども、一つは再三議論されておりますように、町民の経済状況が非常に悪化しているということで、水道料金の負担感が非常に重いと、こういうことがあること。それから、今の答弁にもありましたけれども、もう一つは忠類の東部地域が今度簡易水道の料金に統一されるということで、この機会に全体の料金を見直してするほうがいいのではないかというのがもう一つ。それから三つ目には、合併時の約束として、やはり歳入では合併特例債の借りかえなどで、計画では 28 億円程度の財政効果が生まれると。歳入全体では 40 億円、それから歳出の件の人件費だとか物件費、その他の削減によって、78 億円ほどの財政効果が生まれると。15 年間で 114 億円の財政効果があるのだと。そうした財政効果をもとに、新町全体の福祉や住民サービスの充当、それから使用料、住民負担上昇の抑制、こういうものがそうした財政効果でなされていくのだと。こういう合併時の住民に対する説明でありましたし、合併してくる我々も、そのことを期待して合併してきていたわけです。そのことの関連がある。それから、暮らし応援をして、やはりその暮らし応援をすることによって、応援された人たちの購買意欲なども沸いて、そしてその町内の中の活性につながると、循環型の経済状況がそこで促進されると。こうした点で、減免制度は非常に重要でないかということ。それからもう一つは、再三町長も言われているように、公正な行政でなければならないと。こうした点もありまして、この問題を今回取り上げさせてもらったわけです。1点目の水道料金の値下げの問題でありますけれども、今説明にありましたけれども、受水費が平均で 17%、トン1万 2,000 円が1万 320 円、それから従量料金 35 円が 27 円となったということで、今後、年間 3,800 万円程度の経費の削減が行われているということがあります。それから、もう一つは、値上げの 15%ほど、14.51%値上げする際に、町が公営企業の収支の計画表というものが出されているわけですけれども、この計画表による欠損金だとか、累積の欠損金のこの状況が、値上げ前の平成 22 年度の見込みにおきましても、非常に財政状況が好転しているということが挙げられるわけです。例えば累積欠損金も町長の答弁でも 10 億円ぐらいあるからなかなかというお話でもありましたけれども、しかし平成 23 年度の計画にありましても、先ほどの値上げ時の計画では、12 億 5,000 万円ほどの累積欠損金の予定でありましたけれども、23 年度の計画では 10 億 1,600万円と、2億 3,000 万円ほど累積欠損金でも低下していると。その上に今回の受水費の軽減が出されたと。こういうことを考えてみましても、やはりそれに見合った、それにそういうものがあっても、さらに悪化していくような計画では、なかなかそういうことにも手をつけられないと思うのですけれども、こうした水道会計の好転、それからその受水費の削減などを考えれば、やはりなるべく早くその好転を住民のために生かしていくべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

おっしゃるとおり、累積欠損金なんかも 10 億円までに今下がりました。一つには、昨年、高料金対策で交付税が大幅に措置されたというようなこともあったわけであります。今回、実は企業団のほうからそれぞれ7市町村で構成する町村にそれぞれの減額率が示されたわけであります。当然これを、今、増田議員がおっしゃるように、水道料にはね返して減額することがどうかというようなことが言われました。今、管内で一番水道料高いのが実は池田町、うちが3番手、その後に、芽室、音更、その広域企業団に加入している7団体のほとんどに高いところがランクされているものですから、この際、そういったことも考えようかということの話し合いも実はあったわけですけれども、一つにはうちは累積の欠損金がまだ 10 億円余りがあると。さらにもう一つは、今回 3,800 円低くなったけれども、これでそれではずっといいのかというと、今、企業団から言われているのは、今度は企業団で施設した備品、また特に平成になってから、昭和の後の後半にあっていた設備がもう 25 年ぐらいたってきて、今度これが更新時期を迎えてくるとなると、また町村にその負担がお願いしていかなければならないというような、実はそういう話もあったものですから、ほかの町村も一応 23 年度については見送ろうかというような意向でありました。私どもは、前にも議会でご答弁させていただいたのは、何とかこれ以上は上げないで、今の体制以上なことはならないようにというようなことは申し上げたわけでありますけれども、それでも尐しでも安くできるものは下げることが一番望ましいのだろうというふうに思いますから、そのことはだめだということではありませんけれども、しばしちょっと様子を見ていくことが必要かなというようなことで、今回は料金にははね返させないで、いわゆる内部留保資金で欠損金の減額あるいはこれから必要となるであろう、いわゆる老朽管の更新等の事業の留保というようなことで今は押さえているところであります。

