幕別町議会 平成21年第1回定例会 2009年3月12日
地域経済を守るための対策について
2009年3月12日、幕別町議会の一般質問で、中橋友子議員が「地域経済を守るための対策について」質問し、町長 岡田和夫、土木課長 角田和彦、経済部長 飯田晴義が答弁しました。
- 質問者
- 中橋友子 議員
- 答弁者
- 町長 岡田和夫、土木課長 角田和彦、経済部長 飯田晴義
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 中橋友子
通告に従いまして、2点について質問を行います。はじめに、地域経済を守るための対策について、お伺いするものであります。昨年の秋以来、日本の経済はかつてないスピードで悪化を続けています。地域経済の現状について、日銀の帯広事務所では、停滞感の色が大変濃いという状況が続いている。また、帯広の財務事務所では、全体としては弱い動きであると、いずれも十勝の厳しい現状を示しています。具体的な経済指標を見ますと、例えば、公共事業であれば、10 年前の 1998 年には、十勝で総額 2,100億円になっておりました。しかし、昨年の 12 月末の数字は 596 億円、实に 70%も落ち込んでいます。同じように、住宅の着工がマイナス 8.5%、前年比でありますが、また、個人消費についてもマイナス 1.6%、その上有効求人倍率は、12 月で 0.52 といずれも低い数字であります。景気回復のためには内需が拡大するように、この幕別においては基幹産業の農業と、また、中小企業をしっかりと支えて、特に雇用と生活の安定を図っていくことが強く求められています。とりわけ町が発注する公共事業や業務委託、また、業者の支援策は町民全体の雇用にも深くかかわり、経済対策の重要な柱と考え、以下の点についてお伺いするものであります。はじめに、新年度の主な公共事業について伺います。2点目は、全国的に社会資本の老朽化が進んでいると指摘されています。災害対策の上でも、施設を大切に、そして長期に活用する上でも、維持や補修の公共事業が重要であると考えます。一つには、町道や橋を含む公共施設の点検の現状はどのようになっているのか。二つ目には、国が河川や公営住宅、都市公園なども対象に広げた町寿命化修繕計画というのを位置付けていますが、この策定についてとり行うべきと考えるがいかがであるか。また、維持補修など、小規模事業に力を入れ、地元業者の受注の機会を増やすことも大切と考えます。いかがでしょうか。さらに、融資制度の問題であります。融資制度を積極的に活用できるように支援をすべきであり、まず、緊急保障の対象拡大を国に働きかけてはどうか。さらに、一般保障に導入された責任共有制度をもとに戻すことも必要であると思います。また、各種融資制度の周知や活用、相談の積極的な展開など求めるところです。4点目は、コスト軽減のために、町はこれまで外部委託を進めてきました。業務委託や指定管理制度の適切な単価契約と、従事者に対する適切な労賃の支払いが求められます。そこで、委託従事者の雇用形態や賃金の实態調査などについて伺います。また、契約時に積算労賃に基く適切な賃金の支払いを、文書で示すなどの指導を行うべきと考えますがいかがでしょうか。また、公契約条例制定の取組むについてもお伺いいたします。2点目の質問は、第3次行政改革大綱についてであります。平成 18 年からスタートいたしました第3次行政改革大綱は、残すところ、あと2年となりました。住民サービスの低下や負担増を大変心配してきたところでありますが、特に職員定員の適正化においては、6.6%の削減を目標として進めてきています。地方分権や国の後期高齢者医療制度、さまざまな保険制度。また、予算の内容などなど業務が増えている中で、職員の個人負担はこれも大変増えているものと推察いたします。職員の毎年中途での退職者も見受けられ、業務遂行や健康面に問題を与えてはいないかとも考えます。文書全体での連係した業務の遂行や援助。また、行革大綱の目標のあり方も含めて、町長の認識と対応について、お伺いするものであります。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
中橋議員のご質問にお答えいたします。はじめに、「地域を守る経済対策について」であります。ご質問の1点目、「新年度の主な公共事業について」でありますが、投資的事業につきましては、一般会計総額では約 12 億 5,900 万円であります。前年度と比較いたしますと約2億 9,400 万円の減となりますが、昨日来お話しておりますように、平成 20 年度における国の2次補正予算に関連した本町の地域活性化・生活対策臨時交付金事業が实質的には平成 21 年度に繰り越されることから、この事業費約4億 2,900 万円を加味しますと約1億3,500 万円の増となり、一定規模の事業に取組めるものと考えております。新年度の主な事業といたしましては、町道整備事業が 10 路線で約1億 4,000 万円、札内西緑化重点地区総合整備事業で約 8,500 万円、道営畑総事業が4地区で約1億 7,200 万円、札内中学校大規模改造事業で約1億 9,300 万円、葬斎場改修工事で約 2,400 万円などであります。ご質問の2点目、「社会資本の老朽化に伴う維持・補修事業について」であります。はじめに、「公共施設点検の現状について」であります。道路・橋梁につきましては、通年の道路維持管理業務において日々の道路パトロールのほか、特に春先の融雪後における路面状況の確認など、安全な道路環境の確保を図っているところであります。また、都市公園遊具等につきましては専門的知識を必要としますことから、春の一斉点検を委託業務にて实施しているほか、草刈り等、日常的維持管理の中でも点検を行い、公園施設の安全確保を図っているところであります。