みんなの議会

幕別町議会 平成18年第4回定例会 2006年12月13日

新年度2007年度予算編成に当たって、基本的な方針、考えについて

2006年12月13日、幕別町議会の一般質問で、中橋友子議員が「新年度2007年度予算編成に当たって、基本的な方針、考えについて」質問し、町長 岡田和夫、民生部長 新屋敷清志が答弁しました。

質問者
中橋友子 議員
答弁者
町長 岡田和夫、民生部長 新屋敷清志

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 中橋友子

通告に従いまして、2点についてお尋ねをいたします。1点目は、新年度2007年度予算編成に当たって、基本的な方針、考えについてお尋ねをいたします。2007年度予算は骨格予算でありまして、町長は行政報告で、景気低迷や交付税削減の厳しい状況下、第3次幕別町行政改革大綱に基づいて、町民の福祉向上と魅力あるまちづくりを目指し、最小の経費で最大の効果をあげ、町民ニーズに対応できるよう努めたいと報告されました。町民福祉の向上、魅カある町は町民全体の願いであり、実現に向かって以下の点についてお伺いするものであります。はじめに、町民の置かれている現状についてであります。前小泉内閣の構造改革により、町民の暮らしの現状は、景気低迷による雇用不安の拡大と収入の減少、年金の引下げなど、のきなみ所得の減少が続き、1997年を境に下降の一途をたどっています。さらに、医療制度や介護保険制度の見直しによる保険料の引上げと、一部負担の引上げ。また、障害者自立支援法成立で、応能負担が導入され、障害者の負担増や報酬減による施設の収入減、教育費の負担増などなど、かつてない負担増があり厳しいものです。2006年8月現在で、決算報告の中の資料を読み取ると、町民の収入の現状は、年収300万円以下が62.8%、年金収入では148万円以下が実71.2%となっています。また、雇用の実態では、町内の雇用の43,7%が非正規雇用であり、生活保護世帯はこの5年 間で1.8倍にも上っています。さらに、今年はこういった収入状況に加えて、定率減税の廃止、老齢者控除の各種廃止や縮小などなどで、総額1億5,000万円が新たに課税されました。当然負担に耐え切れない町民が生まれることが予測されますが、今度は徴収を強化する政策が打ち出され、管理回収機構の特別体制などがとられました。このような状況のもとで、暮らしが困難であると訴える声は、確実に広がってきています。これらの現状の認識と町民の暮らしを支える手立てとしてどのように政策に反映されていくのか、お伺いするものです。また、魅力ある町にしていく。この点では農業の振興、商工や観光の振興や、また、子育て支援、福祉の充実などなど欠かせないものがあります。いずれの分野も長期の不況と国の政策転換、あるいは政策の後退で厳しい現状です。打開に向けて、どのように取り組まれるのか伺います。忠類村と合併いたしまして、2年目の予算となります。それぞれの町の優れた政策を全町に広げる努力が求められる正念場にもなると思います。均衡ある政策の推進も含めて、考え方を伺います。さらに、財源の確保であります。財源の確保自体は、地方財政削減、国の三位一体改革の中で、国庫補助金、負担金は大幅に削減され、税源委譲はわずかな上、地方交付税は3年間で合計5兆円削減されてしまいました。新年度はさらにマイナス2.5%となっています。新型交付税の導入など、新たな削減要素もあります。財政確保に向けての取り組みについてもお伺いいたします。2点目であります。高齢になっても安心して暮らせるまちづくりについてであります。高齢化社会が進む中で、高齢者のみの世帯、あるいは高齢者の単身世帯が増えてきています。そんな中で、最近、高齢者あるいは障害を持つ人の孤独死が全国各地で問題になってきています。幕別町では「お元気ですか訪間」などを実施し、これまで対策を講じられてきているところではありますが、対象者が一人暮らしのお年寄りに限られる、訪問回数も少ないなどということもありまして、実は、この孤独死に至る幕別でも不幸な事態が生じております。地域での声掛け活動や、ボランティア活動などの支援サークルと行政が一体となって対策を講じている自治体も全国では生まれておりますが、誰もが住み慣れたところで安心して暮らせる町、これが望まれるところです。対策についてお伺いいたします。1点目は、「孤独死」の現状について、どのように押さえていられるか。2点目は、「お元気ですか訪間」の内容、実施状況についてであります。3点目は、現在、幕別町が進めております住民参加のまちづくり「協働のまちづくり支援事業」の中で、こういった取り組みの実施を行って、対策の強化はできないものか。そう考え、以上の点についてお尋ねするものであります。以上であります。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