再質問 8番 増田武夫

もう一つは、今うちの受水の1万 300 トン、これが責任の受け入れのトン数なのですが、これは調べてみますと、1日の給水量の平均は大体毎年 6,000 トンちょっと超えたぐらいで、平成 23 年の計画では 6,166 トン、それで最大の給水量を見ますと 7,000 トン、平成 19 年には 7,671トンで 7,500 トンを超えているのですが、平成 21 年は 7,091 トンということで、人口はふえていっていないということもある、それから節水の考え方が普及してきたということもあったりして、やはり8,000 トンを超えることはまずないのではないかとも思われると思うのです。この1万 300 トンのこの計画といいますか、受け入れのトン数を 8,000 トンなりなんなりに減らすことはできないのか。これはやはりそれは減らすことができるとすれば、年間 2,000 万円なりなんなりが節約できることになるわけですけれども、その努力はされるおつもりはないでしょうか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

責任水量割りについては、最初の企業団のスタートの時期にそれぞれの計画に基づいて割り振りしたものでありまして、うちが 8,000 トンであれば、池田はもっと余っているとかあるいは芽室は足りなくなって帯広市から分けてもらったとか、そういうやりくりは内部ではしておりますけれども、総体の水量が決まって、それによってそれぞれに分けておりますので、今、うちは実際これだけしか使っていないので、何とかその分を下げてほしいといっても、これはちょっと認めてもらえないというのが実情でありますし、本当は逆に帯広市は人口が伸びて足りなくなったから、うちの分を買ってくれるのだということになれば、それでは解決はできるのですけれども、逆に今言うように、芽室のほうでも、池田のほうでも余っているというのが現実なものですから、うちだけそれを減らしてくれということにはならないというのが実情であります。

再質問 8番 増田武夫

いろいろと難しい問題はあろうと思います。過去にはうちが猿別川、この水系を閉じるということもあって、ふやしたと。そのときに、芽室が減らしたというような経過もあったと、合併前の話だと思いますけれども、聞いておりますので、やはりそういういろんな他町村との関係もあって難しい面はあると思いますけれども、そういうこともぜひいつも頭に置いてやっていっていただきたいなというふうに思います。それから、簡易水道料金の値下げ、引き下げの問題でありますけれども、簡易水道、答弁にもありましたけれども、4年かけて忠類の簡易水道はこちらの水道料金に合わせて 62%ぐらい高くなったと思うのですが、そうしたこともあって、やはり忠類の住民も水道料金は値上げされて高くなったということで、非常に何でこんなに高くなったのかというようなことをよく言われるわけなのですけれども、先ほども言いましたけれども、これからのまちづくりの中で、やはり合併してよかったということにしていくためには、先ほど言ったような財政効果をいろんな面で生かしていく必要があると。そういうことも考えて、現在の水道料が一足先に値上げされたということもあるわけなのですけれども、全体を引き下げていく努力を今後ともしていただきたいというふうに思います。それから、2番目の減免制度の問題でありますけれども、3年前に値上げするときに、いろんな困難な人に、その値上げ前の料金に据え置くような福祉対策が行われたわけです。この福祉対策が来年度からなくなるということで、次の滞納の問題とも関係してくるわけなのですけれども、最も必要な水がなかなか料金が払えない。滞納している人が4%というようなこと、お話でありましたけれども、やはりこれだけ年金なんかも非常に困難な状況になる、それから経済状況も大変だということで、失業するだとか、いろんな状況の中で、やはり減免というものが非常に大事な要素に、これからのまちづくりにとって大事な要素になるのだというふうに思うのです。相談に来れば分納だとかいろいろな相談に応じるということもあるわけなのですが、分納したにしてもなかなか払わなければならないという事実には変わらないわけで、そうした点ではやはり減免をきちっと行って、そして収入の極端に減ってしまっただとか収入のない人たちが、安心して水を飲めるような状況をどうしてもつくる必要があると。残念ながら、この3年間の激変緩和措置がなくなるということですけれども、3年間たったからって、そういう人たちが激変緩和になれて払いやすくなるということはないわけで、やはりこの制度は強化して、さらに続けていくべきだというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