次に、「長寿命化修繕計画の策定について」であります。国土交通省では、高度経済成長期に集中投資した社会資本インフラの老朽化が、今後、急速に進展することから、予防保全的な管理・修繕を目的として、平成 20 年度に道路橋梁、平成 21 年度には公営住宅・都市公園などの「長寿命化修繕計画」の策定に対する補助制度が導入されました。本町の道路橋梁につきましては、本計画の策定に必要な事前調査であります橋梁点検調査委託を平成 20 年度~22 年度に行い、その後、本計画を策定してまいりたいと考えております。また、都市公園及び公営住宅の「長寿命化修繕計画」につきましては、平成 21 年度中に策定を行い、予防保全的な維持管理による事故防止と施設長寿命化により、利用者の安全を図るとともに将来的なコスト低減を図ってまいりたいと考えております。次に、「小規模事業の地元業者の受注機会の増加について」であります。小規模な維持補修工事としましては、公営住宅、小・中学校、近隣センターなどの施設におけるドアや窓などの建具の補修、内壁・床・天井などの補修、給排水管の補修、畳の表替えなどが考えられるところであり、施設の老朽化などに伴って、修繕が必要となるケースが発生した場合は、適切に対応をしていく考えであります。また、本町では、昨年の7月から「小規模修繕契約希望登録制度」に取組み始めたところであり、町の広報紙、ホームぺ―ジなどを通して制度の周知に努めるとともに登録を呼びかけておりますが、現時点におきましては、8業者の登録实績となっております。修繕の発注におきましては、その内容に応じて、登録業者への発注に配意してまいりたいと考えております。ご質問の3点目、「融資制度を積極的に活用できる支援について」であります。はじめに、「緊急保証の対象拡大を国へ働きかけることについて」でありますが、対象とならない業種からの認定申請相談があった場合、国に対して、支庁を通じて北海道が取りまとめ拡大の要望をすることとされており、今後も拡大が図られるものと考えております。なお、対象業種数につきましては、制度開始時の 545 業種から、追加変更され、2月末現在で 760業種となっております。次に、「一般保証に導入された責任共有制度を元に戻すよう国に働きかけることについて」であります。責任共有制度は、融資先の企業が破綻した場合などに、保証協会と金融機関が責任を分担し、融資額の 20%を金融機関が担うこととなっておりますが、本町が实施しております中小企業融資では、小口零細企業融資保証制度の貸付枞を設定し、1,250 万円までの融資に対して、全額保証付きとなっており、これに全額保証付となっている緊急保証制度によるセーフティネット資金と併せますと、現時点におきましては、企業の資金需要に十分応え得るものになっていると認識いたしております。次に、「各種融資制度の周知や活用、相談など積極的に行なうことについて」でありますが、今後とも、資金需要の時期などを捉え、商工会や各金融機関と連携しながら、町の広報紙やホームページなどを活用し、PR してまいりたいと考えております。ご質問の4点目、「業務委託や指定管理者制度の適切な単価設定と、従業者に対する適切な労賃の支払いについて」であります。はじめに、「委託従業者の雇用形態や賃金などの实態調査について」でありますが、町といたしましては、委託業務の履行にあたり、受託業者は労働基準法をはじめとした関係法令を遵守した上で、従業員に就業させ、その対価としての賃金を支給していると認識いたしておりますが、雇用形態や賃金の实態調査の实施につきましては、今後、他市町村の情報収集に努めてまいりたいと思います。次に、「契約時に、適切な賃金の支払いを文章で示す指導について」でありますが、町と受託業者との契約におきましては、「受注業者は従業員に関する諸労働法規上の責任を負うものとする。」と規定しておりますので、契約時には、受託業者に対して、この条項を遵守することを口頭にて促してまいりたいと思います。次に、「公契約条例制定の取組みについて」であります。現時点におきましては、先進事例を研究中でありますが、事例の一つとして、尼崎市におきまして、平成 20 年 12 月に議員提案により「尼崎市における公契約の契約制度のあり方に関する条例」が提出され、現在、継続審査されているとお聞きいたしております。条例が制定されれば全国初となるものであります。この条例案では、受託業者が労働者に支払う給与について、「市の行政職の高校卒業初任給基準を下回らないこと」を明記している点に関して、時給に換算すると県が最低賃金法を基に定める最低賃金を大きく上回ることになり、仮に受託業者が最低賃金と条例で定めた賃金との間の賃金で雇用した場合、法的な面で疑義が生じるという指摘がされております。このことは、先進的な取組みの一例ということになるわけでありますが、公契約条例制定につきましては、条例を制定することの意義や内容面での課題など、いろいろあると思いますので、今後も継続的に研究を続けてまいりたいと考えております。次に、「第3次行政改革大綱について」であります。ご質問の「部署全体での連携した業務の遂行や、援助、また、行政改革の目標のあり方も含めての認識と対応について」でありますが、職員数の適正規模につきましては、行政改革大綱推進計画において、職員定数削減の数値目標を掲げた定員適正化計画を策定し、定員規模の適正化を図っていく方針としておりますことから、平成 19 年度に「幕別町定員適正化計画」を策定し、本町の目標とする職員数を246 人とし、平成 23 年度の達成を目指す方向で進めているところであります。