中橋議員のご質問にお答えいたします。はじめに、新年度予算編成に当たってであります。先の行政報告でも申し上げましたように、国は「税源移譲・補助金削減・地方交付税の見直し」を同時に進める三位一体の改革や平成19年度の国の予算編成を前に、経済運営と予算編成の指針となる「骨太の方針2006」を示したところでありますが、新型地方交付税の内容など詳細については不透明な部分が多く、実態の把握に苦慮している状況にあります。新年度予算は、骨格予算となりますが、今後示される地方財政計画などの内容把握に努め、継続事業などを中心に肉付けをしてまいりたいと考えております。ご質問の1点目、町民の暮らし全体を支える手立てが必要、現状の認識と予算にどう反映させるのかについてでありますが、ご質問の要旨にもありましたように、平成17年・18年と行われた税制改正や各種制度改正により、国民の負担が増え生活に影響を及ぼしてきていることにつきましては認識を同じくするところでありますが、これも国全体の施策や制度を通して国民全体の中における、「受益と負担の観点」から改正が行われたものと考えております。町民の暮らし全体を支える手立てが必要とのことでありますが、私といたしましても、今年度の国民健康保険税の見直しを例におきましてもそうでありますが、町民の皆さんの負担が極力増えないような視点で見直しを行うことなど心がけてきたところであります。これからも町民全体の公平の原則に立つとともに、町民の負担が極端に増え生活に影響を及ぼすことのないよう、努めてまいりたいと考えております。ただ、いずれにいたしましても、非常に厳しい財政状況にありますので、支える手立てとしては、今何ができるのかといったことも、今後、さらに検討をしてまいらなければならないものというふうに思っておりますけれども、厳しい状況にあって、難しい現状にあるものというふうにも思っているところであります。ご質問の2点目、魅力ある町にどう取り組むのかについてでありますが、町民の皆さんのニーズも時代の変化とともに、常に変化をし、多種多様化そして高度化しているのが現状であります。そうした町民の皆さんのニーズを捕らえながら、魅力あるまちづくりに全力で取り組んでいるところでもあります。現在は忠類村との合併協議の中で、町民の皆さんとつくり上げた「新町まちづくり計画」を基本に、町の課題解決に向けて優先度の高い課題から取り組んでいるところでもあります。また、現在策定作業を進めております「第5期総合計画」の中で、多くの町民の皆さんから頂いておりますご意見やご提言を総合計画の中で整理を行い、優先度の高いものから事業化に向けて、取り組みを進めていくことが魅力あるまちづくりにもつながるものと考えているところであります。常に町民の皆さんの声に耳を傾けることが大切なことだろうと考え、その姿勢はこれからも変わるものではありません。次にご質問の3点目、両町の優れた政策を全町に広げる努力と均衡ある政策の推進についてでありますが、現在取り進められております事務事業につきましては、合併協議におきまして、両町のそれぞれの施策の違いについて協議をし、財政的視点や各種制度からの均衡などを十分に検討し、合意を見てきたところでありますことを、まずもってご理解を頂きたいというふうに思います。両町の優れた施策には、それぞれの町の地域性や経過があり、総てを統一化することの難しさもありました。また、一つの町となりますと産業構成や人口の構成などによって、不公平感や理解が得られない部分も生じることも考えなければならないといったことから、大変私どもも苦悩があったことも事実であります。私は、今年度の執行方針の中でも「一体感の醸成と地域の均衡ある発展」を申し上げました。この思いは今も変わるものではなく、今後も大切にしてまいりたいというふうに考えているところであります。ご質問の4点目、国の地方財政削減の中止を求め、財源を確保する手立てをとのご質問でありますが、これまでも北海道町村会あるいは全国町村会の一員として、国に対しまして地方財政の確立について要望活動を共に行ってまいりました。また、4月に行われました北海道町村会の定期総会におきまして「地方分権の推進と町村税財政基盤の確立」を含む11項目の緊急決議を行い、6月には「地方自治危機突破決起大会」が全国規模で開催され、合わせて国に対して緊急要請活動を展開したところであります。さらに、その後10月の20日でしたでしょうか、地方分権推進北海道総決起大会が札幌市で開かれました。交付税の総額確保などを求めてのPRを行ったところであります。いずれにいたしましても、引き続き、これら財源確保に向けて、国に向けての要望活動を強めていきたいというふうに思っております。また、財源の確保につきましては、行政改革等をはじめ、いろんなご提言を頂く中で、さらに努力をしてまいりたいというふうに思っております。次に、高齢になっても安心して暮らせるまちづくりをとのご質問であります。近年、少子高齢化の進展に伴い、一人暮らしの老人や老人夫婦のみの世帯が増えております。都会では孤独死が深刻な問題となっているところでもあります。1点目の孤独死の現状についてでありますが、孤独死に対しては法的には明確な定義はなく、統計はありませんけれども、幕別町においては、平成18年に入りまして、死後数日たって発見された方が1名おられたというふうにお聞きをいたしております。2点目の、お元気ですか訪問の実施状況についてでありますが、この事業は、65歳以上の一人暮らしの高齢者に対し、自宅を訪問し、安否確認を行うとともに、日常会話を交わしながら高齢者の孤独感の解消を図るもので、2週間に1回程度の訪問をするということであります。11月末の時点では71名の方が利用されている状況となっております。本町は、「お元気ですか訪問」のほかに、食事を利用者の注文に応じて自宅まで配達するとともに、利用者の安否確認を行う「食の自立支援サービス」や緊急通報用電話機を利用者の自宅に設置し、急病や災害等の事態が発生したときに迅速な救護を行う「緊急通報システム」等の事業を実施いたしており、こういった事業を通じて高齢者を見守るとともに、民生委員の訪問活動や老人クラブで行っております「友愛活動」、これは、一人暮らしの高齢者を定期的に訪問し、話し相手になることによって暮らしの助けや見守りをする活動でありますが、これらの活動と連携を図り、高齢者が孤独死といわれるようなことが起こらないよう、安心して暮らせるまちづくりに進めてまいりたいというふうに考えております。3点目の、「協働のまちづくり支援事業」での取組実施など対策の強化についてでありますが、昨年度から本格的にスタートいたしました協働のまちづくり支援事業につきましては、現在21事業を支援の対象といたしております。この中で、直接、高齢者の方々に関わる事業といたしましては、雪かき支援があり、また、防災活動支援事業の地域防災計画の策定におきましても、高齢者世帯の把握と災害時におけるこれらの方々への対応が盛り込まれているところであります。支援事業のメニューの拡大につきましては、今後とも順次進めていきたいというふうに思っております。多くの方々からご意見を、あるいはご提言を頂きますとともに、先進地等の事例の調査や研究に努め、積極的にメニューの拡大を図ってまいりたいと考えているところであります。以上で、中橋議員のご質問に対する答弁とさせていただきます。