水道事業会計、いわゆる公営企業独立採算性という観点からいくと、なかなかその減免制度というのは、制度を設けていくことは難しいのだろうと。これは今までもずっとそういうようなことで言ってきました。ただ、前回の措置は、福祉サイドの点から見て、現実に高齢者だとか母子世帯ですとか障害者世帯で、現実に生活に困窮されているような方を福祉サイドの施策で拾うことができないかと、応援することができないかというようなことで、3年間の助成措置を設けたわけであります。そういったことから、水道会計自体において減免制度を設けるということではなくて、福祉サイドの中で、そういったことがこれからも考えていくことができないかどうかということが論議されていくべきでなかろうかなというふうには思っております。ただ、水道、先ほどから増田議員も言われるように、一番大切なものが水である、水道であるわけですから、まずはその水を確保しなければ生活をしていけないということになると、当然お支払いをいただく方についても、まず一番先には水の料金を支払っていただくのが一番かなというような気もするのですけれども、これはなかなか難しいのと、この後の給水停止もそうですけれども、全く納められない方はさっきも言ったように本当に居所不明の2人か5人しかいない。あとの方はみんな納めるのですけれども、その納めるまでの経緯がいろいろあって、催告があったり督促があったりいろんなことがあって、給水停止をしますよと言ったら納めてくれるというようなこともあって、私は何とか高いことは、これはもう先ほど来言っていますように、ご指摘のとおりなのですけれども、何とか水道料についてはご理解いただく中で納めていただくように、そしてまた我々としては今言う減免ということではなくて、福祉施策の中で何か考えられるようなことがあれば、また考えていかなければならないし、先ほどご指摘あったように、水道料金そのものを下げていくということに努力はしていかなければならないというふうに思っておりますけれども、制度として水道会計の中に、今、減免制度を設けるということは、ちょっと難しいのかなというふうには思っております。

再質問 8番 増田武夫

独立採算性ということで、そういう中では設けられないということは、再三答弁されているのですけれども、本来は独立採算性ではあっても、水道会計の中で減免制度をきちっと持つことが僕は本来だと思いますけれども、しかしそれができないということであれば、福祉施策の中で援助をやっぱりすべきだと思うのです。それで、まず大切な水の料金を払ってほしいと、こう言われますけれども、一方では国保税も滞納家庭が 19%、20%近く滞納していると。やっぱり共通しているわけですよね、払えというような人たちは。だから、そうであれば、やはりまず生活するほうも水から先に払うのだと思うのです。だから、国保は病院に行かなければ、仕方ないかということで払わない、水道から払うというようなことになるのだと思うのですけれども、それでも全体では 518 世帯に督促を出さなければならないような状況だと。しかし、督促されても、なおあれで、25 世帯、今年度は 30 世帯ぐらい給水停止に至ると。やはりとめられたら生きていかれませんので、まず何らかの形で払って、最終的にとめ続けているのはいない人だけだよと、これは当然の話で、生活しているのにとめられていたのでは、死んでしまうわけで、だから、そうした点では国保なんかも滞納しているけれども払わないで、まずこれを払うということにはどうしてもなると思うのですけれども、だけれども、やっぱり安心してそういう収入が突然なくなっちゃったりしても、安心して水だけは飲んでいかれるような町にしていかないと、それこそ質問の一番最初でないけれども、やはりこの町に住みたいということになっていかないのだと思うのです。だから、やはり尐なくとも3年間の時限のものは延ばすべきだし、もっと充実させてもう尐し充実した援助をすべきだと。それがやはり生活していく上で最低のこの条件ですので、それはぜひやってほしいと思いますが、いかがですかね。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