最尐の経費で最大の効果を上げるという基本原則のもと、可能な範囲内での職員数の減尐に取組んでいるわけでありますが、他方、地方分権の推進や国の制度改正などにより、事務事業が高度化、複雑化、増大化してきていることも事实であり、職員への負担が増えていることも確かなことであります。そこで、職員全体で協力し合い、連携した業務の遂行に努めることが大切なことであると認識しているところであり、必要に応じて職員の理解を得ながら、課内、部内そして他部署からの人的応援体制を敷くとともに、臨時職員も配置するなどして事務事業の遂行に努めており、今後も同様に進めてまいりたいと考えております。また、職員定員の適正管理につきましては、今後も基本的には行政改革の目標及び定員適正化計画に沿って進めてまいりますが、状況の変化によっては、必要に応じて見直していくことも考えておりますので、よろしくご理解をいただきたいと思います。以上で、中橋議員のご質問に対する答弁とさせていただきます。
再質問 1番 中橋友子
それでは、再質問をさせていただきます。総額で今年の公共事業は、一般会計で 12 億 5,900 万、補正を入れまして、これが4億 2,900 万ということでありますから、17 億の事業に取組まれるものと思います。これが今年1年間、幕別の住民に応えた仕事になると同時に、このお金がやはり地域の経済の活性化に活かされる。地域の事業者にとってもそれぞれがこの公共事業によって、事業として成り立っていくような支援にもなるような、そして、そこの雇用者がきちっと働き続けられることができるような、そういう活かされ方が、この公共事業を取組むことによってもたらせていくことを期待したいというふうに思います。私、今回、公共事業の問題を取り上げたのは、もう今まで、昨日から始まった議会でも、その経済難、それから、大不況、雇用問題、町の経済の問題。これらのことがそれぞれの議員の方たちから問題提起がされておりました。私も同じ認識でおります。同時に、そういう場合にどういうふうにしてこれを打開していくかということは、もう理事者も、それから、私たちも本当に知恵を絞っていかなければならないことだというふうに思っています。これまでの公共事業は、どちらかというと、新設、箱物といいますか、そういうものが多かったのですけれども、もうそういうことは、特にうちの町は、平成8年にたくさんの投資したということもありましたから、早くから切り替えて、小規模な事業、それから、維持補修ということに赴きを置いてきたというふうには理解しております。これは幕別町だけでなくて、ようやくここに来まして、国全体もそういう動きになってきたことが、補正予算、二次補正、あるいはこの質問の項目にも挙げましたように、町寿命化の修繕計画等に対して補助をするというようなメニューもつくられてきたというふうに理解しております。そこで、まず、補修点検の問題からお尋ねするところですが、日常的に町が道路ですとか橋だとか、そういうものの安全をパトロールによって点検してきたということは承知しているところなのですが、具体的に目視だとかパトロールだけで済まないような痛みというのも出てくると思います。それが将来的には、かなり投資をしてきちっと施設をつくっていかなければならないということになりますので、このところを掘り下げた点検なども必要になってくるのだろうというふうに思います。そこで、これは国のデータなのですが、例えば、日本にあります橋、この橋がどれだけ点検されているかというデータが、国土交通省で昨年出しておりました。この中によりまして、長さ 15 メートル以上の橋が全国で 14 万 6,000 本あるそうなのですが、このうち国の管理は尐なくて、地方の管理は 13 万 4,410 本。实に 92%ですね。これが過去に一度も点検されていないというのが、全体で 54%という数字なのですね。地方の管理は、この 54%の中の8割以上を占めているということでありますから、今、災害ですとか、昨日もありましたけれども、そういったときにライフラインと併せていち早くこういうことが問題になってくるのだろうというふうに思うのです。幕別町も、やはり町で直接管理する橋というのは相当に上ると思うのですが、これらがどのぐらいあって、今まではどんな点検されていたのか。そして、1点目、2点目重ねますが、長寿計画の中でどう位置付けていかれるのか。はじめに伺います。
答弁 土木課長 角田和彦(土木課長は2013年3月まで)
まず、橋の数でありますけれども、町内には 169 の橋がありまして、その中にはボックスカルバートといって、コンクリートの四角い箱状のものが8橋ございます。ですから、健全たる橋というのが 159 橋ございまして、その中で今回 15 メートル、国の方で補助制度に乗ってやっていいですよという部分。15 メートル以上の橋なのですけれども、これが 82 橋ございます。1橋は十勝中央大橋でございますので、これは音更町との共同管理しておりまして、音更町の方で点検を实施をするということになっておりますので、町としてやるのは、81 橋。そのうち2橋については点検をしておりますので、79 橋について、平成 20 年度の補正予算で点検の予算を挙げさせていただいております。残りについては、87 あるのですけれども、ボックスが8橋ありますので、79 が 15 メートル以下の橋ということになっておりまして、それにつきましては、今度は交付金の中で、これは全部、最初は単独費でやりなさいということだったのですけれども、交付金事業の中でやっていいですよということになりましたので、これについては引き続き、平成 22 年度に点検を行って、それ以降に長寿命計画をつくっていきたいというふうに考えておりまして、国では市町村道につきましては、25 年度までに計画をつくりなさいというような言われ方になっております。