再質問 9番 中橋友子

まず1点目の暮らしが困難な世帯が広がっているという点での再質問ですが、困難な状況については、町長の認識も同じくされるということでお答えいただいておりましたので、それを打開する手立てを何とかとってほしいという思いに尽きるのですけれども、貧困の格差社会というふうに言われておりまして、これはもう、随分それは長い期間になってきていますけれども、格差というよりは、幕別町の場合にはといいますか、地方の場合には、貧困の広がりというふうに、私どもは押さえて差し付けないのでないかというふうに思うのですよね。それで、質問の1点目で申し上げました町民の所得の現状が年収300万円以下の方たちが6割を超え、年金では148万円以下の方が7割を超えているという状況は、これははじめて押さえた数字でありまして、こういうのは経年で見ていかなければわからない面がありますから、どんな形で貧困が進んできたのかというのは、これだけの数字では押さえられないのですけれども、しかし、一般的な国民全体の所得の平均が480万と言われるようなときにおいて、この数字は大変厳しいものがあるというふうに押さえるわけです。それで、問題なのは、こういった厳しい生活状況が町民全体に進行している中で、実際に打たれてきている手立ては様々な町も工夫を凝らしてやってきているところなのですが、考え方として、今、町長が述べられましたけれども、受益と負担の観点とおっしゃいました。これはずっと受益者負担の責任という形で、これまでも述べられてきたことでありますし、この後に制度維持のためにということも随分言われてきたのだと思うのですよね。私はこの受益者負担の観点というのは否定するものではありません。利用するということについては、それなりの負担が伴うというものは当然生まれてくると思います。ただ、ここにもう一つ、能力に応じての負担という、その応能負担という原則が加われなければ、制度そのものも、制度は維持しても利用できないという現状を解決できないのではないかというふうに思うのです。これは政策の中でどうつくるかということでありますから、税そのもののことを論ずるつもりはありませんが、いろんな政策で、受益者負担の原則という形で、利用料や何かがたくさん制定されると。その制定される金額が、応能、いわゆる自分の支払いの担税能力と言われてきますが、その限度を超えているかどうか。そこを見極めながら、政策を打っていかないと、悲惨な状況というのが拡大していくというふうに考えるのですね。そこで、お伺いしたのですが、その負担能力の限度というところを、どこで見極めるかということが大事だと思うのです。私は、憲法に保証された生きる権利でありますから、その生きるために最低必要な財政、お金、これは保証されなければならない。その金額が幾らかというのは、いろいろ矛盾はありますが、今、測れる物差しは生活保護基準だと思うのです。その生活保護基準に照らしてみて、今のその料金の設定の在り方や課税がどうであるかということを、理事者側としてはやはり判断していく必要があると思うのですよね。そういう点の考え方をまず伺いたいですし、それから、今、幕別町の生活保護基準がどうなっていて、それでそれを下回る収入の状況の中に課税されてきている、あるいは負担が増えてきている現状をまず押さえていられるかどうか。そのことについても伺います。それと、まちづくりの在り方の中で、私は魅力あるまちづくりの点においても、これは総合計画の中で、これから練り上げていかれるということでありますから、この総合計画の策定に当たっては、昨日から各議員の皆さんが、それぞれ町民の意見の反映を求められておりましたので、私もそれに同じ思いを持つ者でありまして、そのようにやっていただきたいと思うのですが、特に1回目の質問で申し上げました農業の振興、これはもう基幹産業は農業ですから、これを外しては、魅力あるまちづくりということはもうあり得ないだろうという、その一つの思いから申し上げました。それから、観光ですとか、商工の部分については、遅れている部分というふうに押さえております。これも前日の質問の中にもありましたので、他町との比較も含めてですが、商店街の活性化などもしっかりとやってもらわなければならないというふうに思います。それから、福祉であるとか少子化支援であるとかというのは、少子化支援というのも、このところ新たに事業を開設するということもありまして、進んできたというふうには思いますが、決して他町よりは先駆けてはいなかったのではないかなというふうに思いまして書きました。また、福祉は生きる支えとなる大事な部門ですから、力を入れていただきたい。こういう思いがあって、項目を入れてお尋ねしたわけですが、いかがでしょうか。それと、忠類との格差をなくしてやっていただきたいということなのですけれども、町長がおっしゃるように、合併を成就するときに、様々な困難があって整理をされてきたと。確かにそうだと思うのです。それぞれ違った歴史を持つ町が一つになるわけですから、ここにはいろんなひずみも生まれたでしょうし、お互いに我慢された面もあったでしょうし、そういう中で合併という形になったということは、私も認めております。ただ、町長は今お答えの中で、そういうふうにしてきて合併したのだから、まずもってご理解いただきたいと。つまり、そのままいきたいということなのだろうと思うのですけれども、私は考え方として、成就は成就として、そこで一つの成果を見たわけですから、今度は町民の要望に応えて、どういうふうに次のまちづくりを進めていくのかということが大事だと思うのですね。そういうことを考えた場合に、これも度々議会の中で、これまでの忠類のこんな行っていた制度を残してほしいのだ。具体的に言えば、乳幼児の医療費の6歳までの無料化であるとか、あるいは介護保険料の減免であるとか、上下水道に対しての助成などもありました。これも合併と同時になくなったわけですけれども、大きな予算を要しなくても、あるいは国の制度の変更などによっても実現ができていく可能性も持つものも含まれているわけですよね。そういうふうに見た場合に、こういったものは、合意をみたからご理解を頂きたいというのではなくて、新しい町民の要望として受け止めていただいて、政策の実現に向かっていただきたいと思うですが、いかがでしょうか。それから、財政問題でありますが、これは非常に、精力的に10月2日にも行われたということでありますので、頑張ってこられたというふうに思います。そうであっても、今の国のその姿勢というのは非常に厳しくて、新型交付税が導入された場合の現時点での比較表なども、先日、新聞報道されておりましたけれども、これまでの町のそれぞれの個々の状況が反映された計算の仕方ではなくて、もう面積と人口でいきなり出していくような報道もされているとことです。こんなことをされてしまいますと、地方にとっては本当にやっていけなくなる。今、住民の方たちからは、一番、幕別は夕張のようにならないかいというようなことを、これは内容を全部掌握しているという意味ではないですが、ここの部分がクローズアップされているだけに心配されています。地方の現状というのは、夕張は特殊事情があったにしたって、その交付税に対する国の考え方は同じでありますから、似たような状況があります。そうすると、こういった国の地方の切り捨てをやめさせていく方向をきちっと堅持していかない限り、町としても大変な状況から脱せない、町民の心配も尽きないということになりますので、伺います。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