水道料の高い安い、先ほどから言っていますけれども、それぞれの市町村にそれぞれの理由があって、特に本町の場合は、何回も言いますけれども、幕別と札内が上水道をつなぐ、その間9キロあたりでは、水道を利用される人がいないというようなこともあって、その分がすべて受益者負担だということでかかっている部分が水道料金を押し上げているということになるわけですけれども、我々としては先ほど言いましたように、福祉施策の中で尐しでも負担を軽減していくという手法ももちろん大事でありましょうし、先ほど言われた水道料金そのものを尐しでも下げていくということに努力していくことも大事なことなのだろうというふうに思っていますので、それらも含めて、できる限り負担をふやさないように、あるいは減免なり、助成なりという制度が確立できるような方向の中で、いろんな検討はしていきたいというふうに思いますけれども、なかなかそれ、今言ったように水道だけですべてが解決するものでもないし、いろんな問題、増田議員おっしゃられるように、1人の人間が払わない、滞納するというのは、大体二つ、三つ、四つと、重なっている部分が多いというようなこともありまして、それではすべて減免すればいいのかということにもなかなか難しい問題もあるのだろうと思いますけれども、いずれにしましても、何とか料金の安い価格の中で安心して水を使ってもらえるような体制づくりということは、これは当然我々としてやっていかなければならないことだというふうには思っております。

再質問 8番 増田武夫

1人の人間が、幾つもの公共料金なんかを滞納せざるを得ないというような状況も広範に存在しているのだと思うのです。次の給水停止の問題なんかも、給水停止が目的でないのだと。やっぱりそのことによって、みんなと住民との接触を図っていく一つの手段のような考え方のようでありますけれども、しかしやはりその考え方そのものがちょっと違うのではないかなと思うのです。住民と町との信頼関係がきちっと構築されていけば、いろんな困難なことを町にも相談に来たりいろいろすると思うのですけれども、そういうものが築かれていないと、なかなか呼び出しても、ただ計画的に払えだとかそういうことしか詰められないということになると、やはり町との接触もなかなかしない、信頼関係がきちっと築いていかれないということにもなっていきかねないと思うのです。だから、そうした意味で言えば、それは払ってないから給水停止しますよという、給水停止予告をされれば、これはやっぱり給水停止されたら大変だから、まず何を置いてもそれを払うということにこれはなるとは思うのですけれども、しかし、だから、そういうことに援助をすれば、その援助がほかの滞納にもいい影響を与えていく。だから、全部すべて減免を完璧にしなくても、例えば国保税なんかの減免制度をきちっとすれば、水道料は払えるようになるだとか、そういう関係にあるのだと思うのです。やはり生きていくためにどうしても必要な水は、お金がなかったら減免で安い料金で受けられるのだという、そういう温かさといいますか、町の姿勢というものがそこにあらわれれば、住民との関係も良好になっていくし、やはり生活していく元気も出てくるのではないかと思うのです。だから、ぜひこの命に欠かせない水は、きちっと減免の制度としてできなければ、福祉できちっと救っていくべきだと思いますけれども、もう一度その辺の。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

私はさっきから言うように、命にかかわる水は、まず一番先に料金を払ってゆっくり安心して水を飲んで生活していただくのが、私は大事なことなのだろうかと思いますし、もう一つ今信頼関係ということでありましたけれども、信頼関係はもちろん町職員として大事なことですから、当然だと思いますけれども、ただ信頼関係ということは相手も信頼をしていただくことにつながらなければ、お互いの信頼関係ができないのですけれども、その相手が話もできなければ、顔も見られない。そんな中で一生懸命一方的に走っていって、いないから、はがき置いて帰ってきてというような繰り返しの中でいくと、これもなかなかおっしゃられるように信頼関係できてこないのかなというふうに思いますし、私どもはさっきから言うように、決して困っていて払えない、本当に今何も持っていない人に、その場で金を払えなんていうことを言って接しているわけではなくて、何カ月も前から連絡をとり合いながら、どうですかと言いながら接触をしたいと、あるいは接触をしながら、お願いしたり、お互いに相談し合った中で、信頼関係ができていくのだろうというふうに思うのですけれども、今の停止までいくような方は、逆に信頼関係どころか、もう払わないのだ、払うことが必要ないのだみたいな言い方の中でお互いの接触をしていると、なかなか結果としていいものに出てこない。そういうような停止的なところまでいってしまうのかなというふうに思いますので、さっきから言うように、答弁にもありますように、停止することが目的ではなくて、何とか接触しながら、お互いの信頼関係の中で解決していきましょうと。そういう道のためにも、そういう道をこれからつけていくためにもぜひ接触をし、話し合いをし、そして納めていただくようにお互いに努力なり、手法を考えていこうということが、これからも私は大事なことなのだろうというふうには思います。