それから、内容ですけれども、今までどのような点検をしてきたのかという内容ですけど、町長答弁にあったように、目視等の点検でありまして、詳細にわたる点検というのは根本的にはしていないというのが实情でありまして、阪神淡路大震災の後にも、ある一定規模の橋について見なさいということで指示が来たのですけど、それのときにも2橋については点検をしたという経緯はあるそうですけれども、本格的な点検という形はとっていないのが实情であります。それから、長寿命計画の中でどのようにしていくのかということでありますけど、それについては、正式な形で点検をして、そして、そのものについて必要があるのかないのか。それから、今後、例えば、高欄のペンキ塗りは何年に1回していかなければならないだとか、プラークがひどいので、これについてはもう尐し、表面を削って、中の構造を見なければならないだとか、そういった部分については点検の結果を受けて、そういった年次計画をつくって、最終的には寿命を延ばすと。軽易な段階で、病気で言えば、症状が軽いうちに対処して重くしないで寿命を延ばしていこうというような計画の中身になっておりますので。
再質問 1番 中橋友子
詳細な内容についてお知らせいただきました。自分も求めていた点検の中身というのが、そういうことであったのでよかったなというふうに思いました。ただ、うちの町は、今、橋のことが非常に厳しい状況ですので、それはしっかりとやっていただくと。ただ、この後段にも、都市公園のこと、あるいは公営住宅のこと、さらに公共施設たくさんございますよね。いずれも形あるものは壊れていく。これまではどちらかというと、議会にはそういったものについては、建物なんかそうなのですけれども、耐用年数、これはいついつまで寿命がありますよというような形でお知らせいただいたと。だけど、具体的にその耐用年数に至るまでは、どんな手立てをしていくかというのはあまり見えなかったのですよね。今の橋もそうなのです。それで、国が今回こういう方針をつくったというのは、大いにそれに乗って、補助があるわけですから、それを活用してやっていって、そのことが地元の方たちの仕事につなげていくと。橋一つでもいろいろな業者がかかわっていくようになると思いますので、そういうふうにしていくことが大事だと思うのです。そこで、その橋と、あるいは公園だとか公共施設だとか、いろんなものの修繕維持の計画がそれぞれ始まっていくと。实際に計画は持つが、まず点検から始まっていって計画になっていくと思うのですけど、それぞれお金を伴うことになっていきますよね。そうすると、昨日来からの論議で、税制不足、財政問題が必ず出てくる。こうなってきますと、私はこういった公共施設のその修繕計画だとか維持補修すべてなのですが、一元化によるストック計画といいますか、そういうものを持っていかなかったら、なかなかうちの町の規模では全体を進めていくという点では難しいのではないかというふうに思うのです。現在は、それぞれの施設が担当部署で、今、課長お答えいただいたように、橋であれば土木の方だと。あと、文化施設であれば教育委員会だとか、いろいろ分かれますよね。部署部署でやるのですけれども、しかし、お金の出所は同じですよね。そうなってくると、全体のその一元化したストック計画を持って進めていかなかったら、長い将来にわたっての維持補修に責任を持つという方向には向いていかないのではないかと思うのです。その辺の考え方はどうでしょうか。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
お話ありましたように、それぞれの施設がこれから長寿命化計画を持つわけであります。ただ問題は、財政の問題が、おっしゃられるように、これから付いてくるわけですけども、まずこの計画を立てなければ、今後、国としては財政支援はしない。こういうのも一つあります。それと、教育委員会なんかではすでに耐震化の計画を立てて、それに伴って、今、調査をやり、今年度調査が完了した時点で、いわゆる改修計画を具体的に決めると。ですから、いろんな部署がそれぞれの計画を、いろいろな制度を活用した中で積み上げをしていったものを、それがいわゆる企画なりどこかの担当のところで、いわゆる实施計画なり総合計画の中で調整をしていくというようなことになっていくのだろうというふうに思いますので、私はまずは担当でいろいろなものの積み上げ、そして、それらを集中して、今おっしゃられるような計画づくりをしていくことがいいのではないかなと。そういうような思いでは、今の段階ではおります。
再質問 1番 中橋友子
結局これまでもそのような形をとってこられたということだというふうに思います。ぜひそれが、もっともっと見える形で、私たちにもお示しいただきたいですし、適切な維持補修が行われていくことが本当に望ましいというふうに思います。細かいことですけれども、昨年もここでありましたけれども、例えば、道路一つでも、早くに手立てをとって補修をしていれば、こんなに傷まないのに。こんなにお金投資しなくて済むのに。しかし放置されているとか。あと、開基 100 年のときにつくった明野ヶ丘公園ですとか、都市公園あちこちにありますけれども、なかなか朽ちた者があちこちに見えてもきちっとされないとか。やっぱり心傷むのですよね。だからそういうものも含めて、台帳に載って、それが順次計画的に改修に向かっていく。ローテーションされていくということを、より力を入れて取組んでいただきたいというふうに思います。お答えは先ほど町長からいただきましたので、よろしいです。さて、次の質問であります。この改修の中で、ぜひ位置付けていただきたいとことが一つありますが、地元の業者の仕事づくりという位置付けです。