何点かご質問を頂いたわけでありますけれども、まず、いわゆる格差によるいわゆる税負担、あるいは使用料等の大きな負担がかかってきている。しかもその所得が、あるいは生活保護基準以下の方々にもそういった負担がかかっていると。あるいは所得を抑えているか、恐らくちょっと税務の方では、何世帯が生活保護基準以下というような押さえ方はちょっとしていないと思いますけれども、それを押さえるとなると、1戸1戸全部調べて世帯数までいかないと、基準と比較はできないのだろうと思いますけども、ただ、私は先ほども申し上げましたように、非常に年金ですとか、いわゆる所得が伸びない中で、新たな負担がどんどん増えているところが、今一番大きな問題でなかろうかというふうに思っております。ただ、もう一つ言えることは、その負担、あるいは医療費の改正にしても介護保険の改正にしても、障害者の自立支援法にしてもそうですけども、国のその大きなこの中での改正ということで、それでは地方が、町村が、その改正を無視して町村独自で新たな制度を設けられるかとなると、なかなかこれまた現実には難しいのだろうというふうに思いますし、難しいというよりはでき得ないのだろうと。せいぜい何回かご質問いただいておりますように、減免ですとか、そういう制度を設ける中で、幾らかでも負担を減らしてくということぐらいが、町村で今やれるのかなと。ですから、先ほどちょっと一例で国保の話をしましたけども、国民健康保険税もほとんどの自治体が赤字でいるのに、なかなか国の負担は増えない。しかし、そうかといって我々国保を運営する立場のものが赤字でずっといっていいのかということになると、これはまた責任上そうはならないのだろと。そうなると、その負担は一般会計からの持ち出しがあったり、結果的には国保の加入者の皆さんの負担にお願いするというようなことで、私どもの立場としては非常に、何と言いますか、国の制度でどんどん改正が進んで、地方の負担が増えたり受益者の負担が増える。そして、住民の皆さんを町村が守っていく。その間に変わって、いろんな面の難しさがある。なかなか我々もましてや財源に余裕がない中で、なかなか期待に応えられない部分があって申し訳ないなという気はするわけですけども、そうかといって、町の負担は一切上げない、下げていくというようなことができればいいのでしょうけれども、難しい問題だということを、先ほどの答弁にも申し上げたつもりであります。それから、魅力あるまちづくり。もちろん、農業振興、観光、商工、そのとおりだと思います。あるいは、少子化対策や福祉対策、それぞれが私は大事な仕事であり、町としては欠かすことのできないものだと。どれが優先つけて1番で、どれが2番だなんていうことは、なかなか私としては言えない。いずれも大切な仕事であり、住民の皆さんそれぞれが要求の強いものだろうというふうに思っています。ただ、これも当然のことながら、限られた財源の中で進めていくわけでありますから、それらの一つでも二つでも応えられるように、住民の皆さんの要望に応えられるように頑張っていかなければならないのだろうというふうに思っております。そして、農業振興の部分に関しては、これもかなりな分、国の影響といいますか、国の施策によって町村負担も農家の方々の負担、あるいは農家の方々の経営にも大きく響くような状況が、今、続いているのだろうというふうに思っております。これらについては、昨日のお話にもありましたけれども、やはり、国に対する道町村会、十勝町村会、それらも含められた中で、何とか農業者を守るというような運動を、さらに強めていくことが大事なのだろうというふうに思っておりますし、少子化対策、昨日の答弁もさせていだきましたけども、町としてはこれからもできる限りのことはやっていきたいというふうに思っておりますけども、やはり、これも大きなところでは、やっぱり国の施策なのだろうというふうには思いますけれども、おかげさまで保育所を新しくさせていただきますので、その中で、一時保育や、あるいは子育て支援センターの充実を図っていきたいというふうに思っているところであります。それから、忠類との施策のことでありますけども、ご理解を頂きたいと言ったのは、合併の論議の中でも当然のことながら、忠類地域の皆さんにとっては、今までの制度が、合併することによってなくなる。減免制度がなくなったり、負担が増えるということは、大変な問題なのだろうと思いますし、私どもも、ただそれを受けて、忠類地区だけをそのまま継続していくということが本当にいいものなのか。少なくとも、先ほど来申し上げていますように、一つの町としてこれから進んでいくわけですから、何とか一つの町としてやれるものはやっていこうと。あるいは、大変申し訳ないですけれども、ひとつ、今までやってきた中でも、ご理解を頂く中で、幕別の町の中でやっていく以上、難しい問題もあるので、ご理解を頂きたいというようなことで、減免制度なんかについては、なくなったといいますか、廃止になった部分があるのだろうというふうに思います。これはいろいろな形態もありますから、必ずしも忠類でやってきたこと全てが幕別へ広げて、幕別の住民まで広げることによって、町の負担が相当増えていくというような問題も当然出てくるわけでありまして、そういったことも何とかご理解を頂いて、合併の論議の中では、一応の合意を得たという状況であります。それから、国の姿勢でありますけれども、新型交付税も全くわかりませんし、最初、人口と面積だけで交付税を新たに決めるといったときには、単なる町の面積が大きければ交付税が増えるということではないというふうに、私どもも聞いていたわけでありまして、面積が大きくても、結局人口が集中している地区がどの程度あるのだというようなことも含めて、この交付税が算定されるのでないかと言っていましたけども、今朝のテレビでも言っていましたけども、どこもただそれぞれが試算しているのは、なかなか根拠のない中での試算で、十勝でも、名前を挙げては怒られますけども、足寄町が8,000万も増えるのに、幕別は一千何百万減るのだというような試算が出ていましたけども。ここら辺は、まさにこれからどういうふうになっていくか。地方財政対策なんかが出た段階で、さらに詳細な資料が出てくるのだろうというふうに思っております。ただ、今日の新聞にも出ていましたが、今一番つらいのは、国は非常に税収が伸びておりまして、6兆円から7兆円、いわゆる税収が伸びると。そうすると、大体法人税、酒税、所得税、あるいはたばこ税、消費税、これらの約平均すると30%ぐらいが地方交付税特会には入るのですけども、7億増えれば2兆1,000億、交付税会計が増えるのですけども、それを今、国は法定税率を改正して増やさないでいきたいという財務省からの声が出ているということで、これは黙っていて、本来、決まっているものですから、黙って増えるやつを、もう地方が裕福で国が困っているのだからというようなことが、今言われておりました。この辺の決着が今、年末に向けて一番地方財政対策では最大の課題だというふうに言われております。何とか私どもがこれらについても、もともとの地方の財源だということを、さらに強くアピールしながら確保していきたいというふうなことで、引き続き、財政問題については、国に財源確保の要求をしてまいりたいというふうに思います。