再質問 8番 増田武夫

これ、こっちに例えば、困難でもう収入がなかったら、こういう減免制度もありますよ、福祉の援助もありますよということであれば来ますけれども、そういうものもなくて、払ってないから接触して払いなさい、払いなさいでは、これは信頼関係につながっていかないのだと思うのです。だから、本当に困っている人もいるわけです。それは不届きな人もいると思うのですけれども、そうでなくて、やはりこの払わない本当に多くの人は、やはり払うのが困難で、払えない人がほとんどだと僕は思うのです。だから、そういうことから言えば、そういう人に対しては、こういう救いの手がありますよというものもきちんと町のほうでやっぱり用意しないと、それは信頼して信頼関係を結ぶということにはならないというふうに思うのですよね。だから、これはいろいろな場面でもそうだと思うのですが、ぜひともそういう姿勢をとって、やはり福祉でもなんでもの形でも構わないと思うのですが、援助のそういう施策をぜひとっていっていただきたいと、このことを求めたいと思います。それから次に、営農用水料金の引き下げの問題でありますけれども、町でもいろんな営農に対する援助はしていると、るる述べられましたけれども、そうした点は大いにこれからも頑張っていただきたいというふうに思います。ただ、今回、忠類の東部地区が簡易水道料金と同じ料金になるということで、恐らくその人たちは今度の料金については非常にびっくりする、今まで安い料金のあれでやっていましたので、そういうことになると思うのですけれども、今、酪農で言いますと、大体 100 頭飼っておりますと、普通の経営では大体 200 トンぐらいの水を使います。それから、やはり今 100 頭というのは尐ないほうのようなもので、やはり 500 頭だとか 1,000 頭なんていう人も中にはいるのですけれども、だからそういうことからいうと、300 トン、500 トンと月に使うのが珍しくないというふうに思うのです。そういう中で言えば、例えば 400 トン使えば、幕別の簡易水道では年間 60 万円からの水の料金になるのです。やっぱりそういうことになりますと、やはり自分で管を打って自前で賄うだとか、わき水を使って飲み水だけはそっちで賄うだとかということで、どうしても簡易水道、水道からの利用を減らす努力をせざるを得ないという、そういう関係にあるのだと思うのです。やはりそういうことを考えますと、今度、忠類地域の全域が簡易水道料金になるということを考慮しますと、やはり直接的にそういう経営支援をするためには、もう尐し、先ほど4割ぐらい減免しているのだというお話で、これはこれとして、大切なことだと思うのですが、さらなる援助をすべきではないかと、さらなる引き下げをすべきではないかと。そのことによって、自分で苦労して自賄いの水を確保するということでなくて、下がったことによって簡易水道をみんなが使うということになれば、低くして設定しても、収入としては従前の収入を確保できるというようなことにもなると思うので、そのことを再度求めたいと思いますけれども、いかがでしょうか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