先ほどもちょっと触れましたけれども、地元のその業者にとって、公共事業が非常に大事だということは、もうこのところ、切々と訴えられています。その中で、小さくは、ここでは小規模修繕のこともお尋ねしたのですけれども、なかなか、スタートの段階ですから、一気に業者が増えるという、登録が増えるというふうにはならないとは思うのですが、ちょっと増えていないと。それと、何というのでしょうか。例えば、土木の仕事をしていると。2、3人の従業員でやっているのだというような人たちが、大きな仕事を、仕事はあった方がいいのですけれど、大きな仕事は求めても求められない状況であるけれども、せめて年間に、町の仕事がうちの事業の半分ぐらいで、後の半分は頑張ってまわりから民間をとるからというような形で、2,000 万、3,000 万の仕事があるといいなというような希望を持って、ずっと事業やっていられる方もたくさん見受けられるのですよね。そういう方たちに、仕事がわたっていくように、小規模登録は本当に小規模なものですが、もうちょっと、中規模といいますか、そういった、以前は分離分割の発注なども求めてきたことがあるのですが、そういう観点に立って、業者全体に仕事が行き渡るような政策というのも非常に今、大事であるというふうに思うのですが、その辺の考え方はいかがでしょうか。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
私どもにとっても一番頭が痛いのは、業者の皆さんから仕事がないと言われるのが一番辛い思いをするのですけども。かといってなかなか厳しい状況の中にあっては、十分皆さんに満足していただけるだけの公共事業を用意する。確保するのもなかなか現实には難しい。そうした中では、今、当然のことながら、町内の指名業者については、ランク付けをしながら、それぞれの範囲内での予定価格で発注をしているわけであります。ですから、これらをさらに割ることによって、業者の仕事が増えるということも一つはあるのでしょうけども、ただ、そうなればそうなっただけで、また、いわゆるデメリットの部分、一つであれば、これだけの経費で済むのが、割ればまたそれだけの経費が上がるというような問題もありますし。また、業種によって、例えば、水道事業なんかは第三次拡張事業まで終わってしまうと、なかなか次の仕事が出てこない。あるいは、建築関係なんかも、先ほど来言われておりますように、もう大きな箱物なんていうことはなかなか尐なくなってきた。せいぜい大規模改修、あるいは今回、補正を組ませていただいた営修繕関係。そういったところでの仕事の範疇というようなことになって、全ての業者の皆さんに同じように仕事が行くというようなことは、なかなか確保するということが難しいのが現实でありますけども、おっしゃられているように、分離発注もそうでありますし、いろいろな角度から、何とか公共事業を確保し、業者の方々に仕事をしてもらうようなことについては、一層意を用いてまいりたい。そういう思いではおります。
再質問 1番 中橋友子
昨年の決算のときの事業者数聞きましたら、これはもう本当に一人二人のお店をやっている方も含めましてですが、1,039 ということでありました。ここに全部が仕事行くということにはならないとは思いますが、そこをいつも目を向けていただいて、一つひとつの、確かにコストの高くなるという面も場合によっては生まれてくるかとは思いますが、そこも、結局地元の業者が儲かっていかないと税収だって落ちてきますよね。そういうことも考えて、最終的なトータルまで見て、ぜひ手を打っていただきたい。このように思います。また、小規模登録の方ですけれども、8業者ということでありました。今回、昨年の暮れだったでしょうか。各業者にファックスで、申請の案内文書を送られるというような手立てもとっていられたというふうに聞いております。これはうちの町がしたというのではなくて、商工会を通してご協力をいただいてやったのだということでありますが、広報誌やホームページにも載っているのですけれども、实際商工会の組織率というのは、ここも本当に応援して、いろんな努力されていると思うので、バックアップが必要だとは思うのですが、今、34%、さっきの 1,039 に対しまして、これも昨年の決算のときに出していただいた数値なのですけれども、370 なのですよね。商工会の会員数。そうすると、そこには行き渡ったのだけれども、それ以外にはまだ行き渡らないという問題もありますので、そこはぜひ、広げていただいて、町のせっかくの制度が活かされるように、取組んでいただきたい。このように思いますが、いかがですか。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
ちょうど今、2月が指名願いの提出時期だったものですから、そんな中でもいろいろなお話をさせていただいて、もう自分のところも指名願いを出さなくても、小規模登録でいいのでないかというようなことの相談があったりしたところもあるわけであります。そういった意味では、広報にも何回か出させていただいておりますし、あるいは、一番いいのは、何とか、さっきの話でないですけども、私どもの声掛けていただければ、こういう制度もあるのだということが一番いいのでしょうけども、これもなかなかそうはいっても、来られない方もいらっしゃるのだろうと思いますけど。やはり自分の仕事を尐しでも確保していくために、町にも何かないかというようなことの声かけをしていただくことはありがたいですし、また、口コミで伝わっていくようなこともあれば、もっと広がっていくのかなというふうに思いますけども、絶えず心掛けて、広く住民の皆さん、業者の皆さんに周知されるように、努めてまいりたいというふうに思います。