再質問 9番 中橋友子

暮らしの問題でありますが、一戸一戸の所得を押さえて、税務でも押さえていないのだということでありますが、これから政策を打っていく場合の基本的な考え方として、全体で押さえるというのはなかなか難しいかもしれませんけれども、一つひとつ、もちろん国保会計あるいは水道、介護保険、それぞれそうですが、それぞれの所得状況に応じて、その収入を基礎に、料金だとか税額が決まってきていますよね。当然、そこでは、そこの収入の状況や生活実態というのが見えてくるわけですから、生保基準以下のところでもかかってくる料金はもちろんかかってくるわけですから。そういう比較をしていくと、担税能力がないところにもこれだけ賦課されているなというのが見えてくるのではないかというふうに思うのですよね。そういう町民の収入の状況を、しっかりと押さえた上で手立てをとる。また、そういう手立てをとらないと、税収の伸びというのも、収入の伸びというのもないと思うのです。所得の状況を掌握していろんな手立てとっていくわけですからね。ですから、そういうその考え方をもってやる。ここでは滞納に対する徴収強化にも一言触れたのですけれども、よく議会でのやりとりでも、立派な家を持っていて、あるいは、いい車に乗っていて、それでも払わないのだと。駄目なのだという。もちろんそういう状況だったら駄目ですよね。だけれども、それが本当に生活状況としてどうなのかというところまでやっぱり知りたいです。本当にそういう状況が、きちっと収入の状況だとかというのが掌握された中で、それらももっともっと根拠をもって徴収をする。あるいは押さえるということにもつながっていくと思うので、そういった財政的な裏づけというものを押さえる努力も必要ではないでしょうか。それと、町長はせいぜい減免ぐらいというふうにおっしゃいましたけれども、私はこの減免が非常に大事だと思うのですよね。だから、本当に国の大きな政策の中で、地方に対するどんどん負担を増やしていく。町長は今、新聞の話をされましたけど、私は今朝のテレビで国保の資格証明書の問題が、朝の番組で取り上げられておりまして、これも本当にひどい状況でありまして、いつも怒りを持つのは、結局地方のせいにするのですよね。制度は国でつくっておきながら、地方が何とかしなさいというようなところに、登場者が来て言うわけですけど、ここに困難さもあるのですけれども、しかし、現実に生きている町民でありますから、このせいぜい減免制度ぐらいというここのところを、本当に大事にしていただいて、手立てをとってもらいたい。それで、もちろん収入がなかったらやっていけません。私は、もう一つの予算の組立ての一つとして、国全体からの交付税とかは削減されておりますが、いつも制度改正によって、新たに生まれてくる収入というのも、必ずついてくると思います。それをそういった減免や何かに生かすという考え方も大事ではないかと。だから、財源があって手立てをとる。こういうことになるかと思いますが、その点も伺いたいと思います。それと、産業の振興など魅力あるまちづくりについては、わかりました。旧忠類村との問題でありますが、誤解を与えてはいないとは思うのですが、全てを生かしてくださいというふうには申し上げておりません。今、特に要望の強いところだけ、3点について、2回目の質問でお話しさせていただきましたけれども、その都度、やはり住民の要望に応えていただくということ以外にないのではないかなというふうに思うのですよね。もう一つ、こんなのもあるのです。均衡あるまちづくりということですから、そういったその忠類村の良かった制度、うちの町の、幕別の良かった制度の財源で可能なもの、要望の強いものをきちっと生かして復活させてほしいというのが一つですね。復活はそこの町だけではなくて、全町に広げてほしい。もう一つ、これは本当に町民の声ですから、大変小さなことなのですけれども、逆に差があったまま動いている施策があると。例えば、今回、新聞に除雪の出動の雪の降る、忠類は8センチ、うちの町は10センチというのが出たのですよね。こういったことについても、やっぱり町民の方たち大変敏感で、同じ町になったのなら、やっぱりそこも同じ基準でないのですかっていうのもあるわけです。だから、両面きちっと生かすということと、それから、全体の均衡を図る。ここが大事ではないかというふうに思います。公衆電話の公共施設の取り外しも忠類だけというのがあって、もとに戻ったのだなんていうことも聞かれておりまして、こんなこともやっぱりその一環ではないかというふうに思います。いかがでしょうか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