簡易水道につきましては、先ほどもちょっと答弁書で触れましたけれども、管内的に見ても本町の簡易水道は、順位でいきますと大体中ほど、9番目ぐらいだというふうに言われますし、この後5番目に出てくる質問のように、更別、大樹のほうがずっと高いというのが実情のようでありますから、そういった意味では、特別上水道からすると、幕別の簡易水道料金が高いということにはならないのだろうというふうに思っております。ただ、おっしゃるとおり使う量が非常に大きな量を使われますから、この辺はいろいろ負担される方については大変な面があるのだろうと思いますけれども、ただ、これも酪農家の方も忠類あるいは幕別、札内、いろいろいらっしゃって、簡易水道を使っているところもあれば、札内のほうに行くと上水道を使っている農家もあったり、酪農家もあったりというようなことで、そうすると、上水道使っていると非常に高い料金になっているのかなというようなこともあります。そういったことで、今までは 20 トンまでは 200 円のやつを、それ以降は4割減にしているというようなことで対応してきたわけでありますし、今回、忠類地区が一本化されるということでありますので、今後の料金体系というのは、これは考えていかなければならないわけですし、ずっとこれ料金今まで据え置いてきておりますから、これを上げるというとまたおかしいことになるのかもしれませんけれども、ただ、料金あるいは酪農家に対する支援といいますか、助成ということについては、町全体的な中で考えていく必要はあるのだろうというふうには思っております。

再質問 8番 増田武夫

この際、東部も一緒になるということもあって、この際、提案したのが、大樹と更別の水道を利用している人たちの関係なのですが、大体大樹にしても更別にしても、二十五、六%のこっちの料金より、使う量にもよりますけれども、大樹の水道であれば 300 トン使えば 26.8%こっちより高いと。そんな関係で、やはりこの公平ということからいえば、公平にするということで、忠類の簡易水道も高いこっちのほうに4年かけて合わせたわけですよね。そういう点からいえば、今回全体が一緒になるということも考慮して、この更別や大樹の水道を利用している方々については、やはりうちの簡易水道料金まで引き下げることが、料金直接することはちょっと難しいと思うので、それは何らかの形でそれは支援すると、そして同じ料金にするという必要でないかと思いますけれども、いかがでしょうか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

公平性ということからいきますと、まさか更別、大樹にうちの料金と合わせてくれというようなことは、やっぱり申し上げることにはならないわけですから、結果的には高く納めてらっしゃる方に対して、町として応分の助成をするなり、何らかの方法ということになるのだろうと思いますけれども、先ほどちょっと数値を申し上げましたけれども、単純に足し算していくと、大体100 万円ぐらいかかることにはなるわけでありますけれども、そういった中で、片一方ではそういう高い料金で営農をされていると。そして、先ほど言いましたように、日新ですとか西和ですとか途別のほうに行くと、上水道の料金で減額なしで高い料金で今やってらっしゃるところもあると、そういったことを考えると、やはり全体的なバランスを考えていく必要があるのかなというのと、また区分が酪農用とか営農用だとか一般家事だとかと、いういろんなそれぞれの町によって、簡水の分け方もあるようなものですから、そういったこともどうなのかなということで、一応内部で検討をさせていただきたいということは、先ほども申し上げたのですけれども、古くは忠類村時代からこういうお話は出ていたということもお聞きしましたので、そういったことも踏まえながら検討すべきでないかなというふうに私は考えております。

再質問 8番 増田武夫

いろいろな複雑な要素があるとは思うのですけれども、安かったものだけ合わせて4年かけて高くしたけれども、高いのはそのままだというのでは、これは片手落ちだというふうに思うのです。やっぱりこれ行政側の都合といいますか、いろんな要素があるのですが、大樹のものを利用したり、更別ものを利用したりするのは、それぞれの関係で、そうせざるを得ない当時の状況があって、そのようになったわけなのですけれども、そうであれば、町民として住民として、やはり同等な扱いを受けるような措置をやってほしいと、そういうふうに思います。それにいたしましても、予算が必要なことでもありますし、それから今言われたような水道水を使っているという、簡易水道でないところもあるというお話ですので、そうした点の扱いも考慮も要るとは思うのですが、ぜひともそうしたことも考慮して、簡易水道料金並みの料金でいかれるようにやってほしいと思いますけれども、そういう方向で検討してもらえるということですか、どうですか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

簡易水道、上水道含めて、営農酪農対策として、どういう料金体制がいいのか、そして今言うように、公平な負担をしていただくためにはどのような手法をとったらいいのか、それらを検討してはどうかということであります。

出典:幕別町議会 平成23年第1回定例会 2011年3月8日 議事録 PDF(61ページ) 間違いを知らせる