再質問 1番 中橋友子
それでは、次、融資制度に移りたいと思います。1点目の緊急融資制度のことでありますが、業種の指定をもっと広げてということで、お尋ねをしました。ちょうどこの何度か見直されまして、この質問を出している2月の末に、80 ほどの事業が拡大されまして、680 が 760 までいったという経過があるのですけれども、この中で、私たちが要望されていた小さな薬を下ろしているところだとか、梱包業の人だとか、そういう人たちが対象にされたということで、非常に良かったなというふうに思うのです。ここで町長は、必要な人がいたら、十勝支庁を通して国に挙げていくようになるということでありますから、こういうふうに、拡大はされたといえども、業種が限定されているという事实は変わっていないので、今後もうちは対象になっていないというのが出てくる可能性はないとは言えないと思うのですよね。そこはぜひ、お答えいただきましたとおりに、早急な対応を求めたいと思います。次に、信用保証協会のこの保障の問題であります。お答えでは、小口零細企業融資制度の貸付枞 1,250 万までが全額保障付になっているから大丈夫なのだと。十分応えられるのだというお答えでありました。ただ、現实にはやはり、これは町が頑張って、1,000 万円まで全額保障料、それを超えたら2分の1ですか。そういう手立てをとっていて、うちの町としてはバックアップして頑張ってきたのだというふうには、それは理解します。ただ、これででは、本当にみんなが救われているかというと、やはり、これは改悪されましたのが2年前の 10 月なのですよね。だから、その2年前のその 10 月以前と 10 月以降の融資の状況を数字で追いますと、歴然としたやっぱり、差といいますか、落ちているのですよ。結局、2割分自分で持たなければならないというところが多いわけですから。特にこの枞を超えたらそうなりますからね。これ、全国的な数字なのですけれども、これまで保障協会でやっていた改訂される前は、大体年間53 万件から 54 万件の保障がされていたのが、その半年後には 48 万件に下がり、昨年の上半期では 45万件というふうに、どんどん落ちてきているのですよね。そういうふうになってきますと、やっぱり以前の 100%のときとは、業者に与えている影響は違うのだなというふうに思います。やっぱり業者の方たちは、運転資金につまづくというか、資金ショートを起こさないというために、本当にご苦労されているのですよね。ここのところに、やっぱりきちっと手立てをとっていくということが、仕事ももちろんそうですけれども、仕事をやってもらうためにも、業者はきちんと健全で元気でいてもらわなければならない。そうすると、その融資の問題も生まれてくるということでありますから、足りているのだということではなくて、やはり2年前は全額保障というのがあったわけですから。そこに戻すように、ぜひ国に働きかけていただきたいというふうに思うのですけれども。十分間に合っているというお答えで、ちょっと私不満なのですが、どうでしょうか。
答弁 経済部長 飯田晴義(経済部長は2013年3月まで)
これは 19 年の改正によりまして、金融機関も2割の負担をする。責任を持つというような改正になったわけなのでありますけれども、これももともとのその改正に至って起因といいますか、原因といいますのは、銀行がばんばん貸してしまう。いわゆる貸す方にも当然責任があるわけなのですが、とにかく貸してしまうと。それが結果的に業者を追い詰めるといったことになっていったということもありまして、やっぱり貸そうとしてもしっかり責任を持ってもらって、その資金制度を運用していこうという、そういう経過があったということであります。そこで、現状においては、確かに小口融資があります。それともう一つ、セーフティネットの方も答弁させていただいたのですけども、現状、この厳しい中では、セーフティネット資金、全額保障付でありますので、そちらの方で十分対応、そちらと合わせまして、対応をしていただけるのだろうと思っております。ただ、この国の緊急補助制度がなくなったときには、はたしてどういう状況になっていくかということを見定めながら、対応はしていかなければならないなというふうには思っております。
再質問 1番 中橋友子
銀行の無謀なやり方というのは、そこはそこであるのでしょうけれども、しかし、实際に私たちが業者の方からお聞きするのは、本当に必要なときに、ハードルが高くて借りられないというのがやっぱりあるわけですよね。このセーフティネットもあるし、うちの町は、先ほども言ったように保障してきたと。保障料の保証をしてきたということですから頑張ってきたのです。だけども、それも枞がありますから、ですから、それ以上はいかないと。もちろん借りるときには、それは簡単ではないですよ。例えば、1,000 万の枞にしても、根抵当とか残金があれば、そこはそこから引かれるわけですから。そして、必要な融資、求めた分の合計で判断されて、あなたは保障の枞、あなたは外というふうになるわけですから。そんなやっぱり簡単ではないのですよ。そこの实態も、やっぱり見ていただきたいなというふうに思います。
答弁 経済部長 飯田晴義(経済部長は2013年3月まで)
中橋議員、一概に全業種共通しているようなお話をされるわけなのでありますけれども、これは業種によって、10 億の商売やっているところ、あるいは 1,000 万の商売やっているところ。それぞれ運転資金、必要となる額というのは違うわけでありまして、私どもとしては、ほぼ町内業者にとりましては、一部建設業については全部対応しているとは言い切れませんけども、建設業以外の業種については、ほぼ対応がされているなという認識でおります。ただ、今後、状況をみながら、またその辺は検討していきたいというふうに思っております。