所得の状況を把握するということは大事なことだというふうなことを、今、おっしゃいました。確かにそういう面の必要性もあると思いますけども。所得が影響してくるものといいますと、住宅料ですとか保険税なんか当然所得がもとになって、税あるは使用料が決まるわけですけども、水道料なんかは逆に所得ではなくて、いわゆる利用によって決まっているというようなことで、ただ、所得を把握するので難しいのは、年金だけのお暮らしをしていらっしゃる方がいる。それでは、年間120万しかないのだということで、それが本当の所得で終わるのか。これが現実には、これはほかにもあるかもしれませんけど、仕送りですとか、いろんなものがある。ところが、生活保護へいきますとここまでいくのですね。預金が幾らあるのですとか、息子さんはどうしているのですか。そして、それを掴んで、生活保護に該当するかどうか。でも、我々はそういうことをもちろんする権利もないし、そこまではできないので、今、中橋議員さんが言われるように、年間にこれだけの年金をもらっています。それに対して介護保険料が幾らですというような計算をするので、この辺の所得の把握ということ自体も大変難しいものがあるのかなと。一律的な所得というのは、把握はできるのだろうというふうに思いますけれども、極端なことを言うと1,000万も2,000万も土地を売った金がどんと積んであったりして、持っている人が年金では120万しかないとかという、これは極端な例かもしれませんけども、そういったことがあって、なかなかこの所得の把握ということも大変難しい問題かなというふうにも思っておりますけども、おっしゃる意味は私も理解できます。できる限り、そういう少ない人が多くの負担にならないようにということだろうというふうに思いますし、把握をしておくことが、いろんな制度の改正等にもつながっていくのだろうというふうに思っております。それから、財源が増えた分を減免にといいますか、財源が増えた分というのは、ほとんどはあり得ないし、増えた分というのは、例えば、交付税が減ったから、その分はほかの分で補いますよというようなことの増えた分というのはあるのかもしれませんけども、今までの交付税がそのままで、さらに国からの補助金や何かが増えたということは、まず、今の三位一体の改革の中では考えられないのではないかなというふうに思います。是非、増える方が私どもにとっては有り難いわけですから、そうあってほしいとは思いますけども、なかなか現状は厳しいのでないかというふうに思います。それと、減免、忠類村で今までやっていた、例えば、水道料の減免ですとかいろんな減免があったわけでありますけども、それほど確かに忠類の皆さんには申し訳ない気がするのですけど、それを幕別まで全部広げるとなりますと、また、かなりな範囲に対象者も増えてくるのだろうというようなこともあります。そのことが、また今言う財源確保にも影響してくるのだろうというようなことで、忠類地域でやっていたせっかくのそういった良いところが生かされないというご批判はあるのでしょうけども、これは何とかご理解をいただければとしか、私の立場では、今の段階では申し上げられないわけですけども、引き続き、さらなるいい方法があれば、また検討はしていかなければならないというふうに思いますし、除雪の話も確かにそういうことになるのでしょう。うちが8センチにすればそれで済むことなのでしょうけども、これも面白い話で、そうすると、北海道は、道道は15センチにならないと除雪しないだのということもありました。いつか怒られたこともあるのですけども、札内の駅前はいつになったら除雪に来るのだ、排雪に来るのだ。実はあそこは道道ですから土木現業所に電話していくださいと言ったら怒られるのですけども。ただ、そういうようなことで、なかなか難しい課題というのはたくさんあるのだろうと思いますけども、ご指摘のありましたようなことを、実は、逐次改善できるものから頑張らせていただきたいというふうに思います。

再質問 9番 中橋友子

所得掌握の面で、収入だけではなくて、仕送り等もあって、難しい面もあるのだというお答えでありましたけれども、当然、私は難しい面までのその調査の必要性ということについても判断のいるところだというふうに思いますので、まずは本人の所得、見える部分ですね。そこをきちっと掌握していただきたい。それも、それぞれの担当が、後の徴収業務などに当たるときにも、それを踏まえた上で取り組んでいただきたい。このように思います。いつぞや、情報公開の面で、個人情報の面で難しい面もあるのだということも、確か、過去のご答弁であったと思います。私は、個人情報といいますか、公務員の守秘義務というのありますよね。そこと照らしてどうなのか。公務員の守秘義務がある以上、そういうことはやはり可能であるというふうに認識しているのですけれども、それも踏まえて、そういう手立てをとる必要があると考えますから、まずお願いいたします。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

所得の掌握、見える部分を掌握すべきだと。これは私もそのことについて、異議を唱えるものではありませんけど、ただ、税務課の資料としてあるものを、他の部署の者が行って、一律見る。これは公務員の守秘義務があるといいつつも、それは本来的には駄目だというのが原則でありますので、それはそれで別な手法によることしかならないのだろうというふうに思っております。

再質問 9番 中橋友子

可能な手法を講じていただいて、その実施を求めて質問は終わりたいと思います。次に、孤独死の問題であります。町長がおっしゃられましたように、定義が難しい、いろいろ読んでみましたら、孤立死というような書き方もあったり、その期間の問題、放置という言葉もちょっと失礼なのですが、その期間の問題などもあって、難しいということは私も同じ認識です。ただ、現実に、こういう状況が起きている。私も正確に押さえているのは、多分、ここに書かれている1件と同じだと思うのですが、今年の1月15日に、札内の住宅で、1月15日から新聞が抜かれていないということがわかりまして、2月に入ってから、3日ですか、関係機関に連絡をして入ったら亡くなっていたと。恐らく2週間以上経過していたということを、ご近所の皆さんからの訴えで聞かせていただきました。それで、やはり高齢者の増加傾向からいって、都会の問題というふうにしては、置き去りにはできないことだというふうに思います。これまで、お元気ですかの声掛けで、71人が利用されたということでありますが、昨年の決算では、確か20人台の利用でありました。ここで、利用という表現がされているので、では、申請なのかという疑問が湧くわけですが、当然、事業の目的からいって、閉じこもりがちな一人暮らしの高齢者に、顔を合わせてお話をし、交流の機会を提供するというふうになっていますので、こちらから出向いていって、そういう状況を掌握された上で出向いていって、事業を実施されてきていると思うのですけれども、もし違いがあれば、答えてください。それと、この回数が2週間に1回程度。実際は2週間に1回訪問されていらっしゃるのでしょうか。介護保険制度ができましてから、なかなか保健師さんとお会いできる機会が少なくなっているというのが、町民の皆さんの声です。これは、介護保険は全体の高齢者の約2割程度の利用ですから、残り8割の方たちがいらっしゃるわけですけれど、もちろんお元気で社会生活を営んでいらっしゃる方もいるのですが、そうでない方もいます。そういった埋もれたといいますか、引きこもりがちですから、当然表には出てこないわけですから、そういったところで事故が起きているわけですうよね。それで、今回の、先ほどお話しした事例は、実は一人暮らしではなかったのですよね。ご夫婦で、二人とも80を超えたご夫婦だったのですけれども、たまたまその奥さんの方が入院されていたと。その間に旦那さんが亡くなってしまったということでありますから、これも一人暮らしだけの限定の中ではこぼれてしまう対象であったなというふうに思うのです。ですから、そういった状況も踏まえて、制度の見直しも含めながら、こういった事故の起こらないような対応が必要だというふうに思いますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