再質問 1番 中橋友子
ぜひ、状況を見ていただきたいというふうに思います。確かにうちの町の制度で救われているということも聞いておりますから、そこは評価しておりますからね。それ以外のところについて、経済の変化もありますので、押さえていただきたい。このように思います。それと、相談活動であります。融資制度の周知と。これも一つだけです。これ毎回言うのですが、広報誌やホームページで PR、商工会を通して、金融機関を通してということでずっとやってきました。やっぱり人間を通しての対応といいますか、町の職員の方の、やっぱり、ここは商工観光が担当されていくのでしょうけども、経済部ですね。やっぱりいろいろ融資においても、前にもお話したことがありますが、隣の帯広などの職員の取組みと随分違う面が出てきてしまうのですよね。町の規模が違うから、いたし方ない面もあるのですけれども、やっぱり悩んでいる業者の資金面まで含めて、相談になるような、そういった支援活動というのも積極的にしていただきたいなというふうに思いますが、どうですか。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
職員には絶えず言っているつもりではおりますけども、そういった面で不愉快な対応なことがありましたら、今後、適切な対応をするような指導をこれからもしてまいりたいというふうに思います。
再質問 1番 中橋友子
頑張っていただきたいと思います。次に、業務委託の関係に入りたいと思います。4点目のところですね。まず、適切な単価設定と、それから、従業者に対する適切な労賃の支払いということを求めてお尋ねするのですけれども、まず、实態調査については、これまでは取組まれてはこなかったのですね。特別委託業者としては。それで、ぜひ、町長のご答弁で、他市町村の情報収集などに努めてまいりたいということで終わっているのですけれども、ぜひ、業者はうちの町だけではないですから、他町村、十勝管内を全体を見回しながら押さえていかなければならないということは理解したいと思います。ただ、うちの町で発注しているわけですから、うちの町で発注した仕事が、その業者がどんな、そこで働いている労働者の实態がどうなっているかということはやっぱり押さえていただく必要があると思うのですよね。これも帯広の事例なのですけれども、帯広は昨年、委託業者について、40 社の調査を行ったと聞いています。その中で、たくさんあるのですけど、一つだけ言います。労働者の対応がどうなっているかということなのですけれども、正規社員、非正規社員、どんなふうになっているかというふうにデータを見ましたら、委託業者の正社員はわずかに 29.2%しかなかったと。だから、ほとんどが、7割が非正規なのですね。こういう状況なのですよ。結局、今働いても、その生活ができないという、ワーキングプアというのが問題になっているのですけれども、この雇用問題、労働問題というのは、なかなか公の機関としては手が届かない分野だとは思うのです。入口として、どこで調査をし、どこで改善を求めることができるかというふうになると、やっぱり委託業務などが一番身近なところに存在するというふうに思うのですよね。实際、うちの町は、労賃の積算単価があって、それに基いて発注するわけですから、それが本当に活かされることが一番望まれると。その通りに支払われることが望まれると思うのです。でも、いろいろ昨年来のやりとりもありましたけれども、どんな状況になっているのかというのは、实際やっぱり調査する必要あると思うのですよね。私、去年ここで、ダンピングが続いて、それが結局労賃に響いて、そして、年収が、町の委託業者のところで働いて、150 万、200 万以下だということをお話しましたけれども、今年はさらに、去年までは1日雇用だったのが半分になってしまったとか、そういうようなことで、もっと下がっている現状が表れてきているのですよね。それは行政としても、しっかりと調査をしていただきたいというふうに思います。それともう一つ、この面で、私はやっぱり適切な賃金の支払いということが大事だと思うのです。契約時に適切な賃金の支払いということを、文章で書いて、そして指導してはどうかということを設問で挙げたのですけれども、お答えでは、それを受注業者は従業員に関する諸労働法規上の責任を負う。つまり、労働法規を守っていればいいのだということですよね。先ほどのその低賃金の問題ですけれども、労働法規は守られているのですよ。最低賃金、先ほど教えていただいたら、北海道はちょっと上がったのですけれども、それでも最低賃金はまだまだ 667 円なのですよ。これ、8時間労働で、今、1カ月 20 日間、それ以上になる方もいるかと思いますが、月額満額の支給で 10 万です。年額で 128 万。こういう实態で、このご時勢ですから、世帯主の方もいらっしゃるし、本当に厳しい状況なのです。だから、労働法規を守ってればいいという、これは当たり前のことです。法治国家だから。でも、改善のためには、それをもっと超えて何かできないかというふうに、行政も知恵を絞らなければいけないと思うのですよね。そこで、一つ、指導という形にしかならないと思うので。拘束力というのがないですからね。だから、指導という形の一つとして、きちんと文章に明記することも、これは口で言うことと違って、非常に重みのあることでないかというふうに思うのですけど、町長どうですか。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
前回をお話をさせていただきましたけれども、決して私どもは入札に付す段階では、北海道最低賃金を下回ることももちろんありませんし、今までは国の協定等の賃金をもとに、入札に付す。仮に1日の賃金を 1,000 円として、入札に付している。ところが、競争の原理で落札した人は、8割で落札すれば、もうここで 200 円落ちてしまう。その業者はそれでもやれると。やりますと。そこへ我々が、俺達は 1,000 円で設計をしたのだから、その賃金を守って支払ってもらわないと困るということは、我々はちょっと言えないのでないかと。ですから、もちろんおっしゃられるように、雇用の形態がありますから、私は扶養から外れたくないから、このぐらいの所得でいいですよと。あるいは、俺は年金もらっているから、もうこのぐらいでいいのだと。そんなようなやりくりや、あるいは、幕別町以外から受けている受託業務を合わせた中で、従業員を回した中で、採用をしながら、与えられた職務をやっている会社。いろいろその方法はあるのだろうと思います。ただ、私どもつらいのは、今おっしゃられたように、決して安い、北海道最低賃金で積算して、それを下回るような賃金を払えというようなことはもちろんやっていないわけですけども、難しいのは、それでは、もちろん入札も最低基準を設けておりますから、そんなに低い、1円入札みたいなことありえないわけなのですけども、その中で当然競争されて、そういう結果になる。先ほど、帯広市の話ありましたけども、私どもは音更町、芽审町、帯広市から比べると、特別委託業者だけに、うちがこれだけの賃金で設定したやつが、实際どうなっているかというような調査は、これはやっていないというふうに私は押さえたと。ただ、今、中橋議員さん言われているのは、恐らく、これは委託業者のみにかかわらず、いわゆる労働行政という範囲の中では、そういう調査というのはこれは必要なことになってくるのだろうと思いますので。それでまたこの答弁書も、そういった各町村の实態などを見ながら、動向を見ながら、調査をやろうかと。あるいは、委託業者に限ってやるとすれば、今お話あったように、協力依頼、そして、それを受けて、我々がその实態を集約する。ただ、それをまた次の入札のときにどう反映できるか。もちろん今これだけ払っているのだから、これだけで入札すればいいのでないかなんていうことになりませんから。あくまでも基準を設けて、積算して、それでまた入札ということになっていくのだろうと思いますけども。非常に難しい面が確かにあるのだろうと思いますけども、我々は委託に出したその成果が、契約書通りやっていただければ、それがよしとしなければならないのが、今の契約要綱なものですから。一人ひとりの賃金がどうあるべきだというところまでは、現实に入っていないのが实体なわけでありまして、もう尐し研究させていただきたいと思いますけれども、現状はそういう状況であります。
再質問 1番 中橋友子
ぜひ、研究していただきたい。今の状況で良しとはしていただきたくない。そういうふうに思います。当然そういうことでありますから、公契約条例も求めたものは、まずはそこを改善する。その思いで書きました。公契約条例は、町長のお答えの通りであります。ILO で批准されて、でも日本は批准しないというようなこともありますから、法制定ということも同時に求めていかなければならないと思うけれども、この状況を打開するために、各自治体が、北海道では函館が、あるいは、大阪、京都、そして、尼崎もありましたけど、それぞれ研究が進んでいます。この事態を脱却するために、より深めた研究を求めたいと思います。最後なのですけれども、第3次行政改革に基く職員の实態であります。町長はずっと職員は宝だということで、町の仕事を預かる上で、この宝の職員の総力を活かして、2万 7,000 人の住民の要望に応えていくのだというようなことを、過去何度か私お聞きしたことがあります。その通りだと思います。ただ、質問にも挙げましたように、中途退職者が毎年毎年いますよね。やっぱり気になります。それで、どうだったのかということも、私たちなりにそれは研究させていただいています。やっぱりそこには過酷な労働实態があります。全部だとは言いません。そういう中で、行革で進めていって職員を減らしていくということに、やはり矛盾を感じざるを得ないのですね。この辺の認識を再度伺って、改善を求めて質問は終りたいと思います。
答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)
昨日の杉坂議員のご質問に、忠類地域の総合支所の問題も話しました。私どもも一つの計画を立てたから、それが絶対だというふうには決して思っておりませんから、その状況を見ながら。あるいは、退職者の状況も、これは普遍ではありません。いつ、今言われたように、新たに退職が出てくる場合もありますから、そういった補充も含めながら、これからも対応していきたいと思っています。ただ問題は、いわゆる一つの部署、あるいは一つの係が急激に忙しくなる。大変なしわ寄せがいく。今は国保ですとか、後期高齢者医療なんかについての担当は非常にご苦労されている。教育委員会でも、あるいは子ども課なんかもそういう面では大変みんな頑張ってやっていただいているわけですけども、そういったところに、ある程度メスを入れて、今、4月に向けても国保と係を分けようかというようなことも、今内部で検討していますけども、そういったことも含めながら、一つの箇所二人の職員だけに急激に負担を与えないように、いわゆる全体の中で調整ができるものは調整していきたいというふうには思っておりますので。決して職員を減らすことだけが目標だとは私も思っておりませんし、そうした中で、住民サービスが低下しない中で、十分な職員の適正化計画を進めていきたい。そういうふうには思っています。