巡回相談の関係については、担当の方から話をさせたいと思いますけれども、孤独死にかかわっては、同じことだと思います。ただ、今もお話ありましたように、この方については、緊急通報システム、実はこれもつけていらした。持っていらした。それで、何回かその前にはそういう通報があって、こちらからもでかけて対応していたと。ですから、最後のお亡くなりになった事例は別にしても、そのときにはもうその通報装置を押すといいますか、システムを使うだけの力ない中で、亡くなったというような見方を、今されているようでありまして、奥さんが入院というようなこともあったのでしょうけども、そういった意味では、そう、もちろん多くあっては困りますけれども、稀なことだったのかなというふうには、実は思ってもいるところであります。それから、保健師なんかの巡回もそうですけれども、中には、一人暮らしの高齢者、来ないでくれという方も実はいる。今、先ほどお話ししました老人クラブでせっかく友愛活動なんかいるのですけども、うちは来ないでくれ、ほっといてくれ。こうなりますと、民生委員の活動もそうなのですけども、なかなかせっかくどうかというふうに思いつつも、入り口で来ないでくれと言われると、そういったこともあって、申請していくところは、それは先ほど言われましたように、これはきっと温かく迎えてくれるのでしょうけど、そうでない人を掘り起こして、そして行くとなったときに、そういう問題も現実はまだあるというようなことを言われているわけでして、制度の見直し、あるいは保健師の活用というようなことも十分これは考えていかなければならないというふうに思いますけども、現実そういったこともあるというようなことも、一つ認識もしていかなければならないというふうに思っております。

答弁 民生部長 新屋敷清志(民生部長は2009年9月まで)

お元気ですか訪問につきましては、介護保険を補完する事業の一環として実施しておりまして、介護保険を補完する事業につきましては、すべて申請によりまして、それを受け付けて実施しているような状況。お元気ですか訪問については、2週間に一度ということで申請を受け付けた人に対して、行っているわけなのですけども、それぞれ申請を受け付けますと、保健士がそのような状態なのかどうかを確認しまして、対象者の認定をしております。ほかに、いきいきエンジョイ教室だとか、ほかにも介護保険事業、それぞれ申請によって行っているのですけれども、そのほかに、それの方法的な周知方法につきましては、広報を通じていっているほか、あるいは、老人クラブの中にもお知らせしたり、又は民生委員活動の中でもお話をさせていただいたりしまして、それぞれ申請を頂いている状況であります。それと、あと、本年度4月から介護予防事業というのが始まりまして、町の方が介護予防のするために、保健師が中心になって、特定高齢者というのを把握しながら、そこの方を訪問しながら見つけていく方法だとか、あるいは、在宅介護支援センターというのを、札内寮とそれから社協の方に委託しておりまして、そちらの方も節目の状態、80歳のときと、それから75歳のときに把握する形で行っておりますが、そのような方法で高齢者の方の把握をしているところでございます。

再質問 9番 中橋友子

今の申請の方法ということであれば、先ほどのような事例を掘り起こして手立てをとるということは無理ですね。本人からの申し出はもちろんないわけですから。都会的な現象ということもあって、帯広の状況などを聞いてみましたら、以前、うちの町がやっていたヤクルトを持っての訪問はまだ続いているのですね。毎日ではなくて1日おきと言っていましたけれども、そんな形で続けてきて、忠類もこれまでやっていられたのですね。だから、別な手立てとして、こういう事業の中では救い切れないという状況があるのであれば、それ以外の手法も考えて、手立てをとっていかなかったら防げませんね。どうでしょうか。

答弁 町長 岡田和夫(町長は2015年3月まで)

今お話ありましたヤクルトの一声運動ということで、実は古い話で、ずっと継続してきたのですけども、これは今言うような新しい制度が出てきたのは、どのぐらい前なのでしょうか。いつの間にかそれが変わってしまったという経緯はあるわけですけども、これらについても、あくまでもやはり希望者ということでありまして、ですから、おっしゃるように、ヤクルトの声掛け運動あるいはほかの運動、あるいは、先ほどお話ありました、このあとに出てくるかもしれませんけども、協働のまちづくりによる地域の協力、そういった中で、声掛け運動をしていくことがやっぱり大事なのではないのかなというふうには思っております。

再質問 9番 中橋友子

いろんな手法を網羅していただいて、地域の協働まちづくり運動のような形で広げているのが本別町の事例があるというふうに聞いております。いずれにしても、いろんな町のそういった状況を掌握をしていただいて、政策に生かしていただくということが大事だと思いまして、そのことを申し上げて終わらせていただきたいと思います。

出典:幕別町議会 平成18年第4回定例会 2006年12月13日 議事録 PDF(82ページ) 間違いを知らせる